JPH11193116A - 格納設備 - Google Patents

格納設備

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JPH11193116A
JPH11193116A JP9498A JP9498A JPH11193116A JP H11193116 A JPH11193116 A JP H11193116A JP 9498 A JP9498 A JP 9498A JP 9498 A JP9498 A JP 9498A JP H11193116 A JPH11193116 A JP H11193116A
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JP9498A
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Seiichi Noda
整一 野田
Yoshiaki Tosabayashi
慶明 土佐林
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種の格納物(車両等)を格納可能な複数
種の格納棚を有する複列式の格納設備(復列式機械駐車
設備等)であって、全体の格納率を向上させることがで
きる格納設備を提供する。 【解決手段】 制御装置102は、車種別空棚管理によ
り、車種別空棚数の値101から、前棚の当該繰車車両
用の同一種の空棚が無いと判断した場合には、車種別入
庫格納棚管理により、前記繰車車両を格納可能な他の種
類の格納棚を検索し、それでも空棚が無い場合には、予
め確保した1つの繰車棚22Aを選択して、繰車棚選択
信号104を台車5に出力し、台車は、前記繰車棚選択
信号に基づき、繰車車両を繰車棚22Aへと繰車し、奥
棚の出庫車両を出庫リフタ8へと移動し、この出庫車両
の移動後に、再び繰車車両を繰車棚から元の格納棚へと
戻すよう構成する。或いは、制御装置は、空棚が無い場
合、入庫リフタ選択信号を出力し、台車は、前記入庫リ
フタ選択信号に基づき、入庫リフタへの繰車処理と、出
庫処理と、繰車戻し処理とを行うよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は格納設備に関し、特
に大小複数種の格納棚を有する複列式機械駐車設備に適
用して有用なものであり、また、立体自動倉庫等の格納
設備にも適用することができる。
【0002】
【従来の技術】機械式の駐車設備には、複数種の車両を
格納可能な複数種の格納棚を配置し且つ各格納物が前棚
と奥棚とからなる複列式格納棚群と、この複列式格納棚
群に沿って走行可能な1台又は複数台の台車とを有する
複列式機械駐車設備がある。
【0003】かかる複列式機械駐車設備では、奥棚の車
両を出庫する場合、この出庫の妨げとなる前棚の車両を
他へ移動(繰車)させる必要がある。これに対して、従
来、大小複数種の格納棚を有する複列式機械駐車設備で
は、この複列式機械駐車設備が有する格納棚の種類分だ
け繰車棚を用意するという方式を採用していた。なお、
繰車棚とは、複列式機械駐車設備において複列の格納棚
の前棚/奥棚共に在棚(車両が格納されている格納棚)
のときに、奥棚の車両を出庫することができるように前
棚の車両を移動するために、予め初期設定時に確保され
る空棚(車両が格納されていない格納棚)をいう。
【0004】この従来の方式を図7及び図8に基づいて
具体的に説明する。図7は大小複数種の格納棚を有して
複数車種の格納が可能な従来の複列式機械駐車設備の要
部側面図、図8は前記複列式機械駐車設備における従来
の繰車処理等のフローチャートである。
【0005】図7に示すように、複数車種の格納が可能
な従来の複列式機械駐車設備には、例えば、小型車用格
納棚30Aや大型車用格納棚30B等の大小複数種の格
納棚が備えられると共に、この格納棚の種類分だけ繰車
棚30C,30D,30E等が備えられている。即ち、
繰車棚30C等の小型車用繰車棚を1種類以上備え、格
納棚30D,30E等の大型車用繰車棚を1種類以上備
えている。そして、この複列式機械駐車設備では次のよ
うにして繰車処理等を行う。
【0006】図8に示すように、まず、準備(初期設
定)を行って入庫可能車種分(格納棚の種類分)の繰車
棚を確保する(S01)。その後、処理を開始して(S
02)、出庫車両が前棚の車両か否かを判定する(S0
3)。前棚の車両を出庫する場合には、当該出庫車両の
出庫処理を行って(S04)、処理を終了する(S0
9)。
【0007】一方、奥棚の車両を出庫する場合には、続
いて、前棚の繰車車両が大型車か否かを判定する(S0
5)。繰車車両が大型車の場合には大型車用の空棚(格
納されていない大型車用格納棚)を検索し(S06)、
繰車車両が小型車の場合には小型車用の空棚(格納され
ていない小型車用格納棚)を検索して(S07)、大型
繰車車両又は小型繰車車両の繰車処理を行う(S0
8)。その後、奥棚の出庫車両の出庫処理を行う(S0
