JP2927616B2 - 模擬体験システム - Google Patents
模擬体験システムInfo
- Publication number
- JP2927616B2 JP2927616B2 JP4201893A JP20189392A JP2927616B2 JP 2927616 B2 JP2927616 B2 JP 2927616B2 JP 4201893 A JP4201893 A JP 4201893A JP 20189392 A JP20189392 A JP 20189392A JP 2927616 B2 JP2927616 B2 JP 2927616B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dome
- experience
- capsule
- simulated
- domes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、通常では簡単に体験で
きない宇宙旅行や昔の時代に戻ったような体験をできる
ようにした模擬体験システムに関する。
きない宇宙旅行や昔の時代に戻ったような体験をできる
ようにした模擬体験システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】通常、宇宙旅行や昔の時代の状況はテレ
ビや映画により見ることができ、あるいは月面や宇宙空
間の模型を作成して人がそれらを見れるようにした施設
がある。また遊園地で、宇宙ロケットの模型などを作っ
ておき、人が模型のロケットに乗り込めるようにしたも
のも知られている。
ビや映画により見ることができ、あるいは月面や宇宙空
間の模型を作成して人がそれらを見れるようにした施設
がある。また遊園地で、宇宙ロケットの模型などを作っ
ておき、人が模型のロケットに乗り込めるようにしたも
のも知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術のように
宇宙旅行や昔の時代の状況をテレビや映画で見るのはマ
ンネリ化してきており、長い間興味を引かせることは困
難である。また宇宙空間の模型や模型ロケットに人が乗
れるようにした施設は子供にとってある程度興味を引か
せることができるが、大人にとってはあまり興味がない
ものであった。そこで本発明は、宇宙旅行に行ったり、
タイムカプセルに乗って昔の時代に行ったような体験を
できるようにすることを目的とする。
宇宙旅行や昔の時代の状況をテレビや映画で見るのはマ
ンネリ化してきており、長い間興味を引かせることは困
難である。また宇宙空間の模型や模型ロケットに人が乗
れるようにした施設は子供にとってある程度興味を引か
せることができるが、大人にとってはあまり興味がない
ものであった。そこで本発明は、宇宙旅行に行ったり、
タイムカプセルに乗って昔の時代に行ったような体験を
できるようにすることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、移動するカプ
セルに乗っている人に各種の模擬体験をさせる模擬体験
システムであって、複数のドームのそれぞれの間を連絡
路で連通し、数人の人を乗せられる連結された多数のカ
プセルを各ドーム及び連絡路に沿って各ドームへ同時に
移動可能に設け、前記各ドームには種々の模擬体験の映
像をドーム内の全方位に映す映像装置を設け、各ドーム
では順次関連のある模擬体験の映像を映し出し、カプセ
ルに乗った人は複数のドームで種々の全方位映像を順序
に従って見ることにより各種の体験をできるようにし
た。
セルに乗っている人に各種の模擬体験をさせる模擬体験
システムであって、複数のドームのそれぞれの間を連絡
路で連通し、数人の人を乗せられる連結された多数のカ
プセルを各ドーム及び連絡路に沿って各ドームへ同時に
移動可能に設け、前記各ドームには種々の模擬体験の映
像をドーム内の全方位に映す映像装置を設け、各ドーム
では順次関連のある模擬体験の映像を映し出し、カプセ
ルに乗った人は複数のドームで種々の全方位映像を順序
に従って見ることにより各種の体験をできるようにし
た。
【０００５】
【作用】本発明の模擬体験システムでは、複数のドーム
にそれぞれ異なった映像を全方位に映し、カプセルに乗
った人は各ドーム間を連通する連絡路を通過して順次、
ドームに映し出される映像を見ることにより、宇宙旅行
あるいはタイムカプセルに乗った体験をすることができ
る。また複数のドームでは模擬体験の映像をあるテーマ
に従った順序で各ドーム内に映し出すので、模擬体験の
