JP7509196B2 - 広告評価装置、システム、方法及びプログラム - Google Patents

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本発明は、広告評価装置、システム、方法及びプログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体に関し、特に、ユーザに提示した広告を評価するための広告評価装置、システム、方法及びプログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体に関する。
特許文献1には、ユーザの位置情報に基づいて所定の店舗に関する広告情報を提供し、当該ユーザの店舗における滞在時間に基づいて、ユーザに対して提供された広告情報の広告効果を評価する技術が開示されている。
特開2019-149098号公報
しかしながら、店舗の滞在時間が長いからといって、必ずしも当該店舗の利益につながるとは限らない。そのため、特許文献1に係る技術では、広告効果の評価が不十分であるという問題点がある。
本開示は、このような問題点を解決するためになされたものであり、ユーザに提示した広告の効果を精度良く測定するための広告評価装置、システム、方法及びプログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体を提供することを目的とする。
本開示に係る広告評価装置は、所定のユーザの所定の店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、前記ユーザの顔特徴情報を予め記憶する認証装置を用いた第1の顔認証に成功した場合、前記入店時の第1の時刻を取得する第1の取得部と、前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記認証装置を用いた第2の顔認証に成功した場合、前記決済時の第2の時刻を取得する第2の取得部と、前記第2の顔認証の成功時に前記決済に基づく決済履歴を前記ユーザに対応付けて登録する登録部と、前記第1の時刻と前記第2の時刻の差分から前記ユーザの前記店舗における滞在時間を算出する算出部と、前記決済履歴と前記滞在時間とに基づいて、前記ユーザに提示した広告情報の広告効果を評価する評価部と、を備える。
本開示に係る広告評価装置は、ユーザの店舗における滞在時間を算出する算出部と、前記滞在時間に基づいて前記ユーザに提示した広告情報の広告効果を評価するを評価部と、を備える。
本開示に係る広告評価システムは、所定のユーザの顔領域を含む画像を撮影する撮影装置と、前記ユーザにおける決済を行う決済端末と、前記撮影装置及び前記決済端末と通信可能な広告評価装置と、前記ユーザの顔特徴情報を記憶し、前記広告評価装置と通信可能な認証装置と、を備え、前記広告評価装置は、前記ユーザの所定の店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、前記ユーザの顔特徴情報を予め記憶する認証装置を用いた第1の顔認証に成功した場合、前記入店時の第1の時刻を取得する第1の取得部と、前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記認証装置を用いた第2の顔認証に成功した場合、前記決済時の第2の時刻を取得する第2の取得部と、前記第2の顔認証の成功時に前記決済に基づく決済履歴を前記ユーザに対応付けて登録する登録部と、前記第1の時刻と前記第2の時刻の差分から前記ユーザの前記店舗における滞在時間を算出する算出部と、前記決済履歴と前記滞在時間とに基づいて、前記ユーザに提示した広告情報の広告効果を評価する評価部と、を備える。
本開示に係る広告評価方法は、コンピュータが、所定のユーザの所定の店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、前記ユーザの顔特徴情報を予め記憶する認証装置を用いた第1の顔認証に成功した場合、前記入店時の第1の時刻を取得する工程と、前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記認証装置を用いた第2の顔認証に成功した場合、前記決済時の第2の時刻を取得する工程と、前記第2の顔認証の成功時に前記決済に基づく決済履歴を前記ユーザに対応付けて登録する工程と、前記第1の時刻と前記第2の時刻の差分から前記ユーザの前記店舗における滞在時間を算出する工程と、前記決済履歴と前記滞在時間とに基づいて、前記ユーザに提示した広告情報の広告効果を評価する工程と、を備える。
本開示に係る非一時的なコンピュータ可読媒体は、所定のユーザの所定の店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、前記ユーザの顔特徴情報を予め記憶する認証装置を用いた第1の顔認証に成功した場合、前記入店時の第1の時刻を取得する工程と、前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記認証装置を用いた第2の顔認証に成功した場合、前記決済時の第2の時刻を取得する工程と、前記第2の顔認証の成功時に前記決済に基づく決済履歴を前記ユーザに対応付けて登録する工程と、前記第1の時刻と前記第2の時刻の差分から前記ユーザの前記店舗における滞在時間を算出する工程と、前記決済履歴と前記滞在時間とに基づいて、前記ユーザに提示した広告情報の広告効果を評価する工程と、を実行させるプログラムが記録される。
本開示に係る広告評価装置は、所定のユーザの所定の店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、予め記憶されている前記ユーザの顔特徴情報を用いて第1の顔認証を行う第1の認証部と、前記ユーザの前記店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、前記第1の顔認証に成功した場合、前記入店時の第1の時刻を取得する第1の取得部と、前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記ユーザの顔特徴情報を用いて第2の顔認証を行う第2の認証部と、前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記第2の顔認証に成功した場合、前記決済時の第2の時刻を取得する第2の取得部と、前記第2の顔認証の成功時に前記決済に基づく決済履歴を前記ユーザに対応付けて登録する登録部と、前記第1の時刻と前記第2の時刻の差分から前記ユーザの前記店舗における滞在時間を算出する算出部と、前記決済履歴と前記滞在時間とに基づいて、前記ユーザに提示した広告情報の広告効果を評価する評価部と、を備える。
本開示に係る広告評価方法は、コンピュータが、所定のユーザの所定の店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、予め記憶されている前記ユーザの顔特徴情報を用いて第1の顔認証を行う工程と、前記ユーザの前記店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、前記第1の顔認証に成功した場合、前記入店時の第1の時刻を取得する工程と、前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記ユーザの顔特徴情報を用いて第2の顔認証を行う工程と、前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記第2の顔認証に成功した場合、前記決済時の第2の時刻を取得する工程と、前記第2の顔認証の成功時に前記決済に基づく決済履歴を前記ユーザに対応付けて登録する工程と、前記第1の時刻と前記第2の時刻の差分から前記ユーザの前記店舗における滞在時間を算出する工程と、前記決済履歴と前記滞在時間とに基づいて、前記ユーザに提示した広告情報の広告効果を評価する工程と、を備える。
本開示に係る非一時的なコンピュータ可読媒体は、所定のユーザの所定の店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、予め記憶されている前記ユーザの顔特徴情報を用いて第1の顔認証を行う工程と、前記ユーザの前記店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、前記第1の顔認証に成功した場合、前記入店時の第1の時刻を取得する工程と、前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記ユーザの顔特徴情報を用いて第2の顔認証を行う工程と、前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記第2の顔認証に成功した場合、前記決済時の第2の時刻を取得する工程と、前記第2の顔認証の成功時に前記決済に基づく決済履歴を前記ユーザに対応付けて登録する工程と、前記第1の時刻と前記第2の時刻の差分から前記ユーザの前記店舗における滞在時間を算出する工程と、前記決済履歴と前記滞在時間とに基づいて、前記ユーザに提示した広告情報の広告効果を評価する工程と、を実行させるプログラムが記録される。
本開示により、ユーザに提示した広告の効果を精度良く測定するための広告評価装置、システム、方法及びプログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体を提供することができる。
実施形態1に係る広告評価装置の構成を示すブロック図である。 実施形態1に係る広告評価方法の流れを示すフローチャートである。 実施形態2に係る広告評価装置の構成を示すブロック図である。 実施形態2に係る広告評価方法の流れを示すフローチャートである。 実施形態3に係る広告評価システムの構成を示すブロック図である。 認証装置の構成を示すブロック図である。 顔特徴情報登録処理の流れを示すフローチャートである。 顔認証処理の流れを示すフローチャートである。 決済端末の構成を示すブロック図である。 ユーザ端末の構成を示すブロック図である。 広告評価装置の構成を示すブロック図である。 広告評価処理の流れを示すフローチャートである。 入店時刻取得処理の流れを示すフローチャートである。 決済時刻取得処理の流れを示すフローチャートである。 表示端末上に表示される広告情報画面を例示する図である。 表示端末上に表示されるマップを例示する図である。 表示端末上に表示される行動履歴を例示する図である。 実施形態4に係る広告評価システムの構成を示すブロック図である。 実施形態4に係る広告評価装置の構成を示すブロック図である。 広告評価処理の流れを示すフローチャートである。 広告評価処理の流れを示すフローチャートである。 入店時刻取得処理の流れを示すフローチャートである。 滞在時間算出処理の流れを示すフローチャートである。
