JPH01106748A - 荷役車両用荷役装置におけるリフトアームの連結シャフト補強構造 - Google Patents
荷役車両用荷役装置におけるリフトアームの連結シャフト補強構造Info
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- JPH01106748A JPH01106748A JP26582187A JP26582187A JPH01106748A JP H01106748 A JPH01106748 A JP H01106748A JP 26582187 A JP26582187 A JP 26582187A JP 26582187 A JP26582187 A JP 26582187A JP H01106748 A JPH01106748 A JP H01106748A
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は荷役車両用荷役装置におけるリフトアームの連
結シャフト補強構造に係り、詳しくは、脱着自在に支持
されたコンテナを車体へ積み卸しする際、左右一対のリ
フトアームの回動を同調させると共に、両リフトアーム
の一体化を図るための連結シャフト補強構造に関するも
のである。
結シャフト補強構造に係り、詳しくは、脱着自在に支持
されたコンテナを車体へ積み卸しする際、左右一対のリ
フトアームの回動を同調させると共に、両リフトアーム
の一体化を図るための連結シャフト補強構造に関するも
のである。
第8図に示すコンテナ3を輸送する荷役車両1には、コ
ンテナ3を車体に積んだり卸したりする荷役装置2が取
り付けられている。その荷役装置2でコンテナ3を°荷
役するにはコンテナ3を支持する必要があり、コンテナ
3の左右に支持軸4が張り出されている。その支持軸4
を受けるため荷役装置2には、支持部6の形成されたり
フトアーム5が設けられ、車体7に油圧シリンダ8およ
びヒンジシャフト9を介して前後転可能に取り付けられ
る。この種のリフトアームを有する荷役装置2にあって
は、コンテナ3が左右一対の支持軸4を介してリフトア
ーム5に支えられるようになっており、その支持軸4の
取付は位置がコンテナ3の重心より上方とされ、荷役作
動中にコンテナ3の姿勢がふらつかないように配慮され
ている。上述のような構造と作動において、コンテナ3
の全重量が作用するヒンジシャフト9を支承する軸承部
が車体7に設けられ、さらには、リフトアーム5.5の
前後転が円滑に行なわれるように、ヒンジシャフト9の
上部には、両リフトアーム5を一体化して前後転を同調
させるた゛めの連結シャフト50が取り付けられている
。
ンテナ3を車体に積んだり卸したりする荷役装置2が取
り付けられている。その荷役装置2でコンテナ3を°荷
役するにはコンテナ3を支持する必要があり、コンテナ
3の左右に支持軸4が張り出されている。その支持軸4
を受けるため荷役装置2には、支持部6の形成されたり
フトアーム5が設けられ、車体7に油圧シリンダ8およ
びヒンジシャフト9を介して前後転可能に取り付けられ
る。この種のリフトアームを有する荷役装置2にあって
は、コンテナ3が左右一対の支持軸4を介してリフトア
ーム5に支えられるようになっており、その支持軸4の
取付は位置がコンテナ3の重心より上方とされ、荷役作
動中にコンテナ3の姿勢がふらつかないように配慮され
ている。上述のような構造と作動において、コンテナ3
の全重量が作用するヒンジシャフト9を支承する軸承部
が車体7に設けられ、さらには、リフトアーム5.5の
前後転が円滑に行なわれるように、ヒンジシャフト9の
上部には、両リフトアーム5を一体化して前後転を同調
させるた゛めの連結シャフト50が取り付けられている
。
上述の連結シャフト50は通常−本物であり、第9図に
示すように、その両端がリフトアーム5を貫通して取り
付けられる。そして、その取付手順は、連結シャフト5
0の一方端を例えば左側のリフトアーム5Lに貫通させ
て仮組みし、右側のリフトアーム5Rを吊り上げ、位置
合わせされた貫通孔に連結シャフト50の他方端を挿通
した後、両端を溶接などによって固定する。しかし、そ
の位置合わせ作業には手間と時間を要し、加えて、挿通
作業が一方端の挿通後に行なわれる他方のリフトアーム
5Rにあっては、ヒンジシャフト9を支承する軸承部へ
の組込み作業も同時に行なわれるため、連結シャフト5
0の組立作業が容易でなくなるなどの問題がある。
