JPS6153174A - セラミツク接合用緩衝材 - Google Patents

セラミツク接合用緩衝材

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Publication number
JPS6153174A
JPS6153174A JP17500384A JP17500384A JPS6153174A JP S6153174 A JPS6153174 A JP S6153174A JP 17500384 A JP17500384 A JP 17500384A JP 17500384 A JP17500384 A JP 17500384A JP S6153174 A JPS6153174 A JP S6153174A
Authority
JP
Japan
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ceramic
thermal expansion
metal
bonding
cushioning material
Prior art date
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Pending
Application number
JP17500384A
Other languages
English (en)
Inventor
良一 梶原
久宣 岡村
舟本 孝雄
小倉 慧
志田 朝彦
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、熱膨張率の異なるセラミックと金属の接合部
に挿入し、接合時の加熱冷却に伴う熱応力や使用時の熱
サイクルに伴う熱応力を緩和するためのセラミック接合
用緩衝材に関する。
〔発明の背景〕
一般にシリコンカーバイドやシリコンナイトライドのよ
うな熱膨張率が4.0XIO″4/−c以下と非常に小
さいセラミックと金属の接合は、接合温度を高くするに
つれて冷却時に発生する熱応力が高くなり、セラミック
が破壊されてしまうという問題がある。このため、70
0℃以上の高い温度で接合する場合にはセラミックと金
属の間に両者の熱膨張差によって生じる熱応力を緩和す
るための緩衝材を用いなければならないが、この緩衝材
には従来から2通りの考え方がある。1つは緩衝材とし
て小さい応力で容易に弾性変形あるいは塑性変形する材
料を用い、セラミックと金属の接合部に発生する応力を
緩衝材の変形によって小さくするという方法で、これに
は第3図に示すように細い金属線を綿状にしてプレスし
たポーラスな材料を用いたものが既に実用化されている
(Design  News、1978.9、添付資料
) しかし、この方法は緩衝材自体が弱いため高強度の継手
が得られず、気密性や熱伝導性に劣る等の点から適用範
囲が限られていた。また他の1つの考え方は緩衝材とし
て熱膨張率がセラミック並に小さい材料を用いセラミッ
クとの接合部に高い熱応力を発生させない方法であるが
、現状では常温から1000℃までの広い温度域に渡っ
て熱膨張率が3.5〜4.4X10″′/°C程度の金
属は見い出されておらず、この方法での高温接合は実現
されていない、現状で熱膨張率の最も小さい金属はタン
グステン(4,5X10= /”C)であるが、700
°C以上の高温接合ではセラミックが破壊されてしまう
〔発明の目的〕
本発明の目的は、熱膨張率の異なるセラミックと金属を
700°C以上の高温で高強度に接合でる緩衝材を提供
することにある。
〔発明の概要〕
前述したように、常温から1000℃の温度域では金属
材料のうちタングステンが最も小さい熱膨張率4.5X
10°′/℃を示すが、それでもSiC等の3.7X1
04/’Cに比べると高い値であり、高温から冷却した
時の熱応力は高くなる。
しかし、セラミックに着目すると、SiCの中でも製造
法の違いによって4.0〜5.0XIO−’/℃の範囲
のものがあり、ジルコン系のセラミックでは3.7〜4
.4X10°6/℃の範囲の熱膨介 張車をもつものがある。熱応力は異なった熱膨張率の差
に比例して発生するため、隣接する異種材の熱膨張差を
小さくすることで熱応力を小さくできる。このため、金
属では得られないような低熱膨張率で、接合したいセラ
ミックの熱膨張率に近い熱膨張率をもつ中間緩衝材をセ
ラミックの中から選択し、またそのようなセラミックを
第1図に示すように多数段重ねることによって金属と接
合する部分のセラミックの熱膨張率を高くしてやれば、
700℃以上の高い温度で接合してもセラミックを損傷
することなく強固な継手を得ることが可能となる。
〔発明の実施例〕
以下本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第2図は、熱交換器に電気絶縁性、高熱伝導性のSiC
