JPH01107154A - 加工赤血球およびその製造方法 - Google Patents

加工赤血球およびその製造方法

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JPH01107154A
JPH01107154A JP62265914A JP26591487A JPH01107154A JP H01107154 A JPH01107154 A JP H01107154A JP 62265914 A JP62265914 A JP 62265914A JP 26591487 A JP26591487 A JP 26591487A JP H01107154 A JPH01107154 A JP H01107154A
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blood cells
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Hirosuke Fukuda
福田 博介
Masao Kawamura
河村 昌男
Seiichi Akutsu
安久津 成一
Koichi Saga
嵯峨 孝一
Shigeru Morimoto
茂 森本
Shigetaka Matsuzawa
松沢 茂隆
Taiko Seo
瀬尾 たい子
Yasuto Okubo
大久保 康人
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Original Assignee
Seitetsu Kagaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は加工赤血球およびその製法、さらに詳しくは新
鮮な天然赤血球に比して遜色ない抗原活性を有し、かつ
長期保存が可能な加工赤血球およびその製法に関する。
また、本発明はかかる加工赤血球を用いる血液型判定方
法およびそのための標準血球試薬、さらにかかる加工赤
血球より得られる感作加工赤血球およびその製法ならび
に該感作加工赤血球を用いる診断方法およびそのための
感作加工赤血球試薬に関する。
従来の技術 ABO式血液型の検査は、被験赤血球の型抗原を標準血
清を用いて検出する「オモテ試験」と、被験血清中の抗
A、抗B凝集素を既知のAおよびB型赤血球を用いて検
出するいわゆる「ウラ試験」の両方を用いて判定するの
が常法である。しかしながら、かかる「ウラ試験」に必
要なA型およびB型の赤血球は生きた赤血球を用いてい
るため、有効期間が3〜4週間と極めて短期間であるこ
と、また、新鮮面を入手し難い病院等では、高価な標孕
血球を購入しなければならない等、問題点が多く、この
ようなことが「ウラ試験」の完全な実施を防げる原因に
もなっている。
また、輸血前検査の必須項目とされている抗体スクリー
ニングでは、Rh、LewisSMNSs、P。
Kell等の多くの抗原が確認されているO型面球を必
要とするが、ここで用いられている血球についても前記
「ウラ試験」用血球と同様に保存安定性に問題があり、
この抗体スクリーニング検査の完  。
全実施の防げとなっている。
さらに、細菌、ウィルス、リケッチア等の感染症診断方
法においては、これらの抗原を人やヒツジの赤血球に感
作し、これを被験血清と混ぜ合せて凝集性により診断す
るという方法があるが、この場合にも生きた赤血球を用
いているために有効期間が短く、価格も高いという問題
が存在する。
発明が解決しようとする問題点 前記の如く、天然赤血球は有効期間が短(、保存安定性
に問題があり、このため天然赤血球の利用は充分になさ
れていないのが現状である。
ところで、天然赤血球に処理を施して保存性を付与した
加工赤血球として固定化赤血球が知られている。
すなわち、赤血球をホルマリンやグルタルアルデヒド等
を用いて固定化した加工赤血球は溶血を起こさず、長期
保存が可能であり、間接凝集反応の担体とすることがで
きる。S、 Avrameass B。
Taudou、 S、 Chuilon、  Immu
nochemistry(6,67(1969))参照
。例えば、人やヒツジの赤血球を固定化した加工赤血球
は、その表面に細菌やウィルスの抗原または抗体を感作
させ、対応する抗体または抗原を感作血球の凝集反応に
よって検出することにより、感染症やりウマチなどの診
断薬として用いられてきた。
しかしながら、この上うな担体を得る目的で行われてき
た固定化処理は、例えば2.5%のグルタルアルデヒド
水溶液を用いて1時間処理するといったかなり強い処理
を行うため、赤血球本来の抗原活性(抗原性)を著しく
低下させてしまう。それ故、かかる固定化赤血球は対応
する血液型の抗体を検出するための標準血球として用い
ることができない。
従って、本来の抗原性を低下することな(長期間安定に
保存できる赤血球の出現が医療分野のみならず多くの分
野にて強く望まれている。
問題点を解決するための手段 発明者らは前記事情に鑑み鋭意研究に励んだ結果、天然
赤血球を温和な条件下で固定化し、あるいはさらに還元
剤で処理することにより前記問題点を解消できることを
見い出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は天然赤血球を低濃度の固定化剤で温