示すように、その両端がリフトアーム5を貫通して取り
付けられる。そして、その取付手順は、連結シャフト5
0の一方端を例えば左側のリフトアーム5Lに貫通させ
て仮組みし、右側のリフトアーム5Rを吊り上げ、位置
合わせされた貫通孔に連結シャフト50の他方端を挿通
した後、両端を溶接などによって固定する。しかし、そ
の位置合わせ作業には手間と時間を要し、加えて、挿通
作業が一方端の挿通後に行なわれる他方のリフトアーム
5Rにあっては、ヒンジシャフト9を支承する軸承部へ
の組込み作業も同時に行なわれるため、連結シャフト5
0の組立作業が容易でなくなるなどの問題がある。
これを解消するため、第10図に示すように、水平方向
に突出した左右一対のフランジ付きの補助シャフト50
Aをリフトアーム5L、5Rに予め一体化しておき、こ
の補助シャツ)50Aの間に主シャツ)50Bを介在さ
せ、相互をフランジでポル)50aにより接続する分割
型の連結シャフトの採用が考えられる。その組立手順は
、両リフトアーム5とヒンジシャフト9との組立てが終
った後、左右の補助シャフト50Aの間に主シヤフト5
0Bを組み込めばよく、極めて簡単となる。
に突出した左右一対のフランジ付きの補助シャフト50
Aをリフトアーム5L、5Rに予め一体化しておき、こ
の補助シャツ)50Aの間に主シャツ)50Bを介在さ
せ、相互をフランジでポル)50aにより接続する分割
型の連結シャフトの採用が考えられる。その組立手順は
、両リフトアーム5とヒンジシャフト9との組立てが終
った後、左右の補助シャフト50Aの間に主シヤフト5
0Bを組み込めばよく、極めて簡単となる。
ところで、両リフトアームの同調が例えば荷重のアンバ
ランスなどによって崩れると、第11図に示す左右の補
助シャフト50A、50Aはヒンジシャフト9を中心に
して異なった角度α、βとなり、相互にずれが生じるこ
とになる。その結果、補助シャフト50Aと主シヤフト
50Bとを接続するボルト50aに剪断力が作用し、ボ
ルト50aが変形したり、接続部位における相互の離反
が生じるなどして連結シャフトとしの機能が低下し、リ
フトアーム5,5の同調された円滑な前後転が阻害され
る問題がある。
ランスなどによって崩れると、第11図に示す左右の補
助シャフト50A、50Aはヒンジシャフト9を中心に
して異なった角度α、βとなり、相互にずれが生じるこ
とになる。その結果、補助シャフト50Aと主シヤフト
50Bとを接続するボルト50aに剪断力が作用し、ボ
ルト50aが変形したり、接続部位における相互の離反
が生じるなどして連結シャフトとしの機能が低下し、リ
フトアーム5,5の同調された円滑な前後転が阻害され
る問題がある。
本発明は上述の問題を解消するためになされたもので、
その目的は、分割型の連結シャフトにあって、左右一対
のリフトアームが前後転するときの同調が崩れず、また
、接続するボルトに作用する剪断力を抑制でき、接続部
位における相互の離反を防止することができる荷役車両
用荷役装置におけるリフトアームの連結シャフト補強構
造を提供することである。
その目的は、分割型の連結シャフトにあって、左右一対
のリフトアームが前後転するときの同調が崩れず、また
、接続するボルトに作用する剪断力を抑制でき、接続部
位における相互の離反を防止することができる荷役車両
用荷役装置におけるリフトアームの連結シャフト補強構
造を提供することである。
本発明のリフトアームの連結シャフト補強構造の特徴を
第1図および第2図を参照して説明すると、車体7の左
右に設けられた一対のリフトアーム5によって着脱自在
なコンテナ3を支持し、油圧シリンダ8の作動でリフト
アーム5が前後転可能に揺動されてコンテナ3を積み卸
しする荷役車両における荷役装置において、両リフトア
ーム5の後端には、リフトアーム5の前後転を同調させ
るための連結ツヤフト10が、リフトアーム5の回動中
心より離れた位置に取り付けられ、連結シャフト10は
、リフトアーム5の内方へ突出する左右一対の補助パイ
プIOAと、この両補助パイプIOA間に取外し可能に
接続される主パイプ10Bとから構成され、補助パイプ
IOAと主パイプIOBとの接続部位11には、両パイ
プ10A。
第1図および第2図を参照して説明すると、車体7の左
右に設けられた一対のリフトアーム5によって着脱自在
なコンテナ3を支持し、油圧シリンダ8の作動でリフト
アーム5が前後転可能に揺動されてコンテナ3を積み卸
しする荷役車両における荷役装置において、両リフトア
