JPH061078Y2 - 多段芯チャック付き繰り出し化粧ペンシル - Google Patents

多段芯チャック付き繰り出し化粧ペンシル

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JPH061078Y2
JPH061078Y2 JP8057190U JP8057190U JPH061078Y2 JP H061078 Y2 JPH061078 Y2 JP H061078Y2 JP 8057190 U JP8057190 U JP 8057190U JP 8057190 U JP8057190 U JP 8057190U JP H061078 Y2 JPH061078 Y2 JP H061078Y2
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は多段芯チャック付き繰り出し化粧ペンシルに関
するもので、具体的には径又は断面形状の異なる少なく
とも2種類の化粧料芯を選択的に把持することができる
多段把持部を備えた1種類の芯チャックを内蔵し、外観
を実質的に変えることなく2種類又はそれ以上の製品と
なり得る多段芯チャック付き化粧ペンシルに関するもの
であり、さらに好適には太い外芯と、細い内芯との2種
類の化粧料芯に応じた化粧ペンシルとなり得るダブル芯
チャックを備えた繰り出し化粧ペンシルに関するもので
ある。
〔従来の技術とその問題点〕
通常、アイライナーやアイブローなどのような繰り出し
機構付き化粧ペンシルには化粧料芯を把持するための芯
チャックが内蔵されている。この芯チャックは化粧料芯
の後端外径をしっかり把持するものでなければならない
から、これに相応する一定した内径を有するものとして
製作される。このような芯チャックは、芯をくわえて芯
筒又はカートリッジ筒などの筒内を進退できるようにそ
の外径に相応した筒内に収容される。
一方、化粧料芯は、化粧品のタイプ、芯の軟硬、或いは
消費者の嗜好、流行などに応じて太いものから細いもの
まで種々の径のものが製造され、また芯の断面形状も円
形のものから楕円形、多角形など種々の輪郭のものが製
造され得る。
そのため、従来は芯の断面形状や径の異なるものの製造
販売を企図するたびに芯チャックもそれに応じた内径、
断面輪郭のものを製作しなければならなかった。また、
芯チャックを収容する芯筒等も化粧料芯の変更に対応し
て同様に個々に製作されなければならなかった。一般
に、これら芯チャックやこれを収容する芯筒はプラスチ
ック成形によって製作されるから、製品の寸法・形状の
変更は成形用金型の変更をその都度必要とする。他方
で、近時は流行の変化が激しく、消費者の好みが多様化
しているので、多品種少量生産によって対応していかな
ければならないが、これは多種類の成形用金型を必要と
し、必然的に製品の単価の高騰をもたらすという不都合
がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
従って本考案は、このような多品種生産に対する設備の
負担を軽減することを課題としてなされたもので、その
具体的目的は1個の芯チャックに径又は断面輪郭の異な
る少なくとも2種類の化粧料芯を選択的に把持すること
ができる構造を備え、製作コストを低減して2種類又は
それ以上の製品に対応することができる繰り出し機構付
き化粧ペンシルを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
このため、本考案は、径の大きい外芯(太芯)と、径の
小さい内芯(細芯)との少なくとも2種類を選択的に把
持することができる少なくとも2段階の把持部を備えた
多段芯チャック、好適にはダブル芯チャックを単一種類
の芯筒内に摺動可能に内蔵させて繰り出し化粧ペンシル
を構成する。芯筒の繰り出し先端部の内径は、最も径の
大きい外芯に対応して製作しておき、この化粧ペンシル
を径の小さい内芯用に供する場合は、芯筒先端でのガタ
つきを防止するためアダプターを取付ける。
外芯と内芯との関係は、2種類の芯について云えば、内
