JP7657922B2 - 部品突上げ装置及び部品実装装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ウェハシートに貼着されているウェハからダイ(ベアチップ)をピックアップする際に、ウェハシートの下方からダイを突上げて剥離させる部品突上げ装置、及びこの部品突上げ装置を備えた部品実装装置に関する。
ダイシングされたウェハからダイ(ベアチップ)をピックアップして基板に実装する部品実装装置が知られている。この部品実装装置では、ウェハ供給機によって機内の所定位置(部品配置エリア)に搬入されたウェハを、ウェハカメラが撮像してウェハ認識を行い、次いでダイの保持機能を備えたヘッドでダイをピッキングするという動作が繰り返される。
部品実装装置には、ウェハシートに貼着されたウェハの下方からダイを突上げることにより、ダイのピッキングに先立ち、ウェハシートからダイを剥離させる、部品突上げ装置が備えられる。部品突上げ装置は、円柱状の吸着ハウジングと、その中心部に出没可能に設けられた突上げピンとを備え、吸着ハウジングでウェハシートを下面から吸着した状態で、突上げピンによってダイを下方から突上げる。
ダイのサイズは多種多様であり、部品突上げ装置には、ダイのサイズに適した吸着ハウジング及び突上げピンを用いることが求められる。例えば特許文献1には、吸着ハウジング及び突上げピンを各々備えた吸着ポットと称するユニットを備え、当該吸着ポットが交換可能とされた部品突上げ装置が開示されている。吸着ポットにはクランプ機構が組込まれており、所定の取付部に対してレバー操作で着脱、交換が可能となっている。
しかし、特許文献1の部品突上げ装置では、クランプ機構が組込まれる分、吸着ハウジングや突上げピンの周辺構造が複雑になる。また、吸着ハウジング及び突上げピンを備えた移動可能なヘッドを備え、当該ヘッドがウェハに対して移動しながらダイを突上げるタイプの部品突上げ装置の場合、クランプ機構が組込まれることによるヘッドの高重量化がタクトタイムのロス要因となることが考えられる。
特開2012-169321号公報
本発明は、既述の課題に鑑みてなされてものであり、その目的は、部品突上げ装置において、吸着ハウジングや突き上げピン等の突き上げツールを、より簡素な構成で変更可能とすることにある。
本発明の一局面に係る部品突上げ装置は、ウェハシートに貼着されたウェハの下方からダイを突上げることにより、当該ダイを前記ウェハシートから剥離させる部品突上げ装置であって、前記ウェハシートの下面を負圧吸着する吸着面、及びこの吸着面からウェハシート側に出没可能に設けられて、前記吸着面から突出することにより前記ダイを突上げる突上げピンを含む突上げツールと、前記ウェハに沿って相対的に移動可能に設けられて、前記突上げツールを着脱可能に支持する支持部材と、を備え、前記突上げツール及び前記支持部材の何れか一方側に磁石が備えられるとともに、他方側のうち少なくとも前記磁石の対向面が磁性材料により形成されている。
また、本発明の一局面に係る部品実装装置は、ダイシングされてウェハシートに貼着された状態のウェハが配置される部品供給部と、前記部品供給部に配置されたウェハからダイをピッキングして基板に移載する部品移載ヘッドと、前記部品移載ヘッドによるダイのピッキングの際に、前記ウェハシートの下方から前記ダイを突き上げる、上記の部品突上げ装置と、を備える。
図1は、本発明の実施形態に係る部品実装装置(本発明の部品突上げ装置が備えられた部品実装装置)の全体構成を示す、上面視の平面図である。 図2は、ヘッドユニット及び突き上げユニットを示す概略斜視図である。 図3は、突き上げユニットの斜視図である。 図4は、突き上げユニットの要部拡大斜視図である。 図5は、突上げヘッドの斜視図である。 図6は、突上げヘッドの断面図である。 図7(A)~(C)は、突上げヘッドによるダイの突き上げ動作の説明図である。 図8は、吸着ハウジングの固定マグネットと吸着ハウジングの固定マグネットとの磁極の関係を示す表図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施形態について詳述する。
[部品実装装置の説明]
図1は、本発明の実施形態に係る部品実装装置1の全体構成を示す、上面視の平面図である。部品実装装置1は、ウェハ7からダイシングされたダイ7a(部品)を基板Pに実装する装置である。部品実装装置1は、基台2、コンベア3、ヘッドユニット4、部品供給部5(部品配置エリア)、ウェハ供給装置6、カメラユニット32U及び突き上げユニット40を含む。図2は、ヘッドユニット4と、図1では表出しない突き上げユニット40とを示す概略斜視図である。
基台2は、部品実装装置1が備える各種の機器の搭載ベースである。コンベア3は、基台2上にX方向に延びるように設置された、基板Pの搬送ラインである。コンベア3は、機外から所定の実装作業位置に基板Pを搬入し、実装作業後に基板Pを前記作業位置から機外へ搬出する。なお、図1中に基板Pが示されている位置が、前記実装作業位置である。部品供給部5は、複数個のダイ7aを、ウェハ7からダイシングされた配置状態で供給する。