ーム5の後端には、リフトアーム5の前後転を同調させ
るための連結ツヤフト10が、リフトアーム5の回動中
心より離れた位置に取り付けられ、連結シャフト10は
、リフトアーム5の内方へ突出する左右一対の補助パイ
プIOAと、この両補助パイプIOA間に取外し可能に
接続される主パイプ10Bとから構成され、補助パイプ
IOAと主パイプIOBとの接続部位11には、両パイ
プ10A。
10Bに掛かるように筒体21が内挿されると共に、そ
の筒体21が主パイプIOB内で固着されている止め部
材22に取外し可能に装着されている。
の筒体21が主パイプIOB内で固着されている止め部
材22に取外し可能に装着されている。
左右に設けられた一対のリフトアーム5,5によってコ
ンテナ3を積み卸す場合、油圧シリンダ8を伸縮させて
両リフトアーム5を前後転させる。
ンテナ3を積み卸す場合、油圧シリンダ8を伸縮させて
両リフトアーム5を前後転させる。
両リフトアーム5は連結シャフト10によって同門して
後転するが、荷重に偏りがあるとリフトアーム5.5の
同調が崩れ、連結シャフト10に剪断力が作用する。し
かし、リフトアーム5の内方へ突出する左右一対の補助
パイプIOAと、この両補助パイプIOA間に接続され
る主パイプlOBとから構成される連結シャフト10に
は、その接続部位11で両パイプ10A、10Bに掛か
る筒体21が内挿されているので、接続部位11におけ
るずれが抑制される。
後転するが、荷重に偏りがあるとリフトアーム5.5の
同調が崩れ、連結シャフト10に剪断力が作用する。し
かし、リフトアーム5の内方へ突出する左右一対の補助
パイプIOAと、この両補助パイプIOA間に接続され
る主パイプlOBとから構成される連結シャフト10に
は、その接続部位11で両パイプ10A、10Bに掛か
る筒体21が内挿されているので、接続部位11におけ
るずれが抑制される。
本発明によれば、左右一対のリフトアームが同調して前
後転するとき、筒体が内挿されている接続部位での剪断
に対する耐久力が増強され、補助パイプと主パイプとを
接続する部位に取り付けられるボルトに作用する剪断力
は軽減される。したがって、連結シャフトの破損や接続
部位での離反などの損傷は少なくなる。また、補修の必
要のある場合には筒体を簡単に除去することができ、主
パイプの取り外しも容易となり、連結シャフトの解体も
簡単に行うことができる。
後転するとき、筒体が内挿されている接続部位での剪断
に対する耐久力が増強され、補助パイプと主パイプとを
接続する部位に取り付けられるボルトに作用する剪断力
は軽減される。したがって、連結シャフトの破損や接続
部位での離反などの損傷は少なくなる。また、補修の必
要のある場合には筒体を簡単に除去することができ、主
パイプの取り外しも容易となり、連結シャフトの解体も
簡単に行うことができる。
[実 施 例〕
以下、本発明をその実施例に基づいて詳細に説明する。
第2図は荷役重両lの一例で、荷役装置2に筬着自在な
コンテナ3を、車体7に積み卸しできるようになってい
る。その車体7には、コンテナ3を支持して積み卸すた
めの左右一対のリフトアーム5〔第4図参照〕が取り付
けられ、車体7に固着されたヒンジシャフト9を中心に
して前後転可簡に支承される。
コンテナ3を、車体7に積み卸しできるようになってい
る。その車体7には、コンテナ3を支持して積み卸すた
めの左右一対のリフトアーム5〔第4図参照〕が取り付
けられ、車体7に固着されたヒンジシャフト9を中心に
して前後転可簡に支承される。
リフトアーム5の本体先端側には、凹部状の支持部6が
形成されると共に前後方向に縁部が設けられ、その支持
部6がコンテナ3の左右に張り出された支持軸4に係合
してコンテナ3を支持するようになっている。なお、リ
フトアーム5が前後転する際、支持軸4は支持部6で回
転漬りしたり前後転に応じて転勤するなどし、コンテナ
3の積み卸しが行なわれる。
形成されると共に前後方向に縁部が設けられ、その支持
部6がコンテナ3の左右に張り出された支持軸4に係合
してコンテナ3を支持するようになっている。なお、リ
フトアーム5が前後転する際、支持軸4は支持部6で回
転漬りしたり前後転に応じて転勤するなどし、コンテナ
3の積み卸しが行なわれる。
また、左右のリフトアーム5,5の後端には、両リフト
アーム5を一体化すると共にその前後転を同調させるた
めの連結シャフト10が取り付けられる。すなわち、こ