芯が断面において外芯の中に包摂されるものであればよ
く、例えば外芯が大きな円で内芯が小さな円である場
合、外芯が円で内芯がそれに包含される楕円である場
合、或いは外芯が楕円で内芯がそれに内接する小さな円
である場合等々、種々の関係があり得る。3種類以上の
芯の場合も同様に、最も外側の外芯の中にあとの内芯が
いずれも順次包摂される関係にあればよい。
芯チャックの多段把持部、好適に2段階の把持部は、芯
チャックの内径を入口側の大径部より奥に向って順次こ
れに包摂される小径段状に、好適には2段に形成するこ
とによって実現され得る。これと異なり、多段把持部は
一様な内径の筒壁上に一様でない内径の複数縦リブを突
設することによっても実現できる。すなわち入口側から
奥に向って連続して延びる縦リブがその長さ方向に少な
くとも2段階の高さの変化を有するように形成し、これ
ら複数リブの内周を連ねた内接円が芯チャックの入口か
ら奥に向って少なくとも大小2種類できるようにすれば
よい。いずれにしても、本考案では好適な2段階把持部
を有するものをダブル芯チャックと称し、3段階はトリ
プル芯チャック、4段階はクワドループル芯チャックと
称することにする。
本考案によれば、単一種類の芯チャック及び芯筒を製作
すれば少なくとも2種類の化粧料芯に対応する化粧ペン
シル製品を製造販売することができるから、多品種生産
に必要な成形用金型の数を少なくとも半減することがで
きる。芯チャック及び芯筒は、細太兼用であっても、芯
筒先端にアダプターを適用することで、細芯のガタつき
もなく、円滑快適な使用を確保することができ、アダプ
ーはまた装飾機能をも発揮し得る。
〔実施例〕
図面を参照して本考案の好適実施例であるダブル芯チャ
ック付き繰り出し化粧ペンシルの具体例について説明す
る。第1図は本考案の要部であるダブル芯チャックを内
蔵している芯筒1の縦断面を示す。この図においては内
芯(細芯)Sを実線で示し、外芯(太芯)Tは鎖線で表
わしてある。
芯筒1は、細まった先端2内部に外芯Tに適合した内径
3を有し、先端2外周はテーパー状に拡径して芯筒1の
前半部5を構成し、前半部5の後端は段部6を介してや
ゝ細径の後半部7に連続している。芯筒の前半部、後半
部を貫通して前記先端内径3より大きい一様な径の内径
8が形成されている。内径8には縦みぞ9が芯チャック
の前後動を案内するため、図示の例では一対に形成され
ている。
芯筒1内を案内される本考案の芯チャックは、第1図に
示す実施例では、径の大きい外芯T又は径の小さい内芯
Sのいずれかを選択的に把持することができる2段階の
把持部を備えたダブル芯チャック10である。第1図は細
い内芯Sを把持しているものとして示してある。第1図
のダブル芯チャック10の詳細は、第2図及び第3図に示
してある。このダブル芯チャック10は、円筒形状の芯筒
1に内挿されるものとして円形状の断面を有し、その2
段階の把持部の一方、すなわち大径部11は外芯T(第1
図鎖線、また後述第8図参照)の後端外径を密に嵌合す
る内径と、適当な深さとを有している。大径部11の内周
面から適宜数の縦リブ12が内方へ突設されている。2段
階の把持部のもう一方、すなわち小径部13は、大径部11
の奥から段部を介して同心に後方(図では右方)へ内心
S(第1図及び第9図参照)後端を密に嵌合する内径で
延びている。小径部13の内周にも縦リブ14が突設されて
いる。
図示の2段階の把持部11,13は、明確な段部によって仕
切られているが、本考案は必ずしもこれに限定されな
い。例えば、外芯Tの径に相当する一様な内径の筒壁上
に、入口付近から奥まで連続するリブを数本突設し、そ
の複数リブの内接円が大小2つ、又はそれ以上形成され
るようにしても、2段階又は多段階把持部が1個の芯チ
ャックの中に形成できる。
再び第1図に戻り、ダブル芯チャック10の把持部11,13
より後方部分は後尾部15として後方へ延設される。把持
部の外周上には適宜形状の突起16が突設され、前記芯筒
1の縦みぞ9に係合する。なお、他に芯の回り止め手段
