JPH01112731A - シリコン窒化膜のドライエッチング方法 - Google Patents

シリコン窒化膜のドライエッチング方法

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JPH01112731A JP26923487A JP26923487A JPH01112731A JP H01112731 A JPH01112731 A JP H01112731A JP 26923487 A JP26923487 A JP 26923487A JP 26923487 A JP26923487 A JP 26923487A JP H01112731 A JPH01112731 A JP H01112731A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、半導体素子製造プロセスで用いられるドラ
イエツチング技術に係わり、特にシリコン窒化膜を酸化
膜に対して高選択比でエツチングするドライエツチング
方法Iこ関する。
(従来の技術) 従来、半導体素子製造プロセス中lこおいて、シリコン
酸化膜に対しシリコン窒化膜を選択的にエツチングする
場合にはCF4−+OtあるいはCE4+02+N、等
フレオンガスを含む混合ガスを用いたケミカルドライエ
ツチング(以下CDEと呼ぶ)が主fご用いられている
このCDEに2いてシリコンやシリコン窒化膜はエツチ
ングされ易く、シリコン酸化膜と比べて相対的にエツチ
ングされ難い。
このため例えば、シリコン基板上に形成されたシリコン
窒化膜をエツチングする場合、前記シリコン基板とシリ
コン窒化膜の間にシリコン酸化膜を形成してストッパー
とする等、前記シリコン酸化膜をシリコンの保護膜とす
ることが行なわれる。
ここで、従来のプレオンガスを含むカスによるCDEで
は、シリコン酸化膜に対するシリコン窒化膜のエツチン
グ速度比、すなわち、選択比はたかだか10程度である
。また、ODE!こおいてエツチング種としてウェハ等
の被エツチング物に作用するエツチングガスの活性種は
、厳密に言えば前記被エツチング物に対して全く均一に
は分布しておらず、ウェハの配置場所等lこよって活性
種の分布は異なる。
これらのことから、前記シリコン酸化膜等保護膜の膜厚
はシリコン酸化膜とシリコン窒化膜の選択比、或いはつ
、ハ内、ウェハ間(複数以上の処理枚数の場合)のエツ
チング速度lこより決定される。
例えば、溝の形成されたシリコン基板表面及び前記溝表
面Eこシリコン酸化膜が形成され、前記溝の開口部周辺
Eこシリコン窒化膜が形成された材料をエツチングする
場合には、前記溝のコーナ一部ではストレスのためlこ
酸化膜のエツチング速度が部分的に早くなり、その部分
で特に下地のシリコンが露出し、エツチングされてしま
うという問題が生じるのでシリコン基板表面のシリコン
酸化膜の膜厚はより厚くしなければならない。このよう
(こ、下地のシリコンをエツチングすることなくシリコ
ン窒化膜をエツチング除去するためには、前記シリコン
酸化膜等の保護膜の膜厚を厚くしなければならないが、
これは素子の微細化を行なうにあたって不利であること
は明らかである。
従って、前記したように前記保護膜を厚い膜厚tこする
ことなく、シリコン窒化膜を前記保換膜に対して高選択
比でエツチングできる技術が求められていた。
これに対し、 NFs +C1v等弗素CF)元素を含
むガスとF以外の元素を含むガスの混合ガスを用いたC
DIでは選択比が著しく大きくなることが本発明の発明
者らによって見出されている(特願昭61−12639
8号)。
しかし、実際の半導体素子製造プロセスでは、CVD、
等で形成されたSt、N、膜をそのままエツチングする
のではなく、酸化等の高温工程を経てからエツチングす
ることが多い。例えばLOCO8と呼ばれる素子分離法
においては、シリコン窒化膜でマスクしたシリコン等の
基板の素子形成領域の周辺に8000A程度の厚さの熱
酸化膜を形成した後、窒化膜を剥離する。このようなプ
