JP7740488B2 - 乱巻検出装置及び乱巻検出方法 - Google Patents

乱巻検出装置及び乱巻検出方法

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Description

本発明は、乱巻検出装置及び乱巻検出方法に関する。
ウインチのドラムに巻かれたワイヤーロープが整列していない状態を乱巻という。クレーンの荷を吊るワイヤーロープには大きな張力がかかるので、乱巻が発生した状態で運転を続けると、ワイヤーロープが損傷するおそれがある。そこで、乱巻を防止又は検出する技術が提案されている。
特許文献1に開示されたウインチ設備は、ワイヤーロープがドラムの回転軸に直交する方向から巻き取られるように、巻き取りガイドの動きとウインチの動きとを同期させる。
特許文献2に開示されたウインチは、ドラムに巻かれるワイヤーロープの近傍にリミットスイッチを設け、ワイヤーロープがリミットスイッチに接触することで、乱巻を検出する。
特開2002-87763号公報 実開平6-27873号公報
上記特許文献1に開示されたウインチ設備には、乱巻が発生しにくい機構が設けられている。しかしながら、この設備には、乱巻が実際に発生したことを検出する機能は設けられていない。
上記特許文献2に開示されたウインチは、ワイヤーロープのドラムに対するブレ角の大きさを検出している。しかしながら、このウインチは、ドラムにおいて乱巻が発生したことを直接検出するものではない。また、リミットスイッチによる許容範囲が広ければ乱巻の検出が遅れ、狭すぎれば過度に乱巻を検出することになり、作業の遅れを引き起こす。また、ワイヤーロープがリミットスイッチに触れなければ、乱巻を検出することができない。この場合、ワイヤーロープがリミットスイッチとは別の方向に緩んだ場合には乱巻を検出することが困難になる。
本発明の目的は、いち早くかつ正確に乱巻の発生を検出することができる乱巻検出装置及び乱巻検出方法を提供することである。
本発明に係る乱巻検出装置の一態様は、
ドラムに巻かれたワイヤーロープの撮像画像において、前記ドラムの回転軸方向に延びる前記ワイヤーロープの輪郭を検出する輪郭検出部と、
検出された輪郭の、前記ドラムの径方向における変化度合いを計算し、計算された変化度合いの大きさに基づいて、前記ワイヤーロープの乱巻の発生を判定する判定部と、
を有する。
本発明に係る乱巻検出方法の一態様は、
乱巻検出装置によって実行される乱巻検出方法であって、
ドラムに巻かれたワイヤーロープの撮像画像において、前記ドラムの回転軸方向に延びる前記ワイヤーロープの輪郭を検出する輪郭検出ステップと、
検出された輪郭の、前記ドラムの径方向における変化度合いを計算し、計算された変化度合いの大きさに基づいて、前記ワイヤーロープの乱巻の発生を判定する判定ステップと、
を含む。
本発明によれば、いち早くかつ正確に乱巻の発生を検出することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る乱巻検出装置の機能構成を示す模式図である。 図2は、撮像装置によって撮像される画像の一例を示す図である。 図3は、垂線における画素の輝度変化の一例を示す図である。 図4は、走査窓が走査される様子を示す図である。 図5Aは、境界ボックスを示す図である。図5Bは、同じ部分領域PAから生成される回転角度が異なる複数の境界ボックスの一例を示す図である。 図6は、図1の乱巻検出装置のハードウエア構成を示すブロック図である。 図7は、図1の乱巻検出装置の動作を示すフローチャートである。 図8A~図8Fは、走査窓の移動と生成される境界ボックスを示す模式図である。 図9A及び図9Bは、乱巻が発生した様子を示す模式図である。 図10は、本発明の実施の形態2に係る乱巻検出装置の機能構成を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、図中、同一または同等の部分には同一の符号を付す。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1について説明する。図1に示すように、本実施の形態に係る乱巻検出装置1は、ウインチのドラム2に巻かれるワイヤーロープ3が整列していない乱巻が発生したことを検出する。ドラム2に巻かれたワイヤーロープ3は、図示しないガイドシープ及びトップシープを経由して、荷を吊るフックに延びている。図1では、ドラム2が断面で示されている。
[全体構成]
乱巻検出装置1は、撮像部としての撮像装置10と、撮像装置10で撮像された撮像データに対して画像処理を行って乱巻が発生したことを検出する画像処理装置20と、を備える。
[撮像装置]
撮像装置10は、ドラム2の回転軸AXが延びる回転軸方向と交差する方向に配置されている。撮像装置10は、ドラム2に巻かれるワイヤーロープ3の画像を撮像する。図2には、この画像の撮像データIDの一例が示されている。図2に示すように、撮像装置10の撮像視野には、ワイヤーロープ3が巻かれるドラム2全体が収まっている。しかしながら、これには限られず、撮像装置10の撮像視野は、ドラム2に巻かれたワイヤーロープ3の回転軸AXの方向に延びる輪郭領域CA全体を含んでいればよい。
