JP2018040823A - クリーニング装置、転写装置および画像形成装置 - Google Patents

クリーニング装置、転写装置および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【構成】 クリーニング装置10は、転写ベルト54の外周面に所定圧で当接するように設けられるクリーニングブレード76と、転写ベルトを挟んでクリーニングブレードと対向するように設けられる対向ローラ78とを備える。そして、クリーニングブレードの先端が転写ベルトに当接する位置は、転写ベルトと対向ローラとの接触領域の転写ベルトの周回移動方向における中央位置よりも下流側の位置に設定される。【効果】 転写ベルトの波打ちまたは撓みを適切に抑制でき、転写ベルトの残留トナーを適切に除去できる。【選択図】 図4

Description

この発明はクリーニング装置に関し、特にたとえば、複数の懸架ローラによって周回移動可能に懸架された転写ベルトの外周面に残留したトナーを除去する、クリーニング装置に関する。また、クリーニング装置を備える転写装置および画像形成装置に関する。
従来のこの種のクリーニング装置の一例が特許文献1に開示される。特許文献1のクリーニング装置は、懸架ローラ間において転写ベルトの外周面に当接するクリーニングブレードを備える。このように、懸架ローラ間にクリーニングブレードを配置することによって、懸架ローラと対向するようにクリーニングブレードを配置することと比較して、画像形成装置の幅方向の縮小化を図ることができる。
特開2014−142578号公報
特許文献1の技術では、懸架ローラ間にクリーニングブレードを設けるので、転写ベルトに対するクリーニングブレードの線圧を一定にするため、転写ベルトを挟んでクリーニングブレードと対向する位置に対向ローラを設けている。しかしながら、単に対向ローラを設けるだけでは、転写ベルトに波打ちまたは撓みが生じてしまい、転写ベルトに対するクリーニングブレードの線圧が一定とならずに、転写ベルトの残留トナーを適切に除去できない恐れがある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、クリーニング装置、転写装置および画像形成装置を提供することである。
この発明の他の目的は、転写ベルトの波打ちまたは撓みを適切に抑制でき、転写ベルトの残留トナーを適切に除去できる、クリーニング装置、転写装置および画像形成装置を提供することである。
第1の発明は、複数の懸架ローラによって周回移動可能に懸架された転写ベルトの外周面に残留したトナーを除去するクリーニング装置であって、懸架ローラ間において転写ベルトの外周面に所定圧で当接するように設けられて、当該転写ベルトの外周面に残留したトナーを掻き取るクリーニングブレード、および転写ベルトを挟んでクリーニングブレードと対向するように設けられる対向ローラを備え、クリーニングブレードの先端が転写ベルトに当接する位置は、転写ベルトと対向ローラとの接触領域の転写ベルトの周回移動方向における中央位置よりも下流側の位置に設定される、クリーニング装置である。
第1の発明では、クリーニング装置は、クリーニングブレードおよび対向ローラを備え、用紙へのトナー像の転写後において、転写ベルトの外周面に残留したトナーを除去する。クリーニングブレードは、懸架ローラ間、つまり懸架ローラが転写ベルトを懸架する湾曲部分以外の位置において、転写ベルトの外周面に所定圧で当接するように設けられて、転写ベルトの外周面に残留したトナーを掻き取る。また、対向ローラは、転写ベルトを挟んでクリーニングブレードと対向するように設けられる。そして、この第1の発明では、クリーニングブレードの先端が転写ベルトに当接する位置を、転写ベルトと対向ローラとの接触領域の転写ベルトの周回移動方向における中央位置よりも下流側の位置に設定することによって、転写ベルトが対向ローラに巻き付けられる状態となるようにし、対向ローラに対する転写ベルトの接触面積を大きくしている。すなわち、クリーニングブレードを用いて、対向ローラに対する転写ベルトの接触面積を大きくしている。
