JPH01113087A - ボタンホール縫ミシン - Google Patents

ボタンホール縫ミシン

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JPH01113087A
JPH01113087A JP27205187A JP27205187A JPH01113087A JP H01113087 A JPH01113087 A JP H01113087A JP 27205187 A JP27205187 A JP 27205187A JP 27205187 A JP27205187 A JP 27205187A JP H01113087 A JPH01113087 A JP H01113087A
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JP
Japan
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needle
needle position
buttonhole
buttonhole sewing
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JP27205187A
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Mitsuyoshi Takauchi
光義 高内
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Happy Industrial Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はミシン、特にボタンホール縫模様の大きさが手
動、′!Il′gIによって変化できるように構成され
ているボタンホール縫ミシンに関する。
(従来の技術) 複数のボタンホール縫模様を1例えばリード・オンリー
・メモリに記憶させておき、前記の記憶させておいた複
数のボタンホール縫模様の内から選択されたボタンホー
ル縫模様を所定の大きさのものとし5て自動的に形成で
きるようにしたボタンホール縫ミシンでは、多くの種類
のボタンの寸法に合わせてボタンホール縫模様を形成で
きるように、従来から複数のボタンホール縫模様の縦横
の寸法を手動で調節できるようにした調整装置を備えて
構成されているのが普通である。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、従来の最も一般的な構成のボタンホール縫ミ
シンにおいては、それに備えられている調整装置によっ
てボタンホール縫模様の縦横の寸法を手動で調節した際
に、ボタンホール縫模様の巾方向の寸法が調整されると
きに、巾方向における外側端部の位置と巾方向における
内側端部の位置との双方が変化するような態様でボタン
ホール縫模様が形成されるようになされている。
そのために、ボタンホール縫模様の巾方向の寸法を小さ
くするような態様で調整した場合には、右ラインタック
の左端と左ラインタックの右端との間のボタンホール部
の巾寸法が小さくなって、ボタンホールの形成が困難に
なり、ボタンホールの形成時の切込み作業に際して縫糸
が切断されるなどの問題が生じることがあり、また、ボ
タンホール縫模様の巾方向の寸法を大きくするような態
様で調整した場合には、右ラインタックの左端と左ライ
ンタックの右端との間のボタンホール部の巾寸法が大き
くなって、ボタンの係止状態が緩くなる他、その部分に
ほつれが多く発生して製品の晶質を低下させるなどの問
題が生じる。
前記の問題点を解決する手段として、従来、例えば特公
昭62−14317号公報によって開示されているよう
なボタンホール縫ミシンが提案された。そして、前記し
た既提案のような構成のボタンホール縫ミシンによれば
上述のような問題点は良好に解決できるが、コストの低
減化の達成のために、より一層構成の簡単なボタンホー
ル縫ミシンの出現が望まれた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上下方向での往復運動と横方向での揺動運動と
を行う針と、前記した針の上下方向での往復運動と同期
して加工布に送り運動を付与する布送り装置とを含む縫
目形成機構と、前記した布送り装置による送り運動の方
向と平行で、かつ、所定の距離だけ離れた二列のジグザ
グ縫目を含んで構成されるボタンホールの形成のために
、前記した二列のジグザグ縫目の外側端部における針の
揺動位置を決定する第1の針位置情報と前記した二列の
ジグザグ縫目の内側端部における針の揺動位置を決定す
、−る第2の針位置情報とを前記した針の上下方向での
往復運動に同期して交互に発生させうる針位置情報発生
装置と、前記の針位置情報発生装置からの針位置情報に
従った揺動位置に前記した針の位置決めを行うことので
きる駆動装置とを有するボタンホール縫ミシンにおいて
、前記した針位置情報発生装置で発生された針位置情報
を調整するための手動操作の可能な操作体と前記の操作
体の操作によって設定されるWR整パラメータを記憶す
るレジスタと演算装置とを含んで構成されており、前記
の操作体の操作によって設定される調整パラメータと前
記した針位置情報発生装置で発生された針位置情報とを
