JP7493676B2 - 電源回路、冷蔵庫及び空気調和機 - Google Patents

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Description

本開示は、スイッチング制御を行う電源回路、冷蔵庫及び空気調和機に関する。
従来、DC(Direct Current)電圧について降圧を行うと共に、1次側と2次側との電気的絶縁を確保するために、1次-2次絶縁型トランスとスイッチングFET(Field Effect Transistor)とを使用するフライバック方式のDC-DC変換回路が搭載されている制御基板が搭載された冷蔵庫及び空気調和機が存在する。以下では、上記の1次-2次絶縁型トランスは「トランス」と記載される。上記のDC-DC変換回路は、AC(Alternating Current)電源の整流を行うダイオードブリッジとダイオードブリッジからの出力電圧を平滑するための電解コンデンサとを有するAC-DC整流回路と、負荷とに接続される。負荷の例は、モータ、照明、ヒータ又はセンサである。
従来のDC-DC変換回路は、スイッチングFETのソースとグラウンドとの間に、スイッチングFETのドレインとソースとの間を流れる電流であるドレイン電流を検出するための抵抗であるドレイン電流検出抵抗を有する。従来のDC-DC変換回路がドレイン電流検出抵抗を有することにより、スイッチングFETのソースの側にはドレイン電流に比例した電圧が印加される。当該電圧は、ドレイン電流検出抵抗の両端の電圧である。
従来のDC-DC変換回路では、負荷が重くスイッチングFETのオンの時間が長くなるほど、つまりオンデューティが大きくなるほど、ドレイン電流検出抵抗に印加される電圧のピーク値は高くなる。ドレイン電流検出抵抗の両端の電圧があらかじめ決められた電圧を超えた場合に2次側が過負荷で異常状態にあると判断し、種々の部品を保護するためにスインチングFETのスイッチング動作を停止させる電源回路が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010-226807号公報
ドレイン電流検出抵抗によってドレイン電流を電流に比例する電圧として検知し、2次側の過負荷を検知し、スイッチングを停止させる制御は、特許文献1以外においても広く普及している。
冷蔵庫及び空気調和機の負荷は、例えばモータ、照明、ヒータ又はセンサというように多種多様で、主としてマイクロコンピュータによって制御される。状態をフィードバックすることができる負荷と、状態をフィードバックすることができない負荷とが存在する。状態をフィードバックすることができる負荷の例は、回転数を検知することが可能なファンモータである。状態をフィードバックすることができない負荷の例は、回転数及び電流量を検知することができないDCモータ、LED(Light Emitting Diode)照明、又はヒータである。
状態をフィードバックすることができない負荷に異常が発生し、負荷に過電流が流れ続けたとしても、マイクロコンピュータは負荷に過電流が流れ続けていることを検知することができない。このため、従来の技術には、異常な過電流が流れることが継続しても安全で、大型で高価な部品を搭載することが必要である、異常を検知することができないため、異常状態が継続し、冷蔵庫又は空気調和機の全部又は一部の機能の喪失が継続してしまう、という課題がある。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、小型で安価な部品によって構成される電源回路を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る電源回路は、交流電源と負荷との間に配置される電源回路であって、1次巻線及び2次巻線を含むトランスと、1次巻線に流れる電流を断続するスイッチング素子と、スイッチング素子が行う動作を制御するスイッチング素子制御回路と、2次巻線の電圧を整流して平滑する整流平滑回路と、2次巻線の側の出力電圧を検知するフィードバック検知回路と、フィードバック検知回路から出力電圧のフィードバックを受けて負荷を制御する負荷制御用マイクロコンピュータとを有する。フィードバック検知回路は、負荷制御用マイクロコンピュータのフィードバック端子とGNDとの間に接続され、2次巻線の側の負荷に流れる電流の量に対応して印加電圧が上下するコンデンサを含む。負荷制御用マイクロコンピュータは、コンデンサの印加電圧をもとに負荷に流れる電流の量を検知する機能を有する。
本開示に係る電源回路は、小型で安価な部品によって構成することができる、負荷の電流量を負荷制御用マイクロコンピュータにフィードバックできるという効果を奏する。
