JP7685331B2 - コーナー部が成形されたフィルム状物を製造する装置、およびコーナー部が成形されたフィルム状物を製造する方法 - Google Patents

コーナー部が成形されたフィルム状物を製造する装置、およびコーナー部が成形されたフィルム状物を製造する方法 Download PDF

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Description

本発明は、コーナー部が成形されたフィルム状物を製造する装置、およびコーナー部が成形されたフィルム状物を製造する方法に関する。
製袋機は、重ね合わせられたフィルムからなる連続したフィルム素材をローラにより繰り出して搬送しながら、ヒートシールに続いて、フィルム素材の進行方向(縦方向)およびフィルム素材の幅方向(横方向)のフィルム素材のカット、フィルムの尖った角を落とすコーナー部打ち抜き等の処理を施すことで、フィルム素材からなる袋を製造する。
かかる製袋機は、コーナー部の成形装置を備えて構成されている(例えば、特許文献1)。特許文献1のコーナーカット装置によれば、縦方向に沿ってスリットが形成された素材片が供給されるカッターに、素材片を案内する曲面状の案内面が形成されている。特許文献1では、固定カッターにおける案内面と、移動カッターにおける案内面との間に素材片が倣って曲がった分だけ縦方向のスリットが幅方向に広がるため、隣り合うフィルムの縦方向端辺間に隙間ができる。その隙間で、縦方向端辺と横方向端辺とが交わる箇所がコーナー部の形状にカットされる。
特開平8-119229号公報
ローラにより送られるフィルム素材の蛇行や、成形装置のパンチの位置に停止させるフィルム素材の位置精度により、コーナー成形装置における設計上の位置からフィルム素材がずれている場合がある。こうしたフィルム素材のずれに対処するため、図9(b)および図10(a)に示すように、フィルム素材Fに縦方向D1の捨て代F1と、横方向D2の捨て代F2とを設定している。
図9(a)に示すように成形装置のパンチ90に対してフィルム素材Fが縦方向D1(進行方向)にずれる場合も、図示を省略するがパンチ90に対してフィルム素材Fが横方向D2にずれる場合もあり得る。図9(b)および図10(a)に示すような捨て代F1,F2がないとすれば、フィルム素材Fの位置ずれが起こった場合に、図9(c)に示すように、コーナー部に鋭利なバリ99が生じてしまう。
捨て代F1,F2が設定されたフィルム素材Fの個々のフィルム状物への切り分けおよびコーナー部の成形は、例えば、図10(b)のように行われる。
送りローラ9Rによりフィルム素材Fを送りつつ、まず、捨て代F1に対応して、2つ並んだ図示しない横切カッターによる横切り(横二条切り)により、横方向D2と平行な切れ込みをフィルム素材Fに入れる。さらに、縦切カッター91により縦方向D1にカットする。それにより生じる捨て代F2分の切り屑が図示しない機構により巻き取られると、横方向D2に隣り合うフィルム領域間に捨て代F2分の隙間gがあく。
その後、金型9を用いてフィルム素材Fをコーナー部の形状に打ち抜くと、フィルム素材Fが個々の製品Bに切り離されるとともに、製品Bの角が切除される。このとき、パンチ90(図9(b))の星形の尖端部分90Aが捨て代F1,F2に収まる範囲内で、パンチ90の平面中心に対するフィルム素材Fの位置ずれが許容される。その代わり、縦切りによる捨て代F2と打ち抜きによる切り屑f´に相当するフィルム素材Fの無駄が生じてしまうため、フィルム素材Fの歩留まりが悪い。
上述した特許文献1によれば、カッターの曲面状の案内面によりフィルムの素材片を曲げることで、横方向に広がった縦方向スリットの内側で素材片が打ち抜かれる。そのため、広げられるスリットの幅の範囲内で素材片の横方向への位置ずれが許容されるものの、縦方向へずれた場合はバリが発生してしまう。そのため縦方向に捨て代を設定するとなれば、捨て代の増加によりフィルム素材の無駄が多くなる。
以上より、本発明は、コーナー部が成形されたフィルム状物の製造にあたり、フィルム素材の歩留まりを良くすることで製造コストの低減を図ることを目的とする。
本発明は、フィルム素材から、コーナー部が成形されたフィルム状物を製造する装置であって、フィルム状物に対応するフィルム領域の集合であるフィルム素材を縦方向へ搬送する搬送部と、フィルム素材を縦方向と交差した横方向に沿って切断する横切部と、フィルム領域の縦方向の辺と横方向の辺とが交わる打抜箇所をコーナー部の形状に打ち抜く打抜部と、搬送部により打抜部まで搬送されるフィルム領域の前側に隣接するフィルム領域を前方へと移動させることで、縦方向に隣り合うフィルム領域を離隔させる縦方向離隔部と、を備えることを特徴とする。
本発明の製造装置は、フィルム素材を縦方向に沿って切断する縦切部をさらに備え、打抜部は、打抜箇所を打ち抜いてコーナー部を成形するパンチおよびダイと、打抜箇所の打ち抜きに際してフィルム素材を湾曲させることで、横方向に隣り合うフィルム領域を離隔させる横方向離隔部と、を有することが好ましい。
