JPH044127B2 - - Google Patents

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JPH044127B2
JPH044127B2 JP61181582A JP18158286A JPH044127B2 JP H044127 B2 JPH044127 B2 JP H044127B2 JP 61181582 A JP61181582 A JP 61181582A JP 18158286 A JP18158286 A JP 18158286A JP H044127 B2 JPH044127 B2 JP H044127B2
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JP61181582A
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、タイヤ滑止具の製造方法に関する。
(従来の技術) 自動車用タイヤの非金属製滑止具としては、例
えば、特願昭60−263286号で示すように、網目状
に構成した補強芯材を被覆材により被覆すること
で、網目状のの滑止具本体を構成して、該本体の
被覆材にスパイク具を挿着したものがある。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上記従来においては、スパイク具が
本体の被覆材にのみ挿着されているだけなので、
その挿着強度が弱く、スパイク具が抜け易いと云
う問題があつた。
本発明は上記問題を解決できるタイヤの滑止具
並びにその製造方法を提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明のタイヤの
滑止具の製造方法の特徴とする処は、網目状に織
成した補強芯材の所定個所に孔を形成し、 該芯材のプレス金型への装入時に、前記芯材の
孔内に前記プレス金型のピンを挿入して、前記芯
材を前記プレス金型内の所定位置に位置決めし、 この状態で、前記芯材と、該芯材を被覆する可
塑性被覆材とをプレス成形すると共に、加硫し
て、網目状とされ且つ前記芯材の孔と対応した孔
を有する滑止具本体を製造し、 該本体を前記プレス金型内から取出して、前記
本体の孔にスパイク具を挿着する点にある。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図乃至第14図
及び第17図の図面に基き説明すれば、第3図及
び第4図において、1はタイヤであり、トレツド
部2、両シヨルダ部3、両サイドウオール部4お
よび両ビード部5を有して断面トロイダル形状と
され、両ビード部5がリム6のビード座に嵌着さ
れている。7はデイスクである。
第2図において、8は展開状態において帯状と
された滑止具で、滑止具本体9と、多数のスパイ
ク具10とを有する。
本体9は、トレツド部2上に位置する中央部1
1と、両シヨルダ部3及び両サイドウオール部4
上に位置する側縁部12とを有している。
本体9は、第1図及び第5図で示す如く、補強
芯材13を、弾性を有する被覆材14により被覆
することで、構成されている。
芯材13はポリエステル、ナイロン又はレーヨ
ン等の合成繊維や天然繊維から成り、第17図に
も示すように、ラツセル織り等により、網目上に
織成されている。尚、芯材13は伸縮性がない
(非伸長性)か、少ないものが望ましい。
被覆材14は、ゴム、合成樹脂、その他の弾性
を有する非金属材料よりなる、必要に応じて短繊
維(グラスフアイバー等)を混入したものであつ
てもよい。
第2図に示す如く、中央部11及び側縁部12
には、タイヤ1の周方向に間隔を有してタイヤ1
の軸方向と平行な軸方向ラグ部15,16が列設
され、中央部11と側縁部12間には、前記両ラ
グ部15,16に対して斜め方向で連設される斜
め方向ラグ部17が列設されている。
側縁部12では、軸方向ラグ部16に斜め方向
で連設されて隣接する軸方向ラグ部16を連結す
る斜め方向ラグ部18が列設されている。
上記ラグ部15〜18の列設により、中央部1
1及び側縁部12には、六角形(亀甲形)とされ
た網目状部分19,20が周方向(帯長手方向)
に連設状とされている。
また、前記各ラグ部15〜18の断面形状はタ
イヤ面側が広く、反タイヤ面側が狭い略台形とさ
れている。
スパイク具10は、各軸方向ラグ部15の両側
部の孔22に挿入されて、芯材13及び被覆材1
4の両者に挿着されている。
スパイク具10は、胴部23と、一対のフラン
ジ部24と、スパイク部25等を有する。
その他、26は本体9の周方向両端部に形成さ
れた一対の接続用ラグ部であり、軸方向ラグ部1
5を一体に有して断面略台形状とされており、両
接続用ラグ部26の孔31は接続金具27で互い
に着脱自在に連結されている。
28はサイドロープ、29はゴム性弾性環で、
第4図で示す如く、夫々、リム6の外側方と内側
方に配設されて、サイドロープ28の端部同士、
弾性環29端部同士は、夫々、第2図で示す接続
具30で分離自在に接続されている。
そして、このサイドロープ28及び弾性環29
と、各側縁部12の網目状部分20及び接続用ラ
グ部26の孔32とが、連結具33,34で連結
されることにより、滑止具8はタイヤ1に装着さ
れる。
上記のように構成した滑止具8を製造する際に
は、まず、プレス機の第11図に示すような下金
型36の網目状凹溝37内に、ゴム等の未加硫の
可塑性被覆材14aを挿入する。
尚、第7図乃至第10図の右側凹溝37は、滑
止具本体9の各部15〜18、例えば、軸方向ラ
グ部15の長手方向中央部分等を形成するものを
示しており、又、左側凹溝37は、軸方向ラグ部
15の各側部や接続用ラグ部26の各側部等を形
成するものを示しており、右側凹溝37の底面か
らは、軸方向ラグ部15や接続用ラグ部26に孔
22,31,32を形成するためのピン38,3
9,40が突設されている。
