JP7497639B2 - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及び制御プログラム - Google Patents
画像形成装置、画像形成装置の制御方法及び制御プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7497639B2 JP7497639B2 JP2020125015A JP2020125015A JP7497639B2 JP 7497639 B2 JP7497639 B2 JP 7497639B2 JP 2020125015 A JP2020125015 A JP 2020125015A JP 2020125015 A JP2020125015 A JP 2020125015A JP 7497639 B2 JP7497639 B2 JP 7497639B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- forming apparatus
- image forming
- cleaning member
- image
- image carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 5
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 149
- 230000032258 transport Effects 0.000 claims description 29
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 28
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 7
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 7
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 7
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 6
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 claims description 6
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 5
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 125000002887 hydroxy group Chemical group [H]O* 0.000 claims description 4
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 claims description 2
- 235000012239 silicon dioxide Nutrition 0.000 claims description 2
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 claims description 2
- MWUXSHHQAYIFBG-UHFFFAOYSA-N nitrogen oxide Inorganic materials O=[N] MWUXSHHQAYIFBG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 21
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 6
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 description 6
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 4
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 4
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 4
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 1
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920000877 Melamine resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004640 Melamine resin Substances 0.000 description 1
- 235000021355 Stearic acid Nutrition 0.000 description 1
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 1
- 238000001095 inductively coupled plasma mass spectrometry Methods 0.000 description 1
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
- 239000000113 methacrylic resin Substances 0.000 description 1
- QIQXTHQIDYTFRH-UHFFFAOYSA-N octadecanoic acid Chemical compound CCCCCCCCCCCCCCCCCC(O)=O QIQXTHQIDYTFRH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- OQCDKBAXFALNLD-UHFFFAOYSA-N octadecanoic acid Natural products CCCCCCCC(C)CCCCCCCCC(O)=O OQCDKBAXFALNLD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229920005668 polycarbonate resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004431 polycarbonate resin Substances 0.000 description 1
