JPH01113282A - 感熱記録材料 - Google Patents

感熱記録材料

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JPH01113282A
JPH01113282A JP62272545A JP27254587A JPH01113282A JP H01113282 A JPH01113282 A JP H01113282A JP 62272545 A JP62272545 A JP 62272545A JP 27254587 A JP27254587 A JP 27254587A JP H01113282 A JPH01113282 A JP H01113282A
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    • B41M5/40Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は感熱記録材料に関し、更に詳しくは、支持体と
感熱発色層との間にアンダーコート層を設けることによ
り諸特性を改善した感熱記録材料に関する。
〔従来技術〕
最近、情報の多様化並びに増大、省資源、無公害化等の
社会の要請に伴って情報記録分野においても種々の記録
材料が研究・開発され実用に供されているが、中でも感
熱記録材料は、(1)単に加熱するだけで発色画像が記
録され煩雑な現像工程が不要であること、(2)比較的
簡単でコンパクトな装置を用いて製造できること、更に
得られた記録材料の取扱いが容易で維持費が安価である
こと、(3)支持体として紙が用いられる場合が多く、
この際には支持体コストが安価であるのみでなく、得ら
れた記録材料の感触も普通紙に近いこと等の利点故に、
コンピューターのアウトプット、電卓等のプリンター分
野、医療計測用のレコーダー分野、低並びに高速ファク
シミリ分野、自動券売機分野、感熱複写分野、POSシ
ステムのラベル分野等において広く用いられている。
上記感熱記録材料は、通常5紙1合成紙又は合成樹脂フ
ィルム等の支持体上に、加熱によって発色反応を起し得
る発色成分含有の感熱発色層液を塗布・乾燥することに
より製造されており、このようにして得られた感熱記録
材料は熱ペン又は熱ヘッドで加熱することにより発色画
像が記録される。このような感熱記録材料の従来例とし
ては、例えば特公昭43−4160号公報又は特公昭4
5−14039号公報開示の感熱記録材料が挙げられる
が、このような従来の感熱記録材料は1例えば熱応答性
が低く、高速記録の際十分な発色濃度が得られなかった
。そして、かかる欠点を改善する方法として、例えば特
開昭49−38424号公報にはアセトアミド、ステア
ロアミド、m−ニトロアニリン。
フタル酸ジニトリル等の含窒素化合物を、特開昭52−
106746号公報にはアセト酢酸アニリドを、特開昭
53−11036号公報にはN、N−ジフェニルアミン
誘導体、ベンズアミド誘導体、カルバゾール誘導体を、
特開昭53−39139号公報には、アルキル化ビフェ
ニル、ビフェニルアルカンを、特開昭56−14419
3号公報にはp−ヒドロキシ安息香酸エステル誘導体を
、それぞれ含有させることによって高速化、高感度化を
はかる方法が開示されているが、いずれの方法によって
も十分な満足のいく結果が得られていないのが現状であ
った。また、他の方法として、融点の高いロイコ染料を
非晶質化することにより、低融点化して、高感度化する
方法が特開昭56−164890等に開示されている。
しかしながら、非晶質化した染料は、その表面が活性化
され1反応性に富む為、感熱発色塗液或いは感熱記録材
料の液カブリ或いは地肌カブリが大きく。
白色性に劣るという問題がある。
地肌カブリをおさえて動的発色感度を高めるために、支
持体の熱伝導率を0.04Kca Q /mh’c以下
にする(特開昭55−164192号公報)とか、支持
体上に微小中空球粒子を主成分とする層を設ける(特開
昭59−5093号及び同59−225987号公報)
等ということが提案されているが、これらは発泡性が不
充分で壁材に柔軟性がなかったり、断熱性が不充分であ
ったりあるいはサーマルヘッドと感熱記録材料との密着
性が不充分であったりなどする場合があり、十分満足の
いく結果が得られているとは言い切れないし、また熱可
塑性樹脂からなる5μm以下の非発泡性微小中空粒子を
中間層に用いる方法(特開昭62−5886号公報)も
提案されているが、単にこのような中空粒子を用いた場
合は十分満足する結果は得られない。
〔目  的〕
本発明の目的は、高感度の感熱記録材料を提供。
することにある。
〔構  成〕
本発明によれば、支持体上にプラスチック球状中空粒子
を含有するアンダーコート層とロイコ染料及び該ロイコ
染料を熱時発色せしめる顕色剤を主成分とする感熱発色
