JPH01150404A - アルミニウムめっき不銹鋼箔の圧延方法 - Google Patents
アルミニウムめっき不銹鋼箔の圧延方法Info
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- JPH01150404A JPH01150404A JP30773487A JP30773487A JPH01150404A JP H01150404 A JPH01150404 A JP H01150404A JP 30773487 A JP30773487 A JP 30773487A JP 30773487 A JP30773487 A JP 30773487A JP H01150404 A JPH01150404 A JP H01150404A
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- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明はアルミニウムめっき不銹鋼箔の圧延方法に関
する。
する。
この発明により製造したアルミニウムめっき不銹鋼箔は
、電子部品、耐熱材料、室内装価材、自動１ｊ用材料、
その他の産業用材料として用いられる。なお、アルミニ
ウムめっき不銹鋼箔の厚みは、たとえば１０〜１５０ｕ
ｍ程度である。
、電子部品、耐熱材料、室内装価材、自動１ｊ用材料、
その他の産業用材料として用いられる。なお、アルミニ
ウムめっき不銹鋼箔の厚みは、たとえば１０〜１５０ｕ
ｍ程度である。
（従来の技術）
特定の金属あるいは合金などの箔圧延では、それぞれの
金属あるいは合金の特性を活かすような条件で圧延が行
なわれている。従来、圧延によるアルミニウムめっき鋼
板の製造法として、たとえば特公昭５７−１２６９０号
公報「極薄アルミメツキ鋼板およびその製造法」などで
開示された技術がある。しかし、この発明が対象とする
アルミニウムめっき不銹鋼については未だ箔圧延の実績
かなく、またその圧延技術も公開されるに至っていない
。
金属あるいは合金の特性を活かすような条件で圧延が行
なわれている。従来、圧延によるアルミニウムめっき鋼
板の製造法として、たとえば特公昭５７−１２６９０号
公報「極薄アルミメツキ鋼板およびその製造法」などで
開示された技術がある。しかし、この発明が対象とする
アルミニウムめっき不銹鋼については未だ箔圧延の実績
かなく、またその圧延技術も公開されるに至っていない
。
（発明が解決しようとする問題点）
アルミニウムめっき不銹鋼の箔圧延では、特にアルミニ
ウムめっきが剥離しやすく、通常の圧延方法では正常な
箔の製造が困難であるという問題がある。すなわち、ア
ルミニウムめっき不銹鋼板は、下地である不銹鋼と軟質
なアルミニウム層との間にもろくて加工性の悪い合金層
が存在する。
ウムめっきが剥離しやすく、通常の圧延方法では正常な
箔の製造が困難であるという問題がある。すなわち、ア
ルミニウムめっき不銹鋼板は、下地である不銹鋼と軟質
なアルミニウム層との間にもろくて加工性の悪い合金層
が存在する。
このようなアルミニウムめっき不銹鋼板を箔圧延すると
、不銹鋼とアルミニウム層とは塑性変形によって薄く伸
びるが、中間にある合金層はもろく延展性に欠けるため
にクラックが入りやすい。このクラックに軟質なアルミ
ニウムが入りこみ塑性流動によって合金層と不銹鋼の界
面にクラックを生じ、アルミニウムめっきが剥離する。
、不銹鋼とアルミニウム層とは塑性変形によって薄く伸
びるが、中間にある合金層はもろく延展性に欠けるため
にクラックが入りやすい。このクラックに軟質なアルミ
ニウムが入りこみ塑性流動によって合金層と不銹鋼の界
面にクラックを生じ、アルミニウムめっきが剥離する。
めっきが剥離すると、製品特性が失なわれるとともに外
観が１負なわれる。
観が１負なわれる。
この発明はアルミニウムめっき不銹鋼板を箔圧延しても
アルミニウムめっきが剥離することのない圧延方法を提
供しようとするものである。
アルミニウムめっきが剥離することのない圧延方法を提
供しようとするものである。
（問題点を解決するための手段）
この発明によるアルミニウムめフき不銹鋼箔の圧延方法
は、Ｏｒを５重ｙ １以上含有するアルミニウムめっき
不銹鋼板を、３パス以下の初期段階に全圧下率の６０を
以上を適用する初期強圧下冷間圧延を行なう。
は、Ｏｒを５重ｙ １以上含有するアルミニウムめっき
不銹鋼板を、３パス以下の初期段階に全圧下率の６０を
以上を適用する初期強圧下冷間圧延を行なう。
全圧下率の６０％以上の圧下率を１〜３パスの初期段階
に集中して適用して圧延するのは、４パス以上のパス数
で圧延すると１パス当りの圧下率が小さくなり、アルミ
ニウムめっきが剥離するからである。１〜３の初期パス
における圧下率の上限は特に制限はなく、良好な板形状
が得うねる範囲で圧下率は高い方がめつき密着性は良好
である。
に集中して適用して圧延するのは、４パス以上のパス数
で圧延すると１パス当りの圧下率が小さくなり、アルミ
ニウムめっきが剥離するからである。１〜３の初期パス
における圧下率の上限は特に制限はなく、良好な板形状
が得うねる範囲で圧下率は高い方がめつき密着性は良好
である。
１〜３パスで全圧下率の６０に以上の圧下率を適用する
圧延が行なわれるなら、その後のパスは通常の圧延によ