和処理してなる本来の抗原性を保持しつつ安定性が付与
された加工赤血球を提供するものである。
また、本発明は、天然赤血球を低濃度の固定化剤で温和
処理することを特徴とする該加工赤血球の製法を提供す
るものである。
さらに、本発明は、天然赤血球を低濃度の固定化剤で温
和処理した後、還元剤で被凝集性回復処理してなる本来
の抗原性を保持しつつ安定性が付与された加工赤血球、
および天然赤血球を低濃度の固定化剤で温和処理し、次
いで還元剤で被凝集性回復処理することを特徴とする該
加工赤血球の製法を提供するものである。
本発明にいう天然赤血球とは人、ウシ、ヒツジ、ウサギ
、ニワトリ、初生ビナ、ガチジウ、七面鳥、ミドリガメ
等の赤血球であって、例えば固定化処理、還元剤処理な
どを施していない生の赤血球である。
本発明において用いることができる固定化剤の濃度およ
び種類としては、0.001−1%のグルタルアルデヒ
ド(以下、GAと略記する)、0゜01〜5%のホルム
アルデヒド(以下、FAと略記する)、および0.01
〜5%のパラホルムアルデヒドの如きアルデヒド類、0
.001−1%のジメチルスベロイミデイト(以下、D
MSと略記する)、0.001〜1%のジメチルアジボ
イミデイト(以下、DMAと略記する)およびジメチル
3゜3′−ジチオビスプロピオイミデイト、0.001
〜1%のN、N’−ビス(2−カルボキシイミドエチル
)タータルイミドジメチルエステル、0.001〜1%
の2−イミノチオラン、0.001〜1%のメチルブチ
ロイミデイトの如きイミダイト類、o、ot−t%のト
リレン−2,4−ジイソシアネイト、0.01−1%の
ジイソシアン酸m−キシリレン、0.01〜1%のフェ
ニルエチルイソシアネイト、0.01〜1%のフェニル
エチルイソチオシアネイト、0.01〜1%のヘキサメ
チレンジイソシアネイトおよび0.01〜1%のジフェ
ニルメタンジイソシアネイトの如きイソシアネイト類、
o、o o o t〜0.1%のタンニン績、0.00
1〜0.1%のオスミウム酸、0.001〜0.1%の
塩化クロムおよび0.001〜1%の過酸化水素などが
挙げられる。
入手が容易で操作が簡単かつ安全、しかも低置であると
いう見地より、ことに、0.O1〜0.1%のGA、0
.01〜2%のFAおよび0.1〜2%のパラホルムア
ルデヒドの如きアルデヒド類、0.01〜0.1%のD
MS、0.01〜0.1%のDMAおよび0.O1〜0
.1%のジメチル3,3′−ジチオビスプロピオイミデ
イトの如きイミダイト類が好ましく用いられる。なお、
加工赤血球を血液型抗体の検出に用いる場合は、抗原性
保持の観点より、前記濃度範囲の中でもより低濃度の範
囲で用いることが望ましい。
かかる低濃度の固定化剤での温和処理は容易に行うこと
ができる。一般に、4〜40℃、好ましくは20〜30
℃にて、天然赤血球を前記濃度範囲の固定他剤溶液中に
て1−10分間処理することにより行うが、本明細書に
おいてはかかる処理を温和処理と称する。
具体的には、例えばGAを用いる場合、以下の如くに行
う。天然赤血球をpH7、3の5OnMPBS(リン酸
緩衝生理食塩水)に分散させて25%とし、この分散液
と同容型のlOa+MGA含有50mM含有5奢 くは20〜30℃にて1〜3分間充分に撹拌して固定化
反応を行う。次いで、反応液の10〜100倍容漬の5
0mMPBSを加えて固定化反応を停止し、遠心分離に
より処理赤血球を採取し、これを5011+MPBSで
充分洗浄して本発明の加工赤血球(このように、温和な
固定化処理のみによって得られる加工赤血球を以下、半
固定化加工赤血球という)が得られる。
このような本発明における温和な固定化処理により、赤
血球に保存安定性を付与すると共に、往航の強力な固定
化処理で見られた抗原活性の低下、すなわち抗体による
被凝集性の低下を防ぐことができる。従って、本発明の
半固定化加工赤血球は天然赤血球に比して遜色ない被凝
集性を有するものであるが、稀には温和処理によって被
凝集性が低下することもあり、かかる場合には還元剤で
処理することにより被凝集性を回復することができる。
この還元剤処理による被凝集性の回復についての作用機
序は現時点においては詳らかでないが、かかる還元剤と
しては、例えば、亜硫酸ナトリウム、水素化ホウ素ナト
リウム、水素化ホウ素リチウム、水素化アルミニウムリ
チウム、ヒドラジンなどが挙げられる。
還元剤処理は容易に行うことができ、処理条件は適宜選
択できるが、一般(ご、4〜40°C1好ましくは20
〜37℃にて5〜60分間行う。例えば、亜硫酸ナトリ
ウムを用いる場合、具体的には以下の如くに行う。亜硫
酸ナトリウムを50mMPBSに溶解して250mM溶
液とし、これに前記半固定化赤血球を分散させて1〜2
0%とし、4〜40℃、好ましくは20〜37℃にて約
30分間インキュベートし、遠心分離して処理赤血球を
採取し、50mMPBSで充分洗浄して本発明のらう1
つの加工赤血球(このように温和処理後に還元処理を施
して得られる加工赤血球を以下、半固定化回復加工赤血
球という)が得られる。
還元剤による被凝集性回復処理は温和処理にひき続き行
うのが好ましいが、1〜48時間位の間隔をおいて行っ
てもさしつかえない。
なお、天然赤血球を還元剤処理しただけのもの、あるい
