JPH03263833A - テーパエツチング方法 - Google Patents

テーパエツチング方法

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Publication number
JPH03263833A
JPH03263833A JP2063116A JP6311690A JPH03263833A JP H03263833 A JPH03263833 A JP H03263833A JP 2063116 A JP2063116 A JP 2063116A JP 6311690 A JP6311690 A JP 6311690A JP H03263833 A JPH03263833 A JP H03263833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
gold
layer
etching
layer film
Prior art date
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Pending
Application number
JP2063116A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Yanagi
柳 裕治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH03263833A publication Critical patent/JPH03263833A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金導体膜を任意のパターンにエツチング加工
する場合にそのパターンの断面形状をテーパ状に加工す
るテーパエツチング方法に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は、基板上に底膜されたスパッタ金膜をフォトレ
ジストをマスクとしてシアン系またはヨウ素系の金エツ
チング液で湿式エツチングした後のスパッタ金膜の断面
図であり、これは公知の技術である。
第5図は、電子回路の小形化に広く用いられているMI
M(金属・絶縁物・金属、Metal−1nsulat
or−Metal)構造のコンデンサ(以下rMIMコ
ンデンサ」という)を示す断面図で、第4図のスパッタ
金膜を下部電極に用いたMIMコンデンサを示す。
第4図および第5図において、1はサファイア基板、2
は下部電極のスパッタ金膜、3はフォトレジスト、4は
絶縁体のシリコン窒化膜、5は上部電極のスパッタ金膜
である。
次に製造プロセスについて説明する。第4図は、基板た
とえばサファイア基板1上にDCスパッタリング戒腹膜
法よりスパッタ金膜2を例えば1.0μmの厚みに底膜
し、その後フォトレジスト3をマスクとしてシアン系ま
たはヨウ素系の金エンチング液で湿式エツチングした後
のスパッタ金膜2の断面を示す。第5図では、第4図の
プロセスを経た後、フォトレジスト3を除去し、プラズ
マCVD法により絶縁体く誘電体)である例えばシリコ
ン窒化膜4を0.4μmの厚みに成膜し、次いで所望の
パターンにシリコン窒化膜4をフォトエツチングする。
その後、DCスパッタリング成膜法により、スパッタ金
wi!、5を例えば0.6μmの厚みに成膜し、次いで
所望のパターンにスパッタ金膜5をフォトエツチングす
る。
以上の工程により、絶縁体のシリコン窒化膜4を下部電
極のスパック金膜2と上部電極のスパッタ金M5で挟ん
だ基本的なMIMコンデンサが形成される。従来のMI
Mコンデンサの下部電極は金の単層膜であるため、その
湿式エンチング時に等方性エツチングとなる。またエツ
チング残りをなくすため通常ジャストエツチング時間よ
り長めの時間のエツチングつまりオーバエツチングを行
なう。このため、第4図に示すテーパ角θは60度前後
となり、下部電極の立上り部分が急峻になる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のMIMコンデンサの下部電極は第4図に示すよう
な断面形状になるので、第5図の点線Aで囲んだ部分を
見て分かるように、プラズマCVDでシリコン窒化膜4
を成膜した時に下部電極の立上り部分にしわ又はクラン
クが現れ易く、コンデンサの耐電圧リークやショートな
どの不良が起こり易くなる。また、点線Bで囲んだ部分
を見て分かるように、下部電極のエツジ部分の角度が鋭
角に近い。この角度が鋭角に近ければ近いほどコンデン
サの動作時に電界が集中し易く、耐電圧リークやショー
トなどの不良が起こり易くなる。
以上のように従来の下部電極の断面形状には問題があり
、初期歩留まりや信頼性に不安があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、下部電極の立上り部分をなだら
かな傾斜にできるとともに、エツジ部分の角度が十分に
鈍角となる下部電極の断面形状を得ることができるテー
パエツチング方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
このような課題を解決するために本発明は、絶縁基板上
に、下部電極の下層膜として金膜を形成し、下部電極の
上層膜として下層膜よりも工・7チング速度の迷い金膜
を形成した後、下部電極をテーパ状ムこエツチングする
ようにしたものである。
〔作用〕
本発明によるテーパエツチング方法においては、下部電
極の立上り部分はなだらかとなり、工・7チング部分の
角度を十分に鈍角にできる。
C実施例〕 以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図、第2図および第3図は本発明によるテーパエツ
チング方法の一実施例を説明するための断面図およびグ
ラフである。
第1図において、1はサファイア基板、2はサファイア
基板1上に成膜されたスパッタ金膜、6はスパック金膜
2上に成膜された自己触媒型の無電解金メツキ膜である
。任意のパターンに形成されたフォトレジスト3をマス
クとして金エツチング液にて無電解金メツキ膜6とスパ
ッタ金膜2が順次エツチングされ、第1図に示すように
テーパ状にエツチングされる。
第2図は、このテーパ状に形成された金パターンを下部
電極として従来技術と同様に形成されたMIMコンデン
サの断面図である。
次に、製造方法について説明する。第1図のように、サ
ファイア基板l上にDCスパッタリング成膜法によりス
パッタ金膜2を例えば0.8μm成膜し、次いで自己触
媒型の無電解金メンキ膜6を例えば0.2μm成膜する
。ここで、置換型の無電解金メツキ液を使用しないのは
、被メツキ物が金の場合、無電解金メツキ膜が戊辰しな
いためである。その後、フォトレジスト3をマスクとし
てシアン系またはヨウ素系の金エツチング液で湿式エツ
チングする。エツチングは先ず上層の無電解金メツキ膜
6から始まり、次いで下層のスパッタ金膜2のエツチン
グが始まる。その後、スパック金膜2のエツチングが進
む間に、スパッタ金膜2よりもエツチング速度の速い無
電解金メツキ膜6が水平方向にスパッタ金膜2の垂直方
向のエツチング速度より速くエツチングが進み、その影
響を受けて、下層のスパック金膜2も水平方向にエッチ
ングが進む。この作用によりテーパ角度が小さい断面形
状が得られる。テーパ角度θは上層と下層の金の成膜方
法や成膜条件を選択することにより、任意にテーパ角2
0〜45度の範囲で再現性良く得られる。以上により得
られたテーパ状のパターンをMTMコンデンサの下部電
極に用いた場合、第2図に示すような構造になり、下部
電極の立上り部分7をなだらかな傾斜にできるとともに
、下部電極のエツジ部分の角度8を十分に鈍角にできる
次に、金の成膜方法について述べる。電子デバイスに応
用される金の成膜方法は多種多様であり、成膜方法によ
って金の粒子の大きさや密度が異なり、また得られる純
度も多少異なる。第3図に、各成膜の同一エツチング時
件におけるエツチング速度の相対関係を示す。なお、図
中の各成膜のエツチング速度の範囲は、それぞれの成膜
条件の設定範囲(つまり真空圧力の高低や印加電圧・電
流密度等の高低)によるものである。第3図から分かる
ように、エツチング速度は無電解金メンキ膜の方がスパ
ッタ金膜より速い。このように、本発明によるテーパエ
ツチング法は、下部電極の下層にエツチング速度の遅い
金を成膜し、下部電極の上層にエツチング速度の速い金
を成膜するものである。第1図の実施例では2層の金の
成膜を示したが、エツチング速度の異なる金の3層以上
の多層膜としてもよい。このように成膜することにより
、下部電極のエツチング時に、上層と下層のエツチング
速度の差を利用して、テーパ形状にエツチングすること
ができる。なお、第3図に示す各成膜の金のエツチング
速度の速い順番を不等式で表わすと、無電解金メツキ膜
≧電解金メツキ膜≧有機金膜(有機金焼成膜)≧蒸着金
膜≧スバフタ金膜となる。従って、第1図の実施例の他
に、下層膜を蒸着金膜、上層膜を電解金メツキ膜とする
2層構造の下部電極、あるいは下層膜をスパッタ金膜、
中層膜を有機金膜、上層膜を無電解金メツキ膜とする3
N構造の下部電極の実施例が考えられ、テーパエツチン
グにより同様のテーパ形状を得ることができる。
また、第1図の実施例では基板にサファイア基板1を用
いたが、他のアルミナ基板やエポキシ基板上でも上記実
施例と同様の効果が得られた。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、絶縁基板上に、下部電極
の下層膜として金膜を形成し、下部電極の上層膜として
下層膜よりもエツチング速度の速い金膜を形成した後、
下部電極をテーパ状にエツチングすることにより、エツ
チング断面形状において任意かつ再現性の良いテーパ角
度を得ることができ、下部電極の立上り部分をなだらか
な傾斜にできるとともに、エツジ部分の角度を十分に鈍
角とすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるテーパエツチング方法の一実施例
を説明するための断面図、第2図は第1図に示すテーパ
エツチングパターンを利用して作られたMIMコンデン
サの断面図、第3図は金の各成膜に対するエツチング速
度を示すグラフ、第4図は従来のテーパエツチング方法
を説明するための断面図、第5図は第4図に示すテーパ
エツチングパターンを利用して作られたMIMコンデン
サの断面図である。 1・・・サファイア基板、2,5・・・スパッタ金膜、
3・・・フォトレジスト、4・・・シリコン窒化膜、6
・・・無電解金メツキ膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 絶縁基板上に、下部電極の下層膜として金膜を形成し、
    下部電極の上層膜として前記下層膜よりもエッチング速
    度の速い金膜を形成した後、下部電極をテーパ状にエッ
    チングすることを特徴とするテーパエッチング方法。
JP2063116A 1990-03-14 1990-03-14 テーパエツチング方法 Pending JPH03263833A (ja)

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JP2063116A JPH03263833A (ja) 1990-03-14 1990-03-14 テーパエツチング方法

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JP (1) JPH03263833A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011183469A (ja) * 2010-03-04 2011-09-22 Fujitsu Ltd Memsデバイスの製造方法およびmemsデバイス
JP2012085085A (ja) * 2010-10-12 2012-04-26 Seiko Epson Corp Mems振動子、発振器、およびmems振動子の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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