JPH01108160A - フェライトの製造方法 - Google Patents

フェライトの製造方法

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JPH01108160A
JPH01108160A JP62264659A JP26465987A JPH01108160A JP H01108160 A JPH01108160 A JP H01108160A JP 62264659 A JP62264659 A JP 62264659A JP 26465987 A JP26465987 A JP 26465987A JP H01108160 A JPH01108160 A JP H01108160A
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balls
ferrite
density
powder
raw material
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Yorio Hirose
広瀬 順夫
Hideaki Honoki
朴木 秀明
Noboru Ichinose
昇 一ノ瀬
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Toshiba Corp
Japan Metals and Chemical Co Ltd
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Toshiba Corp
Japan Metals and Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、比救的低い温度で高密度の焼結体を得ること
を可能としたフェライトの製造方法に関する。
(従来の技術) 従来から、硬質磁性材料として、あるいは軟質磁性材料
として各種用途に多用されているフェライトの製造方法
としては、次のような粉末冶金的方法が一般的である。
すなわちまず、目的とするフェライトによって選択され
た出発原料となる酸化物や加熱により酸化物となる水酸
化物、炭酸塩、シュウ酸塩等を所定の比率となるように
秤量、混合し、この混合粉末のままあるいは成形体を形
成した後に仮焼する。
次いで、この仮焼物を粗粉砕し、さらに微粉砕する。こ
の後、この微粉末と適当な結合剤とを混合して所定の形
状に成形し、所定の温度で焼成することによりフェライ
ト焼結体を製造する。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上述したようなフェライトの製造方法におけ
る仮焼物の微粉砕工程は、現状、ステンレス鋼ボールや
アルミナボール等を使用したボールミルによって行われ
ているが、これらボールは耐摩耗性に難点があり、これ
らボールの摩耗粉が不純物として混入する恐れがあると
いう難点があった、このため、粉砕効率が低く、また長
時間にわたる粉砕は焼成物の特性劣化を招くこととなり
、通常数μm程度の粉末から成形、焼成を行っている。
したがって、IkIP−焼成段階で約1200℃以上の
高温で焼結を行わなければ、充分な特性を有する理論密
度近傍の高密度焼結体は得られないとされている。
しかし、工業的な製造方法としては、焼成温度が下がれ
ばそれだけ製造コストが低減でき非常に有効であり、ま
た不純物の混入を極力防止することにより、特性の向上
とともに焼結体密度の向上も期待できる。
大発明はこのような事情に対処すべくなされたもので、
不純物の混入が極めて少なく、かつ約1000℃程度の
比較的低い温度によっても充分にそめ特性を発揮する高
密度の焼結体が得られるフェライトの製造方法を提供す
ることを目的とする。
[発明の構成コ (問題点を解決するための手段と作用)本発明のフェラ
イトの製造方法は、所要のフェライトを構成する各元素
を所定の比率で含有する原料粉末を仮焼する工程と、こ
の仮焼により得られた焼成物を微粉砕する工程と、この
微粉砕工程により得られた粉末を所要の形状に成形した
後、焼成する工程とを有するフェライトの製造方法にお
いて、前記微粉砕工程を直径0.5In11〜311の
ジルコニアボールを用いて行うことを特徴としている。
本発明の微粉砕工程において使用するボールは、硬度が
太きくm摩耗性に優れ、またセラミックス部材の中では
特に破壊靭性値に優れた材質として知られている安定化
ジルコニア(FSZ)や部分安定化ジルコニア(PSZ
)からなる直径0.5〜31′Bmのボールであり、こ
のような特性を有するジルコニアボールを用いることよ
り、高効率でかつ不純物の混入を極力防止して、仮焼し
た焼成物を微粉砕することが可能となる。なお、当然な
がらこの微粉砕工程に先立って、ロールクラッシャやシ
ョークラッシャ等の公知の手段により粗粉砕を行うこと
は有効である。このジルコニアボールを用いた微粉砕工
程は、ボールミル、サンドミル、振動ミル等のボール使
用の各種粉砕装置を使用することが可能である。使用す
るジルコニアボールの直径は0.5nn〜31nが適し
ており、この直径が0、5n+1未満であると粉砕効率
が低下し、3IIllを超。
えろと得られろ粉末の粒径を充分にV&細化できず、焼
