JPH0111155Y2 - - Google Patents

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JPH0111155Y2
JPH0111155Y2 JP10909284U JP10909284U JPH0111155Y2 JP H0111155 Y2 JPH0111155 Y2 JP H0111155Y2 JP 10909284 U JP10909284 U JP 10909284U JP 10909284 U JP10909284 U JP 10909284U JP H0111155 Y2 JPH0111155 Y2 JP H0111155Y2
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plate body
plug
power supply
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electric heater
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は電気ヒータにより加熱される調理用
プレート本体と、このプレート本体を検温すると
共に、所望温度になるように電気ヒータへの給電
を制御する差込み式自動温度調節器を備えた電気
調理器に関する。
[従来技術とその問題点] 差込み型温度調節器として、実開昭56−72436
号公報の電気器具の電源コード巻取式温度調節器
が公知である。この温度調節器は第8図に示すよ
うに調理用プレート本体1と、このプレート本体
1に取付けるハンドル2とプレート本体1の電気
ヒータ3を備えた電気器具への感熱部4及び電気
ヒータ3への給電接続部5を有し、かつ前記感熱
部4による検知温度に対応してヒータ3への給電
を制御し設定温度に維持させる温度制御要素を内
蔵する感熱制御部(図示せず)に対し、同感熱制
御部に接続される電源コード6の巻取部7を連結
するものであり、又プレート本体1側は感熱部4
の差込み孔8と給電接続受け9が設けられる。
又、10は温度調節器のスライド案内用受けであ
る。使用する際は感熱部4を差込み孔8に差し込
み同時に、給電接続部5を同受け9に差込んで両
者を接続する。この際感熱部4のストロークLは
差込み孔8の開口端より差込み孔8の奥迄であ
る。
従つて、自動温度調節器を差込み、又外す場合
挿入ストロークLが比較的長い為に、このストロ
ークLに従つてスライド用受けを大きくしなけれ
ばならず、調節器のコンパクト化ができなかつ
た。又コストの点でも高価になる原因であり、さ
らに意匠的にも不釣合の部分であつた。
この解決の一手段として、感熱部長さを短くす
ることが考えられるが感温部長さを短くすると感
温感度が低下して温度調節に支障をきたす問題点
がある。
[考案の目的] この考案は上記事情に基づいてなされたもので
あり、調理用プレート本体と、このプレート本体
を加熱する電気ヒータを備えた電気調理器本体
と、前記プレート本体への差込み型感熱部及び前
記電気ヒータへの差込み型給電接続部を一体に設
けた自動温度調節器を有する電気調理器におい
て、感温感度を低下せずに自動温度調節器の差込
みストロークを短くすることを目的とする。
[考案の概要] この考案は、電気調理器側に形成する感熱部の
挿入孔の少なくとも一部を溝状に形成して差込
み、前に感熱部を前記溝部内に位置させてから孔
に差込むものである為、差込み孔長さが同じであ
つても差込みストロークを短くできる電気調理器
である。
[考案の第1実施例] 第1図〜第7図に示すように、11は皿状の調
理用プレート本体であり、このプレート本体11
の表面にはフツ素樹脂加工をして調理面12を形
成する。
12はプレート本体11を保持する保持枠であ
つて、中央上面にプレート本体11よりやや大き
い凹部14を形成し、この凹部14底面には通気
用窓孔16を形成し、上面縁部17の適所に幅広
部18を形成する。
19はプレート本体11の調理面12裏側に設
けるシーズヒータ等の電気ヒータであり、幅広部
18方向一側には電源角状の給電接続受け20を
臨むように設ける。さらにプレート本体11の電
気ヒータ19下方には遮熱板21を設け、さらに
この遮熱板21に凹部14の底面に載置する脚部
22を螺着23する。24は電気ヒータ19を所
定温度に制御する電気調節器であり、プレート本
体11の温度を検知するパイプ状感熱部25と前
記給電接続受け20への給電接続部26を有し、
さらに上面には温度設定摘み27を設け、前記感
熱部25による検知温度に対応して電気ヒータ1
9への給電を制御し、プレート本体11を設定温
度に制御する。この温度調整器24は幅広部18
方向一側に形成する切欠部13aに装着して、給
電接続受け20と給電接続部26を接続し、感熱
部25をプレート本体11の差込み孔28に接触
させる。
この感熱部25の差込み孔28の開口端28a
