JPH01110427A - パレタイザー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は１紙製品等を収納した段ボールケース等のケー
ス体を所定の配列態様にて昇降自在に支持されたパレッ
ト上に一段分づつ多段状に順次積載しうるパレタイザ−
に関する。

〈従来技術〉 多数のケース体、例えば紙製品等を収納した段ボールケ
ースをパレット上に所定の配列態様にて多段状に積み上
げて、小容積の積層体にし、保管や運搬に便利なように
するためパレタイザ−が用いられている・ 通常、パレタイザ−は、ケース体を所定の方向性をもっ
て移送する供給コンベアと、テーブル上にパレットを載
置した昇降テーブルと、昇降動自在に支持されたパレッ
ト上に供給コンペアにて供給されたケース体を一段分づ
つ所定の配列態様にて順次積み上げうる積み換え手段を
備えている。

そして、上述の昇降動自在に支持されたパレット上に供
給コンベアにて供給されたケース体を一段分づつ所定の
配列態様にて順次積み上げうる積み換え手段として、従
来のパレタイザ−は、例えば第６図に示す如く、昇降テ
ーブル５０上に載置されたパレット５２上に所定配列の
一段分づつのケース体１を順次積載する工程の前に、パ
レット位置とほぼ水平に位置した載置台５４上に図示し
ない供給コンベアにて供給されたケース体１を所定の配
列にて一段分づつ載置し、この状態で載置台５４を仮想
線で示すようにパレット５２上に水平に進出移動し、後
退移動の際に、載置台５４に載置ｉれている一段分のケ
ース体１の後端部を制止部材５６にて制止することによ
り、ケース体１はパレット５２上に所定の配列態様にて
落下され、パレット５２上に所定の配列態様のケース体
１を載置し。

同様な操作により順次下降されるパレット５２上に所定
配列のケース体を一段分づつ順次所定段数分積み上げる
ように構成しである。

しかし係る従来のパレタイザ−は、上昇位置にあるパー
ツ８５２位置と供給コンベアとの間に、所定の配列に整
列された一段分のケース体１を一旦プールできるように
した載置台５４を配設しているため、この載置台５４を
配設するための広い設置スペースを必要とし、装置全体
をコンパクトに構成しにくい欠点があった。

〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明は、斜上の従来のパレタイザ−の欠点を除去しよ
うとするもので、所定配列の一段分のケース体を一旦プ
ールできるようにした載置台を、昇降テーブルにて昇降
動自在に支持されたパレットと同一平面上に配設するこ
とにより。

載置台のための設置スペースを別途要せず、よって装置
全体をコンパクトに構成しようとするものである。

〈問題点を解決するための手段〉 斜上の目的を達成するために提供された本発明のパレタ
イザ−は、 パレットを載置しうる載置面を備えた昇降テーブルと、 前記昇降テーブルに載置されたパレットの昇降面上に配
設され、該パレット面と平行でほぼ相対する水平軌道部
を有し、この水平軌道部を経たのち反転しまた元の水平
軌道部に戻るように無端ベルトに架設されて循環走行さ
れ、所定配列の一段分のケース体群を載置可能な載置面
を備えたローラーコンベアから成る循環テーブルと、 水平軌道部に位置している循環テーブル上に所定配列の
ケース体群を一段分づつ供給載置しうる供給手段を含み
、該供給手段により水平軌道部に位置している循環テー
ブル上に供給載置されたケース体群の移動を制止し、該
ケース体群が循環走行される循環テーブルの後端部を離
脱した際にパレットの昇降面上に落下しうるように配設
された制止部材と、から構成したことを特徴としている
。

〈実施例〉 以下１本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は装置全体の概略平面図、第２図は同じく概略正
面図、第３図は本発明の要部を示す概略側面図、第４図
（イ）（ロ）（ハ）は第３図の動作状態の１例を示した
概略側面図、第５図（イ）（ロ）はパレット上に所定の
配列態様にて積載されたケース体の斜視図をそれぞれ示
している。

第１図および第２図において、１はパレット２上に所定
配列にて多段状に積載される段ボールケース等の長立方
形状のケース体である。このケース体１内には紙製品等
が収納されている。

３はこのケース体１を後述する循環テーブルまで給送す
る給送工程であり、この給送過程で長立方形状のケース
体は縦横方向の所定の配列向きに仕分けられる。４は２
階に設けられた作業場などからケース体１を１階まで供
給するように構成された移送方向を下側に傾斜した傾斜
コンベア、５は前記傾斜コンベア４と同じ方向に水平走
行する第１コンベア、６は前記第１コンベア５の走行方
向に対してＬ字状に直交して走行するように配設された
第２コンベア、７は前記第２コンベア６の走行方向に対
してＬ字状に直交して走行するように配設された第３コ
ンベアである。

