JPH01109932A - マルチパスノイズ検出装置 - Google Patents

マルチパスノイズ検出装置

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JPH01109932A
JPH01109932A JP62268616A JP26861687A JPH01109932A JP H01109932 A JPH01109932 A JP H01109932A JP 62268616 A JP62268616 A JP 62268616A JP 26861687 A JP26861687 A JP 26861687A JP H01109932 A JPH01109932 A JP H01109932A
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Takashi Ryu
隆 龍
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はFMステレオ受信機においてステレオ受信時に
特に音質が劣化するマルチパスノイズをFM検波出力の
高域周波数ノイズの中から選択的に検出するマルチパス
ノイズ検出装置に関するものである。
従来の技術 従来のマルチパスノイズ検出装置は、受信電界強度の落
ち込みを検出するものや、FM検波出力信号の高域周波
数の歪成分および雑音を検出するものがある。前者は、
中間周波増幅器による振幅リミットを受けていない中間
周波数信号のエンベロープを検波しその落ち込みを検出
するか、あるいは、数段に及ぶ中間周波増幅器の振幅を
検波した電圧を合成して作った受信電界強度信号の変化
を検出する手法を用いている。一方、後者は、FM検波
出力信号中の高域周波数ノイズをハイパスフィルターと
自動利得制御増幅器を介して強調し、ノイズの振幅が基
準値を越えたものを検出する手法を用いている。(fM
えは、実公昭62−14768、実公昭62−1900
2、実公昭62−21087、日経エレクトロニクス1
979年10月29日号PP62−66、日経エレクト
ロニクス1986年5月19日号PP131−134)
発明が解決しようとする問題点 前記した従来の技術におけるマルチパスノイズ検出装置
は、それぞれ次のような問題点がある。
既に知られているように、マルチパス歪は、変調周波数
が高いほど歪が大きく、また、モノラルよりもステレオ
のほうが歪みが著しい。マルチパスノイズ検出装置は歪
が大きい時に検出するのが良いのだが、受信電界強度の
落ち込みを検出する手法のものは、変調周波数やモノラ
ル・ステレオには無関係であるため、さほど歪やノイズ
を発生していない様な時も動作することがあるという欠
点があり、また、車載用受信機などは電界強度が急変す
ることが多く誤動作しやすいという欠点もある。
一方、FM検波出力信号中の高域周波数の歪成分および
雑音を検出する手法のもの−は、歪やノイズの発生が大
きいほど検出しやすいので理想的であるが、自動車のイ
グニションノイズなどのパルス性ノイズによって誤動作
する欠点があった。この欠点に対しては、FM検波出力
中のパルス性ノイズを除去する手段、すなわち、パルス
性雑音除去回路を有するFM受信機においては、このパ
ルス性雑音除去回路の出力信号からマルチパスノイズを
検出することによって改善が可能であるが。
パルス性雑音除去回路は、FM検波出力信号を通す信号
系路に信号を遅延させる目的でローパスフィルターが挿
入されており、その出力信号から高域周波数のノイズを
検出するのは困難となるためマルチパスノイズの検出感
度が低下してしまう欠点がある。
問題点を解決するための手段 本発明は、FM検波出力信号中に含まれる高域周波数の
歪成分を通すハイパスフィルターと、前記ハイパスフィ
ルターの出力信号を増幅し自己の出力信号の振幅の平均
値によって自らの利得を制御する自動利得制御増幅器と
、前記自動利得制御増幅器の出力信号の尖頭値が基準値
を越えると適度な時間幅の矩形波信号を出力するパルス
形成器と、前記パルス形成器の出力の矩形波信号をカウ
ントし一定時間内に定められた個数に達すると信号を出
力するカウンタとによって構成され、FM検波出力信号
中の高域周波数の歪成分が複合ステレオ信号中のパイロ
ット信号と同じ時間周期で複数回連続して発生した場合
にのみマルチパスノイズとして検出するマルチパスノイ
ズ検出装置である。
作用 本発明のマルチパスノイズ検出装置は、FM検波出力信
号の高域周波数の歪成分を検出する手法を用いながら、
自動車のイグニションノイズなどのパルス性ノイズで誤
動作することなくマルチパスノイズのみを検出し、かつ
良好な検出感度が得られる。
実施例 つぎに、本発明を実施例により詳しく説明する。
既に知られているように、FMステレオ受信機のステレ
オ復調出力信号におけるマルチパス歪の大きさは、モノ
