JPH01100028A - バリウムフェライト磁性粉およびその製造方法 - Google Patents

バリウムフェライト磁性粉およびその製造方法

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JPH01100028A
JPH01100028A JP63028747A JP2874788A JPH01100028A JP H01100028 A JPH01100028 A JP H01100028A JP 63028747 A JP63028747 A JP 63028747A JP 2874788 A JP2874788 A JP 2874788A JP H01100028 A JPH01100028 A JP H01100028A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、大方晶マグネトブランバイト型バリウムフェ
ライト磁性粉およびその製造方法並びにそれを用いた磁
気記録用媒体に関するものである。
さらに詳しべは、本発明:=比表!積が20〜70 r
d/g、保磁力が200〜20000eであり、飽相離
化が従来のものと比較して飛躍的に向上しており、さら
に保磁力の温度変化が小さく、異方性磁界分布がシャー
プなマグネトブランバイト型バリウムフェライト磁性粉
およびその製造方法並びにそれを用いた高密度記録用の
磁気記録媒体に関するものである。
近年、磁気記録の高密度化の要求に伴い、バリウムフェ
ライト磁性粉を磁気記録媒体として用いる垂直磁気記録
方式の開発が進められている。
垂直磁気記録方式に用いられるバリウムフェライト磁性
粉としては、保磁力が適当な値(200〜20000e
)で、飽和磁化ができるだけ高く、保磁力の温度変化が
小さく、しかも異方性磁界分布がシャープなものが望ま
れている。
(従来の技術およびその問題点) 従来、バリウムフェライト磁性粉の製造方法としては、
例えば共沈法、ガラス結晶化法、水熱合成法等積々の方
法が知られており、ガラス結晶化法については、特公昭
60−15575号公報、水熱合成法については、例え
ば特開昭59−175707号公報、特公昭6(1−1
2973号公報、特公昭60−15576号公報、特開
昭60−137002号公報等で提案されている。
しかしながら、前記いずれの方法においても得られるバ
リウムフェライト磁性粉は、比表面積が40 rd/g
以上の微粒子になると飽和磁化が55emu/g以下に
低下してしまい、また保磁力の温度変化が大きいという
欠点があった。
一方、特開昭61−236104号公報、特開昭62−
16232号公報等には、Znを添加することにより飽
和磁化が向上することが開示されている。しかし、Zn
を添加して得られるバリウムフェライト磁性粉は異方性
磁界分布が広くなってしまうという問題があった。
(発明の目的) 本発明の目的は、前記問題点を解決し、微粒子で比表面
積が20〜70 ffl/g、保磁力が200〜200
00eであり、飽和磁化が従来のものと比較して飛躍的
に向上しており、さらに保磁力の温度変化が小さく、異
方性ミ界分布がシャープであるバリウムフェライト磁性
粉およびその製造方法並びにそれを用いた高・密度記録
用の磁気記録媒体を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明者等は、鋭意検討の結果、バリウムフェライト磁
性粉のFe原子の一部をGo−Ni −Zn−Tiとい
う特定の組み合わせで置換することにより、飽和磁化が
高く、保磁力の温度変化が小さ(、異方性磁界分布がシ
ャープになることを見出した。
すなわち、本発明は一般式 %式%) (ただし、n m O,8〜1.2.0.1’<x<1
.5.0゜1 < y < 1.5.0.1 < Z 
< 1.5、Q、l<w<1.5、かつw<x+y+z
である。)で表される大方晶マグネトブランバイト型バ
リウムフェライト磁性粉およびその製造方法並びにそれ
を用いた高密度記録用の磁気記録媒体に関する。
本発明においては、出発原料として、バリウム1グラム
原子に対して鉄が1〜12グラム原子、鉄L 2−x−
y−z−wグラム原子に対しで、コバルトがXグラム原