以下では、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
<実施形態1>
図1は、実施形態1に係る広告評価装置100の構成を示すブロック図である。広告評価装置100は、記憶部120、提示部111、第1の取得部113、第2の取得部115、登録部116、算出部118及び評価部119を備える。広告評価装置100は、ネットワーク500(不図示)に接続される。ネットワーク500は、有線であっても無線であってもよい。ネットワーク500には、図示しない認証装置200、撮影装置、決済端末400及びユーザ端末1200等が接続される。
記憶部120は、所定のユーザと所定の店舗の広告情報とを対応付けて記憶する。提示部111は、所定のユーザに対して、当該ユーザに対応付けられた広告情報を提示する。第1の取得部113は、所定のユーザの店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、当該ユーザの顔特徴情報を予め記憶する認証装置200を用いた第1の顔認証に成功した場合、入店時の第1の時刻を取得する。第2の取得部115は、店舗における当該ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、認証装置200を用いた第2の顔認証に成功した場合、決済時の第2の時刻を取得する。
登録部116は、第2の顔認証の成功時に決済に基づく決済履歴を当該ユーザに対応付けて、記憶部120に登録する。算出部118は、第1の時刻と第2の時刻との差分からユーザの店舗における滞在時間を算出する。評価部119は、決済履歴と滞在時間とに基づいて提示された広告情報の広告効果を評価する。
図2は、実施形態1に係る広告評価方法の流れを示すフローチャートである。まず、記憶部120は、所定のユーザと所定の店舗の広告情報とを対応付けて記憶する(ステップS101)。次に、提示部111は、所定のユーザに対して、当該ユーザに対応付けられた広告情報を提示する(ステップS102)。次に、第1の取得部113は、所定のユーザの店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、所定のユーザの顔特徴情報を予め記憶する認証装置200を用いた第1の顔認証に成功した場合、入店時の第1の時刻を取得する(ステップS103)。尚、認証装置200は、ステップS103に先んじて、第1の撮影画像に含まれる顔特徴情報と、認証装置200内に登録されている顔特徴情報と、を照合し、一致の有無により認証の成否を判定する第1の顔認証を行う。認証装置200は、第1の顔認証に成功した場合、成功したユーザIDを判定結果に含めて広告評価装置100に返信する。
次に、第2の取得部115は、店舗における所定のユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、認証装置200を用いた第2の顔認証に成功した場合、決済時の第2の時刻を取得する(ステップS104)。尚、認証装置200は、ステップS104に先んじて、第2の撮影画像に含まれる顔特徴情報と、認証装置200内に登録されている顔特徴情報と、を照合し、一致の有無により認証の成否を判定する第2の顔認証を行う。認証装置200は、第2の顔認証に成功した場合、成功したユーザIDを判定結果に含めて広告評価装置100に返信する。
次に、登録部116は、第2の顔認証の成功時に決済に基づく決済履歴をユーザに対応付けて記憶部120に登録する(ステップS105)。次に、算出部118は、第1の時刻と第2の時刻との差分からユーザの店舗における滞在時間を算出する(ステップS106)。次に、評価部119は、決済履歴と滞在時間とに基づいて提示された広告情報の広告効果を評価する(ステップS107)。このように、本実施形態に係る広告評価方法は、ユーザの決済履歴及び店舗における滞在時間に基づいて提示された広告情報の広告効果を評価することができるため、ユーザに推薦した広告の降下を精度良く測定することができる。
尚、広告評価装置100は、図示しない構成としてプロセッサ、メモリ及び記憶装置を備えるものである。また、当該記憶装置には、本実施形態に係る広告評価方法の処理が実装されたコンピュータプログラムが記憶されている。そして、当該プロセッサは、記憶装置からコンピュータプログラムを前記メモリへ読み込ませ、当該コンピュータプログラムを実行する。これにより、前記プロセッサは、履歴登録部、提示部111、第1の取得部113、第2の取得部115、登録部116、算出部118及び評価部119の機能を実現する。
または、履歴登録部、提示部111、第1の取得部113、第2の取得部115、登録部116、算出部118及び評価部119は、それぞれが専用のハードウェアで実現されていてもよい。また、各装置の各構成要素の一部又は全部は、汎用または専用の回路(circuitry)、プロセッサ等やこれらの組合せによって実現されてもよい。これらは、単一のチップによって構成されてもよいし、バスを介して接続される複数のチップによって構成されてもよい。各装置の各構成要素の一部又は全部は、上述した回路等とプログラムとの組合せによって実現されてもよい。また、プロセッサとして、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(field-programmable gate array)等を用いることができる。
また、広告評価装置100の各構成要素の一部又は全部が複数の情報処理装置や回路等により実現される場合には、複数の情報処理装置や回路等は、集中配置されてもよいし、分散配置されてもよい。例えば、情報処理装置や回路等は、クライアントサーバシステム、クラウドコンピューティングシステム等、各々が通信ネットワークを介して接続される形態として実現されてもよい。また、広告評価装置100の機能がSaaS(Software as a Service)形式で提供されてもよい。
<実施形態2>
実施形態2は、上述した実施形態1の変形例である。実施形態1に係る広告評価装置100は、外部の認証装置200を用いて顔認証を行っていた。一方、本実施形態に係る広告評価装置600は、装置内部で顔認証を行う。
図3は、実施形態2に係る広告評価装置600の構成を示すブロック図である。広告評価装置600は、図1に示した広告評価装置100の構成と比べて、第1の認証部112、第2の認証部114及び図示しない顔特徴DB(Database)が追加されたものである。顔特徴DBは、ユーザIDと顔特徴情報とを対応付けて記憶するデータベースである。広告評価装置600が備える各構成について、実施形態1と重複する説明は適宜省略する。
第1の認証部112は、所定のユーザの店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、予め記憶されている当該ユーザの顔特徴情報を用いて第1の顔認証を行う。第1の顔認証において、第1の認証部112は、第1の撮影画像から顔特徴情報を抽出し、当該顔特徴情報と顔特徴DBに記憶されている顔特徴情報とを照合し、一致の有無により認証の成否を判定する。顔特徴DBは、複数の登録ユーザの顔特徴情報を記憶している。第1の認証部112は、第1の顔認証の成否を第1の取得部113に出力する。第1の取得部113は、第1の顔認証に成功した場合、当該ユーザの入店時の第1の時刻を取得する。
第2の認証部114は、店舗におけるユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、予め記憶されている当該ユーザの顔特徴情報を用いて第2の顔認証を行う。第2の顔認証において、第2の認証部114は、第2の撮影画像から顔特徴情報を抽出し、当該顔特徴情報と顔特徴DBに記憶されている顔特徴情報とを照合し、一致の有無により認証の成否を判定する。第2の認証部114は、第2の顔認証の成否を第2の取得部115に出力する。第2の取得部115は、第2の顔認証に成功した場合、当該ユーザの決済時の第2の時刻を取得する。
図4は、実施形態2に係る広告評価方法の流れを示すフローチャートである。まず、記憶部120は、所定のユーザと所定の店舗の広告情報とを対応付けて記憶する(ステップS201)。次に、提示部111は、所定のユーザに対して、当該ユーザに対応付けられた広告情報を提示する(ステップS202)。次に、第1の認証部112は、所定のユーザの店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、予め記憶されている所定のユーザの顔特徴情報を用いて第1の顔認証を行う(ステップS203)。第1の取得部113は、所定のユーザの店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、第1の顔認証に成功した場合、入店時の第1の時刻を取得する(ステップS204)。
次に、第2の認証部114は、店舗における所定のユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、予め記憶されている所定のユーザの顔特徴情報を用いて第2の顔認証を行う(ステップS205)。次に、第2の取得部115は、店舗における所定のユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、第2の顔認証に成功した場合、決済時の第2の時刻を取得する(ステップS206)。
次に、登録部116は、第2の顔認証の成功時に決済に基づく決済履歴をユーザに対応付けて記憶部120に登録する(ステップS207)。次に、算出部118は、第1の時刻と第2の時刻との差分からユーザの店舗における滞在時間を算出する(ステップS208)。次に、評価部119は、決済履歴と滞在時間とに基づいて提示された広告情報の広告効果を評価する(ステップS209)。さらに、本実施形態に係る広告評価装置は、実施形態1において説明した効果と同様の効果を奏することができる。
<実施形態3>
実施形態3は、上述した実施形態1の具体例である。図5は、実施形態3に係る広告評価システム700の構成を示すブロック図である。広告評価システム700は、広告評価装置100a、認証装置200、入口カメラ300a、決済端末400及びユーザ端末1200を備える。広告評価装置100a、認証装置200、入口カメラ300a、決済端末400及びユーザ端末1200のそれぞれは、ネットワーク500を介して接続されている。なお、実施形態1と重複する説明については適宜省略する。
広告評価装置100aは、広告要求に応じて広告情報を提示し、提示した広告情報に対する広告効果を評価するための情報処理装置であり、例えば、コンピュータにより実現されるサーバ装置である。認証装置200は、第1の顔認証及び第2の顔認証を行う装置である。認証装置200は、顔特徴DB210を備える。顔特徴DB210は、ユーザIDと当該ユーザの顔特徴情報とを対応付けて記憶する顔特徴データベースである。尚、顔特徴DB210は、顔特徴情報記憶部の一例である。