ロセスでは、酸化工程の間に前記シリコン窒化膜の表面
もわずかに酸化され、オキシナイトライド層が形成され
る。
この場合選択比の小さい従来のCDEであれば、ごく薄
いオキシナイトライド層が存在しても時間さえかければ
エツチングは可能であった。しかし、前記本発明者らが
提案した高選択比CDEでは、高選択比である故lこオ
キシナイトライド層が少しでも存在しているとエツチン
グの進行が全く低下してしまうという問題が生じた。
このため、窒化膜エツチングの前Cζあらかじめオキシ
ナイトライド層を除去しなければならない。
従丸このような目的lこは弗化アンモンIこよる湿式エ
ツチングが用いられてきた。しかし、湿式エツチングで
は水洗・乾燥が不適切であり微細なパターンの中に汚染
を残すこと等があり、今後のサブミクロンデバイスで湿
式エツチングを適用することは困難であると考えられる
(発明が解決しようとする問題点) このように、従来の選択比の低いCDEでは、サブミク
ロンデバイスの微細加工に適用することが困難であった
。また、本発明者らが提案した高選択比のCDEでは窒
化膜表面が酸化していると、これがバリヤとなり全くエ
ツチングできなくなる為、前記した湿式の前処理が不可
欠であり、やはり微細加工lこは不利であった。
本発明は、高温工程を経て、表面が酸化されたシリコン
窒化膜でもドライプロセスlこより酸化膜に対して高い
選択比でエツチングするドライエツチング方法を提供す
ることを目的とするものである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) この発明の骨子は、まずF元素を含むガスをマイクロ波
放電等で励起し、そこで生成した活性なF原子を表面l
こシリコン窒化膜とシリコン酸化膜が形成された被処理
基体に供給して前記シリコン窒化膜表面に形成されたオ
キシナイトライド層を除去し、その後F元素以外のハロ
ゲンガスをFを含むガスと混合して励起するか、あるい
は生ガスのまま活性なF原子と同時lこ前記被処理基体
に供給し、高選択比のエツチングを行うことにある。
また、前記オキシナイトライド層が除去されるとエツチ
ングは急速に進むようになるから、このような点を検出
し、エツチング条件を切換えることlこより、低選択比
エツチングを必要最低限に抑えるようにする方法を提供
する。すなわち、オキシナイトライド層のエツチング除
去工程からシリコン窒化膜のエツチング工程への移行が
最適に行なわれるようにする方法を提供する。
(作用) シリコン窒化膜表面のオキシナイトライド層を除去する
ための第1の工程では、F原子をエッチャントとしてC
DEを行う。使用するガスの種類や圧力等にもよるが、
この場合窒化膜の酸化膜に対する選択比はほぼ10以下
である。一方、オキシナイトライド層の厚さは、それが
形成された高温工程で同時に形成されるシリコン酸化膜
の厚さの5%以下であるから、第1の工程中の酸化膜の
目減りはここでは問題としなくてよい。しかし、酸化膜
の目減りは最低にする条件とするこきが望ましい。窒化
膜の膜厚変化は被処理基体表面での反射光をモニターす
ることiこより、干渉スペクトルの変化として知ること
ができる。オキシナイトライド層のエツチングは遅く膜
厚の変化は小さいがオキシナイトライド層が完全に除去
されると、エツチング速度は数倍になり膜厚変化が急速
に大きくなる。この時点を第1の工程の終点とする。
シリコン窒化膜をシリコン酸化MEこ対して選択的エツ
チングを行なうための第2の工程では、F原子とF以外
のハロゲンを同時に用いたCDEを行う。この場合、ガ
スの種類、混合比、圧力等によって変わるが、窒化膜の
エツチング速度が20OA/m i nで選択比50以
上にすることは容易であり、十分なオーバーエッチを行
なっても周辺や下地の酸化膜の目減りは全く問題でない
(実施例) 以下、本発明の一実施例を説明する。
第1図は、本発明の実施に用いたドライエツチング装置
の一例を示す概略構成図である。図中11は反応室を形