乗算した後に定数で除算して得られる剰余に対し、ボタ
ンホール縫模様の外側端間の針位置情報の変化によって
も。
そのときのボタンホール縫模様の内側端間の針位置情報
が変化しないように、前記の剰余の数値の属する範囲と
対応して予め設定されていた切捨、切上げの条件に従う
切捨てまたは切上げの演算を演算装置で行って針位置情
報の調整を行いうるように構成された針位置情報の調整
装置を備えさせてなるボタンホール縫ミシンを提供する
ものである。
(作用) 針位置情報発生装置で発生された針位置情報を調整する
ための手動操作の可能な操作体の操作によって設定され
る調整パラメータと前記した針位性情報発生装置で発生
された針位置情報とを乗算した後に定数で除算して得ら
れる剰余に対し、ボタンホール縫模様の外側端間の針位
置情報の変化によっても、そのときのボタンホール縫模
様の内側端間の針位置情報が変化しないように、前記の
剰余の数値の属する範囲と対応して予め設定されていた
切捨、切上げの条件に従う切捨てまたは切上げの演算を
行って調整装置による針位置情報の調整が行われるので
、調整装置によってボタンホール縫模様の縦横の寸法を
手動で調節した際でもボタンホール部の巾は一定に保た
れる。
(実施例) 以下、添付図面を参照しながら本発明のボタンホール縫
ミシンの具体的な内容を詳細に説明する。
第1図は本発明のボタンホール縫ミシンの斜視図、第2
図はボタンホール縫模様の一例の平面図、第3図は制御
回路のブロック図、第4図乃至第7図は動作の説明用の
フローチャートである。
第1図において1はベツド、2はアーム、3は針、4は
針穴、5は模様選択チャート、6は模様選択スイッチ、
7は模様選択表示装置、SFI、SF2は送り調整スイ
ッチであって、前記の送り調整スイッチSFIは送り量
を増大させる場合に使用される送り調整スイッチ、送り
調整スイッチSF2は送り量を減少させる場合に使用さ
れる送り調整スイッチスイッチであり、また、8は送り
表示装置である。
SBI、SB2は振幅調整スイッチであって、振幅調整
スイッチSBIは振幅を増大させる場合に使用される振
幅調整スイッチ、振幅調整スイッチSB2は振幅を縮少
させる場合に使用される振幅調整スイッチであり、9は
振幅表示装置である。
第1図示の実施例において、模様選択チャート5はアー
ム2に蝶番(図示されていない)によって開閉自在な上
蓋板10の裏側に表示されているものとして示されてい
る。また、第1図示の実施例において模様選択スイッチ
6としてはテンキーが使用されていて、前記した模様選
択チャート5におけるO〜9の番号を付した各縫模様の
番号と対応する数字のキーを操作することによって、模
様の選択の情報が制御回路(第3図)に与えられるよう
になされる。
針3はジグザグミシンにおいて周知の機構によって上下
方向での往復運動と横方向での揺a運動とを行うように
なされており、また、縫製作業に際して加工布は前記し
た針3の上下方向での往復運動と同期して周知構成の布
送り装置によって送られる。
縫製作業に際して作業者が、模様選択チャート5中にO
〜9の番号を付して表示されている複数の縫模様の内か
ら特定な縫模様を選択し、その選択された縫模様と対応
する番号の模様選択スイッチのテンキーを操作すると、
模様選択表示袋ぼ7には選択された縫模様の番号の数字
が表示され。
作業者は加工布に対してジグザグミシンにより前記の選
択された縫模様による81製作業を行うことができる。
その際における加工布の送り量や針の揺動振幅などの調
節は、既述した送り調整スイッチS Fl、S F2、
振幅調整スイッチSBI、SB2の操作によってそれぞ
れ所定のように調節できることは勿論であり、前記の送
り量の表示は送り表示装置8によって行われ、また、振
幅の表示は振幅表示袋[9によって行われる。
第3図は制御回路のブロック図であって、この第3図に
おいてROMはリード・オンリー・メモリ、RAMはラ
ンダム・アクセス・メモリ、CPUは中央演算処理装置
、Iloは人出カ装置、6は模様選択スイッチ(テンキ
ー)、SBI、SB2は振幅調整スイッチ、SFI、S
F2は送りvRIGMスイッチ、7は模様選択表示装置
、8は送り表示装置、9は振幅表示装置、11はタイミ
ング検出器、12゜13はパルスモータ駆動回路、14
は送りパルスモー1.15は針揺動パルスモータ、16
〜18はデコーダである。
前記したリード・オンリー・メモリROMには第4図乃
至第7図のフローチャートに示されているような制御プ
ログラム及び後述されている第1表。
第2表に示されている模様選択データや針の位置決めデ
ータ(針位置情報)などが記憶されている。
タイミング検出器11はリード・オンリー・メモリRO
Mに記憶されている針位置情報をミシンの上軸の1回転
毎に出力させるためのタイミング信号を発生してそれを
入出力装置I10のポートPOに供給する。また前記し
た入出力装置I10における入力ポートP1には、前記
した模様選択チャート5におけるO〜9の番号を付した
各縫模様の番号と対応する数字のキーからの入力情報、
すなわち、模様選択スイッチ6における操作されたキー
の入力情報が供給される。
前記した模様選択スイッチ6において操作されたキーの
入力情報に応じて入出力装ff1I10の出力ポートP
5に出力された情報がデコーダ16でデコードされて模