広告評価装置100aは、広告情報を表示端末に出力する。表示端末は、例えば、ユーザ端末1200、決済端末400又はサイネージ等である。ユーザ端末1200は、ユーザが所持するスマートフォン等の通信端末である。サイネージは、街頭等に設置される端末であり、例えば、ユーザがサイネージの前に立った際に「次は〇〇へ行くのはいかがですか」等と表示する。
店舗Xには、入口カメラ300a及び決済端末400が設置されている。入口カメラ300aは、第1の撮影画像を撮影する端末である。尚、入口カメラ300aは、撮影装置の一例である。入口カメラ300aは、例えば、店舗Xの入口付近に設置されたデジタルカメラ、カメラを搭載したデジタルサイネージ又は顔認証端末である。入口カメラ300aは、店舗Xに入店したユーザを撮影することによって第1の撮影画像を撮影する。入口カメラ300aは、第1の撮影画像を、ネットワーク500を介して広告評価装置100aに送信する。
尚、複数のフロアを有する施設に広告評価システム700を設置する場合、各フロアごとにユーザの入場及び決済を記録してもよい。この場合、入口カメラ300aは、各フロアの入口付近に設置される。各フロアの入口は、例えば、エスカレータの降り口、エレベータの降り口及び階段の降り口である。入口カメラ300aは、フロアに入場したユーザを撮影することによって第1の撮影画像を撮影する。
決済端末400は、入店したユーザが店舗X内で買い物を行う際に決済を行う情報処理装置である。また、決済端末400は、決済時に決済を行ったユーザの顔を含む画像を第2の撮影画像として撮影し、当該第2の撮影画像を、ネットワーク500を介して広告評価装置100aに送信する。決済端末400は、例えば、顔認証成功時に決済を行ってもよい。具体的には、決済端末400は、広告評価装置100aから顔認証結果を受信し、顔認証に成功している場合、決済処理を行い、決済履歴を、ネットワーク500を介して広告評価装置100aに送信する。決済履歴は、例えば、決済を行った日時、決済金額及び決済内容等を含む。決済内容は、例えば、購入品目及び購入サービス等である。
次に、図6を参照して、認証装置200の構成について詳細に説明する。図6は、認証装置200の構成を示すブロック図である。認証装置200は、顔特徴DB210、顔検出部220、特徴点抽出部230、登録部240及び認証部250を備える。
顔特徴DB210は、ユーザIDと当該ユーザの顔特徴情報とを対応付けて記憶する顔特徴データベースである。顔検出部220は、撮影画像が含む顔領域を検出し、特徴点抽出部230に出力する。特徴点抽出部230は、顔検出部220が検出した顔領域から特徴点を抽出し、登録部240に顔特徴情報を出力する。顔特徴情報は、抽出した特徴点の集合である。
登録部240は、顔特徴情報の登録に際して、ユーザIDを新規に発行する。登録部240は、発行したユーザIDと、登録画像から抽出した顔特徴情報と、を対応付けて顔特徴DB210に登録する。認証部250は、顔画像から抽出された顔特徴情報と、顔特徴DB210内の顔特徴情報と、の照合を行う。認証部250は、顔特徴情報が一致している場合、顔認証が成功したと判断し、顔特徴情報が不一致の場合、顔認証が失敗したと判断する。認証部250は、顔認証の成否を広告評価装置100aに返信する。顔特徴情報の一致の有無は、認証の成否に対応する。また、認証部250は、顔認証に成功した場合、当該成功した顔特徴情報に対応付けられたユーザIDを特定し、特定されたユーザIDと認証成功の旨とを含めた認証結果を広告評価装置100aに返信する。
図7を参照して、顔特徴DB210にユーザID及び顔特徴情報を登録する際における認証装置200の動作を説明する。図7は、顔特徴情報登録処理の流れを示すフローチャートである。
顔特徴情報を登録する際には、顔情報登録端末(不図示)が、ユーザの顔を含む画像を登録用画像として撮影し、認証装置200に対してネットワーク500を介して顔特徴情報登録要求を行う。顔情報登録端末は、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン及びタブレット端末等の情報処理装置である。顔特徴情報登録要求は、登録用画像を含む。まず、認証装置200は、顔情報登録端末からネットワーク500を介して顔特徴情報登録要求に含まれる登録用画像を取得する(ステップS301)。
次に、顔検出部220は、登録用画像が含む顔領域を検出し(ステップS302)、検出した顔領域を特徴点抽出部230に出力する。次に、特徴点抽出部230は、顔領域から特徴点を抽出し、登録部240に顔特徴情報を出力する(ステップS303)。次に、登録部240は、出力された顔特徴情報に対応するユーザIDを発行し、当該ユーザIDと顔特徴情報とを対応付けて顔特徴DB210に登録する(ステップS304)。
図8を参照して、顔認証を行う際における認証装置200の動作を説明する。図8は、顔認証処理の流れを示すフローチャートである。図8では、第1の顔認証を行う場合について説明を行うが、第2の顔認証を行う場合も同様の手順で顔認証を行うことができる。
入口カメラ300aは、ユーザが店舗Xに入店すると、当該ユーザの顔を含む画像を第1の撮影画像として撮影し、広告評価装置100aに対してネットワーク500を介して当該第1の撮影画像を送信する。広告評価装置100aは、第1の撮影画像から顔領域又は顔特徴情報を抽出する。広告評価装置100aは、抽出した顔領域又は顔特徴情報を認証装置200に送信する。特徴点抽出部230は、受信した顔領域から顔特徴情報を抽出し、又は顔特徴情報を受信することによって、顔特徴情報を取得する(ステップS401)。
次に、認証部250は、取得した顔特徴情報を顔特徴DB210と照合する(ステップS402)。顔特徴情報が一致した場合(ステップS403Yes)、認証部250は、顔特徴情報が一致したユーザのユーザIDを特定し(ステップS404)、顔認証に成功した旨と特定したユーザIDとを広告評価装置100aに返信する(ステップS405)。一致する顔特徴情報がなかった場合(ステップS403No)、認証部250は、顔認証に失敗した旨を広告評価装置100aに返信する(ステップ4306)。
次に、図9を参照して、決済端末400の構成について詳細に説明する。決済端末400は、ハードウェア構成として、カメラ等の撮影装置と、表示装置と、コンピュータとを備える。決済端末400は、第2の撮影画像の撮影及び決済処理を行う装置である。
図9は、決済端末400の構成を示すブロック図である。決済端末400は、カメラ410、記憶部420、通信部430、表示部440及び制御部450を備える。カメラ410は、画像を撮影する撮影装置である。記憶部420は、決済端末400の各機能を実現するためのプログラムが格納される記憶装置である。通信部430は、ネットワーク500との通信インタフェースである。表示部440は、ユーザに対して顔認証結果及び広告情報等を表示する表示装置である。
制御部450は、決済端末400が備えるハードウェアの制御を行う。制御部450は、撮影部452、登録部453、認証部454及び決済部455を備える。
撮影部452は、カメラ410に対して撮影要求を行う。カメラ410は、ユーザの顔を含む画像を撮影する。カメラ410が撮影した画像は、第2の撮影画像として使用される。登録部453は、履歴登録要求を、ネットワーク500を介して広告評価装置100aに送信する。尚、履歴登録要求は、決済処理の結果である決済履歴を含む。決済履歴は、例えば、決済した日時、金額、物品及びユーザID等を含む情報である。認証部454は、第2の顔認証要求を、ネットワーク500を介して広告評価装置100aに送信し、その結果を広告評価装置100aから受信する。顔認証の成否は、表示部440に表示されてもよい。決済部455は、顔認証の成功時に決済処理を実行する。
次に、図10を参照して、ユーザ端末1200の構成について詳細に説明する。ユーザ端末1200は、ハードウェア構成として、カメラ等の撮影装置と、表示装置と、コンピュータとを備える。ユーザ端末1200は、所定のユーザが操作する情報処理装置である。ユーザ端末1200は、顔特徴情報登録要求及び広告要求を行う装置である。
図10は、ユーザ端末1200の構成を示すブロック図である。ユーザ端末1200は、カメラ1210、記憶部1220、通信部1230、表示部1240及び制御部1250を備える。カメラ1210は、画像を撮影する撮影装置である。記憶部1220は、ユーザ端末1200の各機能を実現するためのプログラムが格納される記憶装置である。通信部1230は、ネットワーク500との通信インタフェースである。表示部1240は、ユーザに対して顔登録結果及び広告情報等を表示する表示装置である。制御部1250は、ユーザ端末1200が備えるハードウェアの制御を行う。制御部1250は、顔登録部1253及び広告要求部1254を備える。
顔登録部1253は、カメラ1210に対して撮影要求を行う。カメラ1210は、ユーザの顔を含む画像を撮影する。カメラ1210が撮影した画像は、登録用画像として使用される。顔登録部1253は、顔特徴情報登録要求を、ネットワーク500を介して広告評価装置100aに送信する。尚、顔特徴情報登録要求は、カメラ1210が撮影した登録用画像及びユーザIDを含む。広告要求部1254は、広告要求を、ネットワーク500を介して広告評価装置100aに送信し、その結果である広告情報を広告評価装置100aから受信する。広告情報は、例えば表示部1240に表示される。
尚、入口カメラ300aが顔認証端末である場合、当該顔認証端末は、店舗に入店したユーザに対する顔認証を行う。顔認証端末は、顔認証に成功した場合、ネットワーク500を介して広告評価装置100aに対して広告要求を送信し、広告評価装置100aから広告情報を受信して表示部に表示してもよい。このとき、顔認証端末は、顔認証に成功したユーザIDを広告要求に含めてもよい。
次に、図11を参照して、広告評価装置100aの構成について詳細に説明する。図11は、広告評価装置100aの構成を示すブロック図である。広告評価装置100aは、制御部110、記憶部120、メモリ130及び通信部140を備える。
記憶部120は、プログラム、履歴情報、広告情報及びユーザIDを記憶する記憶装置である。尚、記憶部120は、履歴記憶部を含むものである。プログラムは、本実施形態に係る広告評価処理が実装されたコンピュータプログラムである。履歴情報は、ユーザID、入店時刻、決済時刻、滞在時間及び決済履歴を対応付けた情報である。尚、本実施形態では、決済時刻を退店時刻とみなしている。ユーザIDは、入店者及び決済対象者であるユーザを識別可能な情報であり、例えば、氏名、電話番号、メールアドレス、又は任意の識別番号等である。滞在時間は、決済時刻と入店時刻の差分である。決済履歴は、決済日時、決済金額及び決済内容等を含む。