店とを順次積層してなる感熱記録材料において、該プラ
スチック球状中空粒子がガラス転移温度40〜90℃の
プラスチックからなりしかもその平均粒径が0.20〜
1.5μ■で且つその中空度が40〜90%であること
を特徴とする感熱記録材料が提供される。
本発明の微小中空粒子を含有するアンダーコート層は断
熱層として作用し、サーマルヘッド等からの熱エネルギ
ーの効率的活用による発色感度の向上をもたらす。
本発明において用いられるプラスチック球状中空粒子は
、熱可塑性高分子を殻とし、内部に空気その他の気体を
含有するもので、既に発泡状態となっている微小中空粒
子であり、ガラス転移温度が40〜90℃の熱可塑性高
分子を殻としたものである。このガラス転移温度が40
℃より低いものは、感熱記録材料の製造時の乾燥工程等
で加熱されたときに可塑化され1球状中空粒子として存
在し得なくなるため感度向上効果が低下する。逆にガラ
ス転移温度が90℃より高いものは、弾力性に欠けるた
め、サーマルヘッドとのタッチ性が低下し感度向上効果
が低下すると同時に、塗布乾燥後のスーパーキャレンダ
ー工程において地肌発色の原因ともなる。
また、プラスチック球状中空粒子の平均粒子径は0.2
0〜1.5μ朧のものが用いられるが、この平均粒子径
(粒子外径)が0.2μIより小さいものは、任意の中
空度にするのが難しい等の生産上の問題があってコスト
の面で短があり、逆に1.5μmより大きいものは、塗
布乾燥後の表面の平滑性が低下するため、サーマルヘッ
ドとのタッチ性が低下し感度向上効果が低下する。従っ
て、このような粒子分布は粒子径が前記範囲にあると同
時に、バラツキの少ない分布ピークの均一なものが望ま
しい。
更に本発明において用いるプラスチック球状中空粒子は
、中空度が40−90%のものであるが、この中空度が
40%未満のものは断熱性が低いため、サーマルヘッド
からの熱エネルギーが支持体を通じて感熱記録材料の外
へ放出され、感度向上効果が不十分となる。逆に中空度
が90%を超えるものは機械的強度が低下するため、分
散工程等において機械的エネルギーにより球状中空状態
が破壊され、感度向上効果が低下しまた生産性が著しく
低下する。なお、ここで言う中空度とは中空粒子の外径
と内径の比であり、下記式で表示されるものである。
本発明で用いるこのプラスチック球状中空粒子はアクリ
ル酸エステル、アクリロニトリル等のアクリル系樹脂や
スチレン等のスチレン系樹脂あるいはそれらの共重合体
樹脂等から容易に且つ安価に製造することができる。
支持体上に前記アンダーコート層を設けるには、前記の
プラスチック球状中空粒子を公知の水溶性高分子、水性
高分子エマルジョンなどのバインダーとともに水に分散
し、これを支持体表面に塗布し、乾燥することによって
得られる。この場合、プラスチック球状中空粒子の塗布
量は支持体1−当り少くとも1g、好ましくは2〜15
g程度であり、またバインダー樹脂の塗布量はアンダー
コート層を支持体に強く結合させるような量でよく、通
常は該プラスチック球状中空粒子とバインダー+M I
fMとの合計量に対して2〜50重ffi%である。
本発明において、前記アンダーコートJetを形成する
際に使用されるバインダーとしては、従来公知の水溶性
高分子及び(又は)水性高分子エマルジョンから適宜選
択される。その具体例としては、水溶性高分子として例
えば、ポリビニルアルコール、殿粉及びその誘導体、メ
トキシセルロース。
ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ース、メチルセルロース、エチルセルロース等のセルロ
ース誘導体、ポリアクリル酸ソーダ。
ポリビニルピロリドン、アクリルアミド/アクリル酸エ
ステル共重合体、アクリルアミド/アクリル層エステル
/メタクリル酸三元共重合体、スチレン/無水マレイン
酸共重合体アルカリ塩、イソブチレン/無水マレイン酸
共重合体アルカリ塩、ポリアクリルアミド、アルギン酸
ソーダ、ゼラチン、カゼイン等が挙げられる。また水性
高分子エマルジョンとしては、スチレン/ブタジェン共
重合体、スチレン/ブタジェン/アクリル系共重合体等
のラテックスや酢酸ビニル樹脂、酢酸ビニル/アクリル
酸共重合体、スチレン/アクリル酸エステル共重合体、
アクリル酸エステル樹脂、ポリウレタン樹脂等のエマル
ジョン等が挙げられる。
なお本発明のアンダーコート層においては前記プラスチ
ック球状中空粒子及びバインダーとともに、必要に応じ
て、更にこの種の感熱記録材料に慣用される補助添加成
分、例えば、フィラー、熱可融性物質、界面活性剤等を
併用することができる。この場合、フィラー及び熱可融
性物質の具体例としては、後記において感熱発色層成分
との関連で示された各種のものが挙げられる。
前記のようにして支持体上に形成されたアンダーコート
層の表面はかなりの凹凸が生じているため、アンダーコ