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 1
- 229920005990 polystyrene resin Polymers 0.000 description 1
- 229920005749 polyurethane resin Polymers 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 229920002050 silicone resin Polymers 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 239000008117 stearic acid Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Description
トナー像を搬送方向に搬送する像担持体の表面に当接し、当該表面を清掃する第1の清掃部材と、
前記像担持体の表面に当接した状態で前記第1の清掃部材よりも前記搬送方向の下流側に配置され、前記像担持体の表面を清掃する第2の清掃部材と、
前記像担持体の雰囲気湿度を計測する湿度計測手段と、
前記第1の清掃部材を前記像担持体の表面に対して接離させる駆動手段と、
前記雰囲気湿度が所定湿度以上の場合に、前記駆動手段を駆動して前記第1の清掃部材を前記像担持体から離間させる制御手段と、
を備えることを特徴とする。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置1の概略構成を示す図である。
この図に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、自動原稿搬送部10、スキャナー部20、画像形成部30、給紙部50等を備える。
スキャナー部20は、搬送される原稿Dに光源を照射し、原稿Dから反射される反射光を受光する。スキャナー部20は、受光した光信号を電気信号(画像データ)に変換して画像形成部30に出力する。
給紙部50は、記録材Pを収容する複数の給紙トレイ51~53を備え、所定の搬送路により記録材Pを画像形成部30に給紙する。
各作像部YMCKは、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像(トナー像)を感光体32に形成し、感光体32に形成されたYMCK各色のトナー像を中間転写ベルト37に一次転写する。各作像部YMCKは、感光体32と、帯電装置33と、露光装置34と、現像装置35と、一次転写ローラー36とを備える。
なお、各作像部YMCKの構成及び動作はいずれも同様であるため、以下、イエロー作像部Yを例に挙げて説明する。
露光装置34は、スキャナー部20からの画像データに基づいて感光体32の非画像領域を露光し、露光した部分の電荷を除去することで感光体32の画像領域に静電潜像を形成する。
現像装置35は、感光体32に形成された静電潜像上に現像剤であるトナーを供給し、感光体32にトナー像を形成する。
一次転写ローラー36は、感光体32に形成されたトナー像を中間転写ベルト37に一次転写する。
また、中間転写ベルト37の表面は、二酸化ケイ素を含むガラスコート剤でコーティングされている。これにより、例えばエンボス紙などの転写性が向上する。ただし、このコート剤は、親水性を有する材料を含むものであればよい。ここで、親水性を有する材料とは、上述したガラスコート剤などの、水酸基を含む材料である。
二次転写ローラー38における記録材Pの排出側には、定着装置39が配置されている。定着装置39は、搬送されてきた記録材P上に形成されたトナー像を加熱及び加圧し、当該記録材Pにトナー像を定着させる。
図2は、クリーニング装置40周辺の概略断面図である。
クリーニング装置40は、二次転写後の中間転写ベルト37を清掃するものであり、記録材Pに転写されずに中間転写ベルト37に付着している残留トナー(トナーのほか、紙紛や外添剤等の残留物を含む)を除去する。
具体的には、図2に示すように、クリーニング装置40は、第1クリーニングブレード41と、第2クリーニングブレード42と、貯留機構43と、駆動機構44とを備え、中間転写ベルト37を張架するローラー371の周辺に設けられている。
なお、以下では、中間転写ベルト37の搬送方向Rにおける下流側を単に「下流側」、搬送方向Rにおける上流側を単に「上流側」という場合がある。
また、第1クリーニングブレード41は、例えばウレタン製などのゴムブレードである。ただし、第1クリーニングブレード41は、樹脂製であればよい。このように、第1クリーニングブレード41として比較的に硬度の低い樹脂ブレードを用いることにより、大量の残留トナーを拭き取ることができる。
また、第2クリーニングブレード42は、ステンレス製である。ただし、第2クリーニングブレード42は、第1クリーニングブレード41よりも高い硬度を有する材料で構成されていればよい。
このうち、貯留ローラー431は、第1クリーニングブレード41よりも搬送方向Rの上流側であって第1クリーニングブレード41の下方に配置され、中間転写ベルト37の表面に当接するように設けられている。この貯留ローラー431は、図示しない駆動手段により、中間転写ベルト37の搬送方向Rに沿った回転方向に回転する。
貯留板432は、例えばステンレス等の金属製の板バネ材であり、貯留ローラー431の表面のうち、中間転写ベルト37との当接位置とは反対側の位置に当接している。
こうして、中間転写ベルト37、貯留ローラー431及び貯留板432に囲まれた貯留空間Sが画成され、第1クリーニングブレード41によって中間転写ベルト37の表面から拭き取られた残留トナーがこの貯留空間Sに貯留される。
ソレノイド441は、第1クリーニングブレード41を駆動させるアクチュエータである。ソレノイド441は、下方に出没するプランジャー(可動部)441aを有している。プランジャー441aは、駆動されて下方に突出した突出状態になると、第1クリーニングブレード41を支持する支持部材411の一端部を下方に押す。支持部材411は、プランジャー441aに押される部分よりも中間転写ベルト37から離れた位置において支点部材412に支持されており、プランジャー441aに押されたときに支点部材412を中心に図2の時計回りに回転する。その結果、図2に二点鎖線で示すように、第1クリーニングブレード41が中間転写ベルト37から離間する。
