JP7503480B2 - シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置 - Google Patents

シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7503480B2
JP7503480B2 JP2020189605A JP2020189605A JP7503480B2 JP 7503480 B2 JP7503480 B2 JP 7503480B2 JP 2020189605 A JP2020189605 A JP 2020189605A JP 2020189605 A JP2020189605 A JP 2020189605A JP 7503480 B2 JP7503480 B2 JP 7503480B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat belt
guide member
locking
pretensioner
locking base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020189605A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022078727A (ja
Inventor
清史 渡邉
忠之 浅子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Joyson Safety Systems Japan GK
Original Assignee
Joyson Safety Systems Japan GK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Joyson Safety Systems Japan GK filed Critical Joyson Safety Systems Japan GK
Priority to JP2020189605A priority Critical patent/JP7503480B2/ja
Priority to US18/036,385 priority patent/US11964626B2/en
Priority to PCT/JP2021/035249 priority patent/WO2022102261A1/ja
Priority to CN202180075936.9A priority patent/CN116472207A/zh
Publication of JP2022078727A publication Critical patent/JP2022078727A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7503480B2 publication Critical patent/JP7503480B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/36Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/46Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R2022/3402Retractor casings; Mounting thereof

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Description

本発明は、シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置に関し、特に、プリテンショナの作動以後における負荷変動を制御することができる、シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置に関する。
自動車等の車両には、一般に、乗員が着座する腰掛部と乗員の背面に位置する背もたれ部とを備えたシートに乗員を拘束するシートベルト装置が設けられている。かかるシートベルト装置は、乗員を拘束するウェビングと、ウェビングの巻き取りを行うシートベルトリトラクタと、シートの側面に配置されたバックルと、ウェビングに配置されたトングと、を備え、トングをバックルに嵌着させることによってウェビングにより乗員をシートに拘束している。
また、シートベルトリトラクタは、一般に、ウェビングの巻き取りを行うスプールと、スプールを回転可能に内包するベースフレームと、緊急時に前記ウェビングを巻き取り可能なプリテンショナと、ウェビングの引き出しを停止可能なロック機構と、スプールとロック機構とを連結するロッキングベースと、を備えていることが多い。
かかるプリテンショナを備えたシートベルトリトラクタにおいて、車両衝突時等の緊急時には、プリテンショナの作動時にスプールの回転軸が偏心し、ロッキングベースがベースフレームの開口部に形成されたロック歯に接触して摩擦抵抗が増大してしまうという問題がある。
この問題を解決するために、特許文献1に記載された発明では、ロックベース(38)の外周を覆うカバープレート(26)に設けられ、ロックベース(38)を回転可能に支持するガイド(30)を設けている。なお、ロックベースはロッキングベースに相当し、カバープレートはプリテンショナカバーに相当する。
特開2018-99943号公報
ところで、車両衝突時等のように乗員の上体が前方に移動した場合には、シートベルトリトラクタにプリテンショナ作動時以上の負荷が生じることもある。このような場合には、乗員に生じたエネルギーを吸収するために、ウェビングにある程度の抵抗を負荷しながら少しずつ引き出した方がよいこともある。
しかしながら、上述した特許文献1に記載された発明では、ガイド(30)を配置したことにより、ロックベース(38)とカバープレート(26)の開口部に形成された内歯とが常に接触しない状態であることから、エネルギー吸収時におけるウェビングの抵抗が不足する可能性がある。
