JPH01102962A - 光駆動型サイリスタ - Google Patents

光駆動型サイリスタ

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JPH01102962A
JPH01102962A JP25971487A JP25971487A JPH01102962A JP H01102962 A JPH01102962 A JP H01102962A JP 25971487 A JP25971487 A JP 25971487A JP 25971487 A JP25971487 A JP 25971487A JP H01102962 A JPH01102962 A JP H01102962A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
emitter
base layer
conductivity type
light
Prior art date
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Pending
Application number
JP25971487A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiteru Shimizu
清水 喜輝
Nobutake Konishi
信武 小西
Takeshi Yokota
横田 武司
Ryuji Iyotani
隆二 伊予谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は直流送電などに用いられる高耐圧サイリスタに
係り、特に光信号で駆動される光サイリスタに関する。
〔従来の技術〕
光トリガサイリスタの光点弧感度とdv/dt酎量のト
耐−ドオフを改善する構造として、従来、次のような構
造が考えられていた。そ九は特開昭60−94768号
公報(特願昭58−202208号)に開示されている
ものであり、その構造の概略は第2図に示すようにnエ
ミッタから光トリガ信号を照射する方式の光サイリスタ
に於いて、受光部のnエミッタ接合に発生する光電池効
果による電流を有効に利用したものである。その動作を
詳しく述べると、受光部nエミツタ層1は挿入抵抗30
を介して、隣接するpベース層111に接続されている
この構造の受光部に光トリガ信号が入射された場合、受
光部のnエミッタ接合には光電池効果による電流が発生
する。この電流は挿入抵抗30を通して@環電流となっ
て流れる。このとき挿入抵抗30には電圧降下を生ずる
が、この電圧降下は受光部のnエミッタ接合を順バイア
スする方向に働く。このため光点弧時には挿入抵抗30
は光点弧感度を高くるるように働く。次にサイリスタが
点弧し始めると、電流はサイリスタの7ノード側からカ
ソード側に向って流れる。(同図(b)参照)この場合
、電流は受光部のnエミツ゛り層から抵抗30を通り、
再びpベース層に入って主サイリスタ領域のカソード電
極24へと流れ込む。この場合、図に示したように抵抗
3oには受光部のnエミッタ接合を逆バイアスするよう
な方向の電圧降下を生ずる。このためサイリスタが点弧
はじめると同時に抵抗30は受光部に流れる電流を抑制
するように働く。ところでサイリスタに立り上りの速い
電圧、即ちdv/dtの大きな電圧が印加された場合、
素子内部に発生する変位電流によりサイリスタは誤点弧
し易くなる。しかし、本構造のように抵抗30を挿入す
ると1点弧開始直後のnエミッタ接合を逆バイアスする
効果があるため素子のdv/dt耐量を高めることがで
きる。そして、この従来発明では抵抗の実施形態として
第3図、および第4図のような構造を提案している。
第3図は抵抗を受光部nエミツタ層内部に設けたもので
、nエミツタ層の一部をエツチングして、この部分の表
面不純物濃度を下げると共に、実効的な抵抗を高くする
ものである。一方、第4図は受光部nエミツタ層と隣接
のPベース層の間にS i Oxなどの絶縁物を介して
、抵抗体(多結晶シリコンなど)を設けるというもので
ある。しかし、これらの実施形態では抵抗値の制御が難
しいことや製造方法が難しいなどの難点があった。
【発明が解決しようとする問題点〕
従来、nエミッタから光トリガ信号を入射する構造の光
サイリスタに於いて、受光部のnエミツタ層と隣接する
pベース層との間に抵抗を挿入することで、光点弧感度
とdv/dt耐量のトレードオフを向上できることが提
案されていたが、この抵抗をサイリスタに内蔵させる実
施形態について、適当なものが見当らなかった。
本発明の目的は、光点弧感度とdv/dt耐量のトレー
ドオフを向上できる光サイリスタを得ることである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、nエミツタ層から光トリガ信号を入射する
構造の光サイリスタに於いて、受光部nエミツタ層に隣
接するpベース層の一部にn形不純物店を形成して、こ
れを抵抗層とすることにより、達成される。
〔作用〕
本発明に於いて、受光部nエミッタに隣接するpベース
層に形成したn形不純物層は、受光部nエミツタ層と隣
接するpベース層との間の抵抗として働き、この抵抗は
光トリガ信号が印加された場合は受光部のnエミッタ接
合を順バイアスする方向に働くため、光点弧感度が高く
なるように動く。また、光トリガサイリスタが点弧しは
じめると、この抵抗は受光部のnエミッタ接合を逆バイ
アスする方向に働くため、高いd v / d を耐量
を達成できると共に、ターンオン初期の電流を抑制する
効果があるため、di/dt酎量も高耐量ることが出来
る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。第1
図(a)は受光部の平面図を、第1図(b)はAA’に
おける断面図を示す。受光部にはnエミッタWj1があ
る。受光部のnエミツタ層1の外周部には内部リング状
電極20があり、このリング電極の一部21はnエミツ
タ層1の外へ伸びている。このリング*tiの一部が伸
びた先は、pベース層11の一部に形成されたn型不純
物層3に連絡している。電極21は同図(b)に示すよ
うに、pベース層11の上では絶縁11Q(SiOz膜
)の上にある。n型不純物層3は低不純物濃度であり、
実質的な抵抗領域を形成している。n型不純物J!3の
他の一端には電t!l!23が接続されており、もう一
方の外部リング電極22に接続している。ここで受光部
のnエミツタ層1と隣接するpベース層11を抵抗によ
り連絡することで、素子のdv/dt耐量と光点弧感度
のトレードオフを向上できることは既に述べたが、本構
造のように抵抗領域をn型不純物層で形成することは、
その製法上および性能上、非常に有利である。即ち、p
ベース層の中に形成したn型不純物層を抵抗とすること
は、サイリスタの接合を形成するのと同じ半導体プロセ
ス技術を利用できるという利点がある。そして、ホトリ
ソ技術を利用して高精度なパターンが形成できるため抵
抗値の制御も容易となる。n型不純物層の形成方法とし
ては、不純物濃度の制御が正確であり、容易でもあるイ
オン打込み法を利用することが望ましい。
第5図は、第1図に示した本願実施例を製作するための
フローチャートを示す、n型半導体基体にpベース61
1ypエミッタ層13を同時にp型不純物Fj!I(例
えばGa)を熱拡散することにより形成する。次に抵抗
層となるn型不純物層をイオン打込みにより形成する。
この場合、例えばP(リン)を加速電圧120 K e
 V 、  ドーズ14xlQ”c+o−”でpベース
表面から全面に打込む。続いて、ホトリソ技術を用いて
、カソード側(pベース側)表面に選択的にnエミッタ
層1.10を形成する。この場合、P(リン)を加速電
圧120KeV、ドーズ量7X10”C!1″″2のイ
オン打込みを用いる1次に、エッチダウン法によりカソ
ード側を選択的にエツチングすることで部分的にpベー
ス層を露出させ、所定のカソードパターンを得る。この
ようにして半導体の全ての接合を形成した後、1000
℃で100分間Nz中でアニールを施す。これは先にイ
オン打込み法により形成したnエミツタ層およびn型抵
抗層を活性化するためである。続いて、カソード側表面
に絶縁膜8を形成する。絶縁膜8を形成する場合、既に
形成した接合構造を変えないために、出来れば低温が望
ましい、500℃前後で形成可能なプラズマSiO膜、
或いはCVD  5iOz膜などがよい。
次にホトリソ技術を用いて、この絶縁膜8を所定のパタ
ーンに仕上げる。最後にカソード側およびアノード側に
電極24および14を蒸着法により形成する。カソード
側はホトリソ技術により所定のパターンに仕上げる。実
施例で絶縁膜上に電極を形成するのは受光部nエミツタ
層とn型抵抗領域とを直接に連結するためである。
第6図は本発明の他の実施例を示したもので、n層抵抗
領域3を受光部nエミツタ層の周辺3ケ所に設けたもの
である。
第7図も本発明の一実施例で、n層抵抗領域3を受光部
nエミツタ層1から放射状に設けたものである。
各回において、同一符号は、同−物又は相当物を示して
いる。
(発明の効果〕 本発明に於いて、受光部nエミッタに隣接するpベース
層に形成したn形不純物層は、受光部nエミツタ層と隣
接するpベース層との間の抵抗として働き、この抵抗は
光トリガ信号が印加された場合は受光部のnエミッタ接
合を順バイアスする方向に働くため、光点弧感度が高く
なるように働く。また、光トリガサイリスタが点弧しは
じめると、この抵抗は受光部のnエミッタ接合を逆バイ
アスする方向に働くため、高いdv/dt酎量を達耐量
きると共に、ターンオン初期の電流を抑制する効果があ
るため、dv/dt耐量も高くすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す光駆動型サイリスタの
平面パターンおよびその断面図。第2図は、本発明の対
象となる原理図で(a)は光トリガ信号が入射された場
合の光電池効果による電流の流れを示し、(b)はター
ンオン時の電流経路を示す。第3図、第4図は従来発明
の抵抗の実施形態を示す図。第5図は本発明の実施例を
製造するフローチャートを示す。第6図、第7図は本発
明の他の実施例を示す。 1・・・受光部nエミツタ層、3・・・n層抵抗領域、
5・・・nエミッタ短絡孔、8・・・絶縁膜、10・・
・nエミツタ層、11・・・pベース層、12・・・n
ベース層、13・・・pエミッタ層、14・・・アノー
ド電極、2゜・・・内部リング状電極、21.23・・
・電極、22・・・外部リング状電極、24・・・カソ
ード電極、30・・・受光部nエミッターPベース間挿
入抵抗、31・・・ライトガイド、202・・・電極、
400・・・絶縁層(S i Ox膜)、500・・・
抵抗M (poly −S i ) 。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体基体が第1導電型のアノードエミッタ層、ア
    ノードエミッタ層に接する第2導電型の第1ベース層、
    第1ベース層に接する第1導電型の第2ベース層、第2
    ベース層に接する第2導電型のカソードエミッタ層から
    なる4層積層構造を少なくとも有し、両エミッタ層に第
    1、第2主電極が低抵抗接触されており、光ゲート信号
    によリターンオン可能な半導体装置に於いて、光ゲート
    信号が照射される領域には第2導電型をもつ第2のカソ
    ードエミッタ層があり、これに隣接する第2ベース層の
    一部には第2導電型をもつ第3の層があり、上記第2の
    カソードエミッタ層と第3の層の一部とが電気的に接続
    され、更に第3の他の一部と第2ベース層とが電気的に
    接続されていることを特徴とする光駆動型サイリスタ。 2、特許請求の範囲第1項記載の光駆動型サイリスタに
    於いて、前記第2導電型をもつ第3の層の不純物濃度が
    前記カソードエミッタ層の不純物濃度よりも低いことを
    特徴とする光駆動型サイリスタ。 3、特許請求の範囲第1項記載の光駆動型サイリスタに
    於いて第2導電型をもつ第3の層をイオン打込み法によ
    り形成したことを特徴とする光駆動型サイリスタ。
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