JPH01100927A - 半導体ウエーハの回復処理装置及び方法 - Google Patents

半導体ウエーハの回復処理装置及び方法

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JPH01100927A
JPH01100927A JP63228294A JP22829488A JPH01100927A JP H01100927 A JPH01100927 A JP H01100927A JP 63228294 A JP63228294 A JP 63228294A JP 22829488 A JP22829488 A JP 22829488A JP H01100927 A JPH01100927 A JP H01100927A
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JP
Japan
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reaction tube
semiconductor wafer
heating device
tube
base
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JP63228294A
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Spyridon Gisdakis
シユピリドン、ギスダキス
Joachim Hoepfner
ヨアヒム、ヘツプナー
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Siemens AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B33/00After-treatment of single crystals or homogeneous polycrystalline material with defined structure
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B31/00Diffusion or doping processes for single crystals or homogeneous polycrystalline material with defined structure; Apparatus therefor
    • C30B31/06Diffusion or doping processes for single crystals or homogeneous polycrystalline material with defined structure; Apparatus therefor by contacting with diffusion material in the gaseous state
    • C30B31/12Heating of the reaction chamber

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  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体ウェーハの回復処理装置及び半導体ウ
ェーハの回復方法に関する。
〔従来の技術〕
例えば注入処理の際に生ずる結晶欠陥を回復するために
半導体ウェーハを熱処理することは公知である。注入さ
れた層を回復する場合、調整されたドーピングプロフィ
ルが十分に維持されまた層構造がぼやけないことが保証
されなければならない、更に高濃度ドーピングの場合析
出形成は抑制される。これらの条件を満たす方法は公知
である(例えばセジウィンク(D、 O,Sedgwi
ck)著「シッート・タイム・アニーリング(Shor
t Time Anneallng) J ECS −
Fall Meeting、 1982年lO月参照)
、急速熱処理(Rapid−Thermal−Proc
essing  RT P )法の場合回復すべき半導
体ウェーハ及び場合によっては関連するウェーハのみが