ラル受信時に比べてステレオ受信時の方が数倍大きい。
例えば、モノラル時に全高調波歪率が1%程度の条件下
において、ステレオ時には、たとえ左右の差信号(L−
R信号)が零であっても全高調波歪率が10%はどにも
なる。
その原因は主として、複合ステレオ信号に含まれている
パイロット信号が著しく歪んで2次高調波成分を発生し
、これがステレオ復調器の復調動作によって可聴周波数
成分に変換されるためである。
第1図は、本発明実施例のブロック図であり、端子5に
供給されるFM検波出力信号は、ハイパスフィルター1
によって複合ステレオ信号の成分が減衰され、高域周波
数成分が強調される。ハイパスフィルター1の出力信号
は、自動利得制御増幅器2に入力する。自動利得制御増
幅器2は、自己の出力信号の振幅の平均値によって自ら
の利得を制御するように構成されており、高域のノイズ
の増大によって検出装置が誤動作するのを防止している
。自動利得制御増幅器2の出力信号は、入力信号の尖頭
値が基準値を運えると適度な時間幅の矩形波信号を発生
するようにしたパルス検出器3に入力する。パルス検出
器3の出力信号は、力 、ランター回路4に入力する。
カウンター回路4は、パルス検出器3からの矩形波信号
をカウントし、一定時間内に定められた個数に達すると
端子6に信号を出力するように構成されている。
第1図において、端子5に供給されるFM検波出力中の
高域周波数成分は、ハイパスフィルター1と自動利得制
御増幅器2によって強調され、パルス検出器3に入力す
る。パルス検出器゛3の入力にはマルチパスノイズもそ
の他のノイズも含まれているが1弱電界強度で発生する
ホワイトノイズは、自動利得制御増幅器2の働きによっ
て利得が制限されるためパルス検出器3の設定された基
準値に至らず出力しない。マルチパスノイズと自動車の
イグニションノイズなどのパルスノイズは、尖頭値が基
準値を越えるとパルス検出器3で検出され適当な時間幅
をもった矩形波信号に変換される。ここで適当な時間幅
とは30μsec程度とし、複合ステレオ信号の副搬送
波成分が、たとえ、パルス検出器3の基準値を越えたと
しても副搬送波信号の周期が約26μsecであるため
に出力する前後の矩形波信号が重なり、カウンター回路
4がカウントできないようにすることにより、誤動作を
防止することができる。さて、パルス検出器3の出力の
矩形波信号はカウンター回路4でカウントする。前記し
たように、ステレオ時のマルチパス歪はパイロット信号
の周期で複数個連続するので、パイロット信号の周期の
N倍またはN+1倍の時間内に、矩形波信号がN個存在
すればマルチパス歪と確定できる。(Nの値は2か3が
適当である。)従って、カウンター回路4は、入力信号
をカウントし定められた数Nに達すると信号を出力する
ようなカウンターと、一定時間ごとに前記カウンターを
リセットするか、あるいは最初にカウントした入力信号
から一定時間後にリセットして初期状態にもどすリセッ
ト回路によって構成されている。
第2図は、FM検波出力信号の波形を示しており、第2
図Aはモノラルのとき、第2図Bはステレオで左右の差
信号が零のとき、第2図Cはステレオで左信号または右
信号のみのときであり、いずれも右側に示したものがマ
ルチパス歪を発生した波形の一例である。ここで第2図
B−Cのマルチパス歪のある波形における歪成分に注目
すると、歪成分のピークがパイロット信号の周期(約5
3μsec )で複数個連続して発生していることがわ
かる。一方、自動車のイグニションノイズは、発生の周
期が少なくとも1 m5ec以上であり、パイロット信
号の周期で複数個連続するようなことはない。従って、
ステレオ時のマルチパスノイズは、歪成分のピークがパ
イロット信号の周期で複数個連続することを検出すれば
確実にその他のパルス性ノイズとは区別できる。
第3図は本発明のマルチパスノイズ検出装置を応用した
FM受信機の一例のブロック図であって、マルチパスノ
イズ検出装置19の内部については第1図と同一部分は
同記号を用いている。第3図において、13はアンテナ
であり、14はフロントエンド回路、15は中間周波増
幅回路、16はFM検波回路、17はパルス性雑音除去
回路、18はステレオ復調装置である。ステレオ復調装
置18は、パイロット信号に位相が同期するPLL(フ
ェーズロックドループ)回路21と、ステレオ復調器2
2、さらに端子24に印加される電圧によってなめらか
に分離度を変えることができる分離度制御回路23とを
少な(とも含んでいる。
マルチパスノイズ検出装置19の出力信号はピークホー
ルド回路20を介して分離度制御回路23に供給される
マルチパスノイズ検出装置19の内部については、前に
第1図で説明した通りであるが、第3図では、各ブロッ
クについて一つの構成例を示している。ハイパスフィル
ター1の出力信号を増幅する自動利得制御増幅器2は、
可変利得増幅器7と、出力振幅を検波して平均化し可変
