JPS5845641Y2 - 食用油「ろ」過器 - Google Patents
食用油「ろ」過器Info
- Publication number
- JPS5845641Y2 JPS5845641Y2 JP12455781U JP12455781U JPS5845641Y2 JP S5845641 Y2 JPS5845641 Y2 JP S5845641Y2 JP 12455781 U JP12455781 U JP 12455781U JP 12455781 U JP12455781 U JP 12455781U JP S5845641 Y2 JPS5845641 Y2 JP S5845641Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- container body
- filter
- hole
- port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Food-Manufacturing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来、家庭や料理店などで揚げ物に使用された油は、使
用後容器に移し変えておいて2〜3回は再使用されるの
であるが、それ以上の使用は酸化が進んで食品衛生上の
問題があり、また味も落ちることから使用不能となって
廃棄されている。
用後容器に移し変えておいて2〜3回は再使用されるの
であるが、それ以上の使用は酸化が進んで食品衛生上の
問題があり、また味も落ちることから使用不能となって
廃棄されている。
本考案は水道圧を利用して簡単に濾過が行えるように乙
すことにより、斜上の問題点を除去して少くとも5〜6
回程度の再使用を可能とすることのできるものである。
すことにより、斜上の問題点を除去して少くとも5〜6
回程度の再使用を可能とすることのできるものである。
以下、本考案の実施例について図面にもとづいて説明す
る。
る。
1は容器本体でSUS鋼板でケトル状に形成される。
こ・に容器本体1a上面は中央内部と外周面部に夫々れ
一定高さの鍔体り、Hを有するドーナツ円板体1bに形
成されてなり、鍔体りで取囲まれる内面には比較的大き
な透孔2が形成されるようになされる。
一定高さの鍔体り、Hを有するドーナツ円板体1bに形
成されてなり、鍔体りで取囲まれる内面には比較的大き
な透孔2が形成されるようになされる。
1Cは注入口で該口の上端部には蝶番3で常時は閉塞状
態となされる蓋4が設けられてなり、1dは前記注入口
1Cと反対側位置に設けられる把手であり、金談把手1
dを持って注入口1Cを下向きに傾斜されるようになす
ときは、蓋4は注入口1Cの閉塞を自動的に開放させる
ようになっている。
態となされる蓋4が設けられてなり、1dは前記注入口
1Cと反対側位置に設けられる把手であり、金談把手1
dを持って注入口1Cを下向きに傾斜されるようになす
ときは、蓋4は注入口1Cの閉塞を自動的に開放させる
ようになっている。
なお1eは容器本体1a側面に設けた油圧レベルゲージ
である。
である。
5は第2図で示す如き周壁面を蛇腹5aに形成した筒状
の油槽であって、槽内は下方に向ってや・彎曲した隔壁
5bによって上下の2室V1゜■2に区画されるように
なさしめると共に、上室V1の中央上面には水道の蛇口
或は該口からのホースと接続させるための突出した管口
5Cを形成するのほか、下室■2の下底面は摺鉢状の傾
斜壁面Fに形成し、且つ中心部には前記容器本体1上面
の透孔2に嵌入する大きさの濾過口5dを形成するよう
になす。
の油槽であって、槽内は下方に向ってや・彎曲した隔壁
5bによって上下の2室V1゜■2に区画されるように
なさしめると共に、上室V1の中央上面には水道の蛇口
或は該口からのホースと接続させるための突出した管口
5Cを形成するのほか、下室■2の下底面は摺鉢状の傾
斜壁面Fに形成し、且つ中心部には前記容器本体1上面
の透孔2に嵌入する大きさの濾過口5dを形成するよう
になす。
本考案に於いて該濾過口5dは第3図に示す如く、その
先端縁内周面には内方に向って突出する鍔体tが形成さ
れると共に、外周面には雄ネジgが刻設され、且つ該雄
ネジgと螺合するキャップ5eを嵌着させるようになす
。
先端縁内周面には内方に向って突出する鍔体tが形成さ
れると共に、外周面には雄ネジgが刻設され、且つ該雄
ネジgと螺合するキャップ5eを嵌着させるようになす
。
こ・にキャップ5eは中心内部に濾液の通過する透孔k
が穿設されてなり、且つ該透孔kを閉塞する状態に濾紙
6を設けしめるのであり、濾紙6の上下には金網7a。
が穿設されてなり、且つ該透孔kを閉塞する状態に濾紙
6を設けしめるのであり、濾紙6の上下には金網7a。
