JPH0233287B2 - - Google Patents

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JPH0233287B2
JPH0233287B2 JP61074862A JP7486286A JPH0233287B2 JP H0233287 B2 JPH0233287 B2 JP H0233287B2 JP 61074862 A JP61074862 A JP 61074862A JP 7486286 A JP7486286 A JP 7486286A JP H0233287 B2 JPH0233287 B2 JP H0233287B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core material
mesh
covering
press
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61074862A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62231714A (ja
Inventor
Masao Okuno
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
Original Assignee
Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP61074862A priority Critical patent/JPS62231714A/ja
Publication of JPS62231714A publication Critical patent/JPS62231714A/ja
Publication of JPH0233287B2 publication Critical patent/JPH0233287B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、タイヤの滑止具の製造方法に関す
る。
(従来の技術) 自動車用タイヤの非金属製滑止具としては、芯
材をゴムにより被覆したものがある。
上記滑止具を製造する方法としては、 (i) 網目状に編んだ芯材をゴムテープで巻いて被
覆した後、プレス成形して、加硫する方法と、 (ii) 網目状に編んだ芯材を、溶剤により溶解され
たゴムが貯留された浸漬槽内へ何度も浸漬せし
めて、芯材にゴムを付着させた後、プレス成形
して、加硫する方法と、 (iii) 網目状に編んだ芯材の上下にゴムシートを貼
着した後、プレス成形して、加硫する方法 等がある。
(発明が解決しようとする問題点) 然し乍ら、上記従来の(i)、(ii)の製造方法では、
滑止具の芯材はゴム内の所定位置、即ち、中央位
置にくるが、製造にかなり手間が掛かると云う問
題がある。
又、上記(iii)の製造方法では、滑止具の製造は容
易であるが、滑止具の芯材をゴム内の中央位置と
しにくく、芯材がゴム内の中央位置から横方向へ
ずれ易すいと云う問題がある。
本発明は上記問題を解決できるタイヤの滑止具
の製造方法を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の特徴とす
る処は、補強芯材12と、該芯材12を被覆する
可塑性被覆材13a,13bとをプレス成形する
と共に、加硫することで、網目状とされたタイヤ
の滑止具を製造する方法において、 下金型33の網目状凹溝34内に可塑性被覆材
13aを挿入して、該被覆材13aを上・下金型
35,33によりプレス成形することで、上金型
35の突条部36により、被覆材13aの上面に
芯材挿入用凹溝37を形成すると共に、被覆材1
3aを半加硫し、次に、上記芯材挿入用凹溝37
内に芯材12を挿入し、而る後、上記被覆材13
a上に可塑性被覆材13bを載置して、上記被覆
材13a,13bと芯材12とをプレス成形する
と共に、加硫する点にある。
(作用) 本発明によれば、まず、下金型33の網目状凹
溝34内に可塑性被覆材13aを挿入する。
次に、上記被覆材13aを上・下金型35,3
3によりプレス成形することで、上金型35の突
条部36により、被覆材13aの上面に芯材挿入
用凹溝37を形成すると共に、被覆材13aを半
加硫する。
次に、上記芯材挿入用凹溝37内に芯材12を
挿入した後、上記被覆材13a上に可塑性被覆材
13bを載置して、上記被覆材13a,13bと
芯材12とをプレス成形すると共に、加硫する。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基き説明すれ
