JP7816201B2 - 倉庫システム - Google Patents

倉庫システム

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本発明は、物品を収納列に搬入しその収納列から搬出する倉庫システムに関する。
倉庫システムにおいて、同種の物品が複数収納される場合、一般的には、先入れ先出し、すなわち、より先に搬入した物品をより先に搬出することが原則とされる。1つの収納列に複数の物品が並べて収納される場合において、それらの物品の先入れ先出しを実現させるために、例えば、下記特許文献に記載されている技術では、その収納列内において物品を移動させる手段(以下、「物品列内移動手段」という場合がある)であるシュータを用いている。
特開2008-15903号公報
上記物品列内移動手段を備えていない倉庫システムでは、収納列の一端を搬入端に設定し、他端を搬出端に設定した場合、先入れ先出しの原則に従えば、その収納列が空にならならない限り、その収納列に、新たな物品を搬入することができない。そのことは、当該倉庫システムが物品収納効率において充分には高くないことを意味し、当該倉庫システムは、改良によって実用性を高めることが可能である。本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、実用性の高い倉庫システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の倉庫システムは、
物品が収納される収納区画が一列に複数並んで設けられ、一端が搬入端に、他端が搬出端に、それぞれ設定された収納列と、
物品を搬入端から収納列に搬入することと、収納列の物品を搬出端から搬出することとの少なくとも一方が可能な少なくとも1つの搬送機と、
物品の搬入において、収納列の搬入端側から見て最も奥の空いている収納区画に物品を置き、物品の搬出において、収納列の搬出端側から見て最も手前に収納されている物品をその物品が置かれている収納区画から取り出すように、搬送機を運用し、その収納列において物品の先入れ先出しを可能とするコントローラと
を備えた倉庫システムであって、
前記コントローラが、
収納列において、最も搬入端側の収納区画にだけしか物品が収納されていない状態において、搬入端を搬出端に、搬出端を搬入端に、それぞれ設定変更するように構成される。
本発明の倉庫システムによれば、上記のように搬入端と搬出端とを入れ換えることで、つまり、収納列の搬入方向,搬出方向を反転させることで、上述したような物品列内移動手段を設けることなく、物品の先入れ先出しを維持しつつ、その収納列が空になる前に、その収納列への物品の搬入が可能とされる。その結果、当該倉庫システムにおける収納効率が向上することとなる。
発明の態様
本発明における「物品」は、特に限定されない。例えば、車両のような単体のものであってもよく、複数の物や液体等が1つのコンテナに収納されたものや、複数の物が台に載置されたものであってもよい。「収納列」は、当該倉庫内に複数設けられていてもよい。また、収納列に一列に並んで設けられた複数の「収納区画」の各々は、1つの物品が収納される区画である。
本発明において、収納列において物品の先入れ先出しを実現させるために、その収納列の一端が「搬入端」とされ、その搬入端とは反対側の端が「搬出端」とされる。言い換えれば、収納列において、物品を搬入する方向と、搬出する方向とが互いに逆に設定される。そのような搬入端,搬出端の設定の下、収納列の搬入端側から見て最も奥の空いている収納区画に、物品を、搬入端側から搬入して置き、その収納列の搬出端側から見て最も手前に収納されている物品を、その物品が置かれている収納区画から取り出すようにして搬出端側から搬出することで、その収納列において物品の先入れ先出しが可能となる。
繰り返しになるが、搬入端と搬出端とを固定的に設定すれば、最も搬入端側の収納区画に物品が置かれている場合には、他の収納区画に物品が置かれていなくても、その収納列には、物品を搬入することができない。本発明によれば、最も搬入端側の収納区画にだけ物品が置かれている状態において、搬入端と搬出端とを入れ換えるようにして設定されるため、最も搬入端側の収納区画には物品が置かれていないことになり、その収納列への物品の搬入が可能となる。その結果、当該倉庫システムにおける物品の収納効率が向上することになる。
