JP2684453B2 - 加熱現像装置 - Google Patents

加熱現像装置

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JP2684453B2 JP2325576A JP32557690A JP2684453B2 JP 2684453 B2 JP2684453 B2 JP 2684453B2 JP 2325576 A JP2325576 A JP 2325576A JP 32557690 A JP32557690 A JP 32557690A JP 2684453 B2 JP2684453 B2 JP 2684453B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、加熱ドラムの周面に熱現像感光材料を接触
させて感光材料を加熱現像する加熱現像装置に関し、更
に詳しくは、画像形成装置内に設けて好適な加熱現像装
置に関する。
〔従来の技術〕
感光材料上に形成された潜像を、熱現像処理により発
色させる感光材料は種々のものが公知である。
加熱現像装置としては、例えば回転駆動される加熱ド
ラムの周面に感光材料を巻き掛けて、感光材料を搬送し
ながら加熱ドラムに所定時間接触させて加熱現像を行う
方式がある。
感光材料を加熱ドラム周面に沿って搬送するために
は、例えば、加熱ドラム周面に当接する複数のニップロ
ーラを設け、加熱ドラム及びニップローラを回転駆動す
る。そして、ニップローラ間において感光材料が加熱ド
ラム周面と接するように、加熱ドラム周囲のニップロー
ラ間に案内部材を設け、案内部材により感光材料を加熱
ドラム周面に沿って案内する。
感光材料が均一に加熱されるように、案内部材は感光
材料を加熱ドラム周面に沿って案内するとともに、感光
材料を加熱ドラム周面に密接させる構成であることが好
ましい。
〔発明が解決しようとする課題〕
感光材料の支持体が紙等の吸湿性の材料からなるもの
は、空気中の水分を所定量吸収しており、また高湿雰囲
気下においては多量の水分を吸収している。
このような水分を含んだ感光材料を加熱現像装置によ
り加熱処理を行うと、加熱現像中に感光材料中の水分は
蒸発する。そして感光材料が加熱ドラム周面と密接して
いると、感光材料のドラム接触面から蒸発した水蒸気は
排出されず、感光材料とドラム周面とにより被包されて
しまう。
そして、水蒸気が感光材料とドラム周面とに被包され
部分的に滞留すると、水蒸気の影響で感光材料が現像不
足となり、感光材料の濃度が部分的に低下してしまい見
苦しいムラ状になる。特に、感光材料を高速で搬送した
場合に、画像の濃度差が顕著に現れる。
したがって、感光材料とドラム周面とにより被包され
た水蒸気の影響で感光材料が均一に加熱現像されず、現
像により得た画像の濃度が一定でなくなるという問題が
ある。
このような問題を解消するための装置として、特開昭
59−104648号公報に記載の熱現像装置がある。この装置
は伝熱部材に孔又はスリットを形成し、感光材料表裏か
ら発生した水蒸気を孔又はスリットから排出する構成で
ある。しかしながら、上記装置は伝熱手段が孔又はスリ
ットを有するので、伝熱手段の構成が複雑であり熱現像
装置の作製が困難である。
また、加熱現像装置はそれ自体が単独で使用されるも
のではなく、画像形成装置等に組み込まれて使用される
ものである。したがって、孔やスリットから排出した水
蒸気をそのままにしておくと、画像形成装置内にこもっ
てしまい、装置内の湿度が異常に高くなる。
画像形成装置内には記録材料の搬送制御、色調制御等
を行うためのIC化された電気回路が設けられており、電
子回路にとって湿度上昇は好ましくない。
本発明の目的は、上記問題を解消することにあり、感
光材料から発生した水蒸気を簡略な構成で加熱ドラムの
周辺から除去し、装置の信頼性向上と良好な画像を得る
