JPH01100547A

JPH01100547A - 写真焼付現像装置

Info

Publication number: JPH01100547A
Application number: JP25780587A
Authority: JP
Inventors: Fumio Matsumoto; 文男松本
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1987-10-13
Filing date: 1987-10-13
Publication date: 1989-04-18
Anticipated expiration: 2009-05-11
Also published as: JPH0636093B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、感光材料供給部から供給される感光材料が焼
付部で画像が焼付けられて現像部で現像される写真焼付
現像装置に関する。

［従来の技術］フィルムの画像を印画紙へ焼付処理する焼付部と、画像
が焼付けられた印画紙を現像処理する現像部とが連結さ
れた写真焼付現像装置がある。

この種の写真焼付現像装置では、焼付部と現像部との間
に各部の処理速度差すなわち印画紙の搬送速度差吸収用
の印画紙リザーバ部か設けられている。この印画紙リザ
ーバ部には、焼付部側及び現像部側のそれぞれに位置す
る案内ローラが配置されており、各ローラ間で印画紙中
間部をループ状に撓ませている。これによって焼付部と
現像部との印画紙搬送速度差が吸収され、スムーズに印
画紙を搬送できるようになっている。

［発明か解決しようとする問題点］ところで、印画紙は吸湿性を有しているため、この印画
紙リザーバ部の雰囲気条件が過度に高湿の場合に印画紙
が水分を吸収したり案内ローラに結霧したりすることに
よって印画紙が案内ローラに不必要に付着し、巻き付い
たり、折れ曲ったすすることがあるという問題あった。

一方、印画紙リザーバ部の雰囲気条件が過度に低湿の場
合には、印画紙が乾きすぎて静電気を発生し、一定の電
位に達した電荷が自然放電することによる火花によって
、印画紙か不要に露光されたり、雑音電波によって、写
真焼付現像装置内に配置された他の補助機器、特にマイ
クロコンピュータ又はそのセンサに悪影響を及ぼし誤作
動の原因になるという問題もあった。

本発明は上記事実を考慮し、焼付部において焼付処理さ
れた後の印画紙を現像部へ搬送する際に、雰囲気条件か
印画紙の搬送条件に最適となるようにし、搬送される印
画紙が不必要に折れ曲がったり、巻き付いたり、静電気
が発生するということかなく安定して搬送することがで
きる写真焼付現像装置を得ることか目的である。

Ｅ問題点を解決するための手段］本発明に係る写真焼付現像装置は、感光材料供給部から
供給される感光材料が焼付部で画像か焼付けられて現像
部で現像される写真焼付現像装置であって、前記感光材
料供給部と現像部との間に配置され外気を導入可能な送
風機と、設定された条件に達した場合に前記送風機を停
止させる制御手段と、を備えている。

［作用］上記構成の写真焼付現像装置では、送風機によって外気
か感光材料供給部と現像部との間に導入される。このた
め、夏期のように感光材料供給部と現像部との間の雰囲
気条件が高湿で印画紙が湿りやすい場合には、外気を導
入して印画紙へ送給することにより感光材料供給部と現
像部との間の雰囲気条件を印画紙の搬送に適した湿気と
することができる。

一方、冬期のように外気が低湿て印画紙が乾燥しやすい
場合には、すなわち感光材料供給部と現像部との間の雰
囲気条件が設定された湿度以下になると制御手段によっ
て送風機が停止され、外気の導入が停止し、現像部から
適度に湿った空気が自然流入する。このため印画紙が乾
きすぎることがない。

このように四季を通じて感光材料供給部と現像部との間
の雰囲気条件を印画紙の搬送に適した湿気とすることが
でき、印画紙の搬送に悪影響を与えることもなく印画紙
は安定して搬送される。

［実施例］第１図には本発明に係る写真焼付現像装置ｌＯの概略断
面図が示されている。

写真焼付現像装置１０は焼付部１２と現像部１４とによ
って構成されている。焼付部１２には感光材料供給部と
しての印画紙マガジン１６が配置されてＳす、印画紙１
８がロール状に巻重ねられて収納されている。印画紙マ
ガジン１６から引き出された印画紙１８は順次プリント
部２０へ案内搬送されるようになっている。プリント部
２０にはネガフィルムの画像を印画紙１８へ焼付けるた
めの光学系２２及び光源２４が配置されている。この場
合、印画紙１８は画像の駒毎に行なう焼付処理に伴って
移動、停止を交互に繰りかえしながら搬送されるように
なっている。

焼付は処理後の印画紙１８はリザーバ部２６へ送られ、
さらにリザーバ部２６を通過後に現像部１４へ送られる
ようになっている。

リザーバ部２６には焼付部１２側及び現像部１４側のそ
れぞれに位置する案内ローラ３４．３６が配置されてお
り、各ローラ間で印画紙１８の中間部をループ状に撓ま
せている。これによって焼付部１２と現像部１４との印
画紙搬送速度差が吸収され、スムーズに印画紙を搬送で
きるようになっている。

現像部１４には現像槽２８、漂白定着槽３０及び水洗槽
３２が設けられており、それぞれ処理液が充填された処
理浴となっていて露光後の印画紙１８を現像処理するよ
うになっている。