はさらにそれに半固定化処理を施したものも、同様に抗
原性を保持しつつ安定性が付与されたものであることが
判明した。
かくして、これらの加工赤血球、すなわち半固定化加工
赤血球および半固定化回復加工赤血球は、通常保存液中
にて2〜8℃で保存する。従前のオールシーバー液等の
保存液中では1〜3ケ月の間、安定に保存できる。
発明者らは、今回、加工赤血球と同時に優れた保存能を
有する赤血球保存液も得るに至った。かかる新規な保存
液は従来のオールシーバー液成分とゼラチン、アラビア
ゴム、デンプン、フィコール、ポリビニルピロリドンま
たはデキストランの如き水溶性高分子物質よりなるもの
である。従来、細胞、赤血球等を凍結保存する際にゼラ
チンを添加することは公知であるが、希薄水溶性中で防
腐剤、抗生物質等と共に用いられた例は知られていない
。以下にその調製例を示す。
調製例1 ゼラチン型保存液の調製 以下の成分を水に溶かし、全容量をlQとじてゼラチン
型保存液を得た。
成   分         量(g)ゼラチン   
      IO グルコース         18.66食塩    
        4.18クエン酸ソーダ      
  8.0アデニン塩酸塩       0.676イ
ノシン          2.68カナマイシン  
      0.286窒化ナトリウム       
 l クロラムフェニコール    0.5 ネオマインン        0.3 ゲンタマイシン       0.2 調製例2 デンプン型保存液の調製 ゼラチンの代りに可溶性デンプンを用いる以外は調製例
1と同様の成分、成分量および方法によりデンプン型保
存液を調製した。
調製例3 デキストラン型保存液の調製ゼラチンの代り
にデキストランを用いる以外は調製例1と同様の成分、
成分量および方法によりデキストラン型保存液を調製し
た。
前記加工赤血球はこれらの保存液中にて保存すると6ケ
月以上安定である。以下の第1表に一例として、人天然
赤血球を5mMGAで3分間固定化して得た本発明の半
固定化加工赤血球を1%ゼラチン含有オールシーバー液
中に4℃保存した場合と、同じ天然赤血球を固定化処理
することなくオールシーバー液中に4℃保存した場合に
ついて凝集能を、凝集を呈する最大希釈倍数で表わして
その経時変化を示す。
第1表 凝集能の経時変化 次に、本発明は、天然赤血球を低濃度の固定化剤で温和
処理してなる本来の抗原性を保持しつつ安定性が付与さ
れた加工赤血球を用いて血液型の抗体を検出することを
特徴とする血液型判定方法、および天然赤血球を低濃度
の固定化剤で温和処理してなる本来の抗原性を保持しつ
つ安定性が付与された加工赤血球を必須成分としてなる
ことを特徴とする血液型判定用標準血球試薬を提供する
ものである。
また、本発明は、天然赤血球を低濃度の固定化剤で温和
処理した後、還元剤で処理してなる本来の抗原性を保持
しつつ安定性が付与された加工赤血球を用いて血液型の
抗体を検出することを特徴とする血液型判定方法、およ
び天然赤血球を低濃度の固定化剤で温和処理した後、還
元剤で処理してなる本来の抗原性を保持しつつ安定性が
付与された加工赤血球を必須成分としてなることを特徴
とする血液型判定用標準血球試薬を提供するものである
すなわち、前記半固定化加工赤血球および半固定化回復
加工赤血球は従来の生の赤血球と同様にABO式血液型
の「ウラ試験」や抗体スクリーニングに用いて、常法に
て、血液型の抗体を検出することができる。
例えば「ウラ試験」においては、試験管法により血清中
の抗A1抗B凝集素を容易に判定することができる。す
なわち、2本の試験管に被験血清を各2滴づつ滴下し、
次いで一方に本発明のA型加工赤血球を1滴、他方に本
発明のB型加工赤血球° を1滴滴下し、混合し、遠心
した後凝集の有無を調べることにより容易に血液型を判
定することができる。
もちろん、血液型判定には、かかる加工赤血球をオール
シーバー液などの従来の保存液、または好ましくは前記
水溶性高分子物質含有タイプの保存液中に1〜3%分散
させて保存形態とした本発明の血液型判定用標準血球試
薬を用いることらできる。
最後に、本発明は、天然赤血球を低濃度の固定化剤で温
和処理してなる本来の抗原性を保持しつつ安定性が付与
された加工赤血球に抗原または抗体の免疫活性物質を感
作した抗原または抗体感作加工赤血球、天然赤血球を低
濃度の固定化剤で温和処理してなる本来の抗原性を保持
しつつ安定性が付与された加工赤血球に抗原または抗体
の免疫活性物質を感作することを特徴とする抗原または
抗体感作加工赤血球の製法、天然赤血球を低濃度の固定
化剤で温和処理してなる本来の抗原性を保持しつつ安定
性が付与された加工赤血球に抗原または抗体の免疫活性
物質を感作した抗原または抗体感作加工赤血球を用いる
ことを特徴とする診断方法および天然赤血球を低濃度の
固定化剤で温和処理してなる本来の抗原性を保持しつつ
安定性が付与された加工赤血球に抗原または抗体の免疫
活性物質を感作した抗原または抗体感作加工赤血球を必
須成分としてなることを特徴とする診断用感作加工赤血
球試薬を提供するものである。
また、本発明は、天然赤血球を低濃度の固定化剤で温和
処理した後、還元剤で処理してなる本来の抗原性を保持
しつつ安定性が付与された加工赤血球に抗原または抗体