成する第1の真空容器であり、この容器ll内には複数
枚の被処理ウーハ12を保持した試料台13が収容され
ている。ここで、被処理ウェハは後で詳細lこ説明する
が、表面にシリコン窒化膜をシリコン酸化膜が形成され
、前記シリコン窒化膜表面にはオキシナイトライド膜が
形成されている。容器11の上壁にはF原子を導入する
ためのガス導入口14があり、この導入口14はF原子
を生成する放電管15に接続されている。
放電管15は、マイクロ波電源16から導波管17を介
してマイクロ波が供給されるアプリケータ181こカッ
プリングされている。そしてガス供給口19から導入さ
れたガス(F元素を含むガス)は、マイクロ波放電によ
り活性なF原子を生成し、これが容器11内に供給され
るものとなっている。また、容器11の土壁には上記ガ
ス導入系とは別にガス導入口20が設けられている。こ
のガス導入口は、容器11内にF以外のハロゲンガスと
して例えばC1,を導入するためのものである。そして
容器11はガス排気口21から真空排気されるものとな
っている。更に容器11の土壁には、光源と反射光検出
部を含む膜厚モニター機構33が設けられている。
また、容器11の右方部にはゲートバルブ22を介して
第2の真空容器23が連設されている。
この容器23#こはガス排気口24が設けられており、
容器23内は容器11とは独立して真空排気される。容
器23の右方部には、容器23と外部を遮断するゲート
バルブ25が設けられている。
また容器23内には、被処理ウーハ12′を載置する試
料台13を搬送する搬送機構26が設けられている。そ
して、この搬送機構26により、ゲートバルブ22が開
いた状態で、試料台13が容器23から容器11へ搬送
されるものとなっている。
一方、容器11の左方部にはゲートバルブ27を介して
、第3の真空容器28が連設されている。
この容器28にはガス排気口29が設けられており、容
器28内は容器11と独立に真空排気される。容器28
の左方部には、該容器28と外部を遮断するゲートバル
ブ30が設けられている。また、容器28内には処理さ
れたウユハを載置する試料台13を搬送する搬送機構3
1が設けられ、これによりゲートバルブ27が開いた状
態で前記試料台13が容器11から容器28へ搬送され
るものlζなっている。   ゛ 次に、上記装置を用いた本発明によるドライエツチング
方法について説明する。ここではF元素を含むガスとし
てNF3.F以外のハロゲンガスとしてC12を用いた
場合lこついて説明する。
今、全てのゲー トバルブ22,26,27,30は閉
じられており、全ての容器11,23,28はそれぞれ
真空排気されているとする。この状態からゲートバルブ
25を開き、容器23を大気開放し、被処理ウェハ12
を保持した試料台13を容器23内にセットする。ゲー
トバルブ25を閉じ容器23内を真空排気したのち、ゲ
ートバルブ22を開き、搬送機構26により試料台13
を容器11内Eこ搬送し、ゲートバルブ22を閉じる。
次いで、NFsをガス供給口19から供給し、マイクロ
波放電を行ない、活性なF原子を容器ll内に輸送する
。そして、ガス排気口21から一定流量で排気し、容器
11内の圧力を一定fζして、被処理ウェハのエツチン
グを行う。この時膜厚モニタ機構33により、被処理ウ
ェハ表面の膜厚変化をモニタし、膜厚変化が急速に速く
なった時点で一旦放電を止め容器11内を真空排気する
。このようlこして、活性なF原子を被処理ウェハの収
容される容器11内へ導入し、前記被処理ウェハのシリ
コン窒化膜表面のオキシナイトライド膜を除去する工程
を第1の工程とする。次に再びNF。
ガスを供給口19から供給し、マイクロ波放電を行うと
同時に、ガス導入口20から(J2ガスを容器ll内に
導入する。そしてガス排気口21から一定流量で排気し
、容器11内の圧力を一定lこ保持して被処理ウェハの
シリコン窒化膜ヲシリコン酸化膜に対して選択的にエツ
チングを行う。ここでは、NF、ガスを励起し、CI!