また、乱巻をいち早く検出するため、撮像データIDの撮像視野には、ワイヤーロープ3が巻き取られるドラム2の巻き取り位置4が収まっているのが望ましい。しかしながら、これには限られず、ドラム2に対する撮像装置10の位置は、任意である。
撮像装置10は、ドラム2に巻かれたワイヤーロープ3の動画を撮像する。その動画のフレームレートでは、例えば、1秒間に30フレームの撮像データIDが生成される。また、撮像装置10は、静止画の撮像データIDを一定の間隔で撮像するものであってもよい。例えば、ドラム2が1回転する間に一定枚数、例えば4枚の撮像データを撮像するように設定することができる。
図2に示すように、撮像データIDは、複数の画素が2次元平面に配列されて構成された全体として矩形の画像のデータとなっている。撮像データIDにおいて、水平方向に延びる軸をH軸とし、垂直方向に延びる軸をV軸とする。本実施の形態では、ドラム2の回転軸AXの方向が、H軸に一致するように、ドラム2と撮像装置10との位置関係が固定されている。両者の位置関係が固定となっているため、撮像データIDにおけるドラム2の回転軸AXの両端に設けられたフランジ2aの位置は既知となっている。なお、ドラム2の回転軸AXの方向とH軸との間に、若干の角度ずれがあってもよい。以下の画像処理では、この角度ずれが校正されているものとする。
撮像データIDは、カラー画像のデータであってもよいし、白黒画像のデータであってもよい。いずれの画像であっても、その輝度の変化に基づいてドラム2に巻かれたワイヤーロープ3の輪郭領域CAを検出可能な画像のデータであればよい。
[画像処理装置]
図1に戻り、画像処理装置20は、撮像データ取得部11と、輪郭検出部12と、部分領域抽出部13と、境界ボックス生成部14と、判定部15と、報知部16と、を備える。
[撮像データ取得部]
撮像データ取得部11は、図2に示すように、撮像装置10で撮像された画像の撮像データIDを取得する。前述の通り、撮像装置10で撮像される動画を構成するフレームレートが1秒間に30フレームである場合には、撮像データ取得部11は、ドラム2が1回転する間に、互いに一部が重複してドラム2が一定角度、例えば90度回転するごとに撮像データIDを取り込む。これにより、ドラム2が1回転する間に一定枚数、例えば4枚の撮像データIDが取得される。また、撮像装置10が、静止画を撮像するものである場合、撮像データ取得部11は、撮像装置10に一定の間隔で撮像指令を送り、撮像装置10から撮像データIDを受信するようにしてもよい。
撮像データ取得部11は、ドラム2の回転に同期して撮像データIDを取得するようにしなくてもよい。例えば、ドラム2が最大回転速度で回転する場合に、ドラム2が1回転する間に、互いに一部が重複してドラム2の全周をカバーする複数の撮像データIDを取得する速さの一定周期で、撮像データIDを取得するようにしてもよい。
[輪郭検出部]
輪郭検出部12は、図2に示すように、撮像装置10で撮像された撮像データから、ドラム2に巻かれたワイヤーロープ3の回転軸AXの方向に延びる輪郭領域CAを検出する。輪郭領域CAは、乱巻検出処理の対象となるワイヤーロープ3の輪郭の一例である。本実施の形態では、輪郭領域CAは、ワイヤーロープ3が巻かれたドラム2の撮像画像の撮像データにおいて、ワイヤーロープ3の輪郭の座標位置に対応する画素を含み、輪郭の座標位置に対応しない画素を含まない。よって、輪郭領域CAは、全体としてはドラム2の回転軸AXの方向(H軸方向)に延びるが、詳細にはドラムの径方向(V軸方向)の座標位置が上下に変動する、波形形状(蛇腹形状と呼んでもよい)のような非直線的な形状となる(図4等参照)。輪郭検出部12による輪郭領域CAの検出は、以下のようにして行われる。まず、輪郭検出部12は、撮像データIDにおける水平方向、すなわちH軸方向に延びる基準線RLを決定する。基準線RLのV軸上の位置は任意であるが、明らかに輪郭領域CAでない位置とする必要がある。例えば、V軸方向に関する撮像データIDの全幅の2/3の位置をH軸方向に延びる線を基準線RLとすることができる。
続いて、輪郭検出部12は、撮像データIDにおいて、図2に示すように、基準線RLから垂直方向に延びる垂線VLを決定する。そして、輪郭検出部12は、垂線VL上にある各画素の輝度の変化を求める。図2に示すように、垂線VLは、ワイヤーロープ3のロープ領域WAと、ドラム2の裏側にある背景領域BAとの間にまたがって延びている。
図3に示すように、撮像データIDにおいて、ワイヤーロープ3のロープ領域WAでは輝度が高くなっており、背景領域BAでは輝度が低くなっている。また、ワイヤーロープ3の輪郭領域CAでは、輝度値が急激に変化している。輪郭検出部12は、この輝度の変化に基づいて、ワイヤーロープ3の輪郭領域CAを検出する。例えば、図3に示すように、輝度値の高い方の閾値BHと、輝度値の低い方の閾値BLとの間にある輝度値を有する画素の集合を輪郭領域CAとして検出することができる。
輪郭検出部12は、撮像データIDにおいて、基準線RL上にある各画素から垂線VLを引いて、それぞれの垂線VLでの輝度変化に基づいて、輪郭領域CAを検出する。これにより、ドラム2の回転軸AXの方向に延びる、輪郭領域CAが生成される。
[部分領域抽出部]
