JPS61227974A - 炭化ケイ素セラミツクス−金属接合体 - Google Patents
炭化ケイ素セラミツクス−金属接合体Info
- Publication number
- JPS61227974A JPS61227974A JP6753685A JP6753685A JPS61227974A JP S61227974 A JPS61227974 A JP S61227974A JP 6753685 A JP6753685 A JP 6753685A JP 6753685 A JP6753685 A JP 6753685A JP S61227974 A JPS61227974 A JP S61227974A
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- silicon carbide
- carbide ceramic
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- metal bonded
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- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は接合性の優れた炭化ケイ素セラミックス−金属
接合体に関する。
接合体に関する。
[発明の技術的背景とその問題点]
炭化ケイ素(Si C)を主成分とする高密度焼結体は
セラミックスの中でも熱伝導性が良く、耐熱強度が高い
とともに、熱膨張係数がケイ素のそれとほぼ同じである
という特徴をもち、特にジャイアントトランジスタモジ
ュール用回路基板やIC用回路基板等の半導体装に非常
に有利である。
セラミックスの中でも熱伝導性が良く、耐熱強度が高い
とともに、熱膨張係数がケイ素のそれとほぼ同じである
という特徴をもち、特にジャイアントトランジスタモジ
ュール用回路基板やIC用回路基板等の半導体装に非常
に有利である。
また現在開発実験が進められている核融合炉の第−壁や
リミタ、ダイバータ等は特に高温強度、高熱伝導性が要
求されるとともにプラズマ汚染の少すい原子量の小さな
物質で構成することが必要とされており、炭化ケイ素セ
ラミックスはこれらの条件にかなう数少ない材料の1つ
として有望視されている。
リミタ、ダイバータ等は特に高温強度、高熱伝導性が要
求されるとともにプラズマ汚染の少すい原子量の小さな
物質で構成することが必要とされており、炭化ケイ素セ
ラミックスはこれらの条件にかなう数少ない材料の1つ
として有望視されている。
ところで炭化ケイ素セラミックスを半導体装用の構造材
に用いるにしても、核融合炉部材として用いるにしても
導電性付与のため、あるいは強制冷却構造付与のために
は金属と接合させることが不可欠である。
に用いるにしても、核融合炉部材として用いるにしても
導電性付与のため、あるいは強制冷却構造付与のために
は金属と接合させることが不可欠である。
近年この炭化ケイ素セラミックスと金属との接合方法と
して銅・マンガン合金をろう材として接合する方法、あ
るいはさらに金属と炭化ケイ素セラミックスとの熱膨張
差によって生じる熱応力破壊を防ぐために銅と炭素IM
Hとの複合材を中間接合部材として用いる方法が開発さ
れた。
して銅・マンガン合金をろう材として接合する方法、あ
るいはさらに金属と炭化ケイ素セラミックスとの熱膨張
差によって生じる熱応力破壊を防ぐために銅と炭素IM
Hとの複合材を中間接合部材として用いる方法が開発さ
れた。
[発明の目的]
本発明者等はNi基合金あるいはNiが炭化ケイ素ある
いはケイ素と反応することを利用してNiを主構成元素
とする非連続接触体を介して炭化ケイ素セラミックスと
CuまたはCu合金とを接合すると、この中間接合部材
がろう材と熱応力緩衝材の両方の働きをして健全な炭化
ケイ素セラミックス−金属接合体が得られることを見出
した。
いはケイ素と反応することを利用してNiを主構成元素
とする非連続接触体を介して炭化ケイ素セラミックスと
CuまたはCu合金とを接合すると、この中間接合部材
がろう材と熱応力緩衝材の両方の働きをして健全な炭化
ケイ素セラミックス−金属接合体が得られることを見出
した。
本発明は以上のような知見に基づいてなされたもので接
合性に優れ、しかも高温に耐える炭化ケイ素セラミック
ス−金属接合体を提供することを目的とする。
合性に優れ、しかも高温に耐える炭化ケイ素セラミック
ス−金属接合体を提供することを目的とする。
[発明の概要〕
すなわち本発明の炭化ケイ素セラミックス−金属接合体
は炭化ケイ素セラミックスとCUまたはCu合金とが、
少なくとも一層のNiを主構成元素とする非連続接触体
で構成された中間接合層を介して接合されてなることを
特徴とする。
は炭化ケイ素セラミックスとCUまたはCu合金とが、
少なくとも一層のNiを主構成元素とする非連続接触体
で構成された中間接合層を介して接合されてなることを
特徴とする。
本発明における炭化ケイ素セラミックスは、例えばホッ
トプレスまたは常圧焼結によって製造された炭化ケイ素
セラミックス焼結体があげられる。
トプレスまたは常圧焼結によって製造された炭化ケイ素
