JPS6278167A - セラミツクスとタングステンもしくはモリブデンとの接合体 - Google Patents

セラミツクスとタングステンもしくはモリブデンとの接合体

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Publication number
JPS6278167A
JPS6278167A JP21460585A JP21460585A JPS6278167A JP S6278167 A JPS6278167 A JP S6278167A JP 21460585 A JP21460585 A JP 21460585A JP 21460585 A JP21460585 A JP 21460585A JP S6278167 A JPS6278167 A JP S6278167A
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JP
Japan
Prior art keywords
ceramic
molybdenum
intermediate layer
thermal stress
joined body
Prior art date
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Pending
Application number
JP21460585A
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English (en)
Inventor
福原 由雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS6278167A publication Critical patent/JPS6278167A/ja
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  • Ceramic Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、セラミックス部材とタングステンもしくはモ
リブデン部材とを接合してなる接合体に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] タングステン(W)、モリブデン(Mo)は高熱伝導性
ならびに低熱膨張係数を有する金属材料として各種分野
で広く用いられている。そこで、高耐熱性を有するセラ
ミックス部材を効率よく冷却する方法の1つとして、タ
ングステンやモリブデンとの接合が考えられている。−
例をあげると、Si3N4は核融合炉用の構造材料とし
て極めて優れたものであり、具体的には、ダイバータ、
リミタ等の高温環境下に曝される部材として有用である
。この核融合炉用部材は、近年、その受熱効率を良好に
するために、金属部材との接合が進められており、セラ
ミックスと上述したWもしくは阿◎とを接合したもの1
例えば、 Si3 N4材をWもしくはNoと接合し、
このWもしくは阿0をさらにCuあるいはステンレス材
と接合したものなどが多く採用されている。
すなわち、上述した構造において、セラミックスとWあ
るいはセラミックスとMoの接合構造体とすることが必
要である。かかるセラミックスとWもしくはMOとの接
合に際しては、ろう材を使用したろう接法を適用するこ
とが一般的であるが、この接合体にあっては1両者の熱
膨張係数に大きな差があるため、核融合炉用構造部品の
ように極めて高い温度でろう付したり、あるいは接合部
材を使用する場合には1両者の界面に大きな熱応力が発
生し、高熱伝導特性を維持し、セラミックス部材の特性
を維持しうる接合強度を保持しえないという問題が生じ
るため、かかる不都合が生じることのない健全な接合体
への要請が強い。
[発明の目的] 本発明は、従来のかかる問題を解消し、セラミックスと
タングステンもしくはモリブデンとの接合体において1
両者の熱膨張率の相異により発生する熱応力が緩和され
1両者の接合強度が極めて高いセラミックスとWもしく
はMOとの接合体の提供を目的とする。
[発明の概要] 本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねる中
で、セラミックスとWもしくはMOとの接合に使用する
ろう材が、両者を密着せしめる機能に加えて、両者の間
に発生する熱応力を吸収緩和する。云わば、緩衝作用を
有す葛中間層として機能するようなものであればよいと
の着想を得た。″そして、この着想にもとづき、上述し
た条件を満足するろう材として、後述する特定の材料を
選定しその効果を確認して本発明を完成するに到った。
すなわち、本発明のセラミックスとWもしくはMOとの
接合体は、セラミックス部材とタングステンもしくはモ
リブデン部材との間に熱応力緩衝作用を有する材料より
なる中間層が介在せしめられたことを特徴とする。
本発明の接合体において、高い耐熱性を有するセラミッ
クスとしては、とくに限定されるものではないが、前述
した核融合炉用高耐熱部材を考えた場合、軽量で、かつ
、耐熱衝撃性能が良好でプラズマ汚染の少ない窒化ケイ
素(Si3 Na ) 、窒化アルミニウム(AIN)
、炭化ケイ素(SiC)、酸化ジルコニウム(ZrO□
)、グラファイトは好ましいものである。
また、本発明において使用するろう材、すなわち、中間
