JPS6024247Y2 - 圧力鍋の圧力調整装置 - Google Patents

圧力鍋の圧力調整装置

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JPS6024247Y2
JPS6024247Y2 JP3796881U JP3796881U JPS6024247Y2 JP S6024247 Y2 JPS6024247 Y2 JP S6024247Y2 JP 3796881 U JP3796881 U JP 3796881U JP 3796881 U JP3796881 U JP 3796881U JP S6024247 Y2 JPS6024247 Y2 JP S6024247Y2
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JP
Japan
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nozzle
pressure
hole
valve
spring
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JP3796881U
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JPS57149817U (ja
Inventor
博 小林
Original Assignee
象印マホービン株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は圧力鍋の圧力調整装置に関するものである。
従来の圧力鍋では、鍋内部の圧力が所定圧(1kg/c
ni)以上になったとき開いて調圧する圧力鍋整弁と、
圧力調整弁が煮汁等の付着によって正常に作動しなくな
ったときに開く安全弁とが、蓋体に別個に設けられてい
る。
そのため、部品数や加工工程数が多くなり、コストアッ
プを招くばかりでなく蓋体の複数個の取付孔を設ける関
係上蓋体自身の強度低下をきたし、かつ蓋体に付着した
煮汁等の洗浄作業が厄介であるという種々の問題があっ
た。
本考案はかかる問題点に鑑みなされたもので、圧力調整
弁と安全弁とを一体化することによって、部品数および
加工工程数を減らし、蓋体の強度や先浄時の解消した圧
力鍋の圧力調整装置を提供することを目的とする。
以下、本考案を実施例である添付図面にしたがって説明
する。
図面は本考案にかかる圧力調整装置を示し、この圧力調
整装置は圧力鍋の蓋体1の中央取付孔2に取付けられて
いる。
3は外周面にローレット4を有し、中央にはテーパー状
の弁座5を有する受台で、この受台3の上端面は上記蓋
体1の取付孔2の縁部下面に当接し、一方下部には通気
孔7を有するフィルタ6が螺着している。
8は上部に内外に連通する水平に設けた蒸気抜き孔9と
上下に連通ずる挿通孔10とを有するスプリング押え具
で、このスプリング押え具8の下部を上記取付孔2を介
して受台3の内側に螺合させることにより、受台3の上
端面とスプリング押え具8の下面とで取付孔2の縁部を
挟着し、受台3とスプリング押え具8とは蓋体1に気密
的に固定される。
なお、11はシール用のパツキンである。
12は軸心に貫通孔13を有するノズルで、このノズル
12は上記スプリング押え具8の挿通孔10に対し上下
動自在に挿通されている。
ノズル12の下端には上記受台3の弁座5とで安全弁を
構成するテーパー状の弁部14が形成されており、この
弁部14の上面に係止されたりング15とスプリング押
え具8との間にスプリング18を介設することにより、
ノズル12は常時下方に付勢され、上記弁部14が弁座
5に圧接している。
ノズル12の中央部外周にはノズルパツキン16が嵌め
込まれており、このノズルパツキン16によりノズル1
2と挿通孔10との間にシールし、ノズル12の外周を
伝って流下する煮汁等が上記スプリング18の収納部分
に流れ込まないように塞止め、動作不良を防止している
上記ノズル12の上端部にはつまみ20を有する重錘1
9の中央孔21が所定距離だけ上下動自在に嵌合してお
り、ノズル12の貫通孔13の上端を中央孔21の頂部
に螺着した弁体22で封止することにより、圧力調整弁
を構成している。
この重錘19には内外に連通ずる蒸気孔23が水平方向
に設けられており、一方中央孔21内面にはりング24
が装着され、このリング24がノズル12の上端部に形
成した凸部17を係止して重錘19はノズル12に対し
て抜は止めされている。
つぎに、上記構成の圧力調整装置の作動を説明する。
まず、圧力鍋内部の圧力が例えば1kg/crlを越え
ると、その圧力で重錘19が持ち上げられ、弁体22が
ノズル12の貫通孔13上端を開き、圧力鍋内部の蒸気
がノズル12の貫通孔13および重錘19の蒸気孔23
を介して外部に排出される(第2図右手分参照)。
これによって、圧力鍋内部の圧力が下がり、再び重錘1
9の重力により弁体22がノズル12の貫通孔13を塞
ぎ、以後この動作を繰り返すことにより、圧力鍋内部の
圧力をほぼ1kg/cm程度に保持する。
いま、スプリング押え具12の貫通孔13が煮汁等によ
