JP2522018Y2 - 棒状体繰り出し装置 - Google Patents
棒状体繰り出し装置Info
- Publication number
- JP2522018Y2 JP2522018Y2 JP1990405846U JP40584690U JP2522018Y2 JP 2522018 Y2 JP2522018 Y2 JP 2522018Y2 JP 1990405846 U JP1990405846 U JP 1990405846U JP 40584690 U JP40584690 U JP 40584690U JP 2522018 Y2 JP2522018 Y2 JP 2522018Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- shaped body
- guide groove
- spiral
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、消しゴム、クレヨン、
糊、鉛筆芯、棒状化粧料等の棒状体を順次繰り出せるよ
うにした棒状体繰り出し装置に係り、特に、組み立てを
容易にした機構に関する。
糊、鉛筆芯、棒状化粧料等の棒状体を順次繰り出せるよ
うにした棒状体繰り出し装置に係り、特に、組み立てを
容易にした機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、棒状体を軸筒内に収納し、螺旋を
用いて、棒状体を適宜量繰り出すものとして種々の提案
がなされてきている。例えば、実開平2−124191
号公報が知られている。詳述すると環状ストッパー部と
スリットが設けられた筒状体のスリットに棒状物ホルダ
ーを組み入れる方法の記載がなされている。
用いて、棒状体を適宜量繰り出すものとして種々の提案
がなされてきている。例えば、実開平2−124191
号公報が知られている。詳述すると環状ストッパー部と
スリットが設けられた筒状体のスリットに棒状物ホルダ
ーを組み入れる方法の記載がなされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、比較的小さい
棒状物ホルダーを、筒状体の後端(環状ストッパー部)
より回転させながら組み入れているため、その組み立て
方が面倒であり、それゆえに生産性も悪い。
棒状物ホルダーを、筒状体の後端(環状ストッパー部)
より回転させながら組み入れているため、その組み立て
方が面倒であり、それゆえに生産性も悪い。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記問題点に鑑
みなされたもので、内面に螺旋溝が形成された螺旋部材
と、長手方向に案内溝が形成された棒状体案内部材と、
該棒状体案内部材の案内溝に摺動可能であると共に、前
記螺旋溝と係合する突出部が形成された棒状体受け部材
とを配置した棒状体繰り出し装置にあって、前記案内溝
を棒状体の突出方向とは反対側の端部まで形成すると共
に、棒状体の突出方向の案内溝の端部を閉鎖したこと
を、その要旨とするものである。
みなされたもので、内面に螺旋溝が形成された螺旋部材
と、長手方向に案内溝が形成された棒状体案内部材と、
該棒状体案内部材の案内溝に摺動可能であると共に、前
記螺旋溝と係合する突出部が形成された棒状体受け部材
とを配置した棒状体繰り出し装置にあって、前記案内溝
を棒状体の突出方向とは反対側の端部まで形成すると共
に、棒状体の突出方向の案内溝の端部を閉鎖したこと
を、その要旨とするものである。
【0005】
【実施例】一例としてシャープペンシルに適用させた実
施例を基に説明する。
施例を基に説明する。
【0006】図1は実施例であり、内面に螺旋溝1が形
成された螺旋部材2の内部には一端に鍔部3が形成さ
れ、長手方向の他端まで案内溝4が形成された棒状体案
内部材5が配置されている。また、棒状体案内部材5の
螺旋部材2よりの脱落を防止するために棒状体案内部材
5の外方中間部には突起6が形成され、螺旋部材2の内
方段部7と係合している。前記棒状体案内部材5の内部
には、案内溝4を摺動し、螺旋溝1に係合する突出部8
が形成された棒状体受け部材9が配置されている。その
棒状体受け部材9には棒状体(消しゴム)Mが取付けら
れている。
成された螺旋部材2の内部には一端に鍔部3が形成さ
れ、長手方向の他端まで案内溝4が形成された棒状体案
内部材5が配置されている。また、棒状体案内部材5の
螺旋部材2よりの脱落を防止するために棒状体案内部材
5の外方中間部には突起6が形成され、螺旋部材2の内
方段部7と係合している。前記棒状体案内部材5の内部
には、案内溝4を摺動し、螺旋溝1に係合する突出部8
が形成された棒状体受け部材9が配置されている。その
棒状体受け部材9には棒状体(消しゴム)Mが取付けら
れている。
【0007】棒状体案内部材5の前方部10は、その断
面が多角形に形成されており、軸筒11に回転不可能に
嵌入している。その軸筒11の先端には、内部に芯戻り
止め部材12を有する先部材13が螺着されている。ま
た、芯の繰り出しを行なうチャック体14が取付けら
れ、後方が前記棒状体案内部材5の前端部10に嵌入さ
れた芯タンク15が、摺動自在に軸筒11内に配置され
ている。参照符号16はチャック体14の開閉を行なう
チャックリングである。
面が多角形に形成されており、軸筒11に回転不可能に
嵌入している。その軸筒11の先端には、内部に芯戻り
止め部材12を有する先部材13が螺着されている。ま
た、芯の繰り出しを行なうチャック体14が取付けら
れ、後方が前記棒状体案内部材5の前端部10に嵌入さ
れた芯タンク15が、摺動自在に軸筒11内に配置され
ている。参照符号16はチャック体14の開閉を行なう
チャックリングである。