本発明はかかる問題点に鑑み創案されたものであり、プリテンショナの定常駆動時における摩擦抵抗の増大を抑制しつつ、エネルギー吸収時におけるウェビングに負荷される抵抗の増大を図ることができる、シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、乗員を拘束するウェビングの巻き取りを行うスプールと、該スプールを回転可能に内包するベースフレームと、緊急時に前記ウェビングを巻き取り可能なプリテンショナと、前記ウェビングの引き出しを停止可能なロック機構と、前記スプールと前記ロック機構とを連結するロッキングベースと、を備えたシートベルトリトラクタにおいて、前記ベースフレームは、前記ロッキングベースを挿通する開口部と、該開口部の内周に形成され前記ロック機構の一部と係止可能なロック歯と、前記ロッキングベースの外周面の少なくとも一部に対峙するとともに前記開口部に沿って配置されたガイド部材と、を備え、前記ガイド部材は、前記プリテンショナが定常駆動状態に移行するまで前記ロッキングベースと接触しないように構成されており、前記プリテンショナの定常駆動時に前記ロッキングベースと接触するように構成されており、前記プリテンショナが定常駆動状態に移行した後で所定の荷重が負荷されたときに前記ロック歯と前記ロッキングベースとの接触を許容するように構成されている、ことを特徴とするシートベルトリトラクタが提供される。
前記ガイド部材は、前記所定の荷重が負荷されたときに塑性変形するように構成されていてもよい。
前記ガイド部材は、初期状態において、前記ロッキングベースとの間に隙間αを有する本体部と、該本体部の上流側に隣接し前記ロッキングベースとの間に隙間δを有する延長部と、を備え、前記ロッキングベースと前記開口部との隙間βに対してα≦β<δの関係を有していてもよい。
前記ガイド部材は、前記延長部の上流側に隣接し前記ロッキングベースとの間に隙間εを有する先端部を備え、ε>δの関係を有していてもよい。
前記先端部は、上流側に向かって傾斜したテーパ面を備えていてもよい。
前記ガイド部材は、前記本体部及び前記延長部に配置された複数の固定端子を備えていてもよい。
前記ガイド部材は、その背面が前記ベースフレームとの間に所定の隙間γを有するように構成されていてもよい。
前記シートベルトリトラクタは、前記ロッキングベースの軸部に前記プリテンショナの作動によって回転されるリングギアが配置されており、前記ガイド部材は、前記プリテンショナの動力伝達部材が前記リングギアを回転させる部分の反対側の領域に配置されていてもよい。
また、本発明によれば、上述した何れか一つの構成を備えたシートベルトリトラクタを含む、ことを特徴とするシートベルト装置が提供される。
上述した本発明に係るシートベルトリトラクタ及びシートベルト装置によれば、ロッキングベースの外周面と対峙する位置にガイド部材を配置したことにより、プリテンショナの定常駆動時にスプールの回転軸が偏心した場合であっても、ロッキングベースがガイド部材に接触することによって、ロッキングベースとロック歯との接触を規制することができ、摩擦抵抗の増大を抑制することができる。
また、ガイド部材は、プリテンショナが定常駆動状態に移行した後で所定の荷重が負荷されたときにロッキングベースとロック歯との接触を許容するように構成されていることから、プリテンショナの作動完了後における乗員のエネルギー吸収時にウェビングに負荷される抵抗の増大を図ることができる。
本発明の一実施形態に係るシートベルトリトラクタを示す部品展開図である。 ガイド部材の拡大図であり、(A)は表側を示す斜視図、(B)は裏側を示す斜視図、である。 初期状態を示す断面図であり、(A)はリングギアを含む平面の断面図、(B)はガイド部材を含む平面の断面図、を示している。 ガイド部材の作用を示す説明図であり、(A)は図3(B)におけるA-A線断面図の初期状態、(B)は図3(B)におけるB-B線断面図の初期状態、(C)は図3(B)におけるA-A線断面図の定常駆動状態、(D)は図3(B)におけるA-A線断面図の荷重負荷状態、を示している。 プリテンショナの作動開始状態を示す図であり、(A)はリングギアを含む平面の断面図、(B)はガイド部材を含む平面の断面図、を示している。 プリテンショナの定常駆動状態を示す図であり、(A)はリングギアを含む平面の断面図、(B)はガイド部材を含む平面の断面図、を示している。 ガイド部材の先端部の作用を示す説明図であり、(A)は動力伝達部材との関係、(B)はロッキングベースとの関係、を示している。 本発明の一実施形態に係るシートベルト装置を示す全体構成図である。
以下、本発明の実施形態について図1~図8を用いて説明する。ここで、図1は、本発明の一実施形態に係るシートベルトリトラクタを示す部品展開図である。図2は、ガイド部材の拡大図であり、(A)は表側を示す斜視図、(B)は裏側を示す斜視図、である。図3は、初期状態を示す断面図であり、(A)はリングギアを含む平面の断面図、(B)はガイド部材を含む平面の断面図、を示している。なお、図3(B)において、説明の便宜上、ロッキングベース6を灰色に塗り潰して表示してある。
本発明の一実施形態に係るシートベルトリトラクタ1は、例えば、図1に示したように、乗員を拘束するウェビングの巻き取りを行うスプール2と、スプール2を回転可能に内包するベースフレーム3と、緊急時にウェビングを巻き取り可能なプリテンショナ4と、ウェビングの引き出しを停止可能なロック機構5と、スプール2とロック機構5とを連結するロッキングベース6と、を備え、ベースフレーム3は、ロッキングベース6を挿通する開口部32aと、開口部32aの内周に形成されロック機構5の一部と係止可能なロック歯32bと、ロッキングベース6の外周面の少なくとも一部に対峙するとともに開口部32aに沿って配置されたガイド部材7と、スプール2に巻き取り方向の力を付勢するスプリングユニット8と、を備えている。