部分領域抽出部13は、図4に示すように、輪郭検出部12で検出された輪郭領域CAに対して、回転軸AXの方向に一定の長さを有する走査窓Wを規定する。本実施の形態では、ワイヤーロープ3の直径に対応する撮像データIDの画素数をkとした場合、走査窓Wの長さを2kとする。部分領域抽出部13は、輪郭領域CAから走査窓Wに対応する区間に含まれる部分領域PAを抽出する。部分領域抽出部13は、この走査窓Wを、回転軸AXの方向に走査する。例えば、走査窓Wは、輪郭領域CAの左端から1画素ずつずらしていく。部分領域抽出部13は、走査窓Wをずらす度に、走査窓Wに対応する区間に含まれる部分領域PAを抽出する。
[境界ボックス生成部]
境界ボックス生成部14は、部分領域抽出部13で部分領域PAが抽出される度に、図5A及び図5Bに示すように、抽出された部分領域PAを包含し、撮像データIDの2次元平面内を回転可能な矩形である境界ボックスVBのうち、面積が最小となる最小境界ボックスMVBを生成する。本実施の形態では、境界ボックスVBは、生成された最小境界ボックスMVBの短辺(初回抽出時では縦に延びる辺)の長さをaとし、長辺(初回抽出時では横に延びる辺)の長さをb(b>a)とする、長方形である。長方形は、V軸の方向(ドラム2の径方向に相当)における輪郭領域CAの変化の態様を単純化するために使用される規格化された形状の一例である。このような規格化された形状を用いることで、V軸の方向における輪郭領域CAの変化度合いの計算や基準値との比較を簡略化できるため、画像処理装置20のハードウエアの負荷増大を抑制できるとともに、乱巻検出の精度を容易に確保することが可能となる。
1回の抽出における部分領域PAに対して生成する複数の境界ボックスVBは、矩形の長辺(長さbの辺)がH軸の方向(輪郭領域CAや部分領域PAが延びる方向)となす角度(回転角度θ)が互いに異なる。また、これら複数の境界ボックスVBはいずれも、部分領域PAを、余計な周囲領域まで含まない状態で包含するが、H軸方向の長さは常に一定(走査窓Wの長さ2k)である部分領域PAを包含するため、境界ボックスVBの短辺の長さaも長辺の長さbも回転(つまり回転角度θの変化)に伴って変化する。その結果、これら複数の境界ボックスVBの面積は、回転角度θによって変化する。境界ボックス生成部14は、このようにして生成される、回転角度θにより面積が変化する複数の境界ボックスVBの中から、最も面積の小さい1つを、最小境界ボックスMVBとして選択する。
[判定部]
判定部15は、境界ボックス生成部14で生成された最小境界ボックスMVBの面積に基づいて、ワイヤーロープ3に乱巻が発生しているか否かを判定する。ここで、最小境界ボックスMVBの面積は、a×bである。判定部15は、a×bが以下の不等式を満たす場合に、ワイヤーロープ3に乱巻が発生していると判定する。
a×b>2×k×k
この不等式の右辺は、走査窓Wの長さを横の長さとし、ワイヤーロープ3の直径を縦の長さとする長方形の面積である。
[報知部]
報知部16は、判定部15でワイヤーロープ3に乱巻が発生していると判定した場合に、オペレータに乱巻が発生したことを報知する。報知部16は、警報器、警告灯又は表示装置を備え、例えば、警報器を鳴動させたり、警告灯を点灯もしくは点滅させたり、表示装置に乱巻が発生したことを表示したりする。報知部16は、報知に替えて、または報知に加えて、図示しない制御装置に指令して、ドラム2を停止させてもよい。
本実施の形態では、報知部16は、判定部15が最小境界ボックスMVBの大きさが2×k×kを超えたと判定した状態が、一定時間継続した場合に、ワイヤーロープ3に乱巻が発生したことを報知する。しかしながら、報知部16は、1回でも判定部15がワイヤーロープ3に乱巻が発生したと判定した場合に、ワイヤーロープ3に乱巻が発生したことを報知するようにしてもよい。
[ハードウエア構成]
図1に示す乱巻検出装置1は、例えば、図6に示すハードウエア構成を有するコンピュータがソフトウエアプログラムを実現することにより実現される。
具体的には、乱巻検出装置1は、装置全体の制御を司るCPU(Central Processing Unit)21と、CPU21の作業領域等として動作する主記憶部22と、CPU21の動作プログラム等を記憶する外部記憶部23と、カメラ24と、ディスプレイ25と、音声出力部26と、これらを接続する内部バス28と、を備える。
CPU21は、ソフトウエアプログラム(以下、単に「プログラム」とする)を実行するプロセッサ(演算装置)である。主記憶部22には、外部記憶部23からプログラム29が読み込まれる。CPU21は、主記憶部22に格納されたプログラム29を実行する。これにより、撮像データ取得部11、輪郭検出部12、部分領域抽出部13、境界ボックス生成部14、判定部15及び報知部16の機能が実現される。
主記憶部22は、RAM(Random Access Memory)等から構成されている。主記憶部22には、CPU21のプログラム29が外部記憶部23からロードされる。また、主記憶部22は、CPU21の作業領域(データの一時記憶領域)としても用いられる。
外部記憶部23は、フラッシュメモリ、ハードディスク等の不揮発性メモリから構成される。外部記憶部23には、CPU21に実行させるためのプログラム29が予め記憶されている。