高温に曝される。その際加熱は極めて急速に例えば10
3℃/秒の温度勾配で行われる。ウェーハは例えば約9
00°Cの高温に短時間、例えば約5〜20秒間曝され
、引続き冷却される。半導体ウェーハへのエネルギー供
給は強い光源、例えばレーザ又はランプの光エネルギー
で包囲することによってか又は熱量の少ない電気抵抗加
熱装置により行う、半導体ウェーハはこの処理中例えば
右奥ガラスからなる反応室中に入れられている0回復工
程は不活性雰囲気又は真空中で行われる。この処置の場
合拡散を前提とする不純物の分配は熱処理時間が短いこ
とにより抑制される。その結果上記の要件は確実に満た
される。このRTP法では回復処理中、回復温度に加熱
される半導体ウェーハと室温を有する室壁との間に大き
な温度差が生じる。半導体ウェーハから半導体材料が蒸
発すると、これは室壁に付着する。この付着物は光結合
による加熱に際して、光がこの付着物により部分的に吸
収されることから、温度を不均質化する。高温計による
温度検出及び調整は欠陥を存することになる。更に加熱
処理は遅延される。
特に■−V族化合物の化合物半導体からなる半導体ウェ
ーハを回復する場合は、別の問題が生じる。この化合物
の各元素は蒸気圧が異なることから、まず易揮発性元素
が漏出する。これは半導体ウェーハの表面に好ましくな
い腐食をもたらす。
この欠点は、回復すべき半導体ウェーハが例えば2枚の
半導体ウェーハ又は石英板(これも回復温度に加熱され
る)間に埋込まれている場合に回避することができる(
例えばカンバー(H,Kanber)その他著「アプラ
イド・フィジクス・レターズ(Appl、 Phys、
 Lett、)J第47巻(2)、1985年7月、第
120頁以降参照、)これにより表面腐食は低減される
。この手段により系の熱容量は増大し、半導体ウェーハ
への熱流は困難になる。
表面腐食は半導体ウェーハを回復時に例えば5isNa
からなる被覆層で保護することにより低減される(例え
ば前記「アプライド・フィジクス・レターズ」及びクズ
ハラ(M、 Kuzuhara)その他著「マテリアル
・リサーチ・ソサイエティ・シンポジウム・プロシーデ
ィング(Mat、 Res、 Soc、 5ysp、 
Proc、) J第23巻(1984年)、第651頁
以降参照)、シかしこの手段は、半導体ウェーハ内に機
械的応力及び不純物分配を生ぜしめるという欠点を有す
る。
表面腐食は被覆層を施すことなく、いわゆるキャップレ
ス・アニーリング(Capless−Annealin
g)法(例えばグランジ(J、 D、 Grange)
その他著「ソリッド・ステート・エレクトロニクスJ 
(SolidState [!Iectronics)
 J第26巻、漱4.1983年、第313頁以降参照
)によっても低減することができる。この場合回復工程
は、易揮発性元素の過圧を含む大気圧中で行う、易揮発
性成分の蒸発を阻止する過圧は、保護ガス中に含まれる
易揮発性元素のガス状水素化合物が回復温度で分裂する
ことにより生じる。この方法は、その際必要とされる加
熱時間中(回復時間約10〜60分、加熱時間約15分
)に不純物が拡散し、これによりドーピングプロフィル
が部分的に破壊されるという欠点を有する。
RTP法をキャップレス・アニーリング法と組合わせる
方法(この場合RTP法の反応室を上記の水素化合物で
満たす)は、RTP法の加熱時藺及び回復時間が、水素
化合物を分裂させまた易揮発性成分の過圧を生ぜしめる
にはあまりにも短かすぎることから意味がない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、改良された回復法及びこの回復法を実施する
装置を提供することを!!題とする。
〔課題を解決するための手段〕
この課題は本発明によれば、 a) 半導体ウェーハを収納するための反応管を設け、 b) 反応管が少なくとも1個のガス導入口と少なくと
も1個のガス排出口を備えており、C) この反応管が
ベース加熱装置でベース温度に加熱可能であり、 d) これが半導体ウェーハを回復温度に加熱するため
の選択加熱装置を備えている ことを特徴とする半導体ウェーハの回復処理装置によっ
て解決される。更にこの課題は、a) 半導体ウェーハ
を反応管内に装入し、b) この反応管を制御可能のガ
