JPH01100235A - アルミニウムハニカム - Google Patents

アルミニウムハニカム

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Publication number
JPH01100235A
JPH01100235A JP25554787A JP25554787A JPH01100235A JP H01100235 A JPH01100235 A JP H01100235A JP 25554787 A JP25554787 A JP 25554787A JP 25554787 A JP25554787 A JP 25554787A JP H01100235 A JPH01100235 A JP H01100235A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum
aluminum honeycomb
thin plate
modulus
young
Prior art date
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Pending
Application number
JP25554787A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Takeda
義信 武田
Toshihiko Kaji
鍛治 俊彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、高弾性係数、及び高強度を有するアルミニウ
ムハニカムに関するものである。
(従来の技術) ハニカム構造の大きな利点の一つは、軽量で高弾性係数
を有することである。その特性を更に伸ばすため、よシ
軽量でより高弾性係数のアルミニウムハニカムが熱望さ
れるが、ハニカムの一般的特性として、同じ材質のハニ
カムではハニカムセルのサイズや箔厚等に影響されず、
最終的に得られる密度により機械的性質が一義的に決定
される性質があることが知られている〔例えば日本金属
学会会報、二(1985)、471.に示されている〕
現在、アルミニウムハニカ氏に用いられているアルミニ
ウム合金は総て溶湯法によって作られており、その製法
上の制約からヤング率は7000〜8000 Kqf/
mm”以上に高くすることはできず、その結果として、
アルミニウムハニカムにおいては比弾性係数(せん断連
性係数を密度で割った値)はせいぜい6.5 X’ 1
0’ m2・s2どまりである。
(発明が解決しようとする問題点) 比弾性係数が6.5 X 106m2・s2というのは
材料として非常に優れた値であり、例えばパラボラアン
テナなどの材料として使うのには充分である。
最近、アルミニウムハニカムはその高比弾性係数に目を
つけられて、音響用スピーカーの振動板としても使われ
始めてきた。より低歪で忠実な音を再現するにはより高
い比弾性係数の材料が必要であり、この観点からは現在
のアルミニウムハニカムの比弾性係数は充分とは言い難
い。
上記に鑑み、本発明は上記アルミニウムハニカムの比弾
性係&に更に高めるべく、高ヤング率を有する急冷アル
ミニウム合金を用いて作られるアルミニウムハニカムを
提案するものである。以下に詳細に本発明を説明する。
(問題点を解決するための手段) 即ち本発明は、ヤング率が9000〜105105O0
/mm2、引張強さが45 Kff/mm2以上の急冷
アルミニウム合金薄板により構成されていることを特徴
とするアルミニウムハニカムである。
上記本発明に係るアルミニウムハニカムは、第1の実施
態様では、溶湯かもの冷却速度が103KyS以上で、
合金元素としてSit含み、かつその含有量が20〜4
0wt%である急冷アルミニウム合金粉末により作られ
た薄板(その特性は、ヤング率が9000〜10500
 Kgf/myy+2、引張強さが45 Kgf/mm
 2以上)により構成されている。
第2の実施態様では、溶湯からの冷却速度か103ンs
以上で、合金元素として少くともSi及びFeを含み、
かつその含有量がSi : 10〜30wt% 、 F
e:3〜10 wt%である急冷アルミニウム合金粉末
により作られた薄板(その特性は、ヤング率が9000
〜10500 Kyf/mm2.引張強さが45 KL
if 7mm2以上)により構成されている。
(作用) 本発明に係るアルミニウムハニカムに於いて、ヤング率
が9DOO〜105105O0/mm2.  引張強さ
が45Kgf/mm2以上とした数字の根拠について説
明する。
現在、溶湯法で作られA/金合金中最もヤング率の高い
のは4062の約8000 Kgf/mm2.最も引張
強度の高いのは5056の約45Kgf/mm2である
。これら従来合金で作ったアルミニウムハニカムよりも
明らかに良い特性(主に高弾性係数)のものを作るには
最低でも9000 Kg f/mm2のアルミニウム合
金が必要である。引張強度は従来以上ということから4
5 Kg f/mm2以上とした。また第1図はついて
以下に述べるように、粉末冶金の手法で作られたアルミ
ニウム合金のヤング率の上限は一般に約10500 K
gf /mm2程度である。
アルミニウムのヤング率及び引張強度を増す場合、最も
手軽な方法はSiを添加する方法である。
Stを多量に添加した場合、溶湯からの冷却速度が遅い