本発明における「搬送機」は、1つだけでもよく、複数であってもよい。搬送機が複数ある場合、収納列への物品の搬入を行う「搬入機」と、収納列からの物品の搬出を行う「搬出機」とを含んで構成されてもよい。極端に言えば、搬入機は、搬入だけしか行えない搬入専用機であってもよく、搬出機は、搬出だけしか行えない搬出専用機であってもよいのである。
物品に対する搬送機のアクセス方向が限定されている場合も考えられる。具体的には、例えば、搬送機が、収納列から搬出する物品に対して、その物品をその物品のある側からしか保持できないような場合も考えられる。その場合、最も搬入端側の収納区画にだけ物品が置かれている状態で、搬入端と搬出端との設定を入れ換えたときには、その物品を搬出端から搬送機によって搬出できない事態も予想される。そのような事態を考慮すれば、収納列の最も搬入端側の収納区画(入れ換えによって最も搬出端側となる収容区画)に置かれた若しくは置かれる物品の向きを反転させるための反転装置を設けることが望ましい。
上記「反転装置」は、具体的には、例えば、ターンテーブルのようなものであってよい。反転装置は、収納列の両端の収納区画にそれぞれ設けられ、それぞれが、その収納区画に置かれた物品の向きを反転させるものであってもよい。また、搬送機が物品を搬入する際にいずれの方向からもアクセスできるような場合には、収納列の外に設けられてもよい。具体的には、搬送機が、保持している物品をその反転装置に載置し、その反転装置によって向きを反転させた後に、再度保持し、収納列の最も搬入端側の収納区画に搬入するようにしてもよいのである。
本発明の倉庫システムは、収納列を複数備えたものであってもよい。そのような倉庫システムにおいて、1の収納列と別の1つの収納列とからそれぞれ物品を搬出する際、それら収納列のいずれにおいても、最も搬出端側の収納区画にだけにしか物品が収納されていない状態となる場合には、その状態において空いている収納区画の多い方の収納列から優先的に物品が搬出されるように搬送機を運用することが望ましい。そのような運用により、当該倉庫システムは、より収納効率が高いものとなる。
実施例の倉庫システムの全体構成を示す図である。 搬入機を示す図である。 搬出機を示す図である。 搬入機,搬出機で車両を搬送する状態を示す図である。 収納列への車両の搬入,収納列からの車両の搬出についてのルールを説明するための図である。 コントローラが実行する搬入処理,搬出処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明の実施例である倉庫システムおよびそれの変形例を、図を参照しつつ詳しく説明する。なお、本発明は、下記実施例の他、前記〔発明の態様〕の項に記載された形態を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の形態で実施することができる。
[A]倉庫システムの全体構成
実施例の倉庫システムは、図1に示すように、倉庫10と、当該倉庫システムを管理する管理コントローラ(本発明の「コントローラ」の一種である)12とを含んで構成されている。倉庫10には、物品としての車両Cが収納され、それら車両Cは、それぞれが搬送機である搬入機14によって倉庫10内に搬入され、搬出機16によって倉庫10内から搬出される。
倉庫10には、収納区画Sが縦(図の上下方向を意味する)に複数並んだ収納列Lが設けられ、複数の収納列Lが横(図の左右方向を意味する)に並んで収納ブロックBを構成している。収納ブロックBは複数設けられているが、図では、1つの収納ブロックBだけが、それの全体が示されている。収納ブロックBは、間を隔てて配置されており、各収納ブロックBの周りは、通路Rとされている。倉庫10には、図示されていない搬入口,搬出口が設けられており、車両Cは、搬入口から搬入され、搬出口から搬出される。
全体が示されている収納ブロックB、および、その横の収納ブロックBは、収納区画Sが縦に5つ並ぶ収納列Lを有している。全体が示されている収納ブロックB、および、その下(図における下側)の収納ブロックBでは、18の収納列Lが横に並んでいる。