の連結シャフト10は、リフトアーム5の回動中心とな
るヒンジシャフト9の上方に設けられ、連結シャフト1
0が一体化されることによってリフトアーム5の剛性が
高められる。
アーム5を一体化すると共にその前後転を同調させるた
めの連結シャフト10が取り付けられる。すなわち、こ
の連結シャフト10は、リフトアーム5の回動中心とな
るヒンジシャフト9の上方に設けられ、連結シャフト1
0が一体化されることによってリフトアーム5の剛性が
高められる。
リフトアーム5は、車体7ば揺動自在に装着された油圧
シリンダ8の伸縮動作により前後転されるようになって
いる。それぞれのピストンロンドの先端はピン軸12を
介して左右両リフトアーム5に取り付けられ、ピストン
ロンドが伸長するとリフトアーム5が仮想線の位置まで
後転する。なお、車体7の後部最下端には、油圧ジヤツ
キ25が内蔵されたアウトリガ26が設けられ、荷役装
置2によりコンテナ3を積み卸す際の重みで、車体7が
頭上げ姿勢になるのが防止される。
シリンダ8の伸縮動作により前後転されるようになって
いる。それぞれのピストンロンドの先端はピン軸12を
介して左右両リフトアーム5に取り付けられ、ピストン
ロンドが伸長するとリフトアーム5が仮想線の位置まで
後転する。なお、車体7の後部最下端には、油圧ジヤツ
キ25が内蔵されたアウトリガ26が設けられ、荷役装
置2によりコンテナ3を積み卸す際の重みで、車体7が
頭上げ姿勢になるのが防止される。
本例にあっては、前後転中のコンテナ3が水平な姿勢を
保持して積み卸し作業が円滑に行なわれるようにするた
め、第5図に示す油圧シリンダ13の伸縮によって、支
軸14を中心に前後方向に回動する「<」の字状に形成
されたフロントアーム15が設けられる。なお、そのフ
ロントアーム15のためにピン軸19を介して油圧シリ
ンダ13が設けられているが、コンテナ3の積み卸しの
ためではなく、フロントアーム15を単独で前後転させ
るためのものである。フロントアーム15の上部先端に
は、油圧シリンダ16の伸縮に応じて開閉するフック1
7が取り付けられ、そのフック17はコンテナ3の上方
前部に位置する挟持軸18を保持するようになっている
。コンテナ3の支持軸4と挟持軸18とを結ぶ辺と、フ
ロントアーム15の支軸14とリフトアーム5のヒンジ
シャフト9とを結ぶ辺とが平行でかつ長さが等しく、支
持軸4、挟持軸°18、支軸14およびヒンジシャフト
9を結ぶ平行四辺形が形成されている。そして、油圧シ
リンダ8の伸長によって、コンテナ3は水平な姿勢を維
持しながら卸され、また、縮小によって積み込まれる。
保持して積み卸し作業が円滑に行なわれるようにするた
め、第5図に示す油圧シリンダ13の伸縮によって、支
軸14を中心に前後方向に回動する「<」の字状に形成
されたフロントアーム15が設けられる。なお、そのフ
ロントアーム15のためにピン軸19を介して油圧シリ
ンダ13が設けられているが、コンテナ3の積み卸しの
ためではなく、フロントアーム15を単独で前後転させ
るためのものである。フロントアーム15の上部先端に
は、油圧シリンダ16の伸縮に応じて開閉するフック1
7が取り付けられ、そのフック17はコンテナ3の上方
前部に位置する挟持軸18を保持するようになっている
。コンテナ3の支持軸4と挟持軸18とを結ぶ辺と、フ
ロントアーム15の支軸14とリフトアーム5のヒンジ
シャフト9とを結ぶ辺とが平行でかつ長さが等しく、支
持軸4、挟持軸°18、支軸14およびヒンジシャフト
9を結ぶ平行四辺形が形成されている。そして、油圧シ
リンダ8の伸長によって、コンテナ3は水平な姿勢を維
持しながら卸され、また、縮小によって積み込まれる。
一方、第1図に示すように、連結シャフト10は、強度
などの強化と軽量化を図るため、中空のパイプである左
右一対の補助パイプIOAと主パイプIOBとから構成
される。補助パイプIOAは内側端にフランジloaを
備えた短尺パイプであり、その外側端は両リフトアーム
5の取付孔に貫通され、その貫通部がリフトアーム5の
左右両面における溶接によって固着一体化され、内方に
向けて水平に突出している。その補助パイプIOAの中
央側端となるフランジ10aには、両側〔第6図参照〕
にフランジtabを備えた長尺な主パイプIOBが接続
され、主パイプIOBの取り外しが可能なように複数〔
図示は6本〕のボルト20およびナツト20Aで固定さ
れる。このような分割型の連結シャフト10にあっては
、従来の一本物の連結シャフトに比べて、組立て後にお