本発明の製造装置において、横切部は、フィルム素材を切断する横刃を1つのみ備え、縦切部は、横方向におけるフィルム領域間1つあたり、フィルム素材を切断する縦刃を1つのみ備えることが好ましい。
本発明の製造装置において、横方向離隔部は、打抜箇所の周囲でフィルム素材を両面側から挟む湾曲した一対の湾曲壁を備え、一対の湾曲壁は、パンチと連動する可動湾曲壁と、位置が固定された固定湾曲壁とからなることが好ましい。
本発明の製造装置において、可動湾曲壁は、固定湾曲壁に向けて凸の形状に形成され、固定湾曲壁は、可動湾曲壁の形状に倣う凹の形状に形成されていることが好ましい。
本発明の製造装置において、可動湾曲壁を有する成形用冶具が、パンチの周りにパンチとは別体に設けられ、打抜箇所の打ち抜きに際して固定湾曲壁に向けて加圧されることが好ましい。
本発明の製造装置において、縦方向の後側から前側に向けて、縦切部、搬送部、横切部、および打抜部の順に配置されることが好ましい。
本発明の製造装置において、縦方向離隔部は、内部の吸引によりフィルム素材を表面に吸着するベルトを含んで構成されていることが好ましい。
本発明の製造装置は、横方向に隣り合う打抜箇所の間で、打抜箇所の打ち抜きに際してフィルム素材を両面側から押さえる押さえ部をさらに備えることが好ましい。
本発明の製造装置は、連続して重ね合わせられたフィルムからなるフィルム素材を用いて袋を製造する製袋機であり、フィルム素材の所定のシール領域に熱を加え、重ね合わせられたフィルム同士を溶着させる溶着装置を備え、フィルム素材を縦方向に沿って切断する縦切部および横切部は、溶着装置により溶着されたフィルムからなるシール部を切断し、打抜部は、シール部を打ち抜くことが好ましい。
また、本発明は、フィルム素材から、コーナー部が成形されたフィルム状物を製造する方法であって、フィルム素材は、フィルム素材が搬送される縦方向と交差した横方向に沿ってフィルム素材を切断する横切ステップと、フィルム領域の縦方向の辺と横方向の辺とが交わる打抜箇所をコーナー部の形状に打ち抜く打抜ステップと、を含むことを特徴とする。
上記の方法は、フィルム状物に対応するフィルム領域の集合であり、縦方向へ搬送されるフィルム素材を縦方向に沿って切断する縦切ステップをさらに含み、打抜ステップでは、フィルム領域の前側に隣接するフィルム領域を前方へと移動させることで、縦方向に隣り合うフィルム領域を離隔させ、かつ、打抜箇所の打ち抜きに際してフィルム素材を湾曲させることで、横方向に隣り合うフィルム領域を離隔させた状態としつつ、打抜箇所を打ち抜くことが好ましい。
本発明によれば、フィルム素材の打抜箇所に位置する領域間を縦方向および横方向の双方において離隔させた状態で打抜箇所を打ち抜くことにより、フィルム素材に、縦方向にも横方向にも捨て代を設定する必要なく、成形の不良率を下げてフィルム素材の歩留まりを良くすることができる。
(a)は、本発明の実施形態に係るフィルム状物製造装置を模式的に示す平面図である。(b)は、本実施形態に用いられるフィルム素材の縦横の切断線と打ち抜き部分(黒色)とを示す図である。 本実施形態に係るフィルム状物製造装置を側方から示す模式図である。 は、図1(a)のIII矢印の向きからフィルム状物製造装置を示す立面図である。 (a)は、パンチおよび可動湾曲壁を下方から示す平面図である。(b)は、ダイおよび固定湾曲壁を上方から示す平面図である。 (a)は、図1(a)のVa-Va線矢視によりフィルム素材を示す模式図である。(b)は、図1(a)に示すVb-Vb線矢視により、フィルム素材と、パンチとを示す模式図である。 (a)は、図1(a)のVIa矢印の向きからフィルム素材を示す模式図である。(b)は、フィルム状物のコーナー部の形状を示す模式図である。 フィルム素材の横方向両側に余白を与えた例を示す図である。 (a)~(c)は、本発明の変形例を示す模式図である。 (a)および(b)は、フィルム素材に捨て代を設定した場合について説明するための図である。(c)は、捨て代を設定しない場合にコーナー部に生じたバリを示す図である。 (a)は、フィルム素材に設定された捨て代を示す図である。(b)は、捨て代が付与されたフィルム素材が供給されるフィルム状物製造装置を模式的に示す平面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
図1(a)および図2に示すフィルム状物製造装置1は、フィルム素材Fから、コーナー部Cが成形されたフィルム状物2を製造する。
フィルム素材Fは、個々のフィルム状物2に対応する領域Rの集合である。
本実施形態のフィルム素材Fには、横方向D2に少なくとも2つの領域Rが設定されている。
フィルム状物2は、フィルム素材Fから矩形状や帯状等に切り分けられた種々の製品である。
本実施形態のフィルム状物2は、重ね合わせられたフィルムからなるフィルム素材Fを用いて製造される袋であり、本実施形態の製造装置1は、かかる袋を製造する製袋機である。重ね合わせられたフィルムを溶着するため、フィルム素材Fは熱可塑性樹脂材料を用いて構成されている。
袋の用途に応じて、適宜な材料から適宜な厚みに形成されたフィルム素材を用いて、適宜な大きさの袋が製造される。袋の用途は限定されない。例えば、食品を包装する袋や、医療に用いられる液体(輸液等)を包装する袋であってよい。