従来のDC-DC変換回路の構成を示す図 従来のDC-DC変換回路が有する電源IC(Integrated Circuit)の内部の構成を示す図 従来のDC-DC変換回路において、負荷が重負荷である場合の経過時間に対するFB端子の電圧の変化を示すグラフ 従来のDC-DC変換回路において、負荷が重負荷である場合の経過時間に対するドレイン電流検出抵抗の両端の電圧の変化を示すグラフ 従来のDC-DC変換回路において、負荷が軽負荷である場合の経過時間に対するFB端子の電圧の変化を示すグラフ 従来のDC-DC変換回路において、負荷が軽負荷である場合の経過時間に対するドレイン電流検出抵抗の両端の電圧の変化を示すグラフ 実施の形態1に係る電源回路の構成を示す図 実施の形態1に係る電源回路が有する中継回路に関連する形態の第1の例を説明するための図 実施の形態1に係る電源回路が有する中継回路に関連する形態の第2の例を説明するための図 実施の形態2に係る電源回路の構成を示す図 実施の形態2に係る電源回路が有する中継回路に関連する形態の第1の例を説明するための図 実施の形態3に係る冷蔵庫の構成を示す図 実施の形態4に係る冷蔵庫の構成を示す図 実施の形態5に係る空気調和機の構成を示す図 実施の形態6に係る空気調和機の構成を示す図
以下に、実施の形態に係る電源回路、冷蔵庫及び空気調和機を図面に基づいて詳細に説明する。
<従来のDC-DC変換回路の構成及び動作例>
実施の形態に係る電源回路を説明するために、まず、従来のDC-DC変換回路を説明する。以下で説明される従来のDC-DC変換回路は、フライバック方式の一般的なスイッチング電源回路である。
図1は、従来のDC-DC変換回路の構成を示す図である。図2は、従来のDC-DC変換回路が有する電源IC104の内部の構成を示す図である。
従来のDC-DC変換回路は、1次DC電圧を生成する回路と負荷の間に配置される。1次DC電圧を生成する回路は、AC電源101に接続され、整流ダイオードブリッジ102と、1次平滑コンデンサ103とを有する。1次平滑コンデンサ103は、電解コンデンサである。1次DC電圧を生成する回路には、例えばコモンモードコイル、ヒューズ、Xコンデンサ及びYンデンサといった構成部品が含まれていてもよい。
従来のDC-DC変換回路は、1次DC電圧をスイッチングする電源IC104を有する。電源IC104は、後述される1次巻線NPに流れる電流を断続するスイッチングFET201を有する。スイッチングFET201は、スイッチング素子の例である。電源IC104は、スイッチングFET201が行う動作を制御するスイッチング素子制御回路202と、起動回路203と、定電流回路204と、過電圧保護回路205と、過電流保護回路206と、過負荷保護回路207とがワンパッケージ化された電源ICである。電源IC104は、接続端子として、DRAIN端子1041、SOURCE端子1042、VCC端子1043、FB(Feedback)端子1044及びGND端子1045を有する。
従来のDC-DC変換回路は、トランス105を有する。トランス105は、1次巻線NPと、2次巻線NSと、バイアス巻線NBとを有する。従来のDC-DC変換回路は、スイッチングFET201に流れる電流の値を電圧値に変換するためのドレイン電流検出抵抗106を有する。スイッチングFET201に流れる電流は、ドレイン電流である。従来のDC-DC変換回路は、バイアス巻線NBについての整流ダイオード107と、整流ダイオード107についての電流制限抵抗108と、バイアス巻線NBについての平滑コンデンサ109とを有する。
従来のDC-DC変換回路は、2次側DC電圧に関連する整流平滑回路を有する。2次側DC電圧に関連する整流平滑回路は、2次巻線NSの電圧を整流して平滑する回路であって、2次巻線NSについての整流ダイオード110及び平滑コンデンサ111を有し、負荷112に接続される。例えば、負荷112はモータである。従来のDC-DC変換回路は、AC電源101と負荷112との間に配置される。
従来のDC-DC変換回路は、2次側DC電圧を1次巻線NPの側に配置されている電源IC104にフィードバックする回路を有する。2次側DC電圧を電源IC104にフィードバックする回路は、2次巻線NSの側の出力電圧を検知して、出力電圧を電源IC104にフィードバックするフィードバック検知回路である。フィードバック検知回路は、フォトカプラ113と、シャントレギュレータ114と、フィードバック制御を安定させるためのコンデンサ115と、フォトカプラ113のフォトダイオードについての電流制限抵抗116とを有する。コンデンサ115の印加電圧は、2次巻線NSの側の負荷112に流れる電流の量に対応して上下する。フィードバック検知回路は、シャントレギュレータ114についての電流供給用抵抗117と、シャントレギュレータ114についての位相補償コンデンサ118と、シャントレギュレータ114についての位相補償抵抗119と、2次側DC電圧を調整するレギュレーション抵抗120,121とを更に有する。