カメラ24は、撮像を行う。カメラ24は静止画又は動画を撮像可能である。カメラ24が撮像装置10に対応する。
ディスプレイ25は、画像表示を行う表示デバイスである。音声出力部26は、音声出力を行う。このディスプレイ25及び音声出力部26によって、報知部16の機能が実現される。
[乱巻検出装置の動作]
次に、本発明の実施の形態1に係る乱巻検出装置1の動作、すなわち乱巻検出方法を実現する乱巻検出処理について説明する。図7のフローチャートに示す処理は、ドラム2へのワイヤーロープ3の巻き取りが開始されると、その実行が開始される。
図7に示すように、まず、撮像データ取得部11は、撮像装置10で撮像されたドラム2に巻かれるワイヤーロープ3の画像の撮像データIDを取得する(ステップS1;撮像データ取得ステップ)。これにより、例えば図2に示すような、ドラム2に巻かれるワイヤーロープ3の撮像データIDが取得される。
続いて、輪郭検出部12は、ステップS1で取得された撮像データIDから、ドラム2に巻かれたワイヤーロープ3の回転軸方向に延びる輪郭領域CAを検出する(ステップS2;輪郭検出ステップ)。ここで、例えば、図2に示すように、撮像データIDに対して、基準線RLが引かれ、基準線RL上の各画素から、+V方向に延びる垂線VLが引かれる。さらに、各垂線VLにおける輝度の変化(図3参照)に基づいて、例えば図2に示すワイヤーロープ3の輪郭領域CAが検出される。
続いて、部分領域抽出部13は、ステップS2で検出された輪郭領域CAに対して、回転軸AXの方向に一定の長さを有する走査窓Wの位置を設定する(ステップS3;走査窓位置設定ステップ)。部分領域抽出部13は、初回のステップS3の処理では、図4に示すように、走査窓Wを輪郭領域CAの左端(最も-H側)の位置に設定する。ステップS3では、部分領域抽出部13は、ステップS3の処理が実行される度に、走査窓Wの位置を、1画素ずつ+H方向にシフトさせる。
続いて、部分領域抽出部13は、輪郭領域CAから走査窓Wに対応する区間に含まれる部分領域PAを抽出する(ステップS4;部分領域抽出ステップ)。ここで、図4に示すように、輪郭領域CAのうち、走査窓Wに対応する領域が、部分領域PAとして抽出される。図4では、部分領域PAは実線の太線で示され、部分領域PA外の輪郭領域CAは点線の太線で示されている。
続いて、境界ボックス生成部14は、抽出された部分領域PAを包含し、撮像データIDの2次元平面内を回転可能な矩形である境界ボックスVBのうち、面積が最小となる最小境界ボックスMVBを生成する(ステップS5;最小境界ボックス生成ステップ)。ここで、境界ボックス生成部14は、図5Aに示すように、部分領域PAを包含し、H軸に対する回転角度θが異なる複数の境界ボックスVBを生成する。なお、境界ボックスVBは、その角度θにおいて、部分領域PAを包含する最小面積の境界ボックスVBであるものとする。さらに、境界ボックス生成部14は、各角度θにおける最小面積の境界ボックスVBの中から、最小面積の境界ボックスVBを最小境界ボックスMVBとして選択する。
続いて、判定部15は、ステップS4で生成された最小境界ボックスMVBの面積を計算し(ステップS6)、算出された最小境界ボックスMVBの面積に基づいて、ワイヤーロープ3に乱巻が発生しているか否かを判定する(ステップS7;判定ステップ)。例えば、図8Aに示すように、走査窓Wに対応するワイヤーロープ3の輪郭が規則的となっている場合には、部分領域PAから生成される境界ボックスVBは、角度θ=0において最小となり、θ=0の境界ボックスVBが、最小境界ボックスMVBとして生成される。この最小境界ボックスMVBの面積は、比較対象となる2×k×kの面積(基準面積の一例)を有する参照境界ボックスRVBの面積以下となっており、この場合、判定部15は、ワイヤーロープ3に乱巻が発生していないと判定する。
乱巻が発生していないと判定した場合(ステップS7;No)、画像処理装置20は、走査窓Wの走査を終了するか否かを判定する(ステップS11)。走査窓Wの+H端がドラム2の+H端まで到達すると、走査を終了すると判定される。走査を終了していない場合(ステップS11;No)、画像処理装置20は、ステップS3に戻る。
ステップS11から戻った後、部分領域抽出部13は、ステップS2で検出された輪郭領域CAに対して、走査窓Wの位置を設定する(ステップS3)。2回目以降のステップS3の処理では、部分領域抽出部13は、現在の走査窓Wの設定位置から、走査窓Wの位置を+H方向に1画素ずらす。続いて、部分領域抽出部13は、輪郭領域CAから走査窓Wに対応する区間に含まれる部分領域PAを抽出し(ステップS4)、境界ボックス生成部14は、最小境界ボックスMVBを生成する(ステップS5)。さらに、判定部15は、ステップS4で生成された最小境界ボックスMVBの面積を計算し(ステップS6)、計算された面積に基づいて、ワイヤーロープ3に乱巻が発生しているか否かを判定する(ステップS7)。さらに、判定部15は、乱巻が発生していないと判定した場合(ステップS7;No)、画像処理装置20は、走査窓Wの走査を終了するか否かを判定する(ステップS11)。走査を終了しない場合(ステップS11;No)、画像処理装置20は、ステップS3に戻る。
