JPH0111137Y2 - - Google Patents

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JPH0111137Y2
JPH0111137Y2 JP19476681U JP19476681U JPH0111137Y2 JP H0111137 Y2 JPH0111137 Y2 JP H0111137Y2 JP 19476681 U JP19476681 U JP 19476681U JP 19476681 U JP19476681 U JP 19476681U JP H0111137 Y2 JPH0111137 Y2 JP H0111137Y2
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JP
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groove
grooved
feeding device
resin
columnar
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JP19476681U
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JPS58104120U (ja
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、繰出し装置に関するものであり、特
にカートリツジ型化粧料のための繰出し装置に関
するものである。
従来のこの種の繰出し装置は、ブロツク、溝パ
イプ、押し棒、螺旋筒、パツキンおよびコイルス
プリングから成つていた。従来の繰出し装置は部
品数が多くまた金属部品が多用され、コスト低減
に大きな支障があつた。従来の繰出し装置の組立
工程は、溝パイプをブロツクに取付け、押し棒を
溝パイプに挿入し、螺旋筒を組付け、パツキンを
組付けた後、さらにコイルスプリングを嵌め、次
いで溝パイプ後端を機械によつてカシメるという
厄介なものであつた。このように従来の組立工程
は、組付部品数及び工程数が多く、また作業性が
悪いものであつた。
本考案の一目的は、部品点数を減らし生産コス
トを低減しまた組立作業を容易にした繰出し装置
を提供することである。
他の目的は、従来の溝パイプ構造に代わつて溝
付柱状構造から成る新規な繰出し装置を提供する
ことである。
他の目的は、重量が軽く携帯至便で使い易い繰
出し装置を提供することである。
以下に添付図面を参照しながら、実施例によつ
て本考案を説明する。
好適実施例の説明 図面第1図に本考案の好適実施例を示す。繰出
し装置が符号1で全体を指示され、その縦断面図
が描かれている。繰出し装置の主要部はブロツク
溝付柱状体2であり、これはブロツク部分3と溝
付柱状部分4を樹脂により一体成型して成る。ブ
ロツク部分3は、筒状になつており、その中に例
えば化粧料を収容したカートリツジ筒(鎖線で示
す)などの筒体を嵌挿させることができる。筒体
の保持のため、ブロツク部分内壁に板バネを設け
ても良い。樹脂製の押し棒5が、溝付柱状部分4
の中に摺動可能に収納される。押し棒5は突起部
分6を有し、この突起部分6が螺旋筒7の内周壁
に沿つて設けた螺旋溝8に係合する。以上が本考
案に係わる繰出し装置の主要機構である。
第2図にブロツク溝付柱状体2の平面図を示
す。このブロツク溝付柱状体2は、ブロツクと溝
パイプとを金属で別体に製作した後結合させた従
来技術のものとは異なる。本考案に係わるブロツ
ク溝付柱状体2は、ブロツク部分3および溝付柱
状部分4を樹脂により一体成型したものである。
このことにより、製作工程および組立工程が簡略
化される。溝付柱状部分4は、パイプに溝を切つ
た形状ではなく、中実柱状構造に断面がU字状の
溝9を設けた形状になつている。このことによ
り、内径を小さくでき、樹脂でありながら強度を
増大させることができる。第3図に溝付柱状部分
4の切断端面図を示す。
押し棒5は、伸長した棒部分と、突起部分6を
有する尾部10とから成る樹脂製の部材である。
押し棒5は、溝付柱状部分4の溝9内に収納され
ることができ、そこで摺動可能である。尾部10
の端面形状は第4図に示すようであり、溝付柱状
部分4の溝9の形状に一致して、押し棒5の溝9
内での回転およびガタを防止する。押し棒5を溝
9内に収納させると、尾部10に設けた突起部分
6が溝9から突出する。従来技術においては金属
押し棒を金属溝パイプ後端から挿入していたが、
本考案の実施例においては押し棒5を溝9の上方
から差し入れることになる。従来技術の溝パイプ
の内壁形状(円)に比較して、本考案の溝9の形
状(円でない)によれば、押し棒尾部10の形状
とあいまつて、押し棒のガタ防止を容易に達成で
きる。
螺旋筒7は樹脂製であり、第1図に示すように
溝付柱状部分4の外周に被さるように挿入され
る。螺旋筒7の内周の壁に沿つて螺旋溝が設けら
れ、これが溝9から突出した押し棒5の突起部分
6に係合する。螺旋筒7を溝付柱状部分4に被挿
した後、例えば第1図に示すようなパツキン11
を溝付柱状部分4の後部(第2図4bの部分)に
嵌め込む。嵌め込みはワンタツチで行うことがで
きる。パツキン11は前後方向に弾力性を有す
る。パツキンの存在によつて螺旋筒7は、溝付柱
状部分4に対して回転可能かつ摺動不能に保持さ
れる。螺旋筒7がブロツク部分3に対して回転さ
れると、螺旋溝はそこに係合する突起部分6に駆
動力を与え、結果として押し棒5が進退させられ