を用いる時は、突起16及び縦みぞ9は必要でない。
第1図及び後出第8図に示す例では、後尾部15の一部に
環状みぞ17が形成され、ここに引張スプリング18の先端
部が掛止される。スプリング18は後尾部15の周囲を巻い
て後方へ至り、後端19は尾栓20の内方端上の空所に掛止
されている。
第1図は2段階把持部の小径部13に内(細)芯Sを把持
した例を示しているが、この場合芯筒1の先端内径3と
芯Sとの間に比較的大きな隙間ができるので、これを埋
めるためアダプター21が必要である。アダプター21は、
芯筒先端2のテーパーと連なって細まる露出した筒先部
22を有し、その内孔23は内(細)芯Sの外径に相応する
内径を有し、同じ内径で内方へ伸びる嵌合部24で芯筒先
端内径部3に固着される。固着は、接着剤、圧入、アン
ダーカット、ウェルダー等々、適宜の手段により行な
う。こうして、内芯の径に相応する内径のアダプター
を、2段階の把持部を備えた1種類の芯チャックと組合
わせることにより、2種類の芯チャックとそれに相当す
る2種類の芯筒とを用意するのに比べて遥かに経済的に
2種類の化粧ペンシルを製品化することができる。同様
に、多段階の把持部を有する1種類のアダプターを、最
も径の大きい把持部以外の把持部の数に相当するアダプ
ターと組合わせることにより、多種の芯筒、多種の芯チ
ャックを用意しなくても多種類の寸法・断面形状の化粧
芯を有する製品を経済的に実現することができる。
第4図及び第5図は、本考案に係るダブル芯チャックの
変形例を示す端面図である。第4図のダブル芯チャック
10′は、外形が円筒形で、この中に円形断面の外芯用の
大径部11と、その奥に楕円形断面の内芯用の小径部13′
とが形成されている。大径部11の内周には前例と同様な
リブ12が形成されている。小径部13の内周には図示して
ないが、必要であれば前例と同様なリブ14を突設しても
よい。このダブル芯チャック10′は、その円形断面と相
似形の円形断面をなす芯筒内に挿入されるが、その場合
に楕円形断面の化粧料芯S(内芯)用の製品とするので
あれば、円形と楕円形との差(隙間)に相当する断面形
状をもつアダプターを組合わせればよい。
第5図は、断面形状が楕円形であるダブル芯チャック1
0″を示す。この芯チャックは、相似形の楕円形断面の
芯筒内に挿着され、平たい外観の化粧ペンシルを与え
る。外観に対応する平たい楕円芯(外芯)を有する製品
とする時は、断面が楕円形の大径部11′に芯を挿入す
る。芯筒先端(第1図の2)の内径(第1図の3)は、
このような楕円形大径部11′と相応する楕円形に形成さ
れる。平たい外観にも拘らず、丸芯を内蔵する製品を得
ようとする時は、大径部11′の奥に一体に形成されいる
円形の小径部13が使用される。この内周にはリブ14が突
設されている。必要とあれば、大径部11′の内周にも第
3図が示した12と同様なリブを突設してもよい。丸芯を
使用する場合は、大径部11′の楕円と小径部13の円との
差(隙間)に相当する断面形状のアダプターを芯筒先端
の内径部(第1図の3)に取付ける。
アダプター21は、通常芯筒がプラスチックで成形される
のに合わせて同様にプラスチック成形され得る。第1図
に示したのは、このようなプラスチック製アダプター21
を意図している。しかし、アダプターは場合により金属
製ととすることもでき、この場合はプラスチックの芯筒
とその先端に小さく突出する金属色のアダプターとで化
粧ペンシルに外観上高級感をもたせることができる。第
6図はこのような金属製アダプター21′を示したもの
で、筒先部22は金属色であることを除いて第1図の例と
同様に芯筒先端に突出しているが、内孔23に続く嵌合部
26はプラスチック製に比べて薄肉に形成され得る。
製品の外観自体は同じであるが、内蔵する化粧料芯の芯
径にわずかな差があるというような、例えばシリーズも
のの製品を得ようとする時は、第7図に示すような内挿
リング状の金属製アダプター27を使用することができ
る。このアダプター27は芯筒先端2の内径3に嵌合固定
され、外部に突出していない。金属製であれば、肉厚0.