ように構成した加熱現像装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
本発明に係る上記目的は、回転駆動される加熱ドラム
の周面に熱現像感光材料を接触させて感光材料を加熱現
像する加熱現像装置において、加熱ドラムの周面との間
に感光材料を挟持して搬送する搬送手段と、加熱ドラム
の周面に感光材料を付勢する付勢面を有し該付勢面の適
宜の位置に前記加熱ドラムの周面の一部との間に加熱ド
ラムの軸方向にわたって空隙を形成する凹部を有する弾
性材からなる付勢手段と、該付勢手段に形成された凹部
の軸方向両端近傍の空気を排出する排気手段とを設けた
ことを特徴とする加熱現像装置によって達成される。
すなわち、付勢手段と加熱ドラムの軸方向にわたる周
面との間に空隙を有することにより、加熱ドラムに付勢
された感光材料が、搬送中に一時的に付勢を解除され、
感光材料と加熱ドラムとの間にわずかな空隙が生ずる。
すると、感光材料の加熱ドラム接触面から蒸発した水蒸
気は、感光材料と加熱ドラムとの間に滞留せずに、水蒸
気自身の圧力で感光材料と加熱ドラムとの間に生じた空
隙を通り加熱ドラム軸方向に沿って排出される。
また、前記空隙の開口端近傍の空気を外部に排出する
排気手段を設けることにより、空隙から出た水蒸気を空
気とともに外部に排出することができる。排気手段とし
ては、加熱現像装置のハウジングや加熱現像装置を組み
込んだ画像形成装置のハウジングに形成した排気孔、該
排気孔から空気を排出する送風ファン又は吸気ファン等
がある。加熱現像装置のハウジングや加熱現像装置を組
み込んだ画像形成装置のハウジングに加熱ドラム近傍の
空気を排出するための排気孔を形成し、該排気孔から空
気を強制排出するので、水蒸気が加熱現像装置はもとよ
り、画像形成装置内にこもらない。
したがって、感光材料は水蒸気の影響による現像不足
がなく、感光材料は加熱ドラムにより均一に加熱現像さ
れ、感光材料上に均一な濃度の画像を得ることができ
る。その上、画像形成装置内の温度上昇を未然に防止す
ることができ、装置の信頼性を大幅に向上させることが
できる。
なお、本発明における熱現像感光材料は、加熱処理を
必要とする感光材料であれば、露光、定着等の記録方式
はいかなるものであってもよい。
熱現像感光材料としては、例えば、特開昭59−190886
号公報に記載の、支持体上にジアゾニウム塩を含んだマ
イクロカプセル、カプラー及び塩基を含有する属を有す
るジアゾ感光材料がある。これらは露光によって原稿に
応じた潜像が作られ、加熱により現像される。
〔実施態様〕
以下、添付図面に基づいて本発明の一実施態様を詳細
に説明する。
第1図は、ジアゾ感光材料を用いる複写装置の概略構
成図である。
複写装置は、原稿Cの搬入及び排出を行うとともに、
同一原稿Cを繰り返し装置内で循環するための原稿搬送
部32と、原稿Cと重ね合わされた感光材料A上に画像を
露光する露光部34と、露光後に感光材料Aを加熱現像す
る現像部36とを備えている。
原稿搬送部32は、中空の案内ドラム38の周面に複数の
搬送ベルト40を並列に掛け回して備え、更にこのベルト
40と対向して張架した他のベルト42を備え、両ベルト4
0、42を回転駆動することにより、原稿Cを挟持して搬
送する。
原稿搬送部32の下方には、感光材料Aを収容したカセ
ット2を装填してある。カセット2内の感光材料Aは、
搬送される原稿Cとタイミングを合わせて給紙ローラ30
により1枚ずつ重ね合わせ部44へ供給され、原稿Cと重
ね合わされる。
原稿Cと重ね合わされた感光材料Aは搬送ローラ31に
より露光部34へ搬送される。
露光部34は、蛍光灯ランプ46を内包した露光ドラム48
と、露光ドラム48と4つのベルト支持ローラ50に支持さ
れ、露光ドラム48の周面のほぼ3/4の領域に巻き付けた
ベルト52とを備えている。そして、露光ドラム48とベル
ト52とを回転駆動して、露光ドラム48とベルト52との間