の免疫活性物質を感作した抗原または抗体感作加工赤血
球、天然赤血球を低濃度の固定化剤で温和処理した後、
還元剤で処理してなる本来の抗原性を保持しつつ安定性
を付与した加工赤血球に抗原または抗体の免疫活性物質
を感作することを特徴とする抗原または抗体感作加工赤
血球の製法、天然赤血球を低濃度の固定化剤で温和処理
した後、還元剤で処理してなる本来の抗原性を保持しつ
つ安定性が付与された加工赤血球に抗原または抗体の免
疫活性物質を感作した抗原または抗体感作加工赤血球を
用いることを特徴とする診断方法、および天然赤血球を
低濃度の固定化剤で温和処理した後、還元剤で処理して
なる本来の抗原性を保持しつつ安定性が付与された加工
赤血球に抗原または抗体の免疫活性物質を感作した抗原
または抗体感作加工赤血球を必須成分としてなることを
特徴とする診断用感作加工赤血球試薬を提供するもので
ある。
すなわち、前記半固定化加工赤血球または半固定化回復
加工赤血球に、常法により、免疫活性物質を感作するこ
とにより本発明の感作加工赤血球が得られる。この感作
加工赤血球を間接凝集反応における担体として用い、常
法により、間接凝集反応を行って感染症および自己免疫
疾患症を診断することができる。かかる診断方法も本発
明の範囲内のものである。もちろん、この診断は、感作
加工赤血球を保存液、好ましくは面記水溶性高分子物質
含有タイプの保存液中に1〜3%分散させて保存形態と
した本発明の感作加工赤血球試薬によっても行うことが
できる。
前記感作で用いることができる免疫活性物質としては、
肝炎ウィルス抗原、風疹、はしか、おたふく風邪、パラ
インフルエンザなどのウィルス、トキソプラズマ、マイ
コプラズマ、梅毒トレボネーマ溶連菌などの細菌、真菌
の抗原、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(HCG )、エス
トロゲンなどのホルモン類、ヒト免疫グロブリン、リウ
マチ因子およびC反応性タンパクなどが挙げられる。
また、本発明の診断方法にて適用できる感染症の例とし
ては、扁桃炎、上気道炎、肺炎、膿皮症、丹毒、急性糸
球体腎炎、腸チフス、パラチフス、発疹チフス、波状熱
、梅毒、マイコプラズマ症、トキソプラズマ症、伝染性
単核球症、麻疹、風疹、インフルエンザ、B型肝炎、ま
た、自己免疫疾患症としては、慢性関節リウマチ、全身
性エリテマトーデ支、慢性甲状腺炎、バセドウ氏病など
が挙げられる。
本発明の感作加工赤血球の調製および診断は例えば、以
下の如くに行うことができる。
本発明の加工赤血球の2%分散液にツベルクリン原液も
しくは精製したツベルクリン多糖体抗原を加えて感作し
、本発明の感作加工赤血球が得られる。
このツベルクリン感作加工赤血球を患者血清の倍数希釈
系列に加え、充分に撹拌し、凝集反応が起きた最高希釈
倍数により凝集価を測定することができ、このように結
核咀者血清中のツベルクリンに対する抗体力価を検定し
て、結核が活動性であるか否かを鑑別することができる
発明の効果 本発明の加工赤血球、すなわち半固定化加工赤血球およ
び半固定化回復加工赤血球は生の赤血球に比して披凝集
性に遜色なく、保存安定性は格段に優れ、特に血液型抗
体の検出に用いるのに有用である。従ってかかる加工赤
血球よりなる血液型判定用標準血球試薬も、同様に、有
用なしのである。
また、かかる加工赤血球より得られる本発明の感作加工
赤血球も保存安定性に優れ、特に間接凝集反応の担体と
して用いた場合、高精度の試験結果を与えるので感染症
および自己免疫疾患症の診断において有用である。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1 人A型天然赤血球を生理食塩水またはPBSで充分洗浄
し、PI35に分散して255分散液5m12とし、こ
れに10mMGAを含む50mMPBS(pH7,31
)5m12を加え、25℃にて1分間充分撹拌して固定
化反応を行う。次いで、pH7,31の50mM PB
S 500mf2を加えて反応を停止し、直ちに300
0rpmにて10分間遠心し、沈降物を回収する。pH
7,31の50mMPBSを用いてこの回収物を3回遠
心洗浄し、沈降物を回収して本発明の加工A型光血球(
半固定化加工赤血球)を得た。
実施例2〜4 10mMGAの代りに以下の固定化剤を含む50mM 
PBS(1)H7,31)を用い、固定化時間を1分間
の代りに30分間とする以外は実施例1と同様の方法に
より本発明の加工A型赤血球を得た。
実施例   固定化剤 2    0.6M FA 3    5mMオスミウム酸 4   2%パラホルムアルデヒド 実施例5 人A型天然赤血球を生理食塩水で充分洗浄し、固液に分
散させて50%分散液1+n(2とし、これを2.5m
M DMSを含む0.1M炭酸ナトリウム−生理食塩水
10mNに加え、37℃にて3分間撹拌して固定化反応
を行う。次いで、1%リジンを含む50+M PBS(
pH7,3)50−を加えて反応を停止し、直ちに30
00 rpmにて10分間遠心し、沈降物を回収する。
pH7,31の50o+MPBSを用いてこの回収物を
3回遠心洗浄し、沈降物を回収して本発明の加工A型赤
血球を得た。
実施例6 原料として人A型天然赤血球の代りに人B型天然赤血球
、および固定化剤として2.5mMDMSの代りに1.