このように、判定部15で乱巻が発生したと判定されない限り(ステップS7;No)、ステップS3~ステップS7、S11が繰り返され、撮像データIDから検出された輪郭領域CAから部分領域PAが抽出され、部分領域PAを包含する最小境界ボックスMVBの面積が求められ、乱巻が発生したか否かの判定が繰り返される。
判定部15で乱巻が発生したと判定された場合(ステップS7;Yes)、判定部15は、乱巻が発生した走査窓Wの位置と、乱巻が発生したその走査窓Wの位置での乱巻の発生継続回数を記憶し(ステップS8)、その発生継続回数が閾値を超えたか否かを判定する(ステップS9)。発生継続回数が閾値を超えていなければ(ステップS9;No)、画像処理装置20は、ステップS11に進む。
このように、1枚の撮像データIDについて、ステップS3~ステップS7、S11又はステップS3~ステップS9、ステップS11が繰り返され、乱巻が発生した場合には、発生した走査窓Wの位置及びその継続回数が記憶される。
この繰り返しの中、走査窓Wの走査が終了すると(ステップS11;Yes)、画像処理装置20は、巻き取りが終了したか否かを判定する(ステップS12)。巻き取りが終了したか否かは、ワイヤーロープ3の巻き取りを行う装置から出力される信号によって判定される。巻き取り終了と判定されなかった場合(ステップS12;No)、画像処理装置20は、ステップS1に戻る。
その後、新たな撮像データIDの取得(ステップS1)、輪郭領域CAの検出(ステップS2)、走査窓の位置設定(ステップS3)、部分領域の抽出(ステップS4)、最小境界ボックスMVBの生成(ステップS5)、その面積計算(ステップS6)が行われる。そして、その面積によって乱巻発生の有無が判定され(ステップS7)、乱巻が発生したと判定されなければ(ステップS7;No)、走査終了判定が行われる(ステップS11)といったように、ステップS1~S7、S11が繰り返される。この繰り返しで、乱巻が発生したと判定された場合(ステップS7;Yes)、発生したときの走査窓Wの位置と、継続回数が記憶される(ステップS8)。継続回数が閾値を超えると(ステップS9;Yes)、報知部16は、乱巻が発生したことを報知する(ステップS10)。
前述のように、画像処理装置20は、走査が終了すると(ステップS11;Yes)、巻き取りが終了したか否かを判定する(ステップS12)。巻き取り終了と判定された場合(ステップS12;Yes)、画像処理装置20は、処理を終了する。
図8A~図8Fに示すように、ワイヤーロープ3が正常にドラム2に巻かれ、乱巻が発生していない状態では、走査窓Wが走査されても、実線で示される最小境界ボックスMVBの面積(a×b)は、点線で示される参照境界ボックス2×k×k(点線で示される面積)以下となる。この場合、判定部15では、乱巻が発生したと判定されることはない。この場合、ワイヤーロープ3の輪郭に生じる段差は、現在巻かれている位置のものに限られる。この段差は、ワイヤーロープ3の直径程度となるので、最小境界ボックスMVBの面積が、ワイヤーロープ3の2本分に相当する参照境界ボックス2×k×kより大きくなることはない。
一方、図9Aに示すように、ドラム2に巻かれたワイヤーロープ3に乗り上げが発生した場合、実線で示される最小境界ボックスMVBの面積(a×b)は、2×k×k(点線で示される面積)よりも大きくなる。ワイヤーロープ3が多重に乗り上げた場合には、最小境界ボックスMVBの面積は2×k×k(点線で示される面積)よりもさらに大きくなる。この場合、判定部15は、乱巻が発生したと判定する。
また、図9Bに示すように、巻き取り位置の間が空いてロープ隙間が発生した場合、実線で示される最小境界ボックスMVBの面積(a×b)は、点線で示される面積(2×k×k)よりも大きくなる。この場合、判定部15は、乱巻が発生したと判定する。
この他、ドラム2に巻かれた緩みが発生した場合にも、ワイヤーロープ3の輪郭は、図9A又は図9Bに示す状態に類似した状態となり、判定部15により、ワイヤーロープ3に乱巻が発生したことが判定される。
なお、本実施の形態では、報知部16が、同じ場所について乱巻が発生したと複数回継続して判定された場合に、乱巻が発生したことをオペレータに報知するものとしている。言い換えれば、判定部15は、最小境界ボックスMVBの面積(a×b)が参照境界ボックスRVBの面積(2×k×k)よりも大きい状態が継続する場合に、乱巻の発生を報知部16から報知させる。これにより、ワイヤーロープ3の乗り上げや隙間による段差が瞬時的に単発で発生することに起因する乱巻発生の誤検出を抑制することができる。しかしながら、報知条件として複数回(一定時間)の継続は、必ずしも必須ではない。例えば、乱巻の発生が1回でも発生すれば、報知部16がオペレータにその旨を報知するようにしてもよい。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態に係る乱巻検出装置1は、撮像装置10と、画像処理装置20と、を備える点は、上記実施の形態1に係る乱巻検出装置1の構成と同じである。
図10に示すように、本実施の形態に係る乱巻検出装置1は、さらに、照明部としての光源5と、遮蔽部としてのシェード6と、を備える。