4)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の複列式機械駐車
設備では、上記のように複列式機械駐車設備が有する格
納棚の種類分だけ繰車棚を用意するという方式を採用し
ているため、次のような問題がある。
【0009】(1)格納棚の種類が増えると、これに応
じて繰車棚が増える。 (2)そして、繰車棚が増えれば駐車設備全体の格納率
が下がる。
【0010】従って本発明は上記従来技術に鑑み、複数
種の格納物(車両等)を格納可能な複数種の格納棚を有
する複列式の格納設備(復列式機械駐車設備等)であっ
て、全体の格納率を向上させることができる格納設備を
提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
発明の格納設備は、複数種の格納物を格納可能な複数種
の格納棚を配置し且つ各格納棚が前棚と奥棚とからなる
複列式格納棚群と、この複列式格納棚群に沿って走行可
能な1台又は複数台の台車とを有する格納装置であっ
て、前記台車に入庫格納物を搬入する格納物搬入手段
と、前記台車と前記格納棚との間で格納物の授受を行う
格納物授受手段と、前記台車から出庫格納物を搬出する
格納物搬出手段と、制御装置とを有し、奥棚の出庫格納
物を出庫する際には、前記制御装置は、格納物の種類別
空棚管理により、格納物の種類別空棚数の値から、前棚
の当該繰格納物用の同一種の空棚が無いと判断した場合
には、格納物の種類別入庫格納棚管理により、前記繰格
納物を格納可能な他の種類の格納棚を検索し、それでも
空棚が無い場合には、予め確保した入庫対象格納物の何
れをも格納可能な1つの繰棚を選択して、繰棚選択信号
を前記台車に出力し、前記台車は、前記制御装置からの
繰棚選択信号に基づき、前記繰格納物を前記繰棚へと移
動し、前記出庫格納物を前記格納物搬出手段へと移動
し、この出庫格納物の移動後に、再び前記繰格納物を前
記繰棚から元の格納棚へと戻すよう構成したことを特徴
とする。
【0012】また、第2発明の格納設備は、複数種の格
納物を格納可能な複数種の格納棚を配置し且つ各格納棚
が前棚と奥棚とからなる複列式格納棚群と、この複列式
格納棚群に沿って走行可能な1台又は複数台の台車とを
有する格納装置であって、前記台車に入庫格納物を搬入
する格納物搬入手段と、前記台車と前記格納棚との間で
格納物の授受を行う格納物授受手段と、前記台車から出
庫格納物を搬出する格納物搬出手段と、制御装置とを有
し、奥棚の出庫格納物を出庫する際には、前記制御装置
は、格納物の種類別空棚管理により、格納物の種類別空
棚数の値から、前棚の当該繰格納物用の同一種の空棚が
無いと判断した場合には、格納物の種類別入庫格納棚管
理により、前記繰格納物を格納可能な他の種類の格納棚
を検索し、それでも空棚が無い場合には、前記格納物搬
入手段の搬入装置を選択して、搬入装置選択信号を前記
台車に出力し、前記台車は、前記制御装置からの搬入装
置選択信号に基づき、前記繰格納物を前記搬入装置へと
移動し、前記出庫格納物を前記格納物搬出手段へと移動
し、この出庫格納物の移動後に、再び前記繰格納物を前
記搬入装置から元の格納棚へと戻すよう構成したことを
特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。
【0014】<実施の形態1>図1は本発明の実施の形
態1に係る複列式機械駐車設備の構造を示す斜視図、図
2は前記複列式機械駐車設備における繰車処理等のフロ
ーチャート、図3及び図4は前記複列式機械駐車設備に
おける繰車処理等の説明図である。
【0015】図1に示すように、本複列式機械駐車設備
には、複列式格納棚群12,13と、台車5とを備えて
いる。複列式格納棚群12(13)は、複数種の車両
(大型車、小型車等)を格納可能な複数種の格納棚22
(23)が連続的に配置されて多数の駐車室(格納庫)
6を構成し、且つ、各格納棚22(23)が前棚22a
(23a)と奥棚22b(23b)とからなる複列式の
格納棚群である。また、各格納棚22(23)には、横
送りコンベア15a,15b(16a,16b)が前後
に配設されている。
【0016】そして、格納棚22,23は、後部の横送
りコンベア15b,16bの幅を変えること等によっ
て、大小複数種の格納棚となっている(図4参照)。
【0017】台車5は、複列式格納棚群12,13間の
台車走行路4に1台又は複数台設けられており、複列式
格納棚群12側と複列式格納棚群13側とに設けられた
レール21上を走行することにより、複列式格納棚群1
2,13に沿って走行することができる。なお、複列式
格納棚群12,13は階層構造になっており、これに対
応して、台車5も各階に設けられている。
【0018】また、複列式格納棚群13側には、台車5
に入庫車両を搬入する車両搬入手段として、横送りコン
ベア14a,14bを備えた入庫用停車スペース(入庫
バース)2と、横送りコンベア17a,17bを備えた
入庫用エレベータ(入庫リフタ)3とが駐車場入口1に
設けられている。