様選択表示装置7に供給されることにより、模様選択表
示装置7の表示器には模様選択スイッチ6において操作
されたキーの数字が表示される。
また送り量を増大させる場合に使用される送り調整スイ
ッチSFI と、送り量を減少させる場合に使用される
送り調整スイッチSF2とが操作された場合には、既述
のように送り量がそれぞれ所定の複数段階で増加の方向
または減少の方向で変化される(以下の説明においては
前記した送り量の調整の段階数は、それぞれO〜6であ
るとされている)、。
そして、送り調整スイッチSFI、SF2の操作で発生
した送り量情報は、入出力装置110のポートP3に供
給され、それに応じて入出力装置I10の出力ポートP
7に出力された情報がデコーダ18でデコードされて送
り表示装置8に供給されることにより、送り表示装置8
の表示器には送りl14aスイッチSFI、SF2の操
作で発生した送り量情報がO〜6の数字で表示される。
さらに、振幅を増大させる場合に使用される振幅調整ス
イッチSBI と、振幅を縮少させる場合に使用される
振幅調整スイッチSF2とが操作された場合には、既述
のように振幅がそれぞ41.所定の複数段階で増加の方
向または縮少の方向で変化される(以下の説明において
は前記した振幅の調整の段階数は、それぞれO〜6であ
るとさ朴、でいる)。
前記の振幅調整スイッチSBI、SB2の操作で発生し
た振幅情報は、入出力装置I10のポートP2に供給さ
れ、それに応じて入出力装置I10の出力ポートP6に
出力された情報がデコーダ17でデコードされて振幅表
示装置9に供給されることにより、振幅表示装置9の表
示器には送り調整スイッチSBI、SB2の操作で発生
した振幅情報がO〜6の数字で表示されることになる。
入出力装置!I10における出力ポートP40からは送
りパルスモータ14に供給する駆動パルス情報CWがパ
ルスモータ駆動回路12に与えられ、また、入出力装置
I10における出力ポートP41からは送りパルスモー
タ14に供給する駆動パルス情報CCWがパルスモータ
駆動回路12に与えられるが、パルスモータ駆動回路1
2ではCWの1パルス毎に送りパルスモータ14を右回
転させるような駆動パルスを送りパルスモータ14に供
給し、また、CaWの1パルス毎に送りパルスモータ1
4を左回転させるような駆動パルスを送りパルスモータ
14に供給する。
次に、入出力装!I10における出力ポートP42から
は針揺動パルスモータ15に供給する駆動パルス情報C
Wがパルスモータ駆動回路13に与えられ、また、入出
力装!I10における出力ポートP43からは針揺動パ
ルスモータ15に供給する駆動パルス情報CCWがパル
スモータ駆動回路13に与えられるが、パルスモータ駆
動回路13ではCWの1パルス毎に針揺動パルスモータ
15を右回転させるような駆動パルスを針a動パルスモ
ータ15に供給し、さらに、CCWの1パルス毎に針揺
動パルスモータ15を左回転させるような駆動パルスを
針揺動パルスモータ15に供給する。
さて1本発明のボタンホール縫ミシンは、上下方向での
往復運動と横方向での揺動運動とを行う針3と、前記し
た針3の上下方向での往復運動と同期して加工布に送り
運動を付与する布送り装置とを含む縫目形成機構と、前
記した布送り装置による送り運動の方向と平行で、かつ
、所定の距離だけ離れた二列のジグザグ縫目を含んで構
成されるボタンホール(上下のバータックと左右のライ
ンタックとに囲まれて形成されるボタンホール)の形成
のために、前記した二列のジグザグ縫目の外側端部にお
ける針の揺動位置(第2図におけるIN、2N、3N、
4N、5N・・・7N、8N、9N、ION、12N等
の位置)を決定する第1の針位置情報と前記した二列の
ジグザグ縫目の内側端部における針の揺動位置(第2図
における6N。
11N等の位置)を決定する第2の針位置情報とを前記
した針の上下方向での往復運動に同期して交互に発生さ
せうる針位置情報発生装置(リード・オンリー・メモリ
ROM )と、前記の針位置情報発生装置からの針位置
情報に従った揺動位置に前記した針の位置決めを行うこ
とのできる駆動装置とを有するボタンホール縫ミシンに
おいて、前記した針位置情報発生装置で発生された針位
置情報を調整するための手動操作の可能な操作体と前記
の操作体の操作によって設定される調整パラメータを記
憶するレジスタと演算装置とを含んで構成されており、
前記の操作体の操作によって設定される調整パラメータ
と前記した針位置情報発生装置で発生された針位置情報
とを乗算した後に定数で除算して得られる剰余に対し、
ボタンホール縫模様の外側端間の針位置情報の変化によ
っても。
そのときのボタンホール縫模様の内側端間の針位置情報
が変化しないように、前記の剰余の数値の属する範囲と
対応して予め設定されていた切捨、切上げの条件に従う
切捨てまたは切上げの演算を演算装置で行って針位置情
報の、111%を行いうるように構成された針位置情報
の調整装置を備えさせてなるものであるが1次に、本発
明のボタンホール縫ミシンの一実施例について第2図乃
至第7図と第1表乃至第3表などを参照しながら詳細に
説明する。
ボタンホール縫いは周知のように、上下方向での往復運
動と横方向での揺動運動とを行う針3と、前記した針3
の上下方向での往復運動と同期して加工布に送り運動を
付与する布送り装置とを含む縫目形成機構により、ある
