JP2501300B2 - シリコン窒化膜のドライエッチング方法及びドライエッチング装置 - Google Patents

シリコン窒化膜のドライエッチング方法及びドライエッチング装置

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JP2501300B2
JP2501300B2 JP6894294A JP6894294A JP2501300B2 JP 2501300 B2 JP2501300 B2 JP 2501300B2 JP 6894294 A JP6894294 A JP 6894294A JP 6894294 A JP6894294 A JP 6894294A JP 2501300 B2 JP2501300 B2 JP 2501300B2
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etching
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体素子製造プロセ
スで用いられるドライエッチング技術に係わり、特にシ
リコン酸化膜に対して高選択比でシリコン窒化膜をエッ
チングするドライエッチング方法及びドライエッチング
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体素子製造プロセス中におい
て、シリコン酸化膜(SiO2 )に対してシリコン窒化
膜(Si3 4 )を選択的にエッチングする場合には、
CF4+02 或いはCF4 +O2 +N2 混合ガスを用い
たケミカルドライエッチング(CDE)が主に用いられ
ている。このCDEにおける(Si3 4 /SiO2
のエッチング速度比、つまり選択比は高々10以下であ
る。CDEにおいては、シリコンは高速でエッチングさ
れるために、Si3 4 を除去する場合にはシリコン表
面のエッチングを防ぐために、シリコン表面をSiO2
で被覆する方法が用いられる。この場合、被覆に用いる
SiO2 の厚さはエッチング速度比、またウェハ内及び
複数枚のウェハを同時に処理する場合には、ウェハ間の
均一性を考慮して決定される。また、SiO2 で被覆さ
れるシリコン表面に段差がある場合、段差のコーナ部で
のSiO2 のエッチング速度は平坦部に比べて速くなる
ことが知られており、このような場合には最もエッチン
グ速度の速いコーナ部でSiO2 のエッチング速度を代
表させるため、実効的な選択比はより小さいものとな
る。
【0003】いま、被処理基体として、図5(a)に示
す如く、Si基板51の表面にアスペクト比の高い溝5
2が形成され、溝52内にSiO2 膜53が被覆されて
おり、さらに平面部にSi3 4 膜54が残っているも
のとする。この被処理基体におけるSi3 4 膜54を
除去するためにCDEを用いた場合、溝52の上部或い
は底部のコーナ部55,56でのSiO2 のエッチング
速度が速くなり、図5(b)に示す如く、その部分でS
iO2 がなくなり、下地のシリコンがエッチングされる
こと等がある。実際、このようなコーナ部のある被処理
基体においては、(Si3 4 /SiO2 )のエッチン
グ選択比は3程度となり、更に均一なエッチングを行な
うためのオーバエッチング時間等を考慮することによ
り、例えば2000オングストロームのSi3 4 を除
去するためには、安全なSiO2 の膜厚は1000オン
グストローム程度のものが要求される。
【0004】現在、微細な素子を作る工程においては、
SiO2 膜を形成する等の高温プロセスは、既に形成さ
れた不純物のプロファイルを乱すこと等があり、低温の
プロセス或いは高温のプロセスの短時間化が要求されて
いる。しかし、低温で形成されるSiO2 (CVDSi
2 等)は耐エッチング性が熱酸化膜により形成された
SiO2 よりも極めて悪い。従って、エッチング保護用
の膜としては用いることができない。さらに、熱酸化で
保護用のSiO2 を形成する場合、前述のように不純物
プロファイルの変化等の制約から、安全な耐エッチング
性を有する膜厚まで厚くSiO2 膜を形成することがで
きない場合がある。この場合には、Si3 4 の除去と