又、上記被覆材14aとしては、押出機により
押出した紐状のものを用いる場合と、板材をプレ
ス機により網目状に打抜いたものを用いる場合等
がある。
更に、被覆材14aには、上記孔22,31,
32と対応する孔22a,31a,32aが形成
されており、これらの孔22a,31a,32a
内にピン38,39,40が挿入されることで、
被覆材14aは下金型36の凹溝37内で所定位
置に位置決めされる。
次に、第6図及び第8図に示すように、下金型
36の凹溝37内に網目状の芯材13を装入す
る。
上記芯材13は、第17図にも示すように、ラ
ツセル織り等により、予じめ、網目状に織成され
ると共に、この織成に際して、本体9の孔22,
31,32と対応する孔22b,31b,32b
が形成されており、これらの孔22b,31b,
32bに下金型36のピン38,39,40が挿
入されることで、芯材13は下金型36の凹溝3
7内の所定位置に位置決めされる。
次に、第9図に示すように、芯材13上に、ゴ
ム等の未加硫の可塑性被覆材14bを載置する。
この場合においても、上記被覆材14bとして
は、押出機により押出した紐状のものを用いる場
合と、板材をプレス機により網目状に打抜いたも
のを用いる場合等がある。
更に、被覆材14bには、上記孔22,31,
32と対応する孔22c,31c,32cが形成
されており、これらの孔22c,31c,32c
内にピン38,39,40が挿入されることで、
被覆材14bは下金型36の凹溝37内で所定位
置に位置決めされる。
次に、プレス機の上金型41と下金型36とに
より、被覆材14a,14b及び芯材13をプレ
ス成形して、加硫することで、第10図に示すよ
うに、芯材13を被覆材14により被覆して成る
滑止具本体9を製造する。
而る後、本体9をプレス機から取出して、本体
9の孔22を押拡げ乍ら、該孔22内にスパイク
具10を挿着して、滑止具8を製造する。
尚、滑止具8の製造に当つて、第11図に示す
ような成形台42や、第13図に示すような成形
台42を用いることもある。
第11図に示す成形台42では、第12図に示
すように、下金型36の網目状凹溝37と対応す
る網目状凹溝43が形成され、又、第13図に示
す成形台42では、第14図に示すように、下金
型36の網目状凹溝37と対応するように多数の
ガイド軸44が植設されると共に、これら成形台
42には、下金型36のピン38,39,40と
対応するピン38a,39a,40aが植設され
ている。
そして、滑止具8の製造時には、上記成形台4
2上で、未加硫の可塑性被覆材14a,14bと
芯材13とを3つ重ね状にセツトして、このセツ
トしたものを下金型36の凹溝37内に移替え
て、プレス成形すると共に、加硫するようにし
て、プレス機の使用効率を高めるのである。
第15図及び第16図は本発明の第2実施例を
示すもので、各軸方向ラグ部14,15と各斜め
方向ラグ部17,18との結合部、接続用ラグ部
26と各斜め方向ラグ部17,18との結合部に
も孔22が形成され、これに対応して、芯材13
及び未加硫の被覆材14a,14bにも孔22
a,22b,22cが形成されているが、この第
1実施例より余分に形成された孔22bには、ス
パイク具10は挿着されていない。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、スパイ
ク具を本体の被覆材と芯材とに容易に挿着できる
と共に、芯材におけるスパイク具が挿着される孔
を利用して、芯材をプレス型内で位置決めするよ
うにしたので、容易に、芯材を被覆材により適正
に被覆できる。
本発明は上記利点を有し、実益大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第14図及び第17図は本発明の第
1実施例を示し、第1図は要部の断面図、第2図
は滑止具の平面図、第3図は滑止具をタイヤに装
着した状態を示す側面図、第4図は第3図のA−
A線矢視断面図、第5図は第2図のB−B線矢視
断面図、第6図は下金型及び芯材の平面図、第7
図乃至第10図の各図は製造方法を説明するため
の断面図、第11図は成形台と芯材の平面図、第
12図は成形台の使用状態を示す断面図、第13
図は第12図とは異なる成形台と芯材の平面図、
第14図は第13図の成形台の使用状態を示す断
面図、第15図及び第16図は本発明の第2実施
例を示し、第15図は滑止具の平面図、第16図
は下金型と芯材との平面図、第17図は芯材の説
明図である。 1……タイヤ、8……滑止具、9……滑止具本
体、10……スパイク具、13……補強芯材、1
4,14a,14b……被覆材、22,22a,
22b,22c……孔、41,36……上・下金
型(プレス金型)、38……ピン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 網目状に織成した補強芯材13の所定個所に
    孔22bを形成し、 該芯材13のプレス金型36への装入時に、前
    記芯材13の孔22b内に前記プレス金型36の
    ピン38を挿入して、前記芯材13を前記プレス
    金型36内の所定位置に位置決めし、 この状態で、前記芯材13と、該芯材13を被
    覆する可塑性被覆材14a,14bとをプレス成
    形すると共に、加硫して、網目状とされ且つ前記
    芯材13の孔22bと対応した孔22を有する滑
    止具本体9を製造し、 該本体9を前記プレス金型36内から取出し
    て、前記本体9の孔22にスパイク具10を挿着
    することを特徴とするタイヤの滑止具の製造方
    法。
JP18158286A 1986-07-31 1986-07-31 タイヤの滑止具の製造方法 Granted JPS6338010A (ja)

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