方向において互に対向している2つのバータックと、前
記したバータックとは異なる方向において互に対向して
いる2つのラインタックとによって囲まれている状態の
ものとしてボタンホール部を形成させるような縫い方を
行うものであり、−例を挙げて具体的に説明すると、ま
ず、模様選択チャート5における番号7の模様を模様選
択スイッチ6として使用されているテンキーのキー7を
押して選択し、また送り調整スイッチS Fl、S F
2の操作と、振幅調整スイッチSBI、SB2の操作と
によって布の送り量と振幅とをそれぞれ所定のように設
定して、一対のバータックの内の一方のバータックを縫
い、次に、例えば、模様選択チャート5における番号8
の模様を模様選択スイッチ6として使用されているテン
キーのキー8を押して選択して一対のラインタックの一
方のラインタックを縫い5次いで例えば、模様選択チャ
ート5における番号7の模様を模様選択スイッチ6とし
て使用されているテンキーのキー7を押して選択して一
対のバータックの内の他方のバータックを縫い、次に例
えば模様選択チャート5における番号9の模様を模様選
択スイッチ6として使用されているテンキーのキー9を
押して選択して一対のラインタックの一方のラインタッ
クを縫う、というような縫い方をするのである。
第2図は針位置座標を示している図であるが。
パルスモータは1ステツプの回転によって針位置座標を
1だけ変化させるものであるから、針位置座標のとりう
る値は第2図に示されているように整数だけである。そ
して、以下の説明においては針振幅の最大の座標が+1
2と−12となるように設定されているものとされてい
る。
第1表はリード・オンリー・メモリROMに記憶されて
いる模様選択データであり、また、第2表はボタンホー
ル縫いにおける針振れデータであり。
第1表に示されている模様選択データにおいては。
アドレスa+14からアドレスa+19までにボタンホ
ール縫いに関するデータの先頭アドレスが記憶されてい
るものとされており、また、第2表にはボタンホール縫
いに用いられる模様選択データにおける針振れの量を示
している。
(第1表) (第2表) さて、本発明のボタンホール縫ミシンにおいて、ボタン
ホールの大きさを1l11整装置によって予め定められ
ている複数ステップ(説明例では7ステツプ)の内のど
れかになるようにミシンの使用者が調整装置における手
動操作の可能な操作体の操作により調整パラメータβ(
ただLO≦β≦6)を設定すると、調整装置では布送り
装置による送り運動の方向と平行で、かつ、所定の距離
だけ離れた二列のジグザグ縫目を含んで構成されるボタ
ンホールの形成のために、前記した二列のジグザグ縫目
の外側端部における針の揺動位置を決定する第1の針位
置情報と前記した二列のジグザグ縫目の内側端部におけ
る針の揺動位置を決定する第2の針位置情報とを前記し
た針の上下方向での往復運動に同期して交互に発生させ
うる針位置情報発生装置として機能するリード・オンリ
ー・メモリROMからの針位置情報りと、前記した針位
置情報発生装置として機能するリード・オンリー・メモ
リROMから発生された前記の針位置情報りを調整する
ための手動操作の可能な操作体と前記の操作体の操作に
よって設定される;11!!パラメータβとを用いて、 D(β+6)/12=X+剰余Y・・・(1)前記の(
1)式に従う演算を行い、それによって得られる商Xと
剰余Yとについて、調整装置からパルスモータ駆動回路
に出力する針位置指令信号をdとしたときに、前記の(
1)式の演算によって生じる剰余YがY≧6の場合には
切上げてd=X+1の信号が出力されるように、また、
前記の(1)式の演算によって生じる剰余YがY≦6の
場合にはそれを切捨ててd=Xの出力信号が出力される
ような演算を行って、前記した演算結果として得られる
針位置指令信号dが出力されるような動作を行う。
前記の演算が例えば左ラインタックにおける右端につい
て行われた場合を考えると、この場合に針位置情報発生
装置として機能するリード・オンリー・メモリROMか
らの針位置情報りは、第2図中のデータ番号6Nと対応
して示されているDの値、すなわち、D=−1であるか
ら、このDの値を用いた(1)式による演算の結果は次
の第3表によって示されるものになる。
第3表 第3表は左ラインタックにおける右端の針位置指令信号
dに関する計算結果であるが、右ラインタックにおける
左端の針位置指令信号dに関する計算は、第2図中のデ
ータ番号11NにおけるD=1を用いて前記の(1)式
の演算が行われることになるから、このときの演算結果
として得られるdの値は、調整パラメータβの0〜6の
値に対して、すべて+1となる。
なお、右ラインタックにおける右端の針位置指令信号d
l:pAする(1)式による計算結果、及び、左ライン
タックにおける左端の針位置指令信号dに関する(1)
式による計算結果は、調整バラメ−タβの値によって変
化する。したがって、ボタンホール縫いに当って調整装
置により針の揺動振幅を変化させるように調整パラメー
タβを変化させた場合には、左ラインタックにおける右
端の針位置及び右ラインタックにおける左端の針位置は
前記の第3表に示されているように変化しないから調整
装置の調整によってもボタンホール穴の形成部における
巾寸法は変化しないが、ボタンホール縫いに当り調整装