【0019】従って、入庫車両は、駐車場入口1の入庫
用停車スペース(入庫バース)2に停止した後、横送り
コンベア14a,14b及び17a,17bにより入庫
用エレベータ(入庫リフタ)3に移され、この入庫用エ
レベータ(入庫リフタ)3によって所定の階まで運ば
れ、横送りコンベア17a,17b及び18a,18b
によって台車5に搬入される。
【0020】また、台車5と格納棚22,23との間で
入庫車両、出庫車両又は繰車車両の授受を行う車両授受
手段として、前述の台車走行路4(レール21)と、格
納棚22,23の横送りコンベア15a,15b,16
a,16bとを備えている。従って、台車5が台車走行
路4(レール21)を走行して所定の格納棚22又は2
3まで移動した後、横送りコンベア15a,15b又は
16a,16bと18a,18bとによって、台車5と
格納棚22又は23との間で、入庫車両、出庫車両又は
繰車車両の授受が行われる。
【0021】また、複列式格納棚群13側には、台車5
から出庫車両を搬出する車両搬出手段として、横送りコ
ンベア20a,20bを備えた出庫用停車スペース(出
庫バース)7と、横送りコンベア19a,19bを備え
た出庫用エレベータ(出庫リフタ)8とが駐車場出口9
に設けられている。
【0022】従って、出庫車両は、横送りコンベア18
a,18b及び19a,19bによって台車5から出庫
用エレベータ(出庫リフタ)8へと搬出され、この出庫
用エレベータ(出庫リフタ)8によって上方へ運ばれ、
横送りコンベア19a,19b及び20a,20bによ
って駐車場出口9の出庫用停車スペース(出庫バース)
7へと移される。
【0023】また、本複列式機械駐車設備には、図3に
示すように制御装置102が設けられている。この制御
装置102では、格納棚の車種別に空棚管理を行う車種
別空棚管理と、格納棚の車種別にどの車種が格納可能で
あるかを管理する車種別入庫格納棚管理とを行う。
【0024】そして、奥棚22b又は23bの出庫車両
を出庫する際には、制御装置102は、車種別空棚管理
により、車種別空棚数の値101から、前棚22a又は
23aの当該繰車車両用の同一種の空棚22,23が無
いと判断した場合には、車種別入庫格納棚管理により、
前記繰車車両を格納可能な他の種類の格納棚22,23
を検索し、それでも空棚がない場合には、予め確保した
入庫対象車種の何れをも格納可能な1つの繰車棚を選択
して、繰車棚選択信号104を台車5に出力する。台車
5は、制御装置102からの繰車棚選択信号104に基
づき、前記繰車車両を前記繰車棚へと移動(繰車)し、
前記出庫車両を出庫用エレベータ(出庫リフタ)8へと
移動し、この出庫車両の移動後に、再び前記繰車車両を
前記繰車棚から元の格納棚22又は23へと戻す。
【0025】以下、この繰車処理、出庫処理、繰車戻し
処理について、図2、図3及び図4に基づき具体的に説
明する。
【0026】図2に示すように、制御装置102では、
まず、準備(初期設定)を行って繰車棚を1つ確保する
(S1)。図4に示す例では、格納棚22のうちの一つ
の格納棚22Aを繰車棚として確保している。この予め
確保した繰車棚22Aは、当該駐車設備内で一番大きな
車両の格納棚となる。また、繰車棚は数として規定して
いるため、空棚の一部が繰車棚となる。
【0027】図4に示す例では、格納棚22,23とし
て大型車用格納棚と小型車用繰車棚とがあり、小型車用
繰車棚には小型車しか格納できず大型車は格納できない
ため、大型車も小型車も格納可能な大型車用格納棚を繰
車棚とし設定している。換言すれば、少なくとも繰車棚
として確保した格納棚22Aは、大型車だけでなく小型
車も(即ち駐車設備への入庫対象となっている全ての車
種を)格納することができるように、横送りコンベアの
幅等が設定されている。
【0028】繰車棚22Aを確保した後、図2に示すよ
うに、処理を開始して(S2)、出庫車両が前棚の車両
か否かを判定する(S3)。前棚の車両を出庫する場合
には、当該出庫車両の出庫処理を行って(S4)、処理
を終了する。
【0029】一方、例えば図4の出庫前状態に示すよ
うに、格納棚23のうちの格納棚23Aにおける奥棚2
3Abの車両25aを出庫する場合には、格納棚23A
における前棚23Aaの車両25bを繰車しなければな
らないため、続いて、この繰車車両25bが大型車か否
かを判定する(S5)。繰車車両25bが大型車の場合
には大型車用の空棚(格納されていない大型車用格納
棚)を検索し(S6)、繰車車両25bが小型車の場合
には小型車用の空棚(格納されていない小型車用格納
棚)を検索する(S9)。この検索は、図3に示すよう
に、車種別空棚数101に基づいて行う。この車種別空
棚数101は制御装置102が管理しているものであ
る。つまり、制御装置102は台車5へ入出庫指示を行
うため絶えず、格納棚の空き情報を管理している。この
検索の結果、専用の空棚(同一車種の空棚)がなければ
(S7,S10)、車種別入庫格納棚管理により、繰車
車両25bを格納可能な他の種類の格納棚を検索する
