JP7843971B1 - 電解金めっき液 - Google Patents
電解金めっき液Info
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Abstract
【解決手段】本発明の電解金めっき液は、金源、及び、特定条件でリニアスイープボルタンメトリーを実施した際に、特定値以上の反応電位を示す酸化剤(特定酸化剤)を含有する。また、本発明の電解金めっき液においては、銅イオンや鉛イオンの濃度が特定値未満である。特定酸化剤は、電解金めっき液において、金選択析出性を向上させる作用を有するところ、電解金めっき液中に、銅イオンや鉛イオンが混入している場合、特定酸化剤による金選択析出性を向上させる作用が阻害される。本発明の電解金めっき液においては、銅イオンや鉛イオンの濃度が低く抑えられていることにより、特定酸化剤による金選択析出作用が阻害されることなく発揮される。
【選択図】なし
Description
また、本発明は、かかる電解金めっき液を調製するための電解金めっき液調製用組成物や金選択析出性向上剤に関する。
更に、本発明は、かかる電解金めっき液の老化液に成分を補充する電解金めっき液の製造方法や、かかる老化液に補充される電解金めっき液調製用組成物や金選択析出性向上剤に関する。
コバルト塩、ニッケル塩、鉄塩、銀塩等を含有する電解金めっき液を用いためっきは、硬質電解金めっきとも言われている。
また、サステナビリティの観点からも、金のような貴金属の使用量を低減する要請がある。
このため、製品設計の性能的な要求や、サステナビリティの観点から、金めっきの際に、良好な金選択析出性を安定して発揮できる技術の開発が望まれている。
具体的には、銅イオンや鉛イオンといった金属イオンが電解金めっき液に混入していると、金選択析出性向上剤を含有する電解金めっき液の金選択析出性が阻害される傾向にある。
銅イオンの濃度が20ppm未満であることを特徴とする電解金めっき液。
クエン酸40g/L及びクエン酸三カリウム60g/Lを水に溶解させたベース溶液に、該酸化剤を10mmol/Lとなるように添加し、水酸化カリウム又はクエン酸を添加することによって25℃におけるpHが4.2になるように調製した試験溶液を電解液として、作用極にAu電極、対極にPt電極、参照極にAg/AgCl電極を使用し、温度50℃の条件下において、初期電位1.0V、最終電位-3.0V、0.1V/sで走査し、電流値が-0.05mAとなった時の電位を反応電位とする。
鉛イオンの濃度が10ppm未満であることを特徴とする電解金めっき液。
本発明の電解金めっき液は、金源、及び、特定条件でリニアスイープボルタンメトリーを実施した際に、特定値以上の反応電位を示す酸化剤を含有するめっき液である。また、本発明の電解金めっき液においては、銅イオンや鉛イオンの濃度が特定値未満である。
本発明の電解金めっき液は、金源を含有する。金源がめっき反応により還元され、被めっき物の上に金として析出することにより、電解金めっき皮膜が生成する。
シアン化金塩、塩化金酸塩、亜硫酸金塩、チオ硫酸金塩の具体例としては、リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、ルビジウム塩、セシウム塩、ベリリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩、ストロンチウム塩、バリウム塩、アンモニウム塩が挙げられる。
めっき運転に伴い、金源は消費され、電解金めっき液中の金源の濃度は低下していくので、該濃度が上記下限を下回った場合、金源を電解金めっき液に補充するのが望ましい。
本発明の電解金めっき液は、特定条件においてリニアスイープボルタンメトリーを実施した際に、特定値以上の反応電位を示す酸化剤を含有する。以下、本明細書において、かかる酸化剤を「特定酸化剤」という場合がある。
本発明の電解金めっき液においては、電解金めっき液中の銅イオンや鉛イオンの濃度が低く抑えられていることにより、特定酸化剤(金選択析出性向上剤)による金選択析出作用が阻害されることなく発揮される。
後述の実施例において、下記測定条件Aで反応電位の測定を実施した。
クエン酸40g/L及びクエン酸三カリウム60g/Lを水に溶解させたベース溶液に、該酸化剤を10mmol/Lとなるように添加し、水酸化カリウム又はクエン酸を添加することによって25℃におけるpHが4.2になるように調製した試験溶液を電解液として、作用極にAu電極、対極にPt電極、参照極にAg/AgCl電極を使用し、温度50℃の条件下において、初期電位1.0V、最終電位-3.0V、0.1V/sで走査し、電流値が-0.05mAとなった時の電位を反応電位とする。