ヘッドユニット4は、部品供給部5においてダイ7aをピッキングし、上記実装作業位置へ移動すると共に、基板Pにダイ7aを実装する。ヘッドユニット4は、前記ピッキングの際にダイ7aを吸着して保持する複数のヘッド4H(本発明の「部品移載ヘッド」)を備える。ヘッド4Hは、ヘッドユニット4に対するZ方向への進退(昇降)移動と、軸回りの回転移動とが可能である。ヘッドユニット4には、基板Pを撮像する基板認識カメラ31が搭載されている。基板認識カメラ31の撮影画像より、基板Pに付されたフェデューシャルマークが認識され、部品実装時に前記位置ずれの補正が為される。
部品実装装置1は、ヘッドユニット4を、部品供給部5と前記実装作業位置で保持された基板Pとの間で、水平方向(X及びY方向)に移動可能とする駆動機構D1を備える。駆動機構D1は、+X側及び-X側で一対のY軸固定レール13、第1Y軸サーボモータ14及びボールねじ軸15と、一対の前記Y軸固定レール13間に架設された支持フレーム16とを備えている。ボールねじ軸15は、前記支持フレーム16に備えられたナット17に螺合している。また、駆動機構D1は、支持フレーム16に搭載された図略のガイド部材、第1X軸サーボモータ18及びボールねじ軸19を備える。前記ガイド部材は、ヘッドユニット4をX方向に移動可能に支持しており、ボールねじ軸19は、前記ヘッドユニット4に備えられた図外のナットに螺合している。
以上の駆動機構D1の作動により、ヘッドユニット4が水平方向(X及びY方向)に移動する。つまり、第1Y軸サーボモータ14によりボールねじ軸15が回転駆動されることにより、ヘッドユニット4が支持フレーム16と一体にY方向に移動する。また、第1X軸サーボモータ18によりボールねじ軸19が回転駆動されることにより、ヘッドユニット4が支持フレーム16に対してX方向に移動する。
部品供給部5は、複数個のダイ7aをウェハ7の形態で、所定の部品取出作業位置(ウェハステージ10)へ供給するウェハ供給装置6を備える。ウェハ供給装置6は、ウェハシート8aを保持するウェハ保持枠8を含む。ウェハシート8a上には、ウェハ7を碁盤目状にダイシングされて形成された多数のダイ7a,7a…の集合体が貼着されている。ウェハ供給装置6は、ウェハ保持枠8を入れ替える態様で、ダイ7aを前記部品取出作業位置へ供給する。
ウェハ供給装置6は、ウェハ収納エレベータ9、ウェハステージ10及びウェハコンベア11を含む。ウェハ収納エレベータ9は、ウェハ7が貼着されたウェハシート8aをウェハ保持枠8に保持した状態で、上下多段に収納している。ウェハステージ10は、ウェハ収納エレベータ9の-Y側の位置において、基台2上に設置されている。基板Pの停止位置となる前記実装作業位置に対して、ウェハステージ10は+Y側に並ぶ位置に配置されている。ウェハコンベア11は、ウェハ収納エレベータ9からウェハステージ10上にウェハ保持枠8を引き出す。
カメラユニット32Uは、X方向及びY方向に移動可能なユニットであって、ウェハカメラ32を備えている。ウェハカメラ32は、ウェハステージ10上に位置決めされたウェハ7の一部分、つまりカメラ視野内のダイ7aを撮像する。この撮像画像に基づいて、ピックアップ対象のダイ7aの位置認識が為される。部品実装装置1は、カメラユニット32Uを、部品供給部5と所定の待機位置との間で、水平方向(X及びY方向)に移動可能とする駆動機構D2を備える。
駆動機構D2は、+X側及び-X側で一対のY軸固定レール33と、+X側に配置された第2Y軸サーボモータ34及びボールねじ軸35と、前記一対のY軸固定レール33間に架設された支持フレーム36とを備える。ボールねじ軸35は、支持フレーム36に備えられたナット37に螺合している。また、駆動機構D2は、支持フレーム36に搭載された図略のガイド部材、第2X軸サーボモータ38及びボールねじ軸39を備える。前記ガイド部材は、カメラユニット32UをX方向に移動可能に支持しており、ボールねじ軸39は、前記カメラユニット32Uに備えられた図外のナットに螺合している。
以上の駆動機構D2の作動により、カメラユニット32Uが水平方向(X及びY方向)に移動する。つまり、第2Y軸サーボモータ34によりボールねじ軸35が回転駆動されることにより、カメラユニット32Uが支持フレーム36と一体にY方向に移動する。また、第2X軸サーボモータ38によりボールねじ軸39が回転駆動されることにより、カメラユニット32Uが支持フレーム36に対してX方向に移動する。
突き上げユニット40は、部品供給部5の下方に配置され、ヘッド4Hが吸着すべきダイ7aを、ウェハシート8aの下面側から突き上げる。突き上げユニット40は、ウェハステージ10に対応する程度の範囲にわたってXY方向に移動可能に、基台2上に配置されている。部品実装装置1は、突き上げユニット40を移動可能とする駆動機構D3を備える。