フィルム状物2は、勿論、1枚のフィルム素材Fからなる製品であってもよい。後述するように、フィルム素材Fの打ち抜きに際して湾曲させることができる限りにおいて、フィルム素材Fの材料や厚みは問わない。
製造装置1は、図示しないフィルム原反から繰り出されながら搬送されるフィルム素材Fに対して、縦切り(St2)、横切り(St3)、および打ち抜き(St4)の各処理を順次施すことでフィルム状物2を得る。
フィルム状物2として袋を得る場合のように、重ね合わせられたフィルム同士を加熱により溶着させる必要がある場合は、フィルム素材Fに対して溶着(St1)の処理が施される。
本明細書において、フィルム素材Fが搬送される搬送方向のことを「縦方向」(D1)と定義する。また、フィルム素材Fにおいて縦方向と交差した幅方向のことを「横方向」(D2)と定義する。
さらに、フィルム素材Fの搬送方向(縦方向)の下流側のことを「前」と定義し、フィルム素材Fの搬送方向(縦方向)の上流側のことを「後」と定義する。
製造装置1(図1(a)、図2)は、溶着装置11(図2)と、フィルム素材Fを切断する縦切カッター12および横切カッター14と、フィルム素材Fを両面側から挟んで縦方向D1に搬送するニップローラ13と、フィルム素材Fの打抜箇所Pを打ち抜く打抜装置3と、打抜装置3よりも前方でフィルム素材Fを前方へと縦方向D1に移動させる縦方向移動装置15と、各部の動作を制御する図示しない制御装置とを備えている。
縦切カッター12、ニップローラ13、横切カッター14、および打抜装置3は、ニップローラ13による搬送方向(縦方向D1)の上流側(後側)から下流側(前側)に向けて、この順に配置されている。
フィルム素材Fは、ニップローラ13により、領域Rの縦方向D1の長さに対応するピッチで間欠的に搬送される。
〔溶着装置〕
溶着装置11(図2)は、フィルム素材Fに設定された格子状のシール領域に熱を加え、重ね合わせられたフィルム同士を溶着させる(溶着ステップSt1)。図1(b)に、溶着装置11により溶着されたフィルムからなるシール部Sを示している。シール部Sは、縦方向D1と平行な縦シール部S1と、横方向D2と平行な横シール部S2とからなる。
溶着装置11(図2)は、縦方向D1と平行なシール部S1に対応する縦方向溶着部111と、横方向D2と平行なシール部S2に対応する横方向溶着部112とを有している。シール部Sにより囲まれた範囲におけるフィルム間が、袋の収容空間(図1(b)に破線で示す)とされる。
本実施形態の場合、矩形状の領域Rの四方の周縁部の全周に亘りシール部Sが形成されるため、四辺が溶着によりシールされた袋が製造される。この袋の収容空間に内容物が入れられる際に、内容物を袋の中から出すための口部が設けられる。
本実施形態に限らず、領域Rの周縁部の一部を残してフィルム同士を溶着させることで、袋の口部を設けることもできる。
溶着後に温度が下がることでシール部Sが安定したフィルム素材Fが、ニップローラ13により縦切カッター12に供給される。縦切カッター12および横切カッター14は、フィルム素材Fのシール部Sを切断し、打抜装置3もシール部Sを打ち抜く。
〔ニップローラ〕
ニップローラ13(図1(a)、図2)は、フィルム素材Fを上下方向両側から挟んで前方へと送り出す一対のローラ131,132と、ローラ131,132をそれぞれ互いに反転した向きへ回転させる図示しないモータとを含んで構成されている。
本実施形態では、少なくとも、縦切り(St2)から、横切り(St3)および打ち抜き(St3)を経て得られたフィルム状物2が、図示しない搬送装置によりチャックされるまでの間、ニップローラ13および縦方向移動装置15により、フィルム素材Fがほぼ水平の状態を維持しながら搬送される。
〔縦切カッター〕
縦切カッター12(図1(a)、図2)は、フィルム素材Fのシール部S1を縦方向D1に沿って切断する(縦切ステップSt2)。縦切カッター12により、横方向D2に隣り合う領域Rが切り分けられる。
縦切カッター12は、フィルム素材Fを厚み方向の全体に亘り分断する。そのため、縦切カッター12により切断された領域R間の横方向D2への離隔が可能となる。
「離隔」は、空間的に離れることを言う。つまり、領域R間の離隔は、隣り合う領域Rが空間的に離れることを言う。
フィルム素材Fは、所定位置に設置された縦刃121,122へと、ニップローラ13により送られると、切断される。
縦切カッター12は、フィルム素材Fを切断する縦刃121,122を、横方向D2に隣り合う領域R間1つあたり1つの刃のみを備えている。
本実施形態のフィルム素材Fにおいては、領域Rが横方向D2に3つ並んでいるため、縦切カッター12は、これら3つの領域Rの間に対応する合計で2つの縦刃121,122を備えている。縦刃121,122は、フィルム状物2の横幅に相当する間隔で配置されている。製造するフィルム状物2の横幅や、横方向D2に並ぶ領域Rの数が変われば、縦刃の位置や数が変更される。
本実施形態では、図1(b)に示すように、フィルム素材Fに横方向D2の捨て代が設定されておらず、横方向D2における領域R間が1つの縦刃により切断される。そのため、横方向D2に捨て代F2が設定される場合(図9(b))とは異なり、捨て代分の切り屑が生じない。その切り屑を巻き取る装置が必要ないため、装置構成が簡略である。