光源5は、撮像データIDの輪郭領域CAにおけるワイヤーロープ3と他の部分との輝度差が大きくなるように、ワイヤーロープ3の外面を照明する。光源5から出射された照明光ILは、ドラム2に巻かれたワイヤーロープ3の外面であって、撮像装置10の撮像視野に収まる部分を照明する。これにより、撮像装置10で撮像されるワイヤーロープ3の輝度が高くなる。例えば、図3のグラフにおけるロープ領域WAの範囲における輝度を高くすることができる。このため、背景領域BAとの輝度差を広げることができるので、ワイヤーロープ3の輪郭領域CAを高精度に検出することができる。
遮蔽部としてのシェード6は、光源5と撮像装置10との間に配置され、光源5からの照明光ILを遮蔽する。シェード6により、照明光ILが直接入射して、ワイヤーロープ3の輪郭領域CAの検出精度が低下するのを防ぐことができる。
以上説明した実施の形態1、2では、乱巻検出装置1は、ドラム2に巻かれたワイヤーロープ3の撮像画像(撮像データID)において、ドラム2の回転軸方向(H軸方向)に延びるワイヤーロープ3の輪郭(輪郭領域CA)を検出する輪郭検出部12と、検出された輪郭の、ドラム2の径方向(V軸方向)における変化度合い(最小境界ボックスMVBの面積a×b)を計算し、計算された変化度合いの大きさに基づいて、ワイヤーロープ3の乱巻の発生を判定する判定部15と、を有する。
また、上記の乱巻検出装置1において、判定部15は、ワイヤーロープ3の輪郭を包含する規格化された形状の面積(最小境界ボックスMVBの面積a×b)を変化度合いとして計算し、計算された面積を基準面積(参照境界ボックスRVBの面積2×k×k)と比較して、乱巻の発生を判定する。
さらに、上記の乱巻検出装置1において、判定部15は、計算された面積が基準面積よりも大きい状態が継続する場合に、乱巻の発生を報知部16から報知させる。
さらに、上記の乱巻検出装置1において、判定部15は、検出された輪郭から抽出された、ドラム2の軸方向においてワイヤーロープ3の2本分の幅に対応する輪郭(部分領域PA)について、変化度合いを計算する。
以上詳細に説明したように、上記実施の形態1、2によれば、ドラム2の回転軸AXの方向に延びるワイヤーロープ3の輪郭領域CAの部分領域PAを包含する最小な矩形である境界ボックスMVBの大きさに基づいて、ドラム2におけるワイヤーロープ3の乱巻の発生を検出する。これにより、いち早くかつ正確に乱巻の発生を検出することができる。
ワイヤーロープ3に乱巻が発生しているか否かは、ワイヤーロープ3の輪郭の一部である部分領域PAが、ワイヤーロープ3の2本分を包含する参照境界ボックスRVBより大きくなっているか否かによって判定される。すなわち、ワイヤーロープ3の輪郭領域CAの部分領域PAがなす図形の大きさにより乱巻を検出するという簡便な画像処理で乱巻を検出することができる。参照境界ボックスRVBは、最小境界ボックスMVBとの比較のため、最小境界ボックスMVBと同様の規格化された形状、つまり本実施の形態では長方形であり、その短辺aは、ワイヤーロープ3の直径dに相当する画素数kであり、その長辺bは、横に並んだワイヤーロープ3の2本分の画素数2kである。参照境界ボックスRVBの大きさを、ワイヤーロープ3の2本分よりも小さくすると、部分領域PAに発生するワイヤーロープ3の乗り上げや隙間といった現象による段差を確実に捕捉できないおそれがある。参照境界ボックスRVBの大きさを、ワイヤーロープ3の2本分又はそれ以上とすると、段差の確実な捕捉が可能となる。ただし、段差の発生位置を正確に把握できる点で、参照境界ボックスRVBの大きさを、ワイヤーロープ3の2本分とすることが最適である。
さらに、この判定は、ワイヤーロープ3の輪郭領域CAの部分領域PAを包含し、撮像データID内で回転可能な矩形のうち、面積が最小となる最小境界ボックスMVBの大きさに基づいて行われる。すなわち、部分領域PAの一部を包含する最小境界ボックスMVBを用いて乱巻が検出される。乱巻が発生するとワイヤーロープ3の輪郭領域CAはV軸方向に大きく変化する一方、乱巻が発生していなくてもワイヤーロープ3の輪郭領域CAはある程度V軸方向に変化している。上記実施の形態では、部分領域PAを包含する矩形のうち、面積が最小となる最小境界ボックスMVBの大きさを判定要件とすることにより、乱巻が発生した場合のワイヤーロープ3のV軸方向の大きな変化と小さな変化とを切り分けることができる。このため、乱巻検出のロバスト性を向上することが可能となる。
また、乱巻が発生した場合でも、ワイヤーロープ3の輪郭領域CAの形状は様々である。上記実施の形態では、輪郭領域CAの部分領域PAを包含する矩形のうち、面積が最小となるように角度θが規定された最小境界ボックスMVBで輪郭領域CAの形状を規格化し、判定要件として用いている。最小境界ボックスMVBの回転角度θは、ワイヤーロープ3の2本分の輪郭が延びる方向、部分領域PAの全体的な向きを表している。また、最小境界ボックスMVBの大きさは、その輪郭が延びる方向に直交する方向に部分領域PAがどの程度変化しているかで決まる。したがって、部分領域PAを包含する最小境界ボックスMVBを用いれば、ワイヤーロープ3の部分領域PAの全体的な向きの方向に関わらず、均一的な指標で乱巻を検出することが可能となる。この結果、乱巻検出のロバスト性を向上することが可能となる。