利得増幅器7の利得を制御する電圧を発生する電圧発生
回路8とによって構成されている。自動利得制御増幅器
2の出力信号の尖頭値が基準値を赳えると適度な時間幅
の矩形波信号を出力するパルス検出器3は、入力信号の
尖頭値の振幅が比例したのこぎり波信号を出力するピー
ク検波器9と、ヒステリシス特性を有する電圧比較器で
あるシュミット回路10とによって構成されている。パ
ルス検出器3の出力信号をカウントするカウンター回路
4は、カウンター11とリセットパルス発生回路12と
で構成されており、リセットパルス発生回路12は、P
LL回路21からパイロット信号に同期した基準信号を
受けて、一定時間周期のリセットパルス信号を作ってカ
ウンター11のリセット端子に供給している。
第3図において、マルチパスノイズ検出装置が動作し端
子6に矩形波信号を出力すると、ピークホールド回路2
0は、1秒程度のゆっくりした時間でリニアに復帰する
ようなのこぎり波信号を発生し、分離度制御回路23に
供給する。
前記したように、ステレオ復調後のマルチパス歪は、モ
ノラル時に比べてステレオ時が数倍大きいので、ステレ
オ復調器の動作を止めてモノラル状態にするか、あるい
は分離度を6dB以下程度に下げてやると歪を大幅に小
さくすることができる。第3図では、マルチパスノイズ
を検出して分離度を低下させた後、ゆっ(りと復帰させ
ることによって聴感上の変化が柔らになるように工夫し
てマルチパスノイズを低減している。
発明の効果 以上述べたように、本発明のマルチパスノイズ検出装置
はステレオ時のマルチパス歪がパイロット信号の周期で
複数個連続することを検出するので、イグニションノイ
ズなどによって誤動作することがない。従って、検出感
度を高(することが可能であり、マルチパスノイズのみ
を即時に、確実に検出できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のマルチパスノイズ検出装置のブロック
図、第2図はFM検波出力信号の波形図、第3図は本発
明の実施例のFM受信機のブロック図である。 1・・・・・・ハイパスフィルター、2・・・・・・自
動利得制御増幅器、3・・・・・・パルス検出器、4・
・・・・・カウンター回路、7・・・・・・可変利得増
幅器、8・・・・・・電圧発生回路、9・・・・・・ピ
ーク検波器、10・・・・・・シュミット回路、11・
・・・・・カウンター、12・・・・・・リセットパル
ス発生回路、13・・・・・・アンテナ、14・・・・
・・フロントエンド回路、15・・・・・・中間周波数
増幅回路、16・・・・・・FM検波回路、17・・・
・・・パルス性雑音除去回路、18・・・・・・ステレ
オ復調装置、19・・・・・・マルチパスノイズ検出装
置、20・・・・・・ピークホールド回路、21・・・
・・・PLL回路、22・・・・・・ステレオ復調器、
23・・・・・・分離度制御回路。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 ほか1名l−ハイパ
スフィルター ?−白劾利埒#r’J#増j[)W 3−−パルス検出器 第 1 図           4−一一力りンクー
回!蓼、第 2rl!J

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. FM検波出力信号中に含まれる高域周波数の歪成分を通
    すハイパスフィルターと、前記ハイパスフィルターの出
    力信号を増幅し自己の出力信号の振幅の平均値によって
    自らの利得を制御する自動利得制御増幅器と、前記自動
    利得制御増幅器の出力信号の尖頭値が基準値を越えると
    適度な時間幅の矩形波信号を出力するパルス形成器と、
    前記パルス形成器の出力の矩形波信号をカウントし一定
    時間内に定められた個数に達すると信号を出力するカウ
    ンタとによって構成されたことを特徴とするマルチパス
    ノイズ検出装置。
JP62268616A 1987-10-23 1987-10-23 マルチパスノイズ検出装置 Expired - Lifetime JPH088537B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008010950A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Sanyo Electric Co Ltd マルチパスノイズ検出装置及びfm受信装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60259031A (ja) * 1984-06-06 1985-12-21 Toshiba Corp パルス雑音除去回路

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