なお、フィルム素材Fには縦方向D1の捨て代も設定されていない。
縦刃121,122により縦方向D1に沿って切断されたフィルム素材Fがニップローラ13により前方へ送られ、さらに横切カッター14により横方向D2に沿って切断される。
ここで、縦方向D1に連続した状態のフィルム素材Fをニップローラ13へと挟んで確実に送るため、ニップローラ13が横切カッター14よりも上流に配置されている。
〔横切カッター〕
横切カッター14(図1(a)、図2)は、フィルム素材Fのシール部S2を横方向D2に沿って切断する(横切ステップSt3)。横切カッター14により、縦方向D1に隣り合う領域Rが切り分けられる。
横切カッター14は、縦切カッター12と同様、フィルム素材Fを厚み方向の全体に亘り分断する。そのため、横切カッター14により切断された領域R間の縦方向D1への離隔が可能となる。
横切カッター14(図1(a)、図2)は、例えば往復作動することでフィルム素材Fを切断する横刃141を、1つのみ備えている。横刃141は、フィルム素材Fの全幅に亘り、つまり横方向D2の一端から他端までに亘りフィルム素材Fを切断する。
図1(b)に示すように、フィルム素材Fには縦方向D1における捨て代も設定されていないため、縦方向D1の捨て代分の切り屑が生じない。
フィルム素材Fには、打抜箇所Pをコーナー部Cの形状に打ち抜くことで発生した切り屑f(図1(a))のみが発生する。打抜箇所Pは、フィルム素材Fにおいて、領域Rの縦方向D1の辺と横方向D2の辺とが交わる箇所に相当する。
縦切カッター12による処理(St2)および横切カッター14による処理(St3)を経ることで、領域Rの四辺が隣の領域Rと分断される。
横切カッター14によりフィルム素材Fが切断された時点では、横刃141よりも下流に位置する領域Rの後端と、横刃141よりも上流に位置する領域Rの前端とが離隔しておらず近接している。その状態のままフィルム素材Fがニップローラ13により打抜装置3へ送られると、打ち抜きに際しての縦方向移動装置15(縦方向離隔部)の作動により、縦方向D1に隣り合う領域Rの後端と前端との間が離隔する。
一方、横切カッター14による切断により横方向D2に離隔可能となった領域R間は、打抜装置3に備わる横方向離隔部(32,42)の作用により、打ち抜きに際して離隔する。つまり、図1(a)に示すように、横方向D2に隣り合う領域R間に隙間Gができる。
本実施形態は、ニップローラ13の送りの位置精度や、送られるフィルム素材Fの蛇行に応じて起こる打抜箇所Pの位置ずれを考慮して、フィルム素材Fの打ち抜きに際して、縦方向D1および横方向D2の双方において領域R間を離隔させることを主要な特徴としている。
〔縦方向移動装置〕
縦方向移動装置15(図1(a)、図2)は、ニップローラ13により打抜装置3まで搬送される領域R(R1)の前側に隣接する領域R(R2)を前方へと縦方向D1に移動させることによって、縦方向D1に隣り合う領域R1,R2を離隔させる。
ニップローラ13により送られ、打抜装置3のダイ41およびパンチ31(図3)の位置に移動速度0又はほぼ0の状態で停止する領域R1の前端Rfから、打抜箇所Pが打ち抜かれるタイミングよりも前に、適切な距離だけ領域R2の後端Rrが前方へと離隔するように、縦方向移動装置15が駆動される。当該距離は、例えば、従来の縦方向D1の捨て代F1に相当する寸法(Δy)であってよい。
縦方向移動装置15は、連続的に駆動させることもできるし、ニップローラ13による送りと同期して間欠的に駆動させることもできる。縦方向移動装置15の駆動速度が可変に制御されていてもよい。
縦方向移動装置15は、所謂真空ベルトであることが好ましい。かかる縦方向移動装置15は、中空で表側に図示しない孔があいたベルト151と、ベルト151の内部を吸引する図示しない真空ポンプと、ベルト151が掛け回されたプーリ152(図2)と、プーリ152に連結された図示しない駆動モータ等を含んで構成されている。
真空ポンプによりベルト151の内部が減圧されることで、ベルト151の表面にフィルム素材Fが吸着される。そのベルト151が縦方向D1の前方に向けて駆動されることで、フィルム素材Fをベルト151に安定して保持しながら、上流側の領域R1の前端Rfに対して、下流側の領域R2の後端Rrを確実に離隔させることができる。
フィルム素材Fを前進させて領域R間を離隔させる手段は、真空ベルトに限られるものではない。例えば、駆動される一対のベルト間に挟んだフィルム素材Fをベルトの駆動力により前進させるようにしてもよいし、フィルム素材Fを真空チャックにより保持して前進させるようにしてもよい。
〔打抜装置〕
次に、打抜装置3(図1~図3)について説明する。打抜装置3は、パンチ31およびダイ41の位置までニップローラ13により送られたフィルム素材Fの打抜箇所Pをコーナー部Cの形状に打ち抜く(打抜ステップSt4)。