tガスは別のガス導入口(イ)から導入するようEこし
たが、両方のガスを混合ガスにして導入するようにして
もよい。すなわち少なくとも励起されたF原子と他のハ
ロゲン元素を含むガスが被処理ウーハに作用するように
すればよい。このように、励起され7こF原子と他のハ
ロゲン元素を含むガスにより被処理ウェハのシリコン窒
化膜をシリコン酸化膜ζこ対して選択的にエツチングす
る工程を第2の工程とする。
エツチングが終了したら、ガスの導入を停止し容器11
内を真空に排気する。容器11か十分に排気されたらゲ
ートバルブ27を開き、搬送機構311こより試料台1
3を容器28内に搬送する。
次いでゲートバルブ27を閉じ、次いでゲートバルブ3
0を開いて容器28を大気開放し試料台13を外部lこ
取出す。
以上述べたように、まず第1の工程で活性なF原子によ
るシリコン窒化膜表面の前処理を行なうことξこより、
以下の第2の工程lこおけるシリコン酸化膜Iこ対する
シリコン窒化膜の選択性を向上させ、エツチング速度の
向上も図ることができる。
第3図は、前記第1図1こ示したドライエツチング装置
で処理されるウェハの一例を示す断面図である。
この被処理ウェハは、図に示すようlこ8i基板41の
上lこ厚さ100OAの酸化膜42と、この膜42上に
厚さ2500Aのシリコン窒化[43のパターンを形成
した後、950℃で熱酸化し、前記シリコン窒化膜43
のパターンの周囲に850OAの酸化膜44を形成した
ものである。ここで、前記シリコン窒化膜43表面には
、前記熱酸化の工程によりCDHによる選択エツチング
を抑制するオキシナイトライド膜(図示せず)が形成さ
れている。
通常、前記オキシナイトライド膜は高温の処理を行なう
ほど膜厚が増加する。従って、エツチングガスの種類、
圧力、あるいはエツチング時間等のエツチング条件は前
記オキシナイトライドの膜厚に応じて最適な条件で行な
うようにする。
また、この実施例では950℃の熱工程を経たウェハを
処理した例を示しているが、必ずしもウェハCζ熱処理
を加えたものでなくてもよい。表面にシリコン酸化膜と
シリコン窒化膜が形成され前記シリコン窒化膜表面にシ
リコン酸化膜に対する選択エツチングを抑制するオキシ
ナイトライド膜が形成されたウェハであれば本発明に用
いることができる。
第2図は、第3図に示したような構造を持つ被処理つ、
ハをエツチングした時のオキシナイトライド膜を除去す
る第1の工程のエツチング時間の違いによる第2の工程
1c2けるエツチング深さの時間変化を示した特性図で
ある。この被処理ウェハは、Si基板41の上に厚さ1
00OAの酸化膜42と厚さ250OAの窒化膜43に
よるパターンを形成したあと95゛0℃で熱酸化し、パ
ターンの周囲に850 OAの酸化膜44を形成したも
のである。
第1の工程はNF’s80SCCM 、 0゜2Tor
rの条件でエツチングを行なった。1分間エツチングし
た場合は、オキシナイトライド層の除去が不十分なため
、第2の工程で25分間エツチングしても窒化膜の膜厚
変化は100A以下であった。次いで第1の工程で2分
30秒エツチングした場合は、第2の工程でシリコン窒
化膜のエツチングが開始されるまでのデッドタイムは1
分以下であり、シリコン窒化膜はシリコン酸化膜lこ対
して約25分で選択的にエツチングされた。いずれも、
第2の工程はNF、 80SCCM、 CI!、 80
SCCM 、 0.2 Torrでエツチングした。
また、第4図は本発明のドライエツチング方法lこ使用
される被処理ウェハの他の例を示す断面図である。
この被処理つ、ハは、シリコン基板51に500溝54
を形成し、この後溝内−こ900大の熱酸化膜55を形
成したものである。
第4図に示すような構造の被処理つ、ハを同様にエツチ
ングしたところ、第1の工程で30秒間エツチングした
場合、はとんどデッドタイムなしに第2の工程のエツチ
ングが開始した。
また、前記被処理つ、ハのように、シリコン酸化膜が凹
凸面上に形成され、その角部がエツチングガスにさらさ
れるような場合でも前記角部でのシリコン酸化膜の目減
り等、が生じることはなかった。
さらに、シリコン酸化膜以外lこ保護膜が被処理つ、凸
表面に形成されている場合でも前記保護膜の目減りはな
く、また被処理ウェハの下地のシリコン等の基板へのつ
き抜けが生じることもないので、酸化膜や保護膜を薄く
形成することができ、半導体素子の微細化に有利−であ
る。
なお、本発明は上述した実施例に何ら限定されるもので
はない。例えば、F元素を含むガスとしてはNP、の代
りにCF、 、 CF、 +O,、CF’、 +O,+
N、、CnF2n+2.CnF2n+2+Ot act
 F2n+2+O,+N、 、 SF、  等を用いた
場合でもオキシナイトライド膜の除去あるいはシリコン
窒化膜の選択エッチの際の反応系は同様である。従つて
前述したガスでも同様の効果が得られる。
F元累を含むガスは、第1の工程と第2の工程で異った
ガスを用いても構わない。また、F以外のハロゲンガス
としては(J、の代りにBr、、I。
等でもよく、ざらにCCI、、PCl3.BCI、。
CCl2F、、H(J、HBr、CBrF3.CBr、
CA!3 。
HI、I(J等を用いることも可能である。つまりF元