子、ニッケルがyグラム原子、亜鉛が2グラム原子およ
びチタンがWグラム原子の割合のそれぞれの元素の化合
物を用い、該出発原料を水に溶解し、これに混合後の溶
液中の水酸化アルカリ濃度が3モル/1以上となるよう
に水酸化アルカリを加えて沈澱物を生成させ、該沈澱物
を含むスラリを120〜300℃で水熱処理した後、生
成した沈澱物に融剤を混合し、混合物を700〜950
℃で焼成することにより、前記大方晶マグネトブランバ
イト型バリウムフェライト磁性粉が得られる。
本発明においては、まず出発原料であるバリウム、鉄、
コバルト、ニッケル、亜鉛およびチタンのそれぞれの化
合物を水に溶解し、これに水酸化アルカリを加えて沈澱
物を生成させる。
バリウム化合物としては、硝酸バリウム、塩化バリウム
、水酸化バリウム等が用いられる。バリウムの使用量は
、バリウム濃度が0.03〜0.50モル/1の範囲に
なるようにするのが六方晶の結晶性のよい粒子を得るう
えで望ましい。
鉄化合物としては、硝酸第二鉄、塩化第二鉄等が用いら
れる。鉄の使用量はバリウム1グラム原子に対して1〜
12グラム原子である。鉄の量が少なすぎると、マグネ
トブランバイト型バリウムフェライトの生成量が少なく
、結晶性も悪くなる。
また鉄の量が多すぎるとヘマタイトが副生じたり、また
バリウムフェライトの粒子が大きくなり、磁気特性も劣
ってくる。
コバルト、ニッケル、亜鉛およびチタンのそれぞれの化
合物としては、それらの塩化物、硝酸塩等が用いられる
コバルト、ニッケル、亜鉛およびチタンの使用量は鉄1
2−x−y−z −wグラム原子に対して、コバルトが
Xグラム原子、ニッケルがyグラム原子、亜鉛が2グラ
ム原子およびチタンがwグラム原子である* Xs 7
.Zs Wの範囲は、Xが0.1< x < 1.5、
好ましくは0.1 < x < 1.0、さらに好まし
くは0.2 < X < 0.5であり、yが0.1 
< y<1.5、好ましくは0.2 < y < 1.
0、さらに好まシ(は0.5 < y < 1.0であ
り、Zが0.1 < z < 1゜5、好ましくはQ、
3 < z < 1.2、さらに好ましくは0.4 <
 z < 1.0であり、Wが0.1<w<1.5、好
ましくは0.1 < W < 1.Q、さらに好ましく
は0゜2<W<0.5であり、かつw<x+y+zであ
る。
x、y、z、wが前記範囲を外れると、飽和磁化が高く
、保磁力の温度変化が小さく、しかも異方性磁界分布が
シャープなものが得られない。
水酸化アルカリとしては、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム等が用いられる。水酸化アルカリの使用量は水酸
化アルカリを混合した後の溶液中の水酸化アルカリ濃度
が3モル/1以上となる量が必要であり、4〜8モル/
lの範囲が好ましい。
水酸化アルカリの量が少なすぎると粒子が大きくなった
り、粒度分布が広くなったり、またへマタイトが生成す
る。また水酸化アルカリを過度に多くするのは経済的で
ない。
前記出発原料の水溶液に水酸化アルカリを混合する方法
については、特に制限はないが、例えば出発原料の水溶
液に、直接水酸化アルカリを添加するか、あるいは水酸
化アルカリの水溶液を添加する方法がある。あるい::
バリウム化合物を水酸化アルカリの水溶液側に加えて、
これと鉄を含む水溶液を混合する方法がある。
さらに、予め出発原料の水溶液あるいは水酸化アルカリ
の水溶液にSi、 Caなどの水に可溶性の化合物、例
えばケイ酸、ケイ酸ナトリウム、硝酸カルシウム、塩化
カルシウム等を君子添加することができる。これらの添
加物は粒子形状を制御するうえで好ましい。
次に、沈澱物を含むスラリを水熱処理することにより、
バリウムフェライトの微細な結晶が生成、沈澱する。水
熱処理の温度は120〜300″C1好ましくは130
〜280℃である。温度が低すぎると結晶の生成が充分
でなく、また温度が高すぎると最終的に得られるバリウ
ムフェライト粉末の粒径が太き(なるので好ましくない
。水熱処理時間は普通、0.5〜20時間程度であり、
水熱処理には通常、オートクレーブが採用される。
次いで、水熱処理により生成した@紺な結晶の沈澱物を
水洗しで、遊離のアルカリ分を除去した後、得られた沈