寄りの下方を切欠いて、U状又は倒コ状の溝部2
8bを形成する。この溝部28bの先に差込み孔
部28cを連通する。
又、前記温度調節器24の一側に差込み型感熱
部25を設け、他側には給電接続部26を設け
る。
従つて、差込み孔28、給電接続受け20もこ
の配置に対応すべく設け、さらに温度設定摘み2
7を感熱部25の後方に配置する。24aは温度
調節器24を引出すときに使用する指掛け用突起
であり、この突起24aは感熱部25の差込み線
25a上と給電接続部26の差込み線26a上間
で、かつ直交状態に温度調節器24の適所に形成
する。この指掛け用突起24aは感熱部25の差
込み線25a上と、給電接続部26の差込み線2
6aの近傍間に設けてもよい。
さらに、前記給電接続受け20はジヤツク状の
プロテクター20aによつてカバーし、さらにプ
ロテクター20aの下面には指掛け用突起20b
を一体に形成する。
又、44は自動温度調節器24のスライド案内
用受けであり、この受け44は切欠部13aの下
方に保持枠13と水平に取付けられると共に、差
し込み方向にガイド路44aを形成し、このガイ
ド路44aに従つて自動温度調節器24下面に取
付けるピン44bによつて動きが差込み方向に規
制されて移動できるように取り付ける。
29は電源コード30の巻取部であり、この巻
取部29は幅広部18に一体に螺着15して設け
る。巻取部29は図示しない弾機等により逆転方
向に付勢される巻取ドラム29aを内蔵し、電源
コード30の端部が連結している。即ち、電気ヒ
ータ19への給電は、電源コード30、連結コー
ド30a、温度調節器24、給電接続部26、同
受け20を介して行なう。又、31は電源コード
30の出入口であり、32は巻取ドラム29aの
固定状態を解除する為の巻戻し釦である。
又、保持枠13の凹部14の幅広部18方向一
側にはプレート本体11の一側を固定するストツ
パー33を装着する。このストツパー33はプレ
ート本体11の一側に設けられる上方外側へ突出
する突起34の上面に係止自在な正面側コ状で側
面L型の枠体35と、この枠体35を突起34の
前後方向へ回動自在に支持する軸36と、枠体3
5を反時計方向へ付勢する第1弾機37と、枠体
35の後端に連設する取りはずし用レバー38か
らなり、レバー38は保持枠13より外部に突出
して設ける。すなわち、プレート本体11を下方
に押圧すると、突起34が枠体35を次第に後方
へ押圧し、最終的に枠体35が突起34の上面に
係止してロツク状態となる。又、レバー38を下
方へ押圧すると枠体35が外方に倒れて、突起3
4の係止がはずれて、プレート本体11を上方へ
取出すことができる。
一方プレート本体11他側の固定は保持枠13
の凹部14他側壁に形成する受部39と、この受
部39に係止するプレート本体11に形成する突
起40からなる。
このように一側は突起34と枠体35による固
定、他側は受部39と突起40の固定によつて、
プレート本体11を保持枠13に脱着自在に設け
る。
又、前記プレート本体11の下部に装着する脚
部22によつて、プレート本体11を保持枠13
にセツト時に隙間aを形成する。
尚、41はプレート本体11の蓋、42はこの
蓋41のスライド式ストツパー、前記第1弾機3
7は前記軸36に装着するプレート本体11を上
方へ付勢するダブルトーシヨン形のコイルばねで
あり、一端を前記枠体35に係止して、枠体35
を内側即ち反時計方向に付勢し、中央部に前記軸
36に巻着し、プレート本体11を上方へ押圧す
るように上端を設ける。43は保持枠13を倒立
する為のスタンドであり、保持枠13の底部13
bに回動自在に設ける。
このような構成において、温度調節器24を後
方へ引いた後、差込み孔28の溝部28bに感熱
部25を載せると共に、受部39と突起40によ
つてプレート本体11の他側をストツパー33と
突起34によつてプレート本体11の一側を保持
枠13に固定する。次に自動温度調節器24を前
方へ挿して感熱部25を差込み孔28の差込み部
28cに挿入してセツトし、電源コード30を出
入口31より引き出すと巻取ドラム29aが正転
し、プラグ30bをコンセント等に差込む。次に
温度調節器24の温度設定摘み27を所望温度に
設定すると、電気ヒータ19へ給電され所望温度
までプレート本体11が加熱する。一定温度にな
つた後は感熱部25によつてプレート本体11が
検温され、温度調節器24に内蔵するバイメタル
等の温度制御要素(図示せず)によつて、所望温
度になるように給電が制御される。このような状
態で調理面12上で調理を行なう。調理の際電気
ヒータ19より発生した熱の一部は前記隙間aよ
り通気用窓孔16から排気する。
使用後はプラグ30bをコンセントから抜いた
後、巻戻し釦32を押すと巻取ドラム29aが逆
転して自動的に巻取られ、プラグ30bが出入り
口31に係止して保持枠13の幅広部18内に収
納される。次に指掛け用突起24aに指を掛けて
