JP7493749B2 - 支持構造及びそれに用いられる連結部材 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1実施形態における支持構造1を示す側面図である。この支持構造1は、天井吊り下げ物300を天井スラブなどの天井構造100に吊り下げた状態で支持する構造である。図1では、一例として、パッケージエアコンなどのように天井パネルから室内に対して露出して設置されるタイプの空気調和機が天井吊り下げ物300である場合を例示する。
次に本発明の第2実施形態について説明する。図3及び図4は、第2実施形態における支持構造1を示す図である。本実施形態の支持構造1が第1実施形態と異なる点は、連結部材10よりも下側の領域にある。第1実施形態の支持構造1では、フレーム枠体202から垂下するボルト部材203が固定されていないため地震発生時にボルト部材203が振動してしまう可能性がある。本実施形態の支持構造1は、第1実施形態よりも優れた制震機能を発揮するものである。
次に本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態では、連結部材10の他の構成例について説明する。図6は、本実施形態における連結部材10の構成例を示す図である。この連結部材10は、レール部材30と、固定金具13,14と、スライドボルト33と、ナット19とを備えて構成される。レール部材30は、断面C字状に構成される金属製の長尺部材であり、その表面の平板部30bの中央にレール溝32が形成されている。レール溝32は、レール部材30の長手方向に沿って形成され、レール部31を形成する。スライドボルト33は、ボルト34の一端に矩形状の係合板35が取り付けられ、レール部材30の端部開口30aから係合板35がレール部材30の内側に収容されることにより、レール部材30に保持される。レール溝32の幅はボルト34よりも若干大きく、係合板35のサイズよりも小さい幅として形成される。そのため、係合板35がレール部材30の内側に収容されると、ボルト34はレール溝32を介してレール部材30の表面から突出した状態となる。そのため、スライドボルト33は、レール部31の長手方向に沿ってスライド可能である。固定金具13,14は、レール部材30に装着されるスライドボルト33のボルト34に対して装着され、ボルト34の先端にナット19が装着されることにより、レール部材30に取り付けられる。スライドボルト33とナット19は、固定金具13,14をレール部材30に固定するための締着部材36である。締着部材36が仮止め状態のとき、固定金具13,14はレール部材30のレール部31に沿ってスライド可能であり、締着部材36が締着されることにより、固定金具13,14はレール部31に沿ってスライド不可能な状態に固定される。このような連結部材10を用いることにより、連結部材10に対する吊りボルト7,7の取付位置やブレース部材9の取付位置を簡単に調整することが可能であり、作業効率を更に向上させることができる。特に、締着部材36を仮止め状態にすれば、固定金具13,14をスライドさせることによって無段階に取付位置を調整することが可能であり、ナット19をボルト34から取り外すことなく取付位置を調整できるという利点がある。
次に本発明の第4実施形態について説明する。上記各実施形態では、天井吊り下げ物300として、パッケージエアコンなどのように天井パネルから室内に対して露出して設置されるタイプの空気調和機を例示した。しかし、本発明の支持構造1を適用可能な空気調和機は、上述のようなものに限られず、例えば天井空間に隠蔽した状態で取り付けられる空気調和機であっても構わない。本実施形態では、天井吊り下げ物300が隠蔽式の空気調和機である場合を例示して説明する。
次に本発明の第5実施形態について説明する。例えば天井空間に配管やダクト、ケーブルなどが吊り下げられている場合、それらが天井吊り下げ物300を設置する際の障害物110となる。ただし、配管やダクト、ケーブルなどの障害物110は、所定間隔(例えば数メートル間隔)で吊りボルトによって天井空間に支持されていることが多く、障害物110の上方に連結部材10を配置することが可能なこともある。本実施形態では、障害物110の上方に連結部材10を設けてブレース部材9を配置する一構成例について説明する。
次に本発明の第6実施形態について説明する。例えば第2実施形態では、連結部材10の下方にフレーム部材20を備える支持構造1を例示した。本実施形態では、フレーム部材20を単独で使用し、そのフレーム部材20を上述した連結部材10として利用する形態について説明する。