る圧下率、たとえば１０〜２５ｔ／パスの圧延でもめっ
きの剥離はないが、全パスとも高圧下率で圧延するほう
がより高い密着性が得られる。
圧延が行なわれるなら、その後のパスは通常の圧延によ
る圧下率、たとえば１０〜２５ｔ／パスの圧延でもめっ
きの剥離はないが、全パスとも高圧下率で圧延するほう
がより高い密着性が得られる。
このように１パス当りの圧下率が高いので、パス数は板
厚にもよるが３〜１０パス程度で最終板厚となり、従来
の箔圧延のパス数より少なく、たとえば半分以下ですむ
。なお、不銹鋼面へのアルミニウムめっきは溶融めっき
などによりなされ、その厚さは製品の用途による。
厚にもよるが３〜１０パス程度で最終板厚となり、従来
の箔圧延のパス数より少なく、たとえば半分以下ですむ
。なお、不銹鋼面へのアルミニウムめっきは溶融めっき
などによりなされ、その厚さは製品の用途による。
また、この発明によるアルミニウムめっき不銹鋼箔の圧
延方法は先に述べた圧延においてアルミニウムめっき不
銹鋼板をロール径２０ｍｍ以上のワークロールを用いて
圧延することが好ましい。
延方法は先に述べた圧延においてアルミニウムめっき不
銹鋼板をロール径２０ｍｍ以上のワークロールを用いて
圧延することが好ましい。
ワークロール径が２０＋ｎｍ以下の場合には圧延条件に
よってはアルミニウムめっきが剥離することがある。ま
た、ワークロールの材質として通常圧延の冷間圧延用鍛
鋼ロール、超硬合金ロールのとちらでも前に述べた圧延
条件を満足すればめっき剥離の発生はないが箔圧延にお
いて１パス当りの圧下率を大きくとるためにはヤング率
の高い超硬合金ロールの方が圧下限界の面からも有利で
ある。
よってはアルミニウムめっきが剥離することがある。ま
た、ワークロールの材質として通常圧延の冷間圧延用鍛
鋼ロール、超硬合金ロールのとちらでも前に述べた圧延
条件を満足すればめっき剥離の発生はないが箔圧延にお
いて１パス当りの圧下率を大きくとるためにはヤング率
の高い超硬合金ロールの方が圧下限界の面からも有利で
ある。
超硬合金としてＷＣ合金、ＷＣ−Ｇｏ金合金の他が用い
られる。全てのパスを超硬合金ロールで圧延するように
してもよいが、圧延条件によってはあるパスでは鍛鋼ロ
ールを、他のパスでは超硬合金ロールを用いるように両
材質のロールを組み合わせるようにしてもよい。
られる。全てのパスを超硬合金ロールで圧延するように
してもよいが、圧延条件によってはあるパスでは鍛鋼ロ
ールを、他のパスでは超硬合金ロールを用いるように両
材質のロールを組み合わせるようにしてもよい。
（作用）
１〜３パスで、全圧下率の６０＊以上の圧下率を適用す
る圧延を行なうことによって、アルミニウムめっきが剥
離することなく圧延できる。すなわち、めっき剥離は合
金層にクラックが発生しても、冷間圧延初期段階での圧
下率が高いためにアルミニウムがクラックを塞ぐと同時
にアルミニウムおよび不銹鋼の接触面が新生面となるこ
とによって金属結合が形成され、アルミニウムめっきの
密着性が向上する。この結果、めっきが剥離することは
ない。
る圧延を行なうことによって、アルミニウムめっきが剥
離することなく圧延できる。すなわち、めっき剥離は合
金層にクラックが発生しても、冷間圧延初期段階での圧
下率が高いためにアルミニウムがクラックを塞ぐと同時
にアルミニウムおよび不銹鋼の接触面が新生面となるこ
とによって金属結合が形成され、アルミニウムめっきの
密着性が向上する。この結果、めっきが剥離することは
ない。
一方、ワークロール径が２０１１Ｉｍ以上の大きなロー
ル径のものを用いて圧延するときはアルミニウム層に作
用する剪断変形の影響が小さくなりめっき剥離が少なく
なる利点がある。
ル径のものを用いて圧延するときはアルミニウム層に作
用する剪断変形の影響が小さくなりめっき剥離が少なく
なる利点がある。
（実施例）
次の条件でアルミニウムめっき不銹鋼板を箔に圧延した
。
。
１）試料
■原板： １５％Ｃｒ−４＊ＡＭ−ＦｅＯ，４ｔＸ
１５０ｗｘコイル（ｍｍ）■めっき：片面に厚み４０μ
ｍの溶融アルミニウムめっき ２）圧延機 １２段圧延機 ロールサイズ： ワークロール 直径５０．３５ｘ胴長４２０ （ｍｍ）
中間ロール 直径７２×胴長４２０ （ｔｎｍ）へ′
ツタアップロール 直径１５０×胴長４２０ （ｍｍ） ロール材質；ＷＣ合金 冷間圧延用高炭素クロム鍛鋼 （第１表参照） ３）圧下率 第１表参照 ４）仕上寸法 ０．０４ｔＸ １５０ｗｘコイル （ｍｍ）上記条件に
よりアルミニウムめっき不銹鋼板を箔に圧延した結果を
第１表に示す。なお、比較例の圧下率は通常の箔圧延に
における圧下率である。
１５０ｗｘコイル（ｍｍ）■めっき：片面に厚み４０μ
ｍの溶融アルミニウムめっき ２）圧延機 １２段圧延機 ロールサイズ： ワークロール 直径５０．３５ｘ胴長４２０ （ｍｍ）
中間ロール 直径７２×胴長４２０ （ｔｎｍ）へ′
ツタアップロール 直径１５０×胴長４２０ （ｍｍ） ロール材質；ＷＣ合金 冷間圧延用高炭素クロム鍛鋼 （第１表参照） ３）圧下率 第１表参照 ４）仕上寸法 ０．０４ｔＸ １５０ｗｘコイル （ｍｍ）上記条件に
よりアルミニウムめっき不銹鋼板を箔に圧延した結果を
第１表に示す。なお、比較例の圧下率は通常の箔圧延に
における圧下率である。
実施例１〜７がこの発明によるものである。第１表に示