ス供給系に連結し、密閉し、不活性ガスを充填し、 C)反応管の壁を、蒸発した物質が壁に付着しない程度
の高さでまた回復工程がまだ開始しない程度の低さのベ
ース温度に加熱し、 d)半導体ウェーハを選択加熱装置で数秒間選択的に回
復温度に加熱し、 e)装置を室温に冷却して半導体ウェーハを仕上げる、 ことを特徴とする半導体ウェーハの回復方法によって解
決される。
〔作用効果〕
本発明では反応室をベース温度に加熱することによって
、RTP法の利点がキャップレス・アニーリング法の利
点と結合されている。ベース温度は、室壁への付着が阻
止されまた不活性ガスとして水素化合物が存在する場合
にはこの水素化合物が分裂し、易揮発性成分の過圧が生
じるように設定される。半導体ウェーハは選択的に回復
温度に加熱されることから、加熱すべき系は小さく、ま
た掻く短い加熱時間が必要とされるにすぎない。
請求項12によるガス供給系は制御可能であることから
、不活性ガスの必要な圧力は意図的に調整することがで
きる。特に易揮発性成分の過圧は正確に半導体ウェーハ
に適合させることができる。
請求項2に記載した装置及び請求項14に記載した方法
は、発生する分解生成物が取り外し及び洗浄の容易な補
助管内に沈殿するという利点を有する。
請求項11の装置は、補助管の取り付は及び取り外しが
特に簡単であるという利点ををする。
請求項13の装置は、易揮発性成分の過圧により回復工
程中の表面腐食が回避されるという利点を有する。
本発明の他の実施態様は他の請求項に記載されている。
〔実施例〕
本発明の実施例は第1図ないし第4図に示されており、
次にこれを詳述する。
本発明装置は反応管2を装備し、この中にはその収納部
12上に回復すべき半導体ウェーハ1が置かれている0
反応管2は半導体ウェーハlの前方、周囲及び後方で二
重壁に構成されている。内壁6と外壁5との間の空隙に
はベース加熱装置3が装入されている。ベース加熱装置
3は例えば電気抵抗加熱装置からなる0反応管2は2つ
のガス導入ロアを有する。双方のガス導入ロアは、半導
体ウェーハlがこの2つのガス導入ロア間に存在するよ
うに反応管2に構成されている0反応管2の片側には反
応管フランジ9が装備されている。
反応管2は1石英ガラスからなる。半導体ウェーハlの
範囲内で反応管2の外側に選択加熱装置4が設けられて
いる0選択加熱装置1t4はランプ14及びレフレクタ
13からなる。ランプ14及びレフレクタ13は、光が
半導体ウェーハ1に向けられるように配置されている。
本発明装置は補助管8を装備している。補助管8は互い
に対向する側方に2つの開口15を存する。補助管8は
補助管フランジ10を有する。補助管フランジlOは、
補助管フランジlOにより取り囲まれた面が開口15の
結合線を切断しまた補助管フランジ10により取り囲ま
れた面の表面法線が開口15の結合線に対して平行であ
るように配置されている。
補助管8は、反応管2内に反応管フランジ9の側から差
し込むことができるように構成されている。この場合、
反応管フランジ9の封止面は補助管フランジ10の封止
面に対応する。
反応管フランジ9と補助管フランジlOとの間にはパツ
キンリング11が存在し、−これは反応管フランジ9及
び補助管フランジlOを押付けることにより反応管2及
び補助管8からなる結合を密閉する。
更に補助管8は、反応管2に対応する側で反応管2と補
助管8との間に空隙16が生じるように構成されており
、この空隙には反応管フランジ9に対応する第1のガス
導入ロア1が設けられている。この空隙16を介して、
反応管フランジ9に対応する第1のガス導入ロア1を介
して導入された不活性ガ不は、反応管2に対応する補助
管8の開口15に流れる0反応管2とは逆の側の開口1
5を介してガスは排出系に導かれる。
第2図から第4図までにはベース加熱装置3に関する種
々の実施例が示されている。
第2図番j石英ガラスからなる第2反応管22の、第1
図の平面に対して垂直でかつ第2半導体ウェーハ21が
存在する範囲で回復すべき第2半導体ウェーハ21に対
して垂直な断面図である。
第2反応管22は単一層の壁を存する。第2半導体ウェ
ーハ21の上方及び下方には第2ベース加熱装ff23
が第2反応管22の外側に配設されている。第2ベース
加熱装置23は電気抵抗加熱装置からなる。第2ベース