してCDEを用いることはできない。
【0005】一方、熱燐酸溶液を用いるSi3 4 のエ
ッチングでは、(Si3 4 /SiO2 )のエッチング
速度比、つまり選択比は極めて高い。しかしながら、熱
燐酸を用いるエッチングでは、Si3 4 のエッチング
速度が数10[オングストローム/min]と極めて低
く、生産性が悪く実用的でない。さらに、エッチング中
におけるエッチング液の温度等の条件のコントロール、
またエッチング液の管理等が極めて困難であり、実際の
生産に用いるには適さない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来ドライ
エッチングでは、シリコン窒化膜のエッチング選択比が
低いので、シリコン窒化膜のみを選択的にエッチングす
ることが困難であった。また、溶液を用いたエッチング
では、選択比は高いが、エッチング速度が遅いこと、さ
らにエッチング工程及び工程管理が困難であり、実用性
がなかった。
【0007】本技術は上記事情を考慮してなされたもの
で、その目的とするところは、シリコン酸化膜に対する
シリコン窒化膜のエッチング選択比を十分高くすること
ができ、且つシリコン窒化膜のエッチング速度も十分速
くすることができ、シリコン窒化膜の選択的エッチング
に好適するドライエッチング方法を提供することにあ
る。
【0008】また本発明の他の目的は、上記方法を実施
するためのドライエッチング装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、CDE
で用いられるようなF元素を含むガスを励起し、そこで
生成されたF原子を被処理基体に供給してエッチングを
行なうドライエッチング方法において、F元素以外のハ
ロゲンガスを別に生ガスのまま被処理基体にF原子と同
時に供給することにより、シリコン窒化膜をシリコン酸
化膜に対して高選択比でエッチングすることにある。
【0010】F元素を含むガスを用いたCDEでは、前
述した如くシリコン窒化膜のエッチング速度は速いがシ
リコン酸化膜に対する選択比が低い。ところが、F元素
を含むガスを用いたCDEにおいて、F元素以外のハロ
ゲンガスを添加することにより、上記選択比が向上する
ことが、本発明者等の実験によって判明した。このメカ
ニズムは明らかでないが、F元素以外のハロゲンガスの
添加により、シリコン窒化膜及びシリコン酸化膜の各エ
ッチング速度が低下するが、シリコン窒化膜のエッチン
グ速度の低下割合よりもシリコン酸化膜のエッチング速
度の低下割合が大きいことによる。また、この現象は、
Cl2 ,Br2 その他の各種ハロゲンガスで確認してい
る。なお、F以外のハロゲンガスの添加方法としては、
生ガスのまま容器内に導入すればよい。また、F以外の
ハロゲンガスを用いる代りにハロゲン元素を含むガスを
用いてもよい。さらに、F元素を含むガスにF以外のハ
ロゲンガスを混合する代りに、F元素及び他のハロゲン
元素との化合物ガスを用いることも可能である。
【0011】本発明はこのような点に着目してなされた
もので、シリコン酸化膜に対してシリコン窒化膜を選択
的にエッチングするドライエッチング方法において、被
処理基体を収容した容器内に、弗素元素を含むガスを前
記容器とは別の領域で励起して導入するとともに、弗素
元素以外のハロゲン元素を含むガスを前記容器内に直接
導入するようにした方法である。
【0012】また本発明は、上記方法を実施するための
ドライエッチング装置において、被処理基体を収容する
第1の容器と、この容器とは別の領域で少なくともF元
素を含むガスを励起して、該領域で生成された活性種を
前記容器内に導入する手段と、F元素以外のハロゲン元
素を含むガスを前記容器内に直接導入する手段と、前記
容器内を排気する手段とを設けるようにしたものであ
る。
【0013】なお、本発明によるドライエッチング装置
において、前記第1の容器に真空バルブを介して連設さ
れた第2の容器と、この第2の容器を前記第1の容器と
は独立に排気する手段と、前記第1及び第2の容器間で
前記被処理基体を搬送する手段とを具備することが好ま
しい。
【0014】また、前記第2の容器は複数個設けられて