ート層形成後キャレンダー処理により平面を平滑にする
ことが好ましい。
本発明において用いるロイコ染料は単独又は2種以上混
合して適用されるが、このようなロイコ染料としては、
この種の感熱材料に適用されているものが任意に適用さ
れ、例えば、トリフェニルメタン系、フルオラン系、フ
ェノチアジン系、オーラミン系、スピロビラレ貴、ノン
ドリノフタリド系等の染料のロイコ化合物が好ましく用
いられる。このようなロイコ染料の具体例としては、例
えば、以下に示すようなものが挙げられる。
3.3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−フタリ
ド、 3.3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−シ
メチルアミノフタリド(別名クリスタルバイオレットラ
クトン)、 3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
エチルアミノフェニル、 3.3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ク
ロルフタリド、 3.3−ビス(P−ジブチルアミノフェニル)フタリド
、 3−シクロヘキシルアミノ−6−クロルフルオラン、 3−ジメチルアミノ−5,7−シメチルフルオラン、3
−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−7−メチルフルオラン、3−ジエチルアミノ
−7,8−ベンズフルオラン、3−ジエチルアミノ−6
−メチル−7−クロルフルオラン、 3−(N−p−hリルーN−エチルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、 3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン
、 2− (N−(3’ −トリフルオルメチルフェニル)
アミノ)−6−ジニチルアミノフルオラン、2− (3
,6−ビス(ジエチルアミノ)−9−(o−クロルアニ
リノ)キサンチル安息香酸ラクタム)、3−ジエチルア
ミノ−6−メチル−7−(m−トリクロロメチルアニリ
ノ)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−7−(o−クロルアニリノ)フル
オラン。
3−ジブチルアミノ−7−(o−クロルアニリノ)フル
オラン。
3−N−メチル−N−アミルアミノ−6−メチル−7−
アニリノフルオラン、 3−N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン。
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン。
3−(N、N−ジエチルアミノ)−5−メチル−7−(
N、N−ジベンジルアミノ)フルオラン、ベンゾイルロ
イコメチレンブルー、 6′−クロロ−8′−メトキシ−ベンゾインドリノ−ピ
リロスピラン、 6′−ブロモ−3′−メトキシ−ベンゾインドリノ−ピ
リロスビラン、 3−(2’−ヒドロキシ−4′−ジメチルアミノフェニ
ル)−3−(2’ −メトキシ−5′−クロルフェニル
)フタリド、 3−(2’−ヒドロキシ−4′−ジメチルアミノフェニ
ル)−3−(2’ −メトキシ−5′−二トロフェニル
)フタリド、 3−(2’ −ヒドロキシ−4′−ジエチルアミノフェ
ニル)−3−(2’ −メトキシ−5′−メチルフェニ
ル)フタリド、 3−(2’ −メトキシ−4′−ジメチルアミノフェニ
ル)−3−(2’ −ヒドロキシ−4′−クロル−5′
−メチルフェニル)フタリド、 3−(N−エチル−N−テトラヒドロフルフリル)アミ
ノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−N−エ
チル−N−(2−エトキシプロピル)アミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、3−(N−メチル−N−
イソプロピル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフル
オラン 3−モルホリノ−7−(N−プロピル−トリフルオロメ
チルアニリノ)フルオラン、 3−ピロリジノ−7−トリフルオロメチルアニリノフル
オラン、 3−ジエチルアミノ−5−クロロ−7−(N−ベンジル
−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、3−ピロ
リジノ−7−(ジ−p−クロルフェニル)メチルアミノ
フルオラン、 3−ジエチルアミノ−5−クロル−7−(α−フェニル
エチルアミノ)フルオラン、 3−(N−エチル−p−トルイジノ)−7−(α−フェ