駆動機構D3は、Y方向に延びる一対のガイドレール41に沿って移動可能な支持フレーム42と、Y方向に延びるボールねじ軸43と、第3Y軸サーボモータ44とを備える。ボールねじ軸43は、支持フレーム42に備えられた図外のナットに螺合している。X方向移動機構は、支持フレーム42に搭載された図略のガイド部材、第3X軸サーボモータ46及びボールねじ軸45を備える。前記ガイド部材は、突き上げユニット40をX方向に移動可能に支持しており、ボールねじ軸45は、前記突き上げユニット40に備えられた図外のナットに螺合している。
以上の駆動機構D3の作動により、突き上げユニット40が水平方向(X及びY方向)に移動する。つまり、第3Y軸サーボモータ44によりボールねじ軸43が回転駆動されることにより、突き上げユニット40が支持フレーム42と一体にY方向に移動する。また、第3X軸サーボモータ46によりボールねじ軸45が回転駆動されることにより、突き上げユニット40が支持フレーム42に対してX方向に移動する。
突き上げユニット40は、後に詳述する通り、ダイ7aを突き上げる突き上げピン71を各々備えた2つの突上げヘッド50A、50Bを有する(図2では突き上げピン71のみ図示)。突き上げユニット40は、ヘッド4Hによるダイ7aの吸着時に、突き上げピン71を上昇させ、ウェハシート8aを通してダイ7aを突き上げる。なお、当例では、既述の突き上げユニット40及び駆動機構D3が本発明の「部品突上げ装置」に相当する。
基台2には、部品認識カメラ30が据え付けられている。部品認識カメラ30は、ヘッドユニット4のヘッド4Hに吸着されているダイ7aを、基板Pへの実装の前に下側から撮像する。この撮像画像に基づいて、ヘッド4Hによるダイ7aの吸着異常や吸着ミス等が判定される。
以上の部品実装装置1の基本動作は、次の通りである。まず、ウェハ収納エレベータ9からウェハ保持枠8がウェハコンベア11によって引き出される。これにより、多数のダイ7a,7a…の集合体(ウェハ7)が貼着されたウェハシート8aがウェハ保持枠8と共にウェハステージ10に配置される。
次に、カメラユニット32Uがウェハステージ10の上空に移動してウェハ7を撮像する。カメラユニット32Uの撮像は、後のピッキング動作でヘッド4Hが吸着するダイ7a群の認識のためである。
ダイ7a群の撮像が完了すると、カメラユニット32Uが、ウェハステージ10の上空から退避移動する一方、ヘッドユニット4がウェハステージ10の上空へ、突き上げユニット40がウェハ7の下方に各々配置される。そして、カメラユニット32Uによる撮像で認識されたダイ7a群を、ヘッド4Hがウェハ7からピッキングする。この際、突き上げユニット40の突き上げピン71が上昇し、ウェハシート8aを通してダイ7aを突き上げる。
ダイ7aのピッキング後、ヘッドユニット4がウェハステージ10の上空から、部品認識カメラ30を経由して実装作業位置の基板Pの上空へ移動する。これにより、ヘッド4Hで吸着したダイ7aが基板Pに実装される。
なお、ダイ7aのピッキング後、ヘッドユニット4がウェハステージ10の上空から移動すると、これに同期して、カメラユニット32Uがウェハステージ10の上空へ進入移動する。以降、ウェハステージ10の上空に、ヘッドユニット4とカメラユニット32Uとが順次入れ替わるように移動し、ダイ7aのピッキング及び基板Pへの実装動作が繰り替えされる。
[突き上げユニット40の詳細構造]
図3は、突き上げユニット40の斜視図であり、図4は、突き上げユニット40の要部拡大斜視図である。また、図5は、突き上げユニット40に備えられる突上げヘッド50A、50Bの斜視図であり、図6は、突上げヘッド50A、50Bの断面図である。
突き上げユニット40は、前記駆動機構D3に連結されたベースフレーム47を有する。ベースフレーム47には、一対の突上げヘッド50A、50Bと、突上げヘッド50A、50Bを切り替える切替機構D4と、突上げヘッド50A、50BをZ方向に進退(昇降)移動させる第1昇降機構D5と、突上げヘッド50A、50Bに備えられる後記突き上げピン71をZ方向に進退(昇降)移動させる第2昇降機構D6とを含む。
突上げヘッド50A、50Bは、ヘッド4Hによるダイ7aの吸着時に、ウェハシート8aを通してダイ7aを突き上げるものである。突上げヘッド50A、50Bは、後記突上げツール60の種類が異なる以外は、基本的に同一の構造である。
図5及び図6に示すように、突上げヘッド50A(50B)は、ベース部材52と、このベース部材52に組付けられる突上げツール60とを備える。突上げツール60は、ウェハシート8aを下方から吸着するための吸着ハウジング62と、ピンホルダ63とを含む。ピンホルダ63は、有天円筒形状のホルダ本体70と、その上端部に保持された突き上げピン71とで構成される。この突き上げピン71がダイ7aを突き上げる。
