JPH0110533Y2 - - Google Patents

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JPH0110533Y2
JPH0110533Y2 JP15184881U JP15184881U JPH0110533Y2 JP H0110533 Y2 JPH0110533 Y2 JP H0110533Y2 JP 15184881 U JP15184881 U JP 15184881U JP 15184881 U JP15184881 U JP 15184881U JP H0110533 Y2 JPH0110533 Y2 JP H0110533Y2
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JP
Japan
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fixed
screw
cylindrical screw
cylinder
flange
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JP15184881U
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JPS5856275U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ガス配管、給水配管の配管端末部の
固定構造に関する。
この種配管端末固定構造として、すでに実開昭
55−24569号のものがある。
これは、第4図の如く、流し台の奥等に設けら
れる固定壁Aに配管端末を固定するもので、配管
端末Bに外嵌させ且フランジ11によりこの固定
壁に固着される固定筒1と、この固定筒に内挿さ
れ且配管に外嵌される割リング2と、さらに、前
記固定筒に設けられた雌ネジ12に螺合せしめら
れ且配管に外嵌する筒ネジ3とからなり、前記固
定筒1は、固定壁Aの裏面側からそのフランジ1
1がネジ止めされて該固定壁に固定され、筒ネジ
3も同様に固定壁Aの裏面側からネジ込まれる。
この従来のものでは、筒ネジ3の先端と固定筒
1のフランジ11側のそれぞれにテーパー部を設
けて両テーパー部を対向させ、これらテーパー部
間に割リングを介装していることから、筒ネジ3
をネジ込むと割リングの直径が縮少し配管端末が
固定される。従つて、配管端末の固定壁Aからの
突出量が調節できる利点がある。
ところが、この場合、固定筒1の取付・筒ネジ
3のネジ込み等の配管端末固定作業がすべて固定
壁Aの裏面側から行なわなければならず、これら
作業が面倒であつた。
本考案は、このような、固定壁に固定した固定
筒に螺合せしめられる筒ネジによつて割リングを
締め付け、これにより配管端末を固定壁に固定す
るものにおいて、この固定の為の作業をやり易く
するため、これら各作業が固定壁の表面側から行
えるようにすることをその課題とする。
上記課題を解決するための本考案の技術的手段
は、固定筒に設けられるテーパー部をフランジと
反対側の端部に位置させるとともにこのテーパー
部に続けて雌ネジ部を形成して該固定筒を固定壁
の透孔に挿通させ、前記フランジは固定壁の表面
にネジ止めするとともにこの固定筒のフランジ側
から割リング及び筒ネジを挿入し、該筒ネジには
その一方にネジなし部を設け、このネジなし部側
の端面を略等幅の凹凸が連続する形状とし、この
筒ネジのネジ込み位置では該筒ネジの略全域が固
定筒内に没入されるようにしたことである。
本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
配管端末の固定に際しては、まず、固定筒を該
配管に外嵌させた状態で固定壁の表面側からフラ
ンジのネジ止めにより固定し、次いで、割リン
グ、筒ネジを配管端末側から外嵌させて固定筒内
に挿入し、筒ネジを固定筒にネジ込む。このネジ
込みにより割リング直径が縮少せしめられて配管
を把持し、固定筒を介して固定壁に固定される。
この筒ネジ及び割リングの挿入は配管端末側、
すなわち、固定壁の表面側から行えると共に筒ネ
ジのネジ込み作業も同様に固定壁の表面側から行
える。
この筒ネジのネジ込みは予備の同じ構成の筒ネ
ジの凹凸端面をかみ合せることによつて行なわ
れ、ネジ込み位置では、該筒ネジが固定筒内に没
入した状態にあつても、この予備の筒ネジは固定
壁の表面側に突出しており、この予備の筒ネジに
工具を対応させることにより前記ネジ込みが行え
る。
本考案は上記構成であるから、次の特有の効果
を有する。
(1) 固定筒の取付け、筒ネジ及び割リングの挿
入、さらには筒ネジのネジ込みがすべて固定壁
の表面から行えるから、配管端末の固定作業が
やり易くなる。
(2) 筒ネジはそのネジ込み位置では、固定筒内に
没入されるから、筒ネジが外部突出する見苦し
さが避けられる。
(3) 予備の筒ネジをかみ合せて筒ネジを上記没入
位置にまでネジ込めるから、筒ネジをネジ込む
ための特殊な工具を用意する必要がない。
以下、本考案の実施例を第1図以下の図面に基