スプール2は、ウェビングを巻き取る巻胴であり、シートベルトリトラクタ1の骨格を形成するベースフレーム3内に回転可能に収容されている。ベースフレーム3は、例えば、対峙する一対の第一端面31及び第二端面32と、第一端面31及び第二端面32を連結する側面33と、により構成されており、いわゆる角型のU字形状を有している。ベースフレーム3は、側面33と対峙し第一端面31及び第二端面32に接続されるタイプレート34を備えていてもよい。
また、本実施形態に係るシートベルトリトラクタ1では、第一端面31側にスプリングユニット8が配置され、第二端面32側にプリテンショナ4及びロック機構5が配置されている。なお、スプリングユニット8、プリテンショナ4、ロック機構5等の配置は、図示した構成に限定されるものではない。例えば、第一端面31側にプリテンショナ4及びスプリングユニット8が配置され、第二端面32側にロック機構5が配置されていてもよい。
ベースフレーム3の第一端面31には、スプール2の軸部を挿通する開口部31aが形成されており、ベースフレーム3の第二端面32には、ロック機構5のパウル(図示せず)と係止可能なロック歯32bを有する開口部32aが形成されている。また、ベースフレーム3の第二端面32の内面(第一端面31と対峙する側の面)には、プリテンショナ4の動力伝達部材42の通路を形成するプリテンショナカバー47が配置される。また、ベースフレーム3の第二端面32の外面(内面の裏側の面)にはロック機構5が配置され、ロック機構5はリテーナカバー51内に収容される。
リテーナカバー51には、車体の急減速や傾きを検出するビークルセンサ9が配置されていてもよい。ビークルセンサ9は、例えば、球形の質量体と、質量体の移動によって揺動されるセンサレバーと、を有している。また、ビークルセンサ9は、ベースフレーム3の第二端面32に形成された開口部に嵌め込まれて固定されていてもよい。
スプール2は、例えば、中心部に空洞を有し、軸心を形成するトーションバー21が挿通されている。トーションバー21は、第一端部がスプリングユニット8のスプリングコア(図示せず)に接続されており、第二端部がロッキングベース6に接続されている。したがって、スプール2は、通常時はトーションバー21及びロッキングベース6と一緒に回転するように構成されている。
なお、スプール2の構成は上述した構成に限定されるものではなく、トーションバー21は必要に応じて省略してもよい。また、スプール2に巻き取り力を付与する手段は、スプリングユニット8に限定されるものではなく、電動モータ等を用いた他の手段であってもよい。
ロッキングベース6は、例えば、スプール2の開口部に挿通されて固定される軸部61と、ベースフレーム3の第二端面32に形成された開口部32aよりも大きな径を有するフランジ部62と、開口部32aに挿通される略円柱形状又は略円筒形状の凸部63と、を備えている。スプール2とロッキングベース6のフランジ部62との間にはプリテンショナ4の作動によって回転されるリングギア41が配置される。
フランジ部62は、ロッキングベース6の抜け止めとして機能する部分であるため、ベースフレーム3の開口部32aの孔径よりも大きな径を有している。凸部63には、側面部から出没可能に配置されたパウル(図示せず)が配置されている。ロック機構5の作動時には、パウルを凸部63の側面部から突出させることにより、ベースフレーム3の開口部32aに形成されたロック歯32bに係止させ、ロッキングベース6のウェビング引き出し方向の回転を拘束する。
したがって、ロック機構5が作動した状態で、ウェビング引き出し方向に荷重が負荷された場合であっても、トーションバー21に閾値以上の荷重が生じるまでは、スプール2を非回転状態に保持することができる。そして、トーションバー21に閾値以上の荷重が生じた場合には、トーションバー21が捻れることによって、スプール2が相対的に回転運動を生じ、ウェビングが引き出される。
ロック機構5は、詳細は図示しないが、例えば、ロッキングベース6に隣接するように配置されたロックギアと、ロックギアに揺動可能に配置されたフライホイールと、ロックギア及びフライホイールを収容するリテーナカバー51と、を備えている。そして、ウェビングが通常の引き出し速度よりも早い場合には、フライホイールが揺動してリテーナカバー51に立設された壁部材に形成された内歯に係止する。また、ビークルセンサ9が作動した場合には、そのセンサレバーがロックギアの外周面に形成された外歯に係止する。
このように、ロックギアは、フライホイール又はビークルセンサ9の作動によりその回転が規制される。そして、ロックギアの回転が規制されると、ロッキングベース6とロックギアとの間に相対回転が生じ、この相対回転に伴ってパウルが凸部63の側面部から突出される。
なお、ロック機構5は、上述した構成に限定されるものではなく、従来から存在している種々の構成のものを任意に選択して使用することができる。また、スプール2は、トーションバー21の代わりに、シャフトとワイヤ状又はプレート状の塑性変形部材との組み合わせによって構成される衝撃吸収機構を備えていてもよい。
プリテンショナ4は、例えば、ロッキングベース6の軸部61に配置されたリングギア41と、リングギア41を回転させる動力伝達部材42と、動力伝達部材42を収容するとともに移動を案内するパイプ43と、動力伝達部材42に推進力を付与するガス発生器44と、動力伝達部材42の後端に配置され動力伝達部材42とパイプ43との隙間を封止するピストン45と、パイプ43の先端に配置され動力伝達部材42をリングギア41に案内するガイドブロック46と、リングギア41を収容し動力伝達部材42の通路を形成するプリテンショナカバー47と、を備えている。なお、リングギア41は駆動輪や回転部材と称することもある。
動力伝達部材42は、例えば、樹脂製の細長いロッド形状を有しており、リングギア41の歯に噛み込まれて塑性変形しながら移動し、リングギア41を回転させるように構成されている。