以上、本発明に関する幾つかの実施形態を説明したが、本発明は、上記各実施形態において説明したものに限定されるものではない。すなわち、本発明には、上記各実施形態において説明したものに種々の変形例を適用したものの含まれる。
Claims (7)
- 天井空間に存在する障害物を跨ぐ状態で複数の吊りボルトを天井構造に取り付け、前記複数の吊りボルトの下端部に天井吊り下げ物を接続することにより、前記障害物の下方において前記天井吊り下げ物を吊り下げた状態で支持する支持構造であって、
両端が、前記複数の吊りボルトのうち、前記障害物を挟んで配置される一対の吊りボルトの前記下端部よりも上方位置に固定されることにより、前記障害物の下方位置又は上方位置であって前記下端部よりも上方において前記一対の吊りボルトを相互に連結する連結部材と、
一端が前記一対の吊りボルト間において前記連結部材に接続され、所定角度範囲内の角度で斜め方向に配設されるブレース部材と、
を備えることを特徴とする支持構造。 - 前記連結部材は、前記障害物の下方位置で前記一対の吊りボルトを相互に連結するように配置され、
前記ブレース部材は、前記連結部材よりも上側の領域において、一端が前記連結部材に取り付けられ、他端が前記天井構造の近傍位置に取り付けられることにより、前記障害物を避けた状態で前記所定角度範囲内の角度を保持しつつ斜め方向に配設されることを特徴とする請求項1に記載の支持構造。 - 天井空間に存在する障害物を跨ぐ状態で複数の吊りボルトを天井構造に取り付け、前記障害物の下方において天井吊り下げ物を吊り下げた状態で支持する支持構造であって、
前記複数の吊りボルトのうち、前記障害物を挟んで配置される一対の吊りボルトに取り付けられ、前記障害物の下方位置又は上方位置において前記一対の吊りボルトを相互に連結する連結部材と、
一端が前記一対の吊りボルト間において前記連結部材に接続され、所定角度範囲内の角度で斜め方向に配設されるブレース部材と、
を備え、
前記ブレース部材は、前記連結部材よりも下側の領域において、一端が前記連結部材に取り付けられ、他端が前記吊りボルトの下端部が接続される接続部の近傍位置に取り付けられることを特徴とする支持構造。 - 前記連結部材は、
前記一対の吊りボルトと平行な面内に配置され、前記一対の吊りボルト間を横断する平板部と、
前記平板部との間に前記ブレース部材を挟み込むことによって前記ブレース部材を前記平板部に固定する固定金具と、
を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の支持構造。 - 前記平板部は、前記一対の吊りボルト間を横断する方向に設けられるレール部を有し、
前記固定金具は、前記レール部に係合する締着部材を有し、前記締着部材が仮止め状態のときに前記レール部に沿ってスライド可能であり、前記締着部材が締め付けられることにより前記レール部に沿ってスライド不可能な状態に固定されることを特徴とする請求項4に記載の支持構造。 - 天井空間に存在する障害物を跨ぐ状態で複数の吊りボルトを天井構造に取り付け、前記複数の吊りボルトの下端部に天井吊り下げ物を接続することにより、前記障害物の下方において前記天井吊り下げ物を吊り下げた状態で支持する支持構造において、前記複数の吊りボルトのうち、前記障害物を挟んで配置される一対の吊りボルトに取り付けられ、前記一対の吊りボルト間において所定角度範囲内の角度で斜め方向に配設されるブレース部材の一端を連結する連結部材であって、
前記下端部よりも上方の位置で、前記一対の吊りボルト間を横断するように配置され、表面にレール溝が形成された平板部を有するレール部材と、
前記レール部材の両端に取り付けられ、前記レール溝に係合して前記平板部の長手方向に沿ってスライド可能であり、前記平板部との間に前記一対の吊りボルトを挟み込むことによって前記レール部材を前記一対の吊りボルトに固定する第1固定金具と、
前記レール部材に取り付けられ、前記レール溝に係合して前記平板部の長手方向に沿ってスライド可能であり、前記平板部との間に前記ブレース部材を挟み込むことによって前記ブレース部材の一端を前記平板部に固定する第2固定金具と、
を備えることを特徴とする連結部材。 - 前記第1固定金具及び第2固定金具のそれぞれは、前記レール溝に係合する締着部材を有し、前記締着部材が仮止め状態のときに前記レール溝に沿ってスライド可能であり、前記締着部材が締め付けられることにより前記レール溝に沿ってスライド不可能な状態に固定されることを特徴とする請求項6に記載の連結部材。
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