通常の動作において、AC電源101から従来のDC-DC変換回路に入力されたAC商用電源は、整流ダイオードブリッジ102で全波整流されて1次平滑コンデンサ103に1次側DC電圧として供給される。1次側DC電圧は、トランス105を介し、電源IC104のDRAIN端子1041に供給され、電源IC104の内部の起動回路203によってVCC端子1043に供給され、バイアス巻線NBについての平滑コンデンサ109に供給される。
電源IC104のVCC端子1043の電圧があらかじめ決められた電圧以上となるまで電源IC104が給電されると、電源IC104の内部の起動回路203は遮断され、バイアス巻線NBについての平滑コンデンサ109への給電は停止する。そうすると、電源IC104の内部のスイッチング素子制御回路202が起動し、スイッチング素子制御回路202はスイッチングFET201を導通状態にさせる。そうすると、トランス105の1次巻線NPに1次側DC電圧が印加され、バイアス巻線NBに1次巻線NPと同極側を正とする電圧が誘起電圧として印加される。
2次巻線NSにも誘起電圧が印加されるが、2次巻線NSに印加される誘起電圧は、2次巻線NSについての整流ダイオード110のアノードの側を負とする電圧であるため、2次側には伝達されない。従って、1次巻線NPに流れる電流はトランス105の励磁電流のみであり、トランス105には励磁電流の二乗に比例したエネルギが蓄積される。当該励磁電流は、時間の経過に従って大きくなる。バイアス巻線NBに誘起された電圧は、バイアス巻線NBについての整流ダイオード107と、整流ダイオード107についての電流制限抵抗108とを介し、バイアス巻線NBについての平滑コンデンサ109に供給され、電源が電源IC104に供給される。
次に、電源IC104の内部のスイッチング素子制御回路202がスイッチングFET201の状態を導通状態から非導通状態に切り替えると、トランス105が有する1次巻線NP、2次巻線NS及びバイアス巻線NBの各々にはスイッチングFET201が導通状態である場合と逆極性の電圧が印加され、2次巻線NSには2次巻線NSについての整流ダイオード110のアノードの側を正とする電圧が誘起される。
トランス105に蓄積されたエネルギをもとにする電流は、2次巻線NSについての整流ダイオード110で整流され、平滑コンデンサ111で平滑されて2次側DC電圧出力となり負荷112に供給される。以降、スイッチングFET201が導通状態と非導通状態とを繰り返すと、バイアス巻線NBについての平滑コンデンサ109はスイッチング周期で給電され、電源IC104への安定した電源の供給が行われる。
2次側DC電圧出力の電圧安定化制御は次のように行われる。まず、2次側DC電圧出力が2次側DC電圧を調整するレギュレーション抵抗120,121により分圧され、分圧された後の電圧がシャントレギュレータ114のリファレンス端子Vrefに入力される。シャントレギュレータ114についての位相補償コンデンサ118及び位相補償抵抗119は、位相のズレをコントロールして回路の安定動作を図る。
シャントレギュレータ114のリファレンス端子Vrefに入力された電圧がシャントレギュレータ114の内部のリファレンス電圧よりも高ければ、シャントレギュレータ114のカソードKとアノードAとの間が導通する。リファレンス端子Vrefに入力された電圧がシャントレギュレータ114の内部のリファレンス電圧よりも低ければ、シャントレギュレータ114のカソードKとアノードAとの間が遮断される。これによって、フォトカプラ113のフォトダイオードに電流が導通する、又はフォトダイオードへの電流が遮断されることで、1次側に2次側の電圧がフィードバックされる。
電源IC104のFB端子1044からは電源IC104の内部の定電流回路204からの一定の電流が流れ出ており、当該電流によりフィードバック制御を安定させるためのコンデンサ115に給電される。フォトカプラ113のフォトトランジスタはフォトダイオードに電流が流れると導通し、フィードバック制御を安定させるためのコンデンサ115から電荷が引き抜かれると、FB端子1044の電圧が下がる。
よって、スイッチングFET201を制御するスイッチング素子制御回路202は、FB端子1044の電圧を監視し、スイッチングを制御することで、2次側DC電圧を調整する。負荷112が軽負荷である場合、FB端子1044の電圧は低くなり、負荷112が重負荷である場合、FB端子1044の電圧は大きくなる。FB端子1044の電圧が低い場合、電源IC104は、FB端子1044の電圧に対応して増減するドレイン電流のピーク目標電圧を低くすることを決定する。