なお、プリテンショナ4の構成は、上述した構成に限定されるものではない。例えば、動力伝達部材42として、金属製の球体を使用したものであってもよいし、棒状のラックを使用したものであってもよい。また、プリテンショナ4は、ガイドブロック46に代えて、パイプ43の一部を延長した部分で動力伝達部材42の移動を案内する構成であってもよい。
また、本実施形態では、プリテンショナ4をベースフレーム3の内面側(第一端面31と対峙する側)に配置した場合を図示しているが、プリテンショナ4をベースフレーム3の外面側(第二端面32のロック機構5が配置される側)に配置してもよい。この場合、プリテンショナカバー47は、ベースフレーム3の第二端面32の外側に配置される。
ガイド部材7は、例えば、図2(A)及び図2(B)に示したように、略部分円環形状を有している。ここで、「略部分円環形状」とは、全体として部分円環形状であることを意味している。また、ガイド部材7は、アルミニウム等の合金を金型内に圧入して成形した鋳造品(ダイカスト製品)であってもよい。
ガイド部材7は、例えば、図3(B)に示したように、初期状態において、ロッキングベース6のフランジ部62との間に隙間αを有する本体部71と、本体部71の上流側に隣接しロッキングベース6のフランジ部62との間に隙間δを有する延長部72と、延長部72の上流側に隣接しロッキングベース6のフランジ部62との間に隙間εを有する先端部73と、を備えている。
なお、本実施形態において、「上流側」とは、動力伝達部材42の移動方向の上流側を意味する。また、本実施形態において、「初期状態」とは、プリテンショナ4の作動前の状態又はプリテンショナを組み立てた状態を意味する。
また、ガイド部材7は、図3(B)に示したように、ロッキングベース6のフランジ部62の外周面に対峙するようにベースフレーム3の第二端面32に固定される。ガイド部材7は、プリテンショナ4の作動時におけるロッキングベース6の移動を規制する部品であることから、動力伝達部材42がリングギア41と噛み込む部分(進入位置)の反対側の領域に配置される。このとき、本体部71は、プリテンショナ4の定常駆動時にスプール2の回転軸が偏心する方向に位置し、延長部72は、プリテンショナ4の始動時にスプール2の回転軸が偏心する方向に位置するように配置される。
また、ガイド部材7は、図2(B)に示したように、本体部71及び延長部72に配置された複数の固定端子74を備えていてもよい。固定端子74は、例えば、ガイド部材7の背面に形成された突起である。固定端子74は、ベースフレーム3の第二端面32に形成された貫通孔32cに挿入された後かしめられ、ガイド部材7がベースフレーム3に固定される。このように複数の固定端子74をガイド部材7に配置することにより、ベースフレーム3に安定かつ強固に固定することができる。
ただし、ガイド部材7の固定方法は「かしめ」(加圧して塑性変形させること)に限定されるものではなく、例えば、ボルト、ピン、接着剤等で固定してもよい。なお、ガイド部材7は、ロッキングベース6との狭い隙間αを調整する部材であるとともに一定の耐荷重が必要となる部材であるため、位置決め精度及び強度に優れたかしめを利用するとよい。
ここで、隙間α、隙間δ及び隙間εの大きさは、図3(B)に示したように、α<δ<εの関係を有している。また、ロッキングベース6の凸部63とベースフレーム3(第二端面32)の開口部32aに形成されたロック歯32bとの隙間をβとすれば、α≦β<δの関係を有している。
最初に、本体部71の隙間α及び延長部72の隙間δの作用について、図4(A)~図6(B)を参照しつつ説明する。ここで、図4は、ガイド部材の作用を示す説明図であり、(A)は図3(B)におけるA-A線断面図の初期状態、(B)は図3(B)におけるB-B線断面図の初期状態、(C)は図3(B)におけるA-A線断面図の定常駆動状態、(D)は図3(B)におけるA-A線断面図の荷重負荷状態、を示している。なお、図4(A)~図4(D)において、説明の便宜上、ガイド部材7を灰色に塗り潰して表示してある。
図4(A)に示したように、初期状態において、ガイド部材7の延長部72は、ロッキングベース6のフランジ部62との間に隙間δを有している。このとき、ロッキングベース6の凸部63とベースフレーム3(第二端面32)の開口部32aに形成されたロック歯32bの先端との間に隙間βが形成されている。
隙間δと隙間βの大きさは、δ>βの関係を有している。したがって、プリテンショナ4の作動時にロッキングベース6が動力伝達部材42に押されて図の上方に移動した場合であっても、凸部63がロック歯32bに接触する可能性はあるが、フランジ部62がガイド部材7(延長部72)に接触しないように設計されている。
ここで、図5は、プリテンショナの作動開始状態を示す図であり、(A)はリングギアを含む平面の断面図、(B)はガイド部材を含む平面の断面図、を示している。なお、図5(B)において、説明の便宜上、ロッキングベース6を灰色に塗り潰して表示してある。
プリテンショナ4が始動すると、図5(A)に示したように、動力伝達部材42はパイプ43から押し出され、ガイドブロック46によって偏向され、リングギア41の歯に衝突する。このとき、動力伝達部材42の推進力Fdによって、リングギア41には図の左下方向(時計の短針で表現すれば略8時の方向)の荷重Fpが生じることとなる。
リングギア41は、ロッキングベース6の軸部61に固定されていることから、ロッキングベース6は、図5(B)に示したように、荷重Fpによって図の左下方向(時計の短針で表現すれば略8時の方向)に移動することとなる。このとき、荷重Fpの移動方向には、ガイド部材7の延長部72又は先端部73が存在していることから、ロッキングベース6のフランジ部63は、ガイド部材7には接触しないように構成されている。