15mm程度の超薄型アダプター27とすることもできる。
次に第8図は本考案に係るダブル芯チャックを内蔵する
芯筒1をレフィール(カートリッジ)タイプの繰り出し
化粧ペンシルとして実施する場合の具体例を示す断面図
である。芯筒1の主要構成及びそれに内蔵されたダブル
芯チャック10の構成は、第1図(又は第4、5図)に示
した所と同様である。なお、第8図のカートリッジは太
芯T用であるので、アダプター21は使用していない。レ
フィールタイプとするたの構成自体は公知であるが、簡
単に述べれば、芯筒1の後半部7がカートリッジ回転筒
30の中に相対回転可能に嵌合され、回転筒30の後半部は
螺旋筒31となって、内周に螺旋みぞ31a(図では略示)
を形成され、筒30,31の外周には金属製等の外筒32が外
装固着される。螺旋みぞ31aとかみ合う径方向突起33を
有する押棒34が螺旋筒内を前方へ延びて、カートリッジ
筒1後端の尾栓20内に嵌合する。外筒32を介して螺旋筒
31をカートリッジ筒1に対して相対回転させると、押棒
34が前進し、ダブル芯チャック10の後尾部15の後端を押
圧して化粧料芯Tを先端2から突出させる。35は回転筒
30に被着するキャップである。螺旋筒31を逆方向に回転
させれば、押棒34が後退し、芯チャック10及び化粧料芯
Tはスプリング18により原位置へ引き戻される。このよ
うな繰り出し作用及び引き戻し作用そのものは公知であ
る。本考案による利点は、ダブル芯チャック10を利用す
ることにより、芯筒1の外形を変えず、従ってカートリ
ッジ回転筒30、螺旋筒31、外装筒32及びキャップ35の径
も何ら変えずに、ただアダプター21(第1、6、7図)
を組合わせるだけで、径又は断面輪郭の異なる内(細)
芯Sを備えた別種の製品を容易に提供することができる
点にある。これによる設備・機材・操業費の節減は実際
上多大なものがある。
最後に、第9図は本考案のダブル芯チャックを利用する
使い捨てタイプの化粧ペンシルを示す縦断面図である。
ダブル芯チャックは、先に第1、2、3図に示した10で
あるごとく示しあるが、第4、5図に例示したダブル芯
チャック10′、10″でもよい。第9図のタイプの化粧ペ
ンシルに用いるダブル芯チャック10は、その後尾部45が
直接に押棒44と連続している。芯筒1の後半部7の外周
は回転螺旋筒40内に相対回転可能に嵌入される。回転螺
旋筒40の後半部内周は螺旋みぞ41を有し、これに係合す
るオス部片43が押棒44の後端に突設されている。芯筒1
の内孔8の断面形状を例えば八角形などの多角形とする
か、又は楕円形状とし、ダブル芯チャック10の断面外形
をそれに相応した形状(多角形状、又は第5図の楕円形
ダブル芯チャック10″)とすることにより、押棒44-後
尾部45-芯チャック-化粧料芯Sは筒40の回転により、回
転しないで前進-後退させられる。この例では、繰り出
し時と逆に螺旋筒40を回転させれば、それに引き連られ
て芯チャックは引き戻されるので、スプリング(第8
図、第1図の18)は設けてない。第9図のペンシルは内
芯Sを採用しているので、芯筒1の先端にはアダプター
21が組付けられている。プラスチック製に代えて、金属
製アダプター(第6図の21′)を用いることもできる。
細芯Sと太芯Tとの芯径差が小さい場合は、第7図に示
したリング状の薄肉アダプター27を採用し、細芯と太芯
の長さを等しくすればよい。第9図の使い捨てタイプの
場合も、1種のダブル芯チャックが、芯筒1及び回転螺
旋筒40の寸法を変えずに2種のペンシル製品を提供させ
る利点があり、それによってもたらされるコストダウン
は使い捨てタイプの化粧品を廉価に供給し得る原因とな
る。
〔考案の効果〕
本考案によれば、外芯と内芯との少なくとも2種のいず
れかを選択的に把持できる少なくとも2段階の把持部を
備えた多段階芯チャック、好適にはダブル芯チャックを
用いることにより、これを内蔵するべき外側部品、すな
わち芯筒、カートリッジ筒、回転螺旋筒、キャップ等々
を一定規格としたまゝで、化粧料芯の径・断面形状等が
異なる2種類又はそれ以上の製品化粧ペンシルを提供す
ることができ、それによる大幅な省力化、コストダウン
を図ることができる効果がある。
また、製造者側にとっての経済的な利益に限らず、消費