いずれの収納列Lも、自身に収納されている車両Cに対して、より先に搬入された車両Cがより先に搬出されるという原則、いわゆる「先入れ先出し」の原則が適用される。また、いずれの収納列Lにも、自身内において車両Cを移動させる手段(物品列内移動手段)が設けられていない。そのため、各収納列Lは、一端が、車両Cが搬入される搬入端と、他端が、車両Cが搬出される搬出端とされている(図では、便宜的に、搬入端が「IN」と、搬出端が「OUT」と示されている)。そして、後に説明するルールに従って、搬入端側から見て最も奥の収納区画Sに搬入機14によって車両Cを搬入し、搬出端側からみて最も手前の収納区画Sに収納されている車両Cから搬出機16によって搬出するようにされている。なお、後に詳しく説明するが、搬入端,搬出端は、設定によって、それらを入れ換えることが可能とされている。
通路Rには、車両Cの向きを変更するための反転装置として、ターンテーブル18が設置されている。図では、通路Rの交差点に2つのターンテーブル18が示されている。また、図では示されていないが、倉庫10の所定の箇所には、ビーコン送信機が設置されている。
管理コントローラ12は、コンピュータ,通信機を含んで構成されている。後に詳しく説明するが、管理コントローラ12は、各搬入機14,搬出機16を運用する機能(搬送機運用機能)、どの収納ブロックBのどの収納列Lのどの収納区画Sに、どんな車両Cが収納されているかを把握する機能(収納車両管理機能)、各収納列Lの搬入端,搬出端を設定する機能(搬入搬出端設定機能)等を有している。
[B]搬送機の構成
搬入機14は、図2(a)に平面図,図2(b)に側面図を示すように、自動走行する牽引車20と、牽引車20によって牽引されるキャリア22とによって構成されている。牽引車20とキャリア22とは、ヒンジ24を中心に互いに回動可能とされている。牽引車20は、前輪26,後輪28を有し、前輪26が転舵輪,後輪28が駆動輪とされている。牽引車20は、自動走行のための自動走行コントローラを内蔵している。また、牽引車20には、自動走行のために周囲を監視するカメラ、自身の位置を取得するためのビーコン受信機、管理コントローラ12との通信を行うための通信機等が一体化されたユニットデバイス30が、上方に保持されている。自動走行は、一般的な手法によって行われるため、ここでの説明は省略する。キャリア22は、昇降する台板32を有しており、この昇降は、自動走行コントローラによって行われる。また、キャリア22は、牽引車20から遠い側の端部に、車輪34を有している。
搬出機16は、図3(a)に平面図,図3(b)に側面図を示すように、自動走行する牽引車20と、牽引車20に配設されたリフタ40とを有している。牽引車20は、搬入機14と同様のものであり、同様に自動走行する。牽引車20とリフタ40とは、ヒンジ24を中心に互いに回動可能とされており、自動走行コントローラによってリフタ40の向きを牽引車20の向きと一致させることも可能である。リフタは、昇降する爪板42を有しており、この爪板42の昇降も自動走行コントローラによって行われる。
搬入機14は、図4(a)に示すように、車両Cの後方側からキャリア22を車体下方に差し込み、台板32を上昇させてその車両Cを持ち上げた状態で、その車両Cを搬送することが可能である。また、図4(b)に示すように、車両Cの前方側からキャリア22を車体下方に差し込み、台板32を上昇させてその車両Cを持ち上げた状態で、その車両Cを搬送することも可能である。つまり、搬入機14は、車両Cに対して、その車両Cの前方側と後方側とのいずれの向きにおいてもアクセス可能とされている。
それに対して、搬出機16は、図4(c)に示すように、車両Cの後方側からしかその車両Cにアクセスできない。つまり、特定の方向からしか、車両Cにアクセスできないようになっている。詳しく言えば、車両Cには、勝手に動くことを禁止すべく後輪に対してパーキングブレーキが掛けられており、後輪を路面から浮かさなければ、その車両Cを搬送することができない。搬出機16は、車両Cの前輪,後輪の一方しか路面から浮かすことができない構造とされている。そのため、後輪を持ち上げるべく、車両Cの後方側からリフタ40の爪板42を車体の下方に差し込み、後輪だけを持ち上げた状態で、その車両Cを搬送するのである。
なお、ターンテーブル18を利用して搬入機14が保持搬送する車両Cの向きを反転させる場合には、保持搬送している車両Cがターンテーブル18の中央に位置する位置でその車両Cをターンテーブル18上に下ろし、一旦、ターンテーブル18上から搬入機14を退避させ、ターンテーブル18を180°回転させた後に、ターンテーブル18上の車両Cを、その搬入機14によって、保持させればよい。
[C]車両の搬送列への搬入,搬送列からの搬出についてのルール