ニルエチルアミノ)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−7−(o−メトキシカルボニルフ
ェニルアミノ)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−5−メチル−7−(α−フェニル
エチルアミノ)フルオラン。
3−ジエチルアミノ−7−ピペリジノフルオラン、2−
クロロ−3−(N−メチルトルイジノ)−7−(p−n
−ブチルアニリノ)フルオラン、 3−ジブチルアミノー6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、 3,6−ビス(ジメチルアミノ)フルオレンスピロ(9
゜3’ )−6’−ジメチルアミノフタリド。
3−(N−ベンジル−N−シクロヘキシルアミノ)−5
,6−ペンゾー7−α−ナフチルアミノ−4′−ブロモ
フルオラン、 3−ジエチルアミノ−6−クロル−7−アニリノフルオ
ラン、 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−メシチジノー4
’、5’−ベンゾフルオラン。
3−N−メチル−N−イソプロピル−6−メチル−7−
アニリノフルオラン、 3−N−エチル−へ−アミル−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン、 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(2’ 、4’
 −ジメチルアニリノ)フルオラン等。
また本発明で用いる顕色剤としては、前記ロイコ染料を
接触特発色させる電子受容性の種々の化合物、又は酸化
剤等が適用される。このようなものは従来公知であり、
その具体例としては以下に示すようなものが挙げられる
4.4′ −イソプロピリデンビスフェノール、4.4
′ −イソプロピリデンビス(0−メチルフェノール)
、 4.4′−セカンダリ−ブチリデンビスフェノール 4.4′ −イソプロピリデンビス(2−ターシャリ−
ブチルフェノール)。
4.4′ −シクロへキシリデンジフェノール。
4.4′−イソプロピリデンビス(2−クロロフェノー
ル)。
2.2′ −メチレンビス(4−メチル−6−ターシャ
リ−ブチルフェノール)。
2.2′−メチレンビス(4−エチル−6−ターシャリ
−ブチルフェノール)、 4.4′ −ブチリデンビス(6−ターシャリ−ブチル
−2−メチル)フェノール、 1.1.3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5
−ターシャリ−ブチルフェニル)ブタン、1.1.3−
トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−シクロヘキ
シルフェニル)ブタン、 4.4′−チオビス(6−ターシャリ−ブチル−2−メ
チル)フェノール、 4.4′ −ジフェノールスルホン、 4−イソプロポキシ−4′−ヒドロキシジフェニルスル
ホン、 4−ベンジロキシ−4′−ヒドロキシジフェニルスルホ
ン、 4.4′ −ジフェノールスルホキシド、P−ヒドロキ
シ安息香酸イソプロピル、P−ヒドロキシ安息香酸ベン
ジル、 プロトカテキュ酸ベンジル、 没食子酸ステアリル、 没食子酸ラウリル、 没食子酸オクチル、 1.7−ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)−3,5
−ジオキサへブタン。
1.5−ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)−3−オ
キサペンタン、 1.3−ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)−プロパ
ン、 1.3−ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)−2−ヒ
ドロキシプロパン、 N、N’ −ジフェニルチオ尿素、 N、N’ −ジ(m−クロロフェニル)チオ尿素、サリ
チルアニリド。
5−クロロ−サリチルアニリド、 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸、 2−ヒドロキシ−1−ナフトエ酸、 1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、 ヒドロキシナフトエ酸の亜鉛、アルミニウム、カルシウ
ム等の金属塩、 ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸メチルエステル
、 ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸ベンジルエステ
ル、 1.3−ビス(4−ヒドロキシクミル)ベンゼン、1.