付勢部材442は、支持部材411のうち、プランジャー441aに押される部分とは支点部材412を挟んだ反対側の端部に連結され、プランジャー441aが押す方向とは反対方向に支持部材411を付勢している。そのため、プランジャー441aが突出状態から復帰すると、支持部材411は、付勢部材442の付勢力によって支点部材412を中心に図2の反時計回りに回転する。その結果、第1クリーニングブレード41が中間転写ベルト37に当接する。
このような構成により、駆動機構44は、第1クリーニングブレード41を中間転写ベルト37の表面に対して接離させる。
図3は、画像形成装置1の概略の制御構成を示すブロック図である。
この図に示すように、画像形成装置1は、上述の構成のほか、記憶部60と、操作表示部70と、温湿度センサー80と、制御部90とを備える。
記憶部60は、HDD(Hard Disk Drive)、半導体メモリなどにより構成され、プログラムデータや各種設定データ等の各種データを制御部90から読み書き可能に記憶する。
表示部71は、制御部90から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、各機能の動作状況等の表示を行う。また、ユーザーによるタッチ操作を受け付けて、操作信号を制御部90に出力する。
操作部72は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部90に出力する。ユーザーは、操作表示部70を操作して、画質設定、倍率設定、応用設定、出力設定及び用紙設定等の画像形成に関する設定、用紙搬送指示、並びに装置の停止操作などを行うことができる。
続いて、画像形成装置1の画像形成時におけるクリーニング装置40の動作について説明する。
図4は、クリーニング装置40の動作を説明するための図である。
具体的には、第1クリーニングブレード41が、中間転写ベルト37の表面から殆どのトナーTを拭き取る。中間転写ベルト37の表面から拭き取られたトナーTは、第1クリーニングブレード41の下方に位置する貯留機構43の貯留空間Sに貯まる。第1クリーニングブレード41をすり抜けたトナーTは、第2クリーニングブレード42により中間転写ベルト37の表面から拭き取られる。
これにより、図4(b)に示すように、ソレノイド441が第1クリーニングブレード41の支持部材411を回動させ、第1クリーニングブレード41が中間転写ベルト37から離間する。
すると、貯留機構43に貯留されていたトナーTが中間転写ベルト37の表面に付着して搬送され、第2クリーニングブレード42に到達する。これにより、第2クリーニングブレード42において、トナーTに付着している固い外添剤を利用して、中間転写ベルト37の表面に付着した放電生成物が除去される。
そこで、本実施形態では、中間転写ベルト37に水分が付きやすい高温高湿環境において、第2クリーニングブレード42にトナーTを送り、トナーTに付着している外添剤が有する高い研磨性能を利用して、中間転写ベルト37の表面に付着した放電生成物を除去している。これにより、放電生成物の付着による中間転写ベルト37の摩擦力上昇を抑制でき、ひいては、第1クリーニングブレード41のクリーニング性能の低下を抑制できる。第2クリーニングブレード42はステンレス製であるので、放電生成物が付着して摩擦力が上がった中間転写ベルト37でも好適に研磨できる。
ただし、印字率が高い画像の形成時に実行した場合には、第2クリーニングブレード42で拭き取れない量のトナーが送られてくる可能性がある。そこで、制御部90は、印字率が所定値未満の画像が形成されている場合に、第1クリーニングブレード41を中間転写ベルト37から離間させてトナーTを第2クリーニングブレード42に送るのが好ましい。ここで、印字率が所定値未満の画像とは、例えばパッチや帯のようなトナーの付着量が多いものを除く画像である。
また、一定時間以上にわたって装置内が高湿環境であった場合には、時間や印字量に応じて、第1クリーニングブレード41を当接状態と離間状態とに定期的に切り替えてもよい。
以上のように、本実施形態によれば、中間転写ベルト37の雰囲気湿度が所定湿度以上となった場合に、駆動機構44のソレノイド441が駆動されて第1クリーニングブレード41が中間転写ベルト37から離間される。すると、中間転写ベルト37上のトナーTが、第1クリーニングブレード41下流の第2クリーニングブレード42に送られる。
これにより、高湿環境において中間転写ベルト37表面に付着しやすい放電生成物を、トナーTに付着している固い外添剤を利用して、第2クリーニングブレード42で好適に除去することができる。ひいては、中間転写ベルト37に付着した放電生成物によるクリーニング性能の低下を抑制することができる。
したがって、中間転写ベルト37を好適に清掃することができる。
これにより、例えばエンボス紙などの転写性が向上する一方で、中間転写ベルト37の表面に放電生成物が生成されやすくなる。しかし、本実施形態では、上述のとおり中間転写ベルト37表面の放電生成物を好適に除去できる。すなわち、クリーニング性能の低下を抑制しつつ、転写性を向上させることができる。
これにより、中間転写ベルト37の表面に水分がより付着しやすく放電生成物が生成されやすい高温高湿環境において、当該放電生成物を好適に除去できる。
また、本実施形態によれば、第2クリーニングブレード42が第1クリーニングブレード41よりも高い硬度を有する材料であり、本実施形態ではステンレス製である。そのため、第2クリーニングブレード42は、放電生成物が付着して摩擦力が上がった中間転写ベルト37でも好適に研磨でき、その表面の放電生成物を好適に除去できる。
これにより、第1クリーニングブレード41を中間転写ベルト37から離間させるだけで、貯留機構43に貯留させたトナーTを第2クリーニングブレード42に送ることができる。
すなわち、印字動作を中断する必要なく、中間転写ベルト37表面の放電生成物の除去を実行することができる。
これにより、第2クリーニングブレード42で拭き取れない量のトナーTが当該第2クリーニングブレード42に送られてくる事態を回避することができる。
まず、放電生成物の付着有無による中間転写ベルト37の摩擦力の変化を確認した。
「放電無し」での摩擦力として、新品の中間転写ベルト37の表面摩擦力を測定した。