広告情報は、ユーザIDに対応付けられている。広告情報は、ユーザに対して提示する所定の店舗の広告情報である。広告情報は、例えば、店舗を紹介する情報、及び当該店舗の割引クーポン等である。
メモリ130は、制御部110の処理内容を一時的に記憶する記憶領域であり、例えばRAM(Random Access Memory)等の揮発性記憶装置である。通信部140は、広告評価装置100aの外部との通信を行うインターフェースである。
制御部110は、提示部111、第1の取得部113、第2の取得部115、登録部116、認証制御部117、算出部118及び評価部119を備える。制御部110は、広告評価装置100aの動作を制御する制御装置であり、例えば、CPU等のプロセッサである。制御部110は、記憶部120からプログラムをメモリ130へ読み込ませ、実行する。これにより、制御部110は、提示部111、第1の取得部113、第2の取得部115、登録部116、認証制御部117、算出部118及び評価部119としての機能を実現する。
提示部111は、広告要求を受け付けた場合に、広告要求に含まれるユーザIDに対応付けられた広告情報を特定し、特定された広告情報を要求元へ返信する。第1の取得部113は、第1の撮影画像について、認証装置200を用いた第1の顔認証に成功した場合、第1の時刻を取得する。尚、認証装置200は、複数の登録ユーザの顔特徴情報を当該複数の登録ユーザのユーザIDと対応付けて予め記憶している。第1の撮影画像は、所定のユーザが店舗へ入店する際に撮影される画像であり、当該ユーザの顔領域を含む。第1の撮影画像は、撮影装置により撮影される。撮影装置は、例えば、店舗の入口に設置された入口カメラ300aである。第1の時刻は、所定のユーザが店舗に入店した時刻であり、例えば第1の撮影画像が撮影された時刻である。
第2の取得部115は、第2の撮影画像について、認証装置200を用いた第2の顔認証に成功した場合、第2の時刻を取得する。第2の撮影画像は、所定のユーザの店舗における決済時に撮影される画像であり、当該ユーザの顔領域を含む。第2の撮影画像は、決済端末400が備えるカメラにより撮影される。第2の時刻は、所定のユーザが店舗において決済を行った時刻である。
登録部116は、第2の顔認証の成功時に決済履歴をユーザに対応付けて記憶部120に登録する。決済履歴は、第2の顔認証の成功時に行われた決済の履歴である。認証制御部117は、第1の撮影画像及び第2の撮影画像から顔領域又は顔特徴情報を抽出し、当該顔領域又は当該顔特徴情報を認証装置200へ送信して顔認証を行わせる。また、認証制御部117は、認証装置200から顔認証の成否を受信する。尚、顔認証に成功した場合、顔認証結果には、ユーザIDが含まれる。算出部118は、ユーザの店舗における滞在時間を算出する。滞在時間は、第1の時刻と第2の時刻との差分である。
評価部119は、決済履歴と滞在時間とに基づいて広告情報の広告効果を評価する。まず、評価部119は、記憶部120から当該ユーザの決済履歴及び滞在時間を取得する。次に、評価部119は、決済履歴及び滞在時間の組合せについて、広告効果を評価する。当該ユーザについて複数の決済履歴が記憶部120に登録されている場合、各決済履歴について広告効果を評価する。
評価部119は、例えば、複数の決済履歴におけるそれぞれの決済金額が所定範囲内である場合、各決済履歴に対応する滞在時間の差に応じて広告効果を評価する。この場合、評価部119は、決済金額が所定範囲内の場合、決済金額は考慮せず、決済の有無によって広告を評価する。具体的には、評価部119は、短い滞在時間で所定金額未満の購入履歴ありの場合を、長い滞在時間で所定金額未満の購入履歴ありの場合よりも、広告効果が高いと評価する。また、評価部119は、決済金額が所定値以上である場合、決済金額に応じて広告効果を上昇させてもよい。具体的には、後述の表1において滞在時間が10分間以上の場合であっても、決済金額が所定値以上である場合、広告効果を5としてもよい。尚、評価部119は、決済金額に所定の範囲を設けず、決済金額の大きさに応じて広告評価を行ってもよい。
評価部119は、例えば、複数の決済履歴に対応するそれぞれの滞在時間が所定範囲内である場合、各決済履歴における決済金額の差に応じて前記広告効果を評価する。具体的には、評価部119は、短い滞在時間で購入履歴ありの場合を、短い滞在時間で購入履歴なしの場合よりも、広告効果が高いと評価する。
次に、図12~14を参照して、広告評価処理時における広告評価装置100aの動作を説明する。図12は、広告評価処理の流れを示すフローチャートである。図13は、入店時刻取得処理の流れを示すフローチャートである。図14は、決済時刻取得処理の流れを示すフローチャートである。
まず、提示部111は、ユーザに対して当該ユーザに対応付けられた広告情報を、ユーザ端末1200等の表示端末に送信することによってユーザに提示する(ステップS501)。次に、ユーザが店舗Xに入店すると、入口カメラ300aは、ユーザの顔を含む画像を撮影し、当該撮影画像を、ネットワーク500を介して広告評価装置100aに送信する。認証制御部117は、ユーザの入店時における撮影画像(第1の撮影画像)を入口カメラ300aから受信することによって取得し(ステップS502)、認証装置200に第1の顔認証を行わせる。第1の顔認証に成功した場合、第1の取得部113は、当該ユーザの入店時刻(第1の時刻)を取得する(ステップS503)。尚、ステップS503において、第1の取得部113は、第1の撮影画像の撮影時刻を第1の時刻として取得する。
次に、ユーザは、店舗Xにおいて決済を行う。決済時には、決済端末400は、ユーザの顔を含む画像を撮影し、当該撮影画像をネットワーク500を介して広告評価装置100aに送信する。認証制御部117は、ユーザの決済時における撮影画像(第2の撮影画像)を決済端末400から受信することによって取得し(ステップS504)、認証装置200に第2の顔認証を行わせる。第2の顔認証に成功した場合、第2の取得部115は、決済端末400に決済処理を指示し、当該ユーザの決済時刻(第2の時刻)及び決済履歴を取得する(ステップS505)。
決済端末400は、決済処理の指示を受信すると、決済処理を実行し、当該決済の結果である決済履歴を広告評価装置100aに返信する。ステップS505において、第2の取得部115は、決済端末400から受信した決済履歴に含まれる決済時刻及び決済履歴を第2の時刻及び決済履歴として取得する。尚、決済端末400は、顔認証に依らない決済を行う場合、第2の撮影画像と共に決済履歴を広告評価装置100aに送信する。顔認証に依らない決済方法は、例えば、クレジットカードによる決済方法及び電子マネーによる決済方法である。
次に、登録部116は、ステップS505において第2の取得部115が取得した決済履歴を記憶部120に登録する(ステップS506)。次に、算出部118は、ユーザの店舗Xにおける滞在時間を算出する(ステップS507)。尚、図11では、ステップS506を行った後にステップS507を行う場合について図示したが、ステップS507は、ステップS506よりも先に行われてもよく、ステップS506と並行して行われてもよい。次に、評価部119は、決済履歴と滞在時間とに基づいてステップS501において提示した広告情報の広告効果を評価する(ステップS508)。
図12を参照して、ステップS503について詳細に説明する。まず、認証制御部117は、第1の撮影画像を取得すると、当該第1の撮影画像から顔領域又は顔特徴情報を抽出する。そして、認証制御部117は、抽出した顔領域又は顔特徴情報を含む顔認証要求を認証装置200に送信する(ステップS601)。認証装置200は、受信した顔領域又は顔特徴情報に基づいて第1の顔認証を行い、認証結果を広告評価装置100aに返信する。認証制御部117は、第1の顔認証の成否を受信する(ステップS602)。
第1の顔認証に成功した場合(ステップS603Yes)、第1の取得部113は、第1の撮影画像が撮影された時刻をユーザの店舗Xへの入店時刻として取得する(ステップS604)。第1の顔認証に失敗した場合(ステップS603No)、認証制御部117は、顔認証に失敗した旨を第1の取得部113に返信する(ステップS605)。
図13を参照して、ステップS505について詳細に説明する。まず、認証制御部117は、第2の撮影画像を取得すると、当該第2の撮影画像から顔領域又は顔特徴情報を抽出する。そして、認証制御部117は、抽出した顔領域又は顔特徴情報を含む顔認証要求を認証装置200に送信する(ステップS701)。認証装置200は、受信した顔領域又は顔特徴情報に基づいて第2の顔認証を行い、認証結果を広告評価装置100aに返信する。認証制御部117は、第2の顔認証の成否を受信する(ステップS702)。
第2の顔認証に成功した場合(ステップS703Yes)、第2の取得部115は、決済端末400に決済処理を指示する(ステップS704)。決済端末400は、決済処理の指示を受信すると、決済処理を実行し、当該決済の結果である決済履歴を広告評価装置100aに返信する。第2の取得部115は、決済端末400から受信した決済履歴に含まれる決済時刻及び決済履歴を決済時刻(第2の時刻)及び決済履歴として取得する。第2の顔認証に失敗した場合(ステップS703No)、認証制御部117は、顔認証に失敗した旨を第2の取得部115に返信する(ステップS706)。
図15は、表示端末上に表示される広告情報を例示する図である。図14では、ユーザ端末1200に広告情報を表示する場合を示している。図14に示すように、ユーザ端末1200は、ステップS501において受信した広告情報を画面上に表示する。尚、ステップS501において、提示部111は、広告情報に加えて、ユーザの決済履歴を表示端末に送信してもよい。
図16は、決済履歴として表示端末上に表示されるマップを例示する図である。図16に示すように、ユーザ端末1200は、ステップS501において受信したユーザの決済履歴をマップ上に表示してもよい。また、図17は、表示端末上に表示される決済履歴を例示する図である。図17に示すように、ユーザ端末は、ステップS501において受信した決済履歴を時系列で表示してもよい。
図16及び図17では、ユーザの決済履歴のみを表示端末上に表示する場合を示しているが、表示端末上には、当該決済履歴に加えて、広告情報を表示してもよい。広告情報は、店舗情報、店舗の住所、及びユーザの現在位置から店舗までのルート案内等を含んでいてもよい。ルート案内は、ユーザの現在位置から店舗までの距離及び所要時間等を含んでいてもよい。また、表示端末上には、複数の広告情報を表示してもよい。複数の広告情報を表示する場合、各広告情報の詳細及びルート案内等を同時に表示してもよい。ユーザは、各広告情報の詳細及びルート案内等を検討し、広告情報同士を比較することができる。
以下、決済履歴及び滞在時間に基づく広告効果の評価の具体例を説明する。表1に広告効果の評価の一例を示す。
Figure 0007509196000001