澱物に融剤を混合する。融剤としては、塩化ナトリウム
、塩化バリウム、塩化カリウム、塩化ストロンチウムお
よびフッ化ナトリウムのうち少なくとも一種が用いられ
る。融剤の使用量は沈澱物(乾燥物基準)に対して、1
0〜180重量%、特に30〜12.0重量%が好まし
い。
融剤の量が少なすぎると粒子の焼結が起こり、また多す
ぎても多(したことによる利点はなく、経済的でない、
沈澱物と融剤の混合方法は特に制限はなく、例えば沈澱
物めスラリに融剤を加えて湿式混合した後、スラリを乾
燥してもよく、あるいは沈澱物を乾燥した後、融剤を加
えて乾式混合してもよい。
次いで、得られた混合物を焼成することにより、バリウ
ムフェライトの結晶化が完全に行われる。
焼成温度は700〜950°C1好ましくは800〜9
30℃である。温度が低すぎると結晶化が進まず、飽和
磁化が低くなる。また温度が高すぎると粒子が太き(な
ったり、焼結が起こるので好ましくない、焼成時間は°
10分〜30時闇程度が適当である。焼成雰!気は特に
制限されないが、−殻に空気雰囲気が便利である。
得られた焼成物を洗浄後、濾過、乾燥することにより、
バリウムフェライト磁性粉が得られる。
洗浄は焼成物中の融剤、過剰のバリウムなどの不純物を
十分に除去できればどのような方法で行ってもよい。洗
浄液としては、水や硝酸、塩酸などの無機酸、酢酸、プ
ロピオン酸などの有機酸などを用いることができる。
本発明においては、さらに前記バリウムフェライト磁性
粉をバインダ樹脂とともに、支持体表面に塗布すること
により、磁気記録用媒体が得られる。
バインダ樹脂としては、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合体、セルロース誘導体、ポリウレタン樹脂、エポ
キシ樹脂等が用いられる。また、支持体としては、例え
ばポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリアミド樹
脂フィルム、ポリイミド樹脂フィルム等が用いられる。
また、さらに分散剤、潤滑剤、ミ化剤、研磨剤等を添加
することもできる0分散剤としては、例えばレシチン等
、潤滑剤としては、例えば高松脂肪酸、脂肪酸エステル
等、硬化剤としては、例えば2官能以上のイソシアネー
ト化合物等、研磨剤としては、例えばCr2O,、Af
、O,、α−FezO3等が用いられる。
磁気記録用媒体の製造方法としては、通常の方法、例え
ば磁性粉、バインダ樹脂、添加剤を溶媒と共に混線して
磁性塗料を製造し、この磁性塗料゛ を支持体に塗布し
た後、配向処理・乾燥処理等を施す方法等が挙げられる
(実施例) 以下に実施例および比較例を示し、さらに詳しく本発明
について説明する。
実施例1 脱イオン水1300dに、硝酸第二鉄[Fe(NOi)
+・9HzO]1287.6g、硝酸コバルト[Co 
(NOx) z・61hO]53.5g、硝酸ニッケル
[N1(FJ03)z・6HzO]17.8g、硝酸亜
鉛[Zn(NO3) z・6Hzoコ36.5gおよび
四塩化チタン[T1Cf4:23.2gを溶解し、別に
脱イオン水1300dに、水酸化バリウム[Ba(OH
):・81(zo145.ogおよびカセイソーダ(N
aOH) 1480gを溶解し、両溶液を混合して沈澱
物を生成させた。
得られた沈澱物を含むスラリをオートクレーブに入れ、
145°Cで8時間水熱処理を行った。次いで得られた
沈澱物を十分に水洗した後、濾過、乾燥し、これに融剤
としてNaC1とBaCff1.・2H20の重量比が
1:1の混合物を沈澱物に対して100重量%加えて混
合した。この混合物を空気雰囲気下で860℃で2時間
焼成した。得られた焼成物を水で十分洗浄した後、濾過
、乾燥してバリウムフェライト磁性粉を得た。
得られたバリウムフェライト磁性粉はX線粉末回折スペ
クトルおよび組成分析の結果、BaO・(Fete、 
4coo、 &!ltO,xZno、 nTia、 a
orq、 a)であり、マグネトブランバイト型であっ
た。
またこのバリウムフェライト磁性粉について、振動試料
式磁力計で磁気特性を測定した結果およびBET法で比
表面積を測定した結果を第1表に示す、なお、保磁力の
温度変化は20〜150’Cで測定し、また異方性磁界