(S8,11)。
【0030】具体的には、繰車車両25bは小型車であ
るため、まず格納棚22,23のううちの空いている小
型車用格納棚を検索し(S9)、空棚があれば当該小型
車用格納棚に繰車車両25bを繰車する(S12)。こ
のときには、繰車戻し処理は行わずに、繰車車両25b
を当該小型車用格納棚に格納したままとする。空いてい
る小型車用格納棚がなければ(S10)、更に、小型車
も格納可能な大型車用格納棚を検索し(S11)、空棚
があれば当該大型車用格納棚に繰車車両25bを繰車す
る(S12)。このときにも、繰車戻し処理は行わず
に、繰車車両25bは当該大型車用格納棚に格納したま
まとする。即ち、図4中の小型車25cのように大型車
用格納棚に格納された状態となる。
【0031】そして、それでも空棚がなければ、予め確
保してある繰車棚22Aを選択して(繰車棚は数として
規定しており、空棚の1つが繰車棚となる)、図3に示
すように繰車棚選択信号104を台車5に出力し、繰車
棚22Aへの繰車を開始する(S12)。
【0032】即ち、図3に実線の矢印で繰車車両の流れ
を示すように、格納棚23A(前棚23Aa)の繰車車
両25bを、横送りコンベア16a,16b,18a,
18b(図4では図示省略、図1参照)によって台車5
へ移し、この台車5Aが台車走行路4を走行して繰車棚
22Aへと移動した後、横送りコンベア15a,15
b,18a,18bによって繰車棚22Aへ格納する。
かくして繰車処理が完了する。図4には繰車完了時の
状態を示す。
【0033】次に、図2に示すように出庫処理を行う
(S4)。即ち、図3に一点鎖線の矢印で出庫車両の流
れを示すように、格納棚23Aの出庫車両25aを、横
送りコンベア16a,16b,18a,18bによって
台車5へ移し、この台車5が台車走行路4を走行して出
庫用エレベータ(出庫リフタ)8(図1参照)へと移動
する。このときの状態を図4に示す。その後、出庫車
両25aは、横送りコンベア18a,18b,19a,
19bによって出庫用エレベータ(出庫リフタ)8へ移
され、この出庫用エレベータ(出庫リフタ)8によって
上方へ運ばれ、横送りコンベア19a,19b,20
a,20bによって、駐車場出口9の出庫用停車スペー
ス(出庫バース)7へと移される。
【0034】続いて、図2に示すように繰車戻し処理を
行う(S14,S15)。即ち、図3に実線の矢印で繰
車車両の流れを示すように、繰車棚22Aの繰車車両2
5bを、横送りコンベア15a,15b,18a,18
bによって台車5へ移し、この台車5が台車走行路4を
走行して元の格納棚23Aへと移動する。このときの状
態を図4に示す。その後、繰車車両25bは、横送り
コンベア16a,16b,18a,18bによって元の
格納棚23Aに格納される。かくして繰車戻し処理が完
了する。図4には繰車戻し完了時の状態を示す。
【0035】以上のように、本実施の形態1に係る複列
式機械駐車設備によれば、例えば奥棚23Abの出庫車
両25aを出庫する際には、制御装置102は、車種別
空棚管理により、車種別空棚数の値101から、前棚2
3Aaの繰車車両25b用の同一種の空棚22,23が
無いと判断した場合には、車種別入庫格納棚管理によ
り、繰車車両25bを格納可能な他の種類の格納棚2
2,23を検索し、それでも空棚がない場合には、予め
確保した入庫対象車種の何れをも格納可能な1つの繰車
棚22Aを選択して、繰車棚選択信号104を台車5に
出力し、台車5は、制御装置102からの繰車棚選択信
号104に基づき、繰車車両25bを繰車棚22Aへと
移動(繰車)し、出庫車両25aを出庫用エレベータ
(出庫リフタ)8へと移動し、この出庫車両25aの移
動後に、再び繰車車両25bを繰車棚22Aから元の格
納棚23Aへと戻すため、即ち、格納棚22,23の車
種別空棚数と繰車車両に応じた格納棚22,23の管理
を行い、繰車するために最適な棚を選定するため、次の
ような効果が得られる。
【0036】 繰車車両25b用の同一種の空棚2
2,23の検索をし、更に、繰車車両25bを格納可能
な他の種類の格納棚22,23を検索するため、この検
索の結果、空棚があれば、当該空棚に繰車車両25bを
繰車することによって、繰車戻し処理が不要となり、出
庫者の出庫待ち時間が短縮できる。
【0037】 そして、空棚がなければ、制御装置1
02は、予め確保した入庫対象車種の何れをも格納可能
な1つの繰車棚22Aを選択して、繰車棚選択信号10
4を台車5に出力し、台車5は、制御装置102からの
繰車棚選択信号104に基づき、繰車車両25bを繰車
棚22Aへと移動(繰車)し、出庫車両25aを出庫用
エレベータ(出庫リフタ)8へと移動し、この出庫車両
25aの移動後に、再び繰車車両25bを繰車棚22A
から元の格納棚23Aへと戻すため、繰車棚を1つとす
ることができる。従って、格納棚の種類が増えても繰車
棚が増えることはなく、駐車設備全体の格納率を向上さ
せることができる。
【0038】<実施の形態2>本発明の実施の形態2に