雰囲気を増すことができる。また、多数のカプセルは連
結されて各ドームへの移動を同時に行えるようになって
いるので、各ドームでの映像時間に合わせたカプセルの
移動が可能となる。
にそれぞれ異なった映像を全方位に映し、カプセルに乗
った人は各ドーム間を連通する連絡路を通過して順次、
ドームに映し出される映像を見ることにより、宇宙旅行
あるいはタイムカプセルに乗った体験をすることができ
る。また複数のドームでは模擬体験の映像をあるテーマ
に従った順序で各ドーム内に映し出すので、模擬体験の
雰囲気を増すことができる。また、多数のカプセルは連
結されて各ドームへの移動を同時に行えるようになって
いるので、各ドームでの映像時間に合わせたカプセルの
移動が可能となる。
【０００６】
【実施例】本発明の一実施例を図１乃至３により説明す
る。例えば２ヘクタール程度の敷地に、６つのドーム１
ａ〜１ｆを適宜間隔に配置し、各ドームの間を連絡路２
で連通させ、模擬体験に出かける人たちの休憩所３から
入口路４を通って第１番目のドーム１ａ内に入れるよう
になっており、また６番目のドーム１ｆから出口路５を
通って休憩所３に入れるようになっている。各ドーム１
内に例えば３台のカプセル６が配置され、それらは順
次、次のドームに移動できるようになっている。なお休
憩所３に隣接して駐車場Ｃが設けられ、車で訪れた人た
ちの車を駐車できるようになっている。
る。例えば２ヘクタール程度の敷地に、６つのドーム１
ａ〜１ｆを適宜間隔に配置し、各ドームの間を連絡路２
で連通させ、模擬体験に出かける人たちの休憩所３から
入口路４を通って第１番目のドーム１ａ内に入れるよう
になっており、また６番目のドーム１ｆから出口路５を
通って休憩所３に入れるようになっている。各ドーム１
内に例えば３台のカプセル６が配置され、それらは順
次、次のドームに移動できるようになっている。なお休
憩所３に隣接して駐車場Ｃが設けられ、車で訪れた人た
ちの車を駐車できるようになっている。
【０００７】各ドーム１にはドーム内の全方位に映像す
る映像装置７が設けられ、各ドームで順次関連のある映
像を映せるようになっているとともに、音響装置により
適切な効果音を発生できるようになっている。例えば宇
宙旅行の模擬体験をさせる場合は、初めのドーム１ａ内
では地球から月への旅をする場合に見られる状況や宇宙
カプセルを映し出し、ドーム１ｂ内では模擬月面の上で
地球などの宇宙観察をしている月面着陸の状況を映し出
し、ドーム１ｃ内では金星、水星から火星に着陸し模擬
火星面で火星人と遊ぶ火星探索状況を映し出し、ドーム
１ｄ内では火星から木星を経て土星で遊ぶ土星探索の状
況を映し出し、ドーム１ｅ内では七夕伝説紹介、宇宙の
神秘、宇宙爆発による宇宙漂流体験の銀河探索の状況を
映し出し、ドーム１ｆ内ではブラックホールからの危機
脱出シーン、安息の世界及び地球への帰還というアンド
ロメダ星雲探索の状況を映し出すようになっている。
る映像装置７が設けられ、各ドームで順次関連のある映
像を映せるようになっているとともに、音響装置により
適切な効果音を発生できるようになっている。例えば宇
宙旅行の模擬体験をさせる場合は、初めのドーム１ａ内
では地球から月への旅をする場合に見られる状況や宇宙
カプセルを映し出し、ドーム１ｂ内では模擬月面の上で
地球などの宇宙観察をしている月面着陸の状況を映し出
し、ドーム１ｃ内では金星、水星から火星に着陸し模擬
火星面で火星人と遊ぶ火星探索状況を映し出し、ドーム
１ｄ内では火星から木星を経て土星で遊ぶ土星探索の状
況を映し出し、ドーム１ｅ内では七夕伝説紹介、宇宙の
神秘、宇宙爆発による宇宙漂流体験の銀河探索の状況を
映し出し、ドーム１ｆ内ではブラックホールからの危機
脱出シーン、安息の世界及び地球への帰還というアンド
ロメダ星雲探索の状況を映し出すようになっている。
【０００８】また各ドーム１ａ〜１ｆでタイムカプセル
の旅を体験させる場合は、各ドームで順次、地球創世の
過程紹介、恐竜時代紹介、マンモス及び原始時代紹介、
ローマ帝国の紹介、日本の戦国時代紹介、明治維新の紹
介の各映像を映し出せる様にする。各連絡路２は、上部
及び前後と両横が周壁で覆われ、その周壁内面に映像を
映し出す映像装置８が設けられ、例えば、前記宇宙旅行
の場合には猛スピードでカプセルが移動するように見え
る映像を映し出せるようになっている。また連絡路２内
に音響装置が設けられ、そこでの映像に適切な音響効果
がなされるようになっている。
の旅を体験させる場合は、各ドームで順次、地球創世の
過程紹介、恐竜時代紹介、マンモス及び原始時代紹介、