4−ビス(4−ヒドロキシクミル)ベンゼン。
2.4′−ジフェノールスルホン、 2.2′−ジアリル−4,41−ジフェノールスルホン
、3.4−ジヒドロキシフェニル−4′−メチルフェニ
ルスルホン。
α、α−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−α−メチル
 トルエン。
チオシアン酸亜鉛のアンチピリン錯体、テトラブロモビ
スフェノールA。
テトラブロモビスフェノールS等。
本発明の感熱発色層においては、前記ロイコ染料及び顕
色剤をアンダーコート層上に塗布するために、慣用の種
々のバインダーを適宜使用することができるが、その具
体例としては、前記のアンダーコートM塗布において例
示されたものと同様のものが挙げられる。
また1本発明においては、前記ロイコ染料及び顕色剤と
共に、必要に応じ、更に、この種の感熱記録材料に慣用
される補助添加成分、例えば、フィラー、熱可融性物質
、界面活性剤等を併用することができる。この場合、フ
ィラーとしては、例えば、炭酸カルシウム、シリカ、酸
化亜鉛、酸化チタン、水酸化アルミニウム、水酸化亜鉛
、硫酸バリウム、クレー、タルク、表面処理されたカル
シウムやシリカ等の無機系微粉末の他、尿素−ホルマリ
ン樹脂、スチレン/メタクリル酸共重合体。
ポリスチレン樹脂等の有機系の微粉末を挙げることがで
き、また熱可融性物質としては、例えば、高級脂肪酸又
はそのエステル、アミドもしくは金属塩の他、各種ワッ
クス類、芳香族カルボン酸とアミンとの縮合物、安息香
酸フェニルエステル。
高級直鎖グリコール、3,4−エポキシ−へキサヒドロ
フタル酸ジアルキル、高級ケトン、その他の熱可融性有
機化合物等の50〜200℃の程度の融点を持つものが
挙げら九る。
なお、本発明においては、アンダーコート層と感熱発色
層の間に、必要に応じ中間層としてフィラー、バインダ
ー、熱可融性物質等を含有する層を設けることもできる
。この場合、フィラー、バインダー及び熱可融性物質の
具体例としては、前記感熱発色層又はアンダーコート層
との関連において例示されたものと同様のものが挙げら
れる。
さらに1本発明の感熱記録材料は、サーマルヘッド笠の
マツチング性向上や、記録画像保存性をより高める等の
目的によって、感熱発色層の上に保護・flを設けるこ
とも可能であるが、この場合。
保護層をIbiする成分としては前記のフィラー。
バインダー、界面活性剤、熱可融性物質を用いることも
できる。
本発明の感熱記録材料は、例えば、前記した各層形成用
塗液を、紙1合成紙、プラスチックフィルムなどの適当
な支持体上に塗布し、乾燥することによって製造され、
各種の感熱記録分野に応用される。
〔効  果〕
本発明の感熱記録材料は、支持体上にプラスチック球状
中空粒子を含有するアンダーコート層及びロイコ染料と
該ロイコ染料を熱時発色せしめる顕色剤とを主成分とす
る感熱発色層を順次積層した構成としたことから、発色
感度に優れたものである。
〔実施例〕
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。尚、
以下に示す部及び2はいずれも重量基準である。
実施例 CA液〕 ポリビニルアルコール1o%水溶液     20部水
                        6
0部〔B液〕 p−ヒドロキシ安息香酸ベンジル     10部ポリ
ビニルアルコール10%水溶液     25部炭酸カ
ルシウム            15部水     
                    50部上記
組成物から成る混合物をそれぞれ平均粒径が2μ謹以下
となるようサンドミルを用いて分散して〔A液〕及びC
B液〕を調整した。
〔C液〕
プラスチック球状中空粒子分散体 (固形分濃度47%)40部 (ガラス転移温度60℃、) (平均粒子径0.4μm、 ) (中空度75%) ポリビニルアルコール10%水溶液     10部水
                         
