JPH01101118A - 非金属性タイヤ滑止具の製造方法 - Google Patents

非金属性タイヤ滑止具の製造方法

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JPH01101118A
JPH01101118A JP25910087A JP25910087A JPH01101118A JP H01101118 A JPH01101118 A JP H01101118A JP 25910087 A JP25910087 A JP 25910087A JP 25910087 A JP25910087 A JP 25910087A JP H01101118 A JPH01101118 A JP H01101118A
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JP
Japan
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core
plate
plate part
pin
knitting
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JP25910087A
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English (en)
Inventor
Masaaki Obara
小原 正明
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication date
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ネットタイプの非金属製タイヤ滑止具の製
造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の非金属製タイヤ滑止具の製造方法として
、たとえば特開昭61−104815号公報に開示され
た技術が知られている。
この方法は、第11図ないし第13図に示すように網目
状の凹溝2が刻設された下金型1と、この凹溝2の各交
差部に対応する位置に芯体位置決め用ピン4が植設され
た上金型3とを用い、下金型1の凹溝2内にゴム等の未
加硫可塑性被覆材5を埋め込み、上金型3の芯体位置決
め用ピン4に線状芯体6を緊張下に巻き付けて網目状に
張りめぐらし、これら一対の下金型1と上金型3とを重
ね合わせ、線状芯体6を可塑性被覆材5の中に埋め込ま
せてプレス成形すると同時に所定の温度と圧力をかけて
加硫するようになっている。
〔発明が解決しようとする問題点] 上記の公報に開示された製造方法は、線状芯体による正
確な網目形状を張りめぐらせと、この線状芯体の可塑性
被覆材中への正確な埋め込みとが実現できることが利点
となっている。しかし、この製造方法は線状芯体6を上
金型3の位置決め用ピン4に巻き付ける作業を各サイク
ル毎に下金型1の凹溝2内に可塑性被覆材5を埋め込む
作業と前後してまたは平行して実施しなければならず、
線状芯体6の巻き付は作業にはかなりの長時間を要する
。ことから、各サイクルの所要時間が長くなり、生産性
の点で必ずしも満足すべき方法とは言い得ないという問
題がある。
また、この製造方法では、製造された滑止具の片面(上
金型による押圧面)に、位置決め用ピン4による凹状の
孔が多数残留することになるため、滑止具の使用中にこ
の孔に溜まった水分が滑止具の内部に浸入して被覆層が
芯体層から剥離しやすくなり、滑止具の性能に好ましく
ない影響を与えるという問題がある。
この発明は上記の問題を解決して、生産性がよく、被覆
層の剥離を生じない非金属製タイヤ滑止具の製造方法を
提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の非金属製タイヤ滑止具の製造方法においては
、上下一対のプレス型とは別体の芯体編成用プレートを
用いて網状芯体を編成する。
芯体編成用プレートは、プレス型に設けられる網目状凹
溝の各交差部に対応する位置にピンが立設されたピン付
きプレート部とピン付きプレートのピンが貫通可能なピ
ン穴が各ピン位置に設けられた穴あきプレート部とから
なり、ピン付きプレート部と穴あきプレート部とを重ね
合わせてピン穴にピンを挿通すると、穴あきプレート部
の表面からピンの先端部が突出するようになっている。
滑止具を製造するに当たっては、あらかじめ芯体編成用
プレートの穴あきプレート部上に突出したピンの周りに
紐状材を緊張下に張りめぐらして網状芯体を編成したも
のを用意しておく。
プレス型の少なくとも下型の網目状凹溝内に未加硫ゴム
等の可塑性被覆材を充填した後、下型の接合面に芯体編