す結果によれば、１〜３パスで全圧下率の６喰以上の圧
下率を適用する圧延を行なうことによりめっき剥離は全
く発生しないことがわか（発明の効果） この発明によれば、アルミニウムめっき不銹鋼板の圧延
中にめっきが剥離することがなく、不銹鋼とアルミニウ
ム層が強固に接合した美麗な表面のアルミニウムめっき
不銹ｍｒ箔を得ることができる。
す結果によれば、１〜３パスで全圧下率の６喰以上の圧
下率を適用する圧延を行なうことによりめっき剥離は全
く発生しないことがわか（発明の効果） この発明によれば、アルミニウムめっき不銹鋼板の圧延
中にめっきが剥離することがなく、不銹鋼とアルミニウ
ム層が強固に接合した美麗な表面のアルミニウムめっき
不銹ｍｒ箔を得ることができる。
Claims (1)
- 重量で、Ｃｒを５％以上含有する不銹鋼板にアルミニウ
ムめっきを施した鋼板を、冷間圧延するに際し、３パス
以前の初期段階に全圧下率の６０％以上の圧下率を適用
して圧延することを特徴とするアルミニウムめっき不銹
鋼箔の圧延方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30773487A JPH01150404A (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | アルミニウムめっき不銹鋼箔の圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30773487A JPH01150404A (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | アルミニウムめっき不銹鋼箔の圧延方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01150404A true JPH01150404A (ja) | 1989-06-13 |
Family
ID=17972619
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30773487A Pending JPH01150404A (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | アルミニウムめっき不銹鋼箔の圧延方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01150404A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012067146A1 (ja) * | 2010-11-17 | 2012-05-24 | 新日鉄マテリアルズ株式会社 | 基材用金属箔 |
| WO2012067143A1 (ja) * | 2010-11-17 | 2012-05-24 | 新日鉄マテリアルズ株式会社 | 基材用金属箔及びその製造方法 |
-
1987
- 1987-12-07 JP JP30773487A patent/JPH01150404A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012067146A1 (ja) * | 2010-11-17 | 2012-05-24 | 新日鉄マテリアルズ株式会社 | 基材用金属箔 |
| WO2012067143A1 (ja) * | 2010-11-17 | 2012-05-24 | 新日鉄マテリアルズ株式会社 | 基材用金属箔及びその製造方法 |
| CN103210112A (zh) * | 2010-11-17 | 2013-07-17 | 新日铁住金高新材料株式会社 | 基材用金属箔 |
| CN103249857A (zh) * | 2010-11-17 | 2013-08-14 | 新日铁住金高新材料株式会社 | 基材用金属箔及其制造方法 |
| JP5816615B2 (ja) * | 2010-11-17 | 2015-11-18 | 新日鉄住金マテリアルズ株式会社 | 基材用金属箔 |
| JP5816617B2 (ja) * | 2010-11-17 | 2015-11-18 | 新日鉄住金マテリアルズ株式会社 | 基材用金属箔及びその製造方法 |
| US9296180B2 (en) | 2010-11-17 | 2016-03-29 | Nippon Stell & Sumikin Materials Co., Ltd. | Metal foil for base material |
| TWI561371B (en) * | 2010-11-17 | 2016-12-11 | Nippon Steel Materials Co Ltd | Metal foil for base material and producing method thereof |
| US9902134B2 (en) | 2010-11-17 | 2018-02-27 | Nippon Steel & Sumikin Materials Co., Ltd. | Metal foil for base material and producing method thereof |
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