ピンホルダ63に備えられる突き上げピン71の数及び配置、突き上げピン71のサイズ(径、長さ)及び先端形状は、ダイ7aのサイズやそこに形成される回路等に応じて最適な態様が相違する。そのため、複数種類のピンホルダ63の中から、ダイ7aに対応する最適な突き上げピン71を備えたピンホルダ63が選択されて突上げヘッド50A(50B)に組み込まれる。
突上げヘッド50A(50B)は、ベース部材52に昇降可能に支持された突上げ主軸74を備えている。前記ピンホルダ63は、この突上げ主軸74の上端部に着脱可能に固定される。突上げ主軸74はスプライン軸であり、ベース部材52に形成された貫通穴55内に固定されるスプライン軸受75に昇降自在(Z方向に移動自在)に支持されている。突上げ主軸74の上端部近傍には、当該突上げ主軸74を僅かに上方に突出させた状態(突出部74aという)で円筒状のピンベース72が固定されている。
ピンベース72は、ベース本体部72aと、その上端に積層配置される固定マグネット72bとを備える。固定マグネット72bは、Z方向に扁平なリング形状であり、その中心を前記突出部74aが貫通する状態でベース本体部72a上に配置され、前記突出部74a(突上げ主軸74)に対して抜け止めされている。
前記ピンホルダ63は、前記突出部74aがホルダ本体70の内側に挿入され、かつ当該突出部74aに対して周方向に位置決めされた状態で、ピンベース72上に配置される。ホルダ本体70の全体、又はホルダ本体70のうち少なくともピンベース72(固定マグネット72b)との対向面は鉄等の磁性材料で形成されている。つまり、ピンホルダ63は、固定マグネット72bの磁力によってピンベース72に固定されている。ピンホルダ63(ホルダ本体70)とピンベース72とは同等の外径を有しており、ピンホルダ63がピンベース72に固定された状態で、これらは一体の円柱形状を成す。
前記突上げ主軸74の下端部は、ベース部材52から下方に突出しており、当該下端部には、円柱状のフォロア部材76が設けられている。突上げ主軸74のうちフォロア部材76とベース部材52の下面との間には、コイルばね78が装着されている。このコイルばね78の弾発力により、突上げ主軸74が下向き(-Z方向)に付勢され、その結果、ピンベース72がスプライン軸受75に当接する下降端位置(図6の位置)に保持されている。
前記吸着ハウジング62は、ウェハシート8aを吸着する吸着面66を上端部に備えた有天の円筒部65と、その下端部に連設されたフランジ部67とを備えている。吸着ハウジング62は、フランジ部67を介してベース部材52の上面54に取付けられている。ベース部材52の上面54のうち、前記貫通穴55の周囲には円環状のボス部53が突設される一方、フランジ部67の下面には当該ボス部53に対応する凹部67bが形成されている。吸着ハウジング62は、この凹部67bに前記ボス部53を嵌合(嵌入)させた状態でベース部材52の上面54に配置されている。フランジ部67の周縁部には、切欠き部67aが形成されており、前記上面54に立設された位置決めピン69がこの切欠き部67aに介挿されている。これにより吸着ハウジング62がベース部材52に対して周方向に位置決めされている。
なお、ベース部材52の上面54のうち、ボス部53の周囲には、周方向に等間隔で複数の固定マグネット68が配置されている。これら固定マグネット68は、それらの上面とベース部材52の上面54とが面一となるようにベース部材52に埋設されている。一方、吸着ハウジング62の全体、又は吸着ハウジング62のうち少なくともベース部材52(固定マグネット68)との対向面は鉄等の磁性材料で形成されている。つまり、吸着ハウジング62は、固定マグネット68の磁力によってベース部材52に固定されている。
吸着ハウジング62の円筒部65の内部天井面とピンホルダ63のホルダ本体70との間には、ピンホルダ63の昇降を許容する隙間が形成されている。突上げ主軸74が前記下降端位置から上昇し、円筒部65の前記天井面に当接する位置又はその近傍の位置までピンホルダ63が上昇すると、突き上げピン71が、吸着面66(天井面)に形成されたピン穴66aから突出する。この突出により、突き上げピン71によるダイ7aの突き上げが可能となる。一方、突上げ主軸74と共にピンホルダ63が下降端位置に配置された状態では、突き上げピン71は、ピンホルダ63内に退避する。なお、突き上げピン71の吸着面66からの突出量は、ダイ7aの種類等に応じて変更(設定)される。
なお、当例では、ベース部材52及びピンベース72が本発明の「支持部材」に相当する。詳しくは、ベース部材52が「ベース部」に、ピンベース72が「可動部」に各々相当する。
突上げヘッド50A(50B)は、ウェハシート8aを吸着するための負圧供給機構を備える。この負圧供給機構は、ベース部材52の下部に備えられる負圧ポート部57と、ベース部材52の内部に形成された負圧通路56とを含む。負圧ポート部57は、図外のパイプを通じて負圧発生器58(図3参照)に接続されている。負圧通路56は、負圧ポート部57に供給される負圧を前記貫通穴55内に導入する。これにより、貫通穴55を通じて吸着ハウジング62(円筒部65)の内部に負圧が供給される。