層を構成する材料としては、熱応力緩衝作用を有するも
のであれば、とくに限定されるものではないが、具体的
には加工硬化せず、塑性変形し易い材料であることが好
ましく1例えば、鉄(Fe)、ニッケル(Ni)および
これらの合金1例えばFe−Ni系合金などを好適なも
のとしてあげることができる。
このようなろう材のうち、Fe−Ni系合金としては、
どのような組成のものであってもよいが、例えば、Fe
が45〜70重量%、旧が30〜55重量%のものは好
ましいものである。また、これらの合金は必要に応じて
、 12重量%以下のクロム(Cr)、2重量%以下の
マンガン(Mn)、などを含んでいてもよい。
すなわち、今仮に、42Ni−Fe合金よりなる中間層
を有するSi3 N4−Ma接合体を考えると、それぞ
れの熱膨張係数はNoが4〜6X104/K、42旧−
Fe合金が5.3X 10” /に、 Sr3 N 4
が3.2〜3.4X lO’ /にであるため、接合時
には、 Moと旧−Fe合金、Ni−Fe合金とSi3
N4の間にそれぞれ熱応力が発生する。しかしながら、
Xl−Fe合金よりなる中間層は自らが塑性変形して各
々の熱応力を吸収するかたちで緩和するため、MOとS
i3Nmとの間のに発生する熱応力は実質的には極めて
小さくなる。とくに、Si3N4は圧縮力には強いが。
引張り力に弱いためこの中間層がないと破壊してしまう
場合がある。
さらに、このような中間層の厚さは、例えば0.2〜2
.0鳳■に設定することが好ましい、この厚さが0.2
鳳■未満である場合には、接合時あるいは大きな温度変
化時に発生する熱応力を充分に吸収することができず、
逆に2.0m鳳を超えると熱応力緩衝作用は充分である
ものの、接合強度が充分でないという不都合が生ずる。
さらに好ましくは、0.5〜1.5 m+*である。
かかる本発明のセラミックスとWもしくはMOとの接合
体は1例えば次のようにして製造することができる。
すなわち、板状、ブロック状などの形状を有するセラミ
ックス部材とWもしくはNo部材との間に、上述した熱
応力緩衝作用を有する中間層を兼ねたろう材を介在させ
てなる積層体を加圧しつつ、真空中にて熱処理を行なう
、この工程において、熱処理時にセラミックス層および
WもしくはMO層に該ろう材を一部拡散せしめて両者の
接合強度を高めるとともに、所望の厚さの中間層を緩衝
層として残留せしめる。なお、処理温度、処理時間はろ
う材の種類、中間層の厚さなどにより適宜設定すること
が好ましいが、通常、 1,300〜1.450℃にお
いて0.3〜1時間時間性なえば足りる。
[発明の実施例] No部材として、純No製の40X 40X 10腸脂
のブロック部材を、セラミックス部材として、5i3N
a製の4QX 40X 10■■のブロック部材を、お
よび、ろう材として、 42Ni−Fe合金製(7) 
40X 40X lam (7)薄板部材を用意した。
これらの部材をろう材を中間層として積層し、この積層
体を 1.0 Kg/adで加圧しながら、真空中、1
.400℃において0.5時間加熱処理した。熱処理後
の中間層の厚さは0.8msであった。
このようにして得られた%o−9i3 N m接合体は
クラックなどの欠陥のない健全なものであった。
さらに、この接合体に対し急熱冷却疲労試験を行なうこ
とにより接合健全度を調べたところ、接合面にクラック
などは生じなかった。
なお、比較のために、ろう材として2〜5%Tiを含む
Cu−Ag系ロウ材を使用し、熱処理温度を800℃、
処理時間を0.5時間としたことを除いては上記実施例
と同様にしてMa−Si3 N 4接合体を製造した。
得られた接合体はSi3N4部材側の接合界面に多数の
クラックが発生していた。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなとおり1本発明のセラミックス
とWもしくはMOとの接合体は、熱応力緩衝作用を有す
るろう材を中間層として有するため、接合時または大き
な温度変化時に発生する熱応力によりクラックなどが生
じることが防止され、健全な接合部を有するとともに、
接合健全性も良好で、とくに、核融合炉用構造部品に適
用して極めて有用であり、その工業的価値は大である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、セラミックス部材とタングステンもしくはモリブデ
    ン部材との間に熱応力緩衝作用を有する材料よりなる中
    間層が介在せしめられたことを特徴とするセラミックス
    とタングステンもしくはモリブデンとの接合体。 2、該熱応力緩衝作用を有する材料が、鉄、ニッケルま
    たはこれらの合金である特許請求の範囲1項に記載の接
    合体。 3、該中間層の厚さが0.2〜2.0mmである特許請
    求の範囲第1項に記載の接合体。 4、該セラミックスが、窒化ケイ素、窒化アルミニウム
    、炭化ケイ素又は酸化ジルコニウムである特許請求の範
    囲第1項に記載の接合体。 5、該セラミックスが、グラファイトである特許請求の
    範囲第1項に記載の接合体。
JP21460585A 1985-09-30 1985-09-30 セラミツクスとタングステンもしくはモリブデンとの接合体 Pending JPS6278167A (ja)

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