り詰ると、重錘19が正常に作動せず、圧力鍋内部の圧
力が過度に上昇して危険な状態となる。
このような時には、上記圧力によってノズル12と重錘
19とがスプリング18のバネ力に抗して一体に上昇し
、ノズル12の下端弁部14が受台3の弁座5を開き、
高圧蒸気はノズル12の外側面とスプリング押え具8と
の間を通って、スプリング押え具8の蒸気抜き孔9から
外部へ排出される(第2図左半分参照)。
これによって、圧力鍋内部の圧力は過度に上昇すること
なく、安全である。
上記圧力調整装置において、内部に付着した煮汁等を洗
浄する場合には、まず、重錘19をノズル12から抜き
取り、スプリング押え具8と受台3との螺合を外すこと
により、圧力調整装置を構成する全部品が蓋体1から分
離される。
その後、スプリング押え具8に対してノズル12を下方
に引き抜くことにより、スプリング押え具8とノズル1
2とスプリング18とが分解され、かつ受台3からフィ
ルタ6を外すことにより、すべての部品が分解され、洗
浄を容易に行なうことができる。
上記実施例においては、ノズル12の貫通孔13上端か
ら吹きこぼれた煮汁等がスプリング18の収納部分に侵
入するのを防止するために、ノズル12の外周にノズル
パツキン16を取付けたが、これのみに限らず、例えは
スプリング押え具8の挿通孔10の周囲に筒部を突設し
、ノズル1の外周にはこの筒部上面をおおうカバーを取
付けてもよい。
以上の説明で明らかなように、本考案によれば圧力調整
弁と安全弁とを一体化したので、例えはノズルに両機能
を持たせることができ、部品数を従来に比べて大巾に少
なくすることができ、それに応じて加工工程数も低減す
ることができる。
また、蓋体には1個の取付孔を設けるだけでよく、蓋体
の強度低下は少なく、しかもスプリング押え具を受台と
の螺合を外すだけで本圧力調整装置を蓋体から分離する
ことができるので、付着した煮汁等の洗浄作業も容易で
ある。
さらに、重錘はノズルに取り付けられているため、紛失
の危険がないとともに、蒸気抜き孔を蒸気孔とは上下に
距離が離れ、かつ、水平に設けであるため、蒸気孔から
噴出する蒸気抜き孔を閉塞する危険がないという効果を
も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる圧力鍋の圧力調整装置の半断面
正面図、第2図はその動作を示す断面図である。 1・・・・・・蓋体、2・・・・・・取付孔、3・・・
・・・受台、5・・・・・・弁座、訃・・・・・スプリ
ング押え具、10・・・・・・挿通孔、12・・・・・
・ノズル、13・・・・・・貫通孔、14・・・・・・
弁部、16・・・・・・ノズルパツキン、18・・・・
・・スプリング、19・・・・・・重錘、22・・・・
・・弁体、23・・・・・・蒸気孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端面が圧力鍋の蓋体の取付孔の縁部下面に当接し、中
    央に弁座を有する受台と、受台と螺合して蓋体の取付孔
    の縁部を上記受台とで挟着する内外に連通ずる水平方向
    の蒸気抜き孔を有するスプリング押え具と、スプリング
    押え具に対して上下動自在に挿通され、中央には上下に
    貫通した貫通孔を有し、下端には上記受台の弁座とで安
    全弁を構成する弁部を有するノズルと、スプリング押え
    具とノズルとの間に介設され、ノズルを受台方向に付勢
    するスプリングと、ノズルの上端部に所定距離だけ上下
    動自在に嵌合し、中央部にはノズルの貫通孔上端とで圧
    力調整弁を構成する弁体を有するとともに、上記蒸気抜
    き孔より上部に内外に連通する水平方向の蒸気孔を有す
    る重錘とからなる圧力鍋の圧力調整装置。
JP3796881U 1981-03-17 1981-03-17 圧力鍋の圧力調整装置 Expired JPS6024247Y2 (ja)

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JPS57149817U JPS57149817U (ja) 1982-09-20
JPS6024247Y2 true JPS6024247Y2 (ja) 1985-07-19

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ID=29835141

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60106529U (ja) * 1983-12-23 1985-07-20 理研軽金属工業株式会社 圧力鍋の圧力調整装置
JP5294971B2 (ja) * 2009-05-13 2013-09-18 三洋電機株式会社 圧力式炊飯器

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JPS57149817U (ja) 1982-09-20

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