者に向けてもほゞ同一外観の中に異なる化粧料芯が入っ
た多様な製品に接する機会を与えることにより、商品選
択の楽しみを比較的安価な条件で与え得る効果がある。
さらに、本考案のダブル芯チャック、トリプル芯チャッ
ク或いはクワドループル芯チャックと組合せるべきアダ
プターは、芯径の差を埋めるだけでなく、製品外観の高
級化に寄与する効果があり、また製品内容の識別マーク
として役立つ働きもある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る好適な実施例であるダブル芯チャ
ックを内蔵した芯筒を示す縦断面図、 第2図は本考案に係るダブル芯チャックの詳細を示す拡
大部分縦断面図、 第3図は第2図の左端から見たダブル芯チャックの端面
図、 第4図は本考案に係るダブル芯チャックの変形例を示す
端面図、 第5図はさらに他の変形例を示す端面図、 第6図は本考案のダブル芯チャックと共に用いられるべ
きアダプターの一実施例を示す部分縦断面図、 第7図は本考案のアダプターのさらに他の例を示す部分
断面図、 第8図は本考案のダブル芯チャック付き芯筒をレフィー
ルタイプ(カートリッジ)化粧品として実施する場合の
縦断面図、 第9図は本考案のダブル芯チャック付き芯筒を使い捨て
タイプの化粧品として実施した場合の縦断面図である。 主要符号 T…外(太)芯 S…内(細)芯 1…芯筒(カートリッジ筒) 2…先端 3…内径 5…前半部 7…後半部 8…内孔 10、10′、10″……ダブル芯チャック 11…大径部 11′…楕円大径部 13…小径部 13′…楕円小径部 15…後尾部 45…後尾部 21、21′…アダプター 22…筒先部 23…内孔 24…嵌合部 26…(薄肉)嵌合部 27…アダプター

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】径の大きい外芯Tと径の小さい内芯Sとの
    少なくとも2種類を選択的に把持する少なくとも2段階
    の把持部11,13を備えた多段芯チャックを、芯筒1の一
    様な内孔8内に摺動可能に内蔵し、芯筒の先端2には前
    記内芯に相応した内径及び断面形状のアダプターを選択
    的に固着し得るようにし、前記多段芯チャックの後端は
    繰り出し機構の押し棒に連接し得るようにして成る多段
    芯チャック付き繰り出し化粧ペンシル。
  2. 【請求項2】前記芯チャックが大径部11とその奥に続く
    小径部13との2段階から成るダブル芯チャックである請
    求項1に記載の化粧ペンシル。
  3. 【請求項3】前記ダブル芯チャックの大径部及び小径部
    が共に断面円形である請求項2に記載の化粧ペンシル。
  4. 【請求項4】前記ダブル芯チャックの大径部が断面円形
    であり、前記小径部がその円に包含される楕円径の断面
    形状である請求項2に記載の化粧ペンシル。
  5. 【請求項5】前記ダブル芯チャックの大径部が断面楕円
    形であり、前記小径部がその楕円に包含される円形の断
    面形状である請求項2に記載の化粧ペンシル。
  6. 【請求項6】前記アダプターが、芯筒1の先端2に連接
    する筒先部22と、その内部を前記内芯に相応する径で貫
    通する内孔23と、芯筒2先端の内径3に嵌合する嵌合部
    24とを有する請求項2に記載の化粧ペンシル。
  7. 【請求項7】前記アダプターの全体がプラスチック製で
    ある請求項6に記載の化粧ペンシル。
  8. 【請求項8】前記アダプターの全体が金属製である請求
    項6に記載の化粧ペンシル。
  9. 【請求項9】前記アダプターが芯筒先端2の内径3に嵌
    合する金属製薄肉リング27である請求項2に記載の化粧
    ペンシル。
  10. 【請求項10】前記ダブル芯チャックの後尾部15が別体
    のカートリッジ繰り出し機構の押棒34に接触される請求
    項2に記載の化粧ペンシル。
  11. 【請求項11】前記ダブル芯チャックの後尾部45がその
    まま押棒44に連続している請求項2に記載の化粧ペンシ
    ル。
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