ローマ帝国の紹介、日本の戦国時代紹介、明治維新の紹
介の各映像を映し出せる様にする。各連絡路２は、上部
及び前後と両横が周壁で覆われ、その周壁内面に映像を
映し出す映像装置８が設けられ、例えば、前記宇宙旅行
の場合には猛スピードでカプセルが移動するように見え
る映像を映し出せるようになっている。また連絡路２内
に音響装置が設けられ、そこでの映像に適切な音響効果
がなされるようになっている。
【０００９】カプセル６は、上部及び前後と両側がガラ
スや合成樹脂製の透明板９で覆われて宇宙船型に形成さ
れ、カプセル６には数人が乗れて、ドーム１ａ〜１ｆ内
壁に映し出される映像を見られるようになっている。各
カプセル６同士は、ワイヤーロープ１０やチェーンで連
結され、駆動装置１１により６つのドーム内に配置され
ている３台１組のカプセル６を次のドームに同時に移動
できるようになっている。駆動装置１１は、各ドームで
の映像装置の一回分の映像時間だけの間隔をあけて繰り
返し作動するようになっていて、各組のカプセルを同時
に次のドームへ移動させるようになっている。各カプセ
ル６の底部に車輪が設けられ、それが連絡路２やドーム
内に施設したレールに案内されるようになっているが、
車輪はタイヤ式のものでよく、その場合、連絡路やドー
ムに設けられた案内溝に沿ってタイヤが案内されるよう
になっている。また各カプセル６に自走するための駆動
装置１２を設けて、独自に移動できるようにしてもよ
い。
スや合成樹脂製の透明板９で覆われて宇宙船型に形成さ
れ、カプセル６には数人が乗れて、ドーム１ａ〜１ｆ内
壁に映し出される映像を見られるようになっている。各
カプセル６同士は、ワイヤーロープ１０やチェーンで連
結され、駆動装置１１により６つのドーム内に配置され
ている３台１組のカプセル６を次のドームに同時に移動
できるようになっている。駆動装置１１は、各ドームで
の映像装置の一回分の映像時間だけの間隔をあけて繰り
返し作動するようになっていて、各組のカプセルを同時
に次のドームへ移動させるようになっている。各カプセ
ル６の底部に車輪が設けられ、それが連絡路２やドーム
内に施設したレールに案内されるようになっているが、
車輪はタイヤ式のものでよく、その場合、連絡路やドー
ムに設けられた案内溝に沿ってタイヤが案内されるよう
になっている。また各カプセル６に自走するための駆動
装置１２を設けて、独自に移動できるようにしてもよ
い。
【００１０】上記の模擬体験施設において、カプセル６
に乗った人は初めのドーム１ａで模擬体験の第１番目の
映像を見た後、カプセル６の移動で第２番目、第３番目
−−−−第６番目のドームへと次々に移動して、各ドー
ムでテーマの流れに沿った映像を次々に見ることにな
る。このため模擬体験が宇宙旅行であったり、タイムカ
プセルによる異なる時代の模擬体験である場合に、それ
ら体験の雰囲気を充分に味わうことができ、子供だけで
なく大人にとっても興味深いものになる。
に乗った人は初めのドーム１ａで模擬体験の第１番目の
映像を見た後、カプセル６の移動で第２番目、第３番目
−−−−第６番目のドームへと次々に移動して、各ドー
ムでテーマの流れに沿った映像を次々に見ることにな
る。このため模擬体験が宇宙旅行であったり、タイムカ
プセルによる異なる時代の模擬体験である場合に、それ
ら体験の雰囲気を充分に味わうことができ、子供だけで
なく大人にとっても興味深いものになる。
【００１１】
【発明の効果】本発明の模擬体験システムでは、複数の
ドームの配列順に順次関連のある模擬体験の映像を各ド
ーム内の全方位に映像を映し出すので、それらの中をカ
プセルに乗って移動する人たちに迫力ある映像を見せる
ことができ、宇宙旅行に行ったり、タイムカプセルに乗
った雰囲気を味わうことができる。また、多数のカプセ
ルは連結されて各ドームへの移動を同時に行えるように
なっているので、例えば、各ドームでの映像装置の一回
分の映像時間だけの間隔をあけて繰り返し移動させれ
ば、個々のカプセルの各ドームへの出入りを個別に管理
することなく、各ドームでの映像時間に合わせたカプセ
ルの移動が可能となる。
ドームの配列順に順次関連のある模擬体験の映像を各ド
ーム内の全方位に映像を映し出すので、それらの中をカ
プセルに乗って移動する人たちに迫力ある映像を見せる
ことができ、宇宙旅行に行ったり、タイムカプセルに乗
った雰囲気を味わうことができる。また、多数のカプセ
ルは連結されて各ドームへの移動を同時に行えるように
なっているので、例えば、各ドームでの映像装置の一回
分の映像時間だけの間隔をあけて繰り返し移動させれ