プリテンショナ4の始動時には定常駆動時よりも大きな荷重が負荷されることから、この荷重をガイド部材7で受け止めようとすれば、ガイド部材7への衝撃が大きくなり、その対策を施す必要がある。なお、プリテンショナ4の始動時にロッキングベース6がベースフレーム3のロック歯32bに接触したとしても、一時的なものでありプリテンショナ4の性能に与える影響は少ない。
図4(B)に示したように、初期状態において、ガイド部材7の本体部71は、ロッキングベース6のフランジ部62との間に隙間αを有している。このとき、ロッキングベース6の凸部63とベースフレーム3(第二端面32)の開口部32aに形成されたロック歯32bの先端との間に隙間βが形成されている。
隙間αと隙間βの大きさは、α≦βの関係を有している。なお、ここでは、α<βの場合を図示してある。したがって、プリテンショナ4の作動時にロッキングベース6が動力伝達部材42に押されて図の上方に移動した場合には、フランジ部62がガイド部材7(本体部71)に接触し、凸部63がロック歯32bに接触しないように設計されている。
また、図4(B)に示したように、ガイド部材7の背面は、ベースフレーム3を構成するタイプレート34との間に所定の隙間γを有するように構成されている。かかる隙間γを形成することによって、後述するように、ガイド部材7をタイプレート34に向かって塑性変形可能な空間を確保することができる。
ここで、図6は、プリテンショナの定常駆動状態を示す図であり、(A)はリングギアを含む平面の断面図、(B)はガイド部材を含む平面の断面図、を示している。なお、図6(B)において、説明の便宜上、ロッキングベース6を灰色に塗り潰して表示してある。
プリテンショナ4が始動した後、さらに動力伝達部材42が進行すると、図6(A)に示したように、動力伝達部材42は、リングギア41とガイドブロック46との間に入り込み、塑性変形しながらリングギア41を回転させる。この状態を本明細書では「定常駆動状態」と称している。この定常駆動状態において、動力伝達部材42は、リングギア41とガイドブロック46との狭い隙間に押し込まれることから、動力伝達部材42の推進力Fdによって、リングギア41には動力伝達部材42の進入方向に対して略垂直な方向(時計の短針で表現すれば略10時方向)の荷重Fvが生じることとなる。
リングギア41は、ロッキングベース6の軸部61に固定されていることから、ロッキングベース6は、図6(B)に示したように、荷重Fvによって動力伝達部材42の進入方向に対して垂直な方向(時計の短針で表現すれば略10時方向)に移動することとなる。このとき、図4(C)に示したように、ロッキングベース6は、ガイド部材7に向かって移動し、隙間αが消失(α=0)して、フランジ部62がガイド部材7の本体部71に接触し、ロッキングベース6の移動が規制される。
また、定常駆動中又は定常駆動後において、ガイド部材7に所定の荷重が生じた場合には、ガイド部材7が塑性変形し、隙間βが消失(β=0)してロック歯32bとロッキングベース6との接触が許容される。このとき、ガイド部材7の背面に形成された隙間γは、ガイド部材7が塑性変形した場合であっても消失しないように設計されている。
このように、ガイド部材7を所定の荷重で塑性変形可能に形成することにより、例えば、車両衝突時等のように乗員の上体が前方に移動してシートベルトリトラクタ1にプリテンショナ4の作動時以上の負荷が生じた場合に、乗員に生じたエネルギーを吸収するために、ウェビングにある程度の抵抗を負荷しながら少しずつ引き出すことができる。
上述した本実施形態に係るシートベルトリトラクタ1によれば、ロッキングベース6の外周面と対峙する位置にガイド部材7を配置したことにより、プリテンショナ4の定常駆動時にスプール2の回転軸が偏心した場合であっても、ロッキングベース6がガイド部材7に接触することによって、ロッキングベース6とロック歯32bとの接触を規制することができ、摩擦抵抗の増大を抑制することができる。
また、ガイド部材7は、プリテンショナ4が定常駆動状態に移行した後で所定の荷重が負荷されたときにロッキングベース6とロック歯32bとの接触を許容するように構成されていることから、プリテンショナ4の作動完了後における乗員のエネルギー吸収時にウェビングに負荷される抵抗の増大を図ることができる。
ところで、本発明の目的を達成するために、プリテンショナ4の作動が完了するまでロッキングベース6とロック歯32bとの接触を規制し、プリテンショナ4の作動完了後にロッキングベース6とロック歯32bとの接触を許容するように構成することも考えられる。
この場合、ロッキングベース6とロック歯32bとを接触させるタイミングの管理が難しく、エネルギー吸収時における抵抗増大の効果が不安定になる可能性がある。そこで、本実施形態では、エネルギー吸収時における抵抗増大の効果を安定させるために、プリテンショナ4が定常駆動状態に移行した時点でロッキングベース6とロック歯32bとが接触可能な状態となるように、ガイド部材7が塑性変形し得る所定の荷重の数値を設定している。
次に、ガイド部材7の先端部73の作用について、図2(A)、図7(A)及び図7(B)を参照しつつ説明する。ここで、図7は、ガイド部材の先端部の作用を示す説明図であり、(A)は動力伝達部材との関係、(B)はロッキングベースとの関係、を示している。なお、図7(A)及び図7(B)は、図3(B)におけるC-C断面矢視図である。また、各図において、説明の便宜上、ガイド部材7を灰色に塗り潰して表示してある。また、各図において、固定端子74はかしめる前の状態を図示してある。
先端部73は、上流側に向かって傾斜したテーパ面73aを備えている。このテーパ面73aは、移動してきた動力伝達部材42とガイド部材7との衝突による衝撃を緩和するために形成されている。したがって、テーパ面73aは、動力伝達部材42の通路側に露出するように形成されており、図7(A)に示したように、動力伝達部材42の先端が接触し得る部分に形成されている。なお、説明の便宜上、動力伝達部材42を一点鎖線で図示してある。
