JP7685331B2 - コーナー部が成形されたフィルム状物を製造する装置、およびコーナー部が成形されたフィルム状物を製造する方法 - Google Patents
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Description
かかる製袋機は、コーナー部の成形装置を備えて構成されている(例えば、特許文献1)。特許文献1のコーナーカット装置によれば、縦方向に沿ってスリットが形成された素材片が供給されるカッターに、素材片を案内する曲面状の案内面が形成されている。特許文献1では、固定カッターにおける案内面と、移動カッターにおける案内面との間に素材片が倣って曲がった分だけ縦方向のスリットが幅方向に広がるため、隣り合うフィルムの縦方向端辺間に隙間ができる。その隙間で、縦方向端辺と横方向端辺とが交わる箇所がコーナー部の形状にカットされる。
送りローラ9Rによりフィルム素材Fを送りつつ、まず、捨て代F1に対応して、2つ並んだ図示しない横切カッターによる横切り(横二条切り)により、横方向D2と平行な切れ込みをフィルム素材Fに入れる。さらに、縦切カッター91により縦方向D1にカットする。それにより生じる捨て代F2分の切り屑が図示しない機構により巻き取られると、横方向D2に隣り合うフィルム領域間に捨て代F2分の隙間gがあく。
その後、金型9を用いてフィルム素材Fをコーナー部の形状に打ち抜くと、フィルム素材Fが個々の製品Bに切り離されるとともに、製品Bの角が切除される。このとき、パンチ90(図9(b))の星形の尖端部分90Aが捨て代F1,F2に収まる範囲内で、パンチ90の平面中心に対するフィルム素材Fの位置ずれが許容される。その代わり、縦切りによる捨て代F2と打ち抜きによる切り屑f´に相当するフィルム素材Fの無駄が生じてしまうため、フィルム素材Fの歩留まりが悪い。
上記の方法は、フィルム状物に対応するフィルム領域の集合であり、縦方向へ搬送されるフィルム素材を縦方向に沿って切断する縦切ステップをさらに含み、打抜ステップでは、フィルム領域の前側に隣接するフィルム領域を前方へと移動させることで、縦方向に隣り合うフィルム領域を離隔させ、かつ、打抜箇所の打ち抜きに際してフィルム素材を湾曲させることで、横方向に隣り合うフィルム領域を離隔させた状態としつつ、打抜箇所を打ち抜くことが好ましい。
図1(a)および図2に示すフィルム状物製造装置1は、フィルム素材Fから、コーナー部Cが成形されたフィルム状物2を製造する。
フィルム素材Fは、個々のフィルム状物2に対応する領域Rの集合である。
本実施形態のフィルム素材Fには、横方向D2に少なくとも2つの領域Rが設定されている。
フィルム状物2は、フィルム素材Fから矩形状や帯状等に切り分けられた種々の製品である。
袋の用途に応じて、適宜な材料から適宜な厚みに形成されたフィルム素材を用いて、適宜な大きさの袋が製造される。袋の用途は限定されない。例えば、食品を包装する袋や、医療に用いられる液体(輸液等)を包装する袋であってよい。
フィルム状物2として袋を得る場合のように、重ね合わせられたフィルム同士を加熱により溶着させる必要がある場合は、フィルム素材Fに対して溶着(St1)の処理が施される。
さらに、フィルム素材Fの搬送方向(縦方向)の下流側のことを「前」と定義し、フィルム素材Fの搬送方向(縦方向)の上流側のことを「後」と定義する。
縦切カッター12、ニップローラ13、横切カッター14、および打抜装置3は、ニップローラ13による搬送方向(縦方向D1)の上流側(後側)から下流側(前側)に向けて、この順に配置されている。
フィルム素材Fは、ニップローラ13により、領域Rの縦方向D1の長さに対応するピッチで間欠的に搬送される。
溶着装置11(図2)は、フィルム素材Fに設定された格子状のシール領域に熱を加え、重ね合わせられたフィルム同士を溶着させる(溶着ステップSt1)。図1(b)に、溶着装置11により溶着されたフィルムからなるシール部Sを示している。シール部Sは、縦方向D1と平行な縦シール部S1と、横方向D2と平行な横シール部S2とからなる。
本実施形態に限らず、領域Rの周縁部の一部を残してフィルム同士を溶着させることで、袋の口部を設けることもできる。