その後、高圧を印加させた状態で中間転写ベルト37を回転させてその表面に放電生成物を付着させ、同様に表面摩擦力を測定した。装置内は高温高湿環境(30度/相対湿度80%)とした。
この図に示すように、放電させることで中間転写ベルト37表面の摩擦力が大きく増加している。
なお、図5の測定結果は、中間転写ベルト37の幅100mm範囲での平均値を示している。しかし、実際のベルト表面には滑剤(ステアリン酸)等が付着し、その付着が一律ではなく幅方向、長手方向にムラがある。また、放電自体の発生にもムラもあるため、ベルト表面の摩擦力は幅方向、長手方向にムラが発生する。その結果、中間転写ベルト37による第1クリーニングブレード41の引きつられ方が幅方向に不均一になり、トナーのすり抜けが発生する。
次に、装置内環境(中間転写ベルト37雰囲気)と第2クリーニングブレード42へのトナー供給有無を変えたときの、第1クリーニングブレード41をすり抜けるトナーの量と、中間転写ベルト37上の放電生成物としてNOxの量を測定した。
具体的には、記録材P(用紙)間の捨て帯をある所定量で印字させる設定にして通紙を実施し、そのときのNOx量と、5%カバレッジ原稿(A4サイズ)を1kp(キロプリント)通紙したときの、第2クリーニングブレード42へのトナーの溜まり量(すなわち第1クリーニングブレード41をすり抜けた量)とを測定した。中間転写ベルト37表面のNOx量は、ICP-MSにより測定した。
・比較例1と比較例2の結果から、中温中湿環境ではトナーすり抜け量もNOx量も少なく、高温高湿環境になるとこれらが大きく増えることが判る。高温高湿環境では第2クリーニングブレード42へのトナー供給の必要性が高いと言える。
・比較例2の結果から、プリント数0~1kpでは、NOx量が少なくトナーのすり抜けもほぼ発生していないのに対して、20~21kpや30~31kp時点では NOx量が増え、それに伴ってトナーのすり抜け量も増えていることが判る。
・比較例2と実施例の結果から、第2クリーニングブレード42へトナーを供給することで、トナーのすり抜け量とNOx量を大きく低減できていることが判る。
次に、第2クリーニングブレード42へのトナー供給の頻度を変えたときの、第1クリーニングブレード41をすり抜けるトナーの量を測定した。
具体的には、トナーの供給頻度を3段階に変えた(100p/300p/1000pに1回)ときのトナーのすり抜け量を、上記と同様に測定した。
なお、トナー帯としては各色とも中間転写ベルト37の長手方向200mm、幅方向320mm、長手方向の間隔を200mmに固定しているが、この間隔を広く設定することでトナー供給頻度を下げてもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
また、本発明に係る像担持体は、トナー像を担持して搬送方向に搬送するものであれば、転写ベルトに限定されず、例えば感光体などであってもよい。
30 画像形成部
32 感光体
37 中間転写ベルト(像担持体)
38 二次転写ローラー(転写手段)
40 クリーニング装置
41 第1クリーニングブレード(第1の清掃手段)
42 第2クリーニングブレード(第2の清掃手段)
43 貯留機構(貯留手段)
44 駆動機構(駆動手段)
80 温湿度センサー(湿度計測手段、温度計測手段)
90 制御部(制御手段)
411 支持部材
412 支点部材
431 貯留ローラー
432 貯留板
441 ソレノイド
441a プランジャー
442 付勢部材
P 記録材
R 搬送方向
S 貯留空間
Claims (17)
- トナー像を搬送方向に搬送する像担持体の表面に当接し、当該表面を清掃する第1の清掃部材と、
前記像担持体の表面に当接した状態で前記第1の清掃部材よりも前記搬送方向の下流側に配置され、前記像担持体の表面を清掃する第2の清掃部材と、
前記像担持体の雰囲気湿度を計測する湿度計測手段と、
前記第1の清掃部材を前記像担持体の表面に対して接離させる駆動手段と、
前記雰囲気湿度が所定湿度以上の場合に、前記駆動手段を駆動して前記第1の清掃部材を前記像担持体から離間させる制御手段と、
を備える、
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記像担持体の表面は、親水性を有する材料でコーティングされている、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記親水性を有する材料は、水酸基を含む材料である、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記親水性を有する材料は、二酸化ケイ素を含むガラスコート剤である、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記像担持体の雰囲気温度を計測する温度計測手段を備え、
前記制御手段は、前記雰囲気湿度が所定湿度以上かつ前記雰囲気温度が所定温度以上の場合に、前記駆動手段を駆動して前記第1の清掃部材を前記像担持体から離間させる、
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記所定温度は25度である、
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。 - 前記所定湿度は相対湿度65%である、
ことを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記第1の清掃部材は樹脂製である、
ことを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記第2の清掃部材は、前記第1の清掃部材よりも高い硬度を有する材料で構成されている、
ことを特徴とする請求項1~8のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記第2の清掃部材はステンレス製である、
ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。 - 前記第1の清掃部材よりも前記搬送方向の上流側に配置され、トナーを貯留する貯留手段を備える、
ことを特徴とする請求項1~10のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記貯留手段は、
前記像担持体の表面に当接するローラー部材と、
