JPH0355016Y2 - - Google Patents

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JPH0355016Y2
JPH0355016Y2 JP11189487U JP11189487U JPH0355016Y2 JP H0355016 Y2 JPH0355016 Y2 JP H0355016Y2 JP 11189487 U JP11189487 U JP 11189487U JP 11189487 U JP11189487 U JP 11189487U JP H0355016 Y2 JPH0355016 Y2 JP H0355016Y2
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gas
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pipe
tapered
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、コルゲート管等の柔軟性を有する
ガス管をガスコツクに接続するとともに、そのガ
スコツクを壁または床等に据え付けるためのガス
コツクの据え付け具に関するものである。
[従来の技術] 従来、家屋内に配設されるガス管には、強度が
高い鉄製のものが用いられていた。したがつて、
ガスコツクを家屋に設置する場合には、ガス管に
ガスコツクを単に固定すればよく、ことさらガス
コツクを壁または床に固定する必要はなかつた。
ところが、最近、配管用のガス管として、自在
に屈曲させることができ、したがつて配管工事を
容易に行うことができる等の利点から、柔軟性を
有するコルゲート管が用いられるようになつてき
た。このようなコルゲート管を用いた場合には、
それが柔軟性を有するため、ガスコツクをガス管
に単に接続しただけではガスコツクを固定するこ
とができない。したがつて、ガスコツクを壁また
は床に固定する必要があつた。
そこで、実開昭61−104871号公報に記載されて
いるように、フランジ付きガスコツクが開発され
ている。このフランジ付きガスコツクは、ガス管
を接続するための接続部が形成された端部に板状
をなすフランジ部を一体に形成したものであり、
フランジ部をボルトによつて壁または床に固定
し、これによつてガスコツクを壁または床に固定
するようになつている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、柔軟性を有するガス管専用のガ
スコツクを用いた場合には、鉄製等の強度を有す
るガス管に用いられる従来のガスコツクの種類と
同数の各種のフランジ付きガスコツクを製造しな
ければならず、ガスコツクの種類が増えて製造費
および管理費が増大するという問題があつた。
[考案の目的] この考案は、上記問題を解決するためになされ
たもので、強度を有するガス管に用いられるガス
コツクを壁または床に据え付け固定することがで
き、したがつてガスコツクを剛軟両方のガス管に
対して共用させることができ、これによつてガス
コツクの種類を減らしてその製造費およひ管理費
の低減を図ることができるガスコツクの据え付け
具を提供することを目的とする。
[考案の構成] この考案は、上記の目的を達成するために、一
端部外周にガスコツクの管用テーパ雌ねじがねじ
込まれる管用テーパ雄ねじが形成され、他端部に
柔軟性を有するガス管が接続される接続部が形成
された筒状をなす本体と、中央部に前記本体が移
動可能に嵌合する嵌合孔が形成され、外周側に固
定用ねじ部材が挿通される挿通孔が形成された板
状をなすフランジ部材と、前記本体の外周にねじ
込まれ、前記本体に嵌合されたフランジ部材を前
記管用テーパ雄ねじにねじ込まれたガスコツクの
管用テーパ雌ねじが形成された端面に押し付けて
固定するナツトとを備えた構成としたものであ
る。
[実施例] 以下、この考案の実施例について第1図ないし
第4図を参照して説明する。
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例を示
すものである。第1図に示すように、この実施例
のガスコツク据え付け具Aは、本体1、フランジ
2およびナツト3とから構成されている。
本体1は、第2図に示すように、筒状をなすも
ので、その一端部外周にガスコツクGの管用テー
パ雌ねじGaがねじ込まれる管用テーパ雄ねじ1
1が形成されている。また、本体1の他端部に
は、コルゲート管Kが接続される接続部12が形
成されている。接続部12は、この場合、本体1
の外周に形成された平行ねじ12aと、本体1の
内周に形成されたテーパ孔部12bとから構成さ
れている。さらに、本体1の中間部の外周には、
ナツト3がねじ込まれるねじ部13とスパナ掛け
部14とが一端側から他端側へ向かつて順次形成
されている。
また、フランジ2は円形の板状をなすもので、
その中央部には、貫通孔21が形成されている。
この貫通孔21は、座ぐり孔部21aと嵌合孔部
(嵌合孔)21bとから構成されている。座ぐり
孔部21bは、そこに挿入されるガスコツクGの
端部がスパナを掛けるために断面六角形に形成さ
れているのに対応して断面六角形に形成されてい
る。一方、嵌合孔部21bは、本体1のねじ部1
3に移動可能に嵌合するよう、ねじ部13とほぼ
同径に形成されている。また、貫通孔21より外
周側には、固定用ボルトRを挿通するための挿通
孔22が形成されている。なお、フランジ2の嵌
合孔部21b側の端面には、その中央部に断面円
形をなす突出部23が形成され、その外周側にO
リングBを装着するための環状溝24が形成され
ている。
そして、このように形成されたフランジ2は、
その座ぐり孔部21aにガスコツクGの端部が挿
入されるとともに、嵌合孔部21bに本体1のね
じ部13が嵌合されている。そして、その状態で
ナツト3によつてその座ぐり孔部21aの底面が
ガスコツクGの端面に押し当てられ、これによつ
て本体1およびガスコツクGに固定されている。
固定されたフランジ2は、それを貫通するととも
に取付板Mにねじ込まれたボルトBを締め付ける
ことにより、取付板Mと協働して壁または床を構
成する部材Wを挾持し、これによつてガスコツク
G、据え付け具Aおよびコルゲート管K全体を部
材Wに固定するようになつている。
次に、上記構成の据え付け具Aを用いてガスコ
ツクGを部材Wに据え付け固定する手順について
説明する。
まず、部材Wにフランジ2の突出部23とほぼ
同径の取付孔Waを明ける。その取付孔Waから、
コルゲート管Kを室内側へ引き出す。引き出した
コルゲート管Kには、その端部から取付板Mを挿
通し、部材Wより室外側に位置させておく。次
に、ガスコツクGを本体1の管用テーパ雄ねじ1
1にねじ込んで固定する。このとき、本体1のス
パナ掛け14を利用する。ガスコツクGを固定し
たら、フランジ2をナツト3によつて固定する。
次に、コルゲート管Kを本体1の接続部12に
接続する。この接続法については、実開昭61−
59092号公報に記載されているので簡単に説明す
ると、2つ割りまたは半割りされたテーパ状をな
すスリーブSの先端部に形成された突起Saをコ
ルゲート管Kの先端側の谷部に係合させ、その状
態でスリーブSおよびコルゲート管Kを本体1の
テーパ孔部12bに挿入する。その後、平行ねじ
12aにねじ込まれた袋ナツトNにより、スリー
ブSを、その後端部の突出部Sbが本体1に突き
当たるまでテーパ孔部12bに押し込む。する
と、コルゲート管Kの端部が押し潰された状態で
テーパ孔部12bの底面に装着されたパツキンP
に押し付けられ、これによつてコルゲート管Kと
本体1の内部とが気密的に接続される。これとと
もに、コルゲート管Kがその被覆部材Cおよびス
リーブSを介してテーパ孔部12bの内周面に押
し付けられて固定される。
ガスコツクGおよびコルゲート管Kを据え付け
具Aに固定した後、フランジ2の突出部23を部
材Wの取付孔Waに挿入し、ボルトBを締め付け
てフランジ2と取付板Mとによつて部材Wを挾持
させ、これによつてガスコツクGを部材Wに固定
する。なお、上記の手順において、ガスコツクG
の取り付けとコルゲート管Kの取り付けとはいず
れを先に行つてもよい。
このように、上記の据え付け具Aによれば、フ
ランジを備えていないガスコツクGを壁または床
をなす部材Wに据え付け固定することができる。
したがつて、コルゲート管Kのような柔軟性を有
するガス管を配設した場合であつてもフランジ付
きガスコツクを用いる必要がなくなり、ガスコツ
クをフランジを有しないものに統一することがで
きる。よつて、ガスコツクの製造費および管理費
の低減を図ることができる。
また、上記の据え付け具Aによれば、据え付け
状態の美観を向上させることができるとともに、
取付強度を向上させることができる。すなわち、
ガスコツクGを部材Wに単に取り付けるのであれ
ば、フランジ2を本体1に一体に形成してもよ
い。ところが、フランジ2を本体1に一体に形成
すると、本体1とガスコツクGとのねじ結合がテ
ーパねじ結合であるため、ガスコツクGの本体1
に対する固定位置が一定しない。したがつて、ガ
スコツクGとフランジ2との間に隙間が生じるこ
とが不可避であり、このため美観が低下する。ま
た、フランジ2とガスコツクGとの間に隙間が生
じると、ガスコツクGがその支持部材であるフラ
ンジ2から離れるため、ガスコツクGの取付強度
が低下する。
この点、この考案に係る上記据え付け具におい
ては、フランジ2を本体1と別体とし、しかも本
体1に対して移動可能に嵌合させているから、フ
ランジ2とガスコツクGとの間に隙間が生じるこ
とがない。したがつて、取付状態の美観を向上さ
せることができる。また、ガスコツクがフランジ
2に押し付けられて固定されているから、取付強
度を向上させることができる。
次に、この考案の他の実施例について説明する
と、第4図に示す据え付け具A′は、上記の据え