必ずしもこだわる必要がないが、本倉庫システムでは、1の収納列Lには、同種の車両Cが収納され、その収納列Lには、先に説明した「先入れ先出し」の原則が適用される。以下に、図5を参照しつつ、車両Cの1つの搬送列Lへの搬入,搬送列Lからの搬出についてのルールについて説明する。
なお、先に説明したように、搬出機16は、車両Cに対して、その車両Cの後方側からしかその車両Cにアクセスできない。そのことを考慮して、「先入れ先出し」を実現するため、原則として、搬入機14は、車両Cの前方側からアクセスして保持したその車両Cを収納列Lに搬入することとする。ちなみに、わかりやすいように、図5では、車両Cの前方側の部分に、▲の印が付されている。
図5(a)は、車両Cが全く収納されていない1つの収納列L、つまり、空の収納列Lが示されている。この収納列Lには、5つの収納区画Sが設けられており、それら収納区画Sは、図の上方から#1~#5の番号付けがされているものとする。以下、収納区画Sを収納区画#1~#5という場合があることとする。ちなみに、図5(a)に示す状態では、下方側、すなわち、収納区画#5側が搬入端とされ、収納区画#1側が搬出端とされている。
空の収納列Lに、車両Cが、1つ、搬入端側から搬入されたとき、図5(b)に示すように、その車両Cは、搬入端側から見て最も奥の空いている収納区画Sである収納区画#1に収納される。続いて、2つの車両Cが、順次、搬入端からその収納列Lに搬入されたとき、図5(c)に示すように、それら2つの車両Cは、順次、搬入端側から見て最も奥の空いている収容区画Sである収納区画#2,#3に収納される。さらに、2つの車両Cが、順次、搬入端からその収納列Lに搬入されたとき、図5(d)に示すように、それら2つの車両Cは、順次、搬入端側から見て最も奥の空いている収容区画Sである収納区画#4,#5に収納され、当該収納列Lは、すべての収納区画#1~#5に車両Cが収納された状態となる。
次に、上記状態から、「先入れ先出し」の原則に従って、搬出端から車両Cが搬出される場合について考える。まず、1つの車両Cが搬出される場合、搬出端側から見て最も手前に収納されていた車両C、すなわち、収納区画#1に収納されていた車両Cが、図5(e)に示すように、搬出される。続いて、3つの車両が、搬出端側から見て手前側のものから搬出されれば、収納列Lは、図5(f)に示す状態となる。
図5(f)に示す状態では、未だ、最も搬入端側の収納区画#5に車両Cが収納されているため、「先入れ先出し」の原則に従えば、他の収納区画#1~#4が空であったとしても、それらの収納区画#1~#4には、車両Cを収納することができない。そのことは、当該倉庫10の収納効率を悪化させることが可能となる。そこで本倉庫システムでは、収納列Lにおいて、最も搬入端側の収納区画Sにだけにしか車両Cが収納されていない状態で、搬入端と搬出端とを入れ換えれば、図に基づいて説明すれば、収納区画#1側を搬入端に、収納区画#5側を搬出端に変更すれば、収納区画#4~#1にも、順次、車両Cを搬入しつつ、車両Cの先入れ先出しが維持され、当該倉庫10の収納効率を上げることが可能となる。
ところが、本倉庫システムでは、搬出機16が、車両Cの後方側からしかアクセスできないという事情があるため、単に、搬入端を搬出端に、搬出端を搬入端に、それぞれ設定変更するだけでは、搬出端に変更された側の最も手前の収納区画S、すなわち、図に示す収納区画#5に収納されている車両Cを、搬出機16によって搬出することができない。そこで、本倉庫システムでは、変更される前に最も搬入端側の収納区画S、すなわち、図に示す収納区画#5に収納される車両Cの向きを、図5(g)に示すように、反転させるようにしている。具体的には、収納区画#5に収納される車両Cの向きを、搬入前に、上述のようにターンテーブル18を利用して、搬入機14は、その向きを反転させた車両Cを、変更される前の収納端側から収納区画#5に収納するのである。簡単に言えば、予め搬入前に、搬入機14が保持搬送する車両Cの向きを変更しておくのである。
図5(g)に示す状態からは、車両Cが、変更された後の搬入端側、すなわち収納区画#1側から搬入され、順次、その搬入端側から見て最も奥の空の収納区画Sに収納される。図5(h)は、2つの車両Cがさらに収納された状態を示している。この図から解るように、3つの車両Cとも、向きが揃った状態となる。さらに、2つの車両Cが収納されて、当該収納列Lのすべての収納区画Sに車両Cが収納される場合、図5(i)に示すように、収納区画#1に収納される車両Cは、向きが反転させられて収納される。