置によって針の揺動振幅を変化させた場合における左ラ
インタックにおける左端の針位置及び右ラインタックに
おける右端の針位置は、調整装置による調整時に設定さ
れる調整パラメータβの値に応じて変化するから調整装
置は、それの本来の機能を果しうろことになる。
そして、前記した(1)式による針位置指令信号dの演
算は、−針、−針毎に行われるものであることはいうま
でもない。
次に第4図乃至第7図に示すフローチャートを参照して
、本発明のボタンホールミシンの一実施例のものの動作
について説明する。第4図乃至第7図中において、■、
■、■・・・のように丸印で囲んで示しである数字はス
テップ番号であり、明細書の記載においては■を(ステ
ップ1)、■を(ステップ2)のように表記する。
第4図において、ボタンホールミシンを始動させるべく
電源スィッチを投入すると、(ステップ1)において、
針揺動パルスモータ15(針振れパルスモータ15)と
送りパルスモータ14とにより、針3を座標軸上で初期
位置とされるOの座標の位置に移動させ、(ステップ2
)では針3の現在座標位置を記憶させるレジスタR3,
R4にOをセットする。
(ステップ3)では針の揺動振幅の調整パラメータ(針
振れの調整パラメータ)を記憶するレジスタR5と、加
工布の送り量の調整パラメータを記憶するレジスタR6
とに、調整範囲と対応するO〜6の数値の範囲内で任意
の数、例えば前記の調整範囲の中間の数値3をセットし
、(ステップ4)ではレジスタR7に第1表の模様選択
データBOの先頭アドレスa、すなわち、直線纏いの振
幅データの先頭アドレスBOをセットして、電源投入時
における動作モードが自動的に直線纏いのモードに初期
設定されるようにする。
(ステップ5)では入出力装置I10の出力ポートP5
に0を出力して、それがデコーダ16を介して模様表示
装置7に供給されることにより、模様表示装置7に数字
Oの表示、すなわち、直線縫いの模様が選択されたこと
が表示されるが、これまでに説明した(ステップ1)〜
(ステップ5)は電源の投入時における初期設定動作を
示している。
次に(ステップ6)ではテンキーが使用されている模様
選択スイッチ6の操作の状態が入出力装置I10におけ
る入力ポートP1で読込まれ、(ステップ7)で入力の
有無の判断が行われて、Noの場合には(ステップ14
)に進み、YESの場合には(ステップ8)に進む。
(ステップ8)では模様選択スイッチ6として使用され
ているテンキーにおいて押されたキーで示されている数
字をコード化データmとする1例えば、ミシンの作業者
が模様選択チャート5を見て、番号8で示されている左
ラインタックの模様8を選択して、模様選択スイッチ6
として使用されているテンキーのキー8を押した場合に
おけるコード化データmはm=8となる。
なお、模様選択チャート5における番号9で示されてい
る縫模様9は右ラインタックの模様であり、また、模様
選択チャート5における番号7で示されている縫模様7
はパータックの模様であるとされている。
(ステップ9)では前記したコード化データmを入出力
装置I10における出力ポートP5から出力し、そのコ
ード化データm(−8)がデコーダ16によってデコー
ドされて模様表示装置7にはm(8)の数字が表示され
て1選択された縫模様が模様選択チャート5において番
号m(8)で示されている縫模様(左ラインタックの模
様8)であることが示される。
(ステップ10)では前記の選択された縫模様の先頭ア
ドレスを、前記の選択された縫模様の番号mと対応する
コード化データmと第1表に示されている模様選択デー
タの先頭アドレスaとによって(m+m+a)のように
算出し、それをレジスタR7にセットする。
第1表は模様選択チャート5に番号0として示されてい
る直線縫いの模様から番号9として示されている右ライ
ンタックの模様までの総計10種類の模様に関する模様
選択データの先頭アドレスを示している表であるが、第
1表から明らかなように、各1種類毎の縫模様について
、振幅データの先頭アドレスB(BO,Bl、・・・B
9)と、送りデータの先頭アドレスF(FO,Fl、・
・・FO)との2つの先頭アドレスが必要とされている
から、模様選択チャート5に番号Oとして示されている
直線縫いの模様における振幅データの先頭アドレスBO
をaとし、また、次々のデータの先頭アドレスが順次に
1番地づつ異なるものにされるものとすれば、模様選択
チャート5に番号0として示されている直線縫いの模様
における送りデータの先頭アドレスFOはa + 1と
なり、模様選択チャート5に番号1として示されている
ジグザグ模様における振幅データの先頭アドレスB1は
a+2となり、模様選択チャート5に番号1として示さ
れているジグザグ模様における送りデータの先頭アドレ
スF1はa+3となるのであり、以下同様にして模様選
択チャート5に番号8として示されている左ラインタッ
ク模様における振幅データの先頭アドレスB8はa+1
6となり、模様選択チャート5に番号8として示されて
いる左ラインタック模様における送りデータの先頭アド
レスF8はa+17となる。
したがって、模様選択チャート5に番号Oから番号9ま
での番号を付して示されている総計10種類の縫模様に
おけるそれぞれ2種類の先頭アドレスは、模様選択スイ
ッチ6として使用されているテンキーで押されたキーで