ける補助パイプIOAや主パイプIOHの取換え作業が
簡便になる利点がある。
などの強化と軽量化を図るため、中空のパイプである左
右一対の補助パイプIOAと主パイプIOBとから構成
される。補助パイプIOAは内側端にフランジloaを
備えた短尺パイプであり、その外側端は両リフトアーム
5の取付孔に貫通され、その貫通部がリフトアーム5の
左右両面における溶接によって固着一体化され、内方に
向けて水平に突出している。その補助パイプIOAの中
央側端となるフランジ10aには、両側〔第6図参照〕
にフランジtabを備えた長尺な主パイプIOBが接続
され、主パイプIOBの取り外しが可能なように複数〔
図示は6本〕のボルト20およびナツト20Aで固定さ
れる。このような分割型の連結シャフト10にあっては
、従来の一本物の連結シャフトに比べて、組立て後にお
ける補助パイプIOAや主パイプIOHの取換え作業が
簡便になる利点がある。
そして、一体化された連結パイプ10の接続部位11に
は、補助パイプIOAと主パイプIOBに掛かる筒体2
1が内挿される。この筒体21の筒部21aは補助パイ
プIOAと主パイプIOBの内面に当接する一方、端部
21bは、フランジ10bの内方で主パイプIOBの内
面に溶接などによって固定された止め部材22に接続さ
れ、筒体21は主パイプ10Bと一体化される。さらに
、端部21bの対向位置には、先棒状の把手23〔第3
図参照〕が設けられ、連結シャフト10への筒体21の
挿入や抜き出しが行なわれ易くされている。なお、本例
では、筒部21aが両パイプにほぼ等しく iJ)かっ
ているが、補助パイプIOAの外方に向けて長いもので
もよ(、要は、筒体21が接続部位11におけるずれを
抑制するように機能するものであればよい。ちなみに、
筒体21の筒部21aと両パイプとの当接面は機械加工
などによりガタの少ない嵌合となるように仕上げられて
いる。と・ころで、筒体21と止め部材22とは、取り
外しが可能なように複数〔図示は4本〕のボルト24お
よびナツト24Aで取り付けられる。
は、補助パイプIOAと主パイプIOBに掛かる筒体2
1が内挿される。この筒体21の筒部21aは補助パイ
プIOAと主パイプIOBの内面に当接する一方、端部
21bは、フランジ10bの内方で主パイプIOBの内
面に溶接などによって固定された止め部材22に接続さ
れ、筒体21は主パイプ10Bと一体化される。さらに
、端部21bの対向位置には、先棒状の把手23〔第3
図参照〕が設けられ、連結シャフト10への筒体21の
挿入や抜き出しが行なわれ易くされている。なお、本例
では、筒部21aが両パイプにほぼ等しく iJ)かっ
ているが、補助パイプIOAの外方に向けて長いもので
もよ(、要は、筒体21が接続部位11におけるずれを
抑制するように機能するものであればよい。ちなみに、
筒体21の筒部21aと両パイプとの当接面は機械加工
などによりガタの少ない嵌合となるように仕上げられて
いる。と・ころで、筒体21と止め部材22とは、取り
外しが可能なように複数〔図示は4本〕のボルト24お
よびナツト24Aで取り付けられる。
なお、ナツト24Aは止め部材22の内面に溶接されて
おり、ボルト24を補助パイプIOAの外方から差し込
めば、簡単に筒体21を主パイプ10Bに固定すること
ができる。
おり、ボルト24を補助パイプIOAの外方から差し込
めば、簡単に筒体21を主パイプ10Bに固定すること
ができる。
このようなリフトアームの連結シャフト補強構造を採用
した荷役装置は、次のようにして、両リフトアーム5の
前後転作動を同調させ、コンテナ3を車体7へ円滑に積
み卸しすることができる。
した荷役装置は、次のようにして、両リフトアーム5の
前後転作動を同調させ、コンテナ3を車体7へ円滑に積
み卸しすることができる。
第2図に示す荷役車両lがコンテナ3を乗載して停止状
態にあると、油圧ジヤツキ25が伸長されてアウトリガ
26が接地される。コンテナ3を卸すために、第5図に
示すリフトアーム5の油圧シリンダ8を伸長させると、
リフトアーム5はヒンジシャフト9を中心に矢印27方
向に回動すると共に、フロントアーム15は支軸14を
中心にして矢印28方向に回動する。コンテナ3は、リ
フトアーム5の支持部6に支持軸4が支持される一方、
フロントアーム15の上部先端のフック17に挟持軸1
8が保持されているので、コンテナ3は水平姿勢を維持
して持ち上げられ、第2図の仮想線で示すように地面に
