JPH0110658Y2 - - Google Patents

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JPH0110658Y2
JPH0110658Y2 JP8186284U JP8186284U JPH0110658Y2 JP H0110658 Y2 JPH0110658 Y2 JP H0110658Y2 JP 8186284 U JP8186284 U JP 8186284U JP 8186284 U JP8186284 U JP 8186284U JP H0110658 Y2 JPH0110658 Y2 JP H0110658Y2
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JP
Japan
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totalizer
case
exterior cover
support frame
window
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JP8186284U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスピードメータなどに用いられる穫算
計に係り、特に積算計本体と外装カバーとの固定
装置に関するものである。
従来のこの種の装置を第1図により説明する
と、一面を開口した箱形のケース1内にコの字状
の支持枠2に軸支した積算計本体3が収納されて
おり、支持枠2はその底部2aがネジ4によりケ
ース1の底壁1aに固着され、ケース1の開口は
外装カバー5で覆つている。外装カバー5は中央
部に積算値を読みとるための窓5aを有し、この
窓5aを透明な板材5bにて閉塞するとともに、
端部をネジ6によりケース1開口端に固着してい
るものである。
尚、積算計本体3は、トータル軸7に複数の文
字車8を遊嵌し、各々の文字車8間にはピニオン
軸9に遊嵌した桁送り用のピニオン10を配した
一般的なものである。
このような上記従来の積算計にあつては、その
組立の際、まず予め積算計本体3を装着した支持
枠2をネジ4によりケース1の底壁1aに固着
し、次いでケース1の開口端に外装カバー5をネ
ジ6により固定するのであるが、積算計本体3の
積算値表示、即ち文字車8の表示部と外装カバー
5の窓5aとの相互の位置を正確に出すため、上
記ネジ6の締結時に治具を用いて調整する必要が
あつた。これらは、ネジピツチのバラツキ、ネジ
孔ピツチのバラツキ、ネジ孔寸法のバラツキ、ネ
ジとネジ孔とのガタ等によるもので、部品加工
上、あるいは部品の精度からみて避け難い問題で
あり、厳しい寸法管理を行えばコストアツプにつ
ながるものである。
また部品成形用の金型あるいは治具を更新した
際には寸法が微妙に変化するため、ネジ締付時の
位置調整作業が更に煩雑になるとともに、市場に
おける分解、修理の際位置調整は極めて困難であ
る。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、表
示部と外装ケースの窓との位置決めが治具を用い
ずとも確実かつ容易な積算計の固定装置の提供を
目的としている。
以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第2図は本考案実施例の正面断面図、第3図は
要部側面断面図であり、積算計本体3は第1図に
示す従来例と同様であるので同一符号を付すこと
で説明は省略する。
図において支持枠11は両側部の上端にフラン
ジ11a,11bを有し、一方のフランジ11a
上には円錐形状の凸部11cを形成し、他方のフ
ランジ11b上には角柱状の凸部11dを設けて
いる。外装カバー12は窓12aとこの窓12a
を閉塞する透明な板材12bとを有するととも
に、下面に前記支持枠11の凸部11c,11d
とそれぞれ係合するすりばち形の凹部12c、角
形の凹部12dを形成している。また外装カバー
12の両端部にはネジ13を通す孔12eが設け
られ、この孔12eを通つてネジ13をケース1
4の両端に形成したネジ孔14aに螺着すること
により、外装カバー12をケース14に固定す
る。
前記支持枠11の底部11eとケース14の底
壁14bとの間には金属あるいは合成樹脂の板材
からなる弾性体15が介在されており、この弾性
体15は一体に形成した立上片15aが支持枠1
1aの側部に係合して位置決めされるとともに、
一旦が約90度折り曲げられ、この延出部15bの
先端が積算計本体3のトータル軸7一端面に圧接
している。
トータル軸7は複数の文字車8を遊嵌している
が、この一方の端部をカラー16を介して支持枠
11に軸支されており、カラー16の内壁に形成
した突起16aがトータル軸7の外周に設けたリ
ング状の溝7aに嵌合することにより、両者はト
ータル軸7の軸方向に移動不能である。そしてカ
ラー16の一方の端面が文字車8の一側に当接し
ており、弾性体15の延出部15bがトータル軸
7の一端をその軸方向に押圧することにより、カ
ラー16が文字車8を軸方向に押圧し、更に隣接
する文字車8をピニオン車10を介して順次押圧
し、複数の文字車8及びピニオン車10間のガタ
つきを防止している。
またケース14の底壁14bには、その一側に
ガイド壁14cが一体に突設されており、このガ
イド壁14cが支持枠11の一方の側壁11fに
近接して積算計本体3のトータル軸方向の位置を
大略定めている。
従つて本実施例の組立ては、まず積算計本体3
を予め支持枠11に装着しておき、この支持枠1
1の底部11eに弾性体15の立上片15aを係
合させ一体化する。次いで支持枠11をケース1