第1の発明によれば、対向ローラに対する転写ベルトの接触面積を大きくできるので、転写ベルトの波打ちまたは撓みが適切に抑制され、クリーニングブレードによって転写ベルトの残留トナーを適切に除去できる。
第2の発明は、第1の発明に従属する発明である。第2の発明では、クリーニングブレードの先端が転写ベルトに当接する位置は、対向ローラの外周面の転写ベルトの周回移動方向における最下流位置の接線上、またはこの接線上よりも上流側の位置に設定される。
第3の発明は、第1または第2の発明に従属する発明である。第3の発明では、転写ベルトの外周面を押圧する押圧ローラをさらに備える。押圧ローラは、転写ベルトの周回移動方向におけるクリーニングブレードと転写ベルトとの当接位置の上流側および下流側の少なくとも一方に設けられる。
第3の発明によれば、対向ローラに対する転写ベルトの接触面積をより大きくすることができ、転写ベルトの波打ちまたは撓みをより適切に抑制できる。
第4の発明は、複数の懸架ローラによって周回移動可能に懸架された転写ベルトの外周面に残留したトナーを除去するクリーニング装置であって、懸架ローラ間において転写ベルトの外周面に所定圧で当接するように設けられて、当該転写ベルトの外周面に残留したトナーを掻き取るクリーニングブレード、転写ベルトを挟んでクリーニングブレードと対向するように設けられる対向ローラ、およびクリーニングブレードと転写ベルトとの当接位置の転写ベルトの周回移動方向における下流側に設けられて、転写ベルトの外周面を押圧する押圧ローラを備える、クリーニング装置である。
第4の発明では、クリーニング装置は、クリーニングブレード、対向ローラおよび押圧ローラを備え、用紙へのトナー像の転写後において、転写ベルトの外周面に残留したトナーを除去する。クリーニングブレードは、懸架ローラ間、つまり懸架ローラが転写ベルトを懸架する湾曲部分以外の位置において、転写ベルトの外周面に所定圧で当接するように設けられて、転写ベルトの外周面に残留したトナーを掻き取る。また、対向ローラは、転写ベルトを挟んでクリーニングブレードと対向するように設けられる。そして、押圧ローラは、転写ベルトの周回移動方向におけるクリーニングブレードと転写ベルトとの当接位置の上流側に設けられる。この第4の発明では、押圧ローラが転写ベルトの外周面を下方に押圧することによって、転写ベルトが対向ローラに巻き付けられる状態となるようにし、対向ローラに対する転写ベルトの接触面積を大きくしている。
第4の発明によれば、対向ローラに対する転写ベルトの接触面積を大きくできるので、転写ベルトの波打ちまたは撓みが適切に抑制され、クリーニングブレードによって転写ベルトの残留トナーを適切に除去できる。
第5の発明は、複数の懸架ローラによって周回移動可能に懸架された転写ベルト、および転写ベルトの外周面に残留したトナーを除去する第1ないし第4のいずれかの発明に係るクリーニング装置を備える、転写装置である。
第6の発明は、第5の発明に係る転写装置を備える、画像形成装置である。
第5および第6の発明においても、第1ないし第4のいずれかの発明と同様の作用効果を奏し、クリーニングブレードによって転写ベルトの残留トナーを適切に除去できる。
この発明によれば、対向ローラに対する転写ベルトの接触面積を大きくできるので、転写ベルトの波打ちまたは撓みが適切に抑制され、クリーニングブレードによって転写ベルトの残留トナーを適切に除去できる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う後述の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
この発明の第1実施例であるクリーニング装置を備える画像形成装置の概略構成を示す図解図である。 図1の画像形成装置が備える転写装置を示す斜視図である。 図2の転写装置の概略構成を示す図解図である。 この発明の第1実施例であるクリーニング装置を示す図解図である。 クリーニングブレードの配置位置を説明するための図解図である。 この発明の第2実施例であるクリーニング装置を示す図解図である。 この発明の第3実施例であるクリーニング装置を示す図解図である。