感熱部25の先端を溝部28b迄引き抜く。この
際、指掛け用突起24aに加えるとこの引き抜き
力は前記巻込み線25a,26aと平行となり、
トルクの発生なく引き抜くことができる。
さらに、取りはずし用レバー38を下方に押圧
してストツパー33をはずしてプレート本体11
を取りはずして調理面12を水洗い等によつて洗
浄する。このようにプレート本体11を持ち運ぶ
とき、プレート本体11の裏側に突出する指掛け
用突起20bに引掛けることにより調理面12に
接触することなく運ぶことができる。そして洗浄
後のプレート本体11を再度セツトし、さらにス
ライド式ストツパー42によつて蓋41を固定し
て、スタンド43により倒立状態にして収納す
る。
従つて、前記電気調理器本体側に形成する感熱
部25の差込み孔28の少なくとも一部を溝状2
8bに形成することによつて、差込みストローク
lを短くすることができ、スライド案内用受け4
4を小さくべき電気調理器をコンパクトに形成で
きる。さらに安価に製作できると共に、美観に優
れる。
又、電気ヒータ19がプレート本体11に固定
され、電気ヒータ19の給電接続受け20が指掛
け用突起20bを有するプロテクター20aによ
つてカバーすることによつて調理後プレート本体
11の裏側に有する突起20bを持つて運び洗浄
等ができる為に持ち運び易く、又衛生的である。
さらに前記差込みプラグ型感熱部25が自動温
度調節器24の一側に、差込みプラグ型給電接続
部26が自動温度調節器24の他側に設けられ、
感熱部25と給電接続部26の延長線25a,2
6a又はこの差込み延長線近傍間に自動温度調節
器24が指掛け用突起24aを形成することによ
つて自動温度調節器24を引き出す際に軽い力で
引き抜くことができる。
[考案の効果] この考案は調理用プレート本体と、このプレー
ト本体を加熱する電気ヒータと、プレート本体と
分離可能な保持枠を備えた電気調理器本体と、前
記プレート本体への差込みプラグ型感熱部及び前
記電気ヒータへの差込み型給電接続部を一体に設
けた自動温度調節器を有し、前記電気調理器本体
側に形成する感熱部の挿入孔の少なくとも一部を
溝状に形成することであり、感温感度を低下せず
に自動温度調節器の差込みストロークを短くでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体斜視図、第2図は全体平面図、第
3図はプレート本体の斜視図、第4図は分解状態
を示す斜視図、第5図は自動温度調節器の斜視
図、第6図は自動温度調節器取付時の断面図、第
7図はストツパーの断面図、第8図は従来の斜視
図である。 11……プレート本体、19……電気ヒータ、
13……保持枠、20a……プロテクター、20
b……指掛用突起、24……自動温度調節器、2
4a……指掛用突起、25……感熱部、25a,
26a……延長線、26……給電接続部、28…
…差込み、28b……溝部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 調理用プレート本体と、このプレート本体を
    加熱する電気ヒータと、プレート本体と分離可
    能な保持枠を備えた電気調理器本体と、前記プ
    レート本体への差込みプラグ型感熱部及び前記
    電気ヒータへの差込み型給電接続部を一体に設
    けた自動温度調節器を有し、前記電気調理器本
    体側に形成する感熱部の挿入孔の少なくとも一
    部を溝状に形成することを特徴とする電気調理
    器。 (2) 前記電気ヒータがプレート本体に固定され、
    かつ前記電気ヒータの給電接続部が指掛け用突
    起付プロテクターによつてカバーされているこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の電気調理器。 (3) 前記差込みプラグ型感熱部が自動温度調節器
    の一側に、差込みプラグ型給電接続部が自動温
    度調節器の他側に設けられ、感熱部と給電接続
    部の延長線又はこの差込み延長線近傍間に自動
    温度調節器が指掛用突起を有することを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項
    記載の電気調理器。
JP10909284U 1984-07-18 1984-07-18 電気調理器 Granted JPS6123612U (ja)

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JPS6123612U JPS6123612U (ja) 1986-02-12
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JPH059835Y2 (ja) * 1986-07-15 1993-03-10

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