一方、特定酸化剤の濃度が上記上限以下であると、コストを抑制できる(上記上限を超えて特定酸化剤を添加しても、低電流密度域における金析出抑制効果は向上しない)。
本発明の電解金めっき液においては、銅イオンや鉛イオンの濃度が特定値未満である。
具体的には、本発明の電解金めっき液においては、銅イオンの濃度が20ppm未満である。また、本発明の電解金めっき液においては、鉛イオンの濃度が10ppm未満である。
青化法(シアン化法)は、酸素の存在下で金をシアン化物の水溶液に錯体を形成して溶解することで、低品位の金鉱石から金を浸出させる方法である。
このため、電解金めっき液の金源として使用した薬品が、銅や鉛の不純物を多く含んでいた場合、電解金めっき中には、かかる薬品に由来する銅イオンや鉛イオンの含有量が多くなり、酸化剤(金選択析出性向上剤)による金選択析出性が阻害される場合がある。
可溶性金塩・可溶性金錯体等の薬品中において、銅や鉛の不純物の含有量が多い場合、公知の方法でこれらの不純物を除去することができる。
これらの金属の塩についても、銅や鉛と分離する方法が知られている。
また、電解金めっき液中への銅イオン及び鉛イオンの混入の原因としては、電解金めっき液の調製の際の環境的な要因等も考えられ、特定酸化剤がその性能を遺憾なく発揮できるようにするためには、電解金めっき液に銅イオン及び鉛イオンが混入しないように十分に注意を払う必要がある。
本発明の「電解金めっき皮膜」には、金以外の金属が含有されていてもよい。「金以外の金属が含有される」とは、電解金めっき皮膜中に、不可避的不純物として金以外の金属が含有される場合だけでなく、故意に金以外の金属を析出(共析)させた場合も含まれる。言い換えれば、本発明の故意に金以外の金属を析出(共析)させた「電解金合金めっき皮膜」も、本発明の「電解金めっき皮膜」の範疇に包含される。
なお、「電解金合金めっき皮膜」とは「電解金めっき皮膜」中に、金以外の金属が0.01質量%以上含有されている場合(金の含有率が99.99質量%未満の場合)をいう。
該含有率は、例えば、80質量%以上、90質量%以上、95質量%以上、97質量%以上、99質量%以上又は99.5質量%以上である。
また、該含有率は、例えば、99.98質量%以下、99.95質量%以下、99.9質量%以下、99.8質量%以下、99.7質量%以下又は99.6質量%以下である。
本発明の電解金めっき液は、かかる硬質金皮膜を析出させるためのものであってもよい。
これらの金属塩を本発明の電解金めっき液に添加することにより、析出する電解金めっき皮膜中には、コバルト、ニッケル、鉄、銀が共析し、硬度を必要とする用途に適した電解金合金めっき皮膜になりやすい。
合金源金属塩の種類に特に限定はないが、合金源金属塩は、水溶性であることが望ましい。
また、異なる金属種の合金源金属塩を、2種以上を併用してもよい。この場合、電解金めっき皮膜中には、金以外の金属が2種類以上共析する。
めっき運転に伴い、合金源金属塩は消費され、電解金めっき液中の合金源金属塩の濃度は低下していくので、該濃度が上記下限を下回った場合、合金源金属塩を電解金めっき液に補充するのが望ましい。
本発明の電解金めっき液には、前述の各成分以外に、必要に応じて、その他の成分を添加することができる。
その他の成分の具体例としては、電解金めっき液のpHを一定に保つための緩衝剤、電解金めっき液の導電性を良好にするための電導塩、電解金めっき液中に不純物金属が混入した場合にその影響を除去するための金属イオン封鎖剤、電解金めっき皮膜を平滑にするための光沢剤、電解金めっき液の泡切れを良好にするための界面活性剤が挙げられる。
緩衝剤の濃度が上記下限以上であると、十分な緩衝効果が発揮されやすい。また、緩衝剤の濃度が上記上限以下であると、コストを抑制できる(上記上限を超えて緩衝剤を添加しても、緩衝効果は向上しない)。
電解金めっき液のpHが上記範囲内であると、電解金めっき液中の金源や合金源金属塩の安定性を適切に保つことができる。
緩衝剤を適宜選択することで、電解金めっき液のpHを、上記範囲内とすることができる。
電導塩の濃度が上記下限以上であると、十分な電導効果が発揮されやすい。また、電導塩の濃度が上記上限以下であると、コストを抑制できる(上記上限を超えて電導塩を添加しても、電導効果は向上しない)。