加熱装置23の背後の第2列には、第2の選択加熱袋y
124が配設されている。第2の選択加熱装置24は第
1の実施例の選択加熱装置4と同様にランプ装置からな
る。
第2ベース加熱装置23及び第2の選択加熱装置24は
、電気抵抗加熱装置がランプと互い遅いに配置されるよ
うに構成されている。これにより第2半導体ウェーハ上
に影を落とすことによって生じる温度の不均質性は回避
される。この装置はその他の点では第1の実施例の装置
と同様に構成されている。
第3図にはもう1つの実施例として石英ガラスから成る
第3反応管32が回復すべき第3の半導体ウェーハ31
と一緒に、第2図の実施例と同様の製図法で描かれてい
る。第3半導体ウェーハ31の側方ではその両側で第3
の反応管32の壁内にそれぞれ1個の黒鉛ブロック33
2が包入されている。第3半導体ウェーハ31の上方及
び下方の反応管32の壁は単一層である。第3半導体ウ
ェーハ31の上方及び下方には第1の列にベース温度ラ
ン゛ブ331が配置されている。ベース温度ランプ33
1及び黒鉛ブロック332は一緒になって第3のベース
加熱装置33を形成している。
黒鉛ブロック332はこのベース温度ランプ331で照
射される。黒鉛ブロック332は黒体として作用し、光
を熱に変える。第2列目には第3の選択加熱装置34が
配置されている。この第3の選択加熱袋′t134はラ
ンプからなり、これはベース゛温度ランプ331が第3
半導体ウェー/X31の回復温度への加熱に際して障害
とならないように配置されている。
その他の点では第1の実施例の装置と同様に構成されて
いる。
第4図には別の実施例として石英ガラスからなる第4の
反応管42が回復すべき第4の半導体ウェーハ41及び
第4のベース加熱装置43と一緒に、第2図における実
施例と同じように示されている。第4反応管42は2重
壁として構成されている。第4反応管42の壁は2つの
熱導入口432を備えている。
反応管42の壁内には第4半導体ウェーハ41の側方で
電気抵抗加熱装置431が装入されている。第4の選択
加熱装置44は第4半導体ウェーハ41の上方及び下方
で第4反応管42の外側に配設されている。更に第4の
選択加熱装置44はランプ装置からなる。第4反応管4
2内で均一な温度分配を得るため、第4反応管42の壁
には加熱媒体例えば不活性ガス流が循環し、これは熱導
入口432を介して導入される。加熱媒体としては例え
ば恒温化された液体を使用すれば電気抵抗加熱装置43
1なしに第4反応管42のベース温度を調整することが
できる。
この装置の他の構成部は第1の実施例の装置と同様に構
成されている。この実施例の利点は、第4の選択加熱装
置44が接続されている場合、第4半導体ウェーハ41
上に影が落ちないことである。
次に第1図に基づき半導体ウェーハの回復方法を記載す
る。この方法は別の実施例に相応する装置においてもま
つたく同様に進行することができる。
反応管2を反応管フランジ9とは逆の側の第2ガス導入
ロア2で制御可能のガス供給系に接続する0反応管フラ
ンジ9に対応する側の第1ガス導入ロア1で反応管2を
別のガス供給系に接続する。
収納部12に半導体ウェーハlを載せる。半導体ウェー
ハlは例えば■−V族化合物、特にGaASからなる0
反応管フランジ9の封止部にパツキンリング11を載せ
る0反応管2に補助管8を、補助管フランジ10の封止
部が反応管フランジ9の封止部に対応するように差し込
む0反応管2と補助管8との結合はパツキンリング11
を押し付けることにより密閉される。補助管8は反応管
2と逆の側の開口15を介してガス排出系に接続する。
第2ガス導入ロア2を介して不活性ガスを反応管2に導
入する。これにより保護ガス雰囲気が得られる。保護ガ
スとしては例えばN1を使用することができる。化合物
半導体の場合、保護ガスは易揮発性成分の化合物、特に
易揮発性成分の水素化合物を含むことが有利である。m
−v族生導体例えばGaAsの場合、ガス状のV族化合
物、特にV族水素化物例えばAsH,を使用する。
ベース加熱袋M3を介して反応管2内のベース温度を調
整する。ベース温度は、半導体ウェーハ1の回復工程が
まだ始まらないように選択する。
更にベース温度は、壁に付着物質による膜が生じないよ
うに選択する。化合物半導体の場合ベース温度は、保護