前記ローラー部材の表面のうち、前記像担持体との当接位置とは反対側の位置に当接している板状部材と、
を有する、
ことを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記像担持体によりトナー像を転写させる作像時、かつ、前記雰囲気湿度が所定湿度以上の場合に、前記第1の清掃部材を前記像担持体から離間させる、
ことを特徴とする請求項11又は12に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、印字率が所定値未満の画像が形成されており、かつ、前記雰囲気湿度が所定湿度以上の場合に、前記第1の清掃部材を前記像担持体から離間させる、
ことを特徴とする請求項11~13のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 電圧を印可して前記像担持体から記録材にトナー像を転写する転写手段を備え、
前記制御手段は、前記転写手段に電圧を印可しておらず、かつ、前記雰囲気湿度が所定湿度以上の場合に、前記第1の清掃部材を前記像担持体から離間させる、
ことを特徴とする請求項1~10のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - トナー像を搬送方向に搬送する像担持体の表面に当接し、当該表面を清掃する第1の清掃部材と、
前記像担持体の表面に当接した状態で前記第1の清掃部材よりも前記搬送方向の下流側に配置され、前記像担持体の表面を清掃する第2の清掃部材と、
前記像担持体の雰囲気湿度を計測する湿度計測手段と、
前記第1の清掃部材を前記像担持体の表面に対して接離させる駆動手段と、
を備える画像形成装置の制御方法であって、
制御手段は、前記雰囲気湿度が所定湿度以上の場合に、前記駆動手段を駆動して前記第1の清掃部材を前記像担持体から離間させる、
ことを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - トナー像を搬送方向に搬送する像担持体の表面に当接し、当該表面を清掃する第1の清掃部材と、
前記像担持体の表面に当接した状態で前記第1の清掃部材よりも前記搬送方向の下流側に配置され、前記像担持体の表面を清掃する第2の清掃部材と、
前記像担持体の雰囲気湿度を計測する湿度計測手段と、
前記第1の清掃部材を前記像担持体の表面に対して接離させる駆動手段と、
を備える画像形成装置の制御プログラムであって、
制御手段を、前記雰囲気湿度が所定湿度以上の場合に、前記駆動手段を駆動して前記第1の清掃部材を前記像担持体から離間させる手段として機能させる、
ことを特徴とする画像形成装置の制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020125015A JP7497639B2 (ja) | 2020-07-22 | 2020-07-22 | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及び制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020125015A JP7497639B2 (ja) | 2020-07-22 | 2020-07-22 | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及び制御プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022021454A JP2022021454A (ja) | 2022-02-03 |
JP7497639B2 true JP7497639B2 (ja) | 2024-06-11 |
Family
ID=80220795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020125015A Active JP7497639B2 (ja) | 2020-07-22 | 2020-07-22 | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及び制御プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7497639B2 (ja) |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009210618A (ja) | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2010060735A (ja) | 2008-09-02 | 2010-03-18 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及び画像形成プログラム |
JP3160024U (ja) | 2010-03-29 | 2010-06-10 | 合同会社Gigi | プラスチックフィルム |
JP2011017862A (ja) | 2009-07-08 | 2011-01-27 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2011039430A (ja) | 2009-08-18 | 2011-02-24 | Ricoh Co Ltd | 中間転写ベルト並びにこれを用いた画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2015138235A (ja) | 2014-01-24 | 2015-07-30 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2016004191A (ja) | 2014-06-18 | 2016-01-12 | コニカミノルタ株式会社 | クリーニング装置、画像形成装置および異物除去方法 |
JP2018040823A (ja) | 2016-09-05 | 2018-03-15 | シャープ株式会社 | クリーニング装置、転写装置および画像形成装置 |
JP2018041039A (ja) | 2016-09-09 | 2018-03-15 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
-
2020