5raM DMAを用いる以外は実施例5と同様の方法
により本発明の加より型赤血球を得た。
実施例7〜12 以下の原料天然赤血球、固定化剤および固定化時間を用
いる以外は実施例1と同様の方法により本発明の加工赤
血球を得た。
実施例 原料天然赤血球 固定化剤 固定化時間1  
人B型赤血球   −− 8人B型赤血球  0.6M FA   30分間9 
 人O型赤血球   −− (D型(Rho(+)型)) IO人0型赤血球  5IIIMオス  30分間(R
ho(+)型)  ミウム酸 11   人O型赤血球   −− (N型) 12   人O型赤血球   −− (M型) (注)空欄は実施例!に同じである。
実施例13 実施例1と同様の操作を行って加工A型赤血球(半固定
化加工赤血球)を得、これをpH7,3の50mMPB
Sに分散させて25%分散液とし、この分散液1m(l
に250mM亜硫酸ナトリウムを含む50mM PBS
(pH9)10m12を加え、37℃にて30分間被凝
集性回復処理を行い、次いで処理赤血球を50mMPB
Sで充分洗浄して本発明のもう1つのタイプの加工A型
赤血球(半固定化回復加工赤血球)を得た。
実施例14〜16 実施例2.6および9と同様の操作を行って各々以下に
示す半固定化加工赤血球を得、次いで実施例13と同様
の還元剤による被凝集性回復処理を行って本発明の加工
赤血球を得た。
実施例     半固定化加工赤血球 14  実施例2の加工A型赤血球 15  実施例6の加より型赤血球 16  実施例9の加工O型(Rho(+)型)赤血球 実施例17および■8 以下の原料天然赤血球を用いる以外は実施例1と同様の
方法により本発明の加工動物赤血球(半固定化加工赤血
球)を得た。
実施例     原料天然赤血球 17      ヒツジ赤血球 18      ニワトリ赤血球 実施例19および20 以下の原料天然赤血球で出発する以外は実施例13と同
様の方法により本発明の加工動物赤血球(半固定化回復
加工赤血球)を得た。
実施例     原料天然赤血球 19      ヒツジ赤血球 20      ニワトリ赤血球 実施例21〜32 以下に示す実施例で得た加工赤血球を以下に示す調製例
で調製した保存液に分散して2%分散液とし、本発明の
血液型判定用標準血球試薬を得た。
実施例  加工赤血球   保存液 (実施例N0)(調製例No) 21     t        + 23    l      3 27    +0      1 29    to       3 実施例33〜36 以下に示す実施例で得た加工赤血球を、各々、オールシ
ーバー液に分散して2%分散液とし、本発明の血液型判
定用標準血球試薬を得た。
実施例    加工赤血球(実施例No)35    
     l 0 36         I 6 実施例37 血液型の判定 実施例1で得たA型加工赤血球(半固定化加工赤血球)
および実施例6で得たB型加工赤血球(半固定化加工赤
血球)を用いて、試験管法にて、以下の如くに血液型判
定を行った。
すなわち、2本の試験管に被験血清(血漿)を2滴ずつ
滴下する。次いで、一方にA型加工赤血球を、他方にB
型加工赤血球をそれぞれ1滴ずつ加えて混和した後、3
400rpmにて15秒間遠心する。次いで、試験管を
静かに振って凝集の有無を確認し、それを記録する。こ
の操作により、被験血清30例について得られた結果を
第2表に示す。なお、対応するオモテ試験ら行った。
第2表 血液型の判定結果 +(凝集)、−(非凝集) 第2表に示す如く、本発明のA型およびB型加工赤血球
によるウラ試験の結果は、オモテ試験の結果と完全に一
致した。さらに、前記以外の実施例で得たA型半固定化
加工赤血球もしくはA型半固定化回復赤血球またはそれ
らとオールシーバー液もしくは前記水溶性高分子物質含
有タイプの保存液より調製したA型加工赤血球試薬と、
同様のB型加工赤血球またはB型加工赤血球試薬とを種
々に組合せて血液型判定を行ったが、いずれの場合にも
前記同様に判定結果はオモテ試験と完全に一致した。
実施例38 試験管遠心法による抗り抗体の検出■(半
固定化加工赤血球の場合) 実施例IOで得た人加工0.D(Rho(+))型赤血
球を用い、以下の如くに、試験管遠心法にて被検者血清
中の抗り抗体の検出を行った。
10例の被検者血清をI〜2滴入れた各小試験管に該加
工赤血球1mと22%牛血清アルブミン液I滴とを加え
、充分に振って内容物を混合した。
次いで、室温で1100Orpにて1分間遠心した後、
小試験管を静かに振って凝集の有無を判定した。比較と
して人天然0、D(Rho(+))型赤血球を用いて同
様の操作により判定した。
以下の第3表に示す如く、本発明の加工赤血球を用いた
場合、天然赤血球を用いた場合と同じ判定結果を与えた
。対応する血球試薬形態である実施例27の血球試薬を
用いても同様であった。
第3表 凝集判定結果 +(凝集)、−(非凝集) 実施例39 試験管遠心法による抗り抗体の検出■(半
固定化回復加工赤血球の 場合) 実施例16で得た加工0、D型赤血球(半固定化回復加
工赤血球)を用い、実施例38と同一の10例の被験者
血清を用いて実施例38と同様の操作により第3表と同
一の判定結果を得た。対応する血球試薬である実施例3
0の血球試薬を用いても同様であった。
実施例40 ウサギグーグロブリン感作加工赤血球の調
製l ヒツジ赤血球で免疫して調製したウサギ抗血清を56℃
にて30分間加熱処理してその補体作用を不活性化した
。この一部を生理食塩水で100〜toooo倍に希釈
した血清各0 、 ’5 mQと1%ヒツジ赤血球分散
液各0 、1 mQとを小試験管に入れ、よく混合し、
37℃にて2時間放置後、試験管を静かに振って凝集を
観察した。凝集を示した試験管の最大希釈倍数より、こ
のウサギ抗血清中γ−グロブリンの凝集価はl:400
0と判定された。
次に、残りの補体作用不活性化ウサギ抗血清を生理食塩
水で2000倍に希釈した溶液2On+I2に、実施例
I7で得た加工ヒツジ赤血球(半固定化加工赤血球)を
調製例1で調製したゼラチン型保存液に分散して2%と
した分散液20m12を加え、ビーカー中にて充分混合
した。次いで、25℃で1時間放置して本発明のウサギ
グーグロブリン感作加工赤血球の15分散液40mQを
得た。この分散液は感作加工赤血球試薬として使用でき
る。
実施例41 ウサギグーグロブリン感作加工赤血球の調