ガスが分解しないように選択する。
例えばAsH,で操作する場合、水素化物を分解するに
は約300℃(又はそれ以上)のベース温度で十分であ
る0分解によって易揮発性成分例えばAst及びAs、
の過圧が生じる。易揮発性成分の過圧は保護ガスの制御
可能な圧力及び場合によっては混合比を介して、回復工
程中易揮発性成分の蒸発が阻止されるように調整する。
第1ガス導入ロア1を介して別の不活性ガス、例えばN
を導入する。この別の不活性ガスは、保護ガスの生じる
分解生成物を補助管8に導(流れが生じるような圧力下
に導入する。補助管8内に分解生成物が沈殿する。
半導体ウェーハ1を回復温度にする選択加熱装置4を接
続する0選択加熱装置4としては例えば強力な白色ラン
プ、特にハロゲンランプを使用する。半導体ウェーハl
は極めて急速に例えば10’℃/秒で例えば900℃の
回復温度に加熱される。
半導体ウェーハlを約5〜20秒間回復温度に曝す0次
いで選択加熱袋W4を遮断する。半導体ウェーハ1が再
びベース温度に達した際に、ベース加熱装置3を遮断す
る。この装置が再び室温に達した後、保護ガス及び別の
不活性ガスを遮断する。
特に保護ガスが毒性成分例えばAsH,を含む場合には
、反応管2及び補助管8を無毒性不活性ガス例えばN8
で満たす。
補助管8を取り外し、分解生成物を洗浄除去する。半導
体ウェーハlを反応管2から取り出す。
この方法では、収納部12に複数個の半導体ウェーハ1
を同時に装備させた場合、複数個の半導体ウェーハ1を
同時に回復することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は反応管及び補助管を備えた回復方法を実施する
ための装置を示す略示図、第2図はベース温度を抵抗加
熱装置により生ぜしめる装置の略示図、第3図はベース
温度用加熱装置としてランプにより照射され、加熱され
る黒鉛ブロックを使用する装置の略示図、第4図はベー
ス温度が抵抗加熱装置によって調整され、空調装置内の
ガス流を用いて室内壁への均一な温度分配を行う装置の
略示図である。 ■・・・半導体ウェーハ 2・・・反応管 3・・・ベース加熱装置   ゛ 4・・・選択加熱装置 5・・・外壁 6・・・内壁 7・・・ガス導入口 8・・・補助管 9・・・反応管フランジ IO・・・補助管フランジ 11・・・パツキンリング 13・・・レフレクタ 14・・・ランプ 15・・・開口 16・・・空隙 21.31,41・・・半導体ウェーハ22.32.4
2・・・反応管 23.33.43・・・ベース加熱装置24.34.4
4・・・選択加熱装置 71.72・・・ガス導入口 331・・・ベース温度ランプ 332・・・黒鉛ブロック 431・・・抵抗加熱装置 432・・・熱導入口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)半導体ウェーハの回復処理装置において以下の特徴
    、すなわち a)半導体ウェーハ(1)を収納するための反応管(2
    )を有し、 b)反応管(2)が少なくとも1個のガス導入口(7)
    と少なくとも1個のガス排出口 (7)を備えており、 c)この反応管(2)がベース加熱装置(3)でベース
    温度に加熱可能であり、 d)これが半導体ウェーハ(1)を回復温度に加熱する
    ための選択加熱装置(4)を備 えている ことを特徴とする半導体ウェーハの回復処理装置。 2)a)反応管(2)に接続可能の補助管(8)を備え
    ており、 b)補助管(8)と反応管(2)との間の結合箇所に少
    なくとも1つのガス導入口(7 1)を備えており、 c)この補助管(8)と反応管(2)との結合箇所が、
    反応管(2)中に生じる分解生 成物を補助管(8)内に導く不活性ガスの 逆流がガス導入口(71)を介して生じ得 るように構成されている ことを特徴とする請求項1記載の装置。 3)補助管(8)が反応管(2)に差し込み可能であり
    、補助管(8)及び反応管(2)は、これらが互いに対
    応する側で、それぞれフランジ(9、10)を有し、ま
    た補助管(8)と反応管(2)とをセットする際に双方
    のフランジ(9、10)間で押し付けられて結合部分を