[第1実施例]
図1を参照して、この発明の第1実施例であるクリーニング装置10は、電子写真方式によって用紙に画像を形成する画像形成装置100に用いられる。詳細は後述するように、クリーニング装置10は、クリーニングブレード76および対向ローラ78等を備え、画像形成装置100が備える転写装置42に設けられて、用紙へのトナー像の転写後に転写ベルト(中間転写ベルト54)の外周面に残留したトナーを除去する。
先ず、画像形成装置100の基本構成について概略的に説明する。この実施例では、画像形成装置100は、複写機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能などを有する複合機(MFP:Multifunction Peripheral)である。
図1に示すように、画像形成装置100は、画像形成部30等を備える装置本体12、およびその上方に配置される画像読取装置14を含む。
画像読取装置14は、透明材によって形成される原稿載置台16を備える。原稿載置台16の上方には、ヒンジ等を介して原稿押えカバー18が開閉自在に取り付けられる。この原稿押えカバー18には、原稿載置トレイ20に載置された原稿を画像読取位置22に対して1枚ずつ自動的に給紙するADF(自動原稿送り装置)24が設けられる。また、図示は省略するが、原稿載置台16の前面側には、ユーザによる印刷指示等の入力操作を受け付けるタッチパネルおよび操作ボタン等の操作部が設けられる。
また、画像読取装置14には、光源、複数のミラー、結像レンズおよびラインセンサ等を備える画像読取部26が内蔵される。画像読取部26は、原稿表面を光源によって露光し、原稿表面から反射した反射光を複数のミラーによって結像レンズに導く。そして、結像レンズによって反射光をラインセンサの受光素子に結像させる。ラインセンサでは、受光素子に結像した反射光の輝度や色度が検出され、原稿表面の画像に基づく画像データが生成される。ラインセンサとしては、CCD(Charge Coupled Device)やCIS(Contact Image Sensor)等が用いられる。
装置本体12には、CPUおよびメモリ等を含む制御部28および画像形成部30等が内蔵される。制御部28は、タッチパネル等の操作部への入力操作などに応じて、転写装置42を含む画像形成装置100の各部位に制御信号を送信し、画像形成装置100に種々の動作を実行させる。なお、この制御部28は、画像形成装置100の全体を制御するため、転写装置42およびクリーニング装置10の制御部でもある。
画像形成部30は、露光ユニット32、現像器34、感光体ドラム36、感光体クリーナユニット38、帯電器40、転写装置42および定着ユニット44等を備え、給紙トレイ48または手差し給紙トレイ50から搬送される用紙上に画像を形成し、画像形成済みの用紙を排紙トレイ52に排出する。用紙上に画像を形成するための画像データとしては、画像読取部26で読み取った画像データまたは外部コンピュータから送信された画像データ等が利用される。
なお、画像形成装置100において扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)の4色のカラー画像に応じたものである。このため、現像器34、感光体ドラム36、感光体クリーナユニット38および帯電器40のそれぞれは、各色に応じた4種類の潜像を形成するように4個ずつ設けられ、これらによって4つの画像ステーションが構成される。
感光体ドラム36は、導電性を有する円筒状の基体の表面に感光層が形成された像担持体であり、帯電器40は、この感光体ドラム36の表面を所定の電位に帯電させる部材である。また、露光ユニット32は、レーザ出射部および反射ミラー等を備えたレーザスキャニングユニット(LSU)として構成され、帯電された感光体ドラム36の表面を露光することによって、画像データに応じた静電潜像を感光体ドラム36の表面に形成する。現像器34は、感光体ドラム36の表面に形成された静電潜像を4色(YMCK)のトナーによって顕像化するものである。また、感光体クリーナユニット38は、現像および画像転写後における感光体ドラム36の表面に残留したトナーを除去する。