おり、各容器はそれぞれ真空バルブを介して前記第1の
容器に連設されていることが好ましい。
【0015】さらに、前記第2の容器には、前記被処理
基体を加熱する手段が設けられていることが好ましい。
【0016】
【作用】上記の方法であれば、F原子をエッチャントす
るCDEにF以外のハロゲンを反応性ガスとして添加す
ることにより、(Si3 4 /SiO2 )のエッチング
選択比が向上する。即ち、F原子をエッチャントとする
CDEにおいて、F以外のハロゲンガスを添加する場
合、SiO2 のエッチング速度は、F以外のハロゲンガ
スの添加量に対して単調に減少する。一方、Si3 4
のエッチング速度は、少量のハロゲンガスの添加でエッ
チング速度は上昇するが、多量に添加するとやはり減少
してくる。しかし、等量のハロゲンガスの添加では、S
iO2 のエッチング速度の減少が大きいために、(Si
3 4 /SiO2 )のエッチング選択比は、ハロゲンガ
スの添加量に対して単調に増加する。また、Si3 4
のエッチング速度が200〜300[オングストローム
/min]で選択比を50以上にすることは容易であ
り、高選択比で高いエッチング速度が得られることにな
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明装置の一実施例を図1を用いて
説明する。
【0018】図1は本発明装置の一実施例を示すドライ
エッチング装置の概略構成図である。図中11は反応室
を形成する第1の真空容器であり、この容器11内には
複数枚の被処理ウェハ12を保持した試料台13が収容
されている。容器11の上壁にはF原子を導入するため
のガス導入口14があり、この導入口14はF原子を輸
送する放電管15に接続されている。放電管15は、マ
イクロ波電源16から導波管17を介してマイクロ波が
供給されるアプリケータ18にカップリングされてい
る。そして、ガス供給口19から導入されたガス(F元
素を含むガス)は、マイクロ波放電により励起され、こ
の励起により上記ガスの活性種(Fラジカル)が容器1
1内に供給されるものとなっている。また、容器11の
上壁には、上記ガス導入系とは別に、他のガス導入口2
0が設けられている。このガス導入口20は、容器11
内にF以外のハロゲンガス(例えばCl2 等)を導入す
るためのものである。そして、容器11内はガス排気口
21から真空排気されるものとなっている。
【0019】また、容器11の右方部には、ゲートバル
ブ22を介して第2の真空容器23が連設されている。
この容器23にはガス排気口24が設けられており、容
器23内は容器11とは独立して真空排気される。容器
23の右方部には、該容器23と外部とを遮断するゲー
トバルブ25が設けられている。また、容器23内に
は、試料台13を搬送する搬送機構26が設置されてい
る。そして、この搬送機構26により、ゲートバルブ2
2が開いた状態で、試料台13が第1及び第2の容器1
1,23間で搬送されるものとなっている。
【0020】一方、第1の容器11の左方部には、ゲー
トバルブ27を介して第3の真空容器28が連設されて
いる。この容器28にはガス排気口29が設けられてお
り、容器28内は容器11とは独立して真空排気され
る。容器28の左方部には、該容器28と外部とを遮断
するゲートバルブ30が設けられている。また、容器2
8内には、試料台13を搬送する搬送機構31が設置さ
れている。そして、この搬送機構31により、ゲートバ
ルブ27が開いた状態で、試料台13が第1及び第3の
容器11,28間で搬送されるものとなっている。ま
た、容器28の外部には、該容器28内の被処理ウェハ
12を加熱するための加熱機構32が設けられている。
【0021】第1の実施例(方法) 次に、上記装置を用いたドライエッチング方法について
説明する。ここでは、F元素を含むガスとしてNF3
用い、F以外のハロゲンガスとしてCl2 を用いた場合
について説明する。
【0022】いま、全てのゲートバルブ22,25,2
7,30は閉じられており、全ての容器11,23,2
8内はそれぞれ真空排気されているものとする。この状