4内に収納し、ガイド壁14cと支持枠11の側
壁11fとによりトータル軸7方向における積算
計本体3の位置を定める。更にケース14の開口
部を上方から外装カバー12にて覆い、外装カバ
ー12の凹部12c,12dを支持枠11の凸部
11c,11dにそれぞれ嵌合させながら外装カ
バー12を弾性体15の弾性力に抗して下方へ押
圧し、孔12eをネジ孔14aと合致させ、ネジ
13により外装カバー12をケース14に螺着す
る。この際、支持枠11と外装カバー12との位
置は、円錐形の凸部11cとすりばち形の凹部1
2cとが嵌合して支点Pを定めること、及びこの
支点Pに対し角形の凸部11dと角形の凹部12
dとが係合して回動を防止することにより正確に
決められ、ネジ13によるケース14と外装カバ
ー12との螺合位置に影響されない。従つて窓1
2aは文字車8による表示部との位置が設計通り
に定められる。また支持枠11はケース14に対
し直接ネジ等によつて固定されないが、弾性体1
5によりトータル軸7方向及び上下方向に圧接さ
れるため、ガタつくことはない。
尚、本考案における凸部と凹部との関係は、係
合及び位置決めが可能であれば必ずしも円錐形、
角型等に限られるものではなく、様々な形状をと
ることが可能である。但し上記実施例の如く一方
の凸部11cを円錐形状、凹部12cをこれと略
同一寸法のすりばち形状とした場合には、ガイド
壁14cと支持枠11の側壁11fとの間隙dが
上記円錐形の最大径Dの2分の1以下(d≦2/1
D)になる様に設定することが望ましい。これに
より支持枠11をケース14内に挿入する際、ガ
イド壁14cに摺動させながら支持枠11を下降
させておき、外装カバー12を弾性体15に抗し
て押圧することにより自動的に凸部11c,11
dを凹部12c,12dに嵌合することができ
る。
また本実施例では、上述枠11に凸部を、外装
カバー12に凹部を形成したが、これは逆に設け
てもよい。
更に弾性体15は積算計本体3の重量に耐え、
かつ外装カバー12を変形させない範囲の弾性力
を有するように設計することが必要であるが、材
質は様々のものを用いることができ、また支持枠
11と一体又は別体のいずれでもよい。
本考案は以上説明した如くであり、支持枠とケ
ースとの間に介在した弾性体により凹部、凸部を
係合させて外装ケースと積算計本体との位置決め
を行うようにしたものである。
従つて治具を用いなくとも積算計の表示部と外
装ケースの窓との位置が正確にかつ自動的に行う
ことができ、組立作業が容易となるとともに、市
場における修理の際も表示部と窓とが位置ずれす
ることがない。またネジ締め作業が減少し、部品
の寸法精度も凹部、凸部以外については特別な管
理を必要としなくなるため、コストダウンを図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の積算計の正面断面図、第2図は
本考案実施例の正面断面図、第3図は第2図の実
施例の要部側面断面図である。 3……積算計本体、11……支持枠、11c,
11d……凸部、12……外装カバー、12c,
12d……凹部、14……ケース、14b……ケ
ース底壁、15……弾性体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース内に積算計本体を収納し、ケースの開口
    部を外装カバーで覆うとともに外装カバーには積
    算値をを確認する窓を形成した積算計において、
    積算計本体と外装カバーとの当接部分の一方に錐
    形状の凸部を形成し、他方にこの凸部と係合する
    凹部を設け、積算計本体とケース底壁との間に弾
    性体を介在させ、この弾性体により前記凸部と凹
    部とを圧接係合して外装カバーの窓と積算値表示
    部との位置決めを行うようにした積算計の固定装
    置。
JP8186284U 1984-06-04 1984-06-04 積算計の固定装置 Granted JPS61673U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8186284U JPS61673U (ja) 1984-06-04 1984-06-04 積算計の固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8186284U JPS61673U (ja) 1984-06-04 1984-06-04 積算計の固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61673U JPS61673U (ja) 1986-01-06
JPH0110658Y2 true JPH0110658Y2 (ja) 1989-03-28

Family

ID=30629044

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JP8186284U Granted JPS61673U (ja) 1984-06-04 1984-06-04 積算計の固定装置

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JP (1) JPS61673U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH087485Y2 (ja) * 1989-07-11 1996-03-04 矢崎総業株式会社 カウンタの位置決め構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61673U (ja) 1986-01-06

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