示されている数字をコード化データmとしたときには、
前記の選択された縫模様の番号mと対応するコード化デ
ータmと第1表に示されている模様選択データの先頭ア
ドレスaとによって、(m + m + a )のよう
にして算出できるのである。
(ステップ11)では前記したレジスタR7の内容に対
応するアドレスにおけるリード・オンリー・メモリRO
Mの記憶内容をレジスタRO,R2にセットし、(ステ
ップ12)では前記したレジスタR7の内容に1を加算
し、(ステップ13)では前記したレジスタR7の内容
に対応するアドレスのリード・オンリー・メモリROM
の記憶内容をレジスタR1,R3にセットする。
また前記の(ステップ7)での入力の有無の判断がNo
の場合には、既述のように(ステップ14)に進むが、
(ステップ14)では振幅調整スイッチSBI、SB2
の操作の状態が入出力装置I10における入力ポートP
2で読込まれ、(ステップ15)で入力の有無の判断が
行われて、Noの場合には(ステップ17)に進み、Y
ESの場合には(ステップ16)に進み、(ステップ1
6)では振幅調整を行う、(ステップ16)の振幅調整
は第6図に示されているサブルーチンによって行われる
第6図示のサブルーチンにおいて(ステップ40)では
振幅調整スイッチSBI、SB2の操作の状態が入出力
装置I10における入力ポートP2で読込まれ、(ステ
ップ41)で振幅調整スイッチSBIがオンか否かの判
断が行われて、NOの場合には(ステップ45)に進み
、YESの場合には(ステップ42)に進む。
(ステップ42)ではレジスタR5の内容が6か否かを
判断し、YESならばリターンし、また、Noならば(
ステップ43)に進んで、レジスタR5の内容に1を加
算して(ステップ44)に進み、(ステップ44)でレ
ジスタR5の内容を入出力袋[Iloの出力ポートP6
に出力してリターンする。
また、前記した(ステップ41)で振幅調整スイッチS
BIがオンか否かの判断が行われて、N。
の場合には(ステップ45)に進んだ場合は、(ステッ
プ45)ではレジスタR5の内容がOか否かを判断し、
YESならばリターンし、また、N。
ならば(ステップ46)に進んで、レジスタR5の内容
から1を減算して(ステップ44)に進み、(ステップ
44)でレジスタR5の内容を入出力装置I10の出力
ポートP6に出力してリターンする。
(ステップ17)では送り調整スイッチS Fl。
SF2の操作の状態が入出力袋fiI10における入力
ポートP3で読込まれ、(ステップ18)で入力の有無
の判断が行われてYESの場合には(ステップ19)に
進み、(ステップ19)では送り調整を行う、(ステッ
プ19)の送り調整は第7図に示されているサブルーチ
ンによって行われる。
第7図示のサブルーチンにおいて(ステップ47)では
送り調整スイッチSFI、SF2の操作の状態が入出力
装置I10における入力ボートP3で読込まれ、(ステ
ップ48)で送り調整スイッチSFIがオンか否かの判
断が行われて、NOの場合には(ステップ52)に進み
、YESの場合には(ステップ49)に進む。
(ステップ49)ではレジスタR6の内容が6か否かを
判断し、YESならばリターンし、また、NOならば(
ステップ50)に進んで、レジスタR6の内容に1を加
算して(ステップ51)に進み、(ステップ51)でレ
ジスタR6の内容を入出力装置I10の出力ポートP7
に出力してリターンする。
また、前記した(ステップ48)で送り調整スイッチS
FIがオンか否かの判断が行われて、NOの場合には(
ステップ52)に進んだ場合は、(ステップ52)では
レジスタR6の内容が0が否がを判断し、YESならば
リターンし、また、NOならば(ステップ53)に進ん
で、レジスタR6の内容から1を減算して(ステップ5
1)に進み、(ステップ51)でレジスタR6の内容を
人出カ装置I10の出力ポートP7に出力してリターン
する。
次に、第5図に示すフローチャートにおいて、(ステッ
プ20)ではタイミング検出器11の状態が入出力袋[
12I10における久方ボートエ)oで読込まれ、(ス
テップ21)で針振れのタイミングがどうかの判断が行
われて、NOの場合には(ステップ32)に進み、YE
Sの場合には(ステップ22)に進む。
(ステップ22)ではレジスタR2の内容に対応するア
ドレスにおけるリード・オンリー・メモリROMの記憶
内容をアキュムレータACCにセットする。今例えば1
作業者が既述のように模様選択チャー1−5に番号8と
して示されている左ラインタック模様を選択していたと
すると、この場合にはレジスタRO,R2には第1表に
示されているように、アドレスa+16におけるデータ
(B8)がセットされているから、第2表に示されてい
るようにアキュムレータACCには−8がセットされる
(ステップ24)では前記したアキュムレータACCに
おけるデータが80になったかどうかを見て、アキュム
レータACCにおけるデータが80の場合には(ステッ
プ23)に進み、また、アキュムレータACCにおける
データが80でない場合には(ステップ25)に進む。
前記の数値8oは第2表にも示しであるように、そのパ
ターンの1サイクルの終りを示している。(ステップ2
3)ではレジスタROの内容をレジスタR2にセットし
て(ステップ22)に戻る。
(ステップ25)ではレジスタR2の内容に1を加算し