累を含むガスに添加するガスは、F以外のハロゲンガス
、もしくは少なくともF以外のハロゲン元素を含むガス
であればよい。さらに、上記のF以外のハロゲンガスも
しくは少なくともF以外のハロゲン元素を含むガスは、
前記容器内に直接導入する代りにF元累を含むガスと共
に放電した後導入してもよい。
才だ、第1の工程終了後直ちlこ第2の工程を行うので
なく、多数枚まとめて第1の工程を行ない−担被処理ウ
ェハを大気中にとり出してから改めて第2の工程を行な
ってもよい。
また、本発明に用いるドライエツチング装置は前記第1
図に示す構造のものに限定されるものではなく、仕様−
こ応じて適宜変更可能である。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明によればF原子をエッチャ
ントとしたCDE gこよる第1の工程と、F元累を含
むガスとF以外のハロゲン元素を含むガスを用いたCD
Eによる第2の工程ζこよって、高温工程を経る等して
表面が酸化された窒化膜をエツチングする場合でも、酸
化Mに対し高選択比でエツチングすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わるドライエツチング装
置を示す概略構成図、第2図は第1の工程のエツチング
時間の違いによる第2の工程でのエツチングの進み方を
説明する特性図、第3図及び第4図は実施例Cご用いた
被処理ウェハの構造を示す断面図である。 11・・・第1の真空容器、12・・・被処理基体、1
3・・・試料台、14.20・・・ガス導入口、15・
・・放電管%16・・・マイクロ波電源、17・・・導
波管、18・・・アプリケータ、19・・・ガス供給口
、21゜24.29・・・ガス排気口、22,25,2
7,30・・・ゲートバルブ、23・・・第2の真空容
器、26.31・・・搬送機構、28・・・第3の真空
容器、33・・・膜厚モニタ機構、41 、51・・・
Si基板、42,44,52.55・・・S s Ot
膜、43,53・・・Si、N、膜、54・・・溝。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面にシリコン酸化膜とシリコン窒化膜が形成さ
    れた被処理基体を励起した弗素元素を含むガスを雰囲気
    中にさらす第1の工程と、次いで、前記励起した弗素元
    素を含むガス雰囲気中にさらした被処理基体を少なくと
    も弗素元素の活性種及び他のハロゲンを含むガス雰囲気
    中にさらし、前記被処理基体のシリコン窒化膜をシリコ
    ン酸化膜に対して選択的にエッチングする第2の工程か
    らなることを特徴とするシリコン窒化膜のドライエッチ
    ング方法。
  2. (2)前記被処理基体のシリコン窒化膜は、シリコン酸
    化膜が形成された後に形成されたものであることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のシリコン窒化膜のド
    ライエッチング方法。
  3. (3)前記弗素元素と含むガスとして、SF_6、NF
    _3、CF_4、CnF_2_n_+_2、SF_6ま
    たはこれらにN_2、O_2、Heの中のひとつ以上の
    ガスを混合したガスを用いることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のシリコン窒化膜のドライエッチング
    方法。
  4. (4)前記弗素以外の他のハロゲンを含むガスとしてC
    l_2、またはBr_2を用いたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のシリコン窒化膜のドライエッチ
    ング方法。
  5. (5)前記被処理基体表面から反射光の変化をモニター
    することにより第1の工程の終点を検出した後、続いて
    第2の工程に移ることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のシリコン窒化膜のドライエッチング方法。
  6. (6)前記被処理基体は、第1の工程と第2の工程にお
    いて同一あるいは別々の真空容器内で処理されることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のシリコン窒化膜
    のドライエッチング方法。
  7. (7)前記第1の工程あるいは第2の工程で用いられる
    弗素元素の活性種は、前記被処理基体が収容される真空
    容器内とは離れた領域で励起されたものであることを特
    徴とする特許請求の範囲第6項記載のシリコン窒化膜の
    ドライエッチング方法。
  8. (8)前記第1あるいは第2の工程で用いられる弗素元
    素はマイクロ波放電により励起したものであることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のシリコン窒化膜の
    ドライエッチング方法。
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