８は前記第１コンベア５の終端位置に設けられ、前記傾
斜コンベア４および第１コンベア５によって縦長流れ方
向姿勢で移送されてきたケース体１の移送を制止しうる
第１制止板であり、９は前記第１制止板８によってその
移送を制止されたケース体１を図示しないセンサーによ
り感知しこの電気指令により制止位置に在るケース体１
をその制止姿勢の状態で直交方向に配設された第２コン
ベア６上まで横方行に押送しうるように構成した進退動
自在な第１押送板である。この第１押送板９にて押送さ
れたケース体１は第２コンベア６上を横長流れ方向姿勢
で第２コンベア６の終端位置まで移送される。１０は前
記第２コンベア６の終端位置に設けられ、該第２コンベ
ア６によって横長流れ方向姿勢で移送されてきたケース
体１の移送を制止しうる第２制止板であり、１１は前記
第２制止板１０によってその移送を制止されたケース体
１を前述の第１押送板と同様に図示しないセンサーによ
り感知しこの電気指令により制止位置に在るケース体を
その制止姿勢の状態で直交方向に配設された第３コンベ
ア７上まで横方向に押送しうる第２押送板である。この
第２押送板１１にて押送されたケース体１は第３コンベ
ア７上を縦長流れ方向姿勢に変換されて第３コンベア７
の終端位置に設けられた第３制止板１２を介して制止さ
れる位置まで移送される。尚、この第３制止板１２の動
作については後述する。

次に横長流れ方向姿勢で第３コンベア７の終端位置にケ
ース体を到達できるようにする手段について説明する。

１３は前記第２コンベア６の移送途上に設けられ、該第
２コンベア６上を横長流れ方向姿勢で移送されつつある
ケース体１を図示しないセンサーにより感知しこの電気
指令により該位置に制止しうるように構成した進退動自
在な制止部材であり、１４は前記制止部材１３によって
その移送を制止されたケース体１の側壁面を吸着支持し
、吸着支持されたケース体１を前記第２制止板１０およ
び第２押送板１１を介さずに第２コンベア６に対して直
交して配設された第３コンベア７上まで第１図に仮想線
で示すように水平移動、即ち９０度回転移動し、ケース
体の縦横流れ方向姿勢を変換せずに第３コンベア７上で
その吸着を解除しうるように構成された枢動部に吸着部
１５を設けた枢動アームである。また１６はケース体１
を前記吸着部１５側に押圧しうる進退動自在な押圧部材
である。このように、縦横流れ方向姿勢を変換せずに第
２コンベアでの給送姿勢と同様に横長流れ方向姿勢で第
３コンベア７の終端位置にケース体１を到達させるケー
ス体１については、該ケース体１が第２コンベア６を移
送される際に、前記制止部材１３および吸着部１５を有
する枢動アーム１４などを作動させることによってその
目的を達成でき、同じ姿勢方向で順次移送されてくるケ
ース体１を所定の配列姿勢に応じて縦横流れ方向姿勢が
仕分けられる。

このように所定の縦横流れ方向姿勢に仕分けられて第３
コンベア７上を移送されてきたケース体１は前記した第
３制止板１２を介して制止され、この制止位置に並設さ
れた水平軌道部に位置される循環テーブル上に一段分を
構成する一列づつ第３押送板１３を介して押送されるが
、ここでケース体１の一方向の間隔量は手段について説
明する。前記第３制止板１２は、その制止位置すなわち
進出位置を可変しうるように進退動自在に構成されてい
る。また第３制止板１２を介して制止される一列分の各
ケース体１を載置している前記第３コンベア７部分は、
各ケース体１を独立して移送しつるようにフリーローラ
ー７ｄを介した第１独立駆動コンベア７ａ。

第２独立駆動コンベア７ｂ、第３独立駆動コンベア７ｃ
から構成しである。ここで図示例に即して間隔量は操作
を具体的に説明すれば、例えば第２図において第３制止
板１２を介して制止された先頭の横長流れ方向姿勢のケ
ース体１と二番目の縦長流れ方向姿勢のケース体１の間
に形成された間隙Ａを開ける場合は、第３制止板１２を
仮想線で示す符号１２ａの位置まで進出し、該制止位置
で各ケース体１を制止し、しかる後第３制止板１２を元
の実線位置へ後退し。