製■ 実施例17で得た加工ヒツジ赤血球(半固定化加工赤血
球)の代りに実施例19で得た加工ヒツジ赤血球(半固
定化回復加工赤血球)を用いる以外は実施例40と同様
にして本発明の感作加工赤血球の分散液を得た。
試験例! リウマチ因子の検査1 10例の被検者血清を56℃にて30分間加熱処理して
補体作用を不活性化し、次いで各々等世の生理食塩水を
加えてI:2希釈の血清各In+72を調製した。この
希釈血清に実施例17で得た加工ヒツジ赤血球の沈渣0
.1m12を加え、よく混合し、4℃にて一晩放置し、
次いで遠心分離して正常異種凝集素の吸収されたI:2
希釈血清を採取した。
次いで、このl;2希釈血清を生理食塩水で希釈して倍
数希釈系列を調製した。各希釈物0.5m(2と実施例
40で得た1%ウサギγ−グロブリン感作加工赤血球よ
りなる感作加工赤血球試薬O11mQとを小試験管に入
れ、よく混合し、37℃で1時間、ひき続いて4℃で一
晩放置し、次いで37℃で15分間インキュベートし、
試験管を静かに振って凝集を観察した。凝集を示した最
高希釈倍数を凝集素価とした。
比較として、天然ヒツジ赤血球を出発原料として調製し
た1%ウサギγ−グロブリン感作赤血球分散液を用いて
同様の操作を行い、凝集素価を求めた。
結果を第4表に示す。
第4表 リウマチ因子の検出 第4表に示す如く、本発明の感作加工赤血球試薬を用い
た場合、同濃度の感作天然赤血球分散液を用いた場合と
同様の検査結果が得られた。
試験例2 リウマチ因子の検査■ 実施例40で得たウサギクーグロブリン感作赤血球(感
作半固定化加工赤血球)試薬の代りに実施例4Iで得た
ウサギクーグロブリン感作赤血球(感作半固定化回復加
工赤血球)試薬を用いる以外は試験例1と同様の検査を
行い、試験例1に同じく、同濃度の感作天然赤血球分散
液を用いた場合と同様の検査結果が得られた。
実施例42 ツベルクリン多糖体感作加工赤血球の調製
■ 実施例9で得た人O型加工赤血球(半固定化加工赤血球
)をpH7、3の50mMPBSに分散さけて50%分
散液とし、この分散液1mf2にツベルクリン多糖体(
パスツール研究新製)1m(2を加えた。
次いで、37°Cにて2時間インキュベートしてツベル
クリン多糖体を加工赤血球に感作さ仕、p)I7.3の
50mMPBSで充分洗浄し、調製例1で調製したゼラ
チン型保存液に分散させて0.25%とし、本発明のツ
ベルクリン多糖体感作加工赤血球の分散液を得た。これ
は感作加工赤血球試薬として使用できる。
実施例43 ツベルクリン多糖体感作加工赤血球の調製
■ 実施例9で得た人O型加工赤血球(半固定化加工赤血球
)の代りに実施例16で得た人0型加工赤血球(半固定
化回復加工赤血球)を用いる以外は実施例42と同様の
方法により、本発明のツベルクリン多糖体感作加工赤血
球の0.25%分散液を得た。
試験例3 抗結核菌抗体の検出■ 実施例42で得たツベルクリン多糖体感作加工赤血球試
薬を用いて、以下の如くに、被検者血清中の抗結核菌抗
体の検出を行った。
10例の被検者血清を50°Cで30分間不活性化処理
し、生理食塩水で希釈して倍数希釈系列を調製した。実
施例42で得た0、25%ツベルクリン多糖体感作加工
赤血球試薬0 、1 mQを小試験管中の前記希釈血清
各0 、5 mQに加え1.よく混合し、25〜30℃
にて一晩放置し、次いで小試験管を静かに振って凝集の
有無を確認した。凝集が確認された最高希釈倍数を凝集
素価とした。
比較として、天然ヒト0型赤血球を感作して得た0、2
5%ツベルクリン多糖体感作天然赤血球分散液を用いて
、同様の操作により凝集素価を求めた。
結果を第5表に示す。
第5表 抗結核菌抗体の凝集素価 第5表に示す如く、本発明の感作加工赤血球試薬を用い
た場合、同濃度の感作天然赤血球分散液を用いた場合と
同様の検査結果が得られた。
試験例4 抗結核菌抗体の検出■ 実施例42で得たツベルクリン多糖体感作加工赤血球(
感作半固定化加工赤血球)試薬の代り・に実施例43で
得たツベルクリン多糖体感作加工赤血球(感作半固定化
回復加工赤血球)試薬を用いる以外は試験例3と同様の
検査を行い、試験例3に同じく、同濃度の感作天然赤血
球分散液を用いた場合と同様の検査結果が得られた。
試験例5 寒冷凝集素の検出 実施例10で調製した人0型加工赤血球を用いて被検者
血清中の寒冷凝集素を検出した。すなわち、10例の被
検者血清を生理食塩水で希釈して倍数希釈系列を作った
。これら希釈血清を0.5RQ入れた小試験管に0.2
5%人O型加工赤血球0、lzQを加えよく混合し、0
〜5℃で1晩放置後20℃以下で凝集を観察した。凝集
が起こっている小試験管の最高希釈倍数を凝集素価とし
た。
凝集判定後、これら小試験管を37℃で30分間インキ
ュベートしたところ、凝集は消失した。このことからこ
の凝集が、寒冷凝集素によるものであることを確認した
結果を第6表に示す。
第6表 第6表に示す如く、被検血清中の寒冷凝集素の凝集素価
は天然の人O型赤血球を用いた場合と同じ検査結果を与
えた。
特許出願人製鉄化学工業株式会社 代理人弁理士 青 山 葆 ほか1名

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)天然赤血球を低濃度の固定化剤で温和処理してな
    る本来の抗原性を保持しつつ安定性が付与された加工赤
    血球。
  2. (2)該低濃度の固定化剤が、0.001〜1%のグル
    タルアルデヒド、0.01〜5%のホルムアルデヒド、
    0.01〜5%のパラホルムアルデヒド、0.001〜
    1%のジメチルスベロイミデイト、0.001〜1%の
    ジメチルアジボイミデイト、0.001〜1%のジメチ
    ル3,3’−ジチオビスプロピオイミデイト、0.00
    1〜1%のN,N’−ビス(2−カルボキシイミドエチ
    ル)タータルイミドジメチルエステル、0.001〜1
    %の2−イミノチオラン、0.001〜1%のメチルブ
    チロイミデイト、0.01〜1%のトリレン−2,4−
    ジイソシアネイト、0.01〜1%のジイソシアン酸m
    −キシリレン、0.01〜1%のフェニルエチルイソシ
    アネイト、0.01〜1%のフェニルエチルイソチオシ
    アネイト、0.01〜1%のヘキサメチレンジイソシア
    ネイト、0. 01〜1%のジフェニルメタンジイソシアネイト、0.