に重ね合わされた原稿Cと感光材料Aを挟持して搬送す
る間に、露光ドラム48からの光により感光材料A上に原
稿像が投影され潜像が形成される。
露光後の原稿C及び感光材料Aは、分離部54におい
て、図示しない吸引手段により相反する方向に吸引され
て分離される。感光材料Aは、分離部54において原稿C
と分離された後、現像部36に搬送される。
現像部36は、内部にハロゲンランプ56を備えた中空円
筒状の加熱ドラム58と、加熱ドラム58の周面に当接する
3つの搬送ローラ60a〜60cを備えている。搬送ローラ60
a〜60c間には、感光材料Aを加熱ドラム58の周面に接し
て案内する案内手段62を備えている。そして、感光材料
Aは、加熱ドラム58と搬送ローラ60a〜60cにより挟持搬
送されながら加熱されて現像が行われ、感光材料A上の
潜像が顕像化する。
現像部36において、搬送ローラ60a〜60cの代わりに、
加熱ドラム58の周面に巻き掛けたエンドレスベルトによ
り感光材料Aを搬送することもできる。
現像後の感光材料Aは排出口64から排出され、スタッ
カー66上に集積される。
一方、感光材料Aと分離された原稿Cは、搬送ベルト
40により装置外に排出されるか、もしくは案内ドラム38
に沿って循環し、上述と同一工程により再度複写に用い
られる。
第2図は加熱現像部36の断面図である。
加熱ドラム58の周面には3つの搬送ローラ60a〜cが
当接しており、加熱ドラム58への搬入部に位置する第1
搬送ローラ60aはスポンジ等のローラであり、また、第
2搬送ローラ60b及び第3搬送ローラ60cは第1搬送ロー
ラーと同じである。第2搬送ローラーはスプリング等で
ドラム58を押圧して第1搬送ローラと第3搬送ローラの
間にドラム58を保持している。
第1搬送ローラ60aと第2搬送ローラ60b間に設けられ
た案内手段62(本発明における付勢手段に相当する)
は、加熱ドラム58の周面に沿って湾曲した弾性材支持部
材92と、加熱ドラム58の周面よりわずかに曲率の小さい
湾曲面を有する弾性材94と、シート96とからなる。支持
部材92、弾性材94、シート96は、感光材料Aの幅よりわ
ずかに大きい幅に形成される。支持部材92の内面には、
フエルト、軟質ゴム等の弾性材94が固着されている。更
に弾性材94の内面を覆ってポリテトラフルオロエチレン
(例えばテフロン )等のフッ素系樹脂シート96が設け
られ、シート96の搬入側端部及び搬出側端部は支持部材
92に固着されている。又は搬出側端部は開放されてい
る。
弾性材94の搬入側端部は支持部材92のシート固着端部
よりわずかに搬出方向へ位置しており、シート96の搬入
側端部は傾斜している。したがって、搬送ローラ60aよ
り搬送される感光材料Aが、シート96の傾斜面に沿って
加熱ドラム58とシート96との間に容易に侵入する。
弾性材94の湾曲面は加熱ドラム58の周面よりわずかに
曲率が小さく、周方向のほぼ中央において加熱ドラム58
に向く凹部が設けられている。したがって、弾性材94と
加熱ドラム58の周面との間には前記凹部により加熱ドラ
ム58の軸方向に平行で、両端が開口した空隙93が形成さ
れる。本実施態様は加熱ドラム58の直径が114mmであ
り、この場合の空隙は2〜7mm程度が好ましい。
また、第2搬送ローラ60bと第3搬送ローラ60cとの間
にも同じ構成の案内手段62が設けられている。
加熱現像部36に供給される感光材料Aは、先ず第1搬
送ローラ60aと加熱ドラム58とにより挟持搬送される。
予め加熱ドラム58の温度はハロゲンランプ56により設定
温度に維持されており、第1搬送ローラ60aと加熱ドラ
ム58に挟持された感光材料Aは第1搬送ローラ60aによ
り予備加熱されて、支持体中に含まれていた水分の一部
が蒸発する。
感光材料Aはその後、案内手段62により加熱ドラム58
周面に沿って案内されながら加熱現像される。
シート96はフッ素系樹脂製であるので、加熱ドラム58