ニップローラ13(図1(a)、図2)は、フィルム素材Fを上下方向両側から挟んで前方へと送り出す一対のローラ131,132と、ローラ131,132をそれぞれ互いに反転した向きへ回転させる図示しないモータとを含んで構成されている。
本実施形態では、少なくとも、縦切り(St2)から、横切り(St3)および打ち抜き(St3)を経て得られたフィルム状物2が、図示しない搬送装置によりチャックされるまでの間、ニップローラ13および縦方向移動装置15により、フィルム素材Fがほぼ水平の状態を維持しながら搬送される。
縦切カッター12(図1(a)、図2)は、フィルム素材Fのシール部S1を縦方向D1に沿って切断する(縦切ステップSt2)。縦切カッター12により、横方向D2に隣り合う領域Rが切り分けられる。
縦切カッター12は、フィルム素材Fを厚み方向の全体に亘り分断する。そのため、縦切カッター12により切断された領域R間の横方向D2への離隔が可能となる。
「離隔」は、空間的に離れることを言う。つまり、領域R間の離隔は、隣り合う領域Rが空間的に離れることを言う。
縦切カッター12は、フィルム素材Fを切断する縦刃121,122を、横方向D2に隣り合う領域R間1つあたり1つの刃のみを備えている。
本実施形態のフィルム素材Fにおいては、領域Rが横方向D2に3つ並んでいるため、縦切カッター12は、これら3つの領域Rの間に対応する合計で2つの縦刃121,122を備えている。縦刃121,122は、フィルム状物2の横幅に相当する間隔で配置されている。製造するフィルム状物2の横幅や、横方向D2に並ぶ領域Rの数が変われば、縦刃の位置や数が変更される。
なお、フィルム素材Fには縦方向D1の捨て代も設定されていない。
ここで、縦方向D1に連続した状態のフィルム素材Fをニップローラ13へと挟んで確実に送るため、ニップローラ13が横切カッター14よりも上流に配置されている。
横切カッター14(図1(a)、図2)は、フィルム素材Fのシール部S2を横方向D2に沿って切断する(横切ステップSt3)。横切カッター14により、縦方向D1に隣り合う領域Rが切り分けられる。
横切カッター14は、縦切カッター12と同様、フィルム素材Fを厚み方向の全体に亘り分断する。そのため、横切カッター14により切断された領域R間の縦方向D1への離隔が可能となる。
図1(b)に示すように、フィルム素材Fには縦方向D1における捨て代も設定されていないため、縦方向D1の捨て代分の切り屑が生じない。
フィルム素材Fには、打抜箇所Pをコーナー部Cの形状に打ち抜くことで発生した切り屑f(図1(a))のみが発生する。打抜箇所Pは、フィルム素材Fにおいて、領域Rの縦方向D1の辺と横方向D2の辺とが交わる箇所に相当する。
横切カッター14によりフィルム素材Fが切断された時点では、横刃141よりも下流に位置する領域Rの後端と、横刃141よりも上流に位置する領域Rの前端とが離隔しておらず近接している。その状態のままフィルム素材Fがニップローラ13により打抜装置3へ送られると、打ち抜きに際しての縦方向移動装置15(縦方向離隔部)の作動により、縦方向D1に隣り合う領域Rの後端と前端との間が離隔する。
本実施形態は、ニップローラ13の送りの位置精度や、送られるフィルム素材Fの蛇行に応じて起こる打抜箇所Pの位置ずれを考慮して、フィルム素材Fの打ち抜きに際して、縦方向D1および横方向D2の双方において領域R間を離隔させることを主要な特徴としている。
縦方向移動装置15(図1(a)、図2)は、ニップローラ13により打抜装置3まで搬送される領域R(R1)の前側に隣接する領域R(R2)を前方へと縦方向D1に移動させることによって、縦方向D1に隣り合う領域R1,R2を離隔させる。
ニップローラ13により送られ、打抜装置3のダイ41およびパンチ31(図3)の位置に移動速度0又はほぼ0の状態で停止する領域R1の前端Rfから、打抜箇所Pが打ち抜かれるタイミングよりも前に、適切な距離だけ領域R2の後端Rrが前方へと離隔するように、縦方向移動装置15が駆動される。当該距離は、例えば、従来の縦方向D1の捨て代F1に相当する寸法(Δy)であってよい。
縦方向移動装置15は、連続的に駆動させることもできるし、ニップローラ13による送りと同期して間欠的に駆動させることもできる。縦方向移動装置15の駆動速度が可変に制御されていてもよい。