電源IC104は、ドレイン電流検出抵抗106の両端の電圧とドレイン電流のピーク目標電圧とを比較し、ドレイン電流検出抵抗106の両端の電圧がドレイン電流のピーク目標電圧と近くなるように制御を行う。そのため、ドレイン電流検出抵抗106の両端の電圧ピーク値は低くなる。FB端子1044の電圧が高い場合、ドレイン電流のピーク目標電圧は高くなり、ドレイン電流検出抵抗106の両端の電圧ピーク値は高くなる。
従って、負荷112が重負荷であれば、図3に示されるようにFB端子1044の電圧が高くなり、図4に示されるようにドレイン電流検出抵抗106の両端の電圧のピーク値が高くなってオンデューティが大きくなり、負荷112が軽負荷であれば、図5に示されるようにFB端子1044の電圧が低くなり、図6に示されるようにドレイン電流検出抵抗106の両端の電圧のピーク値が低くなってオンデューティが小さくなることで、トランス105を介して1次巻線NPの側から2次巻線NSの側へ伝達する電力が調整され、負荷112の程度にかかわらず2次側出力電圧を一定にする制御が行われる。
図3は、従来のDC-DC変換回路において、負荷112が重負荷である場合の経過時間に対するFB端子1044の電圧の変化を示すグラフである。重負荷は、異常負荷である。図4は、従来のDC-DC変換回路において、負荷112が重負荷である場合の経過時間に対するドレイン電流検出抵抗106の両端の電圧の変化を示すグラフである。図5は、従来のDC-DC変換回路において、負荷112が軽負荷である場合の経過時間に対するFB端子1044の電圧の変化を示すグラフである。軽負荷は、正常負荷である。図6は、従来のDC-DC変換回路において、負荷112が軽負荷である場合の経過時間に対するドレイン電流検出抵抗106の両端の電圧の変化を示すグラフである。
電源IC104のスイッチングFET201を制御するスイッチング素子制御回路202にフィードバックされる、ドレイン電流検出抵抗106の両端の電圧又は電源IC104のFB端子1044の電圧を、2次側の負荷112を制御する負荷制御用マイクロコンピュータ122にもフィードバックすることで、本開示の効果が得られる。
実施の形態1.
図7は、実施の形態1に係る電源回路1の構成を示す図である。電源回路1は、従来のDC-DC変換回路が有するすべての構成要素を有する。電源回路1は、ドレイン電流検出抵抗106の二つの端部のうちの電源IC104のSOURCE端子1042に接続されている端部に接続されている中継回路301と、中継回路301に接続されているAD(Analog Digital)変換回路123と、AD変換回路123に接続されている1次-2次間絶縁通信回路124と、AD変換回路123に接続されている分圧抵抗125,126とを更に有する。1次-2次間絶縁通信回路124は、負荷制御用マイクロコンピュータ122にも接続されている。分圧抵抗125は、1次平滑コンデンサ103にも接続されている。分圧抵抗125,126は、1次平滑コンデンサ103への印加電圧について分圧する機能を有する。
中継回路301、AD変換回路123、1次-2次間絶縁通信回路124及び分圧抵抗125,126は、ドレイン電流検出抵抗106の両端の電圧を負荷制御用マイクロコンピュータ122へフィードバックする回路を構成する。図7に示されるように、電源回路1は、電源IC104のSOURCE端子1042の電圧を、つまりドレイン電流検出抵抗106の両端の電圧を、負荷112を制御する負荷制御用マイクロコンピュータ122にもフィードバックする。
電源IC104のSOURCE端子1042が、中継回路301を介して1次巻線NPの側に配置されているAD変換回路123のAD入力ポートに接続されている。AD変換回路123は、1次-2次間の絶縁機能を有する1次-2次間絶縁通信回路124を介して、SOURCE端子1042の電圧を、負荷112を制御する負荷制御用マイクロコンピュータ122にフィードバックし、負荷制御用マイクロコンピュータ122は負荷112に流れる電流の量を計算する。つまり、負荷制御用マイクロコンピュータ122は、ドレイン電流検出抵抗106の両端の電圧の値をもとに負荷112に流れる電流の量を検知する機能を有する。
負荷112は、複数の負荷が並列に接続されたものである。各負荷の動作状況を踏まえ、異常な過電流と判断する基準値は、各負荷の状態が考慮され、負荷112を制御する負荷制御用マイクロコンピュータ122によって都度決定される。