卸される。そのとき、筒体21が内挿されて強化が図ら
れた連結シャフト10によって、両リフトアーム5,5
が同調して回動する。その結果、コンテナ3の卸し作業
は円滑に行なわれる。コンテナ3を車体7へ乗載すると
き油圧シリンダ8が縮小され、リフトアーム5およびフ
ロントアーム15がそれぞれ前転し、輸送すべきコンテ
ナ3が車体7に搭載される。この前転によるコンテナ3
の搭載は、上述の荷卸し作業と同様に行なわれる。
態にあると、油圧ジヤツキ25が伸長されてアウトリガ
26が接地される。コンテナ3を卸すために、第5図に
示すリフトアーム5の油圧シリンダ8を伸長させると、
リフトアーム5はヒンジシャフト9を中心に矢印27方
向に回動すると共に、フロントアーム15は支軸14を
中心にして矢印28方向に回動する。コンテナ3は、リ
フトアーム5の支持部6に支持軸4が支持される一方、
フロントアーム15の上部先端のフック17に挟持軸1
8が保持されているので、コンテナ3は水平姿勢を維持
して持ち上げられ、第2図の仮想線で示すように地面に
卸される。そのとき、筒体21が内挿されて強化が図ら
れた連結シャフト10によって、両リフトアーム5,5
が同調して回動する。その結果、コンテナ3の卸し作業
は円滑に行なわれる。コンテナ3を車体7へ乗載すると
き油圧シリンダ8が縮小され、リフトアーム5およびフ
ロントアーム15がそれぞれ前転し、輸送すべきコンテ
ナ3が車体7に搭載される。この前転によるコンテナ3
の搭載は、上述の荷卸し作業と同様に行なわれる。
このような作動において、コンテナ3の収容物の偏りな
どによる荷重のアンバランスが生じて、第7図に示すよ
うに、リフトアーム5L、5Rが実線および仮想線で示
したように、ヒンジシャフト9を中心としてずれようと
しても、筒体21 〔第2図参照〕が補助パイプIOA
と主パイプ10Bとの間でそれを規制するので、同調が
崩れることはない。その結果、フランジ10a、10b
に取り付けられたボルト20に作用する剪断力は軽減さ
れ、ボルト20の変形あるいは切断などが回避される一
方、接続部位11に発生し易い相互離反が確実に防止さ
れる。
どによる荷重のアンバランスが生じて、第7図に示すよ
うに、リフトアーム5L、5Rが実線および仮想線で示
したように、ヒンジシャフト9を中心としてずれようと
しても、筒体21 〔第2図参照〕が補助パイプIOA
と主パイプ10Bとの間でそれを規制するので、同調が
崩れることはない。その結果、フランジ10a、10b
に取り付けられたボルト20に作用する剪断力は軽減さ
れ、ボルト20の変形あるいは切断などが回避される一
方、接続部位11に発生し易い相互離反が確実に防止さ
れる。
なお、長期にわたる使用の間に、主パイプlOBや補助
パイプIOAなどを取り換える必要が生じても、ボルト
24を補助パイプIOAの外方から取り外して、把手2
3を握って筒体21を取り出せば、主パイプ10Bを補
助パイプ10A、l0A間から簡単に取り除(ことがで
きる。なお、フロントアーム15が装着されていない例
えば第8図に示したような荷役装置においても、本発明
のリフトアームの連結シャフト補強構造を採用すること
ができる。
パイプIOAなどを取り換える必要が生じても、ボルト
24を補助パイプIOAの外方から取り外して、把手2
3を握って筒体21を取り出せば、主パイプ10Bを補
助パイプ10A、l0A間から簡単に取り除(ことがで
きる。なお、フロントアーム15が装着されていない例
えば第8図に示したような荷役装置においても、本発明
のリフトアームの連結シャフト補強構造を採用すること
ができる。
第1図は本発明の連結シャフト補強構造の要部断面図、
第2図は本発明が適用される荷役車両における荷役装置
の構成説明図、第3図は第1図のm−m線矢視図、第4
図は第2図のIV−IV線矢視図、第5図は荷役装置の
要部構成図、第6図は第5図の■−■線矢視図、第7図
はリフトアームに生じるずれの予想図、第8図は先行技
術における荷役車両における荷役装置の一例の構成説明
図、第9図は一本物の連結シャフトの取付図、第10図
は分割型の連結シャフト取付説明図、第11図はリフト
アームにずれが生じるときの連結シャフトの斜視図であ
る。 1−荷役車両、2−・荷役装置、3−コンテナ、5・−
リフトアーム、7・・−車体、8−・−油圧シリンダ、
10・一連結シャフト、l0A−・−補助パイプ、10
B・−・主パイプ、11−接続部位、21・−筒体、2