この打抜装置3は、図3に示すように、主要な構成要素として、打抜箇所Pを打ち抜いてコーナー部Cを成形する金型であるパンチ31およびダイ41と、打抜箇所Pの周囲でフィルム素材Fを湾曲させることで、横方向D2に領域Rを離隔させる横方向離隔部としての一対の湾曲ブロック32,42とを備えている。
打抜装置3は、フィルム素材F上の横方向D2における領域R間と、フィルム素材Fの横方向D2の両端とにそれぞれコーナー部Cを成形するために必要な複数組(ここでは4組)のパンチ31およびダイ41を備えている。
パンチ31およびダイ41は、コーナー部Cの形状に対応した形状に形成されている。図4に示すように、パンチ31およびダイ41のそれぞれの刃31e,41eは円弧状またはほぼ円弧状に形成されている。なお、コーナー部Cの形状が直線的である場合は、パンチ31およびダイ41も直線的な形状に形成される。
これらのパンチ31およびダイ41として、図3および図4に示すように、領域R間に用いられるセンター用のパンチ31Cおよびダイ41Cと、フィルム素材Fの横方向D2の端部に用いられるサイド用のパンチ31Sおよびダイ41Sとが用いられる。
サイド用のパンチ31Sの刃31eおよびダイ41Sの刃41eは、コーナー部Cのバリ防止のため、横方向D2の外側へ逃げる形状に形成されていることが好ましい。
湾曲ブロック32,42は、フィルム素材Fを間に挟み、面外方向に湾曲するように弾性変形させる。これらの湾曲ブロック32,42は、成形用冶具として機能する。
パンチ31と連動する可動湾曲ブロック32は、固定湾曲ブロック42に対向する可動湾曲壁32rを有している。可動湾曲壁32rは、固定湾曲ブロック42に向けて凸の形状に形成されている。
固定湾曲ブロック42は、可動湾曲ブロック32に対向する固定湾曲壁42rを有している。固定湾曲壁42rは、可動湾曲壁32rの形状に倣う凹の形状に形成されている。
湾曲ブロック32,42にも、センター用の湾曲ブロック壁32C,42Cと、サイド用の湾曲ブロック32S,42Sとが存在する。
(固定部)
1つのダイ41(41Cまたは41S)と、そのダイ41の周りに一体に設けられる1つの固定湾曲ブロック42(42Cまたは42S)とを含んで固定部40(図3、図4)が構成されている。
ダイ41Cと固定湾曲ブロック42Cとが一体に形成された本実施形態に限らず、ダイ41Cと固定湾曲ブロック42Cとが別体であってもよい。ダイ41Sと固定湾曲ブロック42Sについても同様である。
本実施形態の打抜装置3では、4つの固定部40が、打抜箇所Pの横方向D2のピッチ(フィルム状物2の横幅に相当)に基づいて、下側プレート410上に設置されている。下側プレート410上における固定部40間には、押さえ用ブロック47が設置されることが好ましい。固定部40および押さえ用ブロック47は、下側プレート410を介してベース4(図3)に固定される。
フィルム状物2の横方向D2の寸法の変更にあたっては、変更後の寸法に適合する位置へと固定部40および押さえ用ブロック47を設置し、同じく、パンチ31および湾曲ブロック32等の可動部も、変更後のフィルム状物2の寸法に適合する位置へと設置することで対応可能である。こうした型替え作業により、製造装置1は、サイズの異なる複数種類のフィルム状物2の製造に対応できる。
これが可能なのは、領域Rの横方向D2の両端を打ち抜く金型が一体ではなく別体であることによる。本実施形態では各固定部40および押さえ用ブロック47のそれぞれが別体に形成されている。可動部も同様に、複数の打抜箇所Pに跨るように一体に形成されるのではなく、打抜箇所P毎に、別体に形成されている。
なお、フィルム状物2の縦方向D1の寸法が変わる場合は、横切カッター14(図1(a))の横刃141の位置の変更もしくは打抜装置3の設置位置の変更、およびニップローラ13によりフィルム素材Fを送る1タクトの長さの変更により、打抜装置3の型替え作業なしで対応できる。
(可動部)
可動湾曲ブロック32は、フィルム素材Fの打抜箇所Pの周囲を固定湾曲ブロック42の固定湾曲壁42rへ押さえるように、上下方向への変位が許容されつつ、下方に向けて加圧されることが好ましい。そうすると、可動湾曲ブロック32および固定湾曲ブロック42によりフィルム素材Fの打抜箇所Pの周囲を押さえた状態としつつ、打抜箇所Pを打ち抜くことが可能となる。これは、パンチ31と可動湾曲ブロック32とが別体に構成されているから実現できる。
可動湾曲ブロック32は、可動湾曲ブロック32を下方に向けて加圧する第1押さえ部33(図3)のバネ331を受けるプレート34を介してパンチプレート310に支持されている。パンチプレート310は、ベース4に立設された一対の支柱35,35に設けられた梁36に支持されている。パンチプレート310は、支柱35,35にガイドされつつ打ち抜き時に上下方向に昇降される。
パンチプレート310には、第1押さえ部33に加えて、フィルム素材Fを押さえ用ブロック47へと押さえる第2押さえ部37も設けられていることが好ましい。第2押さえ部37は、ロッド371等の自重により、横方向D2に隣り合う打抜箇所P間(3箇所)で、押さえ用ブロック47に向けてフィルム素材Fを押さえる。より好ましくは、横方向D2に隣り合う打抜箇所P間の中央で第2押さえ部37がフィルム素材Fを押さえるとよい。