7bを設けて両者間で挟持されるようになされる。
該濾紙6は消耗品であって、後述する濾過作業毎に新し
いものと取換えられるようになされるが、金網を含めた
ユニットに構成して脱着作業が容易に行えるようにする
ことができる。
いものと取換えられるようになされるが、金網を含めた
ユニットに構成して脱着作業が容易に行えるようにする
ことができる。
なお、図面に於いて8a、8bは上記油槽5を容器本体
1上に載置させたとき、その外周面を上下で対をなして
保護するための保護管であり、保護管8aと鍔体Hとの
係合には管8aの下端外周面に突出して設けた突起9,
9′を、鍔体Hに穿設したL字状の切欠10と係合させ
ることにより行うのであり(第4図参照)、他方保護管
8bと8aとの同じく保護管8aの上端外周面に突出し
て設けた突起11.11’を保護管8bの下端外周縁に
突設して設けた切欠12と係合させることにより行うの
である。
1上に載置させたとき、その外周面を上下で対をなして
保護するための保護管であり、保護管8aと鍔体Hとの
係合には管8aの下端外周面に突出して設けた突起9,
9′を、鍔体Hに穿設したL字状の切欠10と係合させ
ることにより行うのであり(第4図参照)、他方保護管
8bと8aとの同じく保護管8aの上端外周面に突出し
て設けた突起11.11’を保護管8bの下端外周縁に
突設して設けた切欠12と係合させることにより行うの
である。
15は容器本体1の上辺部に設けたエアー抜き栓である
。
。
以上構成の油槽5は使用にさいしては、保護管8 a
、8 bを取外して容器本体1を露出させると共に、濾
過口5dを上向きにしてキャップ5eを取外し、このと
き同じく濾紙6や金網7a、7bなども取外し、しかる
のち該口部に対して漏斗を差込んで使用済み油を入れる
ようにするのであり、あと使用済み濾紙6は新しいもの
に取換えて元通りにキャップ5eを行い、該キャップ5
eを下向きに反転させて容器本体1の透孔2内に差込む
ようにする。
、8 bを取外して容器本体1を露出させると共に、濾
過口5dを上向きにしてキャップ5eを取外し、このと
き同じく濾紙6や金網7a、7bなども取外し、しかる
のち該口部に対して漏斗を差込んで使用済み油を入れる
ようにするのであり、あと使用済み濾紙6は新しいもの
に取換えて元通りにキャップ5eを行い、該キャップ5
eを下向きに反転させて容器本体1の透孔2内に差込む
ようにする。
しかして保護管8 a 、8 bを元通りに嵌合させる
と共に上室■1の管口5Cには水道管からのホース13
を接続金具14を使用して強固に止着させるのである。
と共に上室■1の管口5Cには水道管からのホース13
を接続金具14を使用して強固に止着させるのである。
(第1図参照)次に水道の栓を回動して水を油槽5の上
室■1内に流入させるのであり、これにより鉄基の萎縮
していた蛇腹は伸長し、これに伴って下室V2内の油は
下方に向って順次押圧され、濾過口5dの金網、フィル
ターなどを経て容器本体1内に濾過抽出されるようにな
すのである。
室■1内に流入させるのであり、これにより鉄基の萎縮
していた蛇腹は伸長し、これに伴って下室V2内の油は
下方に向って順次押圧され、濾過口5dの金網、フィル
ターなどを経て容器本体1内に濾過抽出されるようにな
すのである。
このさい容器本体に設けたエアー抜き栓15を予め取外
しておくのであり、これにより容器内空気は容器本体内
に油が貯留されるに伴って順次追い出されていくのであ
る。
しておくのであり、これにより容器内空気は容器本体内
に油が貯留されるに伴って順次追い出されていくのであ
る。
斯くして下室■2内に於ける油の濾過作業が進行するの
であり、油中の揚げカスやゴミなどは濾過口5dの金網
7a上に残る。
であり、油中の揚げカスやゴミなどは濾過口5dの金網
7a上に残る。
一方、下室■2内の油が濾出し終るとエアー抜き栓15
は密に嵌入させておくのであり、これにより容器本体1
内の油が大気中の空気と触れるようなことはなくなり酸
化現象の進行が極力防止されて保存されるようになるの
である。
は密に嵌入させておくのであり、これにより容器本体1
内の油が大気中の空気と触れるようなことはなくなり酸
化現象の進行が極力防止されて保存されるようになるの
である。
他方、濾過作業終了と同時に水道のホースは取外され、
管口5Cには図示されないキャップが嵌合されるのであ
り、且つ該槽5自体はその優の状態で存置されて蓋の作
用を兼ねるのである。
管口5Cには図示されないキャップが嵌合されるのであ
り、且つ該槽5自体はその優の状態で存置されて蓋の作
用を兼ねるのである。
このさい上室v1内の水は濾過作業終了時廃棄するよう
にしても良いが、一般には次の濾過作業時まで貯留され
たよ・の状態にしておくのである。