先頭のケース体１を載置している第１独立駆動コンベア
７ａのみを独立走行させて後退している第３制止板１２
の位置まで先頭のケース体１を前進させればよい、係る
間隙Ａを開ける目的は、第３押送板１３によって一列づ
つ押送されるケース体１が縦長方向姿勢のケース体１の
突出部分によって衝突していまう弊害を避けるためであ
る。尚、第３制止板１２の仮想線（１２ｂ）で示した進
出位置は、第５図（ロ）に示したケース体１の積載例の
間隙幅（Ｂ）を形成する場合に作動される。また、１７
は第１図及び第５図（イ）において１８列の箱体と対称
をなす配列を構成する際に先頭の箱体を第３制止板１２
で制止される前に所定位置で制止しうる進退動自在な制
止部材である。

しかして、所定の縦横流れ゛方向姿勢および所定の間隙
幅を明けられたケース体１は一列づつ（ＩＡ、ＩＢ、Ｉ
Ｃ）第３押送板（１３）によって水平軌道部に位置され
る循環テーブル上に順次移送される。

次に本発明の要部、即ち、所定配列にて一部分づ供給さ
れたケース体１群を昇降自在なパレット上に順次積み換
えうる積み換え手段について説明する。

２０はローラーコンベアからなる循環テーブルであり、
この循環テーブル２０は前記第３押送板１３の押送方向
と同方向に走行される水平軌道部２２を経たのち反転し
また元の水平軌道部２２に戻るように案内車２４・・・
・・に架設された無端ベルトチェーン２５．２５に架設
されて循環走行しつるように構成されている。そして、
前記循環テーブル２０は前記水平軌道部２２に位置して
いる際に、前記第３押送板１３によって一列づつ一部分
供給されたケース体１の供給を受けうるように構成され
ている。また、前記循環テーブル２０は循環軌道に対し
て互いに対称位置に２個設けられている。しかして。

循環テーブル２０を２個設は交互に水平軌道部２２に位
置させることによりケース体１の積換え作業の迅速化を
図れる。３０は前記水平軌道部２２に位置している循環
テーブル２０の下方に配設され、パレット２を載置しう
る載置面を備えた昇降テーブルであり、該昇降テーブル
３０は昇降軸３２に支持されてパレット２上に順次積載
される一部分づつのケース体１群の積載高さに対応して
順次下降しうるように構成されている。尚、昇降テーブ
ル３０のパレット載置面には前記循環テーブル２０の循
環走行方向と直交する走行方向を有する昇降コンベア３
４が架設されている。この昇降コンベア３４はブレーキ
付きモーター３５を介して制動駆動される。

そして、この昇降コンベア３４上に載置されたパレット
２の搬入および搬出を効果的にしているが、これについ
ては後述する。２６は水平軌道部２２に位置している循
環テーブル２０上に供給載置されたケース体１の移動を
制止し、該ケース体１が循環走行される循環テーブル２
０の後端部を離脱した際に前記パレット２の昇降面上に
落下しうるように配設された制止部材である。この制止
部材２６は、一部分のケース体１間に縦方向即ち循環走
行方向の間隙を開ける場合に機能するように前記第３制
止板１２とほぼ同様にその制止位置すなわち進出位置を
可変しうるように進退動自在に構成されている０例えば
、第１図及び第５図（イ）に図示された縦方向の間隙幅
（Ｃ）を開ける場合について、その動作を図示した第４
図（イ）、（ロ）、（ハ）に基づいて説明すれば、前記
制止部材２６を仮想線の位置まで進出しこの進出位置で
後方のケース体１を循環テーブル２０の後端部から離脱
すべく循環走行させ、後方のケース体１が離脱したと同
時に前記制止部材２６を実線位置まで後退さると共に前
方のケース体１を循環テーブル２０の後端部から離脱す
べく更に循環走行させれば、前方のケース体１は後退さ
れた制止位置で循環テーブル２０から離脱し前記パレッ
ト２の昇降面上に落下され、よって落下位置において二
つのケース体１間には間隙幅（Ｃ）が形成される。尚、
第５図（ロ）に示した積載例の場合は縦方向の間隙を形
成しないため、前記制止部材２６は進退移動されないこ
とは勿論である。尚、第４図（ハ）において符号２７は
、パレット２上に落下されたケース体１を後方から若干
押送し、その落下位置を微調整しうる進退動自在なプッ
シャーである。