ば、第2図及び第3図において、1はタイヤであ
り、トレツド部2、両シヨルダ部3、両サイドウ
オール部4及び両ビード部5を有して断面トロイ
ダル形状とされ、両ビード部5がリム6のビード
座に嵌着されている。
なお、7はデイスクを示している。
第1図〜第3図において、8は展開状態におい
て帯状とされた滑止具であり、トレツド部2上に
位置する本体部9、両シヨルダ部3上及び両サイ
ドウオール部4上にそれぞれ位置する両側縁部1
0,11を有している。
滑止具8は、第4図及び第5図にも示すよう
に、補強芯材12を被覆材13により被覆するこ
とで網目状に構成されている。
芯材12は、ポリエステル、ナイロン又はレー
ヨン等の合成繊維や天然繊維により形成され、被
覆材13としては、弾性を有する合成ゴム等が使
用される。尚、芯材12は伸縮性がない(非伸長
性)か、少ないものが望ましい。
本体部9には、タイヤ1の軸方向と平行な軸方
向部14がタイヤ1の周方向(帯長手方向)に所
定間隔置きに並設されている。又、本体部9から
側縁部10に亘る部分には、タイヤ1の軸方向及
び周方向に対して傾斜する傾斜部15が軸方向部
14に対して連設状とされ、これにより、本体部
9には、略六角形状とされた網目16がタイヤ1
の周方向に連設されている。
又、両側縁部10,11には、夫々、タイヤ1
の軸方向と平行な軸方向部17,18がタイヤ1
の周方向に所定間隔置きに並設されている。又、
側縁部10から側縁部11に亘る部分には、タイ
ヤ1の軸方向及び周方向のいずれにも傾斜した傾
斜部19が軸方向部17に連設状に形成されてい
る。更に、側縁部11の外側部側には、タイヤ1
の軸方向及び周方向に対して傾斜する傾斜部20
が軸方向18に連設状とされている。これによ
り、各側縁部10,11には、略六角形状とされ
た網目21,22がタイヤ1の周方向に連設され
ている。
23は滑止具8の両端部に形成された接続部
で、連結孔を有しており、これら連結孔に連結金
具24が係脱自在に係合されることで、両接続部
23が分離自在に接続されている。
尚、滑止具8の各部14,15,17〜20,
23の断面形状は、タイヤ1側が広く且つタイヤ
1側と反対側が狭い略台形形状とされている。
25はサイドロープであり、第3図で示す如く
リム6の両側外方にあつてロープ端部同士は第1
図で示す接続具26で分離自在に接続されてい
る。
そして、このサイドロープ25と両側縁部1
0,11における網目22等が連結具27で径方
向内外にて連結されることにより、滑止具8はタ
イヤ1に装着される。
28はスパイク具で、本体部9の軸方向部14
の両側の挿入孔29に挿着されるもので、胴部3
0と、一対の鍔部31と、スパイク部32とから
成る。
ところで、上記滑止具8を製造する場合には、
まず、プレス機の第6図に示すような下金型33
の網目状凹溝34内に、ゴム等の未加硫の可塑性
被覆材13aを第7図に示すように、挿入する。
尚、第7図乃至第11図の左側凹溝34は、滑
止具8の各部14,15,17〜20、例えば、
軸方向部14の中央部等を形成するものを示して
おり、又、右側凹溝34は、軸方向部14の各側
部を形成するものを示している。
又、上記被覆材13aとしては、押出機により
押出した紐状のものを用いる場合と、板材をプレ
ス機により網目状に打抜いたものを用いる場合等
がある。
次に、第8図に示すように、上・下金型35,
33により被覆材13aをプレス成形して、半加
硫するのである。
この場合、上金型35には、下金型33の凹溝
34に対応して下方に突出する突条部36が形成
されており、上記プレス成形により、被覆材13
aの上面には、全長に亘つて芯材挿入用凹溝37
が形成される。この際、被覆材13aの殆どの部
分では1条の凹溝37を形成するが、第8図の右
側部分で示すように、軸方向部14の両側部と対
応する部分では、被覆材13aに2条の芯材挿入
用凹溝37を形成する。
次に、第9図に示すように、被覆材13aの芯
材挿入用凹溝37に芯材12を挿入する。
この場合、芯材12として、例えば、ラツセル
織り等の手段により、網目状に編まれたものを使
用する場合と、芯材12として、紐状のものを使
用して、芯材挿入用凹溝37内に網目状に張り廻
らす場合と、芯材12として、網目体に構成され
た紐状のものを使用する場合とがある。
上記最後の場合、即ち、紐状芯材12により網
目体を構成する場合には、第12図又は第13図
に示す網目形成台38を使用する。
第12図に示す網目形成台38では、第14図
に示すように、下金型33の網目状凹溝34と対
応する網目状の網目形成用凹溝39が形成され、