真空ポンプによりベルト151の内部が減圧されることで、ベルト151の表面にフィルム素材Fが吸着される。そのベルト151が縦方向D1の前方に向けて駆動されることで、フィルム素材Fをベルト151に安定して保持しながら、上流側の領域R1の前端Rfに対して、下流側の領域R2の後端Rrを確実に離隔させることができる。
次に、打抜装置3(図1~図3)について説明する。打抜装置3は、パンチ31およびダイ41の位置までニップローラ13により送られたフィルム素材Fの打抜箇所Pをコーナー部Cの形状に打ち抜く(打抜ステップSt4)。
この打抜装置3は、図3に示すように、主要な構成要素として、打抜箇所Pを打ち抜いてコーナー部Cを成形する金型であるパンチ31およびダイ41と、打抜箇所Pの周囲でフィルム素材Fを湾曲させることで、横方向D2に領域Rを離隔させる横方向離隔部としての一対の湾曲ブロック32,42とを備えている。
パンチ31およびダイ41は、コーナー部Cの形状に対応した形状に形成されている。図4に示すように、パンチ31およびダイ41のそれぞれの刃31e,41eは円弧状またはほぼ円弧状に形成されている。なお、コーナー部Cの形状が直線的である場合は、パンチ31およびダイ41も直線的な形状に形成される。
サイド用のパンチ31Sの刃31eおよびダイ41Sの刃41eは、コーナー部Cのバリ防止のため、横方向D2の外側へ逃げる形状に形成されていることが好ましい。
パンチ31と連動する可動湾曲ブロック32は、固定湾曲ブロック42に対向する可動湾曲壁32rを有している。可動湾曲壁32rは、固定湾曲ブロック42に向けて凸の形状に形成されている。
固定湾曲ブロック42は、可動湾曲ブロック32に対向する固定湾曲壁42rを有している。固定湾曲壁42rは、可動湾曲壁32rの形状に倣う凹の形状に形成されている。
湾曲ブロック32,42にも、センター用の湾曲ブロック壁32C,42Cと、サイド用の湾曲ブロック32S,42Sとが存在する。
1つのダイ41(41Cまたは41S)と、そのダイ41の周りに一体に設けられる1つの固定湾曲ブロック42(42Cまたは42S)とを含んで固定部40(図3、図4)が構成されている。
ダイ41Cと固定湾曲ブロック42Cとが一体に形成された本実施形態に限らず、ダイ41Cと固定湾曲ブロック42Cとが別体であってもよい。ダイ41Sと固定湾曲ブロック42Sについても同様である。
これが可能なのは、領域Rの横方向D2の両端を打ち抜く金型が一体ではなく別体であることによる。本実施形態では各固定部40および押さえ用ブロック47のそれぞれが別体に形成されている。可動部も同様に、複数の打抜箇所Pに跨るように一体に形成されるのではなく、打抜箇所P毎に、別体に形成されている。
なお、フィルム状物2の縦方向D1の寸法が変わる場合は、横切カッター14(図1(a))の横刃141の位置の変更もしくは打抜装置3の設置位置の変更、およびニップローラ13によりフィルム素材Fを送る1タクトの長さの変更により、打抜装置3の型替え作業なしで対応できる。
可動湾曲ブロック32は、フィルム素材Fの打抜箇所Pの周囲を固定湾曲ブロック42の固定湾曲壁42rへ押さえるように、上下方向への変位が許容されつつ、下方に向けて加圧されることが好ましい。そうすると、可動湾曲ブロック32および固定湾曲ブロック42によりフィルム素材Fの打抜箇所Pの周囲を押さえた状態としつつ、打抜箇所Pを打ち抜くことが可能となる。これは、パンチ31と可動湾曲ブロック32とが別体に構成されているから実現できる。
可動湾曲ブロック32は、可動湾曲ブロック32を下方に向けて加圧する第1押さえ部33(図3)のバネ331を受けるプレート34を介してパンチプレート310に支持されている。パンチプレート310は、ベース4に立設された一対の支柱35,35に設けられた梁36に支持されている。パンチプレート310は、支柱35,35にガイドされつつ打ち抜き時に上下方向に昇降される。
第1押さえ部33および第2押さえ部37によりフィルム素材Fが押さえられることで、フィルム素材Fが不用意に動くことなく、パンチ31およびダイ41によりフィルム素材Fを安定して打ち抜くことができる。