る。この押し棒5の進退運動により、例えばブロ
ツク部分内に嵌挿されたカートリツジ筒内の化粧
芯が前進後退する。
パツキンは、第5図に示すようなリング形状の
パツキン11′でも良い。パツキン11′は、やは
り樹脂でつくられ、リング端部を前後にずらして
ある(たとえば螺旋の一部として形成する)こと
により弾力性が付加される。この弾力性のため
に、螺旋筒は前方へ適当に押圧され、その回転動
作に適当な抵抗が課される。パツキン嵌着後、溝
付柱状部分後方からブロツク部分後端付近まで軸
筒(図示せず)が被せられるので、パツキン1
1′の脱落の危険性はない。変形的にはパツキン
11′の代わりに、螺旋筒7内周に設けたアンダ
カツト12を用いても良い(第6図)。この螺旋
筒7内周の環状溝と、ブロツク溝付柱状体に設け
た環状突起とが嵌合して、螺旋筒7の回転可能か
つ摺動不能の効果をもたらす。この実施例によれ
ば、螺旋筒の外周面に適当な処理を施すことで、
螺旋筒自身を軸筒とすることも可能である。その
場合には、別部品の軸筒が不要なことから、さら
に部品数を減らすことができる。
以上の構成により本考案に係わる繰出し装置に
よれば、部品数および部品単価をともに減少させ
ることができ、従つて組立作業を簡略・容易に
し、さらにコストの削減を図ることが可能とな
る。又金属部品の代わりに樹脂製品を利用するの
で、繰出し容器全体の重量が大幅に減少し、携帯
に至便となり、化粧を施す場合にもその軽さゆえ
に使用し易い。金属部品と樹脂製品併用の従来の
繰出し装置ではこれらの強度差により樹脂部分が
傷むことがあつたが、本考案に係わる繰出し装置
は全て樹脂から成るのでその心配はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る繰出し装置の一実施例を
示す縦断面図(カートリツジ化粧料を鎖線で示
す)、第2図は本考案に係るブロツク溝付柱状体
を示す平面図、第3図は第2図−線における
切断部端面図、第4図は押し棒の端面図、第5図
はブロツク溝付柱状体に嵌装されるパツキンの一
例を示し、Aは側面図、Bは正面図である。第6
図は螺旋筒取付手段の変形例を示す部分断面図で
ある。 主要符号、2……ブロツク溝付柱状体、3……
ブロツク部分、4……溝付柱状部分、5……押し
棒、6……突起部分、7……螺旋筒、11,1
1′……パツキン、12……アンダーカツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 a 化粧料収容カートリツジ筒などの筒体を
    嵌挿させる筒状のブロツク部分と、中実柱状
    構造の長手方向に断面がU字状の溝を設けた
    肉厚の溝付柱状部分とを、樹脂により一体成
    型したブロツク溝付柱状体; b 内周壁に沿つて螺旋溝を有し、前記溝付柱
    状部分外周に被挿した樹脂製の螺旋筒; c 少なくとも一部が前記U字状の溝の形状と
    一致してU字状でやや小さめの外形を有し、
    前記溝内で回転不能且つ長手方向に摺動可能
    であり、前記U字状の溝から突出して前記螺
    旋溝に係合する突起部分を有する樹脂製の押
    し棒;並びに d 前記螺旋筒を前記溝付柱状部分に対して
    回転可能且つ摺動不能にするための手段; から成るところの繰出し装置。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載された
    繰出し装置であつて: 前記螺旋筒を前記溝付柱状部分に対して回転
    可能且つ摺動不能にするための手段が、前記溝
    付柱状部分後方に嵌合させた樹脂製のパツキン
    である; ところの繰出し装置。 3 実用新案登録請求の範囲第1項に記載された
    繰出し装置であつて: 前記螺旋筒を前記溝付柱状部分に対して回転
    可能且つ摺動不能にするための手段が、前記ブ
    ロツク溝付柱状体に設けた環状突起と前記螺旋
    筒の内周に設けた環状溝とから成る; ところの繰出し装置。
JP19476681U 1981-12-30 1981-12-30 繰出し装置 Granted JPS58104120U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19476681U JPS58104120U (ja) 1981-12-30 1981-12-30 繰出し装置

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JP19476681U JPS58104120U (ja) 1981-12-30 1981-12-30 繰出し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58104120U JPS58104120U (ja) 1983-07-15
JPH0111137Y2 true JPH0111137Y2 (ja) 1989-03-31

Family

ID=30108072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19476681U Granted JPS58104120U (ja) 1981-12-30 1981-12-30 繰出し装置

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JPS58104120U (ja) 1983-07-15

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