表1に示す広告効果は、数値が大きいほど効果が高かったことを示す。表1に示すように、滞在時間が短く(例えば5分間)、かつ、決済履歴ありの場合、ユーザに提示された広告情報は、当該ユーザの嗜好及び需要に合ったものであったと考えられる。そこで、このような場合、広告効果が高かったと評価する。滞在時間が長く(例えば30分間)、かつ、決済履歴ありの場合、ユーザに提示された広告情報は、当該ユーザの需要には合っていたが嗜好からはやや外れていたと考えられる。そこで、このような場合、広告効果がやや高かったと評価する。
このように、広告評価装置100aは、決済履歴及び滞在時間に基づいて広告評価を行うため、ユーザに提示した広告の効果を精度良く測定することができる。広告効果を測定した結果、効果が低いと評価された広告情報の表示頻度を下げ、効果が高いと評価された広告情報の表示頻度を上げてもよい。これにより、より効果的な広告をユーザに提示することができる。また、効果が低いと評価された広告情報の広告費用を下げ、効果が高いと評価された広告情報の広告費用を上げてもよい。これにより、広告費用を負担するクライアントの満足度を高めることができる。さらに、本実施形態に係る広告評価装置は、実施形態1~3において説明した効果と同様の効果を奏することができる。
<実施形態4>
実施形態4は、上述した実施形態3の変形例である。実施形態3に係る広告評価装置100aは、決済履歴に基づいて退店時刻を取得していた。一方、実施形態4では、出口カメラが撮影した撮影画像に基づいて退店時刻を取得する。
図18は、実施形態4に係る広告評価システム900の構成を示すブロック図である。広告評価システム900は、図5に示した広告評価システム700の構成と比べて広告評価装置100aが広告評価装置800aに置き換わり、出口カメラ300bが追加されたものである。尚、出口カメラ300bは、撮影装置の一例である。広告評価システム900が備える各構成について、実施形態3と重複する説明は適宜省略する。図19は、実施形態4に係る広告評価装置の構成を示すブロック図である。広告評価装置800aは、第3の取得部121及びフラグ管理部122を備える点で広告評価装置100aと異なる。その他の構成については同様であるため、説明を適宜省略する。
出口カメラ300bは、例えば、店舗Xの出口付近に設置されたデジタルカメラ、カメラを搭載したデジタルサイネージ又は顔認証端末である。出口カメラ300bは、入口カメラ300aと共用であってもよい。また、出口カメラ300bは、決済端末400が備えるカメラであってもよい。出口カメラ300bは、店舗Xから退店するユーザを撮影することによって第3の撮影画像を撮影する。第3の撮影画像は、所定のユーザが店舗から退店する際に撮影される画像であり、当該ユーザの顔領域を含む。出口カメラ300bは、第3の撮影画像を、ネットワーク500を介して広告評価装置800aに送信する。
尚、複数のフロアを有する施設に広告評価システム900を設置する場合、各フロアごとにユーザの入退場及び決済を記録してもよい。この場合、入口カメラ300aは、各フロアの入口付近に設置される。入口カメラ300aは、フロアに入場したユーザを撮影することによって第1の撮影画像を撮影する。出口カメラ300bは、各フロアの出口付近に設置される。各フロアの出口は、例えば、エスカレータの乗り口、エレベータの乗り口及び階段の乗り口である。出口カメラ300bは、フロアから退場するユーザを撮影することいよって第3の撮影画像を撮影する。
本実施形態において、認証装置200は、第1の顔認証及び第2の顔認証に加えて、第3の顔認証を行う。第3の顔認証は、第1の顔認証及び第2の顔認証と同様に図8に示す手順で行われる。第3の取得部121は、第3の顔認証に成功し、かつ、ユーザが店舗Xにおいて不決済の場合、第3の時刻を第2の時刻として取得する。第3の時刻は、所定のユーザが店舗から退店した時刻であり、例えば第3の撮影画像が撮影された時刻である。登録部116は、第3の取得部121が第3の時刻を取得した場合、店舗において不決済の旨を決済履歴として記憶部120に登録する。
本実施形態では、記憶部120は、フラグ記憶部を含んでいる。フラグ記憶部は、ユーザの入店フラグをユーザIDと対応付けて記憶する。入店フラグは、ユーザの店舗Xへの入店の有無を記録するためのフラグである。制御部110は、フラグ管理部122を備える。フラグ管理部122は、入店フラグを管理する。例えば、フラグ管理部122は、第1の顔認証に成功した場合、ユーザの入店フラグを設定してフラグ記憶手段に登録し、第2の顔認証に成功した場合、ユーザの入店フラグを解除してフラグ記憶手段を更新する。尚、入店フラグの実装はこれに限定されない。
第3の取得部121は、フラグ記憶部にユーザの入店フラグが設定されている場合、当該ユーザが店舗において不決済であるとみなす。フラグ管理部は、第3の顔認証に成功し、かつ、フラグ記憶部に当該ユーザの入店フラグが設定されている場合、当該入店フラグを解除してフラグ記憶部を更新する。算出部118は、当該ユーザの入店フラグが解除された場合に、滞在時間を算出する。
次に、図20~23を参照して、広告評価処理時における広告評価装置800aの動作を説明する。図20及び図21は、広告評価処理の流れを示すフローチャートである。図22は、入店時刻取得処理の流れを示すフローチャートである。図23は、滞在時間算出処理の流れを示すフローチャートである。
まず、提示部111は、ユーザに対応付けられた広告情報を、ユーザ端末1200等の表示端末に送信することによって当該ユーザに提示する(ステップS801)。次に、ユーザが店舗Xに入店すると、入口カメラ300aは、ユーザの顔を含む画像を撮影し、当該撮影画像を、ネットワーク500を介して広告評価装置800aに送信する。認証制御部117は、ユーザの入店時における撮影画像(第1の撮影画像)を入口カメラ300aから受信することによって取得し(ステップS802)、認証装置200に第1の顔認証を行わせる。第1の顔認証に成功した場合、第1の取得部113は、当該ユーザの入店時刻(第1の時刻)を取得する(ステップS803)。尚、ステップS803において、第1の取得部113は、第1の撮影画像の撮影時刻を第1の時刻として取得する。
次に、フラグ管理部122は、ユーザの入店フラグをフラグ記憶部に設定する(ステップS804)。ユーザは、店舗Xに入店した後に、店舗Xにおいて決済を行い、又は決済を行わずに店舗Xから退店する。決済時には、決済端末400は、ユーザの顔を含む画像を撮影し、当該撮影画像をネットワーク500を介して広告評価装置800aに送信する。退店時には、出口カメラ300bは、ユーザの顔を含む画像を撮影し、当該撮影画像をネットワーク500を介して広告評価装置800aに送信する。決済端末400又は出口カメラ300bから送信された撮影画像は、認証制御部117が受信する。
認証制御部117が、退店時の撮影画像(第3の撮影画像)を未取得であり(ステップS805No)、かつ、決済時の撮影画像(第2の撮影画像)を未取得である(ステップS806No)場合、ユーザは、店舗X内にまだ滞在していると考えられる。認証制御部117が、第3の撮影画像を取得している(ステップS805Yes)場合、算出部118は、ユーザの店舗Xにおける滞在時間を算出する(ステップS807)。次に、評価部119は、決済履歴と滞在時間とに基づいてステップS501において提示した広告情報の広告効果を評価する(ステップS808)。
図21を参照して、認証制御部117が、退店時の撮影画像(第3の撮影画像)を未取得であり(ステップS805No)、かつ、決済時の撮影画像(第2の撮影画像)を取得している(ステップS806Yes)場合における広告評価装置800aの動作を説明する。まず、認証制御部117は、第2の撮影画像を取得すると、当該第2の撮影画像から顔領域又は顔特徴情報を抽出する。そして、認証制御部117は、抽出した顔領域又は顔特徴情報を含む顔認証要求を認証装置200に送信する(ステップS901)。認証装置200は、受信した顔領域又は顔特徴情報に基づいて第2の顔認証を行い、認証結果を広告評価装置800aに返信する。認証制御部117は、第2の顔認証の成否を受信する(ステップS902)。
第2の顔認証に失敗した場合(ステップS903No)、認証制御部117は、顔認証に失敗した旨を第2の取得部115に返信する(ステップS904)。第2の顔認証に成功した場合(ステップS903Yes)、第2の取得部115は、決済端末400に決済処理を指示する(ステップS905)。決済端末400は、決済処理の指示を受信すると、決済処理を実行し、当該決済の結果である決済履歴を広告評価装置100aに返信する。第2の取得部115は、決済端末400から受信した決済履歴に含まれる決済時刻及び決済履歴を決済時刻(第2の時刻)及び決済履歴として取得する(ステップS906)。
次に、フラグ管理部122は、当該ユーザの入店フラグを解除する(ステップS907)。次に、登録部116は、ステップS906において取得した決済履歴を記憶部120に登録する(ステップS908)。算出部118は、ステップS908の後、ユーザの店舗Xにおける滞在時間を算出する(ステップS806)。
図22を参照して、ステップS803について詳細に説明する。まず、認証制御部117は、第1の撮影画像を取得すると、当該第1の撮影画像から顔領域又は顔特徴情報を抽出する。そして、認証制御部117は、抽出した顔領域又は顔特徴情報を含む顔認証要求を認証装置200に送信する(ステップS1001)。認証装置200は、受信した顔領域又は顔特徴情報に基づいて第1の顔認証を行い、認証結果を広告評価装置800aに返信する。認証制御部117は、第1の顔認証の成否を受信する(ステップS1002)。
第1の顔認証に成功した場合(ステップS1003Yes)、第1の取得部113は、第1の撮影画像が撮影された時刻をユーザの店舗Xへの入店時刻として取得する(ステップS1004)。第1の顔認証に失敗した場合(ステップS1003No)、認証制御部117は、顔認証に失敗した旨を第1の取得部113に返信する(ステップS1005)。
図23を参照して、ステップS807について詳細に説明する。まず、認証制御部117は、第3の撮影画像を取得すると、当該第3の撮影画像から顔領域又は顔特徴情報を抽出する。そして、認証制御部117は、抽出した顔領域又は顔特徴情報を含む顔認証要求を認証装置200に送信する(ステップS1101)。認証装置200は、受信した顔領域又は顔特徴情報に基づいて第3の顔認証を行い、認証結果を広告評価装置800aに返信する。認証制御部117は、第3の顔認証の成否を受信する(ステップS1102)。