水洗槽３２の側方には乾燥室３８が配置されており、現
像後の印画紙１８はこの乾燥室３８て乾燥された後にさ
らにカッタ一部４０を経て取り出される構成である。

リザーバ部２６の上方には送ＪＩＬ機４２か配置されて
おり、このリザーバ部２６内及びプリント部２０内へ外
気を導入できるようになっている。また送風機４２の近
傍には湿度センサ４４か配置されており、外気の湿度を
検出できるようになっている。この湿度センサ４４は図
示しない制御回路へ接続されており、設定された湿度以
下になると作動してその検出信号を出力するようになっ
ている。さらに制御回路は湿度センサ４４からの検出信
号を基に送風機４２の回転を停止するようになっている
。

次に本実施例の作用を説明する。

焼付部１２のプリント部２０において画像か焼付けられ
た印画紙１８は、先端からリザーバ部２６を通って光源
２４へと送られる。

一般的に、高湿の環境条件下でも、写真焼付現像装置内
のりザーバ部２６等に印画紙搬送系に、外気導入が望ま
しいが、適度な空気の流れがあると、印画紙か案内ロー
ラに不必要に付着しにくい。

ここで送ＨＬＩａ４２は、例えば夏期のようにリザーバ
部２６内の雰囲気条件が高湿の場合には作動し、外気が
リザーバ部２６内及びプリント部２０内へ導入されて印
画紙１８へ送給される。このため印画紙１８が過度に水
分を吸収して案内ローラ３４．３６に不必要に付着して
巻き付いたり折れ曲ることかなくなる。

一方冬期のように外気条件が低湿でこれに伴なってリザ
ーバ部２６内の雰囲気条件も低湿になると、湿度センサ
４４かこれを検出しその検出信号を基に送風機４２が停
止し、外気の導入が止まり、現像部から適度に湿った空
気が自然流入される。このため印画紙１８が過度に乾き
すぎることがなく、搬送の際に静電気を発生し、火花に
よって印画紙が不要に露光されたり、雑音電波によって
写真焼付現像装置内に配置された他の補助機器、特にマ
イクロコンピュータ又はそのセンサに悪影響を及ぼすこ
とがない。

リザーバ部２６を通過した印画紙１８は現像部１４へ送
られ、現像槽２８、漂白定着槽３０及び水洗槽３２の各
処理槽で現像処理され、さらに乾燥室３８で乾燥された
後にカッタ一部４０て切断されて取り出される。

なお、本実施例においては湿度センサ４４は外気の湿度
を検出し所定の湿度以下になると送風機４２の停止信号
を出力する構成としたか、これに限らず、この湿度セン
サ４４をリザーバ部２６内に配置して直接リザーバ部２
６内の湿度を検出し、リザーバ部２６内の雰囲気条件か
所定の湿度以下になった場合に送風機４２を停止させる
構成としてもよい。

さらに、一般的にリザーバ部２６内の雰囲気条件が高湿
となるのは夏期のような高温の場合であり、またリザー
バ部２６内の雰囲気条件か低湿となるのは冬期のような
低温の場合であるので、前記実施例における湿度センサ
４４の代わりに外気温度を検出可能な温度センサを設け
、外気が所定の温度以下になった場合に送風機４２を停
止させる構成としてもよい。また、静電気センサによっ
て帯電量を検知して、帯電量が所定量以上のとき同様に
制御してもよい。

また、前記実施例では送風機４２を外気条件あるいはリ
ザーバ部２６内の雰囲気条件に応じて自動的に停止させ
る構成としたか、これに限らず、送風機４２を停止可能
な手動スイッチを設は手動操作によって送風機４２を停
止させる構成としてもよい。また、最適湿度にコントロ
ールするために、送風機の回転数を変化させたり１間歇
運転するようにしてもよい。

［発明の効果］以上説明した如く本発明に係る写真焼付現像装置は、感
光材料供給部から供給される感光材料が焼付部で画像が
焼付けられて現像部て現像される写真焼付現像装置であ
って、前記感光材料供給部と現像部との間に配置され外
気を導入可能な送風機と、設定された条件に達した場合
に前記送風機を停止させる制御手段と、を備えているの
で、焼付部において焼付処理された後の印画紙を現像部
へ搬送する際に、写真焼付現像装置に、加湿器や除湿器
などの特別の装置を設けることなく、簡易かつ安価に、
感光材料供給部と現像部との間の雰囲気条件が印画紙の
搬送条件に最適となるようにでき、搬送される印画紙が
不必要に巻き付いたり、折れ曲がったり、静電気が発生
したりすることがなく安定して搬送することかできると
いう効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る写真焼付現像装置の概略断面図で
ある。１０・・・写真焼付現像装置、１２・・・焼付部、１４・・・現像部、１８・・・印画紙、２６・・・リザーバ部、４２・・・送風機、４４・・・湿度センサ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）感光材料供給部から供給される感光材料が焼付部
で画像が焼付けられて現像部で現像される写真焼付現像
装置であって、前記感光材料供給部と現像部との間に配
置され外気を導入可能な送風機と、設定された条件に達
した場合に前記送風機を停止させる制御手段と、を備え
ることを特徴とする写真焼付現像装置。
（２）前記制御手段は、前記感光材料供給部と現像部と
の間又は外気の湿度を検出可能な湿度センサを備え、前
記湿度センサが所定の湿度を検出した場合に前記送風機
を停止させる特許請求の範囲第１項記載の写真焼付現像
装置。
（３）前記制御手段は、外気の温度を検出可能な温度セ
ンサを備え、前記温度センサが所定の温度を検出した場
合に前記送風機を停止させる特許請求の範囲第１項記載
の写真焼付現像装置。