図1と共に図2および図3を参照して、転写装置42は、中間転写ベルト54、駆動ローラ56、従動ローラ58、4つの中間転写ローラ60、2次転写ローラ62およびクリーニング装置10などを備え、感光体ドラム36の上方に配置される。
中間転写ベルト54は、可撓性を有する無端状のベルトであって、カーボンブラック等の導電性材料を適宜配合した合成樹脂またはゴム等によって形成される。中間転写ベルト54は、互いに平行に設けられる複数の懸架ローラ、この第1実施例では横方向に所定間隔を設けて配置される駆動ローラ56および従動ローラ58によって懸架され、その下部側の外周面(下面)が感光体ドラム36の外周面に当接するように配置される。そして、中間転写ベルト54は、駆動ローラ56の回転駆動に伴い、所定方向(図1では反時計回り)に周回移動する。
駆動ローラ56は、図示しない駆動部によってその軸線回りに回転可能に設けられる。従動ローラ58は、中間転写ベルト54の周回移動に伴って回転すると共に、中間転写ベルト54に一定の張力を与えて中間転写ベルト54の弛みを防止する。
中間転写ローラ60は、中間転写ベルト54を挟んで各感光体ドラム36と対向する位置のそれぞれに配置される。画像形成時には、中間転写ローラ60に所定の電圧(1次転写電圧)が印加されることによって、感光体ドラム36と中間転写ベルト54との間に転写電界が形成される。そして、この転写電界の作用により、感光体ドラム36の外周面に形成されたトナー像が中間転写ベルト54の外周面に転写される。
2次転写ローラ62は、駆動ローラ56との間で中間転写ベルト54を押圧するように設けられる。画像形成時には、2次転写ローラ62に所定の電圧(2次転写電圧)が印加されることによって、中間転写ベルト54と2次転写ローラ62との間に転写電界が形成される。そして、この転写電界の作用により、中間転写ベルト54と2次転写ローラ62との間の転写ニップ域を用紙が通過する間に、中間転写ベルト54の外周面に形成されたトナー像が用紙に転写(2次転写)される。
用紙にトナー像が転写された後、中間転写ベルト54の外周面に残留したトナーは、クリーニング装置10によって除去され、トナー回収箱72に回収される。ただし、クリーニング装置10は、主として残留トナーを除去するが、中間転写ベルト54の外周面に付着している紙粉なども除去可能である。
クリーニング装置10は、クリーニングブレード76および対向ローラ78等を備え、懸架ローラ間(駆動ローラ56と従動ローラ58との間)の略直線状の部分、つまり懸架ローラが中間転写ベルト54を懸架する湾曲部分以外の位置に設けられる。この第1実施例では、クリーニング装置10は、中間転写ベルト54の上部(用紙への転写後の戻り側部分)に設けられる。また、トナー回収箱72は、画像形成装置100の正面側に設けられ、搬送スクリュー82によってクリーニング装置10から搬送されてくるトナーを収容する。なお、クリーニング装置10の具体的構成については、後述する。
図1に戻って、定着ユニット44は、ヒートローラ64および加圧ローラ66を備え、2次転写ローラ62の上方に配置される。ヒートローラ64は、所定の定着温度となるように設定されており、ヒートローラ64と加圧ローラ66との間のニップ域を用紙が通過することによって、用紙に転写されたトナー像が溶融、混合および圧接されて、用紙に対してトナー像が熱定着される。
このような装置本体12内には、給紙トレイ48または手差し給紙トレイ50からの用紙をレジストローラ68、2次転写ローラ62および定着ユニット44を経由させて排紙トレイ52に送るための第1用紙搬送路L1が形成される。また、用紙に対して両面印刷を行う際に、片面印刷が終了して定着ユニット44を通過した後の用紙を、2次転写ローラ62の用紙搬送方向の上流側において第1用紙搬送路L1に戻すための第2用紙搬送路L2が形成される。この第1用紙搬送路L1および第2用紙搬送路L2には、用紙に対して補助的に推進力を与えるための複数の搬送ローラ70が適宜設けられる。