- 2020-07-22 JP JP2020125015A patent/JP7497639B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009210618A (ja) | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2010060735A (ja) | 2008-09-02 | 2010-03-18 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及び画像形成プログラム |
JP2011017862A (ja) | 2009-07-08 | 2011-01-27 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2011039430A (ja) | 2009-08-18 | 2011-02-24 | Ricoh Co Ltd | 中間転写ベルト並びにこれを用いた画像形成装置及び画像形成方法 |
JP3160024U (ja) | 2010-03-29 | 2010-06-10 | 合同会社Gigi | プラスチックフィルム |
JP2015138235A (ja) | 2014-01-24 | 2015-07-30 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2016004191A (ja) | 2014-06-18 | 2016-01-12 | コニカミノルタ株式会社 | クリーニング装置、画像形成装置および異物除去方法 |
JP2018040823A (ja) | 2016-09-05 | 2018-03-15 | シャープ株式会社 | クリーニング装置、転写装置および画像形成装置 |
JP2018041039A (ja) | 2016-09-09 | 2018-03-15 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022021454A (ja) | 2022-02-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7536123B2 (en) | Image forming apparatus, method of recommending replacement of rotatable member, method of cleaning rotatable member and method of controlling image formation | |
US20150331357A1 (en) | Image forming apparatus and method of controlling the same | |
JP5509950B2 (ja) | 作像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
US9110433B2 (en) | Image forming apparatus | |
US9342033B2 (en) | Image forming apparatus with developer collecting operation | |
JP7497639B2 (ja) | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及び制御プログラム | |
JP5665390B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4770158B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US20070134019A1 (en) | Cleaning device and image forming device | |
JP5155970B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009186941A (ja) | 画像形成装置 | |
JP7494601B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2015161921A (ja) | 画像転写補助装置、画像転写補助方法 | |
US11221581B2 (en) | Cleaning device and image forming apparatus | |
JPH11272135A (ja) | 画像形成装置 | |
JP7242376B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US20230341802A1 (en) | Image forming apparatus | |
JP2007304301A (ja) | クリーニング装置及び画像形成装置 | |
JP2004361632A (ja) | クリーニング装置及びこれを搭載した画像形成装置 | |
JP2011048168A (ja) | 現像装置 | |
JP2024046722A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2022127544A (ja) | 画像形成装置 | |
CN115826378A (zh) | 图像形成装置 | |
JP2023180142A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2022144642A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230517 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20240202 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240220 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240416 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240430 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240513 |