前記吸着面66には、同心円状に形成された複数の環状溝と、各環状溝と吸着ハウジング62内部とを各々連通する図外の開口が形成されている。吸着ハウジング62とピンホルダ63との間に形成された負圧の通路が各開口に通じており、各開口を通じて各環状溝に負圧が供給される(各環状溝を介してウェハシート8aを吸引する)ことにより、ウェハシート8aが吸着面66に吸着される。
図3及び図4に示すように、突き上げユニット40は、ベースフレーム47に対してX方向に移動可能な可動フレーム48を備えている。突上げヘッド50A、50Bは、X方向に横並びの状態で当該可動フレーム48に搭載されている。可動フレーム48は、ベースフレーム47に固定された第1エアシリンダ49の作動軸49aに連結されており、この第1エアシリンダ49の作動により可動フレーム48がX方向に進退移動する。可動フレーム48が前進位置に配置されると、一方の突上げヘッド50Aが所定の作業位置Wpに配置され(図3に示す状態)、後退位置に配置されると、他方の突上げヘッド50Bが前記作業位置Wpに配置される。これにより、ダイ7aの突き上げに使用される突上げヘッド50A、50Bの切替えが行われる。これら可動フレーム48及び第1エアシリンダ49により前記切替機構D4が構成されている。
突上げヘッド50A、50Bは、可動フレーム48に設けられた、Z方向に延びる一対のガイドレール51に昇降自在に支持されている。突上げヘッド50A、50Bを昇降させる第1昇降機構D5は、前記一対のガイドレール51と、第1押し上げ部材81と、第2エアシリンダ80と、図外のカム機構とを含む。第1押し上げ部材81は、作業位置Wpに配置された突上げヘッド50A(50B)の下方位置に昇降可能に設けられている。第1押し上げ部材81は、第2エアシリンダ80によるカム機構の作動により昇降し、作業位置Wpに配置されている突上げヘッド50A(50B)を上昇位置と下降位置との間で昇降させる。上昇位置は、吸着ハウジング62の吸着面66が、ウェハステージ10に配置されたウェハ保持枠8のウェハシート8aの下面に当接又は近接する高さ位置である。
突き上げピン71を昇降させる第2昇降機構D6は、第2押し上げ部材82と、Z軸サーボモータ84と、伝動機構83とを含む。第2昇降機構D6の各要素は、第1押し上げ部材81に固定された図外のブラケットに組付けられている。従って、第2昇降機構D6は、第1押し上げ部材81と共に昇降する。
第2押し上げ部材82は、作業位置Wpに配置された突上げヘッド50A(50B)の下方であって前記第1押し上げ部材81の-Y側に配置されている。第2押し上げ部材82は、平坦な上面部を有するブロック状の部材である。第2押し上げ部材82は、前記ブラケットに固定された図外のガイド部材に昇降可能に支持されおり、ねじ送り機構等からなる伝動機構83を介してZ軸サーボモータ84により駆動され、前記ガイド部材に沿って昇降する。
第2押し上げ部材82が下降端位置に配置されている状態では、図6に示すように、その上面が、作業位置Wpに配置された突上げヘッド50A(50B)の突上げ主軸74のフォロア部材76の下面に僅かの隙間を介して対向している。第2押し上げ部材82が上昇すると、これに伴い突上げ主軸74がコイルばね78の付勢力に抗して押し上げられ、この突上げ主軸74の上昇と共にピンホルダ63(突き上げピン71)が上昇し、吸着ハウジング62の前記ピン穴66aから突き上げピン71が突出する。その後、第2押し上げ部材82が下降すると、これに伴い突上げ主軸74がコイルばね78の付勢力を受けながら下降し、元の下降端位置にリセットされる。これにより、突き上げピン71が吸着ハウジング62内に退避する。
なお、図3中の符号58は、前記ベースフレーム47に固定された負圧発生器である。負圧発生器58は、図外の配管を介して突上げヘッド50A、50Bの負圧ポート部57と接続されている。負圧発生器58は、突上げヘッド50A、50Bに対して、ウェハシート吸着用の負圧の供給とその停止(大気開放)とを切替る。
[突き上げユニット40の動作と作用効果]
図7(A)~(C)は、突上げヘッド50A、50Bによるダイ7aの突き上げ動作の説明図である。なお、図7では、ダイ7a(ウェハ7)の図示を省略している。突き上げユニット40は、既述の通り、ヘッド4Hがウェハ7からダイ7aをピッキングする際に、ウェハ7の下方に配置されてウェハシート8aを通してダイ7aを突き上げる。突き上げユニット40による具体的な動作は以下の通りである。
まず、二つの突上げヘッド50A、50Bのうち、ダイ7aの突上げに使用される突上げヘッドが、切替機構D4の作動により作業位置Wpに配置される。また、前記駆動機構D3の作動により突き上げユニット40が移動し、作業位置Wpに配置された突上げヘッド50A(50B)が、突き上げるべきダイ7aの下方に配置される(図7(A))。
