JPH056929Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH056929Y2 JPH056929Y2 JP1985024714U JP2471485U JPH056929Y2 JP H056929 Y2 JPH056929 Y2 JP H056929Y2 JP 1985024714 U JP1985024714 U JP 1985024714U JP 2471485 U JP2471485 U JP 2471485U JP H056929 Y2 JPH056929 Y2 JP H056929Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- plug
- lock
- operation plate
- locking element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 5
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、ホツトプレート等の電気調理器のヒ
ータ端子に挿脱自在なプラグのロツク装置に関す
るものである。
ータ端子に挿脱自在なプラグのロツク装置に関す
るものである。
ホツトプレート等の電気調理器においては、調
理用の熱板の温度を検知する感温筒と、該感温筒
と共同して予め設定した熱板の温度を保持するよ
うにヒータへの通電を断続する開閉器とからなる
サーモスタツト機構を備えたプラグをヒータ端子
に差込んで調理を行うが、その調理中にプラグが
離脱したことを知らないために（例えばプラグの
コードを足に引掛ける等）所望の調理ができなか
つたり、またプラグの差込みが不完全なためにヒ
ータ端子とプラグ内の受端子との接触抵抗の増大
に伴うプラグの発熱という問題があつた。
理用の熱板の温度を検知する感温筒と、該感温筒
と共同して予め設定した熱板の温度を保持するよ
うにヒータへの通電を断続する開閉器とからなる
サーモスタツト機構を備えたプラグをヒータ端子
に差込んで調理を行うが、その調理中にプラグが
離脱したことを知らないために（例えばプラグの
コードを足に引掛ける等）所望の調理ができなか
つたり、またプラグの差込みが不完全なためにヒ
ータ端子とプラグ内の受端子との接触抵抗の増大
に伴うプラグの発熱という問題があつた。
以上の問題の解決策として、従来より種々の手
段が提案されているが、ロツク機構の構造が複雑
であり、このロツク機構にプラグの離脱操作を容
易にする離脱手段を付加するとロツク機構が更に
複雑となり、構成部品数が多くなる等の欠点があ
つた。
段が提案されているが、ロツク機構の構造が複雑
であり、このロツク機構にプラグの離脱操作を容
易にする離脱手段を付加するとロツク機構が更に
複雑となり、構成部品数が多くなる等の欠点があ
つた。
本考案は、電気調理器に設けたヒータの端子を
収容する端子箱内に鎖錠子を固定し、上記端子箱
に挿脱自在なプラグ内に、上記ヒータの通電を制
御する通常のサーモスタツト機構を設けると共
に、 先端に係止部を有し、かつ後端に操作部を有す
る鎖錠操作板を上記プラグ内に回動可能に設け、
上記プラグに上記鎖錠子挿脱用の開口を設け、該
開口に向かつて摺動可能に設けられ上記鎖錠子の
進入により押動されるばね座と上記鎖錠操作板と
の間にコイルばねを挿入することにより、上記係
止部を鎖錠子に係合する方向に上記鎖錠操作板を
付勢すると共に、上記鎖錠子を押動する離脱手段
を付加したことにある。
収容する端子箱内に鎖錠子を固定し、上記端子箱
に挿脱自在なプラグ内に、上記ヒータの通電を制
御する通常のサーモスタツト機構を設けると共
に、 先端に係止部を有し、かつ後端に操作部を有す
る鎖錠操作板を上記プラグ内に回動可能に設け、
上記プラグに上記鎖錠子挿脱用の開口を設け、該
開口に向かつて摺動可能に設けられ上記鎖錠子の
進入により押動されるばね座と上記鎖錠操作板と
の間にコイルばねを挿入することにより、上記係
止部を鎖錠子に係合する方向に上記鎖錠操作板を
付勢すると共に、上記鎖錠子を押動する離脱手段
を付加したことにある。
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