態から、ゲートバルブ25を開き第2の容器23を大気
解放し、容器23内に複数の被処理ウェハ12を保持し
た試料台13をセットする。次いで、ゲートバルブ25
を閉じ第2の容器23内を真空排気したのち、ゲートバ
ルブ22を開く。次いで、搬送機構26により、試料台
13を第1の容器11内に搬送したのち、ゲートバルブ
22を閉じる。なお、この後、第2の容器23内には上
記と同様の手順で次の被処理ウェハ12をセットする。
【0023】次いでNF3 ガスをガス供給口19から導
入し、マイクロ波放電により放電させ、Fの活性種を放
電管15を介して第1の容器11内に導入する。これと
同時に、ガス導入口20からCl2 ガスを生ガスのまま
第1の容器11内に導入する。そして、ガス排気口21
から一定流量でガスを排気し、容器11内のガス圧を一
定に保持して被処理ウェハ12のエッチングを行なう。
【0024】エッチングが終了したら、上記ガスの導入
を停止し、第1の容器11内を真空に排気する。第1の
容器11内が十分真空排気された時点でゲートバルブ2
7を開き、搬送機構31により試料台13を第3の容器
28内に搬送する。次いで、ゲートバルブ27を閉じ、
加熱機構32により第3の容器28内に収容された被処
理ウェハ12を加熱処理する。この加熱処理により、被
処理基体12表面に付着した残留ハロゲンガス等を除去
し、清浄化する。なお、このとき、第1の容器11内に
は先と同様の手順で次の被処理ウェハ12が搬送され、
エッチングされることになる。
【0025】次いで、ゲートバルブ30を開き第3の容
器28内を大気解放したのち、試料台13を外部に取出
す。これにより、被処理ウェハ12のエッチング工程が
全て完了することになる。
【0026】以上の操作を繰返すことにより、複数枚の
被処理ウェハ12を連続してエッチングすることができ
る。そしてこの場合、第1の容器11は大気に晒される
ことがないので、装置のメインテナンスが楽になる。即
ち、容器11内ではCl2 等のハロゲンガスを用いるの
で、大気に晒されると残留ハロゲンガスと水分との反応
で容器11内の構成材料が腐蝕される虞れがあるが、こ
のような問題を未然に防止できる。
【0027】次に、前記ガス導入口20から容器内に導
入するCl2 等のF以外のハロゲンガスの添加理由につ
いて説明する。図2にNF3 導入量を36[sccm]
一定とし、Cl2 流量を変化させた場合のSi3 4
SiO2 のそれぞれのエッチング速度の変化を示す。S
3 4 はCl2 の導入により始めはエッチング速度は
低下する。SiO2 はCl2 の導入により単調にエッチ
ング速度が低下していく。この場合、容器内での全圧力
は0.2[Torr]に保っている。また、エッチング
速度比はCl2 の導入で単調に増加している。Cl2
量が20[sccm]以上で選択比は10以上となり、
Cl2 56[sccm]では選択比は50以上もある。
つまり、Cl2 の添加により、Si3 4 のSiO2
対するエッチング選択比を十分大きくすることが可能と
なる。
【0028】また、図3にNF3 の導入量を40[sc
cm]一定とし、F以外のハロゲンガスとしてのBr2
流量を変化させた場合のSiN,SiO2 のそれぞれの
エッチング速度の変化を示す。SiNはBr2 の導入に
より始めはエッチング速度が上昇するが、多量のBr2
の導入によりエッチング速度は低下する。SiO2 はB
2 の導入により単調にエッチング速度が低下してい
く。この場合、容器内での全圧力は0.2[Torr]
に保っている。また、エッチング速度比はBr2の導入
で単調に増加している。つまり、Br2 の添加により、
図2の場合と同様に、SiNのSiO2 に対するエッチ
ング選択比を十分大きくすることが可能となる。なお、
Br2 では、20[sccm]の添加で、選択比は40
以上ある。
【0029】図2中、NF3 36[sccm],Cl2
56[sccm]の条件で、図4(a)に示す被処理ウ
ェハをエッチングした。この被処理ウェハは、前記図5
(a)に示したものと同様である。即ち、Si基板41
の表面にアスペクト比の高い深い溝42が形成され、こ
の溝42内の表面に厚さ200オングストロームSiO