    0001〜0.1%のタンニン酸、0.001〜0.1
    %のオスミウム酸、0.001〜0.1%の塩化クロム
    および0.001〜1%の過酸化水素よりなる群から選
    択される前記第(1)項の加工赤血球。
  3. (3)天然赤血球を低濃度の固定化剤で温和処理するこ
    とを特徴とする本来の抗原性を保持しつつ安定性を付与
    した加工赤血球の製法。
  4. (4)該低濃度の固定化剤が、0.001〜1%のグル
    タルアルデヒド、0.01〜5%のホルムアルデヒド、
    0.01〜5%のパラホルムアルデヒド、0.001〜
    1%のジメチルスベロイミデイト、0.001〜1%の
    ジメチルアジボイミデイト、0.001〜1%のジメチ
    ル3,3’−ジチオビスプロピオイミデイト、0.00
    1〜1%のN,N’−ビス(2−カルボキシイミドエチ
    ル)タータルイミドジメチルエステル、0.001〜1
    %の2−イミノチオラン、0.001〜1%のメチルブ
    チロイミデイト、0.01〜1%のトリレン−2,4−
    ジイソシアネイト、0.01〜1%のジイソシアン酸m
    −キシリレン、0.01〜1%のフェニルエチルイソシ
    アネイト、0.01〜1%のフェニルエチルイソチオシ
    アネイト、0.01〜1%のヘキサメチレンジイソシア
    ネイト、0. 01〜1%のジフェニルメタンジイソシアネイト、0.
    0001〜0.1%のタンニン酸、0.001〜0.1
    %のオスミウム酸、0.001〜0.1%の塩化クロム
    および0.001〜1%の過酸化水素よりなる群から選
    択される前記第(3)項の製法。
  5. (5)天然赤血球を低濃度の固定化剤で温和処理してな
    る本来の抗原性を保持しつつ安定性が付与された加工赤
    血球を必須成分としてなることを特徴とする血液型判定
    用標準血球試薬。
  6. (6)天然赤血球を低濃度の固定化剤で温和処理してな
    る本来の抗原性を保持しつつ安定性が付与された加工赤
    血球を用いて血液型の抗体を検出することを特徴とする
    血液型判定方法。
  7. (7)天然赤血球を低濃度の固定化剤で温和処理してな
    る本来の抗原性を保持しつつ安定性が付与された加工赤
    血球に抗原または抗体の免疫活性物質を感作した抗原ま
    たは抗体感作加工赤血球。
  8. (8)天然赤血球を低濃度の固定化剤で温和処理してな
    る本来の抗原性を保持しつつ安定性が付与された加工赤
    血球に抗原または抗体の免疫活性物質を感作することを
    特徴とする抗原または抗体感作加工赤血球の製法。
  9. (9)該免疫活性物質がウィルス、トキソプラズマ、マ
    イコプラズマ、細菌、真菌の抗原または抗体、ホルモン
    類、ヒト免疫グロブリン、核酸、ヒストン、サイログロ
    ブリンおよびC反応性タンパクよりなる群から選択され
    る前記第(8)項の製法。
  10. (10)天然赤血球を低濃度の固定化剤で温和処理して
    なる本来の抗原性を保持しつつ安定性が付与された加工
    赤血球に抗原または抗体の免疫活性物質を感作した抗原
    または抗体感作加工赤血球を用いることを特徴とする診
    断方法。
  11. (11)扁桃炎、上気道炎、肺炎、膿皮症、丹毒、急性
    糸球体腎炎、腸チフス、パラチフス、発疹チフス、波状
    熱、梅毒、マイコプラズマ症、トキソプラズマ症、伝染
    性単核球症、麻疹、風疹、インフルエンザおよびB型肝
    炎よりなる群から選択される感染症を診断する前記第(
    10)項の診断方法。
  12. (12)慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、
    慢性甲状腺炎およびバセドウ氏病よりなる群から選択さ
    れる自己免疫疾患症を診断する前記第(10)項の診断
    方法。
  13. (13)天然赤血球を低濃度の固定化剤で温和処理して
    なる本来の抗原性を保持しつつ安定性が付与された加工
    赤血球に抗原または抗体の免疫活性物質を感作した抗原
    または抗体感作加工赤血球を必須成分としてなることを
    特徴とする診断用感作加工赤血球試薬。
  14. (14)天然赤血球を低濃度の固定化剤で温和処理した
    後、還元剤で処理してなる本来の抗原性を保持しつつ安
    定性が付与された加工赤血球。
  15. (15)該低濃度の固定化剤が、0.001〜1%のグ
    ルタルアルデヒド、0.01〜5%のホルムアルデヒド
    、0.01〜5%のパラホルムアルデヒド、0.001
    〜1%のジメチルスベロイミデイト、0.001〜1%
    のジメチルアジボイミデイト、0.001〜1%のジメ
    チル3,3’−ジチオビスプロピオイミデイト、0.0
    01〜1%のN,N’−ビス(2−カルボキシイミドエ
    チル)タータルイミドジメチルエステル、0.001〜
    1%の2−イミノチオラン、0.001〜1%のメチル
    ブチロイミデイト、0.01〜1%のトリレン−2,4
    −ジイソシアネイト、0.01〜1%のジイソシアン酸
    m−キシリレン、0.01〜1%のフェニルエチルイソ
    シアネイト、0.01〜1%のフェニルエチルイソチオ
    シアネイト、0.01〜1%のヘキサメチレンジイソシ
    アネイト、0. 01〜1%のジフェニルメタンジイソシアネイト、0.