係る複列式機械駐車設備は入庫用エレベータ(入庫リフ
タ)を繰車棚として利用する点を特徴とするものであ
り、その他は上記実施の形態1と同様である。従って、
以下では、この特徴となる点について図2、図5及び図
6に基づいて説明し、その他の詳細な説明及び図示は省
略する。なお、図5及び図6は本発明の実施の形態2に
係る複列式機械駐車設備における繰車処理等の説明図で
ある。
【0039】図5に示すように、本複列式機械駐車設備
には、制御装置202が設けられている。この制御装置
202では、格納棚の車種別に空棚管理を行う車種別空
棚管理と、格納棚の車種別にどの車種が格納可能である
かを管理する車種別入庫格納棚管理とを行う。
【0040】そして、奥棚22b又は23bの出庫車両
を出庫する際には、制御装置202は、車種別空棚管理
により、車種別空棚数の値201から、前棚22a又は
23aの当該繰車車両用の同一種の空棚22,23が無
いと判断した場合には、車種別入庫格納棚管理により、
前記繰車車両を格納可能な他の種類の格納棚22,23
を検索し、それでも空棚がない場合には、前記格納物搬
入手段の入庫用エレベータ(入庫リフタ)3を選択し
て、入庫リフタ選択信号204を台車5に出力する。台
車5は、制御装置202からの入庫リフタ選択信号20
4に基づき、前記繰車車両を入庫用エレベータ(入庫リ
フタ)3へと移動(繰車)し、前記出庫車両を出庫用エ
レベータ(出庫リフタ)8へと移動し、この出庫車両の
移動後に、再び前記繰車車両を入庫用エレベータ(入庫
リフタ)3から元の格納棚22又は23へと戻す。
【0041】以下、この繰車処理、出庫処理、繰車戻し
処理について、図2、図5及び図6に基づき具体的に説
明する。
【0042】図2に示すように、制御装置202では、
まず、準備(初期設定)を行って入庫用エレベータ(入
庫リフタ)3を繰車棚として設定する(S1)。なお、
入庫用エレベータ(入庫リフタ)3は入庫対象の全ての
車種を運ぶものであるため、当然、入庫対象の全ての車
種を繰車することができる。
【0043】その後、図2に示すように、処理を開始し
て(S2)、出庫車両が前棚の車両か否かを判定する
(S3)。前棚の車両を出庫する場合には、当該出庫車
両の出庫処理を行って(S4)、処理を終了する。
【0044】一方、例えば図6の出庫前状態に示すよ
うに、格納棚23のうちの格納棚23Aにおける奥棚2
3Abの車両25aを出庫する場合には、格納棚23A
における前棚23Aaの車両25bを繰車しなければな
らないため、続いて、この繰車車両25bが大型車か否
かを判定する(S5)。繰車車両25bが大型車の場合
には大型車用の空棚(格納されていない大型車用格納
棚)を検索し(S6)、繰車車両25bが小型車の場合
には小型車用の空棚(格納されていない小型車用格納
棚)を検索する(S9)。この検索は、図6に示すよう
に、車種別空棚数の値201に基づいて行う。この車種
別空棚数201は制御装置202が管理しているもので
ある。つまり、制御装置202は台車5へ入出庫指示を
行うため絶えず、格納棚の空き情報を管理している。こ
の検索の結果、専用の空棚(同一車種の空棚)がなけれ
ば(S7,S10)、車種別入庫格納棚管理により、繰
車車両25bを格納可能な他の種類の格納棚を検索する
(S8,11)。
【0045】具体的には、繰車車両25bは小型車であ
るため、まず格納棚22,23のううちの空いている小
型車用格納棚を検索し(S9)、空棚があれば当該小型
車用格納棚に繰車車両25bを繰車する(S12)。こ
のときには、繰車戻し処理は行わずに、繰車車両25b
を当該小型車用格納棚に格納したままとする。空いてい
る小型車用格納棚がなければ(S10)、更に、小型車
も格納可能な大型車用格納棚を検索し(S11)、空棚
があれば当該大型車用格納棚に繰車車両25bを繰車す
る(S12)。このときにも、繰車戻し処理は行わず
に、繰車車両25bは当該大型車用格納棚に格納したま
まとする。即ち、図6中の小型車25cのように大型車
用格納棚に格納された状態となる。
【0046】そして、それでも空棚がなければ、入庫用
エレベータ(入庫リフタ)3を選択して、図5に示すよ
うに入庫リフタ選択信号204を台車5に出力し、入庫
用エレベータ(入庫リフタ)3への繰車を開始する(S
12)。
【0047】即ち、図5に実線の矢印で繰車車両の流れ
を示すように、格納棚23A(前棚23Aa)の繰車車
両25bを、横送りコンベア16a,16b,18a,
18b(図6では図示省略、図1参照)によって台車5
へ移し、この台車5Aが台車走行路4を走行して入庫用
エレベータ(入庫リフタ)3へと移動した後、横送りコ
ンベア17a,17b,18a,18bによって入庫用
エレベータ(入庫リフタ)3へ移す。かくして繰車処理
が完了する。図6には繰車完了時の状態を示す。
【0048】次に、図2に示すように出庫処理を行う
(S4)。即ち、図5に一点鎖線の矢印で出庫車両の流
れを示すように、格納棚23Aの出庫車両25aを、横
送りコンベア16a,16b,18a,18bによって