また、図7(B)に示したように、スプール2の回転軸が偏心した場合であっても、ロッキングベース6のフランジ部62がガイド部材7と接触しないように、隙間εの大きさが設計される。なお、説明の便宜上、フランジ部62を有するロッキングベース6を一点鎖線で図示してある。
このように、動力伝達部材42の通路の入口付近にガイド部材7の一部を延伸させてテーパ面73aを有する先端部73を形成することにより、ガイド部材7と動力伝達部材42との衝突による衝撃を緩和し、動力伝達部材42の移動を安定させることができる。また、かかる先端部73と本体部71との間に延長部72を形成することができ、固定端子74をバランスよく配置することもできる。
次に、本発明の一実施形態に係るシートベルト装置について、図8を参照しつつ説明する。ここで、図8は、本発明の一実施形態に係るシートベルト装置を示す全体構成図である。なお、図8において、説明の便宜上、シートベルト装置以外の構成部品については、一点鎖線で図示している。
図8に示した本実施形態に係るシートベルト装置100は、乗員を拘束するウェビングWと、ウェビングWの巻き取りを行うシートベルトリトラクタ1と、車体側に設けられウェビングWを案内するガイドアンカー101と、ウェビングWを車体側に固定するベルトアンカー102と、シートSの側面に配置されたバックル103と、ウェビングWに配置されたトング104と、を備え、シートベルトリトラクタ1は、例えば、図1に示した構成を有している。
以下、シートベルトリトラクタ1以外の構成部品について、簡単に説明する。シートSは、例えば、乗員が着座する腰掛部S1と、乗員の背面に位置する背もたれ部S2と、乗員の頭部を支持するヘッドレスト部S3とを備えている。シートベルトリトラクタ1は、例えば、車体のBピラーPに内蔵される。また、一般に、バックル103は腰掛部S1の側面に配置されることが多く、ベルトアンカー102は腰掛部S1の下面に配置されることが多い。また、ガイドアンカー101は、BピラーPに配置されることが多い。そして、ウェビングWは、一端がベルトアンカー102に接続され、他端がガイドアンカー101を介してシートベルトリトラクタ1に接続されている。
したがって、トング104をバックル103に嵌着させる場合、ウェビングWはガイドアンカー101の挿通孔を摺動しながらシートベルトリトラクタ1から引き出されることとなる。また、乗員がシートベルトを装着した場合や降車時にシートベルトを解除した場合には、シートベルトリトラクタ1のスプリングユニット8の作用により、ウェビングWは一定の負荷がかかるまで巻き取られる。
上述したシートベルト装置100は、前部座席における通常のシートベルト装置に、上述した実施形態に係るシートベルトリトラクタ1を適用したものである。したがって、本実施形態に係るシートベルト装置100によれば、ガイド部材7によって、ロッキングベース6を含むスプール2の回転軸の偏心量を調整することができ、プリテンショナ4の定常駆動時における摩擦抵抗の増大を抑制しつつ、エネルギー吸収時におけるウェビングWに負荷される抵抗の増大を図ることができる。
なお、本実施形態に係るシートベルト装置100は、前部座席への適用に限定されるものではなく、例えば、ガイドアンカー101を省略して後部座席にも容易に適用することができる。また、本実施形態に係るシートベルト装置100は、車両以外の乗物にも使用することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能であることは勿論である。
1 シートベルトリトラクタ
2 スプール
3 ベースフレーム
4 プリテンショナ
5 ロック機構
6 ロッキングベース
7 ガイド部材
8 スプリングユニット
9 ビークルセンサ
21 トーションバー
31 第一端面
31a 開口部
32 第二端面
32a 開口部
32b ロック歯
32c 貫通孔
33 側面
34 タイプレート
41 リングギア
42 動力伝達部材
43 パイプ
44 ガス発生器
45 ピストン
46 ガイドブロック
47 プリテンショナカバー
51 リテーナカバー
61 軸部
62 フランジ部
63 凸部
71 本体部
72 延長部
73 先端部
73a テーパ面
74 固定端子
100 シートベルト装置
101 ガイドアンカー
102 ベルトアンカー
103 バックル
104 トング

Claims (9)

  1. 乗員を拘束するウェビングの巻き取りを行うスプールと、該スプールを回転可能に内包するベースフレームと、緊急時に前記ウェビングを巻き取り可能なプリテンショナと、前記ウェビングの引き出しを停止可能なロック機構と、前記スプールと前記ロック機構とを連結するロッキングベースと、を備えたシートベルトリトラクタにおいて、
    前記ベースフレームは、前記ロッキングベースを挿通する開口部と、該開口部の内周に形成され前記ロック機構の一部と係止可能なロック歯と、前記ロッキングベースの外周面の少なくとも一部に対峙するとともに前記開口部に沿って配置されたガイド部材と、を備え、
    前記ガイド部材は、前記プリテンショナが定常駆動状態に移行するまで前記ロッキングベースと接触しないように構成されており、前記プリテンショナの定常駆動時に前記ロッキングベースと接触するように構成されており、前記プリテンショナが定常駆動状態に移行した後で所定の荷重が負荷されたときに前記ロック歯と前記ロッキングベースとの接触を許容するように構成されている、
    ことを特徴とするシートベルトリトラクタ。
  2. 前記ガイド部材は、前記所定の荷重が負荷されたときに塑性変形するように構成されている、請求項1に記載のシートベルトリトラクタ。
  3. 前記ガイド部材は、初期状態において、前記ロッキングベースとの間に隙間αを有する本体部と、該本体部の上流側に隣接し前記ロッキングベースとの間に隙間δを有する延長部と、を備え、前記ロッキングベースと前記開口部との隙間βに対してα≦β<δの関係を有している、請求項1に記載のシートベルトリトラクタ。