とSi初晶が粗大化して材料をもろくするので冷却は素
早くなされなければならない。この効果が現われるのは
その冷却速度か約103に/s以上からである。第1図
に示すようにSi添加量は20wt%以上のとき、その
ヤング率が9000 Kg f/mm” となる。また
Siの20wt%以上の添加では、添加量か増えるにつ
れて引張強度は、だんだん低下していき4owt%の添
加で約45に9f/mm”となり、それ以上の添加は強
度を下げてしまう。
tた本アルミニウムハニカムが、より苛酷な条件下で使
用される場合には引張強度がより強いものが必要となり
、その時最も安価、手軽で効果の高いのはFeの添加で
ある。Feの添加は3wtefD以下だと・その効果が
少な(,10wt%を超えると、そのような急冷アルミ
ニウム合金粉末を作成するには、溶湯温度を高くしなけ
ればならず、技術的に困難であることと、材料そのもの
ももろくなってしまう。
上述の量のFeを添加した場合、更にSiを添加してヤ
ング率を9000Kgf/mm2以上とするには、第1
図(P/M A!合金(powdermetal A1
合釡)のSi含有量とヤング率の関係)に示すごとく、
最低でも10wt%が必要でるる。またFeを3wt幅
以上添加し、更にSiを30wt%以上添加したアルミ
ニウム合金はもろくなってしまうという欠点を有する。
(実施例) 以下に本発明の実施例を述べる。
エアーアトマイズ法で作成した第1表に示す4種のアル
ミニウム合金粉末を原料とし、第2図の手順でアルミニ
ウムハニカムを作成した。
なお第2図の各手順の詳細は下記の通りである。
CIP :面圧2 ton/ci 熱間薄板押出:厚さ2wI×巾50wm、押出比20゜
450℃ 熱間プレスによりクエーグ状の薄板に加工:ブレス温度
500℃、なおR=4.7 咽、L=50間、W=10咽+1(厚さ〕=  0.5
 mm ハニカム化:重ねて、エポキシ系接着剤で接着。
接着される面はあらかじめ、エミ リー紙で研磨し′た。
切断−:厚さ(D)5咽に切断、なおM=50笥結果は
第2表の通りである。
第3図及び第4図に、本発明アルミニウム/’%ニカム
材の特性を従来アルミニウムハニカムと比較した(第3
図はせん断連性係数の比較、第4図は圧縮強度の比較)
第1表 実験に供した急冷アルミニウム合金粉末の組成
@2表 本発明のアルミニウムハニカムの特性第3図か
ら分かる様に、従来のA1合金5052や3003で作
られたアルミニウムハニカムの比弾性係数か最大でも6
.5 X 106m2・s22種であるのに対して、本
発明アルミニウムハニカムのそれは10〜15X10’
m”・s2と高い値を示している。
また、第4図に見る様に、従来のAj合企5056や5
052で作られたアルミニウムハニカムに比べ、同じ密
度のアルミニウムハニカムで比べた場合、本発明アルミ
ニウムハニカムはその圧縮強度が1.2〜1.5倍程度
に高くなっている。
(発明の効果) 以上説明した様に、本発明のアルミニウム/%二カムは
、従来のアルミニウムハニカムに比べ比弾性係数が大き
いので、特に音響用のスピーカー振動板などに利用する
と有益である。勿論大型化して航空機等の構造材として
用いると大きな効果が期待される。
【図面の簡単な説明】
第1図はP/MA4合金のSi含有量とヤング率の関係
図、第2図は本発明の実施例のアルミニウムハニカム作
成の手順を説明する図、第3図は本発明アルミニウムハ
ニカムト従来アルミニウムハニカムとについてせん断連
性係数を比較する図、第4図は本発明アルミニウムハニ
カムと従来アルミニウムハニカムとについて圧縮強度を
比較する図を夫々例示している。 代理人 弁理士  吉 竹 昌 司゛ 、−も 第1図 51含有量(vt’%) 玲2図 斧 3図 7度/1σ39・C酢3

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヤング率が9000〜10500Kgf/mm^
    2、引張強さが45Kgf/mm^2以上の急冷アルミ
    ニウム合金薄板により構成されていることを特徴とする
    アルミニウムハニカム。
  2. (2)溶湯からの冷却速度が10^3K/S以上で、合
    金元素としてSiを含み、しかもその含有量が20〜4
    0wt%である急冷アルミニウム合金粉末により作られ
    た薄板により構成されている特許請求の範囲第(1)項
    記載のアルミニウムハニカム。
  3. (3)溶湯からの冷却速度が10^3K/S以上で、合
    金元素として少くともSi及びFeを含み、しかもその
    含有量がSi10〜30wt%、Fe3〜10wt%で
    ある急冷アルミニウム合金粉末により作られた薄板によ
    り構成されている特許請求の範囲第(1)項記載のアル
    ミニウムハニカム。
JP25554787A 1987-10-09 1987-10-09 アルミニウムハニカム Pending JPH01100235A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023063366A1 (ja) * 2021-10-12 2023-04-20 株式会社日立ハイテク アルミニウム合金板加工方法

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