JPH01111302A - 避雷器素子 - Google Patents

避雷器素子

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JPH01111302A
JPH01111302A JP62268126A JP26812687A JPH01111302A JP H01111302 A JPH01111302 A JP H01111302A JP 62268126 A JP62268126 A JP 62268126A JP 26812687 A JP26812687 A JP 26812687A JP H01111302 A JPH01111302 A JP H01111302A
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JP
Japan
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JP62268126A
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Masami Nakada
中田 正美
Osamu Imai
修 今井
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NGK Insulators Ltd
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NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は酸化亜鉛を主成分とする避雷器素子に関し、特
にカントアウト等の円筒状の隙間に内蔵可能な形状を有
する避雷器素子に関するものである。
(従来の技術) 従来から酸化亜鉛を主成分とじBi、0.。
Cr 203 、  S b t O*等の少量の添加
物を含有した抵抗体は、優れた電圧非直線性を示すこと
が広く知られており、その性質を利用して避雷器に使用
されている。
このとき、第1図にその一例を示す高圧カットアウト中
に避雷器素子を内蔵しようとすると、碍子本体下部1の
円筒状の隙間2に内蔵する必要があり、第2図に示すよ
うな所定の曲率の平行部3と所定の曲率半径を有する両
端部4−1 、4−2とを有する異形の避雷器素子を使
用せざるをえなかった。
(発明が解決しようとする問題点) 上述した形状の避雷器素子においては、瞬時に大電流が
印加される雷サージ印加時にサージ電流が端部等のエッ
ヂ部に集中しやすく、同一断面積の円柱形状の素子と比
較して放電耐量が低くなる欠点があった。
本発明の目的は上述した不具合を解消して、放電耐量の
向上が可能な形状を存する避雷器素子を提供しようとす
るものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の避雷器素子は、曲率の異なる面から規定される
平行部を有するとともに平行部の両端が所定の曲率半径
を有する円弧からなる断面形状を有する、酸化亜鉛を主
成分とし電圧非直線性を発現する避雷器素子において、
断面形状が以下の条件を満たすものよりなることを特徴
とするものである。
(1)0.5 ≦L/W≦10 (2)0 、2 ≦f/W≦1.5 ここで、L:平行部の長さ、 W:平行部の幅、 2:両端円弧部の長さ である。
(作 用) 上述した構成において、避雷器素子断面における平行部
の長さ(L)と幅(W)との関係および平行部両端の円
弧部の長さくi>と平行部の幅(W)との関係を規定す
ることにより、雷サージ等の大電流が印加された場合で
も印加電流の集中を防止して放電耐量を向上することが
できる。
なお、L/Wの値を0.5≦L/W≦10と限定する理
由は、後述する実施例から明らかなようにこの範囲以外
では放電耐量が向上しないためであり、0.5≦L/W
≦8であるとさらに好ましい。また、f/Wの値を0.
2≦f/W≦1.5と限定する理由は、同じく後述する
実施例から明らかなようにこの範囲以外では放電耐量が
向上しないためであり、0.3≦f/W≦0.8である
とさらに好ましい。
(実施例) 第2図は本発明の避雷器素子の一例を示す斜視図である
。第2図において、平行部3は曲率半径がR1,R2と
異なる内周面5および外周面6から規定されるとともに
、その両端部4−1および4−2は円弧部の長さlの好
ましくは略半円形状となるよう構成している。平行部3
の幅WはW=R,−R,であり、また端部4−1 と端
部4−2との角度差θは270°以下好ましくは180
’以下であるとさらに好ましい。さらに、避雷器素子の
高さはHとしている。カットアウトでは上述した第2図
に示す避雷器素子を第1図に示すカットアウトの碍子本
体下部1に内蔵させて使用している。
なお、本発明の避雷器素子は上述のカットアウトのみな
らず円筒状の隙間を有している避雷器に内蔵可能であり
、例えば懸垂碍子のリム間にも適用できるものである。
酸化亜鉛を主成分とする避雷器素子を得るには、まず所
定の粒度に調整した酸化亜鉛原料と所定の粒度に調整し
たBigot 、CozO3,Mn0z 。
5btOz 、CrzCh 、Stag 、[0等より
なる添加物の所定量を混合する。この際、これらの原料
粉末に対して所定量のポリビニルアルコール水溶液等を
加え、好ましくはデイスパーミルにより混合した後、好
ましくはスプレードライヤにより造粒して造粒物を得る
。造粒後、成形圧力800〜1000 kg 7cm”
の下で所定の形状に成形する。本発明ではこの成形を金
型成形またはラバープレス成形により実施して、第2図
に示す形状の成形体を得ている。その後得られた成形体
を昇降温速度20〜70°C/hrで800〜1000
°C保持時間1〜5時間という条件で仮焼成する。なお