    0001〜0.1%のタンニン酸、0.001〜0.1
    %のオスミウム酸、0.001〜0.1%の塩化クロム
    および0.001〜1%の過酸化水素よりなる群から選
    択され、該還元剤が亜硫酸ナトリウム、水素化ホウ素ナ
    トリウム、水素化ホウ素リチウム、水素化アルミニウム
    リチウムおよびヒドラジンよりなる群から選択される前
    記第(14)項の加工赤血球。
  16. (16)天然赤血球を低濃度の固定化剤で温和処理し、
    次いで還元剤で処理することを特徴とする本来の抗原性
    を保持しつつ安定性を付与した加工赤血球の製法。
  17. (17)該低濃度の固定化剤が、0.001〜1%のグ
    ルタルアルデヒド、0.01〜5%のホルムアルデヒド
    、0.01〜5%のパラホルムアルデヒド、0.001
    〜1%のジメチルスベロイミデイト、0.001〜1%
    のジメチルアジボイミデイト、0.001〜1%のジメ
    チル3,3’−ジチオビスプロピオイミデイト、0.0
    01〜1%のN,N’−ビス(2−カルボキシイミドエ
    チル)タータルイミドジメチルエステル、0.001〜
    1%の2−イミノチオラン、0.001〜1%のメチル
    ブチロイミデイト、0.01〜1%のトリレン−2,4
    −ジイソシアネイト、0.01〜1%のジイソシアン酸
    m−キシリレン、0.01〜1%のフェニルエチルイソ
    シアネイト、0.01〜1%のフェニルエチルイソチオ
    シアネイト、0.01〜1%のヘキサメチレンジイソシ
    アネイト、0. 01〜1%のジフェニルメタンジイソシアネイト、0.
    0001〜0.1%のタンニン酸、0.001〜0.1
    %のオスミウム酸、0.001〜0.1%の塩化クロム
    および0.001〜1%の過酸化水素よりなる群から選
    択され、該還元剤が亜硫酸ナトリウム、水素化ホウ素ナ
    トリウム、水素化ホウ素リチウム、水素化アルミニウム
    リチウムおよびヒドラジンよりなる群から選択される前
    記第(16)項の製法。
  18. (18)天然赤血球を低濃度の固定化剤で温和処理した
    後、還元剤で処理してなる本来の抗原性を保持しつつ安
    定性が付与された加工赤血球を必須成分としてなること
    を特徴とする血液型判定用標準血球試薬。
  19. (19)天然赤血球を低濃度の固定化剤で温和処理した
    後、還元剤で処理してなる本来の抗原性を保持しつつ安
    定性が付与された加工赤血球を用いて血液型の抗体を検
    出することを特徴とする血液型判定方法。
  20. (20)天然赤血球を低濃度の固定化剤で温和処理した
    後、還元剤で処理してなる本来の抗原性を保持しつつ安
    定性が付与された加工赤血球に抗原または抗体の免疫活
    性物質を感作した抗原または抗体感作加工赤血球。
  21. (21)天然赤血球を低濃度の固定化剤で温和処理した
    後、還元剤で処理してなる本来の抗原性を保持しつつ安
    定性を付与した加工赤血球に抗原または抗体の免疫活性
    物質を感作することを特徴とする抗原または抗体感作加
    工赤血球の製法。
  22. (22)該免疫活性物質がウィルス、トキソプラズマ、
    マイコプラズマ、細菌、真菌の抗原または抗体、ホルモ
    ン類、ヒト免疫グロブリン、核酸、ヒストン、サイログ
    ロブリンおよびC反応性タンパクよりなる群から選択さ
    れる前記第(21)項の製法。
  23. (23)天然赤血球を低濃度の固定化剤で温和処理した
    後、還元剤で処理してなる本来の抗原性を保持しつつ安
    定性が付与された加工赤血球に抗原または抗体の免疫活
    性物質を感作した抗原または抗体感作加工赤血球を用い
    ることを特徴とする診断方法。
  24. (24)扁桃炎、上気道炎、肺炎、膿皮症、丹毒、急性
    糸球体腎炎、腸チフス、パラチフス、発疹チフス、波状
    熱、梅毒、マイコプラズマ症、トキソプラズマ症、伝染
    性単核球症、麻疹、風疹、インフルエンザおよびB型肝
    炎よりなる群から選択される感染症を診断する前記第(
    23)項の診断方法。
  25. (25)慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、
    慢性甲状腺炎およびバセドウ氏病よりなる群から選択さ
    れる自己免疫疾患症を診断する前記第(23)項の診断
    方法。
  26. (26)天然赤血球を低濃度の固定化剤で温和処理した
    後、還元剤で処理してなる本来の抗原性を保持しつつ安
    定性が付与された加工赤血球に抗原または抗体の免疫活
    性物質を感作した抗原または抗体感作加工赤血球を必須
    成分としてなることを特徴とする診断用感作加工赤血球
    試薬。
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