、また、既述した(1)式、すなわち、D(β+6)/
12=X+剰余Y−(1)におけるDとしてはアキュム
レータACCの累算値を用いるとともに、調整パラメー
タβとしてはレジスタR5の内容を用いて演算を行う。
(ステップ26)では前記した(1)式の演算によって
得られ剰余Yが、Y2Oか否かを見て、NOならば(ス
テップ28)に進み、また、YESならば(ステップ2
7)に進んで、この(ステップ27)では前記した(ス
テップ25)における演算結果として得られた商Xに1
を加算し、次の針目座標として(ステップ28)に進む
(ステップ28)ではレジスタR3の内容から前記した
(ステップ25)における演算結果として得られた商X
を差引く演算、すなわち、パルスモータのステップ数S
を求める演算5=(R3)−Xを行うとともに、前記の
XをレジスタR3にセットして(ステップ29)に進む
(ステップ29)ではS≧0かどうかをみて、YESな
らば(ステップ30)に進み、また、NOならば(ステ
ップ31)に進む、(ステップ30)では入出力袋[I
loにおける出力ポートP42から前記のステップ数S
のパルスを針揺動パルスモータ駆動回路13のCW大入
力して与え、また、(ステップ31)では入出力装置I
10における出力を針揺動パルスモータ駆動回路13に
CCW入力絶体値の表示は、ステップ数Sがマイナスで
あるために第5図示のフローチャートにおける(ステッ
プ31)と(ステップ31)とにおけるステンているの
に合わせたものである。
既述もしたように、CW倍信号よりパルスモータは右回
転を行い、また、CCW信号によりパルスモータは左回
転を行うから、CW倍信号よりパルスモータが右回転を
行った場合には針3は針振れ座標のマイナス側に移動し
、また、CCW信号によりパルスモータが左回転を行っ
た場合には針3は針振れ座標のプラス側に移動する。
(ステップ21)で針振れのタイミングかどうかの判断
が行われて、NOの場合に(ステップ32)に進んだと
きは、(ステップ32)で送りのタイミングかどうかの
判断が行われて、NOの場合には第4図示の(ステップ
6)に戻り、YESの場合には(ステップ33)に進む
が、この(ステップ33)では針振れの場合の(ステッ
プ22)〜(ステップ24)におけるレジスタRO,R
2がレジスタR1,R3に変更されている状態の動作を
行って、(ステップ34)に進む。
(ステップ34)では針振れの場合の(ステップ25)
〜(ステップ28)におけるレジスタR5がレジスタR
6に変更されている状態の動作を行って。
(ステップ35)に進む。(ステップ35)では演算結
果のXをレジスタR4にセラI−して(ステップ36)
に進む。(ステップ36)では針振れの場合の(ステッ
プ29)〜(ステップ31)の場合と同様な動作を行っ
て、入出力装置I10における出力ポートP40から前
記のステップ数Sのパルスを送りパルスモータ駆動回路
12のCW大入力して与え、また入出力装!I10にお
ける出力ポートP41かモータ駆動回路12にCCW入
力として与える。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように、本発
明のボタンホール縫ミシンは上下方向での往復運動と横
方向での揺動運動とを行う針と。
前記した針の上下方向での往復運動と同期して加工布に
送り運動を付与する布送り装置とを含む縫目形成81構
と、前記した布送り装置による送り運動の方向と平行で
、かつ、所定の距離だけ離れた二列のジグザグ縫目を含
んで構成されるボタンホールの形成のために、前記した
二列のジグザグ縫目の外側端部における針の揺動位置を
決定する第1の針位置情報と前記した二列のジグザグ縫
目の内側端部における針の揺動位置を決定する第2の針
位置情報とを前記した針の上下方向での往復運動に同期
して交互に発生させうる針位置情報発生装置と、前記の
針位置情報発生装置からの針位置情報に従った揺動位置
に前記した針の位置決めを行うことのできる駆動装置と
を有するボタンホール縫ミシンにおいて、前記した針位
置情報発生装置で発生された針位置情報を調整するため
の手動操作の可能な操作体と前記の操作体の操作によっ
て設定されるWI4vIパラメータを記憶するレジスタ
と演算装置とを含んで構成されており、前記の操作体の
操作によって設定される調整パラメータと前記した針位
置情報発生装置で発生された針位置情報とを乗算した後
に定数で除算して得られる剰余に対し、ボタンホール縫
模様の外側端間の針位置情報の変化によっても、そのと
きのボタンホール縫模様の内側端間の針位置情報が変化
しないように、前記の剰余の数値の属する範囲と対応し
て予め設定されていた切捨、切上げの条件に従う切捨て
または切上げの演算を演算装置で行って針位置情報の調
整を行いうるように構成された針位置情報の調整装置を
備えさせてなるものであるから、この本発明のボタンホ
ール縫ミシンでは、調整装置によってボタンホール縫模
様の縦横の寸法を手動で調節した際に、ボタンホール縫
模様の巾方向の寸法が調整されても、巾方向における外
側端部の位置だけが変化して巾方向における内側端部の
位置は定位置のままとなされるために、ボタンホール縫
模様の巾方向の寸法を小さくするような態様で調整した
場合でも、右ラインタックの左端と左ラインタックの右