なお、上記実施の形態では、比較対象となる参照境界ボックスRVBの大きさを、ワイヤーロープ3の2本分を包含する大きさとしている。しかしながら、本発明はこれには限られない。例えば、乱巻が発生していない状態でもワイヤーロープ3の輪郭のV軸方向の変化が大きい場合には、参照境界ボックスRVBの大きさを2×k×kに対して余裕を有する大きさとしてもよい。
撮像装置10の光軸からの距離によっては、ワイヤーロープ3の直径dに相当する画素数が異なる場合がある。例えば、ドラム2の両端と中央とで、ワイヤーロープ3の直径dに相当する画素数が異なる場合には、それぞれの直径dに相当する画素数に応じて、異なる値のkを判定に用いるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、走査窓Wを1画素ずつシフトさせている。しかしながら、本発明はこれには限られない。走査窓Wを2画素以上シフトさせるようにしてもよい。例えば、走査窓Wをシフトさせる長さを、ワイヤーロープ3の直径dの半分程度の大きさとするようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、図3に示すように、輝度が閾値BL以上閾値BH以下にある領域を輪郭領域CAとして検出している。しかしながら、本発明はこれには限られない。例えば輝度の変化量を閾値として予め設定しておき、設定された閾値に相当する輝度の変化量をもつ画素領域を、輪郭領域CAとして検出してもよい。本発明は、輪郭領域CAの検出方法には限定されない。
また、上記実施の形態では、ドラム2におけるワイヤーロープ3の巻き取り位置4にかかわらず、1枚の撮像データIDについて、ドラム2の-H端から+H端まで巻かれたワイヤーロープ3の輪郭について、乱巻の発生を判定している。しかしながら、本発明はこれには限られない。ワイヤーロープ3の巻き取り位置4付近の輪郭に絞って、乱巻の発生を検出するようにしてもよい。
上記実施の形態では、ワイヤーロープ3は、ドラム2の-H端から+H端まで巻かれるものとしている。しかしながら、ワイヤーロープ3は、ドラム2の+H端から-H端まで巻かれるようにしてもよい。
乱巻検出装置1のハードウエア構成やソフトウエア構成は一例であり、任意に変更および修正が可能である。
CPU21、主記憶部22、外部記憶部23、カメラ24、ディスプレイ25及び音声出力部26などから構成される乱巻検出装置1の処理を行う中心となる部分は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、前記の動作を実行するためのコンピュータプログラムを、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD-ROM、DVD-ROM等)に格納して配布し、当該コンピュータプログラムをコンピュータにインストールすることにより、前記の処理を実行する乱巻検出装置1を構成してもよい。また、インターネット等の通信ネットワーク上のサーバ装置が有する記憶装置に当該コンピュータプログラムを格納しておき、通常のコンピュータシステムがダウンロード等することで乱巻検出装置1を構成してもよい。
乱巻検出装置1の機能を、OS(オペレーティングシステム)とアプリケーションプログラムの分担、またはOSとアプリケーションプログラムとの協働により実現する場合などには、アプリケーションプログラム部分のみを記録媒体や記憶装置に格納してもよい。
搬送波にコンピュータプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。たとえば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS, Bulletin Board System)にコンピュータプログラムを掲示し、ネットワークを介してコンピュータプログラムを配信してもよい。そして、このコンピュータプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、前記の処理を実行できるように構成してもよい。
この発明は、この発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、この発明の範囲を限定するものではない。すなわち、この発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
2022年2月15日出願の特願2022-21546の日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
本発明は、ウインチのドラムにおけるワイヤーロープの乱巻の発生の検出に適用することができる。
1 乱巻検出装置
2 ドラム
2a フランジ
3 ワイヤーロープ
4 巻き取り位置
5 光源
6 シェード
10 撮像装置
11 撮像データ取得部
12 輪郭検出部
13 部分領域抽出部
14 境界ボックス生成部
15 判定部
16 報知部
20 画像処理装置
21 CPU
22 主記憶部
23 外部記憶部
24 カメラ