次に、第1昇降機構D5の作動より、作業位置Wpに配置されている突上げヘッド50A(50B)が上昇する(図7(B))。これにより、吸着ハウジング62の吸着面66がウェハシート8aの下面に当接又は近接し、当該吸着面66によりウェハシート8aが負圧吸着される。この負圧吸着は、突上げヘッド50A(50B)が上昇端位置に到達するタイミングと略同時(吸着面66がウェハシート8aの下面に当接又は近接するのと同時)に行われる。
続いて、第2昇降機構D6の作動により、突上げ主軸74と共にピンホルダ63が昇降する。これにより突き上げピン71が吸着ハウジング62(吸着面66)から突出し、ウェハシート8aを貫通してダイ7aを突上げる(図7(C))。この場合、突き上げピン71(ピンホルダ63)の昇降は、吸着ハウジング62によるウェハシート8aの吸着と同時又はそれよりも若干遅れたタイミングで行われる。また、昇降の態様は、突き上げピン71の上昇と下降とが連続的に行われる態様、又は突き上げピン71が上昇後その位置に一時的に留まった後に下降する態様の何れかが行われる。
ダイ7aのピッキングが終了すると、突き上げピン71(ピンホルダ63)が下降端位置にリセットされるとともに、負圧発生器58からの負圧供給が停止される。この状態で、前記駆動機構D3の作動により突き上げユニット40が移動し、次に突き上げるべきダイ7aの下方位置に突上げヘッド50A(50B)が配置される。つまり。突き上げユニット40は、吸着ハウジング62の吸着面66を、ウェハシート8aの下面に沿って摺動、又ウェハシート8aの下面に沿って近接させた状態で移動する。
その後、ウェハシート8aが負圧吸着され、第2昇降機構D6の作動により突き上げピン71(ピンホルダ63)が昇降して次のダイ7aを突上げた後(図7(C))、ウェハシート8aの負圧吸着が停止される。以降、同様にして、既述のダイ7aの突上げ動作が繰り替えされる。
なお、上記突き上げユニット40では、突き上げるべきダイ7aに適した突上げツール60が突上げヘッド50A、50Bに組込まれているが、ウェハ7の変更等、必要に応じて各突上げヘッド50A(50B)の突上げツール60を交換することが求められる。この場合、突上げツール60は、吸着ハウジング62とピンホルダ63とを含むため、これらを交換する必要がある。
前記突き上げユニット40では、既述の通り、吸着ハウジング62は、固定マグネット68によってベース部材52に固定されている。また、ピンホルダ63も、固定マグネット72bによってピンベース72に固定されている。そのため、オペレータは、吸着ハウジング62及びピンホルダ63をこの順番でベース部材52等から持ち上げて取外し、新たな吸着ハウジング62及びピンホルダ63を逆の順番で元の位置にセットするだけで、特に工具を用いることなく、簡単に突上げツール60を交換することができる。
この場合、固定マグネット68、72bの吸着力は、何れも5~30Nの範囲内で設定されている。この吸着力の範囲は、吸着ハウジング62及びピンホルダ63の吸着安定性と、オペレータによる手作業での着脱作業性とが両立し得るように試験的に定められた範囲である。そのため、オペレータは、吸着ハウジング62やピンホルダ63を各々ワンタッチで難なく交換することができる。
従って、前記突き上げユニット40の構成によると、突上げツール交換用のクランプ機構を備える従来構造(特許文献1)に比べて、簡素な構成で突上げツール60(吸着ハウジング62及びピンホルダ63)の変更が可能となる。しかも、基本的にはベース部材52に固定マグネット68、72bが組み込まれるだけの構成であるため、突上げヘッド50A(50B)の著しい重量増大を伴うことがない。従って、突上げヘッド50A(50B)の重量の増加により、突き上げユニット40の移動時にタイムロスが生じ易くなるといった弊害を伴うこともない。
さらに、突上げツール60(吸着ハウジング62及びピンホルダ63)を固定するための固定マグネット68、72bは、ベース部材52及びピンベース72側にのみ配置されている。そのため、複数種類の突上げツール60に対して固定マグネット68、72bを共通化することができ、合理的である。
なお、上記説明では言及していないが、前記突き上げユニット40では、吸着ハウジング62を固定する固定マグネット68の磁極の向きと、ピンホルダ63を固定する固定マグネット72bの磁極の向きとが同一に設定されている。つまり、固定マグネット68と固定マグネット72bとの間に反発力が働かないようにされている。具体的には、図8に示すように、固定マグネット72b(ピンホルダマグネット)の上面側がN極の場合には、固定マグネット68(吸着ハウジングマグネット)の上面側もN極に設定される(組合せ1)。また、固定マグネット72bの上面側がS極の場合には、固定マグネット68の上面側もS極に設定される(組合せ2)。