【0008】次に図2に基づいて棒状体受け部材9を棒
状体案内部材5に挿入させるときの組み立て方について
説明する。
状体案内部材5に挿入させるときの組み立て方について
説明する。
【0009】棒状体受け部材9に形成されている突出部
8を棒状体案内部材5に形成されている案内溝4に挿入
することにより組み立て上がる。棒状体(消しゴム)M
の繰出し方は従来技術と略同様なので、その説明を省略
する。
8を棒状体案内部材5に形成されている案内溝4に挿入
することにより組み立て上がる。棒状体(消しゴム)M
の繰出し方は従来技術と略同様なので、その説明を省略
する。
【0010】次に変形例を示す。図3に示すように棒状
体案内部材5を断面が多角形に形成された回り止め部材
17と結合させ、固定リング18で行なっても良い。
尚、図4に示すように棒状体案内部材5と回り止め部材
17との結合部に結合部材19を介在させて結合させて
も良い。
体案内部材5を断面が多角形に形成された回り止め部材
17と結合させ、固定リング18で行なっても良い。
尚、図4に示すように棒状体案内部材5と回り止め部材
17との結合部に結合部材19を介在させて結合させて
も良い。
【0011】
【考案の効果】本考案は、内面に螺旋溝が形成された螺
旋部材と、長手方向に案内溝が形成された棒状体案内部
材と、該棒状体案内部材の案内溝に摺動可能であると共
に、前記螺旋溝と係合する突出部が形成された棒状体受
け部材とを配置した棒状体繰り出し装置にあって、前記
案内溝を棒状体の突出方向とは反対側の端部まで形成す
ると共に、棒状体の突出方向の案内溝の端部を閉鎖した
ので、棒状体受け部材と棒状体案内部材との組立が容易
になり、それゆえに生産性が上がるものである。
旋部材と、長手方向に案内溝が形成された棒状体案内部
材と、該棒状体案内部材の案内溝に摺動可能であると共
に、前記螺旋溝と係合する突出部が形成された棒状体受
け部材とを配置した棒状体繰り出し装置にあって、前記
案内溝を棒状体の突出方向とは反対側の端部まで形成す
ると共に、棒状体の突出方向の案内溝の端部を閉鎖した
ので、棒状体受け部材と棒状体案内部材との組立が容易
になり、それゆえに生産性が上がるものである。
【図1】本考案の実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1における、棒状体受け部材と棒状体案内部
材と組み立て方を示す拡大斜視図である。
材と組み立て方を示す拡大斜視図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す要部縦断面図であ
る。
る。
【図4】本考案の更に他の実施例を示す要部縦断面図で
ある。
ある。
1 螺旋溝 2 螺旋部材 4 案内溝 5 棒状体案内部材 8 突出部 9 棒状体受け部材
Claims (1)
- 【請求項1】 内面に螺旋溝が形成された螺旋部材と、
長手方向に案内溝が形成された棒状体案内部材と、該棒
状体案内部材の案内溝に摺動可能であると共に、前記螺
旋溝と係合する突出部が形成された棒状体受け部材とを
配置した棒状体繰り出し装置にあって、前記案内溝を棒
状体の突出方向とは反対側の端部まで形成すると共に、
棒状体の突出方向の案内溝の端部を閉鎖したことを特徴
とする棒状体繰り出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990405846U JP2522018Y2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 棒状体繰り出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990405846U JP2522018Y2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 棒状体繰り出し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0494491U JPH0494491U (ja) | 1992-08-17 |
JP2522018Y2 true JP2522018Y2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=31883210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990405846U Expired - Lifetime JP2522018Y2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 棒状体繰り出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2522018Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5618785A (en) * | 1979-07-25 | 1981-02-21 | Nec Corp | Automatic informing apparatus for time left |
JPS61199671A (ja) * | 1985-03-01 | 1986-09-04 | Hitachi Ltd | 折りたたみ式集光型太陽電池パネル |
-
1990
- 1990-12-27 JP JP1990405846U patent/JP2522018Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0494491U (ja) | 1992-08-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |