JPH0110740Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0110740Y2 JPH0110740Y2 JP1981171858U JP17185881U JPH0110740Y2 JP H0110740 Y2 JPH0110740 Y2 JP H0110740Y2 JP 1981171858 U JP1981171858 U JP 1981171858U JP 17185881 U JP17185881 U JP 17185881U JP H0110740 Y2 JPH0110740 Y2 JP H0110740Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- channel
- case
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- cores
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 4
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 2
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 2
- WGLPBDUCMAPZCE-UHFFFAOYSA-N Trioxochromium Chemical compound O=[Cr](=O)=O WGLPBDUCMAPZCE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000423 chromium oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 1
- 239000011256 inorganic filler Substances 0.000 description 1
- 229910003475 inorganic filler Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、音声多重VTR用磁気消去ヘツドに
適した二チヤンネル磁気ヘツドに関する。
適した二チヤンネル磁気ヘツドに関する。
この種の二チヤンネル磁気ヘツドに重要なこと
の一つとして各チヤンネルのフロントコアのギヤ
ツプデイプスにばらつきがないことが挙げられ、
このためケースに対する各フロントコアの位置決
めが重要となる。しかし、通常の一チヤンネルの
磁気ヘツドで行われているようにフロントコアの
後端面を基準とすることは、二チヤンネルの場合
各フロントコアがケースのテープ摺動面に対し斜
めに配置されているため採用できない。
の一つとして各チヤンネルのフロントコアのギヤ
ツプデイプスにばらつきがないことが挙げられ、
このためケースに対する各フロントコアの位置決
めが重要となる。しかし、通常の一チヤンネルの
磁気ヘツドで行われているようにフロントコアの
後端面を基準とすることは、二チヤンネルの場合
各フロントコアがケースのテープ摺動面に対し斜
めに配置されているため採用できない。
本考案は、上記の点に鑑み、テープ摺動面研摩
前の状態におけるケースに、第1チヤンネルフロ
ントコア及び第2チヤンネルフロントコアの先端
が当接する基準底面と両フロントコアの傾きを規
制する前記基準底面より略V字状状に拡つたテー
パー面とを形成することにより、両フロントコア
のケースへの位置決めを容易にし各チヤンネルの
ギヤツプデイプスのばらつきを小さくすることが
可能な二チヤンネル磁気ヘツドを提供しようとす
るものである。
前の状態におけるケースに、第1チヤンネルフロ
ントコア及び第2チヤンネルフロントコアの先端
が当接する基準底面と両フロントコアの傾きを規
制する前記基準底面より略V字状状に拡つたテー
パー面とを形成することにより、両フロントコア
のケースへの位置決めを容易にし各チヤンネルの
ギヤツプデイプスのばらつきを小さくすることが
可能な二チヤンネル磁気ヘツドを提供しようとす
るものである。
以下、本考案に係る二チヤンネル磁気ヘツドの
実施例を図面に従つて説明する。
実施例を図面に従つて説明する。
第1図において、テープ摺動面研摩前の状態の
ケース1には、第1チヤンネルフロントコア2及
び第2チヤンネルフロントコア3の先端が当接す
る基準底面4と、両フロントコア2,3の傾きを
規制するために基準底面4より略V字状に拡つた
テーパー面5A,5Bとが形成されている。ま
た、ケース1にはフロントコア2,3間にシール
ド板6を配設するためのシールド板保持溝7が形
成されている。ここで、各フロントコア2,3
は、フエライトコアブロツクをスライスして作成
されるものであつて、さらに先端部に段付加工を
施して前記基準底面4に垂直となる平行面2A,
2B,3A,3Bを夫々形成して先端部の厚みを
一定にしている。そして、各フロントコア2,3
は第2図の如く一点鎖線Xの位置までテープ摺動
面を研摩した状態において二つのギヤツプGを有
する構成である。前記ケース1内には、両フロン
トコア2,3及びシールド板6が配設され、夫々
基準底面4、テーパー面5A,5B及び保持溝7
にて位置規制を受けた状態で接着剤8によりケー
ス1に接着固定される。接着剤硬化後、第1図一
点鎖線Yまでケース1のテープ摺動面を研摩し、
前記両フロントコア2,3を露出させる。なお、
接着剤8は耐摩耗性を考慮して例えばエポキシ系
樹脂にアルミナ粉末、酸化クロム粉末等の無機質
フイーラーを混入したものが使用される。
ケース1には、第1チヤンネルフロントコア2及
び第2チヤンネルフロントコア3の先端が当接す
る基準底面4と、両フロントコア2,3の傾きを
規制するために基準底面4より略V字状に拡つた
テーパー面5A,5Bとが形成されている。ま
た、ケース1にはフロントコア2,3間にシール
ド板6を配設するためのシールド板保持溝7が形
成されている。ここで、各フロントコア2,3
は、フエライトコアブロツクをスライスして作成
されるものであつて、さらに先端部に段付加工を
施して前記基準底面4に垂直となる平行面2A,
2B,3A,3Bを夫々形成して先端部の厚みを
一定にしている。そして、各フロントコア2,3
は第2図の如く一点鎖線Xの位置までテープ摺動
面を研摩した状態において二つのギヤツプGを有
する構成である。前記ケース1内には、両フロン
トコア2,3及びシールド板6が配設され、夫々
基準底面4、テーパー面5A,5B及び保持溝7
にて位置規制を受けた状態で接着剤8によりケー
ス1に接着固定される。接着剤硬化後、第1図一
点鎖線Yまでケース1のテープ摺動面を研摩し、
前記両フロントコア2,3を露出させる。なお、
接着剤8は耐摩耗性を考慮して例えばエポキシ系
樹脂にアルミナ粉末、酸化クロム粉末等の無機質
フイーラーを混入したものが使用される。
以上説明したように、本考案の二チヤンネル磁
気ヘツドによれば、ケースの基準底面に第1及び
第2チヤンネルフロントコアの先端が当接した状
態で両フロントコアは接着固定されるから、両フ
ロントコアのケースへの位置決めを容易にし、し
かも各チヤンネルのギヤツプデイプスのばらつき
を小さくすることができる。さらに組立作業性も
良好である。
気ヘツドによれば、ケースの基準底面に第1及び
第2チヤンネルフロントコアの先端が当接した状
態で両フロントコアは接着固定されるから、両フ
ロントコアのケースへの位置決めを容易にし、し
かも各チヤンネルのギヤツプデイプスのばらつき
を小さくすることができる。さらに組立作業性も
良好である。
第1図は本考案に係る二チヤンネル磁気ヘツド
の実施例を示す縦断面図、第2図はその場合のフ
ロントコアの構造の概略を示す平面図である。 1……ケース、2,3……フロントコア、2
A,2B,3A,3B……平行面、4……基準底
面、5A,5B……テーパー面、6……シールド
板、7……シールド板保持溝、8……接着剤、G
……ギヤツプ。
の実施例を示す縦断面図、第2図はその場合のフ
ロントコアの構造の概略を示す平面図である。 1……ケース、2,3……フロントコア、2
A,2B,3A,3B……平行面、4……基準底
面、5A,5B……テーパー面、6……シールド
板、7……シールド板保持溝、8……接着剤、G
……ギヤツプ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 第1チヤンネルフロントコアと第2チヤンネ
ルフロントコアと両フロントコア間をシールド
するシールド板とを有し、基準底面と前記両フ
ロントコアの傾きを規制する如く前記基準底面
より略V字状に拡がつたテーパー面とを形成し
たケースに、前記両フロントコアの先端を前記
基準底面に当接させ固定したことを特徴とする
二チヤンネル磁気ヘツド。 (2) 前記第1及び第2チヤンネルフロントコアの
先端部が、前記基準底面に垂直となる平行面を
有していて一定厚みに夫々形成されている実用
新案登録請求の範囲第1項記載の二チヤンネル
磁気ヘツド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17185881U JPS5877818U (ja) | 1981-11-18 | 1981-11-18 | 二チヤンネル磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17185881U JPS5877818U (ja) | 1981-11-18 | 1981-11-18 | 二チヤンネル磁気ヘツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5877818U JPS5877818U (ja) | 1983-05-26 |
JPH0110740Y2 true JPH0110740Y2 (ja) | 1989-03-28 |
Family
ID=29963767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17185881U Granted JPS5877818U (ja) | 1981-11-18 | 1981-11-18 | 二チヤンネル磁気ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5877818U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4972312A (ja) * | 1972-11-10 | 1974-07-12 |
-
1981
- 1981-11-18 JP JP17185881U patent/JPS5877818U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4972312A (ja) * | 1972-11-10 | 1974-07-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5877818U (ja) | 1983-05-26 |
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