分布は半這福で表した。
また、このバリウムフェライト磁性粉を用いて以下の組
成の磁性塗料を調製した。
磁性粉             100重量部塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体  10重量部ポリウレタン
樹脂         10重量部レシチン     
        2重量部ステアリン酸       
     2重量部メチルエチルケトン       
 70重量部メチルイソブチルケトン      70
重量部シクロヘキサノン         70重量部
得られた磁性塗料をポリエチレンテレフタレートフィル
ム面に塗布し、3.5kOeで磁場配向させ、乾燥後、
カレンダー処理し、加熱キユアリングを行い、磁気記録
媒体を作製した。得られた磁気記録媒体の再生出力を測
定した結果を第2表に示す。
実施例2〜3 実施例1において、水酸化バリウムの量を、116.0
gにかえた(実施例2 ) 、193.3gにかえた(
実施例3)ほかは実施例1と同擾にしてバリウムフェラ
イト磁性粉を得た。
このバリウムフェライト磁性粉について、実施例1と同
様にして磁気特性を測定した結果を第1表に示す。
また、実施例1〜3で得られたバリウムフェライト磁性
粉の飽和磁化と比表面積の関係を第1図に示す。
また、実施例2で得られたバリウムフェライト磁性粉を
用いて実施例1と同様にして磁気記録媒体を作製した。
得られた磁気記録媒体の再生出力を測定した結果を第2
表に示す。
実施例4 脱イオン水1300戚に、硝酸第二鉄1287.6g、
硝酸コバルト35.1g、硝酸ニッケル35.6g、硝
酸亜鉛36.5gおよび四塩化チタン23.2gを溶解
し、別に脱イオン水1300dに、水酸化バリウム14
5.0gおよびカセイソーダ1480gを溶解し、再溶
液を混合して沈澱物を生成させた。
次いで、実施例1と同様にしてバリウムフェライト磁性
粉を得た。
得ちれたバリウムフェライト磁性粉zよX線粉末回折ス
ペクトルおよび組成分析の結果、BaO・(Fe+ o
、 4Coo、 Jio、 4Zno、 aTia、 
401 ?、 &)であり、マグネトブランバイト型で
あった。
またこのバリウムフェライト磁性粉について、実施例1
と同様にして磁気特性を測定した結果を第1表に示す。
実施例5〜7 実施例1に準じて、第1表に示す組成のバリウムフェラ
イト磁性粉を製造した。
このバリウムフェライト磁性粉について、実施例1と同
様にして磁気特性を測定した結果を第1表に示す。
比較例1 脱イオン水L300dに、硝酸第二鉄1287.6g、
硝酸コバル)71.3gおよび四塩化チタン46.3g
を溶解し、別に脱イオン水1300dに、水酸化バリウ
ム145.0gおよびカセイソーダ1480gを溶解し
、再溶液を混合して沈澱物を生成させた。
次いで、実施例1と同様にしてバリウムフェラー イト
磁性粉を得た。
得られたバリウムフェライト磁性粉はX線粉末回折スペ
クトルおよび組成分析の結果、Ba0(Fe+o、aC
Oo、5Tio、aO+s)であり、マグネトブランバ
イト型であった。
またこのバリウムフェライト磁性粉について、実施例1
と同様にして磁、気持性を測定した結果を第1表に示す
比較例2〜3 比較例1において、水酸化バリウムの量を、116.0
gにかえた(比較例2 ) 、193.3gにかえた(
比較例3)ほかは比較例1と同様にしてバリウムフェラ
イト磁性粉を得た。
このバリウムフェライト磁性粉について、実施例1と同
様にして磁気特性を測定した結果を第1表に示す。
また、比較例1〜3で得られたバリウムフェライト磁性
粉の飽和磁化と比表面積の関係を第1図に示す。
また、比較−?lI3で得られたバリウムフェライト磁
性粉を用いて実施例1と同様にして磁気記録媒体を作製
した。得られた磁気記録媒体の再生出力を測定した結果
を第2表に示す。
比較例4 脱イオン水1300dに、硝酸第二鉄1287.6g、
硝酸コバル)71.3g、硝酸亜鉛36.5gおよび四
塩化チタン23.2gを溶解し、別に脱イオン水130
0−に、水酸化バリウム145.0gおよびカセイソー
ダ1480gを溶解し、再溶液を混合して沈澱物を生成
させた。