端との間のボタンホール部の巾寸法は一定に保持されて
ボタンホールの形成が容易となり、また、ボタンホール
の形成時の切込み作業に際して縫糸が切断されるなどの
問題も生じることがなく、さらにボタンホール縫模様の
巾方向の寸法を大きくするような態様で調整した場合で
も、右ラインタックの左端と左ラインタックの右端との
間のボタンホール部の巾寸法が大きくならないので、ボ
タンの係止状態が緩くなるような不都合や、その部分に
ほつれが多く発生して製品の品質を低下させるなどの問
題も生じないのであり、さらにまた、本発明のボタンホ
ールミシンでは特別な構成部品を追加することもなく、
針位置情報発生装置で発生された針位置情報を調整する
ための手動操作の可能な操作体の操作によって設定され
る調整パラメータと前記した針位置情報発生装置で発生
された針位置情報とを乗算した後に定数で除算して得ら
れる剰余に対し、ボタンホール縫模様の外側端間の針位
置情報の変化によっても、そのときのボタンホール縫模
様の内側端間の針位置情報が変化しないように、前記の
剰余の数値の属する範囲と対応して予め設定されていた
切捨、切上げの条件に従う切捨てまたは切上げの演算が
行われるようにした調整装置によって針位置情報の調整
が行われるようにしているので、コストの低減化が容易
に達成されうる構成が簡単で操作の容易なボタンホール
縫ミシンを提供することを可能にした。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のボタンホール縫ミシンの斜視図、第2
図はボタンホール縫模様の一例の平面図。 第3図は制御回路のブロック図、第4図乃至第7図は動
作の説明用のフローチャートである・1・・・ベツド、
2・・・アーム、3・・・針、4・・・針穴、5・・・
模様選択チャート、6・・・模様選択スイッチ、7・・
・模様選択表示装置、S Fl、S F2・・・送り調
整スイッチ、8・・・送り表示装置、SBI、SB2・
・・振幅調整スイッチ、9・・・振幅表示装置、10・
・・上蓋板、ROM・・・リード・オンリー・メモリ、
RAM・・・ランダム・アクセス・メモリ、CPU・・
・中央演算処理装置、Ilo・・・入出力装置、11・
・・タイミング検出器、12.13・・・パルスモータ
駆動回路、14・・・送りパルスモータ、15・・・針
揺動パルスモータ、16〜18・・・デコーダ、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 上下方向での往復運動と横方向での揺動運動とを行う針
    と、前記した針の上下方向での往復運動と同期して加工
    布に送り運動を付与する布送り装置とを含む縫目形成機
    構と、前記した布送り装置による送り運動の方向と平行
    で、かつ、所定の距離だけ離れた二列のジグザグ縫目を
    含んで構成されるボタンホールの形成のために、前記し
    た二列のジグザグ縫目の外側端部における針の揺動位置
    を決定する第1の針位置情報と前記した二列のジグザグ
    縫目の内側端部における針の揺動位置を決定する第2の
    針位置情報とを前記した針の上下方向での往復運動に同
    期して交互に発生させうる針位置情報発生装置と、前記
    の針位置情報発生装置からの針位置情報に従った揺動位
    置に前記した針の位置決めを行うことのできる駆動装置
    とを有するボタンホール縫ミシンにおいて、前記した針
    位置情報発生装置で発生された針位置情報を調整するた
    めの手動操作の可能な操作体と前記の操作体の操作によ
    って設定される調整パラメータを記憶するレジスタと演
    算装置とを含んで構成されており、前記の操作体の操作
    によって設定される調整パラメータと前記した針位置情
    報発生装置で発生された針位置情報とを乗算した後に定
    数で除算して得られる剰余に対し、ボタンホール縫模様
    の外側端間の針位置情報の変化によっても、そのときの
    ボタンホール縫模様の内側端間の針位置情報が変化しな
    いように、前記の剰余の数値の属する範囲と対応して予
    め設定されていた切捨、切上げの条件に従う切捨てまた
    は切上げの演算を演算装置で行って針位置情報の調整を
    行いうるように構成された針位置情報の調整装置を備え
    させてなるボタンホール縫ミシン
JP27205187A 1987-10-28 1987-10-28 ボタンホール縫ミシン Pending JPH01113087A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5073602A (en) * 1990-03-20 1991-12-17 Kansai Paint Co., Ltd. Thermosetting resin composition

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6214317A (ja) * 1985-07-11 1987-01-22 Victor Co Of Japan Ltd 薄膜磁気ヘツド及びその製作法

Patent Citations (1)

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