負荷112に流れる電流の量が同じでも、1次平滑コンデンサ103の電圧が変化すると、SOURCE端子1042への印加電圧は変化する。そのため、例えば、AC電源101から印加されるAC電圧が変動する場合、又はAC電圧が整流された後の1次平滑コンデンサ103のリップル電圧の影響を無視することができない場合、分圧抵抗125,126を介し、1次巻線NPの側に配置されているAD変換回路123のAD入力ポートへの1次平滑コンデンサ103の印加電圧の変動を検知する印加電圧検知回路が設けられ、印加電圧検知回路が1次平滑コンデンサ103の印加電圧も加味して負荷112に流れる電流の量を計算してもよい。
分圧抵抗125,126と、1次巻線NPの側に配置されているAD変換回路123のAD入力ポートとの間には、例えばノイズフィルタ回路が配置されてもよい。
次に、中継回路301に関連する形態の例を示す。中継回路301に関連する形態は、後述される例に限定されない。
(1)図8は、実施の形態1に係る電源回路1が有する中継回路301に関連する形態の第1の例を説明するための図である。第1の例では、中継回路301は増幅器302である。図8に示されるように、電源IC104のSOURCE端子1042が増幅器302の入力部に接続されている。図8では、増幅器302の入力部には「+」の文字が付与されている。増幅器302の接地されている側の部位には、「-」の文字が付与されている。
増幅器302の出力部は、1次巻線NPの側に配置されているAD変換回路123のAD入力ポートに接続されている。増幅器302の入力電圧は増幅され、増幅器302の出力はAD変換回路123に与えられる。増幅器302は、入力インピーダンスが比較的高い構成要素である。増幅器302は、設定された倍率によって、電源IC104のSOURCE端子1042の電圧を、1次巻線NPの側に配置されているAD変換回路123のAD入力ポートが認識することができる電圧に増幅する。AD変換回路123のAD入力ポートに印加される電圧は監視され、負荷112に流れる電流量の程度が判別される。
(2)図9は、実施の形態1に係る電源回路1が有する中継回路301に関連する形態の第2の例を説明するための図である。第2の例では、図9に示されるように、中継回路301は、コンパレータ303と、整流ダイオード305と、整流ダイオード305についての電流制限抵抗306と、平滑コンデンサ307と、平滑コンデンサ307についての放電抵抗308とを有する。電源IC104のSOURCE端子1042がコンパレータ303の第1の入力部に接続されている。図9では、コンパレータ303の第1の入力部には「+」の文字が付与されている。任意の参照電圧VR304が用意されており、コンパレータ303の第2の入力部には、「-」の文字が付与されていて、任意の参照電圧VR304が印加される。
コンパレータ303の出力部は、整流ダイオード305のアノードの側と接続されている。整流ダイオード305のカソードの側が、整流ダイオード305についての電流制限抵抗306を介して、平滑コンデンサ307と、平滑コンデンサ307についての放電抵抗308と、1次巻線NPの側に配置されるAD変換回路123のAD入力ポートとに接続されている。
コンパレータ303に入力された任意の参照電圧VR304より電源IC104のSOURCE端子1042の電圧が高くなると、コンパレータ303の出力がハイとなり、平滑コンデンサ307が給電される。平滑コンデンサ307が給電されたことによって平滑コンデンサ307に蓄えられた電荷は、平滑コンデンサ307についての放電抵抗308によって時間の経過とともに放電される。負荷112に流れる電流が大きいほど、電源IC104のSOURCE端子1042の電圧が任意の参照電圧VR304を上回っている時間が長くなるため、単位時間当たりの平滑コンデンサ307へのチャージ量は増え、1次巻線NPの側に搭載されているAD変換回路123のAD入力ポートに印加される電圧は高くなる。
負荷112に流れる電流が小さければ、電源IC104のSOURCE端子1042の電圧が任意の参照電圧VR304を上回っている時間が短いため、単位時間当たりの平滑コンデンサ307への電荷のチャージ量は減り、1次巻線NPの側に配置されているAD変換回路123のAD入力ポートに印加される電圧は低くなる。従って、1次巻線NPの側に配置されているAD変換回路123のAD入力ポートに入力された電圧を監視することにより、負荷112に流れる電流の量の程度を判別することができる。
(3)電源回路1が有する中継回路301に関連する形態の第3の例では、電源IC104のSOURCE端子1042は、中継回路301を介さずに、1次巻線NPの側に配置されているAD変換回路123のAD入力ポートに接続されている。スイッチングFET201を制御するスイッチング素子制御回路202は、AD変換回路123のAD入力ポートに印加される電圧を監視し、負荷112に流れる電流の程度を判別する。
AD変換回路123は、マイクロコンピュータに置き換えられてもよい。
実施の形態2.