この構成により、前記反発力に起因して、次のような不都合が生じることが回避される。既述の通り、突上げヘッド50A、50Bは、同一ウェハ7の次のダイ7aの位置に移動する際に、吸着ハウジング62の吸着面66をウェハシート8aの下面に沿って摺動又は近接させて移動する(図7(B))。このとき、前記突き上げユニット40では、ピンホルダ63を固定する固定マグネット72b(第2磁石)の位置が、吸着ハウジング62を固定する固定マグネット68(第1磁石)の位置の上方に位置するため、前記反発力が作用すると、コイルばね78の弾発力に抗して吸着ハウジング62が上昇することが起こり得る。この場合には、突き上げピン71が意図せず吸着ハウジング62から突出してウェハシート8aを損傷することが考えられる。この点、両固定マグネット68、72bの磁極の向きが同一である上記突き上げユニット40の構成によれば、前記反発力が生じる余地がなく、既述のような不都合が生じることが回避される。
以上説明した部品実装装置1は、本発明に係る部品突上げ装置が適用された部品実装装置の好ましい実施形態の例示であって、その具体的な構成や部品突上げ装置の具体的な構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、以下のような構成を採用することも可能である。
例えば、実施形態では、突上げツール60(吸着ハウジング62及びピンホルダ63)を固定するための固定マグネット68、72bは、ベース部材52及びベース本体部72a側に配置されている。しかし、固定マグネット68、72bは、突上げツール60(吸着ハウジング62及びピンホルダ63)側に設けられていてもよいし、双方に設けられていてもよい。例えば、吸着ハウジング62(吸着面66)のサイズに応じて吸着力を変える方が好ましい場合も考えられるため、その場合には、吸着ハウジング62側に固定マグネット68を備えるようにしてもよい。この点は、ピンホルダ63と固定マグネット72bとの関係についても同じである。
また、実施形態では、吸着ハウジング62を固定する固定マグネット68は、ベース部材52の上面54のボス部53周囲に等間隔で設けられており、ピンホルダ63を固定する固定マグネット72bはリング状に設けられている。しかし、固定マグネット68、72bの具体的な態様は、吸着ハウジング62やピンホルダ63を着脱可能に固定できれば、他の態様であっても構わない。但し、実施形態のように、突上げツール60の突上げ中心の周囲に、等間隔で断続的に又は環状に連続的に固定マグネットが設けられている構成によれば、突上げツール60(吸着ハウジング62及びピンホルダ63)に対してバランス良く磁力を作用させて、当該突上げツール60を安定的に固定することができるという利点がある。
また、実施形態では、本発明に係る部品突上げ装置が部品実装装置に適用された例について説明したが、本発明に係る部品突上げ装置は、例えばウェハからダイシングされたダイをテープに収容するテーピング装置、或いは前記ダイを基板に実装する部品実装装置などの各種装置に適用することができる。
[上記実施形態に含まれる発明]
本発明の一局面に係る部品突上げ装置は、ウェハシートに貼着されたウェハの下方からダイを突上げることにより、当該ダイを前記ウェハシートから剥離させる部品突上げ装置であって、前記ウェハシートの下面を負圧吸着する吸着面、及びこの吸着面からウェハシート側に出没可能に設けられて、前記吸着面から突出することにより前記ダイを突上げる突上げピンを含む突上げツールと、前記ウェハに沿って相対的に移動可能に設けられて、前記突上げツールを着脱可能に支持する支持部材と、を備え、前記突上げツール及び前記支持部材の何れか一方側に磁石が備えられるとともに、他方側のうち少なくとも前記磁石の対向面が磁性材料により形成されている。
この部品突上げ装置の構成によれば、専用のクランプ機構が備えられる従来の構造に比べて、簡素な構成で突上げツールの変更(交換)が可能となる。
前記部品突上げ装置において、より具体的には、前記支持部材は、ベース部と、当該ベース部に対して相対的に昇降する可動部とを含み、前記突上げツールは、前記吸着面を上端に備え、前記ベース部に対して着脱可能に支持される中空の吸着ハウジングと、前記突上げピンを保持するとともに前記ハウジングの内部に配置されて前記可動部に着脱可能に支持され、当該可動部と共に昇降するピンホルダと、を備え、前記吸着ハウジング及び前記ベース部のうち何れか一方側に前記磁石が備えられるとともに、他方側のうち少なくとも当該磁石の対向面が前記磁性材料で形成され、前記ピンホルダ及び前記可動部のうち何れか一方側に前記磁石が備えられるとともに、他方側のうち少なくとも当該磁石の対向面が前記磁性材料で形成されている。
この部品突上げ装置では、突上げツールとして備えられる複数部材、すなわち吸着ハウジングとピンホルダとを、簡素な構成で変更(交換)することが可能となる。
前記部品突上げ装置においては、前記支持部材側に前記磁石が備えられているのが望ましい。