装置本体12において片面印刷(画像形成)を行う際には、用紙は、給紙トレイ48または手差し給紙トレイ50から1枚ずつ第1用紙搬送路L1に導かれ、搬送ローラ70によってレジストローラ68まで搬送される。そして、レジストローラ68によって、用紙の先端と中間転写ベルト54上の画像情報の先端とが整合するタイミングで用紙が2次転写ローラ62(転写ニップ部)に搬送され、用紙上にトナー像が転写される。その後、定着ユニット44(定着ニップ部)を通過することによって用紙上の未定着トナーが熱で溶融して固着されて、排紙トレイ52上に用紙が排出される。
一方、両面印刷を行う際には、片面印刷が終了して定着ユニット44を通過した用紙の後端部が排紙トレイ52近傍の搬送ローラ70まで到達したとき、この搬送ローラ70を逆回転させることによって、用紙が逆走して第2用紙搬送路L2に導かれる。第2用紙搬送路L2に導かれた用紙は、搬送ローラ70によって第2用紙搬送路L2を搬送されて、レジストローラ68の用紙搬送方向の上流側において第1用紙搬送路L1に導かれる。この時点で用紙の表裏は反転されるので、その後、2次転写ローラ62および定着ユニット44を用紙が通過することによって、用紙の裏面に印刷が行われる。
続いて、図4および図5を参照してクリーニング装置10の構成について説明する。なお、以下の説明においては、文章の簡略化のため、単に「上流側」または「下流側」ということもあるが、これは中間転写ベルト54の周回移動方向における上流側または下流側を意味するものとする。
クリーニング装置10は、上述のように、中間転写ベルト54の外周面に形成されたトナー像が用紙に転写された後に、中間転写ベルト54の外周面に残る残留トナーを除去する装置であり、中間転写ベルト54の上部に配置される。クリーニング装置10は、クリーニングブレード76、対向ローラ78、サブブレード80および搬送スクリュー82等のコンポーネントを備える。これらコンポーネントは、フレーム84等によって所定の配置態様で保持される。
クリーニングブレード76は、長尺の矩形板状の弾性部材であって、中間転写ベルト54の幅方向(周回移動方向と直交する方向)に延びるように設けられる。クリーニングブレード76は、駆動ローラ56と従動ローラ58との間において、その先端角部が中間転写ベルト54の外周面に対してカウンタ方向に所定圧で当接するように設けられて、中間転写ベルト54の外周面に残留したトナーを機械的に掻き取って除去する。
対向ローラ78は、中間転写ベルト54を挟んでクリーニングブレード76と対向するように設けられる。対向ローラ78は、中間転写ベルト54に対するクリーニングブレード76の線圧を一定にするための部材である。
サブブレード80は、長尺の矩形板状の部材であって、中間転写ベルト54の周回移動方向におけるクリーニングブレード76の上流側の近傍位置において、対向ローラ78と平行に延びるように設けられる。サブブレード80は、中間転写ベルト54の外周面に対してフォロー方向に当接するように設けられて、クリーニングブレード76によって中間転写ベルト54から掻き取られたトナーが、上流側に漏れない(戻らない)ようにトナーを受ける。
搬送スクリュー82は、クリーニングブレード76によって中間転写ベルト54から掻き取られたトナーをトナー回収箱72に搬送する搬送部材である。搬送スクリュー82は、円柱状の回転軸と、回転軸の外周面に長平板を螺旋状に巻き付けた螺旋羽根とを有し、クリーニングブレード76の上方において、対向ローラ78と平行に設けられる。
このようなクリーニング装置10では、転写ニップ部において用紙にトナー像が転写された後に、中間転写ベルト54の外周面に残留したトナーが、クリーニングブレード76によって掻き取られる。そして、クリーニングブレード76によって掻き取られたトナーは、搬送スクリュー82によってトナー回収箱72に随時搬送される。