づいて説明する。
固定筒1の一端にはフランジ11が設けられ、
他端にはその内周に前記フランジ11側に向つて
拡大する第1テーパー部13が形成され、この第
1テーパー部の大径部側に続けて雌ネジ12が形
成されている。
この雌ネジ部のさらにフランジ11側はネジな
し部13とすると共に該雌ネジ部より大径に設定
し、筒ネジ3をネジ込んだとき、筒ネジ3の外周
と前記ネジなし部との間に余裕を持たせてある。
他方割リング2には、第2図の如く、スリツト2
1が設けられている。
筒ネジ3は一方が雄ネジ部31となると共にそ
の先端内周は第2テーパー部32としてあり、他
方はねじなし部で外周が多角形状に構成され、し
かもその端面は略等幅の凹凸が交互に連続する形
状に構成されている。正確には、凸部33の半径
方向の幅は凹部34のそれよりもわずかに小さく
設定されている。
この実施例では配管端末にガスコツクCを取付
けるようにしてあり、次の手順で配管端末Bが固
定壁に固定され、且、これにガスコツクが取付ら
れる。
まず、固定壁Aに固定された固定筒1内に配管
端末Bを内挿して固定壁Aの上方に露出させ、該
配管端末Bに割リング2を外嵌させてこれを固定
筒1内に内挿する。
次いで、筒ネジ3を配管端末Bに外嵌させてこ
れを固定筒1に螺合させる。この時、割リング2
の一端は第1テーパー部13に、他端は第2テー
パー部32に当接している。従つて、筒ネジ3の
締め込みにより割リング2の直径が縮少し、配管
端末Bは該割リングにより把持され、該配管端末
は摩擦力により固定壁Aに固定されることとな
る。
〓後、配管端末Bのネジ部にガスコツクCを螺
着すれば、該ガスコツクが固定壁Aの上面に近接
して取付けられる。
上記した配管端末固定作業の際、筒ネジ3は固
定壁Aに埋没するようになるため、該筒ネジの締
め込みは、基端部に設けた凹部34,34に嵌入
する凸部33を具備させた筒状工具を使用すれば
よいが、上記実施例の場合には、筒ネジ3の基端
部は、凹凸が略等幅で連続する形になつているた
め、他の予備の筒ネジを逆向きに外嵌させれば、
筒ネジ相互がかみ合うこととなり、この予備の筒
ネジが締付け工具に代用できる。(第3図参照)
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例の断面図、第2図は
これに用いる割リングの斜視図、第3図は筒ネジ
3の外嵌斜視図、第4図は従来例の説明図であ
り、図中 A……固定壁、B……配管端末、1……固定
筒、11……フランジ、12……雌ネジ、13…
…第1テーパー部、2……割リング、3……筒ネ
ジ、31……雄ネジ部、33……凸部、34……
凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定壁に固定した固定筒に螺合せしめられる筒
    ネジによつて割リングを締め付け、これにより配
    管端末を固定壁に固定するものにおいて、固定筒
    に設けられるテーパー部をフランジと反対側の端
    部に位置させるとともにこのテーパー部に続けて
    雌ネジ部を形成して該固定筒を固定壁の透孔に挿
    通させ、前記フランジは固定壁の表面にネジ止め
    するとともにこの固定筒のフランジ側から割リン
    グ及び筒ネジを挿入し、該筒ネジにはその一方に
    ネジなし部を設け、このネジなし部側の端面を略
    等幅の凹凸が連続する形状とし、この筒ネジのネ
    ジ込み位置では該筒ネジの略全域が固定筒内に没
    入されるようにしてなる配管端末固定構造。
JP15184881U 1981-10-13 1981-10-13 配管端末固定構造 Granted JPS5856275U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15184881U JPS5856275U (ja) 1981-10-13 1981-10-13 配管端末固定構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15184881U JPS5856275U (ja) 1981-10-13 1981-10-13 配管端末固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5856275U JPS5856275U (ja) 1983-04-16
JPH0110533Y2 true JPH0110533Y2 (ja) 1989-03-27

Family

ID=29944527

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15184881U Granted JPS5856275U (ja) 1981-10-13 1981-10-13 配管端末固定構造

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JPS5856275U (ja) 1983-04-16

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