第3の顔認証に失敗した場合(ステップS1103No)、認証制御部117は、顔認証に失敗した旨を第3の取得部121に返信する(ステップS1104)。第3の顔認証に成功した場合(ステップS1103Yes)、フラグ管理部122は、当該ユーザの入店フラグが設定されているか否かを確認する(ステップS1105)。入店フラグが設定されている場合(ステップS1105Yes)、第3の取得部121は、第3の撮影画像が撮影された時刻をユーザの店舗Xからの退店時刻として取得する(ステップS1106)。次に、フラグ管理部122は、ユーザの入店フラグを解除してフラグ記憶部を更新する(ステップS1107)。次に、登録部116は、店舗Xにおいて不決済の旨を決済履歴として記憶部120に登録する(ステップS1108)。尚、ステップS1108では、決済履歴にユーザが入退店した店舗情報を含めて記憶部120に登録する。
次に、算出部118は、ユーザの店舗Xにおける滞在時間を算出する(ステップS1109)。尚、入店フラグが設定されていない場合(ステップS1105No)及び決済履歴を記憶部120に登録した場合(ステップS1108)も、算出部118は、滞在時間を算出する(ステップS1109)。
以下、決済履歴及び滞在時間に基づく広告効果の評価の具体例を説明する。表2に広告効果の評価の一例を示す。
Figure 0007509196000002
滞在時間が長く(例えば60分間)、かつ、決済履歴なしの場合、ユーザに提示された広告情報は、当該ユーザの嗜好には合っていたが需要からは外れていたと考えられる。そこで、このような場合、広告効果がやや低かったと評価する。滞在時間が短く(例えば5分間)、かつ、決済履歴なしの場合、ユーザに提示された広告情報は、当該ユーザの嗜好から外れており、かつ、需要に合っていなかったと考えられる。そこで、このような場合、広告効果が低かったと評価する。ユーザが店舗を訪れなかった場合、ユーザに提示された広告情報は、当該ユーザの嗜好及び需要に合っていなかったと考えられる。そこで、このような場合、広告効果が非常に低かったと評価する。
本実施形態に係る広告評価装置は、ユーザが店舗Xにおいて決済を行わない場合についても退店時刻を記録可能であるため、滞在時間の算出を網羅的に行うことができる。さらに、本実施形態に係る広告評価装置は、実施形態1~3において説明した効果と同様の効果を奏することができる。
尚、上述の実施形態では、ハードウェアの構成として説明したが、これに限定されるものではない。本開示は、任意の処理を、CPUにコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、DVD(Digital Versatile Disc)、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本開示は上記実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。また、本開示は、それぞれの実施形態を適宜組み合わせて実施されてもよい。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記A1)
所定のユーザの所定の店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、前記ユーザの顔特徴情報を予め記憶する認証装置を用いた第1の顔認証に成功した場合、前記入店時の第1の時刻を取得する第1の取得部と、
前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記認証装置を用いた第2の顔認証に成功した場合、前記決済時の第2の時刻を取得する第2の取得部と、
前記第2の顔認証の成功時に前記決済に基づく決済履歴を前記ユーザに対応付けて登録する登録部と、
前記第1の時刻と前記第2の時刻の差分から前記ユーザの前記店舗における滞在時間を算出する算出部と、
前記決済履歴と前記滞在時間とに基づいて、前記ユーザに提示した広告情報の広告効果を評価する評価部と、
を備える広告評価装置。
(付記A2)
前記評価部は、複数の前記決済履歴におけるそれぞれの決済金額が所定範囲内である場合、各決済履歴に対応する前記滞在時間の差に応じて前記広告効果を評価する、
付記A1に記載の広告評価装置。
(付記A3)
前記評価部は、複数の前記決済履歴に対応するそれぞれの前記滞在時間が所定範囲内である場合、各決済履歴における決済金額の差に応じて前記広告効果を評価する、
付記A1又はA2に記載の広告評価装置。
(付記A4)
前記評価部は、複数の前記決済履歴におけるそれぞれの決済金額の差に応じて前記広告効果を評価する、
付記A1~A3のいずれか一項に記載の広告評価装置。
(付記A5)
前記ユーザと前記店舗の広告情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
前記ユーザに対して、当該ユーザに対応付けられた前記広告情報を提示する提示部と、
をさらに備える付記A1~A4のいずれか一項に記載の広告評価装置。
(付記A6)
前記ユーザの前記店舗からの退店時に当該ユーザが撮影された第3の撮影画像について、前記認証装置を用いた第3の顔認証に成功し、かつ、当該ユーザが当該店舗において不決済の場合、前記退店時の第3の時刻を前記第2の時刻として取得する第3の取得部、
をさらに備え、
前記登録部は、前記第3の時刻が取得された場合、前記店舗において不購入の旨を前記決済履歴として前記記憶部に登録し、
前記評価部は、前記決済履歴が不購入の旨を示す場合、当該決済履歴が決済を示す場合と比べて前記広告効果を低く評価する、
付記A1~A5のいずれか1項に記載の広告評価装置。
(付記A7)
前記第3の取得部は、前記記憶部内に、前記ユーザに対応付けられた今回の滞在における前記決済履歴が存在しない場合、当該ユーザが当該店舗において不決済であるとみなす、
付記A6に記載の広告評価装置。
(付記A8)
前記ユーザの入店フラグを記憶するフラグ記憶部と、
前記第1の顔認証に成功した場合、前記ユーザの入店フラグを設定して前記フラグ記憶部に登録し、前記第2の顔認証に成功した場合、前記ユーザの入店フラグを解除して前記フラグ記憶部を更新するフラグ管理部と、
をさらに備え、
前記第3の取得部は、前記フラグ記憶部に前記ユーザの入店フラグが設定されている場合、当該ユーザが当該店舗において不決済であるとみなし、
前記フラグ管理部は、前記第3の顔認証に成功し、かつ、前記フラグ記憶部に前記ユーザの入店フラグが設定されている場合、当該入店フラグを解除して前記フラグ記憶部を更新し、
前記算出部は、前記ユーザの入店フラグが解除された場合に、前記滞在時間を算出する、
付記A6に記載の広告評価装置。
(付記B1)
ユーザの店舗における滞在時間を算出する算出部と、
前記滞在時間に基づいて前記ユーザに提示した広告情報の広告効果を評価するを評価部と、
を備える広告評価装置。
(付記C1)
所定のユーザの顔領域を含む画像を撮影する撮影装置と、
前記ユーザにおける決済を行う決済端末と、
前記撮影装置及び前記決済端末と通信可能な広告評価装置と、
前記ユーザの顔特徴情報を記憶し、前記広告評価装置と通信可能な認証装置と、を備え、
前記広告評価装置は、
前記ユーザの所定の店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、前記ユーザの顔特徴情報を予め記憶する認証装置を用いた第1の顔認証に成功した場合、前記入店時の第1の時刻を取得する第1の取得部と、
前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記認証装置を用いた第2の顔認証に成功した場合、前記決済時の第2の時刻を取得する第2の取得部と、
前記第2の顔認証の成功時に前記決済に基づく決済履歴を前記ユーザに対応付けて登録する登録部と、
前記第1の時刻と前記第2の時刻の差分から前記ユーザの前記店舗における滞在時間を算出する算出部と、
前記決済履歴と前記滞在時間とに基づいて、前記ユーザに提示した広告情報の広告効果を評価する評価部と、
を備える広告評価システム。
(付記C2)
前記評価部は、複数の前記決済履歴におけるそれぞれの決済金額が所定範囲内である場合、各決済履歴に対応する前記滞在時間の差に応じて前記広告効果を評価する、
付記C1に記載の広告評価システム。
(付記D1)
コンピュータが、
所定のユーザの所定の店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、前記ユーザの顔特徴情報を予め記憶する認証装置を用いた第1の顔認証に成功した場合、前記入店時の第1の時刻を取得する工程と、
前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記認証装置を用いた第2の顔認証に成功した場合、前記決済時の第2の時刻を取得する工程と、
前記第2の顔認証の成功時に前記決済に基づく決済履歴を前記ユーザに対応付けて登録する工程と、
前記第1の時刻と前記第2の時刻の差分から前記ユーザの前記店舗における滞在時間を算出する工程と、
前記決済履歴と前記滞在時間とに基づいて、前記ユーザに提示した広告情報の広告効果を評価する工程と、
を備える広告評価方法。
(付記E1)
所定のユーザの所定の店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、前記ユーザの顔特徴情報を予め記憶する認証装置を用いた第1の顔認証に成功した場合、前記入店時の第1の時刻を取得する工程と、
前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記認証装置を用いた第2の顔認証に成功した場合、前記決済時の第2の時刻を取得する工程と、
前記第2の顔認証の成功時に前記決済に基づく決済履歴を前記ユーザに対応付けて登録する工程と、
前記第1の時刻と前記第2の時刻の差分から前記ユーザの前記店舗における滞在時間を算出する工程と、
前記決済履歴と前記滞在時間とに基づいて、前記ユーザに提示した広告情報の広告効果を評価する工程と、
をコンピュータに実行させる広告評価プログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記F1)
所定のユーザの所定の店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、予め記憶されている前記ユーザの顔特徴情報を用いて第1の顔認証を行う第1の認証部と、
前記ユーザの前記店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、前記第1の顔認証に成功した場合、前記入店時の第1の時刻を取得する第1の取得部と、
前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記ユーザの顔特徴情報を用いて第2の顔認証を行う第2の認証部と、
前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記第2の顔認証に成功した場合、前記決済時の第2の時刻を取得する第2の取得部と、
前記第2の顔認証の成功時に前記決済に基づく決済履歴を前記ユーザに対応付けて登録する登録部と、