2 膜43が被覆されており、さらに平面部には厚さ18
00オングストロームのSi3 4 膜44が形成されて
いる。この被処理ウェハを上記条件でエッチングしたと
ころ、図4(b)に示す如く、コーナ部45,46での
シリコンのエッチング等がなくなり、良好なSi3 4
剥離を行なうことができた。
【0030】かくして本実施例によれば、NF3 を用い
たCDEにおいて、Cl2 ガスを添加することにより、
Si3 4 のSiO2 に対するエッチング選択比を十分
大きくすることができる。このため、薄いSiO2 を保
護膜としてSi3 4 の除去を行なうことができ、半導
体素子製造プロセスに極めて有効である。特に、トレン
チを有する試料において、トレンチ内に薄い酸化膜しか
形成できず、その後Si3 4 を剥離する工程において
有効である。この工程を用いることにより、プロセスの
マージンが広がり、酸化膜形成時の不純物プロファイル
の乱れ等がなくなる。また、工程に要する時間が短縮さ
れ、生産性が大幅に向上する。さらに、プロセス自体が
容易であり、制御・管理が簡単であるため、生産性が高
い等の利点がある。
【0031】第2の実施例(方法) 前記第1の実施例による方法に示したように、F原子を
エッチャントするCDEに、F以外のハロゲンを反応性
ガスとして添加することにより、Si3 4 /SiO2
の選択比が向上し、各々のガス流量、圧力等を適当に選
ぶことによって、Si3 4 のエッチング速度が200
〜300オングストローム/minでかつ選択比を50
以上にすることも容易である。しかしエッチングを長時
間行なうと、エッチングにともなう反応熱あるいは、高
温の放電ガス成分との衝突により、被処理基体の温度は
次第に上昇する。温度の上昇により、SiO2 ,Si3
4 ともにエッチング速度は増加するがその増加の割合
はSiO2 の方がより大きいため、温度上昇とともに選
択比は低下する。その結果、エッチング時間が長くなる
に従い、平均的な選択比は低下する。被処理基体の温度
を制御することは、前記温度上昇によるエッチング速度
の変化を防ぎ、エッチング時間による平均的な選択比の
低下をなくすので、厚いSi3 4 も高い選択比でエッ
チングすることができる。
【0032】図6は上記被処理基体の温度制御を考慮し
た本発明の第2のシリコン窒化膜のドライエッチング方
法を実施するための装置の一例を示す概略構成図であ
る。図中61は真空容器であり、ガスは排気口62から
バルブ63を介して排気される。この容器内には被処理
基体64を載置する試料台65が設置されている。試料
台65は冷却機構66が設けられている。冷却は、この
冷却機構66の内部に設けられたパイプに水或いはN2
ガスを循環させるたとにより行なう。容器61はガス導
入口67,68を有し、一方のガス導入口67は放電管
69の一端に接続されている。放電管69の他端はガス
導入口70となっており、また放電管69は、マイクロ
波電源71に接続した導波管72にカップリングされて
いる。
【0033】上記した装置を用いたドライエッチング方
法について説明する。ここではF元素を含むガスとして
NF3 を用い、F元素以外のハロゲンガスとしてCl2
を用いた場合について説明する。
【0034】試料台65に被処理基体64を載置し、容
器61を真空排気する。次いでNF3 をガス導入口70
により、またCl2 をガス導入口68より供給し、バル
ブ63を調節して所定の圧力にした後、マイクロ波放電
を行ないNF3 を励起してエッチングを行なう。この間
試料台温度または被処理基体温度をモニタしながら温度
が一定になるように、冷却機構66を用いて冷却を行な
う。
【0035】次に、温度制御を行なう理由をデータに基
づいて説明する。図7に、NF3 40sccM,C
2 ,60sccM圧力0.2Torrの条件で、温度
制御とせず、Si基板上にSi3 4 膜を形成したもの
を被処理基体としてエッチングを行なったときの、基板
温度の変化を示す。エッチングの進行とともにわずかな
がら基板温度の上昇が見られる。図8には、やはりNF
3 40sccM,Cl2 60sccM,圧力0.2To
rrの条件で、基板温度を変化させた場合のSi