ここで、クリーニングブレード76の先端が中間転写ベルト54に当接する位置と対向するように、単に対向ローラ78を設けるだけでは、中間転写ベルト54に波打ちまたは撓みが生じてしまい、中間転写ベルト54に対するクリーニングブレード76の線圧が一定とならずに、中間転写ベルト54の残留トナーを適切に除去できない恐れがある。
そこで、この第1実施例では、図5からよく分かるように、クリーニングブレード76の先端が中間転写ベルト54に当接する位置を、中間転写ベルト54と対向ローラ78との接触領域の中間転写ベルト54の周回移動方向における中央位置Pよりも下流側の位置に設定することによって、中間転写ベルト54が対向ローラ78の外周面に沿って湾曲して対向ローラ78に巻き付けられる状態となるようにし、対向ローラ78に対する中間転写ベルト54の接触面積を大きくしている。言い換えると、この第1実施例では、クリーニングブレード76がない状態における中間転写ベルト54と対向ローラ78との接触領域よりも下流側の位置において、クリーニングブレード76を用いて中間転写ベルト54の外周面を所定圧で押圧することによって、対向ローラ78に対する中間転写ベルト54の接触面積を大きくしている。これにより、中間転写ベルト54の波打ちまたは撓みが適切に抑制されるので、中間転写ベルト54に対して、クリーニングブレード76をその全長に亘って均一に当接させることができる。したがって、クリーニングブレード76によって中間転写ベルト54の残留トナーを適切に除去できる。
この際、中間転写ベルト54と対向ローラ78との接触領域は、それに対応する対向ローラ78の中心角θが30度以上となるように設定されることが好ましく、40度以上となるように設定されることがより好ましい。また、中間転写ベルト54と対向ローラ78との接触領域を大きくするほど、中間転写ベルト54の波打ちまたは撓みは抑制されるが、クリーニングブレード76が設置し難くなるので、中間転写ベルト54と対向ローラ78との接触領域は、それに対応する対向ローラ78の中心角θが90度以内となるように設定されることが好ましい。
また、図5(B)に示すように、クリーニングブレード76の先端が中間転写ベルト54に当接する位置は、対向ローラ78の外周面の中間転写ベルト54の周回移動方向における最下流位置78aの接線上、またはこの接線上よりも上流側の位置に設定されることが好ましい。中間転写ベルト54に対するクリーニングブレード76の当接位置が下流側にずれ過ぎると、対向ローラ78の機能が低下してしまうからである。
以上のように、この第1実施例によれば、対向ローラ78に対する中間転写ベルト54の接触面積を大きくできるので、中間転写ベルト54の波打ちまたは撓みが適切に抑制され、クリーニングブレード76によって中間転写ベルト54の残留トナーを適切に除去できる。
また、懸架ローラ間(駆動ローラ56と従動ローラ58との間)においてクリーニングブレード76を中間転写ベルト54に当接させるので、転写装置42および画像形成装置100の幅方向の縮小化を図ることができる。
[第2実施例]
次に、図6を参照して、この発明の第2実施例であるクリーニング装置10について説明する。この第2実施例では、押圧ローラ90をさらに備える点が上述の第1実施例と異なる。その他の部分の構成については同様であるので、上述の第1実施例と共通する部分については、同じ参照番号を付し、重複する説明は省略または簡略化する。
図6に示すように、この第2実施例のクリーニング装置10は、中間転写ベルト54の周回移動方向におけるクリーニングブレード76と中間転写ベルト54との当接位置の上流側に設けられて、中間転写ベルト54の外周面を下方に押圧する押圧ローラ90をさらに備える。押圧ローラ90は、中間転写ベルト54の周回移動に伴って回転する従動ローラであって、対向ローラ78と平行に延びるように設けられる。このように、押圧ローラ90を用いて中間転写ベルト54の外周面を押圧することによって、クリーニングブレード76と中間転写ベルト54との当接位置の上流側において、対向ローラ78に対する中間転写ベルト54の接触面積が大きくなる。これにより、中間転写ベルト54の波打ちまたは撓みがより適切に抑制されるので、中間転写ベルト54に対して、クリーニングブレード76をその全長に亘ってより均一に当接させることができる。したがって、中間転写ベルト54の残留トナーをより適切に除去できる。