2−止め部材。 特許出願人 極東開発工業株式会社代理人 弁理士
吉村 勝俊(ほか1名)第6図 /′ 第7図 第9図
第2図は本発明が適用される荷役車両における荷役装置
の構成説明図、第3図は第1図のm−m線矢視図、第4
図は第2図のIV−IV線矢視図、第5図は荷役装置の
要部構成図、第6図は第5図の■−■線矢視図、第7図
はリフトアームに生じるずれの予想図、第8図は先行技
術における荷役車両における荷役装置の一例の構成説明
図、第9図は一本物の連結シャフトの取付図、第10図
は分割型の連結シャフト取付説明図、第11図はリフト
アームにずれが生じるときの連結シャフトの斜視図であ
る。 1−荷役車両、2−・荷役装置、3−コンテナ、5・−
リフトアーム、7・・−車体、8−・−油圧シリンダ、
10・一連結シャフト、l0A−・−補助パイプ、10
B・−・主パイプ、11−接続部位、21・−筒体、2
2−止め部材。 特許出願人 極東開発工業株式会社代理人 弁理士
吉村 勝俊(ほか1名)第6図 /′ 第7図 第9図
Claims (1)
- (1)車体の左右に設けられた一対のリフトアームによ
って着脱自在なコンテナを支持し、油圧シリンダの作動
でリフトアームが前後転可能に揺動されてコンテナを積
み卸しする荷役車両における荷役装置において、 上記両リフトアームの後端には、リフトアームの前後転
を同調させるための連結シャフトが、リフトアームの回
動中心より離れた位置に取り付けられ、 上記連結シャフトは、リフトアームの内方へ突出する左
右一対の補助パイプと、この両補助パイプ間に取外し可
能に接続される主パイプとから構成され、 上記補助パイプと主パイプとの接続部位には、その筒体
が主パイプ内で固着されている止め部材に取外し可能に
装着されていることを特徴とする荷役車両用荷役装置に
おけるリフトアームの連結シャフト補強構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26582187A JPH01106748A (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | 荷役車両用荷役装置におけるリフトアームの連結シャフト補強構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26582187A JPH01106748A (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | 荷役車両用荷役装置におけるリフトアームの連結シャフト補強構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01106748A true JPH01106748A (ja) | 1989-04-24 |
JPH0464891B2 JPH0464891B2 (ja) | 1992-10-16 |
Family
ID=17422523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26582187A Granted JPH01106748A (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | 荷役車両用荷役装置におけるリフトアームの連結シャフト補強構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01106748A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH058865A (ja) * | 1991-06-28 | 1993-01-19 | Hino Motors Ltd | 荷役装置 |
-
1987
- 1987-10-20 JP JP26582187A patent/JPH01106748A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH058865A (ja) * | 1991-06-28 | 1993-01-19 | Hino Motors Ltd | 荷役装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0464891B2 (ja) | 1992-10-16 |
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