第1押さえ部33および第2押さえ部37によりフィルム素材Fが押さえられることで、フィルム素材Fが不用意に動くことなく、パンチ31およびダイ41によりフィルム素材Fを安定して打ち抜くことができる。
(横方向への領域間の離隔)
さて、ニップローラ13によりパンチ31およびダイ41の位置まで、図3に実線で示すようにほぼ水平な状態で送られたフィルム素材Fに向けて、パンチプレート310が下方へと降りると、まず第2押さえ部37の下端部372がフィルム素材Fを介して押さえ用ブロック47に突き当てられるので、第2押さえ部37はフィルム素材Fを押さえ用ブロック47に押さえる。
次いで、可動湾曲ブロック32の湾曲壁32rが固定湾曲ブロック42の湾曲壁42rにフィルム素材Fを介して突き当てられて第1押さえ部33のバネ331が圧縮されるので、フィルム素材Fが可動湾曲ブロック32と固定湾曲ブロック42との間に挟み込まれるとともに、バネ331の弾性力により加圧される。
すると、打抜箇所Pの周囲のフィルム素材Fが湾曲壁32r、42rの形状に倣い、湾曲するように変形する(図3の一点鎖線)。それに伴い、図5(b)に示すように、各領域Rの横方向D2の端縁Eの位置が、フィルム素材Fが水平な状態のとき(図5(a))の横方向D2の端縁Eの位置に対して、領域Rの内側(中央側)に変位している。領域Rの横幅の寸法は、領域Rが湾曲したとしても変わらないが、領域Rが水平な状態のときに端縁Eから端縁Eまで測った距離Xa(図5(a))と比べ、湾曲しているときの領域Rの端縁Eから端縁Eまで水平に測った距離Xb(図5(b))は短い。領域RがXaとXbとの差分だけ領域Rの内側へ変位していると、横方向D2に隣り合う領域Rの間には、XaとXbとの差分の寸法の間隙Δxが生じることとなる。
ここで、湾曲ブロック32,42によりフィルム素材Fを湾曲させる際に第2押さえ部37により打抜箇所P,P間の中央(領域Rの横方向D2の中心部)が押さえられていると、図5(a)にr1で示す範囲と、r2で示す範囲とを均等に変形させて、領域Rの横方向D2両端に、領域R内側への同等の変位量を得ることができる。それにより、領域R間(2箇所ある)に均等な間隙Δxを得ることができるので好ましい。
〔本実施形態による作用効果〕
本実施形態では、打ち抜きにあたり、図5(b)に示すように領域Rを横方向D2において湾曲させることで横方向D2へ離隔させることに加えて、上述の通り縦方向移動装置15により、図6(a)に示すように領域Rを縦方向D1の前方へ移動させることで縦方向D1にも離隔させる。ここで、打ち抜き前に、縦切カッター12と横切カッター14により領域Rの四辺全体が打抜箇所Pを含めて切り離されているため、領域R間がスムーズに離隔する。
いま、図6(b)に示すように、4つの領域Rの角部に相当する打抜箇所Pにおいて、横方向D2の間隙Δxと、縦方向D1の間隙Δyとが存在する。このように領域R間が縦方向D1および横方向D2の双方に離隔した状態で、打抜箇所Pが、図6(b)に破線で設計上の刃の位置を示すパンチ31Cにより打ち抜かれると、斜線パターンを付したフィルム素材Fの領域が打ち抜かれる。この領域が、打ち抜きに伴うフィルム素材Fの切り屑f(図1(a))に相当する。パンチ31により上方から打ち抜かれたフィルム素材Fの切り屑fは、フィルムよりも下方へと落ちる。
ここで、パンチ31Cの刃の位置に対してフィルム素材Fが位置ずれしたことで、パンチ31Cが、打抜箇所Pの平面中心P0に対して二点鎖線で示す位置へ相対変位したとしても、間隙Δx,Δyの範囲内であれば、パンチ31Cの円弧状の刃が4つの領域Rのいずれをも打ち抜く。そのため、各領域Rに尖りのないコーナー部Cを成形でき、鋭利なバリも生じない。つまり、領域R間を離隔させて得られた間隙Δx、Δyにより、パンチ31Cに対するフィルム素材Fの位置のずれが吸収されることで、フィルム状物2のコーナー部Cの成形不良を避けることができる。
これと同様の効果は、フィルム素材Fに捨て代F1,F2(図9(b))を設定することによっても実現できる。しかし、そうすると捨て代F1,F2の分、フィルム素材Fの歩留まりが悪い。
図示を省略するが、フィルム素材Fの横方向D2の両端の打抜箇所Pについても、他の打抜箇所Pと同様に、領域Rの端縁Eが横方向D2の内側へシフトしている。この端縁Eの位置の上方に、サイド用パンチ31S(図4)が位置していればよい。サイド用パンチ31Sに対して縦方向D1に打抜箇所Pの位置がずれていたとしても、縦方向移動装置15により領域R間に作られた縦方向D1の間隙Δyの範囲内であれば許容される。
フィルム素材Fのサイドに関しては、必ずしもフィルム素材Fを湾曲させて端縁Eを内側にシフトさせる必要はない。したがって、両サイドのブロック32S,42Sのフィルム素材Fを挟む壁面(32r,42r)は、湾曲しないで水平方向に平坦に形成されていてもよい。さらに言えば、打抜装置3が、両サイドのパンチ31Sおよびダイ41Sに対応するブロック32Sおよびブロック42Sを備えていなくてもよい。この場合も、水平な状態のフィルム素材Fの端部を、その上方に位置するパンチ31Sと、パンチ31Sを受けるダイ41Sとにより打ち抜くことができる。