34 ,SiO2 それぞれのエッチング速度の変化及び
Si3 4 /SiO2 の選択比の変化を示す。温度上昇
により、Si3 4 ,SiO2 ともにエッチング速度は
増加するが選択比は急激に低下しており、少なくとも室
温程度に温度制御することが高選択エッチングにとって
必要なことがわかる。
【0036】NF3 40sccM,Cl2 60sccM
全圧力0.2Torrの条件で図9(a)に示す被処理
ウェハをエッチングし、温度制御を全く行なわない場合
と、40℃以下の例えば20℃±2℃に温度制御を行な
った場合を比較した。この被処理ウェハはSi基板91
の表面に溝92が形成され、この溝92の内側に400
オングストロームのSiO2 膜93が形成されており、
さらに平坦部には厚さ4000オングストロームのSi
3 4 膜94が形成されている。この被処理ウェハを上
記の条件で30分間エッチングしたところ、温度制御を
行なわない場合は図9(c)に示す如く、コーナ部9
5,96で下地シリコンがエッチングされたが、温度制
御を行なった場合は厚いSi3 4 膜であっても図9
(b)に示す如く、良好なSi3 4 剥離を行なうこと
ができた。また、この場合基板温度40℃以下で実用的
なエッチング速度120オングストローム/min,選
択比33以上が得られる。
【0037】以上詳述した実施例によれば、Si3 4
/SiO2 の選択比が十分に大きく、かつSi3 4
エッチング速度が十分に速い条件を保ったまま、任意の
時間エッチングを続けることができる。従ってSi3
4 の膜厚の大小にかかわらず、再現性よく、Si3 4
の選択エッチングを行なうことができる。
【0038】第3の実施例(方法) 次にエッチング圧力を好ましい値に設定した実施例を示
す。
【0039】即ち、この実施例は、エッチング時の圧力
を0.1Torrよりも下げると、供給するガスの組成
を変化させても選択比を上げることが困難なことが発明
者らの実験によって判明したことに基づいている。
【0040】また逆に、圧力を高くすると、同じガス組
成でも選択比が大きくなることも見出された。このメカ
ニズムは明らかでないが、例えば、F元素以外のハロゲ
ンガス或いはこれを出発物質とする反応生成物が、Si
2 上に吸着することにより、SiO2 のエッチングを
制御すると考えれば、実用的な選択比を得るために一定
値以上の圧力が必要なことが理解される。
【0041】図10は本発明を実施するためのドライエ
ッチング装置の一例を示す構成図である。図中100は
真空容器であり、排気口102からバルブ103を介し
て排気される。この容器100内には被処理基体104
を載置する試料台105が設置されている。容器100
にはガス導入口106,107が設けられており、一方
のガス導入口106は放電管108の一端に接続されて
いる。放電管108の他端はガス導入口109となって
いる。放電管108はマイクロ波電源110に接続され
た導波管111にカップリングされている。
【0042】次に、上記装置を用いたドライエッチング
方法について説明する。ここでは、F元素を含むガスと
してNF3 を用い、F元素以外のハロゲンガスとしてC
2を用いた場合について説明する。
【0043】容器101内の試料台105に被処理基体
を載置した後、バルブ103を開き容器101内を真空
排気する。次いでNF3 をガス導入口109より、また
Cl2 をガス導入口7より供給して、バルブ103を調
節することにより容器101内を所定の圧力にした後、
マイクロ波放電を行ないNF3 を励起してエッチングを
行なう。
【0044】次に、エッチング時の圧力がSi3 4
SiO2 選択比に及ぼす影響について説明する。図11
にCl2 流量を100sccM一定とし、NF3 流量を
100sccM或いは150sccMにした場合の放電
前の圧力による選択比の変化を示した。いずれの場合
も、圧力が高くなるほど選択比は大きくなっている。選
択比10をSi3 4 のSiO2 に対する高選択エッチ
ングの実用的な意味での目安と考えるならば、圧力0.
2Torr以上ではこれを達成できることになる。ま
た、通常NF3 を単独で放電する場合には、圧力を0.
2Torr以上にしなければ安定なマイクロ波放電を行
なうことはできなかった。しかし、放電を維持できる
0.1Torr程度でも選択比5は得られ、この場合圧
力が抑えられているのでエッチング膜の均一性はよくな
る。
【0045】図12はNF3 流量46sccM、Cl2
流量30sccMの混合ガスを放電励起してエッチング
した場合の圧力による選択比の変化を示したものであ
る。やはり、圧力の高いところで選択比が大きくなって
いる。
【0046】NF3 150sccM、Cl2 100sc
cM圧力0.3Torrの条件で被処理ウェハをエッチ
ングした様子を先の図4を引用して示す。このウェハ
は、Si基板41の表面に溝42が形成され、この溝4
2の表面は厚さ400オングストロームのSiO2 膜4
3で被覆されている。さらに平坦部には厚さ1500オ
ングストロームのSi3 4 膜が形成されている。この
被処理ウェハを上記条件でエッチングしたところ、図4
(b)に示すようにエッチング時間を100%オーバー
エッチに設定したにもかかわらず、コーナ部45,46
でシリコンがエッチングされることなく、表面のSi3
4 を除去することができた。
【0047】上述したように、本発明によれば、CDE
によりシリコン窒化膜をエッチングする際のガスとし
て、F元素及び他のハロゲン元素を含むガスを用い、少
なくともF元素を励起して被処理基体を収容した容器内
に導入し、エッチングする場合、圧力を0.2Torr
以上にすることによって、シリコン窒化膜のシリコン酸
化膜に対するエッチング選択比を実用上十分大きくする
ことができる。従ってシリコン酸化膜が形成されている
被処理基体に対し、シリコン窒化膜のみを選択的にエッ
チングすることができ、各種半導体素子製造工程に適用
することが可能である。
【0048】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。例えば、F元素を含むガスとしては、
NF3 の代りに、CF4 ,CF4 +O2 ,C2 6 ,C
2 6 +O2 ,C3 8 ,C3 8 +O2 或いはSF6
等を用いることが可能である。また、F以外のハロゲン
ガスとしては、Cl2 の代りに、I2 やBr2 等を用い
てもよい。さらに、F以外のハロゲンガスの代りには、
CCl4 ,PCl3 ,BCl3 ,CCl2 2 ,HC
l,HBr,CBrF3 ,CBr2 Cl2 ,CBrCl
3 ,HI,或いはICl等を用いることが可能である。
つまり、F元素を含むガスに添加するガスとしては、F
以外のハロゲンガス若しくは少なくともF以外のハロゲ
ン元素を含むガスであればよい。さらに、上記F以外の
ハロゲン元素を含むガスは、前記容器内に直接導入する
代りに、F元素を含むガスとともに励起したのち導入す
るようにしてもよい。
【0049】また、F元素を含むガスにF以外のハロゲ
ンガスを混合して用いる代りに、F元素と他のハロゲン
元素との化合物、つまりインターハロゲンを用いること
も可能である。この主のインターハロゲンとしては、F
Cl,FCl3 ,FBr,FBr3 等がある。また、装
置としては前記図1に示す構造に何等限定されるもので
はなく、仕様に応じて適宜変更可能である。さらに、表
面に自然酸化膜等が存在する被処理基体においては、始
めにF原子のみを被処理基体に供給し、自然酸化膜を除
去したのちに、他のハロゲンガスを混合してエッチング
を行なうことにより、エッチング時間の短縮をはかるこ
とが可能である。その他、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で、種々変形して実施することができる。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、C
DEによりシリコン窒化膜をエッチングする際のガスと
して、F元素を含むガス及び他のハロゲン元素を含むガ
スを用い、少なくともF元素をラジカルとして被処理基
体を収容した容器内に導入するとともに、他のハロゲン
元素を含むガスを前記容器内に直接導入することによ
り、シリコン窒化膜のシリコン酸化膜に対するエッチン
グ選択比を十分大きくすることができる。しかも、溶液
エッチングに比べてシリコン酸化膜のエッチング速度を
十分速くすることができる。従って、シリコン窒化膜及
びシリコン酸化膜が形成されている被処理基体に対し、
シリコン窒化膜のみを選択的にエッチングすることがで
き、各種半導体素子製造工程に適用することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係わるドライエッチング
装置を示す概略構成図。
【図2】 Cl2 流量に対するSi3 4 及びSiO2
のエッチング速度変化を示す特性図。
【図3】 Br2 流量に対するSiN及びSiO2 のエ
ッチング速度変化を示す特性図。
【図4】 本発明の一実施例に係る方法によりSi3
4 膜をエッチングした際の工程断面図。
【図5】 従来の問題点を説明するための工程断面図。