次いで、実施例1と同様にしてバリウムフェライト磁性
粉を得た。
得られたバリウムフェライト磁性粉はX線粉末回折スペ
クトルおよび組成分析の結果、BaOo(Fe+ 11
.4COO,5Zno、  4Ti c、401 t、
&)であり、マグネトブランバイト型であった。
またこのバリウムフェライト磁性粉について、実施例1
と同様にして磁気特性を測定した結果−を第1表に示す
第2表 (*比較例3のIMHzを100%とした)(発明の効
果) 本発明によれば、−最大 %式%) (ただし、n −0,8〜1.2.0.1 < x <
 1.5.0゜1 < y < 1.5、Q、l < 
z < 1.5.0.1<w<1.5、かつw<x+y
+zである。)で表される大方晶マグネトブランバイト
型バリウムフェライト磁性粉並びにそれを用いた磁気記
録用媒体が得られる。
このバリウムフェライト磁性粉は従来のものと比較して
、第1図に示すように比表Σ積が40ボ/gで施和ミ化
60 eJu/’g以上、比表!積が6Qm/gで飽和
磁化56emu/g以上と飛躍的に向上しており、さら
に保磁力の温度変化が小さく、異方性磁界分布がシャー
プである。さらにこれを用いた磁気記録用媒体は高密度
記録に適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1〜3および比較例1〜3で得
られたバリウムフェライト磁性粉の飽和磁化と比表面積
との関係を表した図である。 特許出願人  宇部興産株式会社 第1図 + −−−−一実施例1〜3 −・−−−−−一辻鮫例1〜3

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 BaO・n(Fe_1_2_−_x_−_y_−_z_
    −_wCo_xNi_yZn_zTi_wO_1_8_
    −_(_x_+_y_+_z_−_w_)_/_z)(
    ただし、n=0.8〜1.2、0.1<x<1.5、0
    .1<y<1.5、0.1<z<1.5、0.1<w<
    1.5、かつw<x+y+zである。)で表される六方
    晶マグネトプランバイト型バリウムフェライト磁性粉。
  2. (2)一般式 BaO・n(Fe_1_2_−_x_−_y_−_z_
    −_wCo_xNi_yZn_zTi_wO_1_8_
    −_(_x_+_y_+_z_−_w_)_/_2)(
    ただし、n=0.8〜1.2、0.1<x<1.5、0
    .1<y<1.5、0.1<z<1.5、0.1<w<
    1.5、かつw<x+y+zである。)で表される六方
    晶マグネトプランバイト型バリウムフェライト磁性粉が
    支持体表回に塗布されていることを特徴とする磁気記録
    用媒体。
  3. (3)出発原料として、バリウム1グラム原子に対して
    鉄が1〜12グラム原子、鉄12−x−y−z−wグラ
    ム原子に対して、コバルトがxグラム原子、ニッケルが
    yグラム原子、亜鉛がzグラム原子およびチタンがwグ
    ラム原子の割合のそれぞれの元素の化合物を用い、該出
    発原料を水に溶解し、これに混合後の溶液中の水酸化ア
    ルカリ濃度が3モル/l以上となるように水酸化アルカ
    リを加えて沈澱物を生成させ、該沈澱物を含むスラリを
    120〜300℃で水熱処理した後、生成した沈澱物に
    融剤を混合し、混合物を700〜950℃で焼成するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のバリウムフ
    ェライト磁性粉の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114735754A (zh) * 2022-05-24 2022-07-12 沈阳理工大学 一种钡铁氧体及其制备方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114735754A (zh) * 2022-05-24 2022-07-12 沈阳理工大学 一种钡铁氧体及其制备方法

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