JPH01107557A - 配線の形成方法 - Google Patents

配線の形成方法

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JPH01107557A
JPH01107557A JP26372187A JP26372187A JPH01107557A JP H01107557 A JPH01107557 A JP H01107557A JP 26372187 A JP26372187 A JP 26372187A JP 26372187 A JP26372187 A JP 26372187A JP H01107557 A JPH01107557 A JP H01107557A
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film
hole
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molybdenum silicide
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Toru Mogami
徹 最上
Kiyoyoshi Kajihari
鍛治梁 喜代儀
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は配線の形成方法に関する。
(従来の技術) 例えば、半導体装置において配線を行なう場合には、微
細なコンタクトホール部を有する下地絶縁膜上に導体膜
を堆積することによりなされる。
しかし、LSIでのコンタクトホールは側面が急峻で段
差が大きいため、従来の平行平板型のスパッタ法あるい
は蒸着法によりアルミニウム膜(導体膜)5を急峻なコ
ンタクトホール3を有するシリコン基板1に堆積させる
と、第4図に示すようにコンタクトホール3の段差の肩
部分に多く堆積された導体膜5自身のシャドー効果のた
め段差被覆性が悪くなり、配線が切れたり薄くなったり
し易く、LSIの製造歩留りや信頼性が著しく低下する
。こうした欠点を防ぐため、最近では、バイアススパッ
タ法を用いてコンタクトホール部へ導体膜を堆積するこ
とにより、コンタクトホール内を導体膜により密に埋め
ることができ、かつ堆積導体膜の表面を平坦にできるこ
とが、最上らにより、第16回インターナショナルコン
ファレンスオンソリッドステイトデバイスアンドマテリ
アルズ(16thInternatoional Co
nference on 5olid 5tate D
evicesand Materials)のインクス
テンドアブストラクト(Extend Abstrac
t)の43頁〜46頁に報告されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、バイアススパッタ法を用いた場合、堆積
膜の応力がバイアス電圧に依存し、特に高バイアス電圧
条件では1010dynes/am2程度の大きな圧縮
応力を持つ膜が形成されることが、メタロジカルトラン
ザクション(MetallurgicalTransa
ctions)第2巻699頁〜709頁に報告されて
いる。このように大きな応力を有する薄膜を配線として
用いた場合には、熱処理時におけるはがれが生じ易く、
LSIの製造歩留りや信頼性が著しく低下する。
本発明の目的は、以上述べたごとき、従来のバイアスス
パッタ法を用いた配線の形成方法の問題点に関して、応
力が小さい膜をバイアススパッタ法により形成すること
によ、す、信頼性の高い配線の形成方法を提供すること
にある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、基板上に絶縁膜を形成した後、該絶縁膜にコ
ンタクトホールを形成する第1の工程と、組成が2.0
〜3.0ケイ化モリブデンであるターゲットを用いるバ
イアススパッタ法により堆積シリサイド膜にマイクロク
ラックを生じずかつ下地基板においてホール側壁の底部
に沿って溝を生じないスパッタ条件で、前記ホールをホ
ールの高さの一部まで埋め込む第2の工程と前記ホール
においてまだ埋め込まれていない部分を組成が3.5〜
4.5ケイ化モリブデンであるターゲットを用いるバイ
アススパッタ法により堆積シリサイド膜にマイクロクラ
ックを生じないスパッタ条件により埋め込む第3の工程
とを含むことを特徴とする配線の形成方法である。
(作用) 本発明は、発明者らが高周波バイアススパッタ法につい
て行なった詳細な実験に基づくものである。発明者らは
、配線材料としてモリブデンシリサイドを用い、ターゲ
ットとして種々の組成を有するモリブデンシリサイドを
用いて高周波バイアススパッタ法の実験を続けて来たが
、以下の事実を知るに到った。モリブデンシリサイドタ
ーゲットの組成比がMoSi2. MoSi2,7. 
MoSi4である3種類のターゲットを用いて、バイア
ススパッタ法により堆積した薄膜の応力のバイアス電圧
依存性を第3図に示す。MoSi2又はMoSi2.7
の組成のターゲットを用いて形成した薄膜の応力は、負
のバイアス電圧が大きくなるにつれて増大し、−400
V以上では1010dyne/cm2以上となる。これ
とは逆に、MoSi4組成のターゲットを用いて形成し
た薄膜の応力は、負のバイアス電圧が大きくなるにつれ
て減少する。
従って、高バイアス電圧条件での膜形成の際、MoSi
4組成のターゲットを用いることにより、低応力の配線
を形成できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図(a)〜(d)は本発明の第一の実施例を及び第
2図(a)〜(d)は、本発明の第二の実施例を、それ
ぞれ工程を順に示した模式的断面図である。
第1図(a)は、平坦な表面を持つ単結晶シリコン基板
1上にシリコン酸化膜2を厚さ約1pmだけCVD法で
堆積した後、通常のフォトレジスト工程と異方性ドライ
エツチング工程を経て直径111mのコンタクトホール
3を形成した状態を示す。
次いで、第1図(b)に示すように、コンタクトホール
部内にモリブデンシリサイド膜がマイクロクラックなし
で堆積し、かつ下地シリコン基板において、ホール部の
段差の底部に沿って溝が生じないスパッタ条件(アルゴ
ンガス圧3mTorr、電極間距離95mm、ターゲッ
ト側電力密度5.7W/am2、基板バイアス電圧−1
00V)で、かつ組成が2.7ケイ化モリブデンである
ターゲットを用いる高周波バイアススパッタ法で、モリ
ブデンシサイド膜4を、後にバイアス電圧−500Vに
した時、下地シリコン基板においてホール部の段差の底
部に沿って溝が生じない厚さ(約0.1pm)だけ堆積
する。
次いで第1図(C)に示すごとく、コンタクトホール部
内の平坦面に堆積するモリブデンリサイド膜の膜堆積速