25 ディスプレイ
26 音声出力部
28 内部バス
29 プログラム
AX 回転軸
BA 背景領域
CA 輪郭領域
ID 撮像データ
MVB 最小境界ボックス
PA 部分領域
RL 基準線
RVB 参照境界ボックス
VB 境界ボックス
VL 垂線
W 走査窓
WA ロープ領域

Claims (9)

  1. ドラムに巻かれたワイヤーロープの撮像画像において、前記ドラムの回転軸方向に延びる前記ワイヤーロープの輪郭を検出する輪郭検出部と、
    検出された輪郭の、前記ドラムの径方向における変化度合いを計算し、計算された変化度合いの大きさに基づいて、前記ワイヤーロープの乱巻の発生を判定する判定部と、
    を有し、
    前記判定部は、前記ワイヤーロープの輪郭を包含する規格化された形状の面積を前記変化度合いとして計算し、計算された面積を基準面積と比較して、前記乱巻の発生を判定する、
    乱巻検出装置。
  2. 前記判定部は、計算された面積が前記基準面積よりも大きい状態が継続する場合に、前記乱巻の発生を報知部から報知させる、
    請求項に記載の乱巻検出装置。
  3. 前記基準面積は、2本分のワイヤーロープの断面を包含する規格化された形状の面積であり、
    前記判定部は、検出された輪郭から抽出された、前記回転軸方向においてワイヤーロープの2本分の幅に対応する輪郭について、前記変化度合いを計算する、
    請求項に記載の乱巻検出装置。
  4. ドラムに巻かれたワイヤーロープの撮像画像において、前記ドラムの回転軸方向に延びる前記ワイヤーロープの輪郭を検出する輪郭検出部と、
    検出された輪郭の、前記ドラムの径方向における変化度合いを計算し、計算された変化度合いの大きさに基づいて、前記ワイヤーロープの乱巻の発生を判定する判定部と、
    を有し、
    前記輪郭検出部は、前記輪郭として、前記ドラムに巻かれた前記ワイヤーロープの前記回転軸方向に延びる輪郭領域を検出し、
    前記回転軸方向と交差する方向に配置され、前記ワイヤーロープの画像を撮像して前記撮像画像を得る撮像部と、
    前記輪郭検出部で検出された輪郭領域に対して、前記回転軸方向に一定の長さを有する走査窓を前記回転軸方向に走査しつつ、前記輪郭領域から前記走査窓に対応する区間に含まれる部分領域を抽出する部分領域抽出部と、
    前記部分領域抽出部で部分領域が抽出される度に、抽出された部分領域を包含し、前記撮像画像の撮像データの2次元平面内を回転可能な矩形である境界ボックスのうち、面積が最小となる最小境界ボックスを生成する境界ボックス生成部と、
    をさらに有し、
    前記判定部は、前記境界ボックス生成部で生成された最小境界ボックスの面積に基づいて、前記ワイヤーロープに乱巻が発生しているか否かを判定する、
    乱巻検出装置。
  5. 前記ワイヤーロープの直径に対応する前記撮像データの画素数をkとした場合、前記走査窓の長さが2kであり、
    前記判定部は、
    前記境界ボックス生成部で生成された最小境界ボックスの大きさが、2×k×kを超えた場合に、前記ワイヤーロープに乱巻が発生したと判定する、
    請求項に記載の乱巻検出装置。
  6. 前記判定部が前記最小境界ボックスの大きさが2×k×kを超えたと判定した状態が、一定時間継続した場合に、前記ワイヤーロープに乱巻が発生したことを報知する報知部を備える、
    請求項に記載の乱巻検出装置。
  7. ドラムに巻かれたワイヤーロープの乱巻の発生を検出する乱巻検出装置であって、
    前記ドラムの回転軸方向と交差する方向に配置され、前記ワイヤーロープの画像を直接撮像して撮像画像を得る撮像部と、
    前記撮像画像中における前記ワイヤーロープと背景領域との輝度差が大きくなるように、前記ワイヤーロープの外面であって、前記撮像部の撮像視野に収まる部分を照明する照明部と、
    前記撮像画像において、前記撮像画像内の輝度変化に基づいて、前記ドラムの回転軸方向に延びる前記ワイヤーロープの輪郭を検出する輪郭検出部と、
    検出された輪郭の、前記ドラムの径方向における変化度合いを計算し、計算された変化度合いの大きさに基づいて、前記ワイヤーロープの乱巻の発生を判定する判定部と、
    を備える、乱巻検出装置。
  8. 前記照明部と前記撮像部との間に配置され、前記照明部からの照明光を遮蔽する遮蔽部を備える、
    請求項に記載の乱巻検出装置。
  9. 乱巻検出装置によって実行される乱巻検出方法であって、
    ドラムに巻かれたワイヤーロープの撮像画像において、前記ドラムの回転軸方向に延びる前記ワイヤーロープの輪郭を検出する輪郭検出ステップと、
    検出された輪郭の、前記ドラムの径方向における変化度合いを計算し、計算された変化度合いの大きさに基づいて、前記ワイヤーロープの乱巻の発生を判定する判定ステップと、
    を含み、
    前記判定ステップでは、前記ワイヤーロープの輪郭を包含する規格化された形状の面積を前記変化度合いとして計算し、計算された面積を基準面積と比較して、前記乱巻の発生を判定する、
    乱巻検出方法。
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