台車5へ移し、この台車5が台車走行路4を走行して出
庫用エレベータ(出庫リフタ)8(図1参照)へと移動
する。このときの状態を図6に示す。その後、出庫車
両25aは、横送りコンベア18a,18b,19a,
19bによって出庫用エレベータ(出庫リフタ)8へ移
され、この出庫用エレベータ(出庫リフタ)8によって
上方へ運ばれ、横送りコンベア19a,19b,20
a,20bによって、駐車場出口9の出庫用停車スペー
ス(出庫バース)7へと移される。
【0049】続いて、図2に示すように繰車戻し処理を
行う(S14,S15)。即ち、図5に実線の矢印で繰
車車両の流れを示すように、入庫用エレベータ(入庫リ
フタ)3の繰車車両25bを、横送りコンベア17a,
17b,18a,18bによって台車5へ移し、この台
車5が台車走行路4を走行して元の格納棚23Aへと移
動する。このときの状態を図6に示す。その後、繰車
車両25bは、横送りコンベア16a,16b,18
a,18bによって元の格納棚23Aに格納される。か
くして繰車戻し処理が完了する。図6には繰車戻し完
了時の状態を示す。
【0050】以上のように、本実施の形態2に係る複列
式機械駐車設備によれば、例えば奥棚23Abの出庫車
両25aを出庫する際には、制御装置202は、車種別
空棚管理により、車種別空棚数の値201から、前棚2
3Aaの繰車車両25b用の同一種の空棚22,23が
無いと判断した場合には、車種別入庫格納棚管理によ
り、繰車車両25bを格納可能な他の種類の格納棚2
2,23を検索し、それでも空棚がない場合には、格納
物搬入手段の入庫用エレベータ(入庫リフタ)3を選択
して、入庫リフタ選択信号204を台車5に出力し、台
車5は、制御装置202からの入庫リフタ選択信号20
4に基づき、繰車車両25bを入庫用エレベータ(入庫
リフタ)3へと移動(繰車)し、出庫車両25aを出庫
用エレベータ(出庫リフタ)8へと移動し、この出庫車
両25aの移動後に、再び繰車車両25bを入庫用エレ
ベータ(入庫リフタ)3から元の格納棚23Aへと戻す
ため、即ち、格納棚22,23の車種別空棚数と繰車車
両に応じた格納棚22,23の管理を行い、繰車するた
めに最適な棚を入庫用エレベータ(入庫リフタ)3をも
含めて選定するため、次のような効果が得られる。
【0051】 繰車車両25b用の同一種の空棚2
2,23の検索をし、更に、繰車車両25bを格納可能
な他の種類の格納棚22,23を検索するため、この検
索の結果、空棚があれば、当該空棚に繰車車両25bを
繰車することによって、繰車戻し処理が不要となり、出
庫者の出庫待ち時間が短縮できる。
【0052】 そして、空棚がなければ、制御装置2
02は、入庫用エレベータ(入庫リフタ)3を選択し
て、入庫リフタ選択信号204を台車5に出力し、台車
5は、制御装置202からの入庫リフタ選択信号104
に基づき、繰車車両25bを入庫用エレベータ(入庫リ
フタ)3へと移動(繰車)し、出庫車両25aを出庫用
エレベータ(出庫リフタ)8へと移動し、この出庫車両
25aの移動後に、再び繰車車両25bを繰車棚22A
から元の格納棚23Aへと戻すため、繰車棚を全く必要
としない。従って、駐車設備全体の格納率をより向上さ
せることができる。
【0053】なお、上記では、入庫用エレベータ(入庫
リフタ)3を繰車棚として利用しているが、これに限定
するものではなく、コンベア等の他の搬入装置が用いら
れる場合には、これらの搬入装置を繰車棚として利用す
ることもできる。
【0054】
【発明の効果】以上、発明の実施の形態と共に具体的に
説明したように、第1発明の格納設備は、複数種の格納
物を格納可能な複数種の格納棚を配置し且つ各格納棚が
前棚と奥棚とからなる複列式格納棚群と、この複列式格
納棚群に沿って走行可能な1台又は複数台の台車とを有
する格納装置であって、前記台車に入庫格納物を搬入す
る格納物搬入手段と、前記台車と前記格納棚との間で格
納物の授受を行う格納物授受手段と、前記台車から出庫
格納物を搬出する格納物搬出手段と、制御装置とを有
し、奥棚の出庫格納物を出庫する際には、前記制御装置
は、格納物の種類別空棚管理により、格納物の種類別空
棚数の値から、前棚の当該繰格納物用の同一種の空棚が
無いと判断した場合には、格納物の種類別入庫格納棚管
理により、前記繰格納物を格納可能な他の種類の格納棚
を検索し、それでも空棚が無い場合には、予め確保した
入庫対象格納物の何れをも格納可能な1つの繰棚を選択
して、繰棚選択信号を前記台車に出力し、前記台車は、
前記制御装置からの繰棚選択信号に基づき、前記繰格納
物を前記繰棚へと移動し、前記出庫格納物を前記格納物
搬出手段へと移動し、この出庫格納物の移動後に、再び
前記繰格納物を前記繰棚から元の格納棚へと戻すよう構
成したことを特徴とする。
【0055】従って、この第1発明の格納設備によれ
ば、奥棚の出庫格納物を出庫する際には、制御装置は、
格納物の種類別空棚管理により、格納物の種類別空棚数
の値から、前棚の当該繰格納物用の同一種の空棚が無い