また、この第2実施例では、押圧ローラ90は、少なくとも押圧ローラ90の上流側の最も近い位置に設けられる懸架ローラ(駆動ローラ56)よりも対向ローラ78寄りの位置となるように、対向ローラ78に近接して配置される。これによって、中間転写ベルト54の波打ちまたは撓みをより適切に抑制できる。
この第2実施例によれば、中間転写ベルト54の波打ちまたは撓みをより適切に抑制できる。したがって、中間転写ベルト54に対して、クリーニングブレード76をその全長に亘ってより均一に当接させることができ、クリーニングブレード76によって中間転写ベルト54の残留トナーをより適切に除去できる。
[第3実施例]
図7を参照して、この発明の第3実施例であるクリーニング装置10について説明する。この第3実施例では、押圧ローラの配置位置が上述の第2実施例と異なる。その他の部分の構成については同様であるので、上述の第1実施例および第2実施例と共通する部分については、同じ参照番号を付し、重複する説明は省略または簡略化する。
図7に示すように、この第3実施例のクリーニング装置10は、中間転写ベルト54の周回移動方向におけるクリーニングブレード76と中間転写ベルト54との当接位置の下流側に設けられて、中間転写ベルト54の外周面を下方に押圧する押圧ローラ92をさらに備える。このような押圧ローラ92を備えることによって、クリーニングブレード76と中間転写ベルト54との当接位置の下流側において、対向ローラ78に対する中間転写ベルト54の接触面積が大きくなる。これにより、中間転写ベルト54の波打ちまたは撓みがより適切に抑制されるので、中間転写ベルト54に対して、クリーニングブレード76をその全長に亘ってより均一に当接させることができる。したがって、中間転写ベルト54の残留トナーをより適切に除去できる。
また、この第3実施例では、押圧ローラ92は、少なくとも押圧ローラ92の下流側の最も近い位置に設けられる懸架ローラ(従動ローラ58)よりも対向ローラ78寄りの位置となるように、対向ローラ78に近接して配置される。これによって、中間転写ベルト54の波打ちまたは撓みをより適切に抑制できる。
この第3実施例によれば、第2実施例と同様に、中間転写ベルト54の波打ちまたは撓みをより適切に抑制できる。したがって、中間転写ベルト54に対して、クリーニングブレード76をその全長に亘ってより均一に当接させることができ、クリーニングブレード76によって中間転写ベルト54の残留トナーをより適切に除去できる。
なお、上述の第2実施例および第3実施例では、クリーニングブレード76と中間転写ベルト54との当接位置の上流側または下流側の一方に押圧ローラ90,92を設けるようにしたが、上流側および下流側の双方に押圧ローラ90,92を設けることもできる。
また、クリーニングブレード76と中間転写ベルト54との当接位置の下流側に押圧ローラ92を設ける場合には、この押圧ローラ92によって、対向ローラ78に対する中間転写ベルト54の接触面積が下流側に向かって大きくされる。このため、クリーニングブレード76の先端が中間転写ベルト54に当接する位置は、必ずしも中間転写ベルト54と対向ローラ78との接触領域の中央位置よりも下流側の位置に設定される必要はない。つまり、クリーニングブレード76と中間転写ベルト54との当接位置の下流側に押圧ローラ92を設ける場合には、必ずしもクリーニングブレード76を用いて中間転写ベルト54と対向ローラ78との接触面積を大きくする必要はない。
さらに、押圧ローラ90,92としては、外周部にスポンジ層を有するローラを用いることもできる。これによって、押圧ローラ90,92は、中間転写ベルト54の波打ちまたは撓みを抑制する機能に加えて、中間転写ベルト54の外周面に残留したトナーを取り除く清掃部材としての機能を有するようになる。