尚、第１図において符号２８はガイド板、符号２９は幅
寄せ板であり、特に幅寄せ板２９は第２図において間隙
幅（Ａ）を設けて搬入されたケース体１間の前記間隙幅
（Ａ）を無くしてケース体１同志を接合整列するのに機
能する。

しかして、所定配列の一部分のケース体１がパレット２
上に載置される。そして昇降テーブル３０を介して一部
分づつ順次下降されるパレット２上に一部分づつケース
体１が積載され、第５図（イ）に図示したようにパレッ
ト２上にケース体１が所定配列に多段状に積載される。

次にパレット供給手段について説明する。４０は、前記
昇降テーブル３０のパレット載置面に架設されたパレッ
ト２を一方向へ供給しうる昇降コンベア３４の供給方向
に対し反供給方向に配設されたパレット供給コンベアで
あり、このパレット供給コンベア４０上には前記昇降コ
ンベア３４にパレット２を順次供給しうるよう多数のパ
レット２が多段状に積載されている。

前記パレット供給コンベア４ｏはブレーキ付きモーター
４１を介して制動駆動される。４２は、前記昇降コンベ
ア３４の供給方向に配設されたパレット搬出コンベアで
あり、このパレット搬出コンベア４２にはケース体１を
積載したパレット２が供給される。前記パレット供給コ
ンベア４０とパレット搬出コンベア４２の搬送面は前記
昇降コンベア３４の最下降位置の搬送面と同じ水平面位
置に設定されている。４６は進退動自在でかつ昇降動自
在なフォーク４７．４７を有するフォーク装置であり、
このフォーク装置４６は、前記パレット供給コンベア４
０上に多段状に積載されたパレット２に対し、下から二
段目に積載されたパレット２の開口部内にフォーク４７
を進出しこの進出位置で該パレットを最下段パレットに
対して離間しうる位置まで上昇し、前記最下段パレット
２を最下降位置にある前記昇降コンベア３４上に供給駆
動した後に上昇されているパレット２群を供給コンベア
４０上に載置すべくフォーク４７を下降し、しかる後に
パレット２群と干渉しない位置までフォーク４７を後退
すると共に下から二段目に積載されたパレット２の開口
部内に進出突入できる水平位置までフォーク４７を上昇
しうるように構成されている。しかして、ケース体１を
所定段数積載したパレット２が昇降コンベア３４に駆動
され搬出コンベア４２上に搬出されると同時に、フォー
ク４７で上昇位置に支持された上段パレットから離間さ
れて供給コンベア４０上に載置され待機されていたパレ
ット２が、コンベア４０に駆動されて下降位置にある昇
降コンベア３４上の所定位置に供給される。

〈発明の効果〉 本発明のパレタイザ−によれば、供給された所定配列の
一部分のケース体を循環テーブルを介して昇降テーブル
にて昇降動自在に支持されたパレット上へ積み換えるよ
うに構成し、前記循環テーブルはパレットと同一平面上
に配設しているため、設置スペースを大幅に縮小でき、
よって装置全体をコンパクトに構成できる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明のパレタイザ−の装置全体の概略平面図
、第２図は同じく概略正面図、第３図は本発明の要部を
示す概略側面図、第４図（イ）（ロ）（ハ）は第３図の
動作状態の１例を示した概略側面図、第５図（イ）（ロ
）はパレット上に所定の配列態様にて積載されたケース
体の斜視図、第６図は従来のパレタイザ−の要部を示し
た概略側面図である。 １・・・ケース体、２・・・パレット、２０・・・循環
テーブル、２２・・・水平軌道部、３０・・・昇降テー
ブル。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 パレットを載置しうる載置面を備えた昇降テーブルと、 前記昇降テーブルに載置されたパレットの昇降面上に配
   設され、該パレット面と平行でほぼ相対する水平軌道部
   を有し、この水平軌道部を経たのち反転しまた元の水平
   軌道部に戻るように無端ベルトに架設されて循環走行さ
   れ、所定配列の一段分のケース体群を載置可能な載置面
   を備えたローラーコンベアから成る循環テーブルと、 水平軌道部に位置している循環テーブル上に所定配列の
   ケース体群を一段分づつ供給載置しうる供給手段を含み
   、該供給手段により水平軌道部に位置している循環テー
   ブル上に供給載置されたケース体群の移動を制止し、該
   ケース体群が循環走行される循環テーブルの後端部を離
   脱した際にパレットの昇降面上に落下しうるように配設
   された制止部材と、から構成したことを特徴とするパレ
   タイザー。