ば、個々のカプセルの各ドームへの出入りを個別に管理
することなく、各ドームでの映像時間に合わせたカプセ
ルの移動が可能となる。
【図１】本発明の模擬体験施設の平面図である。
【図２】模擬体験施設の部分断面図である。
【図３】カプセルの側面図と正面図である。
１ａ ドーム ２ 連絡路 ６ カプセル ７ 映像装置 ８ 映像装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G09B 9/00 A63G 21/04 G03B 37/00
Claims (1)
- 【請求項１】 移動するカプセルに乗っている人に各種
の模擬体験をさせる模擬体験システムであって、複数の
ドームのそれぞれの間を連絡路で連通し、数人の人を乗
せられる連結された多数のカプセルを各ドーム及び連絡
路に沿って各ドームへ同時に移動可能に設け、前記各ド
ームには種々の模擬体験の映像をドーム内の全方位に映
す映像装置を設け、各ドームでは順次関連のある模擬体
験の映像を映し出し、カプセルに乗った人は複数のドー
ムで種々の全方位映像を順序に従って見ることにより各
種の体験をできるようにしたことを特徴とする模擬体験
システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4201893A JP2927616B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 模擬体験システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4201893A JP2927616B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 模擬体験システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0627873A JPH0627873A (ja) | 1994-02-04 |
| JP2927616B2 true JP2927616B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=16448577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4201893A Expired - Fee Related JP2927616B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 模擬体験システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2927616B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8137205B2 (en) * | 2009-12-04 | 2012-03-20 | Universal City Studios Llc | Motion-based attraction |
| US11401136B2 (en) | 2018-07-13 | 2022-08-02 | Goodrich Corporation | Rescue hoist cable angle exceedance detection arrangement |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH024399A (ja) * | 1988-06-13 | 1990-01-09 | Mitsubishi Corp | カプセル・コースタ |
| JPH0242689U (ja) * | 1988-09-16 | 1990-03-23 | ||
| JPH0463092A (ja) * | 1990-06-29 | 1992-02-28 | Sanyo Electric Co Ltd | ３次元シーン表示システム |
| JPH04138191A (ja) * | 1990-09-28 | 1992-05-12 | Chizu Joho Center | 世界地図公園 |
-
1992
- 1992-07-06 JP JP4201893A patent/JP2927616B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0627873A (ja) | 1994-02-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |