JPH01104673A - 塗料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は塗料に関し、詳しくは真珠状光沢をもたせるこ
とのできる塗料に関する。

（従来の技術） 周知のように、自動車車体の塗装にあっては。

アルミニウム等の金属粉末を混入して光沢を増すように
した塗料の他に１例えば無色透明な酸化チタンを蒸着し
た雲母片を混入して真珠状光沢を得られるようにした塗
料を用いることがある。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、後者の塗料にあっては、雲母片特有の光
沢しか得らＪｂないことから、仕上った塗装面からの視
覚的な印象は一様であり、色調、輝度において貧弱感を
与えることは歪めなかった。

そこで、本発明の目的は従来の塗料の間層に鑑み、真珠
状光沢を得られるとともに１色調、輝度において塗装面
で変化をもたすことのできる塗料を得ることにある。

（問題点を解決するための手段） この目的を達成するため本発明は、一部に高輝性金属を
蒸着された雲母片を混入することを提案するものである
。

（作　　用） 本発明によれば、塗装面において雲母片の一部に蒸着さ
れた高輝性金属が露呈状態を異ならせているので、塗装
面全域においての光沢１色調、および輝度を異ならせる
ことができる。

（実施例） 以下１図面において本発明の実施例の詳細を説明する。

本実施例の特徴とする点は、雲母片の一部に高輝性金属
を添加した点にある。

すなわち雲母片は１例えば黒雲母以外の透明あるいは半
透明のものが用いられ、微細化されて整列されたうえで
、その−面にスパッタリングによってアルミニウム、銀
、金、クロムあるいは銅等の高輝性金属を蒸着される。

そして高輝性金属を一面１例えば片面に蒸着された雲母
片は仕上室のベースコートに用いられる塗料中に混入さ
れて塗装に供される。

なお、上述した雲母片は、微細化したうえでスパッタリ
ングに供する代りに、微細化する前の段附で所謂、薄板
状とされている状態でその片面に蒸着を行ない、その後
、微細化処理されても良いものである。

このような雲母片を混入された塗料を用いて塗装を行な
われた塗装面は、その断面を示す図面のように、雲母片
Ａにおける蒸着面ａの向きが一様でなく、塗装面の表面
から各雲母片に入射する光は、各蒸着面での反射あるい
は雲母片内での複屈折を介して光沢、輝度および色調が
異なる状態とされる。

また１本発明においては、前述した雲母片を含むととも
に、従来用いられているアルミニウム等の金属粉末を加
えて塗料とすることも可能である。

この場合には、塗装面において雲母片とは違った金属特
有の光沢感も得られ、塗装面での真珠状光沢に変化をつ
けることでかきる。

（発明の効果） 以上、本発明によれば、一部に高輝性金属を蒸着された
雲母片を混入することによって、真珠状光沢に変化をも
たせるとともに、塗装面での光沢。

色調、輝度を変化させられるので、鮮明なかつ、変化に
富んだ塗装面を得ることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明実施例による塗料を用いて得られる塗装面の
断面図である。 Ａ・・・・雲母片、ａ・・・・蒸着部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、スパッタリングによって一部に高輝性金属を蒸着さ
   れた雲母片を含有させたことを特徴とする塗料。 ２、スパッタリングによって一部に高輝性金属を蒸着さ
   せた雲母片とメタリック塗装用の金属粉とを含有させた
   ことを特徴とする塗料。