この構成によれば、複数の突上げツール(吸着ハウジング及びピンホルダ)に対して磁石が共通化されるため、合理的な構成となる。
なお、前記支持部材が、前記ベース部と前記可動部とを含み、前記突上げツールが、前記吸着ハウジングと前記ピンホルダとを備える場合であって、前記吸着ハウジングに対して前記ピンホルダが前記可動部と共に下降した状態において、前記吸着ハウジングを前記ベース部に固定する磁石である第1磁石に対して、前記ピンホルダを前記可動部に固定する磁石である第2磁石が上方に配置されるように当該部品突上げ装置が構成される場合には、前記第1磁石及び前記第2磁石は、それらの磁極の向きが同一であるのが好適である。
この構成によれば、両磁石の間に反発力(排斥力)が作用して、ピンホルダの適切な動作が妨げられること、つまり、ピンホルダが意図せず上昇して突上げピンが突出することが回避される。
なお、前記部品突上げ装置において、前記磁石は、前記突上げツールの突上げ中心の周囲に、等間隔で断続的に、又は環状に連続的に設けられているのが好適である。
この構成によれば、突上げツールに対してバランス良く磁力を作用させて、突上げツールを安定的に固定することができる。
また、前記部品突上げ装置において、前記磁石による前記突上げツールの吸着力は5~30Nの範囲内であるのが好適である。
この構成によれば、突上げツールの吸着安定性と、オペレータの手作業による突上げツールの着脱作業性とを両立させることが可能となる。
一方、本発明の一局面に係る部品実装装置は、ダイシングされてウェハシートに貼着された状態のウェハが配置される部品供給部と、前記部品供給部に配置されたウェハからダイをピッキングして基板に移載する部品移載ヘッドと、前記部品移載ヘッドによるダイのピッキングの際に、前記ウェハシートの下方から前記ダイを突き上げる、上述した態様の何れかの部品突上げ装置と、を備える。
この部品実装装置の構成によれば、既述のような部品突上げ装置を備えているため、簡素な構成で突上げツールの変更(交換)が可能となる。

Claims (6)

  1. ウェハシートに貼着されたウェハの下方からダイを突上げることにより、当該ダイを前記ウェハシートから剥離させる部品突上げ装置であって、
    前記ウェハシートの下面を負圧吸着する吸着面、及びこの吸着面からウェハシート側に出没可能に設けられて、前記吸着面から突出することにより前記ダイを突上げる突上げピンを含む突上げツールと、
    前記ウェハに沿って相対的に移動可能に設けられて、前記突上げツールを着脱可能に支持する支持部材と、を備え、
    前記支持部材は、ベース部と、当該ベース部に対して相対的に昇降する可動部とを含み、
    前記突上げツールは、前記吸着面を上端に備え、前記ベース部に対して着脱可能に支持される中空の吸着ハウジングと、前記突上げピンを保持するとともに前記吸着ハウジングの内部に配置されて前記可動部に着脱可能に支持され、当該可動部と共に昇降するピンホルダと、を備え、
    前記吸着ハウジング及び前記ベース部のうち何れか一方側に磁石が備えられるとともに、他方側のうち少なくとも当該磁石の対向面が磁性材料で形成され
    前記ピンホルダ及び前記可動部のうち何れか一方側に前記磁石が備えられるとともに、他方側のうち少なくとも当該磁石の対向面が前記磁性材料で形成されている、部品突上げ装置。
  2. 請求項1に記載の部品突上げ装置において、
    前記支持部材側に前記磁石が備えられている、部品突上げ装置。
  3. 請求項に記載の部品突上げ装置において
    該部品突上げ装置は、前記吸着ハウジングに対して前記ピンホルダが前記可動部と共に下降した状態において、前記吸着ハウジングを前記ベース部に固定する磁石である第1磁石に対して、前記ピンホルダを前記可動部に固定する磁石である第2磁石が上方に配置されるように構成されており、
    前記第1磁石及び前記第2磁石は、それらの磁極の向きが同一である、部品突上げ装置。
  4. 請求項1乃至の何れか一項に記載の部品突上げ装置において、
    前記磁石は、前記突上げツールの突上げ中心の周囲に、等間隔で断続的に、又は環状に連続的に設けられている、部品突上げ装置。
  5. 請求項1乃至の何れか一項に記載の部品突上げ装置において、
    前記磁石による前記突上げツールの吸着力は5~30Nの範囲内である、部品突上げ装置。
  6. ダイシングされてウェハシートに貼着された状態のウェハが配置される部品供給部と、
    前記部品供給部に配置されたウェハからダイをピッキングして基板に移載する部品移載ヘッドと、
    前記部品移載ヘッドによるダイのピッキングの際に、前記ウェハシートの下方から前記ダイを突き上げる、請求項1~の何れか一項に記載の部品突上げ装置と、を備える、部品実装装置。
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