前記第1の時刻と前記第2の時刻の差分から前記ユーザの前記店舗における滞在時間を算出する算出部と、
前記決済履歴と前記滞在時間とに基づいて、前記ユーザに提示した広告情報の広告効果を評価する評価部と、
を備える広告評価装置。
(付記F2)
前記評価部は、複数の前記決済履歴におけるそれぞれの決済金額が所定範囲内である場合、各決済履歴に対応する前記滞在時間の差に応じて前記広告効果を評価する、
付記F1に記載の広告評価装置。
(付記G1)
コンピュータが、
所定のユーザの所定の店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、予め記憶されている前記ユーザの顔特徴情報を用いて第1の顔認証を行う工程と、
前記ユーザの前記店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、前記第1の顔認証に成功した場合、前記入店時の第1の時刻を取得する工程と、
前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記ユーザの顔特徴情報を用いて第2の顔認証を行う工程と、
前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記第2の顔認証に成功した場合、前記決済時の第2の時刻を取得する工程と、
前記第2の顔認証の成功時に前記決済に基づく決済履歴を前記ユーザに対応付けて登録する工程と、
前記第1の時刻と前記第2の時刻の差分から前記ユーザの前記店舗における滞在時間を算出する工程と、
前記決済履歴と前記滞在時間とに基づいて、前記ユーザに提示した広告情報の広告効果を評価する工程と、
を備える広告評価方法。
(付記H1)
所定のユーザの所定の店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、予め記憶されている前記ユーザの顔特徴情報を用いて第1の顔認証を行う工程と、
前記ユーザの前記店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、前記第1の顔認証に成功した場合、前記入店時の第1の時刻を取得する工程と、
前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記ユーザの顔特徴情報を用いて第2の顔認証を行う工程と、
前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記第2の顔認証に成功した場合、前記決済時の第2の時刻を取得する工程と、
前記第2の顔認証の成功時に前記決済に基づく決済履歴を前記ユーザに対応付けて登録する工程と、
前記第1の時刻と前記第2の時刻の差分から前記ユーザの前記店舗における滞在時間を算出する工程と、
前記決済履歴と前記滞在時間とに基づいて、前記ユーザに提示した広告情報の広告効果を評価する工程と、
をコンピュータに実行させる広告評価プログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体。
以上、実施形態(及び実施例)を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態(及び実施例)に限定されものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
100、100a、600800a 広告評価装置
700、900 広告評価システム
110 制御部
111 提示部
112 第1の認証部
113 第1の取得部
114 第2の認証部
115 第2の取得部
116 登録部
117 認証制御部
118 算出部
119 評価部
121 第3の取得部
122 フラグ管理部
120 記憶部
130 メモリ
140 通信部
200 認証装置
210 顔特徴DB
220 顔検出部
230 特徴点抽出部
240 登録部
250 認証部
300a 入口カメラ
300b 出口カメラ
400 決済端末
410 カメラ
420 記憶部
430 通信部
440 表示部
450 制御部
452 撮影部
453 登録部
454 認証部
455 決済部
500 ネットワーク
1200 ユーザ端末
1210 カメラ
1220 記憶部
1230 通信部
1240 表示部
1250 制御部
1253 顔登録部
1254 広告要求部

Claims (18)

  1. 所定のユーザの所定の店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、前記ユーザの顔特徴情報を予め記憶する認証装置を用いた第1の顔認証に成功した場合、前記入店時の第1の時刻を取得する第1の取得手段と、
    前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記認証装置を用いた第2の顔認証に成功した場合、前記決済時の第2の時刻を取得する第2の取得手段と、
    前記第2の顔認証の成功時に前記決済に基づく決済履歴を前記ユーザに対応付けて登録する登録手段と、
    前記第1の時刻と前記第2の時刻の差分から前記ユーザの前記店舗における滞在時間を算出する算出手段と、
    前記決済履歴と前記滞在時間とに基づいて、前記ユーザに提示した広告情報の広告効果を評価する評価手段と、
    前記ユーザの前記店舗からの退店時に当該ユーザが撮影された第3の撮影画像について、前記認証装置を用いた第3の顔認証に成功し、かつ、当該ユーザが当該店舗において不決済の場合、前記退店時の第3の時刻を前記第2の時刻として取得する第3の取得手段と、
    を備え、
    前記登録手段は、前記第3の時刻が取得された場合、前記店舗において不購入の旨を前記決済履歴として登録し、
    前記評価手段は、前記決済履歴が購入の旨を示す場合、前記滞在時間が所定時間未満のときに滞在時間が所定時間以上のときに比較して前記広告効果を高く評価し、前記決済履歴が不購入の旨を示す場合、滞在時間が所定時間未満のときに滞在時間が所定時間以上のときに比較して前記広告効果を低く評価する、
    広告評価装置。
  2. 前記評価手段は、複数の前記決済履歴におけるそれぞれの決済金額が所定範囲内である場合、各決済履歴に対応する前記滞在時間の差に応じて前記広告効果を評価する、
    請求項1に記載の広告評価装置。
  3. 前記評価手段は、複数の前記決済履歴に対応するそれぞれの前記滞在時間が所定範囲内である場合、各決済履歴における決済金額の差に応じて前記広告効果を評価する、
    請求項1又は2に記載の広告評価装置。
  4. 前記評価手段は、複数の前記決済履歴におけるそれぞれの決済金額の差に応じて前記広告効果を評価する、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の広告評価装置。
  5. 前記ユーザと前記店舗の広告情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記ユーザに対して、当該ユーザに対応付けられた前記広告情報を提示する提示手段と、
    をさらに備える請求項1~4のいずれか一項に記載の広告評価装置。
  6. 前記提示手段は、前記広告効果が所定以上であると評価された場合、前記広告情報の表示頻度を上げ、前記広告効果が所定未満であると評価された場合、前記広告情報の表示頻度を下げる、
    請求項5に記載の広告評価装置。
  7. 前記評価手段は、前記決済履歴が不購入の旨を示す場合、当該決済履歴が決済を示す場合と比べて前記広告効果を低く評価する、
    請求項1~6のいずれか一項に記載の広告評価装置。
  8. 前記第3の取得手段は、前記ユーザに対応付けられた今回の滞在における前記決済履歴が存在しない場合、当該ユーザが当該店舗において不決済であるとみなす、
    請求項1~7のいずれか一項に記載の広告評価装置。
  9. 前記ユーザの入店フラグを記憶するフラグ記憶手段と、
    前記第1の顔認証に成功した場合、前記ユーザの入店フラグを設定して前記フラグ記憶手段に登録し、前記第2の顔認証に成功した場合、前記ユーザの入店フラグを解除して前記フラグ記憶手段を更新するフラグ管理手段と、
    をさらに備え、
    前記第3の取得手段は、前記フラグ記憶手段に前記ユーザの入店フラグが設定されている場合、当該ユーザが当該店舗において不決済であるとみなし、
    前記フラグ管理手段は、前記第3の顔認証に成功し、かつ、前記フラグ記憶手段に前記ユーザの入店フラグが設定されている場合、当該入店フラグを解除して前記フラグ記憶手段を更新し、
    前記算出手段は、前記ユーザの入店フラグが解除された場合に、前記滞在時間を算出する、
    請求項1~8のいずれか一項に記載の広告評価装置。
  10. ユーザの店舗における滞在時間を算出する算出手段と、
    前記ユーザの入店から退店までの決済履歴を取得する取得手段と、
    前記滞在時間及び前記決済履歴に基づいて前記ユーザに提示した広告情報の広告効果を評価する評価手段と、
    を備え、
    前記評価手段は、ユーザの入店から退店までの間に前記ユーザの決済履歴が存在する場合は前記ユーザの入店から決済までの時間を前記滞在時間とし、前記ユーザの入店から退店までの間に前記ユーザの決済履歴が存在しない場合は前記ユーザの入店から退店までの時間を滞在時間とし、前記決済履歴が購入の旨を示す場合、前記滞在時間が所定時間未満のときに滞在時間が所定時間以上のときに比較して前記広告効果を高く評価し、前記決済履歴が不購入の旨を示す場合、滞在時間が所定時間未満のときに滞在時間が所定時間以上のときに比較して前記広告効果を低く評価する、
    広告評価装置。
  11. 所定のユーザの顔領域を含む画像を撮影する撮影装置と、
    前記ユーザにおける決済を行う決済端末と、
    前記撮影装置及び前記決済端末と通信可能な広告評価装置と、
    前記ユーザの顔特徴情報を記憶し、前記広告評価装置と通信可能な認証装置と、を備え、
    前記広告評価装置は、
    前記ユーザの所定の店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、前記ユーザの顔特徴情報を予め記憶する認証装置を用いた第1の顔認証に成功した場合、前記入店時の第1の時刻を取得する第1の取得手段と、
    前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記認証装置を用いた第2の顔認証に成功した場合、前記決済時の第2の時刻を取得する第2の取得手段と、
    前記第2の顔認証の成功時に前記決済に基づく決済履歴を前記ユーザに対応付けて登録する登録手段と、
    前記第1の時刻と前記第2の時刻の差分から前記ユーザの前記店舗における滞在時間を算出する算出手段と、
    前記決済履歴と前記滞在時間とに基づいて、前記ユーザに提示した広告情報の広告効果を評価する評価手段と、