図10は、実施の形態2に係る電源回路1Aの構成を示す図である。電源回路1Aは、従来のDC-DC変換回路が有するすべての構成要素を有する。電源回路1Aは、電源IC104のFB端子1044に接続されている中継回路401と、中継回路401に接続されているAD変換回路123と、AD変換回路123に接続されている1次-2次間絶縁通信回路124と、AD変換回路123に接続されている分圧抵抗125,126とを更に有する。1次-2次間絶縁通信回路124は、負荷制御用マイクロコンピュータ122にも接続されている。分圧抵抗125は、1次平滑コンデンサ103にも接続されている。実施の形態2では、実施の形態1に係る電源回路1が有する中継回路301が中継回路401に置き換えられている。
中継回路401、AD変換回路123、1次-2次間絶縁通信回路124及び分圧抵抗125,126は、コンデンサ115への印加電圧を負荷制御用マイクロコンピュータ122へフィードバックする回路を構成する。図10に示されるように、電源回路1Aは、電源IC104のFB端子1044の電圧を、つまりフィードバック制御を安定させるためのコンデンサ115の両端の電圧を、負荷112を制御する負荷制御用マイクロコンピュータ122にもフィードバックする。
電源IC104のFB端子1044が、中継回路401を介して1次巻線NPの側に配置されているAD変換回路123のAD入力ポートに接続されている。AD変換回路123は、1次-2次間の絶縁機能を有する1次-2次間絶縁通信回路124を介して、負荷112に流れる電流の量を、負荷112を制御する負荷制御用マイクロコンピュータ122にフィードバックする。負荷制御用マイクロコンピュータ122は、コンデンサ115への印加電圧をもとに負荷112に流れる電流の量を検知する機能を有する。
負荷112は、複数の負荷が並列に接続されたものである。各負荷の動作状況を踏まえ、異常な過電流と判断する基準値は、各負荷の状態が考慮され、負荷112を制御する負荷制御用マイクロコンピュータ122によって都度決定される。
負荷112に流れる電流の量が同じでも、1次平滑コンデンサ103の電圧が変化すると、FB端子1044への印加電圧は変化する。そのため、例えば、AC電源101から印加されるAC電圧が変動する場合、又はAC電圧が整流された後の1次平滑コンデンサ103のリップル電圧の影響を無視することができない場合、分圧抵抗125,126を介し、1次巻線NPの側に配置されているAD変換回路123のAD入力ポートへの1次平滑コンデンサ103の印加電圧の変動を検知する印加電圧検知回路が設けられ、当該印加電圧検知回路が1次平滑コンデンサ103の印加電圧も加味して負荷112に流れる電流の量を計算してもよい。
分圧抵抗125,126と、1次巻線NPの側に配置されているAD変換回路123のAD入力ポートとの間には、例えばノイズフィルタ回路が配置されてもよい。
次に、中継回路401に関連する形態の例を示す。中継回路401に関連する形態は、後述される例に限定されない。
(1)図11は、実施の形態2に係る電源回路1Aが有する中継回路401に関連する形態の第1の例を説明するための図である。第1の例では、中継回路401は増幅器402である。図11に示されるように、電源IC104のFB端子1044が増幅器402の入力部に接続されている。図11では、増幅器402の入力部には「+」の文字が付与されている。増幅器402の接地されている側の部位には、「-」の文字が付与されている。
増幅器402の出力部は、1次巻線NPの側に配置されているAD変換回路123のAD入力ポートに接続されている。増幅器402の入力電圧は増幅され、増幅器402の出力部はAD変換回路123のAD入力ポートに与えられる。増幅器402は、入力インピーダンスが比較的高い構成要素である。増幅器402は、設定された倍率によって、電源IC104のFB端子1044の電圧を、1次巻線NPの側に配置されているAD変換回路123のAD入力ポートが認識することができる電圧に増幅する。1次巻線NPの側に配置されているAD変換回路123のAD入力ポートに印加される電圧は監視され、負荷112が重負荷であるか軽負荷であるかが判別される。
(2)電源回路1Aが有する中継回路401に関連する形態の第2の例では、電源IC104のFB端子1044は、中継回路401を介さずに、1次巻線NPの側に配置されているAD変換回路123のAD入力ポートに接続されている。AD変換回路123のAD入力ポートに印加される電圧は監視され、負荷112が重負荷であるか軽負荷であるかが判別される。
AD変換回路123は、マイクロコンピュータに置き換えられてもよい。
DC-DC変換回路は、負荷に想定されうる異常が発生して負荷が重負荷となることも想定して設計する必要がある。例えば、正常動作時に0.5Aの電流が流れ、ロック時に1Aの電流が流れ、フィードバックのない2次側の負荷であるDCモータをマイクロコンピュータでオン及びオフにする場合、ロックの発生時にもDC-DC変換回路が安全な状態で動作し続けるには、ロック時に1Aの電流が流れ続けたときでもトランスの温度及びスイッチングFETのジャンクション温度が定格以下となるよう、例えば大型のトランスと、オン抵抗が小さいFETが搭載されている電源ICとを実装する必要があり、高価かつ大型な部品の選定を行う必要がある。上記のロックは、異常である。