図面の第１図は電気調理器の使用時の斜視図、
第２図Ａはプラグ離脱時における同図ＢのＸ−Ｘ
線に沿う縦断面図、同図ＢはＡのＹ−Ｙ線に沿う
断面図、第３図はロツク状態の縦断面図を示す。
第２図Ａはプラグ離脱時における同図ＢのＸ−Ｘ
線に沿う縦断面図、同図ＢはＡのＹ−Ｙ線に沿う
断面図、第３図はロツク状態の縦断面図を示す。
第１図の如く、電気調理器（ホツトプレートを
示す）の使用時においては、熱板１の外底面に装
着されているヒータの端子（図示せず）を収容す
る端子箱２にプラグＡを差込み、サーモスタツト
の調整、作動により所望の調理が行われるもので
ある。
示す）の使用時においては、熱板１の外底面に装
着されているヒータの端子（図示せず）を収容す
る端子箱２にプラグＡを差込み、サーモスタツト
の調整、作動により所望の調理が行われるもので
ある。
第２図Ａ，Ｂにおいて、プラグＡのケース３は
合成樹脂製にして、上壁３ａ、両側壁３ｂ、前壁
３ｃ、後壁３ｄ及び底壁３ｅが一体に成形され、
前壁３ｃの下方両側にはヒータ端子が挿脱する開
口３c1が、下方中央には後述する鎖錠子挿脱用の
開口３c2が夫々設けられ、また後壁３ｄの下方中
央にはロツク解除操作用の開口３d1が設けられて
いる。
合成樹脂製にして、上壁３ａ、両側壁３ｂ、前壁
３ｃ、後壁３ｄ及び底壁３ｅが一体に成形され、
前壁３ｃの下方両側にはヒータ端子が挿脱する開
口３c1が、下方中央には後述する鎖錠子挿脱用の
開口３c2が夫々設けられ、また後壁３ｄの下方中
央にはロツク解除操作用の開口３d1が設けられて
いる。
３ｆはケース３の前端部において底壁３ｅに立
設成形され、かつ前壁３ｃの下方と一体成形され
た一対の隔壁で、該各隔壁３ｆと両側壁３ｂ間に
はヒータ端子と接離する受端子４が設置され、各
隔壁３ｆの対向間隔は上記開口３c2と連通し鎖錠
子の挿脱案内路を構成している。
設成形され、かつ前壁３ｃの下方と一体成形され
た一対の隔壁で、該各隔壁３ｆと両側壁３ｂ間に
はヒータ端子と接離する受端子４が設置され、各
隔壁３ｆの対向間隔は上記開口３c2と連通し鎖錠
子の挿脱案内路を構成している。
５はプラグＡを差込み位置にロツクし、かつロ
ツクを解除する鎖錠操作板で、前方端に後方に折
曲形成した係止部５ａと、上記一対の隔壁３ｆの
後方端部に成形された肩部３f1と後壁３ｄに成形
されたほぼコ字状の案内腕部３d2の先端部３d3間
に挟持された支承部５ｂと、後壁３ｄの開口３d1
に露出する操作部５ｃとから構成されている。
ツクを解除する鎖錠操作板で、前方端に後方に折
曲形成した係止部５ａと、上記一対の隔壁３ｆの
後方端部に成形された肩部３f1と後壁３ｄに成形
されたほぼコ字状の案内腕部３d2の先端部３d3間
に挟持された支承部５ｂと、後壁３ｄの開口３d1
に露出する操作部５ｃとから構成されている。
６は上記一対の隔壁３ｆの対抗面の間を、鎖錠
子挿脱用の開口３C2に向かつて摺動し、隔壁３
ｆに成形されたストツパー８に当接するばね座
で、該ばね座６と鎖錠操作板５の支承部５ｂの下
方部５ｄ間にコイルばね７が介装されている。
子挿脱用の開口３C2に向かつて摺動し、隔壁３
ｆに成形されたストツパー８に当接するばね座
で、該ばね座６と鎖錠操作板５の支承部５ｂの下
方部５ｄ間にコイルばね７が介装されている。
なお、９は熱膨張係数の大きい感温筒で、該感
温筒９内の先端には熱膨張係数の小さな棒状又は
板状の金属体１０の一端を固定すると共に他端を
感温筒９に設けたばね板１１に固定し、該ばね板
１１に設けた作動子１２により接点１３，１４を
開閉するもので、接点１４を温度調節摘子１５の
回動により熱板１の温度を所定値に設定し、接点
１３と作動子１２との離間間隔を定めるものであ
るが、このサーモスタツト機構は従来公知のもの
が適宜使用される。
温筒９内の先端には熱膨張係数の小さな棒状又は
板状の金属体１０の一端を固定すると共に他端を
感温筒９に設けたばね板１１に固定し、該ばね板
１１に設けた作動子１２により接点１３，１４を
開閉するもので、接点１４を温度調節摘子１５の
回動により熱板１の温度を所定値に設定し、接点
１３と作動子１２との離間間隔を定めるものであ
るが、このサーモスタツト機構は従来公知のもの
が適宜使用される。
１６は上記端子箱２内に収容固定された一対の
ヒータ端子であり、１７が該一対のヒータ端子１