にしても良いが、一般には次の濾過作業時まで貯留され
たよ・の状態にしておくのである。
本考案は以上の如く構成してなり、水道圧を利用して使
用済み油の濾過を一定圧力下に効果的に濾過させること
のできるものであり、また該作業中大気と触れるを防ぎ
ながら効率良く行うものであり酸化現象が阻止されて品
質低下を生じせしめることのないものである。
用済み油の濾過を一定圧力下に効果的に濾過させること
のできるものであり、また該作業中大気と触れるを防ぎ
ながら効率良く行うものであり酸化現象が阻止されて品
質低下を生じせしめることのないものである。
このことから本考案者の実験によれば従来と比較してそ
の使用回数を少くとも2倍以上に向上させることができ
て、経済効率を高める上で著効を奏するものである。
の使用回数を少くとも2倍以上に向上させることができ
て、経済効率を高める上で著効を奏するものである。
第1図は本考案器具の一部破断正面図、第2図は油槽の
正面図、第3図は濾過口の縦断詳細図、第4図は保護管
の取付は状態を示す部分図である。 1・・・・・・容器本体、2・・・・・・透孔、5・・
・・・・油槽、5a・・・・・・蛇腹、5b・・・・・
・隔壁、5d・・・・・・濾過口、6・・・・・・濾紙
、7a、7b・・・・・・金網、8 a 、8 b・・
・・・・保護管、15・・・・・・工゛アー抜き栓。
正面図、第3図は濾過口の縦断詳細図、第4図は保護管
の取付は状態を示す部分図である。 1・・・・・・容器本体、2・・・・・・透孔、5・・
・・・・油槽、5a・・・・・・蛇腹、5b・・・・・
・隔壁、5d・・・・・・濾過口、6・・・・・・濾紙
、7a、7b・・・・・・金網、8 a 、8 b・・
・・・・保護管、15・・・・・・工゛アー抜き栓。
Claims (2)
- (1)ケトル状に形成した容器本体の中央上面に透孔を
穿設すると共に、該透孔に嵌入される大きさの濾過口を
有し且つ周面を蛇腹に形成した筒状の油槽とからなり、
鉄槽は内部を隔壁によって上下2室に区画し、前記濾過
口は下室に取付けられて油が入れられるようになすのほ
か、上室と連通ずる管口は水道の蛇口と接続して鉄車に
は水が入れられないようになし、水圧を利用して使用済
み油の濾過が行われるように構成したことを特徴とする
食用油濾過器。 - (2)容器本体の上部外周位置にエアー抜き栓が設けで
あることを特徴とした実用新案登録請求の範囲第1項記
載の食用油濾過器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12455781U JPS5845641Y2 (ja) | 1981-08-22 | 1981-08-22 | 食用油「ろ」過器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12455781U JPS5845641Y2 (ja) | 1981-08-22 | 1981-08-22 | 食用油「ろ」過器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5832752U JPS5832752U (ja) | 1983-03-03 |
JPS5845641Y2 true JPS5845641Y2 (ja) | 1983-10-17 |
Family
ID=29918423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12455781U Expired JPS5845641Y2 (ja) | 1981-08-22 | 1981-08-22 | 食用油「ろ」過器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5845641Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01111302A (ja) * | 1987-10-26 | 1989-04-28 | Ngk Insulators Ltd | 避雷器素子 |
-
1981
- 1981-08-22 JP JP12455781U patent/JPS5845641Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01111302A (ja) * | 1987-10-26 | 1989-04-28 | Ngk Insulators Ltd | 避雷器素子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5832752U (ja) | 1983-03-03 |
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