  4. 前記ガイド部材は、前記延長部の上流側に隣接し前記ロッキングベースとの間に隙間εを有する先端部を備え、ε>δの関係を有している、請求項3に記載のシートベルトリトラクタ。
  5. 前記先端部は、上流側に向かって傾斜したテーパ面を備えている、請求項4に記載のシートベルトリトラクタ。
  6. 前記ガイド部材は、前記本体部及び前記延長部に配置された複数の固定端子を備える、請求項3に記載のシートベルトリトラクタ。
  7. 前記ガイド部材は、その背面が前記ベースフレームとの間に所定の隙間γを有するように構成されている、請求項1に記載のシートベルトリトラクタ。
  8. 前記ロッキングベースの軸部に前記プリテンショナの作動によって回転されるリングギアが配置されており、前記ガイド部材は、前記プリテンショナの動力伝達部材が前記リングギアを回転させる部分の反対側の領域に配置されている、請求項1に記載のシートベルトリトラクタ。
  9. 請求項1~請求項8の何れか一項に記載のシートベルトリトラクタを含む、ことを特徴とするシートベルト装置。

JP2020189605A 2020-11-13 2020-11-13 シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置 Active JP7503480B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020189605A JP7503480B2 (ja) 2020-11-13 2020-11-13 シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置
US18/036,385 US11964626B2 (en) 2020-11-13 2021-09-27 Seat belt retractor and seat belt device
PCT/JP2021/035249 WO2022102261A1 (ja) 2020-11-13 2021-09-27 シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置
CN202180075936.9A CN116472207A (zh) 2020-11-13 2021-09-27 安全带卷收器及安全带装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020189605A JP7503480B2 (ja) 2020-11-13 2020-11-13 シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022078727A JP2022078727A (ja) 2022-05-25
JP7503480B2 true JP7503480B2 (ja) 2024-06-20

Family

ID=81601854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020189605A Active JP7503480B2 (ja) 2020-11-13 2020-11-13 シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11964626B2 (ja)
JP (1) JP7503480B2 (ja)
CN (1) CN116472207A (ja)
WO (1) WO2022102261A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009123314A1 (ja) 2008-04-04 2009-10-08 オートリブ ディベロップメント エービー シートベルト用リトラクター
JP2015054650A (ja) 2013-09-13 2015-03-23 タカタ株式会社 シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置
JP2018099943A (ja) 2016-12-19 2018-06-28 株式会社東海理化電機製作所 ウェビング巻取装置
US20200353892A1 (en) 2019-05-08 2020-11-12 Autoliv Asp, Inc. Retractor pretensioner assembly

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3842622B2 (ja) 2001-11-13 2006-11-08 株式会社東海理化電機製作所 ウエビング巻取装置
JP3437488B2 (ja) 1999-02-16 2003-08-18 株式会社東海理化電機製作所 ウエビング巻取装置
AU754709B2 (en) 1999-02-16 2002-11-21 Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho Webbing take-up device
US9688242B2 (en) 2012-07-02 2017-06-27 Ashimori Industry Co., Ltd. Seatbelt retractor
JP5931608B2 (ja) 2012-07-02 2016-06-08 芦森工業株式会社 シートベルト用リトラクタ
JP6539102B2 (ja) 2015-04-28 2019-07-03 Joyson Safety Systems Japan株式会社 シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置
JP6993184B2 (ja) * 2017-11-13 2022-01-13 Joyson Safety Systems Japan株式会社 プリテンショナ、リトラクタ及びシートベルト装置