金属イオン封鎖剤の濃度が上記下限以上であると、不純物金属の影響を除去する効果が十分に発揮されやすい。また、金属イオン封鎖剤の濃度が上記上限以下であると、コストを抑制できる(上記上限を超えて金属イオン封鎖剤を添加しても、不純物金属の影響を除去する効果は向上しない)。
銅や鉛の他、タリウム、アンチモン、ビスマスが混入した場合も、酸化剤(金選択析出性向上剤)の性能が阻害されることが、後述の実施例において判明している。
よって、本発明の電解金めっき液は、タリウム、アンチモン、ビスマスの含有量が抑えられていることが望ましい。
本発明の電解金めっき液におけるタリウム、アンチモン、ビスマスの濃度は、それぞれ、5ppm未満であることが好ましく、2ppm未満であることがより好ましく、1ppm未満であることが特に好ましい。
本発明の電解金めっき液を用いて電解めっきを行うことによって得られる電解金めっき皮膜の膜厚(電解金めっき皮膜の形成を意図した部分の膜厚)に特に限定はない。該膜厚は、好ましくは0.01μm以上、より好ましくは0.03μm以上、特に好ましくは0.1μm以上である。また、該膜厚は、好ましくは20μm以下、より好ましくは10μm以下、特に好ましくは5μm以下である。
本発明の電解金めっき液は、このときの厚金めっき処理に好適に使用することができる。また、本発明の電解金めっき液は、フラッシュ金めっきに使用することも可能である。
例えば、フラッシュ金めっきには、市販のフラッシュ金めっき液を使用し、厚金めっきに本発明の電解金めっき液を使用してもよい。また、フラッシュ金めっきと厚金めっきの両方に本発明の電解金めっき液を使用してもよい。
本発明の電解金めっき液を、かかる用途に使用する際には、通常、銅等の下地の上に、ニッケルめっき皮膜を形成させておくことが望ましい。
本発明の電解金めっき液は、特定酸化剤を含有する。特定酸化剤は、測定条件Aでリニアスイープボルタンメトリーを実施した際に、特定値以上の反応電位を示す酸化剤であり、還元反応を進行させやすい。特定酸化剤は、低電流密度域でめっきした際に、電解金めっき液中の電子を捕捉し、金析出を抑制すると推察される。
一方、銅イオンや鉛イオンといった不純物金属には、詳細は不明であるものの、特定酸化剤による電子の捕捉作用を阻害すると推察される。
本発明においては、電解金めっき液中の銅イオンや鉛イオンの含有量を抑えることにより、特定酸化剤が遺憾なくその性能を発揮することができ、良好な金選択析出性を安定して発揮できるものと思われる。
本発明は、前記の電解金めっき液の老化液に、成分を補充することで、前記の電解金めっき液を製造することを特徴とする電解金めっき液の製造方法にも関する。
後者のケースとしては、例えば、補充成分を水溶液として添加する場合や、2種類以上の補充成分を同時に添加する場合が挙げられる。
本発明は、金源を添加して前記の電解金めっき液を調製するための電解金めっき液調製用組成物であって、前記測定条件Aにおいてリニアスイープボルタンメトリーを実施した際に得られる反応電位が-0.7V以上である酸化剤を含有することを特徴とする電解金めっき液調製用組成物にも関する。
なお、上記「水」とは、純水のみを意味するのではなく、溶質が既に溶解している「水溶液」も含まれる。
液状である本発明の電解金めっき液調製用組成物は、水溶液であってもよい。
すなわち、特定酸化剤等の成分が消失・変化等した際に、電解金めっき液調製用組成物を老化液に添加してもよい。
本発明は、前記の電解金めっき液を調製するための金選択析出性向上剤であって、前記測定条件Aにおいてリニアスイープボルタンメトリーを実施した際に得られる反応電位が-0.7V以上である酸化剤を主成分とすることを特徴とする金選択析出性向上剤にも関する。
また、本発明の金選択析出性向上剤は、金源を含有しない。
本発明の金選択析出性向上剤において、特定酸化剤は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
かかる成分であって、電解金めっき液には含有させる必要のある成分は、電解金めっき液を製造する際に、金源と同様に水に溶解させればよい。
液状である本発明の金選択析出性向上剤は、水溶液であってもよい。
後者の場合、金選択析出性向上剤(水溶液)における特定酸化剤の濃度は、電解金めっき液中における特定酸化剤の濃度よりも大きくしておく必要がある。
すなわち、特定酸化剤が消失・変化等した際に、金選択析出性向上剤を老化液に添加してもよい。