成温度の低温化効果が充分に得られなくなる。
また、粉砕時間はフェライトの種類や粗粉砕の程度、ま
た粉砕方法等によって異なるが、約2時間〜240時間
色度が適当である。そして、このような方法により仮焼
物の微粉砕を行うことにより、平均粒径0.1μf〜0
.5μm程度の微粉末を得ることが可能となる。
次に、このような微粉末を用いて所要の形状に成形した
後、焼成することにより、粒子間の反応性が大福に向上
することや不純物の混入が極めて少ないこと等から、本
発明においては従来の1200℃以上という焼成温度に
対して約り00℃〜200℃程度低温で焼結させても理
論密度近傍の高密度焼結体を得ることが可能となる。
本発明の方法は、 一般式: M O−n F e 203(式中、MはB
a、Sr、Pbから選ばれた少なくとも 1種、nは4
.5〜6.2の数を表し、Feの一部はIn、Ti、C
o、Zn、V、Geの少なくとも1種で置換可能、)で
代表されるような硬質磁性材料としてのフェライトおよ
び 一般式: M ’ O・F e 203(式中、M′は
Mn、Zn、、Ni、Cu等から31ばれた1種または
2種以上の組合せを表す。)で代表されるような軟質磁
性材料としてのフェライトのいずれの製造にも適用可能
である。
(実施例) 次に、本発明の製造方法をMn−Zn系フェライトの製
造に適用した一例について説明する。
実施例1〜3、比η例1〜3 まず、目的とするMn−Zn系フェライトを(Mn05
4 、Zna 46 )Fe204とし゛出発原料とし
てFe20g、MnOおよびZnOを各々所定量秤量し
、これらを充分に混合した後、この混合物を約900℃
で2時間仮焼した。次いで、この仮焼によって得られた
焼成物を−325メツシユ程度まで乾式にて粗粉砕した
次に、この粗粉砕物を第1表に示す直径を有するジルコ
ニアボール・1100 (商品名、新日本製鉄■製)を
用いて、各々約192時間の条件でボールミルにより湿
式で微粉砕した。
各々の条件によって得られた微粉末の平均粒径および微
粉末中の不純物混入量は第1表に示したとおりである。
一方、本発明との比較のために、直径5II+1の同素
材めジルコニアボール、直径2nnのアルミナボールを
各々用いて、実施例と同一条件により仮焼物の微粉砕を
行い、これらについても実施例と同様にしてその特性を
測定した。
(以下余白) YS1表 傘1:平均粒径はレーザ解析法により測定したものであ
る。
*2:不純物混入量はICP法により測定したものであ
る。
第1表の結果から、この実施例の直径0.511111
〜31のジルコニアボールを用いたボールミル粉砕によ
れば、サブミクロンの単位まで微粉末化することが可能
であり、また不純物の混入も極めて少ないことが明らか
である。
この後、これら各微粉末にPv^系バインダを加えて充
分に混合した後、プレス成形(プレス圧1500k(]
/d)により所定形状に成形し、次いで各々950℃、
1000℃、1050℃、1100℃、1200℃の各
温度条件によって2時間焼成してフェライト焼結体を得
た。
このようにして得たフェライト焼結体について、密度、
透磁率、磁束飽和密度を測定した。その結果、焼結体密
度について第1図ないし第5図に示した。また、透磁率
は実施例によるものは6000〜7000であり、磁束
飽和密度(Bs)は4000〜4500Gであった。
第1図〜・第5図の結果から、この実施例によるフェラ
イト焼結体は、不純物の混入が極めて少ない微粉末より
焼結体を作製しているので、1000℃〜1100℃程
度の比較的低い温度条件によっても理論密度近傍の高密
度焼結体が得られ、またその特性も従来法による120
0℃程度の温度での焼結体と同等なものであった。
[発明の効果] 以上の実施例からも明らかなように、本発明のフェライ
トの製造方法によれば、直径0.5in〜3Uのジルコ
ニアボールを用いて仮焼物の微粉砕を行っているので、
1000℃前後の比較的低い温度によっても特性に優れ
た理論密度近傍の高密度フェライト焼結体を容易に得る
ことが可能となり、工業的価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の実施例における焼結温度
と焼結体密度との関係を示すグラフ、第4図および第5
図は本発明との比較のなめに掲げた例の焼結温度と焼結
体密度との関係を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  所要のフェライトを構成する各元素を所定の比率で含
    有する原料粉末を仮焼する工程と、この仮焼により得ら
    れた焼成物を微粉砕する工程と、この微粉砕工程により
    得られた粉末を所要の形状に成形した後、焼成する工程
    とを有するフェライトの製造方法において、 前記微粉砕工程を直径0.5mm〜3mmのジルコニア
    ボールを用いて行うことを特徴とするフェライトの製造
    方法。
JP62264659A 1987-10-20 1987-10-20 フェライトの製造方法 Expired - Lifetime JP2708160B2 (ja)

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