JP2019214258A (ja) * 2018-06-12 2019-12-19 Joyson Safety Systems Japan株式会社 プリテンショナ、リトラクタ及びシートベルト装置
JP2020044969A (ja) * 2018-09-19 2020-03-26 Joyson Safety Systems Japan株式会社 プリテンショナ、リトラクタ及びシートベルト装置
JP7144284B2 (ja) * 2018-11-09 2022-09-29 Joyson Safety Systems Japan株式会社 動力伝達部材、プリテンショナ、リトラクタ及び動力伝達部材の製造方法
JP2021091337A (ja) * 2019-12-11 2021-06-17 Joyson Safety Systems Japan株式会社 シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009123314A1 (ja) 2008-04-04 2009-10-08 オートリブ ディベロップメント エービー シートベルト用リトラクター
JP2015054650A (ja) 2013-09-13 2015-03-23 タカタ株式会社 シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置
JP2018099943A (ja) 2016-12-19 2018-06-28 株式会社東海理化電機製作所 ウェビング巻取装置
US20200353892A1 (en) 2019-05-08 2020-11-12 Autoliv Asp, Inc. Retractor pretensioner assembly

Also Published As

Publication number Publication date
WO2022102261A1 (ja) 2022-05-19
JP2022078727A (ja) 2022-05-25
US11964626B2 (en) 2024-04-23
CN116472207A (zh) 2023-07-21
US20240010162A1 (en) 2024-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3187382B1 (en) Pretensioner, retractor, and seat belt device
US10017150B2 (en) Seat belt retractor and seat belt apparatus
JP4907249B2 (ja) シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置
JP2000302013A (ja) プリテンショナー
JP6775361B2 (ja) プリテンショナ、リトラクタ及びシートベルト装置
US20200298793A1 (en) Pretensioner, retractor, and seat belt device
JP2018162043A (ja) シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置
JP6732599B2 (ja) プリテンショナ、リトラクタ及びシートベルト装置
JP7265042B2 (ja) プリテンショナ、リトラクタ及びシートベルト装置
WO2021117605A1 (ja) シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置
JP7503480B2 (ja) シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置
JP4364237B2 (ja) プリテンショナー付ウエビング巻取装置
JP7144195B2 (ja) プリテンショナ、リトラクタ及びシートベルト装置
JP2020175754A (ja) リトラクタ及びシートベルト装置
US11407380B2 (en) Seat belt retractor
US10266147B2 (en) Pretensioner, retractor, and seat belt device
JP7232700B2 (ja) プリテンショナ、リトラクタ及びシートベルト装置
JP7354015B2 (ja) プリテンショナ、リトラクタ及びシートベルト装置
JP2020044969A (ja) プリテンショナ、リトラクタ及びシートベルト装置
JP2020104815A (ja) プリテンショナ、リトラクタ及びシートベルト装置
JP7324651B2 (ja) プリテンショナ、リトラクタ及びシートベルト装置
JP2019214258A (ja) プリテンショナ、リトラクタ及びシートベルト装置
JP2020044901A (ja) シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置
US20230219520A1 (en) Webbing take-up device
JP2023028781A (ja) リトラクタ及びシートベルト装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20231111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240605

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240610

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7503480

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150