クエン酸40g/L及びクエン酸三カリウム60g/Lを水に溶解させたベース溶液を作製した。該ベース溶液に、表1に示す化合物を表1に示す添加量となるように添加した。次いで、水酸化カリウム又はクエン酸を添加することによって25℃におけるpHが4.2になるように調製し、測定用の電解液とした。
作用極に直径3mmのAu電極、対極にコイル状Pt電極、参照極にAg/AgCl電極を使用した。各電解液100mLを50℃に加温し、無撹拌で測定を行った。Ag/AgCl電極基準として初期電位1.0V、最終電位-3.0Vで、0.1V/sで走査し、電流値が-0.05mAとなった時の電位を反応電位とした。
結果を表1に示す。
クエン酸40g/L及びクエン酸三カリウム60g/Lを水に溶解させたベース溶液を作製した。
該ベース溶液に、シアン化金(I)カリウム、表2に示す合金源金属塩、表2に示す特定酸化剤(金選択析出性向上剤)を添加した。シアン化金(I)カリウムは、金として5g/Lとなるように添加し、合金源金属塩、特定酸化剤は、表2に示す濃度となるように添加した。また、不純物(銅イオン又は鉛イオン)が、表2に示す濃度となるようにし、更に、水酸化カリウム又はクエン酸を添加することによって25℃におけるpHを4.2とすることで、めっき試験用の電解金めっき液を作製した。
陰極には0.1dm2の銅板、陽極には酸化イリジウムノズルを使用して、温度50℃で電解金めっきを実施した。電流密度は、1ASD(1A/dm2)と5ASD(5A/dm2)の2水準で、各100秒間ずつ電解金めっきを施した。
結果を表2に示す。
しかし、実際には、電解金めっき液中の金イオン以外に、水素イオン等にも電子が消耗されてしまうため、Xは1とはならない。
すなわち、電解金めっき液中の銅イオンや鉛イオンの含有量を抑えることにより、酸化剤(金選択析出性向上剤)が遺憾なくその性能を発揮することができ、良好な金選択析出性を安定して発揮することができるようになる。
Claims (11)
- 金源、コバルト塩、ニッケル塩、鉄塩及び銀塩からなる群より選ばれる1種以上の合金源金属塩、並びに、下記測定条件Aにおいてリニアスイープボルタンメトリーを実施した際に得られる反応電位が-0.7V以上である酸化剤を含有する電解金めっき液であって、銅イオンの濃度が20ppm未満であり、該合金源金属塩の濃度(2種以上の合金源金属塩を併用する場合は合計濃度)が金属換算で1ppm以上50000ppm以下であり、金の含有率が、50質量%以上99.98質量%以下の電解金合金めっき皮膜を析出させるためのものであることを特徴とする電解金めっき液。
<測定条件A>
クエン酸40g/L及びクエン酸三カリウム60g/Lを水に溶解させたベース溶液に、該酸化剤を10mmol/Lとなるように添加し、水酸化カリウム又はクエン酸を添加することによって25℃におけるpHが4.2になるように調製した試験溶液を電解液として、作用極にAu電極、対極にPt電極、参照極にAg/AgCl電極を使用し、温度50℃の条件下において、初期電位1.0V、最終電位-3.0V、0.1V/sで走査し、電流値が-0.05mAとなった時の電位を反応電位とする。 - 金源、コバルト塩、ニッケル塩、鉄塩及び銀塩からなる群より選ばれる1種以上の合金源金属塩、並びに、下記測定条件Aにおいてリニアスイープボルタンメトリーを実施した際に得られる反応電位が-0.7V以上である酸化剤を含有する電解金めっき液であって、鉛イオンの濃度が10ppm未満であり、該合金源金属塩の濃度(2種以上の合金源金属塩を併用する場合は合計濃度)が金属換算で1ppm以上50000ppm以下であり、金の含有率が、50質量%以上99.98質量%以下の電解金合金めっき皮膜を析出させるためのものであることを特徴とする電解金めっき液。
<測定条件A>
クエン酸40g/L及びクエン酸三カリウム60g/Lを水に溶解させたベース溶液に、該酸化剤を10mmol/Lとなるように添加し、水酸化カリウム又はクエン酸を添加することによって25℃におけるpHが4.2になるように調製した試験溶液を電解液として、作用極にAu電極、対極にPt電極、参照極にAg/AgCl電極を使用し、温度50℃の条件下において、初期電位1.0V、最終電位-3.0V、0.1V/sで走査し、電流値が-0.05mAとなった時の電位を反応電位とする。 - 前記金源が、シアン化金(I)、シアン化金(III)、シアン化金(I)カリウム、シアン化金(III)カリウム、シアン化金(I)ナトリウム、シアン化金(III)ナトリウム、亜硫酸金カリウム及び亜硫酸金ナトリウムからなる群より選ばれる1種以上の金源である請求項1に記載の電解金めっき液。
- 前記金源が、シアン化金(I)、シアン化金(III)、シアン化金(I)カリウム、シアン化金(III)カリウム、シアン化金(I)ナトリウム、シアン化金(III)ナトリウム、亜硫酸金カリウム及び亜硫酸金ナトリウムからなる群より選ばれる1種以上の金源である請求項2に記載の電解金めっき液。
- 前記酸化剤が、ニトロ化合物、過酸化物及びヨウ素酸塩からなる群より選ばれる1種以上の酸化剤である請求項1に記載の電解金めっき液。
- 前記酸化剤が、ニトロ化合物、過酸化物及びヨウ素酸塩からなる群より選ばれる1種以上の酸化剤である請求項2に記載の電解金めっき液。
- 金源を添加して請求項1ないし請求項6の何れかの請求項に記載の電解金めっき液を調製するための電解金めっき液調製用組成物であって、下記測定条件Aにおいてリニアスイープボルタンメトリーを実施した際に得られる反応電位が-0.7V以上である酸化剤を含有することを特徴とする電解金めっき液調製用組成物。
<測定条件A>
クエン酸40g/L及びクエン酸三カリウム60g/Lを水に溶解させたベース溶液に、該酸化剤を10mmol/Lとなるように添加し、水酸化カリウム又はクエン酸を添加することによって25℃におけるpHが4.2になるように調製した試験溶液を電解液として、作用極にAu電極、対極にPt電極、参照極にAg/AgCl電極を使用し、温度50℃の条件下において、初期電位1.0V、最終電位-3.0V、0.1V/sで走査し、電流値が-0.05mAとなった時の電位を反応電位とする。 - 請求項1ないし請求項6の何れかの請求項に記載の電解金めっき液を調製するための金選択析出性向上剤であって、下記測定条件Aにおいてリニアスイープボルタンメトリーを実施した際に得られる反応電位が-0.7V以上である酸化剤を主成分とすることを特徴とする金選択析出性向上剤。
<測定条件A>
クエン酸40g/L及びクエン酸三カリウム60g/Lを水に溶解させたベース溶液に、該酸化剤を10mmol/Lとなるように添加し、水酸化カリウム又はクエン酸を添加することによって25℃におけるpHが4.2になるように調製した試験溶液を電解液として、作用極にAu電極、対極にPt電極、参照極にAg/AgCl電極を使用し、温度50℃の条件下において、初期電位1.0V、最終電位-3.0V、0.1V/sで走査し、電流値が-0.05mAとなった時の電位を反応電位とする。 - 請求項1ないし請求項6の何れかの請求項に記載の電解金めっき液の老化液に、成分を補充することで、請求項1ないし請求項6の何れかの請求項に記載の電解金めっき液を製造することを特徴とする電解金めっき液の製造方法。
- 請求項9に記載の電解金めっき液の製造方法において、前記老化液に補充される電解金めっき液調製用組成物であって、下記測定条件Aにおいてリニアスイープボルタンメトリーを実施した際に得られる反応電位が-0.7V以上である酸化剤を含有することを特徴とする電解金めっき液調製用組成物。
<測定条件A>
クエン酸40g/L及びクエン酸三カリウム60g/Lを水に溶解させたベース溶液に、該酸化剤を10mmol/Lとなるように添加し、水酸化カリウム又はクエン酸を添加することによって25℃におけるpHが4.2になるように調製した試験溶液を電解液として、作用極にAu電極、対極にPt電極、参照極にAg/AgCl電極を使用し、温度50℃の条件下において、初期電位1.0V、最終電位-3.0V、0.1V/sで走査し、電流値が-0.05mAとなった時の電位を反応電位とする。 - 請求項9に記載の電解金めっき液の製造方法において、前記老化液に補充される金選択析出性向上剤であって、下記測定条件Aにおいてリニアスイープボルタンメトリーを実施した際に得られる反応電位が-0.7V以上である酸化剤を主成分とすることを特徴とする金選択析出性向上剤。
<測定条件A>
クエン酸40g/L及びクエン酸三カリウム60g/Lを水に溶解させたベース溶液に、該酸化剤を10mmol/Lとなるように添加し、水酸化カリウム又はクエン酸を添加することによって25℃におけるpHが4.2になるように調製した試験溶液を電解液として、作用極にAu電極、対極にPt電極、参照極にAg/AgCl電極を使用し、温度50℃の条件下において、初期電位1.0V、最終電位-3.0V、0.1V/sで走査し、電流値が-0.05mAとなった時の電位を反応電位とする。
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