さて、ニップローラ13によりパンチ31およびダイ41の位置まで、図3に実線で示すようにほぼ水平な状態で送られたフィルム素材Fに向けて、パンチプレート310が下方へと降りると、まず第2押さえ部37の下端部372がフィルム素材Fを介して押さえ用ブロック47に突き当てられるので、第2押さえ部37はフィルム素材Fを押さえ用ブロック47に押さえる。
次いで、可動湾曲ブロック32の湾曲壁32rが固定湾曲ブロック42の湾曲壁42rにフィルム素材Fを介して突き当てられて第1押さえ部33のバネ331が圧縮されるので、フィルム素材Fが可動湾曲ブロック32と固定湾曲ブロック42との間に挟み込まれるとともに、バネ331の弾性力により加圧される。
本実施形態では、打ち抜きにあたり、図5(b)に示すように領域Rを横方向D2において湾曲させることで横方向D2へ離隔させることに加えて、上述の通り縦方向移動装置15により、図6(a)に示すように領域Rを縦方向D1の前方へ移動させることで縦方向D1にも離隔させる。ここで、打ち抜き前に、縦切カッター12と横切カッター14により領域Rの四辺全体が打抜箇所Pを含めて切り離されているため、領域R間がスムーズに離隔する。
いま、図6(b)に示すように、4つの領域Rの角部に相当する打抜箇所Pにおいて、横方向D2の間隙Δxと、縦方向D1の間隙Δyとが存在する。このように領域R間が縦方向D1および横方向D2の双方に離隔した状態で、打抜箇所Pが、図6(b)に破線で設計上の刃の位置を示すパンチ31Cにより打ち抜かれると、斜線パターンを付したフィルム素材Fの領域が打ち抜かれる。この領域が、打ち抜きに伴うフィルム素材Fの切り屑f(図1(a))に相当する。パンチ31により上方から打ち抜かれたフィルム素材Fの切り屑fは、フィルムよりも下方へと落ちる。
これと同様の効果は、フィルム素材Fに捨て代F1,F2(図9(b))を設定することによっても実現できる。しかし、そうすると捨て代F1,F2の分、フィルム素材Fの歩留まりが悪い。
図7は、フィルム素材Fの横方向D2の両端部に、製品としては使用されない余白F3を与えた例を示している。余白F3は、例えば、縦切カッター12よりも上流側においてフィルム素材Fの両端部を把持するためにフィルム素材Fに設けられている。縦切カッター12には、余白F3を切除するための縦刃123,124が追加されている。
縦切りの処理を行わないため、横方向D2の領域R間が存在しない場合であっても、横切りにより切り離された領域R間に縦方向移動装置15により縦方向D1の間隙Δyを作って、この間隙Δyにより、縦方向D1へのフィルム素材Fの位置ずれ吸収の効果を得ることができるので、歩留まり向上に寄与することができる。
図8(a)では、横方向D2に隣り合う打抜箇所P,Pの間で、部材39によりフィルム素材Fを下方に向けて押すことで湾曲させている。
図8(b)では、横方向D2に隣り合う打抜箇所P,Pの間で、部材39によりフィルム素材Fを上方に向けて押すことで湾曲させている。
図8(a)および(b)のいずれにおいても、上下方向に昇降可能な部材39が、横方向離隔部に相当する。
図8(a)および(b)のようにしてフィルム素材Fを湾曲させた場合も、上記実施形態と同様に、横方向D2へ領域Rを離隔させることができる。
なお、図示を省略するが、横方向D2に隣り合う打抜箇所P,Pの間に、図8(a)に示す部材39と、図8(b)に示す部材39とを配置して打抜箇所P,P間を波状に湾曲させてもよい。
2 フィルム状物
3 打抜装置(打抜部)
4 ベース
9 金型
9R 送りローラ
11 溶着装置
12 縦切カッター(縦切部)
13 ニップローラ(搬送部)
14 横切カッター(横切部)
15 縦方向移動装置(縦方向離隔部)
31,31C,31S パンチ
31e 刃
32,32C,32S,38 可動湾曲ブロック(横方向離隔部、成形用冶具)
32r 可動湾曲壁
33 第1押さえ部
34 プレート
35 支柱
36 梁
37 第2押さえ部(押さえ部)
39 部材(横方向離隔部)
40 固定部
41,41C,41S ダイ
41e 刃
42,42C,42S,48 固定湾曲ブロック(横方向離隔部、成形用冶具)
42r 固定湾曲壁
47 押さえ用ブロック
90 パンチ
90A 尖端部分