50部上記配合からなる混合物をデイスパーにて撹拌分
散してアンダーコート液をり!!l、これを市販の上質
紙(坪景52g/ rrr )の表面に、乾燥後重量が
6g/rr!となるよう塗布乾燥してアンダーコート紙
を得た。
次にVq記cA液〕及び〔8液〕を重量比で1:8にな
るように混合撹拌して感熱発色層形成液を調製し、これ
を前記のアンダーコート紙の表面に乾燥後重量が7g/
 mとなるよう塗布乾燥して感熱発色層を設けた後、更
にベック平滑度が500〜600秒になるようスーパー
キャレンダー処理して、本発明の感熱記録材料を得た。
比較例1 英′3倒において、プラスチック球状中空粒子の代りに
プラスチック球状非中空粒子〔三片東圧(株)ifis
PMM−H5、固形分濃度40%)を用いた以外は、実
施例と同様にして比較用の感熱記録材料を得た。
比較例2 実施例において、プラスチック球状中空粒子として平均
粒径3μ鳳、ガラス転移温度110℃であるプラスチッ
ク球状中空粒子を用いた以外は、実施例と同様にして比
較用の感熱記録材料を得た。
以上のようにして得た各感熱記録材料について、(株)
リコー製感熱ファクシミリ−・リファックス120にて
印字し、画像濃度をマクベス濃度計で測定した。その結
果を表−1に示す。
表−1 表−1から本発明の感熱記録材料が高感度であることが
確認された。
特許出願人 株式会社 リ  コ  一手 続 有1j
  正 書(自発) 昭和63年 72月 27日 1、事件の表示 昭和62年特許願第2725/15号 2、発明の名称 感熱記録材料 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  東京都大田区中馬込1丁目3番6号名 称 
 (674)   株式会社 リ コ −代表者 浜 
1) 広 4、代理人〒151 住 所  東京都渋谷区代々木1丁[158番10号5
、補正命令の日付  自 発 6、補正により増加する発明の数  07、補正の対象
  明細書の「発明の詳細な説明」の[−7!I 8、補正の内容 本願明細書中において以下のとおり補正を行ないます。
(1)第7頁下から第4行の [ 訂正します。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上にプラスチック球状中空粒子を含有する
    アンダーコート層とロイコ染料及び該ロイコ染料を熱時
    発色せしめる顕色剤を主成分とする感熱発色層とを順次
    積層してなる感熱記録材料において、該プラスチック球
    状中空粒子がガラス転移温度40〜90℃のプラスチッ
    クからなりしかもその平均粒径が0.20〜1.5μm
    で且つその中空度が40〜90%であることを特徴とす
    る感熱記録材料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03147888A (ja) * 1989-11-01 1991-06-24 Rohm & Haas Co 感熱記録体
JP2002274041A (ja) * 2001-03-21 2002-09-25 Ricoh Co Ltd 感熱記録材料の製造方法
EP1452560A1 (en) 2003-02-25 2004-09-01 Dainippon Ink And Chemicals, Inc. Aqueous resin composition, thermosensitive recording medium using the same, and method of manufacturing thermosensitive recording medium
US7148181B2 (en) 2003-02-25 2006-12-12 Dainippon Ink And Chemicals, Inc. Thermosensitive recording medium

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