簡単に言えば、本倉庫システムでは、最も搬入端側の収納区画Sに収納される車両Cは、向きが反転され、収納列Lにその車両しか残っていない状態において、その収納列Lに設定されている搬入端と搬出端とを入れ換えるようにされているのである。このような処置が繰り返されることで、本倉庫システムは、先入れ先出しの原則を順守しつつ、倉庫10の収納効率を向上させることができるのである。
[D]コントローラの機能
管理コントローラ12は、当該倉庫システムを管理するものであり、先に説明したように、管理コントローラ12は、大まかに言えば、どの収納列Lのどの収納区画Sにどんな車両Cが収納されているかを把握する収納車両管理機能、各収納列Lの搬入端,搬出端を設定する搬入搬出端設定機能、各搬入機14,搬出機16を運用する搬送機運用機能を有している。以下、それぞれの機能について詳しく説明する。
i)収納車両管理機能
管理コントローラ12は、各収納列Lの各収納区画Sに車両Cが収納されているかを記憶する収納車両マスタファイルを格納している。一方で、搬入機14からは、自身が搬入している車両Cを指定されている収納区画Sに収納した旨の情報(車両搬入情報)が、搬出機16からは、指定されている収納区画Sから車両Cを搬出した旨の情報(車両搬出情報)が、それぞれ送信されてくるようにされており、それらの情報に基づいて、収納車両マスタファイルの更新処理を実行する。管理コントローラ12は、そのようにして、収納されている車両Cを管理する。詳しく言えば、どの収納列Lのどの収納区画Sにどんな車両Cがいつから収納されているかを把握している。逆に言えば、どの収納列Lのどの収納区画Sが車両Cの収納されていない空区画であるかを把握している。
ii)搬入搬出端設定機能
管理コントローラ12は、上述の収納車両マスタファイルに基づいて、各収納列Lに対して、搬入端,搬出端を設定する。具体的に言えば、ある収納列Lにおいて、設定されている搬入端の収納区画Sにのみ車両Cが収納されている状態になったときに、設定されている搬入端を、新たに搬出端に設定し、設定されている搬入端を、新たに搬出端として設定する。つまり、搬出端と搬入端とを入れ換える処理を実行する。
iii)搬送機運用機能
管理コントローラ12は、搬送機運用機能を発揮すべく、倉庫10に入庫された車両Cを搬入機14によって収納区画Sに搬入させる搬入処理と、出庫指示に従って、収納されている車両Cを搬出機16によって搬出させる搬出処理とを実行する。以下に、図6に示す搬入処理フロー,搬出処理フローに従って、それら搬入処理,搬出処理を、詳しく説明する。
搬入処理は、1つの車両Cが倉庫10に入庫した都度実行される。搬入処理では、まず、管理コントローラ12は、ステップ1(以下、「S1」と略す。他のステップも同様である。)において、入庫した車両Cの車種を特定する。管理コントローラ12は、続くS2において、その車両Cを搬入する搬入機14を特定し、S3において、その車両Cの車種に基づき、上述の収納車両マスタファイルを参照して、その車両Cを収納する収納列L,収納区画Sを決定する。管理コントローラ12は、S4において、決定した収納区画Sがその収納列Lにおける最も搬入端側の区画であるか否かが判断され、最も搬入端側の区画である場合には、S5において、ターンテーブル18によってその車両Cの反転処理を実施する旨を決定する。そして、管理コントローラ12は、S6において、特定した搬入機14に、その車両Cを、決定した収納列Lに、その収納列Lの搬入端とされている側から、決定した収納区画Sに収納する旨の搬入指示を送信する。上記反転処理を実施する場合には、その旨の指示も送信される。また、管理コントローラ12は、すべての搬入機14,搬出機16の位置情報,動向情報を把握しており、それら情報に基づき、特定した搬入機14に対して、その車両Cの搬入に倉庫10のどの通路Rを走行するかの指示も行う。
搬出処理は、収納されている1の車両Cの出庫指令が発令された都度、実行される。搬出処理では、まず、S11において、管理コントローラ12は、その指令に基づき、搬出する車両C、詳しく言えば、どの収納列Lのどの収納区画Sに収納されている車両Cを搬出するかを特定する。次いで、管理コントローラ12は、S12において、その車両Cを搬出する搬出機16を特定し、S13において、特定した搬出機16に対して、搬出する車両Cが収納されている収納列L,収納区画Sと、その車両Cをその収納列Lの搬出端とされている側から搬出する旨の指示を送信する。搬入処理と同様に、特定した搬出機16に対して、その車両Cの搬出に倉庫12のどの通路Rを走行するかの指示も行う。