、仮焼成の前に成形体を昇降温速度20〜100°(:
/hrで400 ”C〜600°C5保持時間1〜lO
時間という条件で結合剤を除去することが好ましい。
次に、仮焼成した仮焼体の側面に絶縁被覆層を形成する
。本発明ではBizO3,5bzOz 。
SiO□等の所定量に有機結合剤としてエチルセルロー
ス、ブチルカルピトール、酢酸nブチル等を加えた酸化
物ペーストを、60〜300μmの厚さに仮焼体の側面
に浸漬法、ハケ塗り、ローラー塗り等により塗布する。
次に、これを昇降温速度30〜60″C/ hr、 1
000〜1300°C好ましくは1100〜1250°
C13〜7時間という条件で本焼成する。なお、ガラス
粉末に有機結合剤としてエチルセルロース、ブチルカル
ピトール、酢酸nブチル等を加えたガラスペーストを前
記の絶縁被覆層上に100〜300μmの厚さに塗布し
、空気中で昇降温速度100〜200″C/hr、 4
00〜600″C保持時間 0.5〜2時間という条件
で熱処理することによりガラス層を形成すると好ましい
その後、得られた電圧非直線抵抗体の両端面をSiC,
Affi□03.ダイヤモンド等の#400〜2000
相当の研磨剤により水好ましくは油を研磨液に使用して
研磨する。なお表面平滑の場合ば、研磨せずに電極性を
行なってもよい。次に、研磨面を清浄後、研磨した両端
面全面に例えばアルミニウムメタリコン等によってアル
ミニウム電極を例えば溶射により設けて避雷器素子を得
ている。
以下、実際に本発明範囲内および範囲外の避雷器素子に
ついて各種特性を測定した結果について説明する。
実施±1 上述した方法で作成した内周面半径R,=3.5cm 
、高さH−4,0cm、両端円弧部の長さ2−W/2の
避雷器素子において、L/Wの影響を調べるため、平行
部の長さしと幅Wを種々変えて、L/Wが本発明範囲内
の試料No、 1〜6と本発明範囲外の比較例試料No
、l、2を準備し、それぞれの雷サージ放電耐量および
開閉サージ放電耐量を測定した。な云、各試料の断面積
がすべて一定となるよう外周面半径R2を調整した。結
果を第1表に示す。第1表において、雷サージ放電耐量
は30に八、 40 kAおよび50 kAの電流を4
 /10μsの電流波形で2回繰返し印加したときに破
壊しなかったものを○、破壊したものを×として表示し
た。
また、開閉サージ放電耐量は300 A、 400 A
および500 Aの電流を2msの電流波形で2回繰返
し印加したときに破壊しなかったものを○、破壊したも
のを×として表示した。
第1表の結果から、本発明の範囲内のL/Wを有する避
雷器素子である本発明の試料No、 1〜6は、比較例
試料No、l、2と比べて放電耐量が良好であることが
わかった。
災施炭I 同様に上述した方法で作成した内周面R,=3.5 c
m、高さH=4.OCm、外周面半径R2= R1+W
の避雷器素子において、l/Wの影響を調べるため、平
行部の幅Wと両端円弧部の長さlを種々変えて、ffi
/Wが本発明範囲内の試料No、 1〜8と本発明範囲
外の比較例試料No、 1〜4を準備し、実施例1と同
様にそれぞれの雷サージ放電耐量および開閉サージ放電
耐量を測定した。なお、各試料の断面積がすべて一定と
なるよう平行部の長さしを調整した。結果を第2表に示
す。
第2表の結果から、本発明の範囲内のf/Wを有する避
雷器素子である本発明の試料No、 1〜8は、比較例
試料No、 1〜4と比べて放電耐量が良好であること
がわかった。
(発明の効果) 以上詳細に説明したところから明らかなように、本発明
の避雷器素子によれば、素子断面における平行部の長さ
と幅との関係および平行部の両端円弧部の長さと平行部
の幅との関係を規定することにより、雷サージ等の大電
流が印加された場合でも印加電流の集中を防止でき放電
耐量の向上を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明避雷器素子を内蔵する高圧カットアウト
の一例の構成を示す線図、 第2図は本発明避雷器素子の一例を示す線図である。 1・・・碍子本体下部   2・・・隙間3・・・平行
部      4−1 、4−2・・・両端部5・・・
内周面      6・・・外周面第1図 手彰′i!、+甫正書 昭和63年 9月24日 特許庁長官   吉  1) 文  毅  殴1、事件
の表示 昭和62年特許願第268126号 2、発明の名称 3、補正をする者 事件との関係 特 許 出 願 人 4、代理人 1、明細占第5頁第9行の「リム」を「リブ」に訂正す
る。 2、同第7頁第8行の「場合ば」を「場合は」に訂正す
る。− 3、同第8頁第11行の「2回」を「20回」に訂正す
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 曲率の異なる面から規定される平行部を有すると
    ともに平行部の両端が所定の曲率半径を有する円弧から
    なる断面形状を有する、酸化亜鉛を主成分とし電圧非直
    線性を発現する避雷器素子において、断面形状が以下の
    条件を満たすものよりなることを特徴とする避雷器素子
    。 (1)0.5≦L/W≦10
  2. (2)0.2≦l/W≦1.5 ここで、L:平行部の長さ、 W:平行部の幅、 l:両端円弧部の長さ である。
JP62268126A 1987-10-26 1987-10-26 避雷器素子 Granted JPH01111302A (ja)

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JPH0379853B2 JPH0379853B2 (ja) 1991-12-20

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