６間の中央において端子箱２に固定された鎖錠子
を示し、該鎖錠子１７は角筒状をなし、先端に外
径の大きい頭部が形成され、頭部の先端にテーパ
ー面１７ａが形成され、頭部の後端には、係止部
５が係合可能な段部が形成されている。
ヒータ端子であり、１７が該一対のヒータ端子１
６間の中央において端子箱２に固定された鎖錠子
を示し、該鎖錠子１７は角筒状をなし、先端に外
径の大きい頭部が形成され、頭部の先端にテーパ
ー面１７ａが形成され、頭部の後端には、係止部
５が係合可能な段部が形成されている。
(a) プラグＡの離脱時
第２図Ａ，Ｂに示すように、ばね座６はストツ
パー８に当接し、コイルばね７の比較的弱い伸張
力により鎖錠操作板５は支承部５ｂを支点として
反時計方向に回動し、その係止部５ａはケース３
の前壁３ｃに設けられている鎖錠子挿脱用の開口
３c2に臨んでいる。
パー８に当接し、コイルばね７の比較的弱い伸張
力により鎖錠操作板５は支承部５ｂを支点として
反時計方向に回動し、その係止部５ａはケース３
の前壁３ｃに設けられている鎖錠子挿脱用の開口
３c2に臨んでいる。
(b) プラグＡの差込みロツク時
第３図に示すように、端子箱２にプラグＡを挿
入すれば、ヒータ端子１６は開口３c1に進入し、
また鎖錠子１７は開口３c2からそのテーパー面１
７ａにより鎖錠操作板５の係止部５ａを上方へ排
除しながら進入する。
入すれば、ヒータ端子１６は開口３c1に進入し、
また鎖錠子１７は開口３c2からそのテーパー面１
７ａにより鎖錠操作板５の係止部５ａを上方へ排
除しながら進入する。
そして、受端子４がヒータ端子１６に完全に接
触した状態においては、鎖錠子１７がばね座６を
押圧してコイルばね７を圧縮するので、その伸張
力が強まる。したがつて、鎖錠操作板５の反時計
方向への回動付勢力が増加し、鎖錠子１７の頭部
の後端に形成された段部と係止部５ａとの係合が
確保される。
触した状態においては、鎖錠子１７がばね座６を
押圧してコイルばね７を圧縮するので、その伸張
力が強まる。したがつて、鎖錠操作板５の反時計
方向への回動付勢力が増加し、鎖錠子１７の頭部
の後端に形成された段部と係止部５ａとの係合が
確保される。
而して、上記係止の確立はケース３の開口３d1
に露出する鎖錠操作板５の操作部５ｃに上方への
操作力を加えても不動であることにより認識され
ると共に、プラグＡの差込みが完全であることを
認識し得る。
に露出する鎖錠操作板５の操作部５ｃに上方への
操作力を加えても不動であることにより認識され
ると共に、プラグＡの差込みが完全であることを
認識し得る。
(c) プラグＡの引抜き時（ロツク解除時）
第３図において、鎖錠操作板５の操作部５ｃを
下方に押下げれば（コイルばね７の伸張力に抗し
て）、操作板５は支承部５ｂを支点として時計方
向に回動し、その係止部５ａが鎖錠子１７より上
方へ離脱してロツクが解除されると共に、コイル
ばね７の伸張力によりプラグＡは引抜き方向へ若
干変位し、係止部５ａは鎖錠子１７の後端面より
テーパー面１７ａ方向へ変位する。
下方に押下げれば（コイルばね７の伸張力に抗し
て）、操作板５は支承部５ｂを支点として時計方
向に回動し、その係止部５ａが鎖錠子１７より上
方へ離脱してロツクが解除されると共に、コイル
ばね７の伸張力によりプラグＡは引抜き方向へ若
干変位し、係止部５ａは鎖錠子１７の後端面より
テーパー面１７ａ方向へ変位する。
よつて、操作部５ｃを手放しても鎖錠操作板５
と鎖錠子１７が再係合することはなく、容易にプ
ラグＡを引き抜くことができる。
と鎖錠子１７が再係合することはなく、容易にプ
ラグＡを引き抜くことができる。
本考案は、ヒータ端子の端子箱に鎖錠子を固定
し、該鎖錠子のプラグ内への進入によりロツクが
確保されるばね付勢の鎖錠操作板をプラグ内に備
えたので、プラグの完全差込み時のロツクは自動
的に行われ、かつ不用意な離脱を防止することが
できると共に、ロツクの解除も鎖錠操作板の操作
部を押圧するという簡単な操作で行い得る等の効
果を有し、極めて使い勝手のよいプラグを提供し
得るものである。
し、該鎖錠子のプラグ内への進入によりロツクが
確保されるばね付勢の鎖錠操作板をプラグ内に備
えたので、プラグの完全差込み時のロツクは自動
的に行われ、かつ不用意な離脱を防止することが
できると共に、ロツクの解除も鎖錠操作板の操作
部を押圧するという簡単な操作で行い得る等の効
果を有し、極めて使い勝手のよいプラグを提供し
得るものである。
又、１個のコイルばねにより、ロツク方向の付
勢機能と離脱手段の機能とを持たせたので、離脱
手段を付加したロツク装置の構造が簡単になり、
構成部品数の減少、ロツク装置をコンパクトにす
ることができる等の利点が生じた。
勢機能と離脱手段の機能とを持たせたので、離脱
手段を付加したロツク装置の構造が簡単になり、
構成部品数の減少、ロツク装置をコンパクトにす
ることができる等の利点が生じた。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は電気調
理器の使用時の斜視図、第２図Ａはプラグ離脱時
における同図ＢのＸ−Ｘ線に沿う縦断面図、同図
ＢはＡのＹ−Ｙ線に沿う断面図、第３図はロツク
状態の縦断面図である。 １……熱板、２……端子箱、Ａ……プラグ、３
……ケース、５……鎖錠操作板、５ａ……係止
部、５ｂ……支承部、５ｃ……操作部、７……コ
イルばね、１７……鎖錠子。
理器の使用時の斜視図、第２図Ａはプラグ離脱時
における同図ＢのＸ−Ｘ線に沿う縦断面図、同図
ＢはＡのＹ−Ｙ線に沿う断面図、第３図はロツク
状態の縦断面図である。 １……熱板、２……端子箱、Ａ……プラグ、３
……ケース、５……鎖錠操作板、５ａ……係止
部、５ｂ……支承部、５ｃ……操作部、７……コ
イルばね、１７……鎖錠子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 電気調理器に設けたヒータの端子を収容する端
子箱内に鎖錠子を固定し、上記端子箱に挿脱自在
なプラグ内に、上記ヒータの通電を制御する通常
のサーモスタツト機構を設けると共に、 先端に係止部を有し、かつ後端に操作部を有す
る鎖錠操作板を上記プラグ内に回動可能に設け、
上記プラグに上記鎖錠子挿脱用の開口を設け、該
開口に向かつて摺動可能に設けられ上記鎖錠子の
進入により押動されるばね座と上記鎖錠操作板と
の間にコイルばねを挿入することにより、上記係
止部を鎖錠子に係合する方向に上記鎖錠操作板を
付勢すると共に、上記鎖錠子を押動する離脱手段
を付加したことを特徴とする電気調理器における
プラグのロツク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985024714U JPH056929Y2 (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985024714U JPH056929Y2 (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61143526U JPS61143526U (ja) | 1986-09-04 |
| JPH056929Y2 true JPH056929Y2 (ja) | 1993-02-22 |
Family
ID=30519124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985024714U Expired - Lifetime JPH056929Y2 (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH056929Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5092757B2 (ja) * | 2008-01-11 | 2012-12-05 | タイガー魔法瓶株式会社 | 加熱調理器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54132557U (ja) * | 1978-03-01 | 1979-09-13 |
-
1985
- 1985-02-25 JP JP1985024714U patent/JPH056929Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61143526U (ja) | 1986-09-04 |
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