さらにまた、図示は省略するが、クリーニング装置10は、クリーニングブレード76の上流側であってかつサブブレード80の下流側に設けられるブラシローラをさらに備えることもできる。
なお、感光体ドラム36等が中間転写ベルト54の上方に配置される転写装置42または画像形成装置100の場合には、クリーニング装置10(クリーニングブレード76)は、中間転写ベルト54の下部に配置することもできる。また、中間転写ベルト54を懸架する懸架ローラが上下方向に所定間隔を設けて配置される画像形成装置100の場合には、クリーニング装置10は、中間転写ベルト54の側部(横側)に配置することもできる。
また、上述の各実施例では、クリーニング装置10が清掃する転写ベルトとして、中間転写ベルト54を例示したが、これに限定されない。たとえば、クリーニング装置10は、2次転写ベルトの外周面に残留したトナーを除去することもできる。
さらに、上述の各実施例では、画像形成装置100として、複写機、ファクシミリおよびプリンタ等を組み合わせた複合機を例示したが、画像形成装置100は、複写機、ファクシミリおよびプリンタ等のいずれか、またはこれらの少なくとも2つを組み合わせた複合機であってもよい。
また、上で挙げた具体的な数値、材質および形状などは、いずれも単なる一例であり、製品の仕様などの必要に応じて適宜変更可能である。
10 …クリーニング装置
30 …画像形成部
42 …転写装置
54 …中間転写ベルト
76 …クリーニングブレード
78 …対向ローラ
80 …サブブレード
82 …搬送スクリュー
90,92 …押圧ローラ
100 …画像形成装置

Claims (6)

  1. 複数の懸架ローラによって周回移動可能に懸架された転写ベルトの外周面に残留したトナーを除去するクリーニング装置であって、
    前記懸架ローラ間において、前記転写ベルトの外周面に所定圧で当接するように設けられて、当該転写ベルトの外周面に残留したトナーを掻き取るクリーニングブレード、および
    前記転写ベルトを挟んで前記クリーニングブレードと対向するように設けられる対向ローラを備え、
    前記クリーニングブレードの先端が前記転写ベルトに当接する位置は、前記転写ベルトと前記対向ローラとの接触領域の前記転写ベルトの周回移動方向における中央位置よりも下流側の位置に設定される、クリーニング装置。
  2. 前記クリーニングブレードの先端が前記転写ベルトに当接する位置は、前記対向ローラの外周面の前記周回移動方向における最下流位置の接線上、または前記接線上よりも上流側の位置に設定される、請求項1記載のクリーニング装置。
  3. 前記クリーニングブレードと前記転写ベルトとの当接位置の前記周回移動方向における上流側および下流側の少なくとも一方に設けられて、前記転写ベルトの外周面を押圧する押圧ローラをさらに備える、請求項1または2記載のクリーニング装置。
  4. 複数の懸架ローラによって周回移動可能に懸架された転写ベルトの外周面に残留したトナーを除去するクリーニング装置であって、
    前記懸架ローラ間において、前記転写ベルトの外周面に所定圧で当接するように設けられて、当該転写ベルトの外周面に残留したトナーを掻き取るクリーニングブレード、
    前記転写ベルトを挟んで前記クリーニングブレードと対向するように設けられる対向ローラ、および
    前記クリーニングブレードと前記転写ベルトとの当接位置の前記転写ベルトの周回移動方向における下流側に設けられて、前記転写ベルトの外周面を押圧する押圧ローラを備える、クリーニング装置。
  5. 複数の懸架ローラによって周回移動可能に懸架された転写ベルト、および
    前記転写ベルトの外周面に残留したトナーを除去する請求項1ないし4のいずれかに記載のクリーニング装置を備える、転写装置。
  6. 請求項5記載の転写装置を備える、画像形成装置。
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