と判断した場合には、格納物の種類別入庫格納棚管理に
より、前記繰格納物を格納可能な他の種類の格納棚を検
索し、それでも空棚がない場合には、予め確保した入庫
対象格納物の何れをも格納可能な1つの繰棚を選択し
て、繰棚選択信号を台車に出力し、台車は、制御装置か
らの繰棚選択信号に基づき、前記繰格納物を前記繰棚へ
と移動し、前記出庫格納物を格納物搬出手段へと移動
し、この出庫格納物の移動後に、再び前記繰格納物を前
記繰棚から元の格納棚へと戻すため、即ち、格納棚の格
納物の種類別空棚数と繰格納物に応じた格納棚の管理を
行い、繰格納物を移動するために最適な棚を選定するた
め、次のような効果が得られる。
【0056】 繰格納物用の同一種の空棚の検索を
し、更に、繰格納物を格納可能な他の種類の格納棚を検
索するため、この検索の結果、空棚があれば、当該空棚
に繰格納物を移動することによって、繰格納物の戻し処
理が不要となり、出庫者の出庫待ち時間が短縮できる。
【0057】 そして、空棚がなければ、制御装置
は、予め確保した入庫対象格納物の何れをも格納可能な
1つの繰棚を選択して、繰棚選択信号を台車に出力し、
台車は、制御装置からの繰棚選択信号に基づき、繰格納
物を繰棚へと移動し、出庫格納物を格納物搬出手段へと
移動し、この出庫格納物の移動後に、再び繰格納物を繰
棚から元の格納棚へと戻すため、繰車棚を1つとするこ
とができる。従って、格納棚の種類が増えても繰棚が増
えることはなく、格納設備全体の格納率を向上させるこ
とができる。
【0058】また、第2発明の格納設備は、複数種の格
納物を格納可能な複数種の格納棚を配置し且つ各格納棚
が前棚と奥棚とからなる複列式格納棚群と、この複列式
格納棚群に沿って走行可能な1台又は複数台の台車とを
有する格納装置であって、前記台車に入庫格納物を搬入
する格納物搬入手段と、前記台車と前記格納棚との間で
格納物の授受を行う格納物授受手段と、前記台車から出
庫格納物を搬出する格納物搬出手段と、制御装置とを有
し、奥棚の出庫格納物を出庫する際には、前記制御装置
は、格納物の種類別空棚管理により、格納物の種類別空
棚数の値から、前棚の当該繰格納物用の同一種の空棚が
無いと判断した場合には、格納物の種類別入庫格納棚管
理により、前記繰格納物を格納可能な他の種類の格納棚
を検索し、それでも空棚が無い場合には、前記格納物搬
入手段の搬入装置を選択して、搬入装置選択信号を前記
台車に出力し、前記台車は、前記制御装置からの搬入装
置選択信号に基づき、前記繰格納物を前記搬入装置へと
移動し、前記出庫格納物を前記格納物搬出手段へと移動
し、この出庫格納物の移動後に、再び前記繰格納物を前
記搬入装置から元の格納棚へと戻すよう構成したことを
特徴とする。
【0059】従って、この第2発明の格納設備によれ
ば、奥棚の出庫格納物を出庫する際には、制御装置は、
格納物の種類別空棚管理により、格納物の種類別空棚数
の値から、前棚の当該繰格納物用の同一種の空棚が無い
と判断した場合には、格納物の種類別入庫格納棚管理に
より、前記繰格納物を格納可能な他の種類の格納棚を検
索し、それでも空棚がない場合には、格納物搬入手段の
搬入装置を選択して、搬入装置選択信号を台車に出力
し、台車は、制御装置からの搬入装置選択信号に基づ
き、前記繰格納物を前記搬入装置へと移動し、前記出庫
格納物を格納物搬出手段へと移動し、この出庫格納物の
移動後に、再び前記繰格納物を前記搬入装置から元の格
納棚へと戻すため、即ち、格納棚の格納物の種類別空棚
数と繰格納物に応じた格納棚の管理を行い、繰格納物を
移動するために最適な棚を搬入装置をも含めて選定する
ため、次のような効果が得られる。
【0060】 繰格納物用の同一種の空棚の検索を
し、更に、繰格納物を格納可能な他の種類の格納棚を検
索するため、この検索の結果、空棚があれば、当該空棚
に繰格納物を移動することによって、繰格納物の戻し処
理が不要となり、出庫者の出庫待ち時間が短縮できる。
【0061】 そして、空棚がなければ、制御装置
は、格納物搬入手段の搬入装置を選択して、搬入装置選
択信号を台車に出力し、台車は、制御装置からの搬入装
置選択信号に基づき、繰格納物を搬入装置へと移動し、
出庫格納物を格納物搬出手段へと移動し、この出庫格納
物の移動後に、再び繰格納物を搬入装置から元の格納棚
へと戻すため、繰車棚を全く必要としない。従って、格
納設備全体の格納率をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る複列式機械駐車設
備の構造を示す斜視図である。
【図2】前記複列式機械駐車設備における繰車処理等の
フローチャートである。
【図3】前記複列式機械駐車設備における繰車処理等の
説明図である。
【図4】前記複列式機械駐車設備における繰車処理等の
説明図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係る複列式機械駐車設
備における繰車処理等の説明図である。
【図6】本発明の実施の形態2に係る複列式機械駐車設