    密閉するパッキンリング(11)を有することを特徴と
    する請求項2記載の装置。 4)反応管(2)が石英ガラスからなることを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれか1項に記載の装置。 5)反応管(2)の内壁(6)にベース加熱装置(3)
    として抵抗加熱装置が埋込まれていることを特徴とする
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載の装置。 6)反応管(2)の外壁(5)にベース加熱装置(3)
    として抵抗加熱装置が埋込まれていることを特徴とする
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載の装置。 7)ベース加熱装置(3)として反応管(2)内に埋込
    まれた黒体を有し、光を吸収しまた熱に変換するこの黒
    体を照射するためのランプを備えていることを特徴とす
    る請求項4記載の装置。 8)反応管(2)が回復すべき半導体ウェーハ(1)の
    前方、周囲及び後方部分で二重壁構造に仕上げられてい
    ることを特徴とする請求項4記載の装置。 9)ベース加熱装置(3)が、反応管(2)の二重壁間
    の空隙にある恒温化された液体からなることを特徴とす
    る請求項8記載の装置。 10)ベース加熱装置(3)が二重壁間の空隙に装入さ
    れた電気抵抗加熱装置からなり、その表面は回復すべき
    半導体ウェーハ(1)の上方および下方で開放されてお
    り、また反応管(2)の内壁(6)が空調装置内のガス
    流により均一に基本温度に保持されることを特徴とする
    請求項8記載の装置。 11)半導体ウェーハ(1)を回復するための選択加熱
    装置(4)としてランプ(14)を備えていることを特
    徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の装
    置。 12)以下の工程、すなわち a)半導体ウェーハ(1)を反応管(2)内に装入し、 b)この反応管(2)を制御可能のガス供給系に連結し
    、密閉し、不活性ガスを充填し、c)反応管(2)の壁
    を、蒸発物質が壁に付着しない程度の高さ及び回復工程
    がまだ開 始しない程度の低さのベース温度に加熱し、d)半導体
    ウェーハ(1)を選択加熱装置(4)で数秒間選択的に
    回復温度に加熱し、 e)装置を室温に冷却して半導体ウェーハ(1)を仕上
    げる ことを特徴とする半導体ウェーハの回復方法。 13)半導体ウェーハ(1)が化合物半導体(特にIII
    −V族化合物半導体)からなり、不活性ガスが化合物の
    易揮発性成分のガス状化合物(特に易揮発性成分の水素
    化合物)を含み、またベース温度が易揮発性成分のガス
    状化合物をその構成成分に分解しまた易揮発性成分の過
    圧を生ずる程度に設定されることを特徴とする請求項1
    2記載の方法。 14)以下の工程、すなわち a)反応管(2)中に半導体ウェーハ(1)を装入した
    後、反応管(2)を補助管(8)と気密に連結し、 b)不活性ガスの分解生成物を他の不活性ガスの対流に
    より補助管(8)に導入し、そ こで分解生成物を沈殿させ、 c)装置を室温に冷却した後、補助管(8)を取り外し
    て洗浄する ことを特徴とする請求項12又は13記載の方法。 15)ベース温度を抵抗加熱装置により調節することを
    特徴とする請求項12ないし14のいずれか1項に記載
    の方法。 16)ベース温度を黒体により調節することを特徴とす
    る請求項12ないし14のいずれか1項に記載の方法。 17)ベース温度を恒温化された液体により調節するこ
    とを特徴とする請求項12ないし14のいずれか1項に
    記載の方法。 18)半導体ウェーハ(1)の回復温度を、ランプ(1
    4)で半導体ウェーハ(1)を照射することにより調節
    することを特徴とする請求項12ないし17のいずれか
    1項に記載の方法。
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