実施の形態1又は実施の形態2で説明された電源IC104のSOURCE端子1042の電圧を、つまりドレイン電流検出抵抗106の両端の電圧を、又はFB端子1044の電圧を、負荷112を制御する負荷制御用マイクロコンピュータ122にもフィードバックすることで、負荷制御用マイクロコンピュータ122は負荷112の異常を検知することができ、負荷112を停止することで、ロック時に1Aの電流が流れることは継続しないことになる。例えば、上記の異常は、DCモータのロックである。
即ち、実施の形態1又は実施の形態2で説明された技術を用いれば、ロック時に1Aの電流が流れ続けることを想定しなくてもよく、より小型のトランス、及びオン抵抗の大きいFETが搭載された電源ICを実装することができ、安価かつ小型の部品の選定が可能となる。更に言うと、実施の形態1に係る電源回路1又は実施の形態2に係る電源回路1Aが有するトランス105及びスイッチングFET201の小型化が可能となる。つまり、電源回路1及び電源回路1Aは、小型で安価な部品によって構成することができる。
実施の形態1又は実施の形態2で説明された技術を用いれば、フィードバックのない2次側の負荷について、過電流の異常検知が可能となる。また、負荷の状態をフィードバックすることにより、過電流が流れている異常な状態と判断するまでに時間を要する負荷の過電流検出スピードの向上が可能となる。
例えば、正常動作時に0.5Aの電流が流れ、ロック時に1Aの電流が流れ、フィードバックのない2次側の負荷であるDCモータをマイクロコンピュータでオン及びオフする場合、実施の形態1又は実施の形態2で説明された電源IC104のSOURCE端子1042の電圧を、つまりドレイン電流検出抵抗106の両端の電圧を、又はFB端子1044の電圧を、負荷112を制御する負荷制御用マイクロコンピュータ122にもフィードバックすることで、負荷制御用マイクロコンピュータ122は、負荷112の異常を検知することができる。例えば、上記の異常はDCモータのロックである。負荷制御用マイクロコンピュータ122が、負荷112が異常であることを検知した場合、負荷112の停止、応急動作への移行、又は異常記録データの記憶装置への書込みが可能となる。
具体的な異常の発生の一例として、フィードバックが行われないDCファンモータが冷蔵庫に搭載されていて、着霜が発生し、DCファンモータがロック状態であることを仮定する。過電流の異常を検知する機能が無ければ、マイクロコンピュータは、異常が発生しているか否かを判別することはできず、冷蔵庫の冷却不良につながってしまう。
しかし、過電流の異常を検知する機能があれば、例えば、DCファンモータの付近に設置されたヒータの駆動、若しくは冷却装置の一時的な停止といったDCファンの除霜動作へ移行すること、正常な状態へ復帰するような応急運転に移行すること、DCファンのロック異常履歴を記憶装置に書き込むこと、又は、冷蔵庫の風路不良の故障解析に役立たせることを行うことができる。上記の記憶装置の例は、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)である。
実施の形態1又は実施の形態2で説明された電源IC104は、電源IC104の内部にスイッチング素子であるスイッチングFET201を有する。スイッチング素子は、電源ICの外部に配置されてもよい。電源回路の構成は、図7又は図10に示された構成に限定されない。実施の形態1又は実施の形態2の構成と異なった構成で、スイッチング素子の電流を検出する抵抗、又は、スイッチング素子を制御する制御回路の端子であって2次側の負荷の増減に応じて印加電圧が変化する端子を監視し、2次側の負荷112を制御する負荷制御用マイクロコンピュータ122を有する構成、でもよい。図2に示された電源IC104の内部の構成は一例であり、電源IC104の内部の構成は図2に示された構成に限定されない。
実施の形態1及び実施の形態2では、スイッチング素子はスイッチングFET201であるが、スイッチング素子はFETに限定されない。
実施の形態3.
図12は、実施の形態3に係る冷蔵庫10の構成を示す図である。冷蔵庫10は、制御基板11と負荷14を有する。制御基板11には電源回路12と、負荷制御用マイクロコンピュータ13と記憶装置15とを有する。電源回路12は、実施の形態1に係る電源回路1、又は実施の形態2に係る電源回路1Aである。例えば、記憶装置15の一部は半導体メモリである。冷蔵庫10は、負荷14への異常電流を検知した後に負荷制御用マイクロコンピュータ13が負荷14を停止させる動作又は異常時の動作への移行を行う機能、異常を解消する応急動作へ移行する機能、及び、異常の発生を示す情報を記憶装置15へ記憶する機能を有する。
実施の形態4.
図13は、実施の形態4に係る冷蔵庫20の構成を示す図である。冷蔵庫20は、制御基板21と負荷24を有する。制御基板21には電源回路22と、負荷制御用マイクロコンピュータ23とを有する。電源回路22は、実施の形態1に係る電源回路1、又は実施の形態2に係る電源回路1Aである。冷蔵庫20は、負荷24への異常電流を検知した後に負荷制御用マイクロコンピュータ23が負荷24を停止させる動作又は異常時の動作への移行を行う機能、を有し、本機能によって電源回路22の構成部品の小型化を図る。
実施の形態5.