セラミック(商品名ヒタセラム)を用いた冷却構造部品
の組み立て接合構造を示す6図においてSiCセラミッ
ク20の上に、SiCとZrBを焼結したリング状のセ
ラミックにNiをメタライズしたものでSiCとZrB
の各比率を例えば9:1.5:5.1:9と各比率を変
えたものを下段はどSiCの比率が高くなるように重ね
、その上にリング状のタングステン12を置いて緩衝材
を構成し、その上に接合すべきステンレス製の枝パイプ
10及び主パイプ7を配置し、金属と金属の接合界面に
は接合用のインサート材としてN1−Cr−Fe−B−
3iのはく9.11を挿入した状態で、全体を不活性ガ
ス雰囲気中あるいは真空雰囲気中において1000 ”
Cに加熱し、圧力をかけて全接合箇所を一度に気密接合
している。半導体部品22は、冷却構造体24をつくっ
た後でSiCセラミック20の下の面にメタライズ膜2
3を介して半田付けされている。使用状態ではパイプ内
に冷却媒体8が流入され、半導体部品22から発生する
熱をSiCツセラミック2゜を介して冷却媒体8が受は
取り外部に排熱して冷却する。
本実施例によれば、SiCセラミックとステンレス製の
枝パイプを、SiCとZrBからなるセラミックとタン
グステンによって構成される緩衝材によって、1000
℃の高温で接合することが可能となるため、他の部位の
金属と金属の接合を同、時に行えるようになり接合工程
数を減らすことができる。また高融点のインサート材を
用いることができるため、インサート材の選定範囲が広
くなり冷却媒体に対して高耐食性の材質を用いることが
できるようになり、冷却構造部品としての信頼性向上が
図れる。
また第2図において、SiCセラミック20とステンレ
ス製の枝パイプ10を接合するための緩衝材を、各種成
分比率のセラミックを接合してつくったが、予めSiC
セラミックを焼結するときに各種成分比率のグリーンシ
ートを重ね、焼結によってSiCセラミックを一体化し
てつくってもよい。
本実施例によれば、セラミックの接合箇所が少なくなる
ため、製品としての信頼性向上が図れる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように1本発明によれば熱膨張率)\大き
く異なるセラミックと金属を700℃以上d高温で高強
度に耐熱接合できる緩衝材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明の実施例
を示す図、第3図は従来例を示す図である。 1・・・セラミックの接合部材、2・・・金属の接合部
材、3・・・メタライズ膜、4.4′・・・ろう材、5
・・・緩衝材、6・・・セラミック製緩衝材、7・・・
ステンレス配管、8・・・冷媒、9.11・・・金属接
合用インサート材、10・・・枝パイプ、12・・・タ
ングステンリング、13.15.17.19・・・セラ
ミック接合用インサート材、14.16.18・・・成
分比率の異なる5iC−ZrBセラミック、20−・・
SiCセラ:zツタ、21・・・はんだ、22・・・発
熱体、23・・・メタライズ膜。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱膨張率に差があるセラミックと金属を接合する場
    合において、両接合部材間に挿入する熱応力緩衝材が、
    接合すべきセラミックの熱膨張率より高く金属の熱膨張
    率より低い中間の熱膨張率を有するセラミックから構成
    されることを特徴とするセラミック接合用緩衝材。 2、特許請求の範囲第1項において、熱応力緩衝用セラ
    ミックが2種以上の無機成分から成り、しかもその構造
    が成分比率を接合すべきセラミック側から金属側にかけ
    て段階的に変えた多層状となっており、セラミック側と
    金属側で熱膨張率が異なることを特徴とするセラミック
    接合用緩衝材。 3、特許請求の範囲第2項において、多層状の熱応力緩
    衝用セラミックが、各成分比率の無機粉末と焼結助材を
    混合したがグリーンシートを多層に重ね、ホットプレス
    により一度に焼結して製造されることを特徴とするセラ
    ミック接合用緩衝材。 4、特許請求の範囲第1項において、熱応力緩衝材が熱
    膨張率の少しづつ異なった別種のセラミックの板を多数
    枚重ねインサート金属を介して接合された構造となって
    いることを特徴とするセラミック接合用緩衝材。
JP17500384A 1984-08-24 1984-08-24 セラミツク接合用緩衝材 Pending JPS6153174A (ja)

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