打ち抜きが完了すると、コーナー部Cが成形されたフィルム状物2が打抜装置3および縦方向移動装置15から検査装置や充填装置等に向けて排出される。湾曲されていたフィルム状物2は、排出時には水平な状態に復元している。
以上で説明した本実施形態によれば、打抜箇所Pに位置する領域R間を縦方向D1および横方向D2の双方において離隔させた状態で打抜箇所Pを打ち抜くことにより、フィルム素材Fに、縦方向D1にも横方向D2にも捨て代を設定する必要なく、成形不良率を下げてフィルム素材Fの歩留まりを良くすることができる。本実施形態によれば、コーナー部Cの形状に対応した僅かな領域の切り屑fを除いては、フィルム素材Fの殆ど全体を製品に有効利用することができるので、製造コストの低減を図ることができる。
打ち抜きに際して領域R間に与える間隙Δx,Δyの寸法は、フィルム状物2の寸法等に応じて適宜に定めることができる。間隙Δx,Δyを大きくすると、パンチ31に対する打抜箇所Pの許容されるずれ量が大きくなる。打抜箇所Pの許容されるずれ量によっては、必ずしも第2押さえ部37によりフィルム素材Fを押さえる必要がないため、打抜箇所Pの周囲を第1押さえ部33のみによって押さえればよい。あるいは、第1押さえ部33および第2押さえ部37のいずれによってもフィルム素材Fを押さえることなく、打抜箇所Pの周囲を湾曲ブロック32,42の間に挟むことでフィルム素材Fのずれを抑制しながら、打抜箇所Pを打ち抜くようにしてもよい。その場合、第1押さえ部33、第2押さえ部37および押さえ用ブロック47は、必要ない。
フィルム素材Fに、歩留まりを良くするための捨て代は必要ないが、その他の必要に応じて、製品としては使用されない領域をフィルム素材Fに与えることもできる。
図7は、フィルム素材Fの横方向D2の両端部に、製品としては使用されない余白F3を与えた例を示している。余白F3は、例えば、縦切カッター12よりも上流側においてフィルム素材Fの両端部を把持するためにフィルム素材Fに設けられている。縦切カッター12には、余白F3を切除するための縦刃123,124が追加されている。
上記以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
フィルム素材Fの全幅に相当する幅を有するフィルム状物を製造する場合は、縦切りの処理(St2)が必要ないため、縦切カッター12は使用されない。専ら、フィルム素材Fの全幅に相当するフィルム状物だけを製造する場合は、製造装置1に縦切カッター12と、打抜装置3の横方向離隔部(湾曲ブロック32,42)は必要ない。
縦切りの処理を行わないため、横方向D2の領域R間が存在しない場合であっても、横切りにより切り離された領域R間に縦方向移動装置15により縦方向D1の間隙Δyを作って、この間隙Δyにより、縦方向D1へのフィルム素材Fの位置ずれ吸収の効果を得ることができるので、歩留まり向上に寄与することができる。
上記実施形態のように、湾曲ブロック32の湾曲壁32rと、湾曲ブロック42の湾曲壁42rとの間にフィルム素材Fを挟んで湾曲させる代わりに、図8(a)および(b)に示すようにフィルム素材Fを湾曲させてもよい。
図8(a)では、横方向D2に隣り合う打抜箇所P,Pの間で、部材39によりフィルム素材Fを下方に向けて押すことで湾曲させている。
図8(b)では、横方向D2に隣り合う打抜箇所P,Pの間で、部材39によりフィルム素材Fを上方に向けて押すことで湾曲させている。
図8(a)および(b)のいずれにおいても、上下方向に昇降可能な部材39が、横方向離隔部に相当する。
図8(a)および(b)のようにしてフィルム素材Fを湾曲させた場合も、上記実施形態と同様に、横方向D2へ領域Rを離隔させることができる。
なお、図示を省略するが、横方向D2に隣り合う打抜箇所P,Pの間に、図8(a)に示す部材39と、図8(b)に示す部材39とを配置して打抜箇所P,P間を波状に湾曲させてもよい。
図8(a)に示すフィルム素材Fは、打抜箇所Pでは、上方に向けて凸の形状に湾曲している。上記実施形態の打抜装置3において、図8(a)に示す向きにフィルム素材Fを湾曲させるとすれば、下方から上方に向けて打ち抜くように、ダイ41とパンチ31との位置を上下方向に反転させるとよい。この場合、湾曲ブロック32,42が図3の紙面を上下逆にした形状となる。
図8(c)は、破線で示す可動湾曲ブロック38および固定湾曲ブロック48を用いて、縦方向D1へも横方向D2へも領域R間を離隔させた例を示している。上記実施形態の湾曲ブロック32,42(図3)は、横方向D2に関して湾曲しているのに対し、湾曲ブロック38,48は、横方向D2に加え縦方向D1に関しても湾曲している。つまり、縦方向D1から見ても横方向D2から見ても、可動湾曲ブロック38は、下方に位置する固定湾曲ブロック48に向けて凸の形状に形成され、逆に、固定湾曲ブロック48は、可動湾曲ブロック38に倣う凹の形状に形成されている。これらの湾曲ブロック38,48により、横方向離隔部と、縦方向移動部を兼ねることができる。
1 フィルム状物製造装置
2 フィルム状物
3 打抜装置(打抜部)
4 ベース
9 金型
9R 送りローラ
11 溶着装置