搬入指示,搬出指示を受けた搬入機14,搬出機16は、自身の位置,周囲の状況を確認しつつ、指示に従って、自動走行し、車両Cを搬入,搬出する。
なお、例えば、収納区画Sの並ぶ数が互いに異なる収納列Lが混在している倉庫10では、搬送機16の数が少なくて、1の収納列Lと別の1つの収納列Lとからぞれぞれ車両Cを搬出する際、それら収納列Lのいずれにおいても、最も搬出端側の収納区画Sにだけにしか車両Cが収納されていない状態となる場合において、管理コントローラ12は、倉庫10の収納効率を向上させるべく、その状態において空いている収納区画Sの多い方の収納列Lから優先的に車両Cが搬出されるように搬出機16を運用してもよい。
変形例
上記実施例では、物品が車両Cであり、前後の寸法が左右の寸法より大きいため、収納効率等を考慮して、反転装置であるターンテーブル18が通路Rに設置されていた。収納効率や反転装置の設置コストが許容できるのであれば、ターンテーブルのような反転装置を、収納列Lの両端の収納区画Sの各々に設けて、それらの区画に収納された物品を反転させるようにしてもよい。
上記実施例では、それぞれが搬送機である搬入機14,搬出機16は、自動走行によって物品を搬送するようにされていたが、搬送機は、運転者によって操作されるものであってよい。その場合、例えば、搬送機にモニター等の表示器を設け、その表示器に、収納列Lのいずれの端が搬入端であり、いずれの端が搬出端であるかの情報を表示し、運転者がその情報を取得できるようにしてもよい。また、各収納列Lの両端の各々に表示灯等の表示器を設け、収納列Lのいずれの端が搬入端であり、いずれの端が搬出端であるかを、運転者が認識できるようにしてもよい。
上記実施例では、物品の搬入,搬出を、それぞれ、専用の搬送機によって行うようにされていたが、それら搬入,搬出のいずれもが可能な搬送機で倉庫システムを構成してもよい。
10:倉庫 12:管理コントローラ 14:搬入機〔搬送機〕 16:搬出機〔搬送機〕 18:ターンテーブル〔反転装置〕 C:車両〔物品〕 S:収納区画 L:収納列 B:収納ブロック R:通路

Claims (4)

  1. 物品が収納される収納区画が一列に複数並んで設けられ、一端が搬入端に、他端が搬出端に、それぞれ設定された収納列と、
    物品を搬入端から収納列に搬入することと、収納列の物品を搬出端から搬出することとの少なくとも一方が可能な少なくとも1つの搬送機と、
    物品の搬入において、収納列の搬入端側から見て最も奥の空いている収納区画に物品を置き、物品の搬出において、収納列の搬出端側から見て最も手前に収納されている物品をその物品が置かれている収納区画から取り出すように、搬送機を運用し、その収納列において物品の先入れ先出しを可能とするコントローラと
    を備えた倉庫システムであって、
    前記コントローラが、
    収納列において、最も搬入端側の収納区画にだけしか物品が収納されていない状態において、搬入端を搬出端に、搬出端を搬入端に、それぞれ設定変更するように構成された倉庫システム。
  2. 前記少なくとも1つの搬送機として、物品を搬入端から収納列に搬入する搬入機と、収納列の物品を搬出端から搬出する搬出機とを含む請求項1に記載の倉庫システム。
  3. 収納区画に置かれた物品に対する搬送機のアクセスの方向が、特定の方向に限定されており、
    収納列の最も搬入端側の収納区画に置かれた若しくは置かれる物品の向きを反転させるための反転装置を備えた請求項1に記載の倉庫システム。
  4. 当該倉庫システムが、収納列を複数備えており、
    1の収納列と別の1つの収納列とからぞれぞれ物品を搬出する際、それら収納列のいずれにおいても、最も搬出端側の収納区画にだけにしか物品が収納されていない状態となる場合において、
    前記コントローラが、
    その状態において空いている収納区画の多い方の収納列から優先的に物品が搬出されるように搬送機を運用するように構成された請求項1に記載の倉庫システム。
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Citations (3)

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