及び搬送ローラ60a〜cの回転により感光材料Aが加熱
ドラム58とともに移動するとき、感光材料Aはシート96
と円滑に摺接する。
支持部材92は加熱ドラム58に対して位置を固定されて
おり、支持部材92に設けた弾性材94はシート96を加熱ド
ラム58に付勢しているので、加熱ドラム58とシート96と
に挟持された感光材料Aは、加熱ドラム58に接して案内
され加熱現像される。弾性材94によるシート96の付勢力
は、弾性材94の材質、厚みや、支持部材92の加熱ドラム
58に対する取付位置により調整することができる。
感光材料Aが加熱ドラム58の周面に沿って搬送される
とき、感光材料Aは加熱ドラム58に付勢されて加熱され
る。このとき、感光材料Aに含まれていた水分は感光材
料Aの表裏から蒸発する。一方、感光材料Aは搬送方向
先端部が空隙93の領域を搬送されるとき弾性材94による
付勢力を一時的に解除されるので、自身の剛性により加
熱ドラム58の周面から一時的に浮き上がり、その後搬送
されるに従って、再び加熱ドラム58に付勢されて加熱ド
ラム58の周面に密接する。そして、感光材料Aの一部の
領域は幅方向にわたって浮き上がるので、加熱により加
熱ドラム58との接触面(乳剤面)ら蒸発した水分は、加
熱ドラム58と感光材料Aとの間の空隙93から第4図に矢
印Xで示したように、加熱ドラム58の幅方向両端に排出
される。また、感光材料Aの支持体面から蒸発した水分
も同様に感光材料Aとシート96との間の空隙から感光材
料Aの幅方向両端に排出される。
また、弾性材94による付勢力は、周方向両端から中央
の空隙93に向けて減少するので、感光材料Aの加熱ドラ
ム58と密接した部分から水分が蒸発しても、発生した水
蒸気は付勢力の減少する方向すなわち空隙93の方向へ移
動して空隙93から排出される。したがって、空隙93は弾
性材94の周方向中央に形成することが好ましいが、必ず
しもこれに限定されず、周方向の端部近傍に空隙93を形
成してもよい。
また、本実施態様は弾性材94の加熱ドラム58に対向し
た曲面の一部の曲率を加熱ドラム58の曲率よりわずかに
小さくして空隙93を形成する構成であるが、第3図に示
すように、弾性材94に切欠95を形成することにより空隙
93を形成し、感光材料Aが一時的に付勢を解除される構
成であってもよい。
本実施態様において、感光材料Aは17〜180mm/sの速
度で搬送される。感光材料Aが低速で搬送されるとき
は、感光材料Aに与えられる総熱量は多く、感光材料A
の全体濃度は高くなるので過現像による濃度の不均一が
あっても顕著に現れない。ところが、感光材料Aの搬送
速度が100mm/sを超える高速のときは、全体濃度は低め
であるので、部分的に過不足現像があると濃度の不均一
が顕著に現れる。
上記構成のように、加熱ドラム58の周面と弾性材94と
の間に空隙93を有することにより、感光材料Aから発生
した水蒸気は空隙93から排出されるので、感光材料搬送
速度が高速であっても水蒸気による現像不足が防止さ
れ、画像濃度が不均一になることはない。
上記実施態様において、第2搬送ローラ60bを省略し
て、第1搬送ローラ60aから第3搬送ローラ60cまで感光
材料Aを案内する、上記構成と同じ案内手段62を設けて
もよい。
第4図及び第5図は水蒸気の外部への排出を説明する
模式的構造図である。
空隙93から加熱ドラム58の軸方向(X方向)に沿って
排出された水蒸気は、ファン70により複写装置本体のハ
ウジング71側に吹きつけられる。なお、ファン70は排気
用として特別に設けてもよいが、これに代えて分離部54
において原稿Cと感光材料Aとを分離する際に用いる吸
気手段による排風を利用する方が簡単である。分離部54
の吸気手段を利用する場合は、送風用のダクト(図示せ
ず)を設けて、水蒸気をハウジング71側に突き付けるよ
うに構成する。
一方、ハウジング71には、装置内から装置外に通気可