    前記ユーザの前記店舗からの退店時に当該ユーザが撮影された第3の撮影画像について、前記認証装置を用いた第3の顔認証に成功し、かつ、当該ユーザが当該店舗において不決済の場合、前記退店時の第3の時刻を前記第2の時刻として取得する第3の取得手段と、
    を備え、
    前記登録手段は、前記第3の時刻が取得された場合、前記店舗において不購入の旨を前記決済履歴として登録し、
    前記評価手段は、前記決済履歴が購入の旨を示す場合、前記滞在時間が所定時間未満のときに滞在時間が所定時間以上のときに比較して前記広告効果を高く評価し、前記決済履歴が不購入の旨を示す場合、滞在時間が所定時間未満のときに滞在時間が所定時間以上のときに比較して前記広告効果を低く評価する、
    広告評価システム。
  12. 前記評価手段は、複数の前記決済履歴におけるそれぞれの決済金額が所定範囲内である場合、各決済履歴に対応する前記滞在時間の差に応じて前記広告効果を評価する、
    請求項11に記載の広告評価システム。
  13. コンピュータが、
    所定のユーザの所定の店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、前記ユーザの顔特徴情報を予め記憶する認証装置を用いた第1の顔認証に成功した場合、前記入店時の第1の時刻を取得する工程と、
    前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記認証装置を用いた第2の顔認証に成功した場合、前記決済時の第2の時刻を取得する工程と、
    前記第2の顔認証の成功時に前記決済に基づく決済履歴を前記ユーザに対応付けて登録する工程と、
    前記第1の時刻と前記第2の時刻の差分から前記ユーザの前記店舗における滞在時間を算出する工程と、
    前記決済履歴と前記滞在時間とに基づいて、前記ユーザに提示した広告情報の広告効果を評価する工程と、
    前記ユーザの前記店舗からの退店時に当該ユーザが撮影された第3の撮影画像について、前記認証装置を用いた第3の顔認証に成功し、かつ、当該ユーザが当該店舗において不決済の場合、前記退店時の第3の時刻を前記第2の時刻として取得する工程と、
    を備え、
    前記第3の時刻が取得された場合、前記店舗において不購入の旨を前記決済履歴として登録し、
    前記決済履歴が購入の旨を示す場合、前記滞在時間が所定時間未満のときに滞在時間が所定時間以上のときに比較して前記広告効果を高く評価し、前記決済履歴が不購入の旨を示す場合、滞在時間が所定時間未満のときに滞在時間が所定時間以上のときに比較して前記広告効果を低く評価する、
    広告評価方法。
  14. コンピュータに、
    所定のユーザの所定の店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、前記ユーザの顔特徴情報を予め記憶する認証装置を用いた第1の顔認証に成功した場合、前記入店時の第1の時刻を取得する工程と、
    前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記認証装置を用いた第2の顔認証に成功した場合、前記決済時の第2の時刻を取得する工程と、
    前記第2の顔認証の成功時に前記決済に基づく決済履歴を前記ユーザに対応付けて登録する工程と、
    前記第1の時刻と前記第2の時刻の差分から前記ユーザの前記店舗における滞在時間を算出する工程と、
    前記決済履歴と前記滞在時間とに基づいて、前記ユーザに提示した広告情報の広告効果を評価する工程と、
    前記ユーザの前記店舗からの退店時に当該ユーザが撮影された第3の撮影画像について、前記認証装置を用いた第3の顔認証に成功し、かつ、当該ユーザが当該店舗において不決済の場合、前記退店時の第3の時刻を前記第2の時刻として取得する工程と、
    を実行させ、
    前記第3の時刻が取得された場合、前記店舗において不購入の旨を前記決済履歴として登録し、
    前記決済履歴が購入の旨を示す場合、前記滞在時間が所定時間未満のときに滞在時間が所定時間以上のときに比較して前記広告効果を高く評価し、前記決済履歴が不購入の旨を示す場合、滞在時間が所定時間未満のときに滞在時間が所定時間以上のときに比較して前記広告効果を低く評価する、
    広告評価プログラム。
  15. 所定のユーザの所定の店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、予め記憶されている前記ユーザの顔特徴情報を用いて第1の顔認証を行う第1の認証手段と、
    前記ユーザの前記店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、前記第1の顔認証に成功した場合、前記入店時の第1の時刻を取得する第1の取得手段と、
    前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記ユーザの顔特徴情報を用いて第2の顔認証を行う第2の認証手段と、
    前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記第2の顔認証に成功した場合、前記決済時の第2の時刻を取得する第2の取得手段と、
    前記第2の顔認証の成功時に前記決済に基づく決済履歴を前記ユーザに対応付けて登録する登録手段と、
    前記第1の時刻と前記第2の時刻の差分から前記ユーザの前記店舗における滞在時間を算出する算出手段と、
    前記決済履歴と前記滞在時間とに基づいて、前記ユーザに提示した広告情報の広告効果を評価する評価手段と、
    前記ユーザの前記店舗からの退店時に当該ユーザが撮影された第3の撮影画像について、予め記憶されている前記ユーザの顔特徴情報を用いた第3の顔認証に成功し、かつ、当該ユーザが当該店舗において不決済の場合、前記退店時の第3の時刻を前記第2の時刻として取得する第3の取得手段と、
    を備え、
    前記登録手段は、前記第3の時刻が取得された場合、前記店舗において不購入の旨を前記決済履歴として登録し、
    前記評価手段は、前記決済履歴が購入の旨を示す場合、前記滞在時間が所定時間未満のときに滞在時間が所定時間以上のときに比較して前記広告効果を高く評価し、前記決済履歴が不購入の旨を示す場合、滞在時間が所定時間未満のときに滞在時間が所定時間以上のときに比較して前記広告効果を低く評価する、
    広告評価装置。
  16. 前記評価手段は、複数の前記決済履歴におけるそれぞれの決済金額が所定範囲内である場合、各決済履歴に対応する前記滞在時間の差に応じて前記広告効果を評価する、
    請求項15に記載の広告評価装置。
  17. コンピュータが、
    所定のユーザの所定の店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、予め記憶されている前記ユーザの顔特徴情報を用いて第1の顔認証を行う工程と、
    前記ユーザの前記店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、前記第1の顔認証に成功した場合、前記入店時の第1の時刻を取得する工程と、
    前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記ユーザの顔特徴情報を用いて第2の顔認証を行う工程と、
    前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記第2の顔認証に成功した場合、前記決済時の第2の時刻を取得する工程と、
    前記第2の顔認証の成功時に前記決済に基づく決済履歴を前記ユーザに対応付けて登録する工程と、
    前記第1の時刻と前記第2の時刻の差分から前記ユーザの前記店舗における滞在時間を算出する工程と、
    前記決済履歴と前記滞在時間とに基づいて、前記ユーザに提示した広告情報の広告効果を評価する工程と、
    前記ユーザの前記店舗からの退店時に当該ユーザが撮影された第3の撮影画像について、予め記憶されている前記ユーザの顔特徴情報を用いた第3の顔認証に成功し、かつ、当該ユーザが当該店舗において不決済の場合、前記退店時の第3の時刻を前記第2の時刻として取得する工程と、
    を実行させ、
    前記第3の時刻が取得された場合、前記店舗において不購入の旨を前記決済履歴として登録し、
    前記決済履歴が購入の旨を示す場合、前記滞在時間が所定時間未満のときに滞在時間が所定時間以上のときに比較して前記広告効果を高く評価し、前記決済履歴が不購入の旨を示す場合、滞在時間が所定時間未満のときに滞在時間が所定時間以上のときに比較して前記広告効果を低く評価する、
    広告評価方法。
  18. コンピュータに、
    所定のユーザの所定の店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、予め記憶されている前記ユーザの顔特徴情報を用いて第1の顔認証を行う工程と、
    前記ユーザの前記店舗への入店時に当該ユーザが撮影された第1の撮影画像について、前記第1の顔認証に成功した場合、前記入店時の第1の時刻を取得する工程と、
    前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記ユーザの顔特徴情報を用いて第2の顔認証を行う工程と、
    前記店舗における前記ユーザによる決済時に当該ユーザが撮影された第2の撮影画像について、前記第2の顔認証に成功した場合、前記決済時の第2の時刻を取得する工程と、
    前記第2の顔認証の成功時に前記決済に基づく決済履歴を前記ユーザに対応付けて登録する工程と、
    前記第1の時刻と前記第2の時刻の差分から前記ユーザの前記店舗における滞在時間を算出する工程と、
    前記決済履歴と前記滞在時間とに基づいて、前記ユーザに提示した広告情報の広告効果を評価する工程と、
    前記ユーザの前記店舗からの退店時に当該ユーザが撮影された第3の撮影画像について、予め記憶されている前記ユーザの顔特徴情報を用いた第3の顔認証に成功し、かつ、当該ユーザが当該店舗において不決済の場合、前記退店時の第3の時刻を前記第2の時刻として取得する工程と、
    を実行させ、
    前記第3の時刻が取得された場合、前記店舗において不購入の旨を前記決済履歴として登録し、
    前記決済履歴が購入の旨を示す場合、前記滞在時間が所定時間未満のときに滞在時間が所定時間以上のときに比較して前記広告効果を高く評価し、前記決済履歴が不購入の旨を示す場合、滞在時間が所定時間未満のときに滞在時間が所定時間以上のときに比較して前記広告効果を低く評価する、
    広告評価プログラム。
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