図14は、実施の形態5に係る空気調和機30の構成を示す図である。空気調和機30は、制御基板31と負荷34を有する。制御基板31には電源回路32と、負荷制御用マイクロコンピュータ33と記憶装置35とを有する。電源回路32は、実施の形態1に係る電源回路1、又は実施の形態2に係る電源回路1Aである。例えば、記憶装置35の一部は半導体メモリである。空気調和機30は、負荷34への異常電流を検知した後に負荷制御用マイクロコンピュータ33が負荷34を停止させる動作又は異常時の動作への移行を行う機能、異常を解消する応急動作へ移行する機能、及び、異常の発生を示す情報を記憶装置35へ記憶する機能を有する。
実施の形態6.
図15は、実施の形態6に係る空気調和機40の構成を示す図である。空気調和機40は、制御基板41と負荷44を有する。制御基板41には電源回路42と、負荷制御用マイクロコンピュータ43とを有する。電源回路42は、実施の形態1に係る電源回路1、又は実施の形態2に係る電源回路1Aである。空気調和機40は、負荷44への異常電流を検知した後に負荷制御用マイクロコンピュータ43が負荷44を停止させる動作又は異常時の動作への移行を行う機能、を有し、本機能によって電源回路42の構成部品の小型化を図る。
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、実施の形態同士を組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略又は変更することも可能である。
1,1A,12,22,32,42 電源回路、10,20 冷蔵庫、11,21,31,41 制御基板、13,23,33,43,122 負荷制御用マイクロコンピュータ、14,24,34,44,112 負荷、15,35 記憶装置、30,40 空気調和機、101 AC電源、102 整流ダイオードブリッジ、103 1次平滑コンデンサ、104 電源IC、105 トランス、106 ドレイン電流検出抵抗、107,110,305 整流ダイオード、108,116,306 電流制限抵抗、109,111,307 平滑コンデンサ、113 フォトカプラ、114 シャントレギュレータ、115 コンデンサ、117 電流供給用抵抗、118 位相補償コンデンサ、119 位相補償抵抗、120,121 レギュレーション抵抗、123 AD変換回路、124 1次-2次間絶縁通信回路、125,126 分圧抵抗、201 スイッチングFET、202 スイッチング素子制御回路、203 起動回路、204 定電流回路、205 過電圧保護回路、206 過電流保護回路、207 過負荷保護回路、301,401 中継回路、302,402 増幅器、303 コンパレータ、308 放電抵抗、1041 DRAIN端子、1042 SOURCE端子、1043 VCC端子、1044 FB端子、1045 GND端子、NP 1次巻線、NS 2次巻線、NB バイアス巻線。

Claims (5)

  1. 交流電源と負荷との間に配置される電源回路であって、
    1次巻線及び2次巻線を有するトランスと、
    前記1次巻線に流れる電流を断続するスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子が行う動作を制御するスイッチング素子制御回路と、
    前記2次巻線の電圧を整流して平滑する整流平滑回路と、
    前記2次巻線の側の出力電圧を検知するフィードバック検知回路と
    前記フィードバック検知回路から前記出力電圧のフィードバックを受けて前記負荷を制御する負荷制御用マイクロコンピュータとを備え、
    前記フィードバック検知回路は、前記負荷制御用マイクロコンピュータのフィードバック端子とGNDとの間に接続され、前記2次巻線の側の前記負荷に流れる電流の量に対応して印加電圧が上下するコンデンサを含み、
    前記負荷制御用マイクロコンピュータは、前記コンデンサへの印加電圧をもとに前記負荷に流れる電流の量を検知する機能を有する電源回路。
  2. 請求項1に記載の電源回路を有する冷蔵庫であって、
    前記負荷への異常電流を検知した後に前記負荷を停止させる動作又は異常時の動作への移行を行う機能、
    異常を解消する応急動作へ移行する機能、及び
    異常の発生を示す情報を記憶装置へ記憶する機能を有する
    冷蔵庫。
  3. 請求項1に記載の電源回路を有する冷蔵庫であって、
    前記負荷の異常電流を検知後に前記負荷の停止又は異常時動作への移行を行うことで、
    請求項1に記載の電源回路の構成部品の小型化を図った冷蔵庫。
  4. 請求項1に記載の電源回路を有する空気調和機であって、
    前記負荷への異常電流を検知した後に前記負荷を停止させる動作又は異常時の動作への移行を行う機能、
    異常を解消する応急動作へ移行する機能、及び
    異常の発生を示す情報を記憶装置へ記憶する機能を有する
    空気調和機。
  5. 請求項1に記載の電源回路を有する空気調和機であって、
    前記負荷の異常電流を検知後に前記負荷の停止又は異常時動作への移行を行うことで、
    請求項1に記載の電源回路の構成部品の小型化を図った空気調和機。
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