又、第13図に示す網目形成台38では、第15
図に示すように、下金型33の網目状凹溝34と
対応するように多数のガイド軸40が植設されて
いる。
そして、網目形成台38の網目形成凹溝39内
又はガイド軸40に紐状芯材12を張り廻らすこ
とで、滑止具8の各網目16,21,22と対応
する網目41,42,43を夫々形成する。
而して、次に、上記各網目41,42,43の
同一辺部を構成する複数の芯材12を、第16図
乃至第18図に示すように、ゴムテープ44、接
着剤45、接合金具46により接合することで、
網目体を構成する。
而して、次に、第10図に示すように、芯材1
2上にゴム等の未加硫の可塑性被覆材13bを載
置する。
この場合においても、被覆材13bとしては、
押出機により押出した紐状のものを用いる場合
と、板材をプレス機により網目状に打抜いたもの
を用いる場合とがある。
次に、第11図に示すように、上記の上金型3
5とは別の上金型47と、下金型33とにより、
被覆材13及び芯材12をプレス成形すると共
に、加硫し、軸方向部14の両側部の被覆材13
の幅方向中央部には、上金型47のピン部48に
より、挿入孔29を貫通形成する。
上記の場合、上金型47と下金型33とを対応
させる方法として、プレス機の上金型35を上金
型47に付け替える方法と、プレス機に備えた上
金型35,47と下金型33とを相対的に移動さ
せる方法とがある。
次に、被覆材13の挿入孔29を押し拡げて、
該挿入孔29にスパイク具28を打込めば、滑止
具8の製造は終了する。
尚、実施例は、本発明を、所謂網目型滑止具に
適用したものであるが、本発明は、所謂ラダー型
(梯子型)滑止具にも適用可能である。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、下金型
33の網目状凹溝34内に可塑性被覆材13aを
挿入して、該被覆材13aを上・下金型35,3
3によりプレス成形することで、上金型35の突
条部36により、被覆材13aの上面に芯材挿入
用凹溝37を形成すると共に、被覆材13aを半
加硫し、次に、上記芯材挿入用凹溝37内に芯材
12を挿入し、而る後、上記被覆材13a上に可
塑性被覆材13bを載置して、上記被覆材13
a,13bと芯材12とをプレス成形すると共
に、加硫するので、滑止具8において、芯材12
を被覆材13a,13b内の所定位置、例えば、
中央位置に容易に配設することができる。本発明
は上記利点を有し、実益大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は滑止
具の平面図、第2図は滑止具をタイヤに装着した
状態を示す側面図、第3図は第2図のA−A線矢
視断面図、第4図及び第5図の各図は第1図のB
−B線、C−C線各矢視断面図、第6図は下金型
を示す平面図、第7図乃至第11図の各図は滑止
具の製造方法を示す断面図、第12図及び第13
図の各図は網目形成台の各一例を示す平面図、第
14図は第12図のD−D線矢視断面図、第15
図は第13図のE−E線矢視断面図、第16図乃
至第18図の各図は芯材の接合方法を示す断面図
である。 1……タイヤ、8……滑止具、12……補強芯
材、13,13a,13b……被覆材、33……
下金型、34……凹溝、35,47……上金型、
36……突条部、37……芯材挿入用凹溝。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 補強芯材12と、該芯材12を被覆する可塑
    性被覆材13a,13bとをプレス成形すると共
    に、加硫することで、網目状とされたタイヤの滑
    止具を製造する方法において、 下金型33の網目状凹溝34内に可塑性被覆材
    13aを挿入して、該被覆材13aを上・下金型
    35,33によりプレス成形することで、上金型
    35の突条部36により、被覆材13aの上面に
    芯材挿入用凹溝37を形成すると共に、被覆材1
    3aを半加硫し、次に、上記芯材挿入用凹溝37
    内に芯材12を挿入し、而る後、上記被覆材13
    a上に可塑性被覆材13bを載置して、上記被覆
    材13a,13bと芯材12とをプレス成形する
    と共に、加硫することを特徴とするタイヤの滑止
    具の製造方法。
JP61074862A 1986-03-31 1986-03-31 タイヤの滑止具の製造方法 Granted JPS62231714A (ja)

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