【図6】 本発明の第2の実施例方法に用いる装置の一
例を示す概略構成図。
【図7】 エッチングにより基板温度が上昇することを
示す特性図。
【図8】 基板温度によるSi3 4 及びSiO2 のエ
ッチング速度の変化を示す特性図。
【図9】 上記第2の実施例に係る方法によりSi3
4 膜をエッチングした際の工程断面図。
【図10】 本発明の第3の実施例方法に用いる装置の
一例を示す概略構成図。
【図11】 圧力に対するSi3 4 /SiO2 選択比
の変化を示す特性図。
【図12】 圧力に対するSi3 4 /SiO2 選択比
の変化を示す特性図。
【符号の説明】
11…第1の真空容器 12…被処理基体 14,20…ガス導入口 15…放電管 16…マイクロ波電源 17…導波管 18…アプリケータ 19…ガス供給口 21,24,29…ガス排気口 22,25,27,30…ゲートバルブ 23…第2の真空容器 26,31…搬送機構 28…第3の真空容器 32…加熱機構 41,91…Si基板 42,92…溝 43,93…SiO2 膜 44,94…Si3 4 膜 45,95,46,96…コーナ部

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被処理基体を収容した容器内に、弗素元素
    を含むガスを前記容器とは別の領域で励起して導入する
    とともに、弗素元素以外のハロゲン元素を含むガスを前
    記容器内に直接導入して、前記被処理基体に形成された
    シリコン窒化膜をシリコン酸化膜に対して選択的にエッ
    チングすることを特徴とするシリコン窒化膜のドライエ
    ッチング方法。
  2. 【請求項2】前記弗素元素を含むガスとして、CF4
    2 との混合ガス、或いはNF3 ガスを用いたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のシリコン窒化膜の
    ドライエッチング方法。
  3. 【請求項3】前記弗素元素以外のハロゲン元素を含むガ
    スとして、Cl2 ガス、或いはBr2 ガスを用いたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のシリコン窒化
    膜のドライエッチング方法。
  4. 【請求項4】前記被処理基体は、シリコン基板表面に溝
    を形成し、その内面を薄いシリコン酸化膜で被覆し、さ
    らに溝以外の基板表面にシリコン窒化膜を形成したもの
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のシ
    リコン窒化膜のドライエッチング方法。
  5. 【請求項5】前記弗素元素を含むガスをまず前記容器内
    に導入し、その後、前記弗素元素以外のハロゲン元素を
    含むガスを前記容器内に導入することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のシリコン窒化膜のドライエッチ
    ング方法。
  6. 【請求項6】前記エッチングを0.2Torr以上のガ
    ス圧力下で行なうことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のシリコン窒化膜のドライエッチング方法。
  7. 【請求項7】前記被処理基体の温度は40℃以下である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のシリコン
    窒化膜のドライエッチング方法。
  8. 【請求項8】被処理基体を収容する第1の容器と、この
    容器とは別の領域で弗素元素を含むガスを励起して、該
    領域で生成された活性種を前記容器内に導入する手段
    と、弗素元素以外のハロゲン元素を含むガスを前記容器
    内に直接導入する手段と、前記容器内を排気する手段と
    を具備してなることを特徴とするドライエッチング装
    置。
  9. 【請求項9】前記第1の容器に真空バルブを介して連設
    された第2の容器と、この第2の容器を前記第1の容器
    とは独立に排気する手段と、前記第1及び第2の容器間
    で前記被処理基体を搬送する手段とを具備してなること
    を特徴とする特許請求の範囲第8項記載のドライエッチ
    ング装置。
  10. 【請求項10】前記第2の容器は複数個設けられてお
    り、各容器はそれぞれ真空バルブを介して前記第1の容
    器に連設されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    9項記載のドライエッチング装置。
  11. 【請求項11】前記第2の容器には、前記被処理基体を
    加熱する手段が設けられていることを特徴とする特許請
    求の範囲第9項記載のドライエッチング装置。
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