12 縦切カッター(縦切部)
13 ニップローラ(搬送部)
14 横切カッター(横切部)
15 縦方向移動装置(縦方向離隔部)
31,31C,31S パンチ
31e 刃
32,32C,32S,38 可動湾曲ブロック(横方向離隔部、成形用冶具)
32r 可動湾曲壁
33 第1押さえ部
34 プレート
35 支柱
36 梁
37 第2押さえ部(押さえ部)
39 部材(横方向離隔部)
40 固定部
41,41C,41S ダイ
41e 刃
42,42C,42S,48 固定湾曲ブロック(横方向離隔部、成形用冶具)
42r 固定湾曲壁
47 押さえ用ブロック
90 パンチ
90A 尖端部分
91 縦切カッター
99 バリ
111 縦方向溶着部
112 横方向溶着部
121,122,123,124 縦刃
131,132 ローラ
141 横刃
151 ベルト
152 プーリ
310 パンチプレート
331 バネ
371 ロッド
372 下端部
410 下側プレート
B 製品
C コーナー部
D1 縦方向
D2 横方向
E 端縁
F フィルム素材
f 切り屑
F1,F2 捨て代
F3 余白
G 隙間
P 打抜箇所
P0 平面中心
R,R1,R2 領域(フィルム領域)
Rf 前端
Rr 後端
S シール部
S1 縦シール部
S2 横シール部
St1 溶着ステップ
St2 縦切ステップ
St3 横切ステップ
St4 打抜ステップ
Xa 距離
Xb 距離
Δx,Δy 間隙

Claims (7)

  1. フィルム素材から、コーナー部が成形されたフィルム状物を製造する装置であって、
    前記フィルム状物に対応するフィルム領域の集合である前記フィルム素材を縦方向へ搬送する搬送部と、
    前記フィルム素材を前記縦方向に沿って切断する縦切部と、
    前記縦切部により前記縦方向に沿って切断された前記フィルム素材を前記縦方向と交差した横方向に沿って切断する横切部と、
    前記フィルム領域の前記縦方向の辺と前記横方向の辺とが交わる打抜箇所を前記コーナー部の形状に打ち抜くパンチおよびダイを有する打抜部と、
    前記搬送部により前記打抜部まで搬送される前記フィルム領域の前側に隣接する前記フィルム領域を前方へと移動させることで、前記縦方向に隣り合う前記フィルム領域を離隔させる縦方向離隔部と、
    前記フィルム素材を湾曲させることで、前記横方向に隣り合う前記フィルム領域を離隔させる横方向離隔部と、を備え、
    前記打抜部による前記打抜箇所の打ち抜きに際して、前記縦方向に隣り合う前記フィルム領域および前記横方向に隣り合う前記フィルム領域の双方が離隔され
    前記横方向離隔部は、
    前記ダイ(41)が形成され、固定湾曲壁(42r)を備える固定湾曲ブロック(42C)と、
    前記固定湾曲ブロック(42C)に対して昇降可能とされ、前記固定湾曲壁(42r)とで前記フィルム素材を表裏両面側から挟む可動湾曲壁(32r)を備える可動湾曲ブロック(32R)と、を備え、
    前記可動湾曲ブロック(32R)は、別体として構成される前記パンチを周囲から取り囲み、
    前記可動湾曲壁(32r)および前記固定湾曲壁(42r)により前記フィルム素材の前記打抜箇所の周囲を押さえた状態としつつ、前記パンチが前記打抜箇所を打ち抜く、ことを特徴とするフィルム状物製造装置。
  2. 前記横切部は、
    前記フィルム素材を切断する横刃を1つのみ備え、
    前記縦切部は、
    前記横方向における前記フィルム領域間1つあたり、前記フィルム素材を切断する縦刃を1つのみ備える、
    請求項に記載のフィルム状物製造装置。
  3. 前記可動湾曲壁は、前記固定湾曲壁に向けて凸の形状に形成され、
    前記固定湾曲壁は、前記可動湾曲壁の形状に倣う凹の形状に形成されている、
    請求項に記載のフィルム状物製造装置。
  4. 前記縦方向の後側から前側に向けて、
    前記縦切部、前記搬送部、前記横切部、および前記打抜部の順に配置される、
    請求項からのいずれか一項に記載のフィルム状物製造装置。
  5. 前記縦方向離隔部は、
    内部の吸引により前記フィルム素材を表面に吸着するベルトを含んで構成されている、
    請求項1からのいずれか一項に記載のフィルム状物製造装置。
  6. 前記横方向に隣り合う前記打抜箇所の間で、前記打抜箇所の打ち抜きに際して前記フィルム素材を両面側から押さえる押さえ部をさらに備える、
    請求項1からのいずれか一項に記載のフィルム状物製造装置。
  7. 連続して重ね合わせられたフィルムからなる前記フィルム素材を用いて袋を製造する製袋機であり、
    前記フィルム素材の所定のシール領域に熱を加え、重ね合わせられた前記フィルム同士を溶着させる溶着装置を備え、
    前記フィルム素材を前記縦方向に沿って切断する前記縦切部および前記横切部は、前記溶着装置により溶着された前記フィルムからなるシール部を切断し、
    前記打抜部は、前記シール部を打ち抜く、
    請求項1からのいずれか一項に記載のフィルム状物製造装置。
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