成用プレートの穴あきプレート部側を対向させて被せ、
網目状凹溝内に充填されている可塑性被覆材の位置に網
状芯体の位置を合致させる。
次いで、芯体編成用プレートの穴あきプレート部により
網状芯体の押圧を保持した状態でピン付きプレート部を
取り除いた後に穴あきプレート部を取り除く。
必要に応じて、増量用として、少量の可塑性被覆材を載
せた後、これに続いて上型と下型とを重ね合わせてプレ
ス成形すると同時に加硫する。
〔実施例〕
以下この発明の製造方法の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図は、この発明の製造方法で使用する芯体編成用プ
レート10と芯体編成用プレート10を用いて編成され
た網状芯体16とを示す平面図、第2図は第1図のX−
X線に沿う拡大断面図である。
芯体編成プレー)10は、ピン12が立設されたピン付
きプレート部11と、このピン12が貫通可能なピン穴
14が各ピン位置に設けられた穴あきプレート部13と
からなり、穴あきプレート部13のピン穴14にピン付
きプレート部11のピン12を挿通して重ね合わせると
、穴あきプレート部13の表面よりも上方にピン12の
先端部が突出するようになっている。この両プレート部
11.13は、それぞれ製造しようとする滑止具の全長
および全幅よりもやや長い寸法をもつ矩形状の平板であ
り、ピン付きプレート部11のピン12は後述するプレ
ス型の接合面に刻設される網目状凹溝の各交差部にそれ
ぞれ対応する位置に設けられている。
滑止具の製造方法に当たっては、あらかじめ、上記の芯
体編成用プレート10を用いて穴あきプレート部13の
表面上で突出したピン12の周りに紐状材15を緊張さ
せて巻き付けながら所定の網目形状に張りめぐらして、
網状芯体16を編成する。
網状芯体16の素材である紐状材15としては、引張り
強度にすぐれた繊維、たとえば66ナイロン、ポリエス
テル等の合成繊維によるものを用いるのが好ましい。
第3図ないし第6図は、上記の芯体編成用プレートを用
いたプレス型による滑止具の製造方法の一例を工程順に
示す縦断面図である。
プレス型20は、一対の上型21と下型22とから構成
され、上型21の接合面21aと下型22の接合面22
aには、それぞれ製造しようとする滑止具の網目形状(
第10図参照)と同一パターンの網目状の凹溝21b、
22bが刻設されている。
まず、第3図に示すようにプレス型20の凹溝21b、
22bの網目と同一形状の突起24aを有する中子24
を上型21と下型22との間に介装して、第4図に示す
ように上型21を下型22に重ね合わせ、トランスファ
成形機により上型21と下型22との各凹溝21b、2
2bと中子24の突起24aとの間に未加硫ゴム等の可
塑性被覆材25.26を充填する。
次に、第5図に示すように上型21を下型22から離間
させ、前以って網状芯体16が編成されている芯体編成
用プレー ト10の穴あきプレート部側を下型22の接
合面22aに対向させて被せ、下型22の凹溝22b内
の可塑性被覆材26に形成されている凹部26aに網状
芯体16の位置を合わせて紐状材15を嵌め込む。
次いで、芯体編成用プレート10のうち、穴あきプレー
ト部13を下型22に押し付け、網状芯体16を可塑性
被覆材26に押圧、した状態を保持してピン付きプレー
ト部11を引き上げて取り除いた後に、穴あきプレート
部13を取り除く。
これに続いて第6図に示すように、上型21を下型22
に重ね合わせて、上型21の凹溝21b内の可塑性被覆
材25に形成されている凹部25aを網状芯体16の紐
状材15に嵌め合わせる。
然る後、上型21に所定の圧力をかけて下型22を押圧
し、凹溝21b、22b内の可塑性被覆材25.26を
プレス成形すると同時に所定の温度で一定時間加熱して
可塑性被覆材25.26を加硫すると、滑止具が製造さ
れる。
以上で1サイクルの製造工程が終了するが、プレス型2
0から取り除かれた芯体編成用プレート10は、プレス
型20を加圧、加熱して可塑性被覆材25.26の加硫
が行われている時間を利用して次のサイクルで製造する
滑止具用の網状芯体16を編成するのに使用する。
第7図ないし第9図は、この発明の製造方法の他の実施
例を工程順に示す縦断面図である。
同図のプレス型20は、下型22の接合面22aにのみ
綱目状の凹溝22bが刻設され、上型21の接合面21
aは平坦面になっている。
この製造例では、下型22の凹溝22b内に手作業で可
塑性被覆材26を充填した後(第7図)、下型22の接
合面22a上に芯体編成用プレート10を被せて押圧し
、凹溝22b内の可塑性被覆材26の中に綱状芯体16
の紐状材15を押し込む(第8図)。
次に、前述の製造例で説明した手順により芯体編成用プ
レート10をピン付きプレート部13゜穴あきプレート
部13の順序で取り除く。
続いて、第9図に示すように、下型22の凹溝22b内
の可塑性被覆材26の上に増量用として少量の可塑性被
覆材25を載せた後、上型21を下型22に重ね合わせ
てプレス成形すると同時に加硫する。
第10図は、前記各実施例の方法を用いて製造された滑
止具30の平面形状を示したものであり、長さ方向に沿
う中央部分がタイヤのトレッド部に装着される接地部T
、接地部Tから幅方向両側に間隔をおいて延出する部分
がタイヤのサイドウオール部に装着されるサイド部Sに
なっている。サイド部Sの端部にはフック穴31が設け
てあり、タイヤに張り渡されるロープ32に止着された
フック33を掛は止めするようになっている。
滑止具30の網目形状については、図示した形状に限ら
ず、任意の形状のものに設定することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の非金属製タイヤ滑止具
の製造方法によれば、滑止具の可塑性被覆材をプレス型
を用いて成形、加熱するに当たり、可塑性被覆材の中に
埋設される網状芯体の編成作業をプレス型とは別体の芯
体編成用プレートを用いて別設取りで実施することがで
きるように構成しているから、プレス型を用いて網状芯
体を編成する従来の方法に比べて各サイクルの所要時間
が短縮され、生産性が大幅に改善されるだけでなく、プ
レス型の加熱効率が向上するため、加熱動力費が著しく
低減することになる。
また、この発明によれば、プレス型による可塑性被覆材
の成形、加熱時においては芯体編成用プレートが取り除
かれているため、製造された滑止具の片面に芯体編成用
プレートのピンによる孔が残留することがなく、従来の
方法により製造された滑止具に比べて被覆層と芯体層と
が剥離し難い好性能の製品が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に使用する芯体編成用プレートと編成
された網状芯体とを示す平面図、第2図は第1図のX−
X線に沿う拡大断面図、第3図ないし第6図はこの発明
の製造方法の一例を工程順に示す縦断面図、第7図ない
し第9図はこの発明の製造方法の他の例を工程順に示す
縦断面図、第10図は製造された滑止具の一例を示す平
面図、第11図ないし第13図は従来の製造方法を工程
順に示す縦断面図である。 図中、lOは芯体編成用プレート、11はピン付きプレ
ート部、12はピン、13は穴あきプレート部、14は
ピン穴、15は紐状材、16は綱状芯体、20はプレス
型、21は上型、21a。 21bはそれぞれ上型の接合面、網目状凹溝、22は下
型、22a、22bはそれぞれ下型の接合面、網目状凹
溝、25.26は可塑性被覆材である。 特許出願人  横浜ゴム株式会社 代理人 弁理士 森   哲 也 代理人 弁理士 内 藤 嘉 昭 代理人 弁理士 清 水   正 第2図 第3図 第4図 第8図 第9図 −7ら− 一一−Y−一′ ○ へ 第11図 第12図 第13図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少なくとも下型の接合面に網目状凹溝が設けられた上下
    一対のプレス型と、上記プレス型の網目状凹溝の各交差
    部に対応する位置にピンが立設されたピン付きプレート
    部にピン付きプレート部のピンに貫通可能なピン穴が各
    ピン位置に設けられた穴あきプレート部を重ね合わせ、
    穴あきプレート部の各ピン穴に挿通されたピン付きプレ
    ート部のピンが穴あきプレート部の表面から突出した芯
    体編成用プレートとを用い、あらかじめ芯体編成用プレ
    ートの穴あきプレート部の表面のピンの周りに紐状材を
    緊張下に張りめぐらして網状芯体を編成しておき、プレ
    ス型の少なくとも下型の網目状凹溝内に未加硫ゴム等の
    可塑性被覆材を充填した後、下型の接合面に上記芯体編
    成用プレートの穴あきプレート部側を対向させて被せて
    網状芯体の位置を網目状凹溝内の可塑性被覆材の位置に
    合致させ、次いで芯体編成用プレートの穴あきプレート
    部により可塑性被覆材に対して網目状芯体を押圧した状
    態を保持してピン付きプレート部を取り除いた後に穴あ
    きプレート部を取り除き、これに続いて上型と下型との
    接合面を重ね合わせ、可塑性被覆材をプレス成形すると
    同時に加硫することを特徴とする非金属製タイヤ滑止具
    の製造方法。
JP25910087A 1987-10-14 1987-10-14 非金属性タイヤ滑止具の製造方法 Pending JPH01101118A (ja)

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