91 縦切カッター
99 バリ
111 縦方向溶着部
112 横方向溶着部
121,122,123,124 縦刃
131,132 ローラ
141 横刃
151 ベルト
152 プーリ
310 パンチプレート
331 バネ
371 ロッド
372 下端部
410 下側プレート
B 製品
C コーナー部
D1 縦方向
D2 横方向
E 端縁
F フィルム素材
f 切り屑
F1,F2 捨て代
F3 余白
G 隙間
P 打抜箇所
P0 平面中心
R,R1,R2 領域(フィルム領域)
Rf 前端
Rr 後端
S シール部
S1 縦シール部
S2 横シール部
St1 溶着ステップ
St2 縦切ステップ
St3 横切ステップ
St4 打抜ステップ
Xa 距離
Xb 距離
Δx,Δy 間隙
Claims (7)
- フィルム素材から、コーナー部が成形されたフィルム状物を製造する装置であって、
前記フィルム状物に対応するフィルム領域の集合である前記フィルム素材を縦方向へ搬送する搬送部と、
前記フィルム素材を前記縦方向に沿って切断する縦切部と、
前記縦切部により前記縦方向に沿って切断された前記フィルム素材を前記縦方向と交差した横方向に沿って切断する横切部と、
前記フィルム領域の前記縦方向の辺と前記横方向の辺とが交わる打抜箇所を前記コーナー部の形状に打ち抜くパンチおよびダイを有する打抜部と、
前記搬送部により前記打抜部まで搬送される前記フィルム領域の前側に隣接する前記フィルム領域を前方へと移動させることで、前記縦方向に隣り合う前記フィルム領域を離隔させる縦方向離隔部と、
前記フィルム素材を湾曲させることで、前記横方向に隣り合う前記フィルム領域を離隔させる横方向離隔部と、を備え、
前記打抜部による前記打抜箇所の打ち抜きに際して、前記縦方向に隣り合う前記フィルム領域および前記横方向に隣り合う前記フィルム領域の双方が離隔され、
前記横方向離隔部は、
前記ダイ(41)が形成され、固定湾曲壁(42r)を備える固定湾曲ブロック(42C)と、
前記固定湾曲ブロック(42C)に対して昇降可能とされ、前記固定湾曲壁(42r)とで前記フィルム素材を表裏両面側から挟む可動湾曲壁(32r)を備える可動湾曲ブロック(32R)と、を備え、
前記可動湾曲ブロック(32R)は、別体として構成される前記パンチを周囲から取り囲み、
前記可動湾曲壁(32r)および前記固定湾曲壁(42r)により前記フィルム素材の前記打抜箇所の周囲を押さえた状態としつつ、前記パンチが前記打抜箇所を打ち抜く、ことを特徴とするフィルム状物製造装置。
- 前記横切部は、
前記フィルム素材を切断する横刃を1つのみ備え、
前記縦切部は、
前記横方向における前記フィルム領域間1つあたり、前記フィルム素材を切断する縦刃を1つのみ備える、
請求項1に記載のフィルム状物製造装置。
- 前記可動湾曲壁は、前記固定湾曲壁に向けて凸の形状に形成され、
前記固定湾曲壁は、前記可動湾曲壁の形状に倣う凹の形状に形成されている、
請求項1に記載のフィルム状物製造装置。
- 前記縦方向の後側から前側に向けて、
前記縦切部、前記搬送部、前記横切部、および前記打抜部の順に配置される、
請求項1から3のいずれか一項に記載のフィルム状物製造装置。
- 前記縦方向離隔部は、
内部の吸引により前記フィルム素材を表面に吸着するベルトを含んで構成されている、
請求項1から4のいずれか一項に記載のフィルム状物製造装置。
- 前記横方向に隣り合う前記打抜箇所の間で、前記打抜箇所の打ち抜きに際して前記フィルム素材を両面側から押さえる押さえ部をさらに備える、
請求項1から5のいずれか一項に記載のフィルム状物製造装置。
- 連続して重ね合わせられたフィルムからなる前記フィルム素材を用いて袋を製造する製袋機であり、
前記フィルム素材の所定のシール領域に熱を加え、重ね合わせられた前記フィルム同士を溶着させる溶着装置を備え、
前記フィルム素材を前記縦方向に沿って切断する前記縦切部および前記横切部は、前記溶着装置により溶着された前記フィルムからなるシール部を切断し、
前記打抜部は、前記シール部を打ち抜く、
請求項1から6のいずれか一項に記載のフィルム状物製造装置。
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