度がコンタクトホール部の段差上の平坦面に堆積するモ
リブデンリサイド膜の膜堆積速度の約2倍となるスパッ
タ条件(アルゴンガス圧3mTorr、電極間距離95
mm、ターゲット側電力密度5.7W/cm2、基板バ
イアス電圧−500V)でかつ組成が4ケイ化モリブデ
ンであるターゲットを用いる高周波バイアススパッタ法
で、モリブデンシリサイド膜4をホール部の段差上の平
坦面に約0.9pm堆積する。この条件では、ホール部
内には約1.8pmのモリブデンシリサイド膜が堆積し
、ホール部の段差上の平坦面には、約112mのモリブ
デンシリサイド膜が堆積し、コンタクトホール部を有す
るシリコン酸化膜上のモリブデンシリサイド膜は殆ど平
坦になる。さらに、堆積したモリブデンシリサイド膜の
応力は、109dyne/am”台以下と低かった。こ
のあと900°Cの熱処理を行なったが膜のはがれは生
じなかった。3次元IC等の製造工程において、例えば
第1層(最下層)、その上の第2層までのデバイス層を
形成したあとに第2層から第1層ピアホールを形成して
導体膜を埋めこみ電気的に接続したいことがある。この
ときはかなりアスペクト比が大きくなり完全に表面が平
坦になるようにすることが難しいので段差被覆性良く埋
めこむしかないが、本発明はこの場合でも適用できる。
また第2図(a)及び(b)は、第1図(a)及び(b
)と同じ工程を示す。次いで第2図(C)に示すごとく
、コンタクトホール部に堆積するモリブデンシリサイド
膜が段差被覆性良く堆積するスパッタ条件(アルゴンガ
ス圧3mTorr、電極間距離95mm、ターゲット側
電力密度5.7W/cm2、基板バイアス電圧−400
V)で、かつ組成が4ケイ化モリブデンであるターゲッ
トを用いる高周波バイアススパッタ法で、モリブデンシ
リサイド膜4を約0.4pm堆積する。この条件では、
モリブデンシリサイド膜はコンタクトホール部において
段差被覆性良く堆積する。さらに第1図の場合と同様に
、堆積したモリブデンシリサイド膜の応力は、lo’d
yne/am2台以下と低かった。このあと900°C
の熱処理を行なったがはがれは生じなかった。
前記実施例においては、バイアス電圧をパラメータとし
たが何もこれに限る必要はなく、ターゲット側電力密度
や電極間距離といった他のスパッタ条件をパラメータと
しても良い。ターゲット側電力密度下げるとバイアス電
圧を上げたのと同じ効果があり、電極間距離を大きくす
ると、バイアス電圧を上げたのと同じ効果がある。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の方法を用いることにより
急峻な側面を持つコンタクトホールにおいてシャドー効
果を生じることなく、堆積シリサイド膜にマイクロクラ
ックを生じず、シリサイド膜で埋め込むかあるいは段差
被覆性良いシリサイド膜を堆積できるバイアススパッタ
条件において、低応力のシリサイド膜を形成できる。こ
の結果、配線形成後の熱処理におけるはがれの可能性を
大幅に減少でき、それをI、SIに使用した場合、信頼
性、歩留まりを大幅に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(c)は本発明の第一の実施例を工程を
追って順次示した模式的断面図、第2図(a)〜(C)
は本発明の第二の実施例を工程を追って順次示した模式
的断面図、第3図はMoSi2. MoSi2,7. 
MoSi4組成の3種類のターゲットを用いた高周波バ
イアススパッタ法により堆積したモリブデンシリサイド
膜の応力のバイアス電圧依存性を説明するための図、第
4図は従来のスパッタ法あるいは蒸着法により導体膜を
急峻な側面を有するコンタクトホールの形成された基板
上に堆積した場合の、コンタクトホール部の模式的断面
図である。 1・・・シリコン基板 2・・・シリコン酸化膜 3・・・コンタクトホール 4・・・モリブデンシリサイド膜 5・・・アルミニウム膜 工業技術院長  飯塚幸三 享  1   図 3.コンタクトホーフレ (b) (c) 亭  Z   図 (a) (b) (C)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上に絶縁膜を形成した後、該絶縁膜にコンタ
    クトホールを形成する第1の工程と、組成が2.0〜3
    .0ケイ化モリブデンであるターゲットを用いるバイア
    ススパッタ法により堆積シリサイド膜にマイクロクラッ
    クを生じずかつ下地基板においてホール側壁の底部に沿
    って溝を生じないスパッタ条件で、前記ホールをホール
    の高さの一部まで埋め込む第2の工程と前記ホールにお
    いてまだ埋め込まれていない部分を組成が3.5〜4.
    5ケイ化モリブデンであるターゲットを用いるバイアス
    スパッタ法により堆積シリサイド膜にマイクロクラック
    を生じないスパッタ条件により埋め込む第3の工程とを
    含むことを特徴とする配線の形成方法。
JP26372187A 1987-10-21 1987-10-21 配線の形成方法 Granted JPH01107557A (ja)

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JPH0552057B2 JPH0552057B2 (ja) 1993-08-04

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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6119883A (en) * 1998-12-07 2000-09-19 Owens-Illinois Closure Inc. Tamper-indicating closure and method of manufacture
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US6382443B1 (en) 1999-04-28 2002-05-07 Owens-Illinois Closure Inc. Tamper-indicating closure with lugs on a stop flange for spacing the flange from the finish of a container

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JPS60193336A (ja) * 1984-03-15 1985-10-01 Nec Corp コンタクト電極の形成方法

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