付け具Aのスパナ掛け14に代えて本体1の内部
に六角棒レンチ用の六角孔部15を形成し、また
接続部12の平行ねじ12aにナツト3をねじ込
むようにしたものである。したがつて、据え付け
具A′には、据え付け具Aにおけるスパナ掛け部
14およびねじ部13が形成されていない。この
据え付け具A′によれば、上記の据え付け具Aに
よる効果が得られるのは勿論のこと、スパナ掛け
14を形成する必要がない分だけ本体1を短くす
ることができるという効果が得られる。なお、こ
の据え付け具によつて、ガスコツクGを据え付け
る場合には、六角孔部15を利用してガスコツク
Gを本体1の管用テーパ雄ねじ11にねじ込み、
ナツト3によつてフランジ2を固定するととも
に、ガスコツクGを固定する。その後、ガスコツ
クGのスパナ掛けを利用して袋ナツトNをねじ込
むようにする。逆の手順を採用すると、袋ナツト
Nのねじ込みは六角孔部15を利用して容易に行
えるが、ガスコツクGのねじ込みが困難になるか
らである。
なお、上記の各実施例においては、柔軟性を有
するガス管としてコルゲート管Kを接続するよう
にしているが、他のガス管を接続するようにして
もよい。その場合には、接続部12の形状・構造
を接続するガス管の形状に対応させるべきことは
勿論である。また、フランジ2に座ぐり孔部21
aを形成し、この座ぐり孔部21aにガスコツク
Gの端部を挿入するようにしているが、座ぐり孔
部21aを形成せず、ガスコツクGの端面をフラ
ンジ2の端面に突き当てるようにしてもよい。そ
の場合には、貫通孔21全体が嵌合孔部21bと
なる。さらに、フランジ2と取付板Mとによつて
部材Wを挾持することによつてガスコツクGを固
定するようにしているが、挿通孔を突出部23の
外周より外側に形成する一方、ボルトBに代えて
木ねじを用い、この木ねじを部材Wにねじ込んで
固定するようにしてもよい。このようにすれば、
取付板Mは不用である。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案のガスコツクの
据え付け具によれば、一端部外周にガスコツクの
管用テーパ雌ねじがねじ込まれる管用テーパ雄ね
じが形成され、他端部に柔軟性を有するガス管が
接続される接続部が形成された筒状をなす本体
と、中央部に本体が移動可能に嵌合する嵌合孔が
形成され、外周側に固定用ねじ部材が挿通される
挿通孔が形成された板状をなすフランジ部材と、
本体の外周にねじ込まれ、本体に嵌合されたフラ
ンジ部材を管用テーパ雄ねじにねじ込まれたガス
コツクの管用テーパ雌ねじが形成された端面に押
し付けて固定するナツトとを備えたものであるか
ら、ガスコツクをフランジを有しないものに統一
することができ、したがつてガスコツクの製造費
および管理費の低減を図ることができ、またガス
コツクとフランジとの間に隙間が生じることがな
く、したがつて取付状態の美観を向上させること
ができるとともに、取付強度を向上させることが
できる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例を示
し、第1図はその一部切欠き断面図、第2図は本
体を示す半断面図、第3図はフランジを示し、第
3図Aはその半断面図、第3図Bはその平面図、
第4図はこの考案の他の実施例を示し、第4図A
はその半断面図、第4図Bは本体を示す第4図A
のB矢視図である。 A,A′……据え付け具、B……固定用ボルト、
G……ガスコツク、Ga……管用テーパ雌ねじ、
K……コルゲート管(ガス管)、1……本体、2
……フランジ、3……ナツト、11……管用テー
パ雄ねじ、12……接続部、21a……嵌合孔部
(嵌合孔)、22……挿通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端部外周にガスコツクの管用テーパ雌ねじが
    ねじ込まれる管用テーパ雄ねじが形成され、他端
    部に柔軟性を有するガス管が接続される接続部が
    形成された筒状をなす本体と、中央部に前記本体
    が移動可能に嵌合する嵌合孔が形成され、外周側
    に固定用ねじ部材が挿通される挿通孔が形成され
    た板状をなすフランジ部材と、前記本体の外周に
    ねじ込まれ、前記本体に嵌合されたフランジ部材
    を前記管用テーパ雄ねじにねじ込まれたガスコツ
    クの管用テーパ雌ねじが形成された端面に押し付
    けて固定するナツトとを備えてなることを特徴と
    するガスコツクの据え付け具。
JP11189487U 1987-07-23 1987-07-23 Expired JPH0355016Y2 (ja)

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JPS6418682U JPS6418682U (ja) 1989-01-30
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