能な通気孔72が形成されている。通気孔72は、加熱ドラ
ム58の熱の放散を防止するため、加熱ドラム58の両端部
に対応した部分のハウジング71に形成されることが好ま
しい。ファン70によりハウジング71側に吹き付けられた
水蒸気は、通気孔72から装置外に排出され、装置内に滞
留しなくなる。この結果、装置内の湿度上昇がなく、良
好な画像形成を行い得るとともに、制御回路等の信頼性
を向上させることができる。通気孔72を加熱ドラム58の
両端部に対応した部分のハウジング71に形成することに
より、加熱ドラム58の熱が外部に放散されないので、加
熱ドラム58の温度低下を防止でき、加熱ドラム58の温度
維持電力が増大することはない。更には、加熱ドラムの
稼働開始時のウォームアップも短時間ですむ。
なお、上記実施態様では、加熱現像部36と複写装置本
体のハウジング70との間が空間になっているが、近接す
る他の装置に熱による影響を及ぼさないようにするた
め、加熱現像部36を遮閉ハウジング等により覆うことが
ある。このような構成では、複写装置本体のハウジング
70について通気孔を形成すると共に、加熱現像部36の遮
閉ハウジングにも通気孔を形成して水蒸気を装置外に排
出し、装置体の湿度を低下させる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、感光材料加熱時に感光材料の加熱ド
ラム接触面から蒸発した水蒸気は、付勢手段と加熱ドラ
ムの軸方向にわたる周面との間に形成された空隙を通じ
て加熱ドラム軸方向に沿って排出されると共に、更に排
出された水蒸気はファン等により排出孔から外部に排出
される。
したがって、感光材料は水蒸気の影響で現像ムラを生
じることはなく、感光材料は加熱ドラムにより均一に加
熱現像され、感光材料上に均一な濃度の画像を得ること
ができる。また、付勢手段は弾性材で構成されるので構
造が簡単であると共に加工が容易である。更に、加熱現
像装置及び加熱現像装置を用いた画像形成装置等の内部
湿度を低下させることができ、装置の信頼性を大幅に向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した複写装置の概略断面図、 第2図は本発明の実施態様の断面図、 第3図は本発明の他の実施態様の断面図、 第4図及び第5図は水蒸気の排出を説明する模式的構造
図である。 図中符号: 2……給紙カセット、30……給紙ローラ 31……搬送ローラ、32……原稿搬送部 34……露光部、36……現像部 38……案内ドラム 40,42……搬送ベルト 44……重ね合わせ部、46……蛍光灯ランプ 48……露光ドラム 50……ベルト支持ローラ 52……搬送ベルト、54……分離部 56……ハロゲンランプ 58……加熱ドラム、60……搬送ローラ 62……案内手段、64……排出口 66……スタッカー、68……ファン 70……ファン、71……ケース 72……通気孔 92……支持部材、93……空隙 94……弾性材、96……シート A……感光材料、C……原稿

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動される加熱ドラムの周面に熱現像
    感光材料を接触させて感光材料を加熱現像する加熱現像
    装置において、 加熱ドラムの周面との間に感光材料を挟持して搬送する
    搬送手段と、 加熱ドラムの周面に感光材料を付勢する付勢面を有し該
    付勢面の適宜の位置に前記加熱ドラムの周面の一部との
    間に加熱ドラムの軸方向にわたって空隙を形成する凹部
    を有する弾性材からなる付勢手段と、 該付勢手段に形成された凹部の軸方向両端近傍の空気を
    排出する排気手段とを設けたことを特徴とする加熱現像
    装置。
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