セラミックス焼結体があげられる。
本発明で用いられる中間接合層は少なくとも一層が熱応
力緩衝材゛として作用する非連続接触体で、Niを主構
成元素とするものである。ここで非連続接触体とは被接
触体と点状あるいは線状接触をなしており、その結果接
触面積が接合面積よりも小さいものを意味する。またそ
の形態としては粉体、発泡体、多孔質焼結体、箔、繊維
または強化複合体があげられる。またNiを主構成元素
とするものとしてはNi単体の他、NiとPまたはCr
との合金があげられる。
力緩衝材゛として作用する非連続接触体で、Niを主構
成元素とするものである。ここで非連続接触体とは被接
触体と点状あるいは線状接触をなしており、その結果接
触面積が接合面積よりも小さいものを意味する。またそ
の形態としては粉体、発泡体、多孔質焼結体、箔、繊維
または強化複合体があげられる。またNiを主構成元素
とするものとしてはNi単体の他、NiとPまたはCr
との合金があげられる。
本発明においてはこの中間接合層は上記の他、OL+を
主構成元素とする非連続接触体で構成された層をさらに
加えてもよい。
主構成元素とする非連続接触体で構成された層をさらに
加えてもよい。
炭化ケイ素セラミックス焼結体とGOまたはCu合金と
の接合は例えば次のようにして行なう。
の接合は例えば次のようにして行なう。
炭化ケイ素セラミックス焼結体の表面にNiを主構成元
素とする非連続接触体で構成された中間接合層を介して
例えばタフピッチ電解銅を接触させ、真空または不活性
ガス雰囲気中、加圧または無加圧状態で約900〜10
00℃で加熱して接合させる。
素とする非連続接触体で構成された中間接合層を介して
例えばタフピッチ電解銅を接触させ、真空または不活性
ガス雰囲気中、加圧または無加圧状態で約900〜10
00℃で加熱して接合させる。
本発明による炭化ケイ素セラミックス−金属接合体とし
ては例えば次のようなものがあげられる。
ては例えば次のようなものがあげられる。
Si C/Ni −P非晶質箔/Cu
5i −8t C/Ni−Cr発泡体/C08i C/
Ni −P非晶質1tIi/Ni−Cr発泡体/Ni
−P非晶質箔/C11 Si C/Ni −P非晶質箔/Cu −C繊維複合体
/Ni −P非晶質箔/Cu [発明の実施例] 次に本発明の実施例について説明する。
Ni −P非晶質1tIi/Ni−Cr発泡体/Ni
−P非晶質箔/C11 Si C/Ni −P非晶質箔/Cu −C繊維複合体
/Ni −P非晶質箔/Cu [発明の実施例] 次に本発明の実施例について説明する。
実施例1
カーボランダム社製のホットプレス法による炭化ケイ素
セラミックス焼結体10璽v x 10n+ X 3.
5uの金属部材との接合面について#400の研磨仕上
げをしたのち、アセトン洗浄した。
セラミックス焼結体10璽v x 10n+ X 3.
5uの金属部材との接合面について#400の研磨仕上
げをしたのち、アセトン洗浄した。
一方、12n X 14n X 5 nのタフピッチ電
解銅板を希硝酸、アセトン等で洗浄した。
解銅板を希硝酸、アセトン等で洗浄した。
次にこの炭化ケイ素セラミックス焼結体に、12n X
12n X O,O5n のMBF60(Ni
89wt %−P11wt%合金、非晶質箔、日本非晶
質金属株式会社製商品名) 、11n x 11u x
O,5mmのCu十CIIM35vo1%(株式会社
日立製作所製)および12n×12nX 0006 u
のMBF60を順に接触させ、上記の銅板を最後に当接
させて5〜10X 1O−5T Orrの真空中、35
kg/c7の加圧下、900〜910℃で5分間加熱し
た。
12n X O,O5n のMBF60(Ni
89wt %−P11wt%合金、非晶質箔、日本非晶
質金属株式会社製商品名) 、11n x 11u x
O,5mmのCu十CIIM35vo1%(株式会社
日立製作所製)および12n×12nX 0006 u
のMBF60を順に接触させ、上記の銅板を最後に当接
させて5〜10X 1O−5T Orrの真空中、35
kg/c7の加圧下、900〜910℃で5分間加熱し
た。
このようにして得られた接合体は、炭化ケイ素セラミッ
クス焼結体と銅板とが緻密に密着し、接合状態の優れた
ものであった。
クス焼結体と銅板とが緻密に密着し、接合状態の優れた
ものであった。
またこの接合体について、レーザフラッシュ法を利用し
てみかけの熱拡散率を測定したところ、α′−0,31
3c(/ secであった。ちなみにホットプレス炭化
ケイ素セラミックス焼結体のみでは熱拡散率α−0,5
71d/sea 、熱伝導率に−1,19W/CIl
−Kであった。また上記の結果から試算した接合体界面
の熱接触コンダクタンス係数はH−5〜6W/CI −
Kであった。
てみかけの熱拡散率を測定したところ、α′−0,31
3c(/ secであった。ちなみにホットプレス炭化
ケイ素セラミックス焼結体のみでは熱拡散率α−0,5
71d/sea 、熱伝導率に−1,19W/CIl
−Kであった。また上記の結果から試算した接合体界面
の熱接触コンダクタンス係数はH−5〜6W/CI −
Kであった。
実施例2〜4
中間接合材として表に示すものを用い、表に示す条件で