備における繰車処理等の説明図である。
【図7】大小複数種の格納棚を有して複数車種の格納が
可能な従来の複列式機械駐車設備の要部側面図である。
【図8】前記複列式機械駐車設備における従来の繰車処
理等のフローチャートである。
【符号の説明】
1 駐車場入口 2 入庫用停車スペース(入庫バース) 3 入庫用エレベータ(入庫リフタ) 4 台車走行路 5 台車 6 駐車室(格納庫) 7 出庫用停車スペース(出庫バース) 8 出庫用エレベータ(出庫リフタ) 9 駐車場出口 12,13 複列式格納棚群 14a,14b,15a,15b, 16a,16b,17a,17b, 18a,18b,19a,19b, 20a,20b 横送りコンベア 21 レール 22,23 格納棚 22a,23a 前棚 22b,23b 奥棚 22A 繰車棚 22Aa 前棚 22Ab 奥棚 23A 格納棚 23Aa 前棚 23Ab 奥棚 25a 出庫車両 25b 繰車車両 25c 小型車

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種の格納物を格納可能な複数種の格
    納棚を配置し且つ各格納棚が前棚と奥棚とからなる複列
    式格納棚群と、この複列式格納棚群に沿って走行可能な
    1台又は複数台の台車とを有する格納装置であって、 前記台車に入庫格納物を搬入する格納物搬入手段と、 前記台車と前記格納棚との間で格納物の授受を行う格納
    物授受手段と、 前記台車から出庫格納物を搬出する格納物搬出手段と、 制御装置とを有し、奥棚の出庫格納物を出庫する際に
    は、 前記制御装置は、格納物の種類別空棚管理により、格納
    物の種類別空棚数の値から、前棚の当該繰格納物用の同
    一種の空棚が無いと判断した場合には、格納物の種類別
    入庫格納棚管理により、前記繰格納物を格納可能な他の
    種類の格納棚を検索し、それでも空棚が無い場合には、
    予め確保した入庫対象格納物の何れをも格納可能な1つ
    の繰棚を選択して、繰棚選択信号を前記台車に出力し、 前記台車は、前記制御装置からの繰棚選択信号に基づ
    き、前記繰格納物を前記繰棚へと移動し、前記出庫格納
    物を前記格納物搬出手段へと移動し、この出庫格納物の
    移動後に、再び前記繰格納物を前記繰棚から元の格納棚
    へと戻すよう構成したことを特徴とする格納設備。
  2. 【請求項2】 複数種の格納物を格納可能な複数種の格
    納棚を配置し且つ各格納棚が前棚と奥棚とからなる複列
    式格納棚群と、この複列式格納棚群に沿って走行可能な
    1台又は複数台の台車とを有する格納装置であって、 前記台車に入庫格納物を搬入する格納物搬入手段と、 前記台車と前記格納棚との間で格納物の授受を行う格納
    物授受手段と、 前記台車から出庫格納物を搬出する格納物搬出手段と、 制御装置とを有し、奥棚の出庫格納物を出庫する際に
    は、 前記制御装置は、格納物の種類別空棚管理により、格納
    物の種類別空棚数の値から、前棚の当該繰格納物用の同
    一種の空棚が無いと判断した場合には、格納物の種類別
    入庫格納棚管理により、前記繰格納物を格納可能な他の
    種類の格納棚を検索し、それでも空棚が無い場合には、
    前記格納物搬入手段の搬入装置を選択して、搬入装置選
    択信号を前記台車に出力し、 前記台車は、前記制御装置からの搬入装置選択信号に基
    づき、前記繰格納物を前記搬入装置へと移動し、前記出
    庫格納物を前記格納物搬出手段へと移動し、この出庫格
    納物の移動後に、再び前記繰格納物を前記搬入装置から
    元の格納棚へと戻すよう構成したことを特徴とする格納
    設備。
JP9498A 1998-01-05 1998-01-05 格納設備 Pending JPH11193116A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001303787A (ja) * 2000-04-25 2001-10-31 Sumitomo Heavy Ind Ltd 機械式駐車場
JP2003343111A (ja) * 2002-05-29 2003-12-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 機械式駐車場及びその制御方法
JP2009041250A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Ihi Corp 搬送台車及び立体駐車場
CN102167208A (zh) * 2011-03-30 2011-08-31 浙江工商大学 一种应用于高周转率高架立体仓储系统的双载台堆垛机
JP2018141292A (ja) * 2017-02-27 2018-09-13 三菱重工機械システム株式会社 機械式駐車設備

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