接合を行なう他は実施例1と同様にして炭化ケイ素セラ
ミックス−金属接合体を製造した。
接合を行なう他は実施例1と同様にして炭化ケイ素セラ
ミックス−金属接合体を製造した。
*1・・・実施例1でのべたものと同じ* 2 = 1
1n X 11n X 1.6nのNi−Cr合金、発
泡体 (住友電工株式会社製商品名) [発明の効果] 本発明によれば、ろう材としての作用と熱応力緩衝作用
とをあわせもつN1またはNi基合金の非連続接触体を
中間接合材にもちいることによって健全な接合体が得ら
れるので、接合工程を簡略化することができる。またさ
らなる中間接合層を介することによってより高温強度の
大きな接合体を得ることもできる。
1n X 11n X 1.6nのNi−Cr合金、発
泡体 (住友電工株式会社製商品名) [発明の効果] 本発明によれば、ろう材としての作用と熱応力緩衝作用
とをあわせもつN1またはNi基合金の非連続接触体を
中間接合材にもちいることによって健全な接合体が得ら
れるので、接合工程を簡略化することができる。またさ
らなる中間接合層を介することによってより高温強度の
大きな接合体を得ることもできる。
Claims (6)
- (1)炭化ケイ素セラミックスとCuまたはCu合金と
が、少なくとも一層のNiを主構成元素とする非連続接
触体で構成された中間接合層を介して接合されてなるこ
とを特徴とする炭化ケイ素セラミックス−金属接合体。 - (2)炭化ケイ素セラミックスはホットプレスまたは常
圧焼結によって製造されたものである特許請求の範囲第
1項記載の炭化ケイ素セラミックス−金属接合体。 - (3)Cuを主構成元素とする非連続接触体で構成され
た中間接合層をさらに介してなる特許請求の範囲第1項
記載の炭化ケイ素セラミックス−金属接合体。 - (4)非連続接触体は、粉体、発泡体、多孔質焼結体、
箔、繊維または強化複合体である特許請求の範囲第1〜
3項のいずれか記載の炭化ケイ素セラミックス−金属接
合体。 - (5)炭化ケイ素セラミックス−金属接合体は半導体用
回路基板である特許請求の範囲第1項記載の炭化ケイ素
セラミックス−金属接合体。 - (6)炭化ケイ素セラミックス−金属接合体は核融合炉
第1壁またはリミタ、ダイバータ用部材である特許請求
の範囲第1項記載の炭化ケイ素セラミックス−金属接合
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6753685A JPS61227974A (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 | 炭化ケイ素セラミツクス−金属接合体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6753685A JPS61227974A (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 | 炭化ケイ素セラミツクス−金属接合体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61227974A true JPS61227974A (ja) | 1986-10-11 |
Family
ID=13347795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6753685A Pending JPS61227974A (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 | 炭化ケイ素セラミツクス−金属接合体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61227974A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008019166A (ja) * | 2004-02-04 | 2008-01-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 種結晶の固定方法及びその固定方法を用いた単結晶の製造方法 |
CN109759665A (zh) * | 2019-03-22 | 2019-05-17 | 中山大学 | 一种具有三维网状分布的TiB晶须增强的陶瓷/金属接头制备方法 |
-
1985
- 1985-03-30 JP JP6753685A patent/JPS61227974A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008019166A (ja) * | 2004-02-04 | 2008-01-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 種結晶の固定方法及びその固定方法を用いた単結晶の製造方法 |
CN109759665A (zh) * | 2019-03-22 | 2019-05-17 | 中山大学 | 一种具有三维网状分布的TiB晶须增强的陶瓷/金属接头制备方法 |
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